学校全体でのあれこれ
2年生を対象に主権者教育が行いました。
大津町役場の方をお招きして、2年生を対象に主権者教育が行われました。
「選挙とは何か」「私たちにどんな影響があるのか」といったテーマを中心に、わかりやすくお話しいただきました。
来年から実際に有権者として選挙に参加する生徒たちにとって、政治や選挙を「自分ごと」として考える貴重な機会となりました。
特に、20代前半の投票率が全国的に低下している今、こうした学びの場は、未来を担う世代としての意識を高める重要な一歩となります。
「一票」の重みを知り、社会とつながる第一歩を踏み出しました。
「性教育講演会」
6月6日(金)6限目に1年生を対象とした性教育講演会を行いました。講師として性暴力被害者のためのサポートセンター ゆあさいどくまもと支援員の方をお招きし、「安心安全な関係のために ~ 考えてみよう、性暴力のこと ~」と題し、講演をしていただきました。
性暴力とは何かを理解するために重要なキーワードとして「境界線」と「性的同意」を挙げられ、相手の同意なく性の境界線を破る言動が性暴力であり、内閣府が調査したところによると16~24歳を対象としたオンラインアンケートでは、4人に1人の割合で何らかの性暴力被害の体験があると回答している実情をお話になりました。また、直接的なものだけでなく、デジタル性暴力(性的画像の要求や画像・動画による脅迫)などにも注意し、もし、被害にあった時の対処法をアドバイスしていただきました。
性暴力が及ぼす影響などを正しく理解し、一人ひとりを尊重する態度を養ってほしいと思います。
高校総体
5月30日(金)から6月4日(水)まで令和7年度第53回熊本県高等学校総合体育大会が開催されました。5月30日には、パークドーム熊本にて高校総体の総合開会式が行われ、本校からは男子サッカー部が生徒代表として堂々と行進を行いました。各競技、県下全域で行われ、本校生徒も力の限りを尽くし全力で戦いました。成績上位に進んだのは以下の通りです。
男子サッカー部 優勝(全国大会・九州大会出場)
体操部 女子個人総合 優勝 吉岡樹珠菜さん(全国大会・九州大会出場)
種目別 跳馬・段違い平行棒・平均台 優勝 ゆか 第2位 すべて吉岡樹珠菜さん
少林寺拳法部 男子単独演武 1位 山本陽文さん(全国大会・九州大会出場)
3位 内田海斗さん(九州大会出場)
女子単独演武 2位 山本真綾さん(全国大会・九州大会出場)
男子組演武 4位 木村優人さん(九州大会出場)
朴木太一さん(九州大会出場)
女子組演武 4位 神澤咲希さん(九州大会出場)
藤川真輝さん(九州大会出場)
陸上競技部 男子400m 北里唯歩亜さん(南九州大会出場)
女子バスケットボール部 ベスト8
(全力を尽くし戦った大津高校生徒たち)
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「高校総合文化祭」
5月30日(金)から5月31日(土)にかけて第37回熊本県高等学校総合文化祭が開催されました。
総文祭は、シアーズホーム夢ホール,熊本市国際交流会館,県立美術館本館の分散開催でした。本校からは美術部,演劇部,茶華道部(茶道),メディア部(放送)が参加しました。
5月24日(土)に吹奏楽部が参加予定だったパレード部門は、残念ながら雨天のため中止となりました。
美術部は昨年度開催された熊本県高等学校美術展で、最優秀賞に選ばれた小方さんの作品や、優秀賞を受賞した卒業生の前田さんの作品が展示されました。また、総合文化祭の開催にあたって募集されたポスター作品で優秀賞に選ばれた牛島さんの作品と佳作に選ばれた後藤さん、山口さんの作品も展示されました。
演劇部は開会式でのオープニングアピールや国際交流会館の運営を精力的に行いました。
茶華道部(茶道)は、隔年開催となるため今年度は2年ぶりの出場となりました。前回はコロナ禍だったため呈茶をすることができませんでしたが、今回は3年生の家入さん(お点前)、川上さん(半東)、他の生徒はお運びをして一服のお茶をお出しすることができました。大勢のお客様を前に緊張したようですが、立派に務め有終の美を飾ることができました。また、夏休みには表千家学校茶道合同茶会、秋には文化祭を控えていますので、これから1,2年生は3年生の背中を追いかけて稽古に精進することと思います。
メディア部(放送)は、昨秋、福岡で行われた九州高校放送コンテストで優良賞(全九州7位)を受賞したテレビ番組「未来への記憶」を、国際交流会館6階ホールで発表上映しました。
6月に開催されるNHK杯全国高校放送コンテスト県大会では続編を、7月末に四国で行われる「全国総合文化祭かがわ総文2025」では、続々編となるビデオメッセージを発表する予定です。戦後80年を迎える今年、新作2本のドキュメント番組を通して、戦争体験者の証言と平和へのメッセージを全国に伝えたいと思います。
美術部
メディア(放送)部
2年理数科野外実習(熊本博物館・江津湖)
5月21日(水)に2年理数科40名が午前に熊本博物館、午後に江津湖で野外実習を行いました。熊本博物館では学芸員の方から生物多様性について講義を受け、その後館内の見学をしました。講義では外来生物や江津湖の保全活動など知らないことをたくさん学ぶことができました。また、動物の標本を近くでじっくりと見ることができたことが貴重な経験となったようです。午後はあいにくの雨の中でしたが、江津湖の水質調査や生物調査を行いました。雨で水が濁っていたこともあって生物を見つけることは難しかったですが、ずぶ濡れになりながらも楽しく採集することができました。理数科の生徒の探究心が一層高まる1日となりました。
熊本総体サッカー決勝戦を全校で応援しました
6月4日(水)令和7年度熊本県高等学校総合体育大会サッカー競技(男子)の決勝を全校生徒で応援しました。晴天で気温も高く熱中症が心配されましたが、生徒一人一人がしっかり対策を取り、大事もなく全力で応援をすることができました。応援のサッカー部の生徒達も試合を盛り上げるべく全力で挑んでくれました!
全校生徒で応援する貴重な機会を与えてくれた選手達や先生方、その他全ての方々に感謝を申し上げます。これから九州大会及び全国大会に出場します。これからも学校全体でサポートしていきます!頑張れ!
「大津最高!!!」校長室での女子会ランチ
暑い日が続き、そろそろ疲れも出てくるこの時期…。 そんな空気を吹き飛ばすほど楽しいひとときを、校長室で過ごす生徒たちの姿がありました。 女子会では、校長先生が英語を織り交ぜながら話されると、生徒たちは流行の言葉をレクチャーし、校長室は、笑顔の絶えない空間となっていました。 生徒と仲睦まじく談笑している校長先生のお姿を見て、私は心から思いました。 「大津最高!!!」 と。
大津最高の様子
嬉しそうな校長先生とおいしそうなお弁当を食べる生徒たちの様子
防災講話(災害)
5月23日(金)に体育館にて防災講話がありました。初めに防災主任の平山先生から、これからの梅雨時季の大雨や台風などでどのように行動すべきかについてお話がありました。「2年前の7月に線状降水帯が発生し、多くの河川が決壊したり家屋が倒壊しました。本校においては電車がストップし、200名以上の生徒が駅で待機する事態になりました。大津高校ではこの時のことを教訓にして、防災意識を日々高めるべく取り組んでいます。」
その後、教科と連携した取り組みとして、地歴公民科の池田先生より「災害・防災~差し迫った状況の時にあなたはどう動く?~」と題して、避難時の持ち出し品や実際に帰宅困難者となった場合どのような行動をとるべきかなど、自分事として捉えやすい例を挙げながらお話されました。具体的には、熊本市内に出かけた際に災害にあったら、一時避難所がどこにあるか(水害の場合、熊本市中心部は海抜高度が低い場所があるので一時避難所の数も減る可能性がある)や、むやみやたらに移動しないほうが良い場合もあることなど、知っているのと知らないとでは大きな違いがあると話されました。また、飲料水や食料・モバイルバッテリーを準備し、日頃から家族で安否確認の方法や集合場所を話し合うなど防災意識を高く持つことが大事であること、災害が差し迫ったからといって慌てることなく、状況に応じた行動を冷静にとれるようになってほしい、いつ災害が起きてもいいようにしっかりと対策を整えるようにしてほしいとのお話がありました。
これからも大津高校では、年間を通して防災意識を高める講話や訓練を行っていきます。
大津いちご保育園ボランティア
大津高校では毎年、大津いちご保育園にお伺いして園児の皆さんに読み聞かせなどのボランティアを行っています。今年も多くの生徒が参加しており、とても楽しく有意義な時間を過ごしているところです。大津いちご保育園の皆さん、いつもありがとうございます!
情報モラル講座を行いました。
情報モラル講座を行いました。
スマートフォンやインターネットを安全かつ適切に利用するために、この講座で身近な問題を題材とした3本の動画を視聴しました。
1本目の動画では、本人の許可なく撮影・投稿されたことで「肖像権」が侵害されるケースが紹介されました。また、悪意ある加工等で他人を傷つけてしまうこともあることを再認識しました。
2本目の動画では、ケータイゲームに夢中になるあまり、友人との大切な時間を無駄にしてしまう場面が描かれていました。便利なデジタル機器とどう付き合うか、自分自身の時間の使い方を見つめ直すきっかけになったと思います。
3本目は「闇バイト」の危険性についての内容でした。甘い言葉につられて犯罪に加担してしまう若者がいるという現実を知り、正しい判断力と情報の取捨選択がいかに重要かを考えさせられる内容でした。
今の時代、スマートフォンやインターネットは私たちのすぐそばにある便利な道具です。しかし、その使い方を誤ると、自分だけでなく周囲の人々にも大きな影響を与えてしまいます。だからこそ、高校生の皆さんにも、情報の取り扱いや行動に責任を持ち、トラブルを未然に防ぐ意識をこれからも持ち続けてほしいと思います。