食品化学科
2C しょう油中の塩分定量(食品化学科)
2年生の「食品化学」は、前回作成した硝酸銀標準液を使って、しょうゆの塩分定量実験を行いました
濃口しょうゆと薄口しょうゆで塩分濃度を調べますが、今回は、製品のラベルに食塩相当量が表示されているため、
計算でおおよその滴定値を求めておき、実際にはどうかを調べる確認の実験になります
しょう油はそのままだと濃いため、希釈をして試料液としました。名前から濃口しょうゆの方が塩分濃度が高いと
思っている人も多いようですが、実際には・・・薄口しょうゆの方が塩分濃度が高いんですよ
2C 納豆作り(食品化学科)
2年生の食品微生物では、2月末から3月中旬にかけて納豆を作りました
市販の納豆から納豆菌を採取し、やわらかく煮たダイズに納豆菌を付け、
人肌の温度(約37~40℃前後)で1日培養、冷蔵庫で熟成します。
入試関係で授業がなかったので、約2週間の長い培養・熟成期間になりました
今回は食味検査は行わず、培養後の香りや、納豆特有の粘り気が出ているかの観察をしました
1C シフォンケーキ製造(食品化学科)
1年生の食品製造実習で、シフォンケーキを製造しました
前回のパウンドケーキと同じメレンゲを使った『別立て法』での製造ですが、
使用する材料・製造工程の違いによる生地のふくらみや、食感の違いを比べました
メレンゲ作りにも慣れて、コツをつかんだようです
1C カラメル化 べっこう飴を作ろう!(食品化学科)
1年生の食品化学は、調理・加工時の炭水化物の変化のカラメル化について学びました
糖を160~200℃で加熱すると褐色の物質が生成される反応をカラメル化といいます。この反応は、プリンやコーラなど
食品製造において広く用いられており、今回は、べっこう飴を作りながら温度による色の変化を確認しました
白から少しずつ黄色になり、茶色へと変化していきますが、火からおろすタイミングが難しい
出来上がったべっこう飴は、最後においしくいただきました
2C 沈殿滴定②(食品化学科)
2年生の食品化学は、沈殿滴定の続きです昨日、二次標準液となる硝酸銀標準液を調整しました。
今日はその硝酸銀標準液を、以前作った塩化ナトリウム標準液を使用して標定を行いました。
ビーカーに塩化ナトリウム標準液を入れて、指示薬となるクロム酸カリウム溶液を加えます。
硝酸銀標準液で滴定を行うと、黄色に白が混ざり、最後に赤褐色になりました。
これを3回繰り返し、その平均で硝酸銀標準液のファクター(力価)を求めました。
次回はこの硝酸銀標準液を用いて、しょうゆなどに含まれる塩分の測定を行う予定です。
1C パウンドケーキの製造(食品化学科)
1年生の食品製造で「パウンドケーキの製造」をしました
卵白の起泡性を利用した『別立て法』を利用し、卵白を泡立ててメレンゲをつくり、生地を膨らませました。
卵を割って、卵白と卵黄に分けるのもお手の物
2回目の別立て法での製造なので、メレンゲはスムーズに泡立てることができましたが、
マーガリンと上白糖をすり合わせる工程に、「腕が~!!」と悲鳴が上がっていました
焼きあがったパウンドケーキに、「おぉ~」という歓声が
1C 牛乳からの栄養素の分離と糖の定性反応(食品化学科)
今回の1年生の「食品化学」は、以前学習した、タンパク質の変性とフェーリング反応を利用した実験です
牛乳にレモン汁を加えて、牛乳中のタンパク質を分離し、ろ過した液から牛乳中に含まれる糖が何かを調べます
ろ液と比較するため、ラクトース(乳糖)、スクロース(しょ糖)も同時にフェーリング反応で変化を確認しました
ろ液と同じ反応をする、牛乳の甘味の正体は・・・最後の写真で!
1C 食品衛生責任者講習会(食品化学科)
食品化学科1年生が、菊池食品衛生協会主催の食品衛生責任者養成講習会を受講しました。
午前 食品衛生学・公衆衛生学、食品衛生法①
午後 食品衛生法②、食品表示
1日をかけて、食品を扱う上で欠かせない、衛生管理・品質管理の厳しさと合理性を学びました
確認テスト後、無事全員が受講証を交付されました
2C 農業と情報(食品化学科)
2年生の「農業と情報」は、今日から表計算検定3級の問題の内容に入っていきました
情報の授業では、はじめに5分間のタイピング練習をして、毎回記録を取っています
少しずつ、打つのが上手になっているようです
その後、テキストを見ながら、問題を解いていきますが、今回は3級の内容が初めてなので、
先生の画面を見ながら、新しく出てきたIF関数などについて学びながら入力していました
2C 沈殿滴定①(食品化学科)
学年末考査も終わり、久しぶりの実験です2年生は今回から、沈殿滴定の学習になります
沈殿反応によって食品中の塩分を求める実験ですが、今回は、その実験に使用する試薬づくりを行いました
塩化ナトリウムを精秤して、蒸留水で100mlにメスアップし、一次標準液を調整しました
次回以降の実験の原理については、先生が前で実際に色の変化を見せながら説明をされていました
飲んでも塩味を感じない水道水でも反応が起こり、水道水に塩素が含まれることが目に見えて分かりました
2C 高校生向け食品表示出前講座(食品化学科)
食品化学科2年生が、熊本県くらしの安全推進課より講師の先生をお迎えして、高校生向け食品表示出前講座(熊本県食品適正表示ジュニアリーダー育成研修)を受講しました
前半は食品表示に関する講義、後半はグループで食品表示の作成を行いました
講義の内容と、パンフレットを見ながら、与えられた情報を基にして、いちごジャム、チーズケーキ、麦味噌の食品表示を作成していきました原産地やアレルギー表示など、たくさんのルールに苦戦しているようでした
受講後は、熊本県食品適正表示ジュニアリーダー証とくまモンのバッジをいただきました
1C マドレーヌの製造(食品化学科)
1年生の食品製造は、2回目のマドレーヌの製造をしました。
今回は、卵を卵白と卵黄に分けて生地を作る『別立て法』で行いました。
それぞれ違うボウルに卵を割って分けますが、卵黄が崩れないように割るのに大苦戦‼
メレンゲは、『共立て法』で鍛えた腕で難なく泡立てられました
『共立て法』と『別立て法』で作ったマドレーヌを製造し、
食感や焼きあがった生地のふくらみ度を評価しました。
1C 銀鏡反応(食品化学科)
1年生の食品化学は、前回に引き続き炭水化物(糖質)の学習中です
今回は銀鏡反応により糖が還元性を持つことを調べました
糖液(グルコース・フルクトース・スクロース・マルトース)に、アンモニア性硝酸銀を
加え加熱すると、還元性がある糖の試験管の側面に銀が付着し、鏡のようになりました
2C アルコール生産酵母の分離その2(食品化学科)
2年生の食品微生物は、前回に引き続きアルコール生産酵母の分離をしました。
培養していた試料を白金耳を使って平板培地に塗抹し、さらに培養していきます。
前回から今日まで2日間の静置培養で一番変化が見られたのは・・・バナナでした
平板培地ではどのような結果が出るのか楽しみですね
2C みかんの剥皮実験(食品化学科)
2年生の食品化学では、酸と塩基について学習しています。
今回は、酸と塩基を使ってみかんの剥皮実験を行いました
これは、みかんのシラップ漬けを製造する工程でも行われています。
温めた薄い塩酸にみかんを入れて混ぜ、流水で流すと白い筋がとれていきます。
次に温めた薄い水酸化ナトリウムに入れて混ぜ、流水で流すと皮が取れていきます。
最後に指示薬でアルカリが抜けたことを確認したら完成です
2C アルコール生産酵母の分離(食品化学科)
2年生の食品微生物は、アルコール生産酵母の分離を行いました。
試料は、リンゴ・バナナ・ミカン・ハクサイ・中庭に生えていたセンリョウの5つです。
それぞれを細かく乳鉢ですりつぶし、三角フラスコに入れて殺菌水を加え、2~3日静置培養します。
さて、一番培養が進んでいるのはどの試料でしょうか
次回は培養液から平板培地に接種し、培養していきます
1C マドレーヌの製造(食品化学科)
1年生の食品製造でマドレーヌをつくりました
共立て法での菓子製造はロールケーキで経験済みなので、
とてもスムーズに製造できていました
マドレーヌは共立て法・別立て法の二つの方法で製造し、
生地の仕上がりにどのような違いがあるかを検証します
来週のマドレーヌ製造は別立て法ですまたまた筋肉痛に要注意
1C フェーリング反応(食品化学科)
1年生の食品化学はフェーリング反応を行いました
4種類の糖液に還元性があるのかをこの実験で確認します。
フェーリング液に糖液を加え湯浴中で加熱し、色の変化を確認しました。
赤褐色に変化した糖には還元性があることがわかりました
3C 着色料の検出2(食品化学科)
3年生最後の実習は着色料の検出です
前回、かき氷のシロップから抽出した色素と、それらを比較するための着色料を濃縮しました。
今回は、ろ紙にスポットして、ペーパークロマトグラフィーを用いて色素の判定を行いました
展開液がろ紙に染み込んで展開していきます。
比較した着色料と同じ高さにあるものが使用されていることがわかりました。
3C 着色料の検出1(食品化学科)
3年生最後の食品化学の実験は着色料の検出です。
かき氷のシロップ(いちご、メロン)に使用されている着色料が何か調べます
今日は毛糸染色法を用いて、食品成分から着色料を分離させました
今回分離した着色料を用いて、次回は色素の判定を行います。