食品工業科 NEWS
飴細工講習会(食品工業科)
食品工業科2年「食品製造」の授業で、伝統的な技術の継承や創造力の育成等を目的とした「飴細工講習会」を実施しました
講師としてお招きした清田祥吾様は、平成18年度の本校食品工業科の卒業生です飴細工に造詣が深く、九州を拠点としてキャリアを重ねる中で各種コンテストにも積極的に出場され、数多くのパティシエと競い合いながら技術を高め続けておられます
今回の講習会では、調製した飴が個々のパーツになり、1つの作品が作り出される過程を、清田様に実演していただきました
「今日は、飴細工を教えるというよりは、飴細工ってすごい!ということを感じてもらいたい…そんな気持ちで来ました」とおっしゃっていた清田様。その思いはしっかりと生徒に伝わっていたようで、ただの透明な飴の塊がキラキラとした光沢のある繊細な形状に変化していくたびに、生徒からは感嘆の声が上がっていましたとても貴重な時間を提供していただいたことに、改めて感謝申し上げます!
生徒の感想
〇飴細工はテレビで少し見たことがあって、きれいですごいと思って、生で見るともっと感動しました。
〇本当に飴なのかと疑うくらいすごくきれいな作品でした。食科じゃなかったら、一生見ることはなかったと思うので、今日見ることができてよかったです。
〇かたそうな飴を簡単にのばしていたり、小っちゃいくずれそうな飴を組み立てたり、少し動かしたら壊れそうなのに持っていても壊れなくて、すごいものを見れたと思いました。
〇砂糖を温める温度やランプの温度にも意味があり、飴細工すごいなと思いました。
〇専門的な知識や技術があって、話を聞いているのも楽しかったです。
〇使う材料もグラニュー糖のみだと思っていたら、「パラチニット」という材料もあるということを知り、驚きました。自分が知らないことはまだたくさんあるので、視野を広げて就職を決めていこうと思います。
〇清田さんの技術がすごくて、私も少しやってみたいなと思いました。
〇実際に見て、技術が人の心を動かすものだとあらためて感じることができました。
牛乳・乳製品を使った料理コンクールに出場!(食品工業科)
12月6日(土)、熊本市中央公民館にて「第18回牛乳・乳製品を使った料理コンクール」の実技審査が実施され、食品工業科1年のOさんが出場しました
このコンクールは、牛乳・乳製品についてのより正しい知識の普及とこれらを使用した料理への動機付け・定着化を図ることを目的としたもので、「ごはん・おかず部門」と「デザート部門」の2部門がありますOさんの作品は、総数195の応募の中から書類選考によって7つの優秀作品のひとつに選ばれたため、実技審査に出場できることになりました!
Oさんは「フレッシュ!!トマトクリームオムレツ」を考案して「ごはん・おかず部門」に出品トマトの酸味と生クリームのまろやかさを生かした素朴な味のクリームと、彩り豊かな野菜をたくさんとれることが特徴の一品です
これまでに試作を重ねる中で、制限時間内に完成させることが課題だと感じていたようです…その点を意識することで、今回の実技審査では、無事に制限時間内に作品を完成させることができました
結果は優良賞で、上位入賞とはなりませんでしたが、審査講評でアドバイスをいただけたことや、他の出場者の作品を知る機会を得られたことが、よい刺激となったようです今後も様々な活動に挑戦することを続け、技術と創造力に磨きをかけていきましょう
食品に含まれる食塩を調べる!(食品工業科)
3年生の実験で「モール法」を行いました。
モール法という実験は、食品中に含まれる食塩の量を調べる実験です。
今回は複数の醤油を試料に実験を行いました。
この実験は試料と試薬を入れて滴定をして、その滴定値をもとに計算を行って数値を求めます。
滴定だけで難しくはないのですが、終点を見極めることが難しい実験です。入れすぎると行きすぎて滴定失敗になるので、一滴一滴入れなければ終点を見逃すので、慎重に滴定を行わなければなりません。
3年生にとっては最後の実験でしたが、滴定の行きすぎもなく、終点も目指す色をどの班も成功していました。
実験の数値も商品の食塩量と一致しており、さすが3年生だと思える実験でした。
大変な実験も多かったですが、楽しく実験してくれて良かったです。お疲れ様でした!
オリジナルのくん製作り(食品工業科)
3年生および2年生の「食品製造」の授業で、オリジナルのくん製作りを行いました
木材が不完全燃焼するときに発生する煙で食品をいぶすことをくん煙といい、これによって作られる食品がくん製です文化祭で販売したベーコンやロースハム、ソーセージもくん煙によって製造された食品であり、煙に含まれる殺菌・防腐成分によって保存性が向上するとともに、特有の色合いと香りが加わった仕上がりになります
今回の授業では、生徒が自分たちで考えて選び抜いた食材をくん煙し、できあがったくん製を実食することで、どのような変化が生じたのかを確かめました予想外の変化や外観と味のギャップなど、実際に食べることで得られた気付きや発見が印象に残った生徒も多くいたようです
今回の授業で芽生えた意欲や関心を、日々の学校生活でも大切にしていきましょう!
生徒の感想(3年生)
〇ちくわが2まわりぐらい小さくなっていておもしろかったです。弾力が増して、味も食感もさきいかみたいでした。
〇思いのほか「蒲焼さん太郎」がいちばん美味しかった。パリパリで味が濃くなっていた。
〇かまぼこが黒く焦げてて、おいしくないと思ったけど、焦げ感があまりなく食べやすかった。
〇良くなったものより悪くなったものの方が多かった。煙との距離も大事だと感じた。
〇どんな味になるのかを考えながらやるのが楽しかったです。もう1回やりたいなーと思いました。
〇美味しくなりそうと思った食材が、あまり美味しくなかった。もっといろんな食材を試してみたいと思った。
授業の記録用紙(2年生)
シフォンケーキ(食品工業科)
食品工業科1年生「食品製造」の授業で『シフォンケーキ』
を作りました。
アメリカ生まれのスウィーツで、できあがった生地の様子が絹織物(シフォン)のようにきめ細かく、ふんわりと軽い食感なのでシフォンケーキと名付けられました。
製造工程で重要となるポイントは、卵黄・砂糖・水・サラダ油を乳化(水と油をなじませること)させてもったりと泡立てる工程、卵白と砂糖を泡立てるメレンゲ作りの工程、この2つです。卵白を凍結直前まで冷やすとしっかりとしたメレンゲができます。
全体を混ぜ合わせる時、気泡を潰さないようにやさしく混ぜると、ふんわりとした生地が完成します。
焼き型に流し入れて、170℃のオーブンで35分間焼きます。
焼き上がったら逆さまにして冷却します。
全員ふんわり焼き上がりましたよ
生徒の心に残った出来事(9~10月)を紹介します(食品工業科)
生徒たちが日々の学校生活の中で魅力に感じたことを記録・蓄積していく、「学科の魅力 ポートフォリオ」の9~10月の記載内容をご紹介します
【9-10月】学科の魅力ポートフォリオまとめ(F1).pdf
【9-10月】学科の魅力ポートフォリオまとめ(F2).pdf
【9-10月】学科の魅力ポートフォリオまとめ(F3).pdf
「学科の魅力 ポートフォリオ」の7~8月の記載内容は、こちらからどうぞ
「学科の魅力 ポートフォリオ」11月の記載内容は、12月上旬に紹介する予定です
タンパク質を調べる!(食品工業科)
3年生の実験で「セミミクロケルダール法」を行いました。
セミミクロケルダール法という実験は、食品中に含まれるタンパク質の量を調べる実験です。
タンパク質を構成する元素には炭水化物や脂質に含まれない「窒素」が含まれています。そのためこの窒素を調べることで、大体のタンパク質量を調べることができます。
今回はきな粉を試料に実験を行いました。
この実験はパルナス型蒸留装置を使います。操作を間違えると大怪我や事故に繋がる実験ですので、緊張感をもちながら実験に取り組みました。
蒸留が終わったらその後に滴定を行い、滴定値をもとに計算をして求めます。
蒸留も難しいですが、それ以上に滴定が難しく、3年生も苦戦しながらも終点である「灰色」を目指し頑張っていました。
結果は大きな誤差もなく、目標とする数値が出てきて安心していました。
今回は大変な実験でしたが、楽しく実験する姿が見ることができて良かったです。
クリームの分離・練乳の製造(食品工業科)
3年生「食品製造」の授業で、「牛乳の加工」に関する学習の一環として、生乳からクリーム(純乳脂肪)を分離する実習を行いました
市販されている牛乳のほとんどは、脂肪球を砕いて均質化する処理が施されていますが、搾乳直後の生乳であれば、クリームセパレーターを利用することでクリームを分離することができます今回は、畜産科からいただいた生乳を使用しました
クリームセパレーターは、乳脂肪とその他の成分の比重の違いを利用して、遠心力によってクリームを分離する仕組みになっており、投入した生乳がクリームと脱脂乳に分かれて出てきます
クリームを分離した後に残った脱脂乳は、砂糖を加えて濃縮し、練乳に加工しました練乳を作るという発想自体がなかった生徒も多くいたようですので、今回の実習が生徒の視野を広げることにつながっていれば嬉しいです
生徒の感想
〇練乳の製造方法が全く思い浮かばなかったので、製造方法が意外と簡単で家でも作れるということにとても驚きました。
〇練乳を作ることも、作り方を考えたこともなかったけれど、今回作り方を学んで、おいしそうなものが作れたのでよかったです。
〇沸騰はしていても、なかなか練乳のトロトロ感がでず液体のままだったため、失敗したのではないかと不安になりました。ひたすら木べらで混ぜていると、急にトロトロになり、普段見る練乳になりました。
〇とてもいい香りでした
〇牛乳600gからできる量が思ったよりも少なくて、どんどん濃縮されて減っていくのもおもしろかったです。
〇煮詰めていると泡が出てきて、ジャムを作ったときみたいになりました。砂糖が多いと似たようになるんだと思いました。
〇泡がぶわーと吹き出てくるときがあって、調整が難しかったです。
トマトケチャップの製造(食品工業科)
食品工業科2年「食品製造」の授業で、野菜類の加工に関する学びの一環として、トマトケチャップの製造実習を行いました
多くの種類の野菜がある中で、特にトマトは組織が柔らかく、破砕・搾汁がしやすいことから、様々な形に加工されます今回の実習では、下処理として「裏ごし」をするものとしないものの2種類を製造し、仕上がりにどのような違いがあるかを比較しました
原材料のトマトは、農業科で生産されたものを譲っていただきました!規格外で出荷できないトマトですが、完熟しており味は抜群です
皮をむいたトマトをミキサーにかけ、砂糖、食酢、香辛料を加えながら濃縮していきます
濃縮前のトマト…裏ごしなし(左)は、裏ごしあり(右)と比べて、果肉感が強い印象です
屈折糖度計で糖度を確認しながら、濃縮の過不足がないように仕上げていきます
できあがったケチャップの評価は様々でしたが、単に好みに合うか合わないかで終わるのではなく、疑問に感じたこと、さらなる工夫を凝らすことに考えを巡らす生徒もいました!今後も「学びを深めようとする姿勢」を大切にして、日々の学習に臨んでほしいと思います
生徒の感想
〇2種類を食べ比べて、私は裏ごしありのほうがおいしいと思っていたけど、裏ごしなしのほうが、味は個人的には好きでした。思っていたよりは種などがザラザラしていないなと感じました。
〇裏ごしありは、なめらかで酢の効いたシナモンの風味が強い味で予想と合っていた。裏ごしなしは、ベチャベチャとした食感で果肉と種が残っていて口当たりが悪かった。
〇裏ごししていない方は、ソースというよりトマトという感じだった。新しい食感で食べていておもしろかった。
〇裏ごしなしのケチャップは思ったよりトマト感が強かった。私はトマトが苦手なので、裏ごしなしよりありの方が好きだった。
〇市販のトマトケチャップを想像して食べたので、あまりおいしいとは感じなかったです。なぜ、こんなに市販のトマトケチャップと味が違うのかが気になりました→市販のものは今回の実習で使用した材料プラス玉ねぎが入っており、玉ねぎの味がないからかなと思いました。
〇香辛料をひとつひとつ嗅いでみると、似ているのもあって、その若干の違いを見つけるのが楽しいと思った。
〇自分の好みに合わせて砂糖や酢の量を調整すれば、オリジナルのケチャップが作れると思った。
生徒の心に残った出来事(7~8月)を紹介します(食品工業科)
生徒たちが日々の学校生活の中で魅力に感じたことを記録・蓄積していく、「学科の魅力 ポートフォリオ」の7~8月の記載内容、2年生で実施したインターンシップの振り返りをご紹介します
【7-8月】インターンシップの振り返りまとめ(F2).pdf
「学科の魅力 ポートフォリオ」の6月の記載内容は、こちらからどうぞ
「学科の魅力 ポートフォリオ」9月の記載内容は、10月上旬に紹介する予定です
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