馬術部 活動日誌

馬術部 活動日誌

馬の繁殖(人工授精)に向けて

現在馬術部には、牝馬の頭数も多く、繁殖(人工授精)を行い未来の南稜高校馬術部のために強い馬が作れないか模索しているところです。

枠場を整理し、馬の直腸検査を行いながら少しずつ人工授精ができるように馬を慣らしていきます。部員が実際に直腸検査を行います。

 

 

熊本県馬術新人大会総合優勝

 令和2年度熊本県高等学校体育連盟馬術新人大会が行われ、選手及び本校所有馬の頑張りにより、5種目中4種目での優勝・入賞を果たし、2年連続の総合優勝を果たすことができました。

大会の様子をご覧ください。

 

  競技出番前にコースの下見を行い、本番へ向けて作戦を考える様子。

本校ジュニアクラブの経験者 すばらしい走行をみせ5位入賞を果たした。

 

初日を終え、結果に満足しないよう次の日の目標を部員全員で共有する。

1年生の選手もよく頑張りました。

 最も難易度の高い標準障害飛越競技で決勝戦へ進出し、3位入賞を果たした。

 馬場馬術競技で昨年度の先輩と同様の優勝を果たした。本校ジュニアクラブ出身

難しい馬であるが、上手に乗りこなし、6位入賞を果たした。

 現馬術部の主将を務め、2種目での優勝を果たした。

 

競技結果

  第1競技 馬場馬術競技A3課目

      優勝(2年連続)2A2 杉山 仁美 ゼネラルフォンテン号

           2位 2A2 漆原 竜吉 ピックウィジョン号

    

  第2競技 小障害飛越競技

           優勝 2A2 漆原 竜吉 ピックウィジョン号

           5位  2H 永溝 歩華 ウォーターマハロ号

    

  第3競技 標準障害飛越競技

           優勝 2A2 漆原 竜吉 ピックウィジョン号

           3位 2A1 溝辺 優后 カレイカルロッタ号

           6位 2A2 内田 陽紀 雪菜号

 

  第5競技 貸与馬団体障害飛越競技

    優勝(2年連続)漆原竜吉・永溝歩華・内田陽紀・杉山仁美・溝辺優后・黒木樹里

  

※総合成績

    優勝(2年連続) 熊本県立南稜高等学校

2020熊本県高等学校馬術競技大会 結果報告

2020熊本県高等学校馬術競技大会

7月18日~19日にかけて3年生を中心とした2020熊本県高等学校馬術競技大会(高校総体代替大会)が実施されました。

コロナの影響で3月より臨時休校に入り、練習も限られていたなか、7月4日には人吉球磨に甚大な被害を与えた水害もあり、3年生部員1名は自宅が被害に遭いました。今大会は今までになく、練習もままならない状況の中での出場でした。しかし、馬場馬術競技(A3課目)優勝を初め、3年生最後の県内高校公式戦において悔いの無い結果を収めることができました。

馬場馬術競技(A3課目)で優勝した3年鍬田怜奈さん

鍬田さんは昨年10月に行われた熊本県高校馬術新人大会においても馬場馬術で優勝し今回2度目の優勝です。

3種目で6以内の入賞を果たした、3年主将の城子 健くん

練習時間も限られていましたが、本当によく頑張りました。

 

競技成績

馬場馬術競技(A3課目)  優勝 3年 生活経営科 鍬田 怜奈

              ※令和元年度高校馬術新人大会においても優勝

                           5位 3年 総合農業科 城子 健

二段階障害飛越競技     5位 3年 生活経営科 鍬田 怜奈

              6位 3年 総合農業科 城子 健

標準障害飛越競技      6位 3年 総合農業科 城子 健

 

今後まずは進路実現に向けて頑張ってください。

馬術部卒業生との送別試合

2月22日(土)に馬術部毎年恒例の送別試合を行いました。

1~3年生9名を3チームに分けて団体戦の試合形式と同じルールで行いました。

どの選手も本気で戦っていました。

各チームの選手を応援する選手たち

優勝は3年生エース吉鶴君率いるチームが他のチームとの僅かな差により優勝しました。

 

送別試合後は場所を移し、送別会が開かれました。部員やジュニアクラブ、保護者や南稜高校馬術部後援会の方々など50名近くが集まり3年生3名を送り出しました。3年生は、在校生や保護者会、顧問、後援会から花束や色紙、記念品を一人では抱えきれないほど、受け取っていました。会場全体が涙、涙のすばらしい会でした。

3年生の主な成績は

第51回全日本高等学校馬術競技大会 3位

第52回全日本高等学校馬術競技大会 準優勝

第53回全日本高等学校馬術競技大会 出場

第73回国民体育大会        出場

第74回国民体育大会        出場

昨年度は日本代表選手として「平成30年度全日本高等学校障害強化合宿INオーストラリア」へ参加した選手もいます。

 

3年生の進路

東京農業大学 (馬術部)

乗馬クラブ クレイン(乗馬インストラクター)
宮崎ペットワールド専門学校(動物看護師)

 

3年生の中には卒業式の前日まで時間を作り、後輩部員や馬のために管理や指導に来てくれました。

そして、何より3年間南稜高校馬術部の馬と向き合い、管理しながら練習に励んでこれたことがすばらしいです。この経験が今後の人生の大きな糧になることだと思います。これからの活躍を期待しています。

 

 

 

 

 

第25回九州地区自馬選手権大会兼南稜高校チャリティー馬術大会報告

毎年、南稜高校馬術競技場にて行われる第25回九州地区自馬選手権大会兼南稜高校チャリティー馬術大会が2日間の日程で行われました。

その中で2年生2名の活躍により自馬競技大会(LAクラス)にて団体優勝を果たしました。

予選ではトップタイム・減点0でゴールを切る2年生活経営科 鍬田 怜奈さんとトシスプリング号

本校の主力馬イーグル号にて減点0の見事な走行をみせたキャプテン2年総合農業科 城子 健くん

上記2年生2名の好成績により団体優勝を果たすことができた。

表彰台に上がり、嬉しさを隠しきれないキャプテンの城子 健くん

 

3年生の引退試合にもなった。

本校ジュニアクラブ(小5)から始め、全国大会では、異例の3位・準優勝を成し遂げ、国体にも2度出場した3年総合農業科 吉鶴涼太朗くん。

高校から馬術を始め3年生では全国大会へ出場した3年総合農業科 明石 絢乃さん。馬が好きで乗馬クラブへの就職を決めた。

 

1年生も多数の選手が入賞し、よく頑張りました。

1年生活経営科の永溝歩華さんとゼネラルフォンテン号。この選手も本校ジュニアクラブから始めた経験者です。

 

 

今大会では参加者

高校生約50名

一般 約30名

ジュニア13名

来場者も含めると両日ともに150人近い方々にご来場いただきました。

 

部員は大会の準備(仮厩舎作り)や競技で使用する障害物の準備を時間をかけて行ってきました。このように大会の運営に携われることも、他の学校では経験できない南稜高校馬術部の良さだと思います。

 

閉会式前には今大会メインスポンサーでもある社台スタリオンステーション筒井裕司様より「馬の扱い方」について実践を交えたご講話をいただき、プロの技術に触れ高校生は真剣に聞き入り、最後には積極的に質問をしていました。

 

終わりに今大会に協賛をいただいた社台スタリオンステーション始め、スポンサーの皆様。大会の準備・炊き出し・運営に携わっていただいた保護者の皆様・南稜高校馬術部後援会の皆様・南稜高校生徒会・放送部の部員・顧問の先生方、競技場へご来場いただいた全ての皆様に感謝申し上げます。