ブログ

学校ブログ

【小学部】生活単元学習「感謝の気持ちでおもてなし」

    小学部の生活単元学習では、今年度お世話になった方々を学校に招待し、おもてなしすることを通して感謝の気持ちを伝える学習を行いました。子どもたちは3つのグループに分かれ、それぞれどんなおもてなしをすればお客さんに喜んでもらえるのか、考えました。1つ目のグループでは、田植え・稲刈りでお世話になった稲作アドバイザーの平本さん、2つ目のグループでは、木工教室を開催してくださった自然観察指導員の中島さんご夫妻(岩じい、きみちゃん)公民館指導員の田中さん、そして3つ目のグループでは、文化祭や焼き芋の準備をしてくださった本校高等部の稲葉先生をご招待!

 話し合って役割を決めて練習を重ね、当日はその成果を発揮することができました。お茶や羊羹をふるまい、皆で書いた感謝状をお渡ししました。他にも、ダンスを披露したり、マッサージのサービスをしたり、小粋なトークで盛り上げたり!?各グループの個性が輝くおもてなしができました。最後は笑顔でお見送りし、それぞれ役割を全うして、感謝の伝わる楽しい会になりました。

  後日、中島さんご夫妻(岩じい、きみちゃん)から素敵なメッセージが届きました。一部を抜粋して、以下に紹介します。

 「オ・モ・テ・ナ・シ」していただいた生徒のみなさん、ほんとうにありがとうございました。みなさんの心のこもった「高級旅館」のようなおもてなしに、荒れたお天気も、晴れ晴れした気持ちになりました。きっと何度もなんども「稽古」なさったことでしょう。始まりのあいさつも、とても上手で、その上、好きな音楽とか食べ物はとか聞いてくれたり、「おすもう」が大好きな人がいたり、「マツケンサンバ」がかかると、みなさんが踊りだして、コレにはほんとうにビックリ!!しました。普段は、歌は聴いても踊ることはまずないのに、優しく誘われて、ついつい愉しく踊りだしてしまいました。岩じいは、普段はお茶は飲まないのに、美味しくて、「おかわり」させてもらいました!

「お開き」のあいさつも、時々目線を合わせてくれて、一生懸命の心がこもったあいさつに、感激しました!ひとりひとりのみなさんが、じぶんのできることを、ぜんりょくで「おもてなし」していただいたことに、大かんしゃです!ありがとうございました。

 イワジイときみちゃんより

【健康安全部】 「不審者対応訓練について」

 2月2日に、山鹿警察署・生活安全課の方を講師に招き、不審者対応訓練を行いました。訓練は、学校敷地内に不審者が侵入し、職員が発見するという想定で行いました。発見と同時に応援を呼んだり校舎内に放送をしたりする、初期対応、校内外への連絡、児童生徒の安全確保等の動きの確認をすることができました。また、不審者に対峙された先生方は本番を想定し、緊張感を持った表情をしていました。

 後半は、訓練の様子を映した動画を見ながら警察署員の方に改善点を教えて頂きました。また、警察署員の方から刺股の有効的な使い方も教えて頂きました。刺股が2本以上ないと有効な手段にならないことや不審者の死角に入ること、刺股は肩から脇に刺すことなど多くのことを教えてくださり今後の不審者対応に役に立つことばかりでした。今後も、児童生徒が安心・安全に過ごせる環境作りと、もしもの時にも対応できる体制作りに努めて行きたいと思います。

令和5年度高等部における薬物乱用防止教室

 1月16日の午後、学校薬剤師の狩野様を招き、高等部で薬物乱用防止教室を実施しました。今回は「喫煙・飲酒などの依存に関することについて」の講話をしていただきました。

 写真やイラストなどでわかりやすく説明していただいたので、生徒たちはよく理解することができました。生徒の感想からは、薬の正しい飲み方や薬には副作用があること、タバコの恐ろしさがわかり、友達に誘われてもタバコは吸わないといった感想も見られました。また、お酒の身体に与える影響や依存などに対する感想が1年生から3年生まで多く書かれていました。

 今後とも健全な発育や健康な生活について考えることができるよう指導に取り組んでいきたいと思います。

校内人権集会「人権の花畑、権利の花畑」

 12月の人権週間に合わせて、12月14日(木)に校内人権集会を実施しました。共同作品つくりを行い、小中学部は人権の花畑、高等部は権利の花畑を作りました。

 小中学部は、事前学習で自分の好きな色の折り紙をちぎり絵にして花を作成しました、当日は、自分の好きな色と作成していた花を発表して、その花を方眼紙に貼っていき、最後に人権の花言葉をグループで考え、中央に書いて花畑を完成させました。普段一緒に活動することがない他学部の友達と小グループで制作を行ったことで、仲が深まり、和気あいあいとした雰囲気で取り組む様子が見られました。また、レクリエ ーションでは、児童生徒会のメンバーが考えたジェスチャーゲームに会場はとても盛り上がり、子どもたちの一体感が更に高まったと思います。

 高等部は、権利の花畑を作成しました。事前学習で人権という言葉や子どもの権利について学習を行いました。子どもの権利条約の中から自分にとって一番大切に思う権利を1つ選び、その権利と自分が描いた花を合わせた権利の花を作成しました。当日は、学年混合のグループで一番大切に思う権利とその理由を発表して、花を貼っていき権利の花畑を作成していきました。自分と友達が大切に思っている権利を比較して、他者との考え方の違いに気付くことができました。また、普段活動しない異学年の友達と作品つくりに取り組んだことで、初めは緊張する生徒たちもいましたが、徐々に打ち解け、完成した花畑を見て誇らしそうな表情が見られました。

 今回の人権集会では、仲間づくりや他者と協力する姿勢を育むことを目的として、学年や学部を交えたグループとなって共同で作品づくりを行いました。今後も子ども達同士の仲が更に深まり、笑顔の絶えない明るい学校作りを目指して、人権教育を行っていきます。

【中学部】美術「手のり門松を作りました」

 終業式目前の12月21日(木)、「手のり門松づくり」をしました。講師は菊池少年自然の家の堀田様(通称リータさん)。門松を飾る由来や意味を教えていただいた後、早速活動開始。最初は慣れないノコギリでの活動に悪戦苦闘していましたが、繰り返すうちに少しずつコツをつかんだようで、後半はリズミカルに切ることができる生徒もいました。

 切った竹を束ねて組み立て飾りつけをする際には、基本のやり方を教えていただいた後に「自分なりにかっこよくしていいよ」とアドバイスがありました。結ぶ場所を変えてみたり、結び方を変えてみたりしてオリジナルの門松を完成させることができました。

 「ノコギリは難しかったけど楽しかった」「飾りができて嬉しい」「家の○○に飾ろうかな」等、口々に感想を述べたり、端材を大事に教室に持ち帰って並べてみたり、竹の穴から覗いてみたりと微笑ましい姿が多く見られました。教えていただいた菊池少年自然の家の堀田様、ありがとうございました。

【中学部】「元気に育て!花苗と球根を植えました。」

 鹿本中学校の生徒のみなさんが育てた花苗をプレゼントしていただきました。早速、植え方や育て方等を調べてガーデンピックを作り、苗を植えました。

 プランターは登下校時に良く見える昇降口に置いています。子どもたちは、「どんな色の花が咲くかな?」「いつ咲くかな?」と楽しみにしているようです。

 南門周辺の花壇には、チューリップの球根も植えました。ペットボトルで穴をあけ、球根を入れて土をかけたら水をかける「つっこみ植え」で、一人一人段取り良く植えることができました。

 子どもたちが進級・卒業と次へのステップを迎えるころ、色とりどりの花を咲かせてくれることと思います。

【中学部】道徳「山鹿の文化を知ろう」

 12月13日に、鹿本町で伝統的な渋団扇を製造している栗川商店の栗川様に来ていただきました。授業では団扇作りを実践していただき、一本の竹が団扇の形になっていく様子に、子どもたちも驚いた様子でした。竹を縦に割いて扇の形にする工程では、竹を実際に触って体験する場面も設定していただき、団扇作りの難しさも体感することができました。

 講話の中では、伝統を守っていくことに関する思いも話され、子どもたちにとって地域の伝統文化の大切さを感じられた授業となったのではないかと思います。

 この授業をきっかけに今後ももっと山鹿のことを知って、山鹿の良さをたくさん発見していってほしいと思います。

 栗川様、本当にありがとうございました。

【高等部】性教育講話~みんなに知ってほしい大切なこと~

 12月8日の午後、高等部でNPO法人せいしとらんし熊本から理事長の中村和可子様、看護師の靜谷綾佳様をお招きし、性教育講話を実施しました。今回の講話は、前半を1年生、後半を2、3年生と分けて、生徒たちにわかりやすく話していただきました。

1年生には、『みんなに知ってほしい大切なこと~「すき」ってなんだろう~』をテーマに話してくださいました。身体の成長や男女での成長の違いについて、「すき」と思うことは自然で、自由で、素敵であることを話していただき、生徒たちは自分の身体や気持ちを大事にすることの大切さを学ぶことができました。また、お付き合いについても話していただき、自分の気持ちをはっきり伝えることや、お互いの同意を確認することを学びました。

 2、3年生には、『みんなに知ってほしい大切なこと~妊娠のこと、みんなを守るSOS~』をテーマに話してくださいました。妊娠の仕組みを聞いて、自分自身もこんな小さかったときがあったのだと驚いている様子の生徒もいました。避妊の方法についての内容では、実際にコンドームを手に取り触れることで、見たり聞いたりすること以上に学ぶことができたのではないかと思いました。

 最後に、全学年共通の話ですが、講話の中で「SOSを出すこと」、「安心して話をできる人を見つけること」が大切と言われていました。今後も、学校では性教育に力を入れていくとともに、生徒が安心して話をしたり相談したりできる学校環境に努めていきたいと思います。

【高等部】鹿本商工高等学校との合同避難訓練

 12月7日の午後、高等部で鹿本商工高等学校と合同で避難訓練を実施しました。地震や火災などが起きれば、鹿本商工生と同じ場所に避難することが想定されます。今回は、地震が発生した後、鹿本商工から出火したという想定で行い、高等部校舎から鹿本商工のグラウンドに避難しました。日頃のショート訓練等の成果もあり、みんな落ち着いて避難することができていました。また、消火訓練ではかもと稲田支援学校の代表として、2年生の塚本くんが消火器で火を消すことができ、鹿本商工生からも大きな拍手をもらっていました。今後も、災害のときだけでなく日頃から鹿本商工高等学校と協力していきたいと思います。

 

【小中学部】火災避難訓練

 12月5日に、山鹿消防署東分署の方に来ていただき、火災避難訓練を実施しました。消火訓練では、消防署の方から消火器の使い方の説明をしていただき、職員だけでなく児童生徒も消火器の使い方について知ることができました。講話では、どのような所に火災の危険があるのか等、日頃から気を付けてほしいポイントや「火が出ているところを見つけたらまずは大人を呼んでほしいこと。」というお話しがありました。子どもたちは、真剣な眼差しで消防士の方からのお話を聞いており、火災が起きたときに、命を守る行動について学ぶことができました。

第2回高等部リレーマラソン大会

 12月8日(金)に高等部では、「第2回高等部リレーマラソン大会」を実施しました。今回は、目標として高等部生徒全員で走る距離の合計を、高等部校舎から熊本城までの往復50kmに設定しました。当日は、たくさんの保護者、小・中学部の児童生徒の応援がランナーの頑張りの後押しとなり、制限時間の1時間で4チームの走った合計距離が目標50kmを見事超えることができました。

 生徒・職員みんなでたすきを繋ぎ目標達成できたリレーマラソン大会。しっかりと『かも稲魂』を発揮できました。これからも生徒一人ひとりが輝く姿、一体感を高められるように支援に努めていきたいと思います。

 

【小学部】生活単元学習 「1年生 集団行動のルールと自動販売機の使い方を学習しよう。」

 11月14日(火)「高倉牧場」11月20日(月)「高橋八幡宮」11月22日(水)「水辺プラザ公園」へ校外学習に行きました。道路を安全に歩くために①走らない②追い越さない③はみ出さない、を約束に自動車往来に気を付けながら歩いたり、横断歩道では左右の安全を確認しながら渡ったりすることができました。水辺プラザ公園では、遊具でクラスメイトや先生方と遊んだ後に自動販売機を利用しました。自分でお金を入れ、買いたい物を選んでボタンを押すことができました。今回学んだことを自分たちの生活に活かせるよう、さらに学びを深めていきたいと思います。

【小学部】生活単元学習「3~6年生 消防署・警察署に行こう」

 11月に校外学習として山鹿消防署・山鹿警察署に行きました。

 消防車や救急車、パトカー、仕事で使う道具等、実物に触れながら、消防士・警察官の方々にその仕事内容を分かりやすく説明していただきました。本物を間近で見たり、はしご車やパトカーへの乗車体験をしたりと、普段できない学習に子どもたちは大きく心を動かされました。また、「火事にならないために料理の時に気を付けることは何ですか?」「悪い人を捕まえる時、ピストル(拳銃)を使いますか?」等、それぞれが事前学習で考えた質問についても親切丁寧に答えていただき、とても実りある学習の機会となりました。

 山鹿消防署、山鹿警察署の皆様、ありがとうございました。

【小学部】 生活単元学習「2年生 山鹿探検をしよう2」

 小学部2年生は11月15日(水)に校外学習で路線バスに乗り、八千代座とマクドナルドへ出かけました。事前学習から当日を楽しみにバスの乗り方や八千代座での過ごし方、マクドナルドで注文の仕方等様々な学習に意欲的に取り組んでいました。バスでは、整理券を取ったり、運賃箱に入れたり、車内でのマナーも守ることができました。八千代座では、お話を聞いて天井にある広告を探したり、ステージに上って踊ったり、暗い奈落にも降りたりする等満喫することができました。そしてお楽しみのマクドナルドでは、上手に注文をして笑顔いっぱいで食事を楽しみ、片付けまですることができました。

 

【学校行事】第3回かもと稲田まつり

 10月28日(土)に本校の小・中学部校舎で「第3回かもと稲田まつり」を開催しました。小学部の「みんなでピザ作り!やってみよう!」のステージ発表では、校外学習で体験したピザ作りをテーマにした発表をしました。具材を切る、生地をこねる、トッピングの過程を表現し、おいしそうなピザが完成しました。中学部の「めざせプロフェッショナル 合奏~ツバメ~」では、総合的な学習の時間に行っている、アートチーム、ミュージックチーム、スポーツチームそれぞれの活動成果を発表したり、音楽の時間に行った合奏を披露したりしました。また、作業学習の時間に作成した油吸収パッドと日めくりカレンダーを販売しました。高等部の作業基礎班では花苗販売を、総合サービス班はe-sports体験を、クラフト班はティッシュケースやコースターなどの販売を行いました。今年度初めて製作した製品もあり、本校の学習活動に協力いただいている地域の方々や保護者の皆様、見学の小学部の児童などで賑わっていました。

 今年度のまつりには本校の卒業生も招待し、同窓会を開催しました。18人の卒業生が参加し、近況報告、会長・副会長の選出、今後の活動方針について話し合いました。活発な意見が出され、今後は役員会でも検討することにしています。  

 今年度のかもと稲田まつりのスローガンは「心をひとつに かがやけ かもいな う~わっしょい!」でした。本番までの練習や準備、当日のステージ発表や接客などの場面で、児童生徒一人ひとりが輝いた「かもと稲田まつり」になりました。

他の写真は「フォトアルバム」に掲載しています!

【中学部】生活単元学習「エコアくまもとに行こう」

 生活単元学習「校外学習へ行こう」で、熊本県公共関与産業廃棄物管理型最終処分場のエコアくまもとを見学しました。施設に関することやリサイクルについてなど、環境問題に関することを実物や写真を見ながら学ぶことができました。ペットボトルがTシャツになるという話や、施設の広い埋め立て場所や散水の様子を見て、「この塊はペットボトル何個分ですか?」や「散水の水はどれくらい飛びますか?」など、次々と疑問に思ったことを質問していました。

 日頃から、給食の牛乳パックは分別したりペットボトルキャップを回収したりしていますが、それが何のために行っているのかをイメージすることができたのではないかと思います。これからも、人にも環境にも優しい行動を考えていきます。

「和気あいあいのPTA保護者研修会 ~たくさんのお話しができました~」

 11月21日(火)のPTA保護者研修会では、熊本県教育委員会が作成・推進している「くまもと親の学びプログラム」の中から、「フレンドリービンゴ」「すごろく(一般編)(子育て編)」のプログラムを行いました。

 プログラムの進行をPTA執行部役員さんが担い、保護者の方で和気あいあいと進められていました。まさに、かもと稲田支援学校PTAが目指している「子供のことで会話が弾み、保護者が楽しむ場、保護者同士が交流できる場」が実現できた時間であったと感じました。「すごろく」の途中からは、「子育てについて日頃考えていること」等、参加された保護者の方それぞれの思いを話し合い、あっという間に終了の時間になっていました。

 参加された方から、「もっと集まり、もっと保護者同士で仲良くなりたい」という御意見をいただきました。この御意見が実現できるように、皆様と一緒に考え、取り組んでいきたいと考えています。今後とも、かもと稲田支援学校PTAへの御理解と御協力をよろしくお願いします。

(文責 瀧口)

 

 

【中学部】生活単元学習「消防署を見学しよう」

 11月に校外学習として山鹿消防署東分署に行きました。

 消防署は10月にできたばかりの真新しい庁舎で、生徒たちはみんな、興味津々で建物の中を見て回っていました。実際に道具を触ったり、救急車や消防車の中を見学したりし、「消防署にはベッドやお風呂があり、24時間働いている」「服は重たいのに1分で着替える」など、消防士さんの「仕事」に関わる部分もたくさん知ることができました。

 見学の最後には、「コンセントに埃がたまっていないか確認してください」と、家庭や学校でできる防災についても教えていただきました。今回学んだことを自分たちの生活に活かせるよう、さらに学びを深めていきたいと思います。

 山鹿消防署東分署の皆様、ありがとうございました。

【地域行事】 「第2回来民門前市に出店しました」

 11月5日(日)に、来民商店街で開催された「第2回来民門前市」に昨年に引き続き参加しました。近隣の小中高校もステージ発表をしたり出店したりしてイベントを盛り上げる中、本校からは今年も「的当てボッチャ」を出店しました。

本校でもいつも盛り上がるボッチャを多くの方に体験していただこうと、ボッチャの球を使って的を狙う簡単なゲームを行いました。

地域住民の方や小学生、小さなお子さんがたくさん来てくださり、とても賑わいました。「意外と難しいな」「楽しい」という感想が聞かれ、中には何度もチャレンジするお客さんもいるほどでした。

本校職員や保護者の方々、生徒有志が運営を行い、地域のイベントを盛り上げました。

また、門前市の翌々日には生徒が会場周辺の清掃活動を行いました。

 

【小学部】 生活単元学習「おいしいお米をつくろう」

10月18日、秋晴れの中、稲刈りを行いました。

6月に植えた苗がすくすくと大きくなり、暑い夏を越え、秋の日差しを受けた稲穂は見事な黄金色に輝いていました。夢中になって稲を刈る子どもたちの表情は、稲穂に負けないぐらい輝き、収穫体験の素晴らしさを味わうことができました。次は、今回収穫したおいしいお米を使って、おやつ作りにも挑戦します。

【中学部】総合的な学習の時間「ホームタウンかもと~お米づくり~」

 6月に植えた稲がすくすく育ち、稲刈りの時期を迎えました。

 中学部では定期的に稲の生長を観察に行きました。小さかった苗が大きくなっていることや、成長段階に応じて田んぼの水をコントロールしていること、稲の小さな花が咲いていること、実が実ってくるとスズメが近づいてくることなど、観察を通して様々な気付きがあったようです。また、「田んぼの水はどこからくるのか」「田んぼの深さは何センチなのか」等、新たな気付きや疑問を見つけた生徒もいました。

 10月後半の稲刈りでは、便利な機械ではなく昔ながらの「のこがま」を使って手で刈る体験をしました。何回か繰り返すうちに上手になり、もっとやりたいと感じた生徒も多かったようです。

 稲作アドバイザーの平本さんから「刈ったお米はライスセンターというところにいく」ことを教えていただき、「ライスセンターについてもっと知りたい」と感想を書いた生徒もいました。稲刈りを通して感じた疑問や気付きをもとに、更に学びを深めていきます!

【中学部】職業・家庭「職場見学に行こう(2,3年)」

 職業・家庭「職場見学に行こう」の学習で、山鹿にある就労継続支援事業所「おりぃぶ(A型・B型)」を見学しました。仕事の内容や時間、休憩の仕方、昼食について等、ていねいに教えていただきました。あんずの丘等、身近な施設の清掃を担当されていること等、興味深く話を聞いていました。「体を動かすことが好きだから清掃をしてみたい」「レクレーションが楽しみ」等、それぞれに将来の生活についてイメージを持つことができたようです。

 事後学習では、まとめた内容をポスター形式で伝え合いました。1年生や、教頭先生にも分かりやすく伝えようと一生懸命取り組んでいました。教頭先生からの質問に答えてやりとりをする生徒もいました。これからも働くことについての学びを積み重ねていきます。

高等部『食に関する指導』の講話

 先日、高等部では、鹿本給食センターの栄養教諭の鹿志毛瑠衣子先生から食に関するお話がありました。内容は、生徒アンケートから生徒達が普段疑問に思っていること、尋ねたいことを中心にしていただきました。

 講話では、実物の野菜を手に取り、秤で量ったり、大小様々な形の野菜を見て触れる体験をして野菜を身近に感じることができました。また、生徒数名がスルメを噛む体験を行い、噛むことでその食材の味をしっかり感じることができました。スルメをしっかり噛んで食べた生徒は、「苦みが出た。」「最後は柔らかくなった。」など噛んだあとの変化を伝えていました。そして、大人に近づく時期の間食(お菓子やジュース)のとり方については、『心の栄養』であり、量を多く取りすぎないよう小分けにしたり、思春期に必要な鉄やカルシウムが含まれているチーズやレーズンを間食として摂ったりする等の紹介をしていただきました。

 最後に、将来の健康を維持するためにも様々な野菜をとり、噛むこと、そして、思春期である10代の頃にカルシウムを含む食材を摂取することが大切だと学ぶことができました。

 

 

 

高等部2年生と鹿本高校との交流

 10月3日(火)に鹿本高校みらい創造科スポーツ健康科学コースの3年生と交流を行いました。

 鹿本高校生が考えた2つのゲームを一緒に楽しみました。1つ目は「マスごっこ」でした。代表者とじゃんけんをし、勝ったら2マス、あいこは1マス進み、鬼役の鹿本高校生に捕まったら「アウト!」というものです。なかなかじゃんけんに勝つことができず、早々に「アウト」になる生徒もいましたが、どのマスに動いたらよいか鹿本高校生と話をしながら最後まで逃げ切ることができました。

 2つ目は、「ボール当てゲーム」です。2チームに分かれ、交互に6~7m程離れたカラーコーンにボールを当てていくゲームです。初めはなかなか当たらなかったのですが、徐々に狙ったところにボールが投げられるようになりました。当たった時に「ナイス!」などと鹿本高校生がとても盛り上げてくれました。

 どちらのゲームも楽しく活動することができました。

 交流後は鹿本高校のキャラクター「しかモン」が登場し生徒たちも大喜びでした。

 ちなみに、しかモンの好物は「灯篭もなか」だそうです。

 

高等部「スクールカウンセラーによる講話」

 9月28日(木)に高等部でスクールカウンセラーによる講話がありました。1年生は「自分も相手も大事にしよう」、2年生は「自分の気持ちを伝えよう」、3年生は「私ってどんな人」のテーマでした。

 1・2年生には、コミュニケーションのいろんな要素や話し上手・聞き上手のポイントについてのお話があり、生徒は真剣に耳を傾けていました。ペア活動では、恥ずかしさも見られましたが、友達やおうちの人との仲直りの方法を考えたり、友達の良いところを伝え合ったりしました。そして、3年生は、自分のことを見つめ、自分のことを知り、他者に相談すること、SOSの出し方についても学ぶ機会になりました。

 

高等部「地域クリーンタイム」

 9月27日(水)に高等部では、学校周辺の清掃活動のため「地域クリーンタイム」を実施しました。1年生は鹿本商工高周辺、2年生は学校~来民商店街方面、3年生は学校~山鹿市サイクリングロード周辺の清掃に取り組みました。今年度、高等部校舎が大きくなって初めての「地域クリーンタイム」でしたが、見慣れた道路や通学路には、タバコの吸い殻や空き缶・ペットボトル等のゴミがたくさん落ちており、残暑厳しい中、汗だくになりながら生徒たちは頑張っていました。また、持ち帰ったゴミは自分たちで分別も行い、改めて環境問題についても理解を深めることができました。

 生徒たちは、地域の清掃活動を通して、地域社会の一員としての自覚を深めることを目標に取り組んでいます。今後も地域に根ざした「かもと稲田支援学校」として更なる活動に励んで行きたいと思います。

 

 

【職員研修】 「人権教育職員研修「性の多様性について」

8月23日(水)に第一回人権教育職員研修を行いました。講師に九州ルーテル学院大学の田中将司先生を招聘し、「性の多様性」をテーマにLGBTQの基本的知識や教育現場に求められていることについて、御講話いただきました。

 講話の中で、「現在、LGBTQに該当する方は10人に1人で、左利きの人数と同程度の人数である」という話を聞いて、とても身近な問題であることを学びました。また、研修の中では、掲載している写真のように与えられた家族の情報から「この家族の困っていること」を考えるワークを行いました。「父親が子ども達と過ごす時間をとれない。」「習い事や送迎など母親の負担が大きい」など、多くの意見が出ました。しかし、実は性別に関する情報は与えられておらず、「トラック運転手は男性」と思い込んでいたことに気付かされました。職業や服装、習い事などから勝手に性別を判断してしまうなど、自分達の中の性別に対する

固定概念と向き合うことができました。また、研修の最後では、職員同士で活発に意見交換が行われとても貴重な時間となりました。

 今回の研修を活かして、自身の性に悩んでいる児童生徒も含めた全ての児童生徒が安心して過ごすことができるような学校作りを目指していきたいと思います。

【人権教育】 「心のきずなを深める月間の取組」

 心のきずなを深める月間とは、子ども達同士や子ども達と教職員、保護者等との「心のきずな」を深め、いじめを許さない学校・学級づくりを目指して様々な取組を行う月間のことです。毎年6月に取組を行います。今年度も、各学部で取組を行い、小学部では友達にされて嬉しいこと悲しいことを考える学習、中学部では自分や友達、命を大切にすることについて話し合い、発表し合う学習、高等部では、SOSの出し方やストレス解消法、自分や友達の良いところを探す学習をしました。各学部共通して、自分自身について考えたり友達との関わりを見直したりするいい機会となり、友達との心のきずなが深まったように思います。2学期も友達同士の仲が深まるような人権学習の取組を行っていきます。

 また、「心のきずなを深める」「いじめを許さない」をテーマに人権標語やポスターを作成しました。そのポスターの一部をご紹介します。

 

PTA合同美化作業、大変お世話になりました

 8月26日(土)のPTA合同美化作業では、多くの方にご協力いただき、誠にありがとうございました。特に、このPTA合同美化作業に参加した児童生徒の皆さんとは、約1ヶ月ぶりくらいの再会でしたが、夏休みに大きなケガや病気等もなく元気に過ごしていたようで、嬉しく思いました。

 今年度は、小・中学部校舎と高等部校舎で分かれて実施しましたが、開式・閉式はお互いの校舎の様子が分かるようにオンラインで開催したことで、一体感は幾分か感じられたことと思います。また、自己紹介をし合ったことで、お互いの顔と名前もさらに覚えられたことでしょう。

 今回の美化作業を通して、両校舎ともに、見違えるようにきれいになりました。おかげさまで、9月1日(金)から始まる2学期をきれいな環境で迎えることができます。今後とも、本校PTA活動へのご理解とご協力をよろしくお願いします。

(文責 教頭:瀧口)

「第5回楽球甲子園」参加しました!!

 一般社団法人Arts and Sports for Everyoneの主催する、「第5回 楽球甲子園」が7月23日(日)にグランメッセ熊本で開催されました。本校高等部の生徒4人が「NIMO4」というチーム名でチャレンジドの部に出場しました。

「楽球」とは、同法人の呼び名で、レクレーションボッチャのことを言います。

 

本校でも体育の時間等で取り組んでいます。広い会場と多くの応援、初めての対戦相手と緊張する場面もありましたが、試合を重ねるごとに投球の精度が高くなり、2勝2敗と大健闘でした。

他の支援学校チームや一般の方々との対戦を通して、短い時間ではありましたが、交流も楽しむことができました。来年も多くのメンバーで出場したいと思います。

 

===以下試合結果です===

vs.SOファイヤー(● 1-4)   vs.附特A(〇 6-5) 

vs.フォルトゥーナ(〇 6-2) vs.はばたきA(● 1-6)

【管理職ブログ】「テーブルクロスをライオンズクラブ山鹿支部様から寄贈していただきました!」

 7月14日(金)にライオンズクラブ山鹿支部様から、「鹿本地区にできた待望の特別支援学校である本校にぜひ役立ててほしい」ということで、テーブルクロスを寄贈していただきました。

 スクールカラーである紺地に本校キャラクターの夢希(ゆき)ちゃんをあしらった、とってもすてきなテーブルクロスに、子どもたちも大喜び!

 子どもたちが作った作業製品や図工や美術等の作品を飾るのを想像しただけで、より一層作品等が映えるんだろうなとワクワクがとまりません!

 これから、かもと稲田まつりや地域の祭などで展示をする機会がありますので、使用するのがとても楽しみです。本校のすてきなアピールにもなるテーブルクロス、大切に使わせていただきます。寄贈していただき、ありがとうございました。

(文責 教頭荒木)

【中学部】総合的な学習の時間「ホームタウンかもと~お米作り~」

 総合的な学習の時間では「ホームタウンかもと」と題し、学校のある山鹿市鹿本町について学びます。6月はテーマの一つ、稲作について”わくわく、じっくり”を合言葉に田んぼや苗床の観察、調べ学習、泥慣れ体験と田植え体験を行いました。

 学習をとおし、「田んぼの水はどこから来るのか?」「田んぼにいた生き物は一体何なのか?」「田んぼに雲がうつって“くものせかいみたい” 」「おたまじゃくしがいた!」「雨は嫌だけど、田んぼの先生の平本さんは雨が嬉しいことがわかった」など、子どもたちから率直な疑問や発見がたくさんあげられました。

 稲作アドバイザーの平本様にご助言いただきながら、これから一年間、学びを深めていきます!

<田んぼの観察>

クリックで拡大

クリックで拡大

 <泥慣れ>

クリックで拡大

クリックで拡大

<田植え>

クリックで拡大

【小学部】 生活単元学習「おいしいお米をつくろう」

   今年度も稲作アドバイザー平本さんの御協力により、子どもたちも毎年楽しみにしている恒例のイベントである代搔きや田植えを、無事に行うことができました。代搔きは、田植えの前に水と泥を混ぜ、雑草を防いだり田んぼをやわらかくしたりするための作業です。子どもたちは自由に走り回り、全身どろんこに。また、フラッグレースも全力で走りました。

 田植えではしっかりと順番を守り、上手に稲の苗を植えることができました。

 おいしいお米になりますように。

「救命救急法講習を受けて」

   6月13日に、山鹿消防署東分署の方に来ていただき、救急救命法のご指導をしていただきました。職員が4つのグループに分かれ、実践練習を行いました。真剣で緊張感のある研修となりました。心肺蘇生法、AEDの装着、救急車の手配など、それぞれの役割を行う中で疑問に思ったことを消防署の方に助言いただき、命を守るために必要な知識と実践を積む充実した研修となりました。6月末には、児童生徒が楽しみにしているプールの授業が始まります。まずは、事前の体調把握と準備運動をしっかりと行い、安心安全な学習に努めて行きたいと思います。

【小学部】生活単元学習「山鹿探検をしよう」

 地域の公共施設や特産物を知り、自分たちが生活している地域へ関心を持つことを目的として、調べ学習や体験学習に取り組む「山鹿探検」。今年の目的地は、道の駅水辺プラザかもと!6/7、8に、低学年、高学年に分かれ、出かけました。

 事前学習で調べたいことを決め、山鹿の米を使った「八十八パン」や今が旬の「スイカ、メロン」を探してiPadで撮影する等、それぞれに調査。お目当ての物がない場合は、店員さんに尋ねることができていました。また、お昼ご飯は、新鮮野菜を使い包丁で切ったり、生地をのばしたりして自分たちで作ったピザをお腹いっぱい食べました。

 今年も、楽しみながら山鹿のことを知ることができました。

【学校行事】小中学部合同スポーツレクリエーション

 5月26日金曜日に晴天のなか、小中学部合同のスポーツレクリエーションを行いました。「徒競走」「玉入れ」「はこべカエル」の3つの競技を行い、「玉入れ」と「はこべカエル」は、御家族の皆様にも御参加いただきました。 

 「徒競走」では、名前を呼ばれて元気に返事をしたり、最後まで一生懸命走ったりする姿がたくさん見られました。「玉入れ」では、御家族の皆様が頑張っている時に「お母さんだ!」「頑張れ!」と必死に応援している子どもたちの姿がとても印象的でした。また、子どもたちも力を合わせて50個の玉を3つのかごに全部入れることができました。「はこべカエル」では、カエルに見立てたボールを、小学部の子どもたちが作成した大きな紙にのせ、御家族の皆さまやチームのみんなと協力をしてゴールまで運びました。

 次の日の連絡帳には「子どもたちの頑張っている姿を見ることができて嬉しかったです」「楽しかったです」などの感想をたくさんいただき、嬉しく思います。子どもたちだけでなく、御家族の皆様の御活躍と笑顔がたくさん見られた行事となりました。

【学校行事】「鹿本商工高等学校体育大会への参加」

 5月13日土曜日に鹿本商工高等学校の体育大会が行われ、高等部の有志の生徒3人が出場しました。当日は、生憎の雨模様でしたが、入場行進や100m走、長縄跳びに参加しました。

 100m走では、商工生と一緒に走り、雨で走りにくい中、ゴールまで諦めずに走りきることができました。

 長縄跳びでは、生徒2人、職員3人の計5人で跳び、1回目の記録が40回、2回目の記録が49回で合計89回跳ぶことができ、商工生よりも跳ぶことができました。

 競技を終えた生徒たちは、充実感や達成感を感じていたようでした。3人の有志生徒は、体育大会の練習時間をあまりとることができない中で、一生懸命に参加していたことが嬉しかったです。今後も、鹿本商工高等学校と交流を行っていくので、お互いの学びや成長につなげていってほしいと思います。

【学校行事】令和5年度(2023年度)PTA総会 ~開校初の対面でのPTA総会を開催しました~

 4月25日(火)、小中学部校舎体育館でPTA総会を開催しました。昨年度、一昨年度は、対面で開催する計画までは立てていたものの、新型コロナウイルス感染症の感染状況を鑑み、書面開催に変更せざるを得ませんでした。よって、かもと稲田支援学校開校初となる、対面による開催となりました。

 総会では、令和4年度の事業報告や会計決算報告並びに監査報告、そして、令和5年度の新役員、事業計画、予算の審議や、かもと稲田支援学校PTAの方針説明等が行われました。また、議事は、全て保護者の中から議長を選出した上で、議長が審議を進められました。PTA新旧役員交代では、お越しいただいたPTA会員の皆様から温かい拍手をいただき、また、新PTA会長から旧PTA会長へ、これまでの感謝の意を込めた花束を贈呈するという、感動的な場面もありました。

 当日は、御多忙の中、40人を超える多くの保護者の方に体育館にお越しいただき、心から感謝申し上げます。御都合で参加が難しかった保護者の方も、ぜひ動画配信を御覧ください。

 最後になりましたが、令和5年度の本校PTAへのますますの御理解と御協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

【学校行事】令和5年度 始業式・入学式

 4月10日(月)に令和5年度始業式を行いました。新しい学年になり、児童生徒達は3月末よりも堂々とした姿で参加することができました。

 11日(火)に入学式を行い、小学部4人、中学部5人、高等部16人の児童生徒たちが新たな生活をスタートしました。式中は、期待と不安で緊張した表情の新入生でしたが、少しずつ学校生活に慣れて1人1人が輝く姿を期待しています。 

 開校3年目を迎えました。新たな仲間も加わって、更に楽しく賑やかに、新たな歴史を刻んでいきたいと思います。

【学校行事】令和4年度卒業証書授与式

 3月2日に高等部と中学部、3月10日に小学部の卒業証書授与式が執り行われました。今年度は、高等部11人、中学部6人、小学部3人の児童生徒の門出を祝いました。

 少し緊張した表情の児童生徒もいましたが、証書を受け取る姿や答辞での振る舞いは、とても大人びて見えました。そして退場の時には、どの児童生徒も晴れやかな表情を見せてくれていました。

 卒業後も、自分らしく活躍していってほしいと思います。卒業おめでとうございます!

中学部、高等部卒業式

小学部卒業式

 

【小学部】生活科「おもてなしをしよう」

 2月1日に「おもてなしカフェ」を開催しました。普段お世話になっている通学バスの運転士さんや添乗員さん、校内の先生方を招待しました。カフェでは、接客係・お茶係・お菓子係に分かれ、茶菓子をふるまったりマッサージサービスをしたりしました。カフェは大盛況で、「ありがとう」「嬉しい」というお客さんの声をたくさん聞くことができました。子どもたちは、自分たちの“おもてなし”で、お客さんが喜んでくれたことを実感できたようです。学習後には、「家族の分の食器まで片付けてくれた」「肩たたきをしてくれた」という話もご家庭から聞かれました。

【学校行事】 「日ノ岡山登山」

 2月3日(金)に中学部と高等部の3年生で日ノ岡山へ登山に行きました。熊日新聞にも掲載されたように、日ノ岡山登山は稲田小学校の伝統行事でした。「日ノ岡山を守る会」のみなさんに紹介していただき、いつか登ってみたいと生徒たちと話していました。3月にはこの稲田校舎を巣立っていく卒業生の最後の校外学習にふさわしいと考え、中高合同で登ることになりました。

 当日は高等部から順に出発しました。体力のある高等部の先輩について行こうと一生懸命歩く中学生。時折ペースを落として後輩を待つ高校生。微笑ましい光景が多々見られました。

 中学生は、日岳五社神宮の参道、木や枝、鳥の声など、全てのものが新鮮だったようで、気付きを口々に伝え、賑やかな道中となりました。坂道が続くと少し疲れも見られましたが、お互いに声を掛け合い、目標としていた地点まで全員登ることができました。「登山は最高ですね。また登ってみたい。」と、余暇の拡がりも感じられ、嬉しく思います。帰り道は、味千ラーメンでのランチタイム。どの子もスープを最後の1滴まで飲み干し、「人生最高のラーメンの味」「卒業後にはここで同窓会をしよう」等、わくわくする感想が聞かれました。

 高校生は、中学生よりも更に上の地点まで登りました。登山道は樹木が生い茂り、石や段差もあり、足下に注意しながらの登山となりました。友だち同士「ここ注意してね。」と声を掛け合いながら、中腹まで登ることができました。日頃経験することの少ない登山でしたが、卒業前に実現でき、高校生にとっても良い思い出作りとなったようでした。

 登山の様子を見かけられた地域の方々からもたくさん励ましの声をお寄せいただきました。この地域ならではの活動ができたこと、地域の皆様のあたたかさに感謝いたします。ありがとうございました。

【中学部】道徳「山鹿市の文化」

 1月16~17日の2日間をかけて、山鹿灯籠を中心に山鹿市の文化について学びました。「特別の教科 道徳」での学習ということで、「どんな思いをもって、伝統工芸品を作ったり、祭を運営したりしているのか」ということを考えました。

17日には山鹿灯籠振興会より3名の灯籠師さんに御来校いただき、山鹿灯籠の技法を使ってドライフラワーベースを制作しました。制作体験後には、質問にも答えていただき、山鹿灯籠という文化をより詳しく学ぶことができました。生徒たちは2日間の学習を通して、それぞれが伝統を引き継ぐことへの「思い」を受けとったようです。

 

 灯籠師の皆様、本当にありがとうございました。

【高等部】保健体育科「医薬品の適正な使用方法について(薬物乱用防止教室)」

 1月17日に学校薬剤師の狩野壮太郎先生に、医薬品の使用方法について高等部生徒に向けて講話をしていただきました。

 はじめに、人は自然治癒力を持っていて、自然治癒力でも体調が治らない場合にお薬の力を借りて体調を回復させていることや、自然治癒力を上げるためには、健全な食生活、適度な運動、適度な休養の3つのバランスが必要であることをお話しされました。

 医薬品については、「決められた量、決められた回数、決められた飲み方」を守り水で服用する理由について、実験結果を用いてわかりやすくお話しがありました。また、「薬を飲むときの7つの約束」を守ること、ルールを守る服用の仕方が大切であるとお話しがありました。

 生徒達の感想を紹介します。

・薬物は、覚醒剤などが危ない物だと思っていたけれど、私たちが普段飲んでいるお薬も飲み過ぎると薬物乱用につながるのだとわかりました。

・薬を飲んでいるとき、病院から処方された薬を最後まで飲みきらずに放置していたことがよくあったので、今回の話を聞いて、今後体調を崩したときは、最後まで飲みきろうと思いました。薬物は、自分が知っている以上に身近なものだったので、詳しく知ることができて良かったです。

・薬物を知らない人や身近な人に誘われてもきっぱり断りたいです。

いじめ防止に関する取組 2学期の取組と3学期、次年度の志向 ~いじめのない、安全・安心で優しい教育環境づくりをみんなで~①

9月

○第2回いじめ防止対策会議

 1学期のいじめ防止に関する生徒指導、人権教育、スクールカウンセラーの活用、養護教諭のかかわりについて成果と課題を共通理解しました。また、各学部の気になる児童生徒の状況や学部で検討して実施した対応、現在の様子について確認しました。

 2学期のいじめ防止の取組として、心のサイン発見チェックリスト(家庭用)の活用、第1回人権教育職員研修、第2回いじめ防止職員研修(各学部の事例研修)を行い、家庭と連携したいじめの早期発見・未然防止と教職員の人権意識を高め、各学部の気になる児童生徒への支援や指導の方法等についてみんなで考えていくことを確認しました。

 外部専門員である山鹿市子ども相談員の先生からは、「支援や活動は1回したら終わりではなく、継続していくことが重要」「学校の取組を保護者に日常的に伝えていくことが大事」「子どもが示す行動には必ず理由や背景があると思いながら関わっていく」等の助言をいただきました。

 

○第1回人権教育全体研修(職員研修)

 今年度の人権教育目標や重点目標、各学部の人権教育目標について共通理解をしました。全職員がそれぞれの実践している人権教育について4~5人の少人数で班分けをして話し合いました。各学部の職員がそれぞれの班に入るようにしたことで、学部や学級を越えて、児童生徒のことを知り、一緒に考える機会となりました。

 

10、11月 

〇心と体の振り返りシート(新型コロナウイルス感染症関係)

 新型コロナウイルス感染症に関連して、心配なこと、不安、悩みなどについて熊本県教育委員会作成のアンケート調査を実施し、結果の分析を行いました。新型コロナウイルス感染症に関連しての不安があると答えた児童生徒については、担任が丁寧な聞き取りを行い、対応について学部主事、生徒指導主事等と話し合いました。サポートが必要な児童生徒が、養護教諭や担任等の支援を受けられているか確認し、調査結果や対応をいじめ防止対策委員で情報共有をしています。

 

○スクールカウンセラー(SC)の活用

 担任等の日常の観察による気付きや、アンケート調査の結果分析、子どものサイン発見チェックリスト等による相談、児童生徒や保護者のSC活用の申出等により、1学期、2学期合わせて23件の活用がありました。児童生徒の友人関係や体調等の悩み、保護者の子育て等の悩みに寄り添うカウンセリングや、担任等が効果的な支援ができるよう助言をいただいています。今後も積極的に活用していきます。

 

12月

〇第2回いじめ防止職員研修

 はじめに、「いじめ防止対策推進法第2条いじめの定義」、熊本県教育委員会の「いじめ防止等リーフレット」、「情報集約担当者研修資料」を活用した担任等と情報集約担当者の初期対応チェックリストについて再確認しました。いじめの疑いがある相談を受けた際等の全職員が行うべきこと、情報集約担当者が行うべきことを共通理解しました。また、第2回いじめ防止対策会議で情報共有を行った各学部の気になる児童生徒に関する事例を基に、実態把握を基にした適切な対応、指導の方法等について、4~5人の班に分かれて考えました。各班で出された意見を共有し、対応や指導に生かしています。

 

○人権集会

 児童生徒会役員が司会進行を行い、各学部の日頃の人権教育の取組を児童生徒が発表しました。はじめに校長先生から、心配なことや困ったこと、いろんな悩みを一人で抱え込まず、相談をしてくださいと話がありました。小中学部は、特別の教科道徳を中心とした人権学習を日々の指導につなげた取組、高等部は北朝鮮当局による拉致問題をテーマにした人権学習の様子や授業の感想を発表しました。また、熊本県人権啓発キャラクター「コッコロ」と、コッコロ隊によるステージイベントをしていただきました。テーマソング「コッコロのうた」をみんなで歌って踊り、心がぽかぽかあたたまりました。

いじめ防止に関する取組は「学校からのお知らせ」にも掲載しています。←クリックして是非お読みください。

いじめ防止に関する取組 2学期の取組と3学期、次年度の志向 ~いじめのない、安全・安心で優しい教育環境づくりをみんなで~②

○心のアンケート~楽しい学校生活をおくるために~

 熊本県教育委員会作成の「心のアンケート」を実施し、一人一人の児童生徒の結果の分析を行いました。「いじめられたことがあるか」「いじめを見たり聞いたりしたことがあるか」という質問に対しては、全員が「ない」と回答しています。一方で、「学校でいやだと思うことがあるか」という質問に対して具体的に嫌だと思うことについて回答している生徒もいました。全員が先生に相談したいと書かれていたことから、担任や養護教諭が丁寧な聴き取りを行う等の対応を行い、いじめ防止対策委員で情報共有等を行いました。アンケート調査で発信があったサインを真摯に受け止めながら、日常的な観察を徹底するとともに、児童生徒がサインを出せる関係づくりや保護者との連携、相談窓口の周知をしていきたいと思います。

 

○第2回人権教育職員研修

 旧満州来民開拓団遺族会会長を講師に迎え、「『来民開拓団の真相』に学ぶ」をテーマに講演をしていただきました。特に印象に残ったのは、「部落差別をはじめ、あらゆる差別は、差別する側の問題である。差別は、あくまで差別する側の問題である。決して、差別される側の問題ではない。差別を対象者の問題ではなく、自分の問題としてとらえさせるためには、『差別する側』の問題として学習を展開する必要がある。『なぜ差別されるのか』ではなく、『人はなぜ差別するのか』という位置から、教育の中身を創造しなければならない。」という言葉です。講演を聴いた後に全職員で意見交換を行い、感じたことや考えたことを伝え合いました。

 

〇長期休業中の生徒指導及び自殺防止の取組

 児童生徒の自殺は学校の長期休業明けの時期に増加する傾向があることを踏まえ、以下の取組を行いました。

①子どものサイン発見チェックリスト(家庭用)の活用を長期休業の前後に行うことにより、家庭と連携して子どもの変化に気付けるようにする。

②「冬休みのくらし(小中)」「冬休みのすごし方(高)」でSOSの窓口として、学校と「24時間子供SOSダイヤル」等の相談窓口一覧の記載し周知することで、子どもや保護者が活用できるようにする。

③「冬休みのすごし方(高)」でいじめ匿名連絡サイト「スクールサイン」の活用について記載することで、必要なときに活用できるようにする。(高等部)

 冬季休業中も、必要に応じて家庭訪問や電話連絡を行いました。

 

○3学期、次年度の志向

 3学期は、2月に第3回いじめ防止対策会議、3月に第3回人権教育全体研修を予定しています。第3回いじめ防止対策会議では、今年度の取組と次年度の志向、学校いじめ防止基本方針の説明、各学部の気になる児童生徒の情報共有をします。また、第3回人権教育全体研修では、全職員で今年度の人権教育実践について話し合いをします。

 本校のいじめの認知件数は現時点では0件です。今後もいじめの防止に最大限力を注ぎ、いじめ0を続けられるように、児童生徒、保護者の皆様と信頼関係を築き、いじめ防止の取組を一緒に行っていきたいと考えています。

いじめ防止に関する取組は「学校からのお知らせ」にも掲載しています。←クリックして是非お読みください。

【高等部】献血セミナー「Let‘s献血! ~みんなでつなごう命のバトン~ 」

 1月11日に熊本県赤十字血液センターから医師の高村政志氏をお招きし、献血セミナーを高等部3年生に向けて行いました。

 講師の先生からは、失われた血液は輸血により補うことができるが、血液は人工的に作れないため、輸血用の血液はすべて献血でまかなっていると献血の必要性についてお話しをされました。また、人に流れている血液の量は体重で違うこと、体重1kgあたり70~80mlの血液量があり、78kgの人の血液量は2Lペットボトルの3本分あることを教えていただきました。そして、輸血を必要とする方の8割は、病気で治療のために使用されていることがわかり、献血を行うことで誰かの役になっていることを知るなど、生徒たちの学びを深める機会になりました。

 生徒達の感想を紹介します。

・献血は、たくさんの人たちの命を救うものだとわかりました。私は、献血に興味をもったので献血をしてみたいです。

・私は献血に対して恐いイメージがありましたが、今回のセミナーを聞いて献血をしてみようかなぁと思いました。自分のしたことでたくさんの人の命が助かるなら大切なことだと思いました。

・輸血が必要な方が1日に3000人いることがわかり、周りの人たちや友達に話をしてみようと思いました。また、輸血は手術の時だけでなく、出産をされる方にも大切なことがわかりました。

【高等部】修学旅行~鹿児島~

 12月14日から16日、2泊3日の日程で、高等部修学旅行を実施しました。行き先は鹿児島方面です。1日目は、霧島高原でおいしいうどん定食を食べた後、知覧特攻平和会館を見学しました。平和講話では、講師の方から、特攻という悲劇に至る戦争の経過、特攻部隊として旅立ち二度と戻ってこなかった若い特攻兵のお話がありました。熊本の山鹿出身の2人の特攻兵の方について、お名前を挙げてお話があり、生徒もしっかり話を聞き、戦争の惨劇を感じたようでした。鹿児島市内に到着後、いおワールド鹿児島水族館に行きました。夜間見学ということで、本校のみの貸切見学でした。夜間の水族館に生徒は興奮し、写真を撮ったりお土産を買ったりと楽しそうでした。

 2日目は鹿児島空港から種子島に航空機で渡りました。航空機が初めての生徒は、離着陸時の浮遊感に驚く様子も見られました。種子島宇宙センターでは、国産H2ロケットの本体を間近で見学したり、管制室を見たりしました。陸、海、島に囲まれ、「世界で一番美しい宇宙センター」と言われる理由が分かりました。帰りに立ち寄った「千座の岩屋」では、自然が作り出した岩屋と砂浜の美しすぎる光景に皆感激し、写真撮影が止まりませんでした。宿泊したホテル吹上荘では、おいしい料理と気持ちの良い温泉に入り、旅行の疲れもあり生徒はすぐに就寝していました。

 3日目は鹿児島市内の天文館と鹿児島中央駅アミュプラザでの班別自由行動を行いました。班ごとにお土産を買ったりおいしい鹿児島名物を食べたりと楽しい時間を過ごしました。帰りのバスの中では全員が感想を発表し合い、車内でのフィナーレの曲と学校でのお出迎えに、涙を流す生徒もいました。

 3日間の修学旅行、全員無事に行程を終え、貴重な体験と共に思い出作りができました。旅行会社を始め関係の皆様、生徒が安心して旅行を迎えられるよう準備して下さり、行程中見守って下さった保護者の皆様に感謝申し上げます。

【高等部】職業科「ようこそ先輩」

 高等部では、卒業した先輩を講師として招き、卒業後の生活について講話をいただく「ようこそ先輩」を実施しています。今回は3月に卒業し、社会人として活躍している2人の先輩から講話をしていただきました。

 先輩からは、「朝早起きできるようになりました。」「朝は5時台に起きて、おにぎり弁当を作っています。」「つらいことがあっても仕事に向き合うことが大切です。」「趣味でドライブをしており、夢は新車を買うことです。」などの話があり、社会人となって成長し、頑張っている様子が伝わりました。講話を聞いた生徒も、先輩の言葉をメモにとったり、質問をしたりしながら熱心に聞いていました。また、講話の内容は授業で振り返り、卒業後の生活について考える貴重な時間となりました。

 先輩方、ありがとうございました。

火災避難訓練

 11月29日に火災避難訓練を行いました。当日は不安定な天候だったため、運動場横の渡り廊下に避難しました。大きな警告音や想定外の避難先に戸惑う児童生徒もいましたが、周りの友達や教師と一緒に安全に全員避難することができました。また、山鹿消防署東分署の方々に避難について講評をいただいたり、各学部の代表が消火訓練をしたりしました。訓練後には、消防車、救急車の見学もできました。訓練を通して、防災の意識や防災教育の大切さを改めて感じる等、貴重な経験ができました。

【高等部】生活単元学習「修学旅行事前校外学習を実施しました」

 11月30日に、高等部2,3年生で修学旅行事前校外学習を行いました。行き先は、熊本市現代美術館と、熊本市内のマクドナルド、スターバックスコーヒー、サンマルクカフェです。今回の校外学習は修学旅行事前学習の一環として実施しており、修学旅行に向けて、整列、点呼、移動等の集団行動、また班別での行動ができるようになること、安全に留意して指示を守った行動を取ることができるようになることを目的としました。

 現代美術館では、展覧会「PAPER かみと現代美術」が開催されており、紙を用いた繊細な作品やダイナミックな造形に生徒たちは興味を持って見学していました。班別行動では、事前学習で班毎に決めた店舗まで安全に移動し、昼食を食べることができました。また、指定された集合場所や時刻に間に合うように、安全を守って班別行動をすることもできました。

 今回の校外学習で行った集団行動、班別行動を振り返りながら、間近に迫った修学旅行に向け、学習を活かしていきたいと思います。

【小学部】生活単元学習「校外学習へ行こう」

 11月22日、小学1~3年生は、生活単元学習でバスに乗って道の駅鹿北へ行きました。道の駅鹿北では、木工体験でムービングフィッシュを作ったり、買い物学習をしたりしました。今まで何度か校外で学習した成果もあり、挨拶やマナー、買い物などスムーズに行うことができました。買い物では、初めてのセルフレジでしたが、落ち着いて飲み物を購入することができました。また、道の駅限定スタンプを、事前学習で作成したスタンプカードに押して素敵な記念にもなりました。

【中学部】生活単元学習「身近な公共施設へ行こう!」

 中学部1年生は、11月15日に熊本県立装飾古墳館の見学と鹿央物産館で食事と買い物学習を、21日にアタックス鹿本店での買い物学習をしました。事前学習では、タブレットを使って調べたりまとめたりして、自分で「学習のしおり」を作成していきました。装飾古墳館では、古墳に登って大きさを感じたり、古代人の生活の映画鑑賞や展示見学、そして装飾古墳缶バッジ作りもしたりしました。

 買い物学習では、おうちの人に日用品で買ってきてほしいものを調査するところからスタートして、値段を調べたり、店のことを調べたり路線バスの乗り方等も学習しました。エコバッグやティッシュボックスを持って歩くことや、バスに乗降する大変さも体験しました。公共施設での過ごし方や集団での行動の仕方等多くのことを学ぶことができ、生徒たちは楽しそうで充実した表情でした。

【小学部】生活単元学習「修学旅行に行こう」

 11月24日、25日に一般学級と重複障がい学級の4・5・6年生で修学旅行に行きました。1日目は熊本博物館でプラネタリウム等の見学、城彩苑で昼食と買い物、熊本城天守閣見学を行いました。2日目は御船恐竜博物館で見学と恐竜缶バッジ製作を行いました。

 集団行動や公共のマナーなどの事前学習を確認しながら、安全に楽しく活動することができました。また、見学をとおして、熊本県の自然や歴史、文化について理解を深めたり、ホテルでの宿泊などの日頃の学校生活ではできない経験を積んだりすることができました。修学旅行の2日間の活動をとおして、子どもたちがより一層互いのことを好きになり、仲良くなっているのを感じています。今回の学びを今後の学校生活につなげていきたいと思います。

 保護者の皆様には、お忙しい中、説明会への参加や書類・持ち物の準備、体調管理など、大変お世話になりました。また、見学や買い物、宿泊、昼食など、様々な場面でたくさんの方々に温かく丁寧な対応をしていただきましたことに、感謝申し上げます。

【中学部】生活単元学習「修学旅行に行こう!in益城・天草」

 11月17日~18日に、2・3年生で修学旅行に行きました。1日目は湖池屋 九州阿蘇工場(益城町)の見学、天草五橋シークルーズ(上天草市)の体験をしました。湖池屋では、解説をしていただきながら工場見学をしたり、「湖池屋GOGOファクトリー」にて湖池屋の歴史を教えていただいたりしました。また、8種類のフレーバーからお気に入りのものをブレンドして、マイポテチ作りにも挑戦しました。楽しく、美味しく学ぶことができました。シークルーズでは、慣れない船内に怖がる生徒もいましたが、後半になると事前学習にて調べていた島や橋を見つけて伝え合う姿が見られました。

 2日目はシードーナツに行きました。珍しい魚、泳いでいる姿は初めて見る魚などを見て、様々な水辺の生き物に目を輝かせる姿が印象的でした。また、イルカふれあい体験では、最初は恐る恐るイルカに触っていた生徒もいましたが、体験が終わる頃にはみんなイルカのとりこに・・・!口々に「かわいい!」、「もっとイルカを見ていたい!」と話してくれました。

 見学地での活動や宿泊時のマナー、集団行動など様々なことを学びました。修学旅行を通して友達との絆もより一層深まり、何物にも代えがたい経験ができました。これらの学びを今後の学校生活に生かして、「進化」していけるようにしたいと思います。

【学校行事】かもと稲田まつり

 10月29日(土)に本校の学校祭である「かもと稲田まつり」を開催しました。児童生徒実行委員を中心に考えた「笑顔で 楽しむ かもと稲田まつり  やるぞ おー!」のスローガンの下、一丸となって活動に取り組みました。各学部によるステージ発表においては、「かもいな音楽会」(小学部)ではボディパーカッションと合奏を、「かもいなテレビ」(中学部)では社会科と職業・家庭科で学んだことの報告を、「ダンスカリグラフィー」(高等部)ではダンスと書道パフォーマンスを披露しました。また、中学部と高等部は作業製品の販売やボッチャやeスポーツの体験活動の運営も行い、丁寧な製品づくりから梱包、製品や活動内容の説明など工夫を凝らしました。

 児童生徒はステージ上でのパフォーマンスや接客など、普段の学習活動では味わうことのできない緊張感や高揚感、達成感など様々な気持ちを実感することができたようでした。児童生徒の笑顔と楽しむ姿に溢れたかもと稲田まつり、大成功でした。

 

 フォトアルバムにも掲載しています情報処理・パソコン

【地域行事】来民門前市に「的当てボッチャ」を出店しました!

 11月5日(土)に、来民商店街で開催された「来民門前市」に参加しました。近隣の小中高校も出店したりステージイベントに出場したりするなど盛り上がる中、本校は「的当てボッチャ」ブースを出店しました。的とボッチャの球を使って行う、小さなスペースでも楽しめるゲームです。午前10時の開始とともに、地域住民の方や小学生、小さなお子さんも列を作って下さり、午後4時の終了までたくさんのお客様で賑わいました。本校職員、保護者の他、遊びに来た生徒も運営の手伝いをしてくれました。地域のイベントにこれからも参加し、一緒に盛り上げて行ければと思います。

【中学部】職業・家庭「職場見学に行こう(2・3年)」

 職業・家庭「職場見学に行こう」の学習で、高等部の作業学習と、山鹿市にある事業所「もくせい学園」の見学をしました。仕事の内容や休憩の仕方、工賃等について、ていねいに教えていただきました。事後学習では、学んだ内容を一人一人まとめ、ポスターセッション形式で発表しました。高等部では終日作業学習の日があること、ミシンなどの機械を1人でも安全に使用していること。もくせい学園ではメリハリをつけて仕事をしていること、菓子箱や割り箸など身近なものに取り組まれていることなど、様々な気付きがあったようです。真剣に、かつ生き生きと働かれている姿をみて「やってみたい」「はたらいてみたい」「たのしみ」という感想が多くありました。はたらく生活をイメージしながら、10月末の販売会に向けて、更に学習を積み重ねていきます。

【小学部】生活科「買い物をしよう!」

 生活科の学習で、学校近くの商店へ買い物に行きました。今回の目的は2つ。ひとつは自動販売機で好きな飲み物を買うこと、もうひとつはお店で買い物をすることでした。模擬自販機や模擬商店を使った事前学習の成果があり、買い物の手順を思い出しながらスムーズに希望した商品を買うことができました。また、購入後はお店の人に「ありがとうございます」とお礼を伝える様子も見られました。

 11月には、高学年は修学旅行、低学年は道の駅への校外学習を予定しています。今回の学習の学びを次につなげていきたいと思います。

 商店の方には、一人一人に温かく対応してくださり感謝申し上げます。

【高等部】家庭科「『食に関する指導』講話について」

 10月6日(木)に、鹿本給食センター学校栄養職員の川井先生と「将来も健康でいるために食と運動について考えよう」という学習をしました。「健康は食事・運動・睡眠の3つのバランスが必要であること」や「朝食を食べたくなるポイント」など、具体的な例を踏まえながら学びました。また、美しく食べるための合い言葉「良い姿勢で・よく噛んで食べる」ことの重要さを確認し、改めて、食の大切さについて考えることができました。川井先生、ありがとうございました。

生徒の感想の一部を紹介します。

・最近になってから肌のことを気にするようになり、家に野菜がある時は、サラダにして食べるようにしています。これからも、バランスの良い食事をとれるように心がけていきたいです。

・健康に大事なのは、食事+運動+睡眠に気をつけながら、特に運動はお風呂上がりにストレッチをしたり、休みの日にはウォーキングしたりして、健康な体を作りたいです。

・同じ時間に食べることで体を整えてくれることや、美しい姿勢でよく噛むことで虫歯を防いでくれることを知りました。これからは食べる時間やよく噛むことを意識して食べようと思います。

【高等部】職業科「障害者就業・生活支援センターがまだす」

 高等部3年生が9月27日(火)に「障害者就業・生活支援センターがまだす」へ校外学習に行きました。障害者就業・生活支援センターは県内に6カ所あり、「がまだす」では県北地域を担当されています。障害者就業・生活支援センターは卒業後に雇用及び福祉関係機関と連携のもと就業面・生活面への一体的支援を行ったり、企業への雇用管理等の相談や助言、障害についての説明を行ったりされているところです。

 障害者就業・生活支援センターの機能だけではなく、仕事に就いたときに起こりうる困り事やその対処についても、とても分かりやすく話をしていただきました。生徒たちは、自分の周りには自分を応援してくれる人たちがいるということが分かり、自立に向けて考えるいい機会になりました。

【高等部】現場実習「高等部3年生 第2回現場実習」

 9月8日(木)より22日(木)までの日程で、高等部3年生の第2回現場実習を実施しました。この実習が求人票をもらえるかどうかの判断となる生徒もおり、前回より更に真剣味が増した実習となりました。暑い中、汗を拭いながら工作機械に向き合う生徒、埃ひとつ舞っていないクリーンルームで機械を操作する生徒、スーパーのバックヤードで他の店員さんに混じってテキパキと商品の陳列準備をする生徒と仕事の場所は様々でしたが、全員の頑張りが輝いていました。

【お知らせ】楽球甲子園に出場しました!

 一般社団法人Arts and Sports for Everyoneの主催する、「楽球甲子園」が9月25日(日)にグランメッセ熊本で開催され、本校高等部の生徒3人と職員でチームを編成して出場しました。「楽球」とは、同法人の呼び名で、レクレーションボッチャのことを言います。

 生徒のみの「チャレンジドの部」、職員も混じえた「ユニファイドの部」の2部門にエントリーし、競技をしました。

 多くの参加者に見つめられる“緊張”の舞台の中、生徒は集中した表情で狙いを定め、会場の雰囲気に動じることなく一球一球を投じていました。ミラクルプレーが見られると、会場からたくさんの歓声と拍手をもらい、生徒も嬉しそうでした。

 本校で学校を挙げて取り組んでいる「ボッチャ」。児童、生徒の皆さんはもちろん、保護者の皆様も一緒に、生涯スポーツとして続けてほしいと感じました。来年も多くのメンバーで出場したいと思います。

【高等部】総合的な探究の時間「鹿本高等学校とのスポーツ交流」

 9月16日(金)の午後、鹿本高等学校スポーツ健康科学コースの2年生のみなさんと本校高等部生徒とのスポーツ交流会を本校体育館で開催しました。両校の生徒が一緒のチームになるよう組み分けをして、前半はボッチャ、後半は鹿本高等学校の生徒が考案したユニバーサルデザインなスポーツを一緒に楽しみました。最初こそ、お互いの距離感に戸惑う様子があったものの、ボッチャを一緒にする中で賞賛の声や歓声が徐々に大きくなり、スポーツを通した交流の盛り上がりを感じることができました。地域の学校として今後も交流を深めていきたいです。鹿本高等学校の皆さん、ありがとうございました。

【学校行事】PTA保護者研修

 9月22日(木)に、「ペップトーク」について、PTA保護者研修会を行いました。最初に動画(職員研修と同じ内容)を視聴した後、グループで体験(グループでの話し合い)をしました。

 話し合いの順序は以下のとおりです。

①テーマ発表(最初のテーマは「今までの人生の中で、私が一番頑張った話」でした。)
②グループ内で、話す順番を決める。(4人グループであれば、1~4番)
③1番の人が、テーマについて、自分の話をする。
(「私は、今までの人生の中で、○○をこんなふうに頑張ってきた。)
④2番の人が、1番の人の良いところを伝える。
(「○○さんの○○なところがとても良いと私は思います」)
⑤みんなで拍手をする(3番が伝える→拍手→4番が伝える→拍手)
⑥2番の人が、テーマについて、自分の話をする。
⑦(3番が伝える→拍手→4番が伝える→拍手・・・・・)

 この流れで全員が自分の話をして、全員が相手の良いところを伝えました。テーマについて話をした人は、グループの他の方々からたくさんの賞賛や励ましの言葉をいただき、元気づけられ、嬉しい気持ちになっていました。

 同様に、「私の子供が頑張っていること」「私が子育てで一番頑張っていること」というテーマについても行いました。お互いに励まし励まされていくうちに、最初は緊張していた参加者の皆様の表情が少しずつ和やかになり、グループでの話し合いも次第にとても活発となり、気付けば予定終了時刻となっていました。

 ペップトークの体験を通して、相手から賞賛や励ましの声かけをされたことで、嬉しい気持ちになり、勇気づけられたことと思います。そのことで、自分や我が子の良さや頑張りにも気付くことができたと思います。また、相手の良さを伝えて励ます経験をたくさんしていただきました。参加者の皆様がペップトーカーの仲間入りをされていました。

 参加された方々、お忙しい中参加していただき、ありがとうございました。今後、今回の研修で出会った方々との親睦を深められたり、他の方々へ「ペップトーク」の素晴らしさを伝えたりしていただけると幸いです。

 今後も、PTA保護者研修会を計画していきたいと考えています。ぜひ、「こういう内容の研修をしてほしい」「いつだったら参加できる」等、ご要望をお知らせください。

【高等部】総合的な探究の時間「第2回 地域クリーンタイム」

 9月14日(水)に高等部1・2年生で第2回地域クリーンタイムを行いました。1年生は学校~米嶋八幡宮方面の清掃を、2年生は学校~石渕河川公園方面の清掃をしました。生徒たちは、地域の清掃活動を通して、地域社会の一員としての自覚を深めることを目標に取り組みました。普段、見慣れた道路や通学路にしている生徒にとって、「きれい見えていたけれど、タバコやペットボトルのゴミがあるのは悲しい」などの感想を言いながら、活動していました。持ち帰ったゴミは少なかったですが、自分たちでゴミの分別をすることもできました。

 今後も機会をつくって地域の清掃作業をを行い、地域社会の一員として活動したいと思います。

【全体】2学期 始業式

 9月1日に2学期の始業式を行い、42日間の夏休みが終わりました。「先生!夏休みにこんなことをしました!」と楽しい思い出話をたくさん聞かせてくれています。思い切り遊んだりスポーツをしたり、宿題や手伝いを丁寧に取り組んだりと充実した夏休みを過ごしたようです。

 2学期は、学校生活の中でも一番期間が長く、かもと稲田まつりをはじめ、各学部で様々な学習に取り組みます。また、高等部拡充工事に伴い、2学期から高等部が小・中学部校舎へ一時的に移転してきており、より一層賑やかな稲田校舎となっています。全校児童生徒が同じ校舎で学ぶという今年度しかできない経験の中で、たくさんのことを学び合ってほしく思います。

PTA合同美化作業、大変お世話になりました

 8月27日(土)のPTA合同美化作業では、多くの方にご協力いただき、誠にありがとうございました。普段、関係職員で懸命に除草作業に努めてきましたが、広大な敷地で行き届かないところもあり、苦慮していたところでした。

 今回の美化作業を通して、校内及び学校周辺が、見違えるようにきれいになりました。おかげさまで、9月1日(木)から始まる2学期をきれいな環境で迎えることができます。

 今回の美化作業の目的の1つに、PTA会員同士の交流も含まれていました。美化作業の前に、各学部で自己紹介をし合ったことで、お互いの顔と名前を覚える良い機会になったのではないかと思いました。

 今後とも、本校PTA活動へのご理解とご協力をよろしくお願いします。

高等部校舎前の横断歩道が、カラー横断歩道になりました

 うれしいお知らせをさせていただきます。

 

 高等部校舎前の横断歩道についてです。

 以前から、「横断しようとしてもなかなか渡れない」「渡ろうとしても、車が減速せずに通行することがある」という声が聞かれていました。 三叉路で、運転手が横断歩道に気付きにくいという理由もあったと思います。

 そのような懸念もあったので、カラー横断歩道に変えていただけないか、山鹿市に陳情をしましたところ、早急に対応していただきました。

鮮やかな、グリーンとホワイトのストライプですよね。

運転手から見ても、このように違います。

の下に

 生徒たちも、以前よりも安心して横断することができるようになると思います。

 カラー横断歩道にしていただき、ありがとうございました。

いじめ防止 1学期の取組~いじめのない、安全・安心で優しい教育環境づくりをみんなで~②

 1学期のいじめ防止に関する取組の一部を紹介します。

 「いじめ防止」のページに詳細を記載していますので、是非ご覧ください。

 

〇第一回いじめ防止職員研修

 6月30日(木)に一回目のいじめ防止職員研修を行いました。「いじめのない安全・安心で優しい教育環境づくりをみんなで」をテーマに、「1 いじめの定義、法令等について」、「2 いじめ防止の体制や取組について」、「3 いじめの認知や対応について」、「4 いじめの定義等に関する班別協議(演習)」を行いました。

 今回の研修では、私たち教職員が、いじめを学校における最優先課題であるという共通認識をもち、事例研修等をとおして、令和4年度の重点目標である「安全・安心で優しい教育環境づくり」を職員一丸となって行う意識を高めることを目的として行いました。学校教育目標の達成をめざし、いじめの早期発見、未然防止の取組を丁寧に行っていきたいと思います。

いじめ防止 1学期の取組~いじめのない、安全・安心で優しい教育環境づくりをみんなで~①

 1学期のいじめ防止に関する取組の一部を紹介します。

 「いじめ防止」のページに詳細を記載していますので、是非ご覧ください。

 

〇心のきずなを深める月間の取組

 児童生徒同士の心のきずなを深め、いじめを許さない学校・学級づくりに対する意識を高める取組を各学部で行いました。高等部では、「生徒一人一人が自分の大切さや他の人の大切さについて改めて学習すること」、「相手の気持ちを考えた自分の気持ちの伝え方について学習すること」を目標として、複数の教科において授業実践を行いました。友だちを大切にする方法について生徒自身が考えたことで、学校生活における具体的な言葉遣いや相手を思いやる行動等を確認することができました。

 また、児童生徒会による校内放送やポスター、各学級でのポスター・標語の取組により、いじめを許さない学校・学級づくりに向けた気運を高めることができました。児童生徒の作成したポスター作品の一部をご紹介します。

【小学部】図画工作「セロファンであそぼう」

 6~7月はカラーセロファンを使った単元を行いました。単元の始めには、カラーセロファンを自由に楽しむ時間を設けました。カラーセロファンを通して見た世界の色の変化に面白さを感じている様子や丸めた時の音や形の違いに気付く様子が見られました。カラーセロファンを様々な形や大きさに切った後、自由に配置してラミネートした「窓飾り」や底を切り取った紙コップに貼り付けた「万華鏡」を制作しました。太陽光にかざしたり、ライトの光を当てたりして、たくさんの色に染まった世界を楽しんでいました。

【中学部】総合的な学習の時間「お米のひみつ2022」

 6月24日からお米や地域の農業をテーマに調べ学習をする「お米のひみつ2022」という単元を行いました。それぞれがテーマの中で興味のあることや分からないことを調べ、報告会で報告をしました。また、29日には地域の稲作アドバイザーから御指導いただき、田植え体験をしました。慣れない泥の感触に驚いたり、不安定な泥の中で必死にバランスをとったりと、様々なことを感じながら田植えができました。また、手植えをしたことで、農業の大変さをより感じた生徒もいました。秋には稲刈りも体験させていただく予定です。

 

【小学部】生活単元学習「おいしいお米をつくろう~田植え~」

 今年も田植えの季節がやってきました!昨年は校内のミニ水田で田植えの練習をしましたが、今年は稲作アドバイザー平本さんの水田をお借りして、代掻き(しろかき)という名目でジャブジャブ水田体験を行いました。電車ツアーやフラッグレース等を行いながら、しっかり水と土をかくはんすることができ、田植えの準備はOK。その5日後に、田植えを行い、泥に足を取られながらも上手に苗を垂直に植えることができました。今後の稲の成長が楽しみです。

【職員研修】第1回専門性向上研修

 7月6日(水)に、熊本大学病院小児在宅医療支援センター/熊本県医療的ケア児支援センター副センター長の小篠史郎先生を招聘して、第1回専門性向上研修を行いました。

『医療的ケア児の体制整備の近況及び支援について』をテーマに講話していただき、医療的ケア児が年々増加している現状や、医療的ケア児への支援体制整備、小児在宅医療センターの役割についてなど詳しく学ぶことができました。

また、実際に様々なシミュレーターを使って、アンビューバックの使い方や喀痰吸引の方法、胃ろうによる経管栄養について体験させていただきました。体験した職員からは、「アンビューバックの力加減が難しかった。」「気管カニューレのカフや胃ろうのバルーンの仕組みが初めてわかった。」などといった感想がありました。

本校でも、医療的ケアを行うのは看護師であり、直接医療的ケア児に関わる職員は限られていますが、今回の研修で全職員が医療的ケア児への支援について学ぶことができ、とても貴重な時間になりました。

 

【中学部】社会「仕事と生活~酪農家見学~」

 中学部は社会で、「仕事と生活」という学習に取り組んでいます。その学習の中で先日「酪農家見学」を行いました。見学先は、学校のすぐ近くにある高倉牧場さんです。

 牧場の方の話を聞き、私たちが毎日飲んでいる牛乳がどのようにしてできているのか、その大変さとありがたさを改めて実感することができました。そして何よりも、牛の頭をなでたり子牛を間近で見たりと、牧場でしかできない貴重な体験をすることができました。

【地域行事】 「御田植祭」

 6月19日(日)に鹿本町で新嘗祭の一環である御田植祭がありました。県では、毎年新嘗祭に献上する米や粟を各地域が持ち回りでつくっているそうです。今年は鹿本町の水田が選ばれました。御田植祭では地元の子どもたちが田男と早乙女に扮して苗を植えるため、本校からも中学部生徒2人、高等部生徒3人が田男として参加しました。慣れない白装束や足袋、草鞋に苦戦したり、神事に緊張したりする様子が見られましたが、複数回の練習の成果を十分に発揮することができ、なかなかできない貴重な経験となりました。生徒たちは、10月中旬に行われる抜穂祭にも参加する予定です。

救命救急法研修

 6月14日(火)に山鹿消防署東分署の救命救急士と消防士の方を招聘し、緊急時に救命救急士が到着するまでにすべき対応について職員研修を行いました。研修の初めに「15分間の奇跡 先生たちの救命リレー」の動画を視聴しました。その後、3グループに分かれて、胸骨圧迫とAEDの使い方について児童生徒の様子をイメージしながら実技訓練を行いました。今回は特に、救急車到着までの職員の動き、「救命の連鎖」の重要性を全職員で学ぶ貴重な時間になりました。

各グループに分かれて救命救急士と消防士の方から胸骨圧迫の方法とAEDの使い方を習っている様子です。胸骨圧迫の回数は1分間に100~120回のリズムで行う。アンパンマンマーチの歌をイメージして行うとしやすいことや感染症予防の観点から、人工呼吸よりも胸骨圧迫を絶え間なく行うことが重要であることを学びました。

実技訓練の様子です。胸骨圧迫は、両足を固定し、腕を真っすぐ伸ばす「ゴリラのポーズ」が良い姿勢だそうです。救急救命士の方から、姿勢がとても良いと褒められた職員もいました。また、感染症予防の観点から、人工呼吸よりも胸骨圧迫を絶え間なく行うことが重要と教えていただきました。

【中学部】職業・家庭「家庭生活と役割」

 「掃除や食事などの『生活』に関することは、在学中も卒業後もずっとしていくこと」ということを、中学部では日々学んでいます。そこで総合的な学習の時間には「かもいなピカピカ作戦」という単元で、箒やちりとりの使い方や雑巾での正しい床の拭き方について学びました。この学習では、「やり方が分からない時には分かっている友達に教えてもらうこと」を目標とし、学年に関係なく互いに教え合いながら掃除の仕方を学ぶことができました。

 職業・家庭では「家庭生活と役割」という単元で皿洗いと風呂掃除について学習しました。風呂掃除は本校体育館の2階にある清掃サービス実習室を初めて利用しての学習だったため、「学校にお風呂がある!」と目を輝かせる生徒の様子が印象的でした。「洗ったお風呂はキュッキュッと音がします。」と何度も浴槽を触り、達成感を感じたようです。皿洗いでは「泡がなくなってツルツルにする」や「皿を重ねると乾きにくい」といったことに生徒たちが自ら気付いていました。

 これからの人生でもずっと続く「生活」を豊かにするために、少しでも自分でできることを増やすために、今回の学びを日常生活に生かしていきたいと思います。

清掃サービス実習室

【小学部】生活単元学習「山鹿探検をしよう」

 地域の伝統的な施設を知り、自分たちが住んでいる地域に関心をもつことを目的として、「山鹿探検をしよう」という単元をしました。6月3日(金)には、2年生~6年生が八千代座と落語カフェ 七七屋山本堂での校外学習を行いました。八千代座では、「奈落」と呼ばれる地下に降りて舞台を廻す体験や舞台に立って廻り舞台の体験をしました。集合写真を撮る時には、舞台の上から降ってきた花吹雪に驚く様子が見られました。落語カフェでは、山鹿の特産品である山鹿和栗が使われたアイスを食べました。「おいしい。」という声が飛び交い、多くの笑顔が見られました。会計時は財布からお金を取り出し、支払うこともできました。

 施設の見学とカフェの体験ができて、とても充実した校外学習となりました。

【学校行事】みんなで楽しい運動会!

 5月21日(土)に運動場にて本校第1回目の運動会を行いました。当日は暑すぎず、練習の成果を十分に発揮することができる気候となりました。児童生徒会を中心に作成した「最高の笑顔、みんなで楽しい運動会」のスローガンの下、一丸となってさまざまな競技に取り組みました。「初めて徒競走で1位になれた!」と嬉しそうな表情や競技で負けて悔しそうな表情、大きな声で友達を応援する姿など、普段の学校生活ではなかなか見ることのできない児童生徒の様子をたくさん見ることができました。競技はもちろんですが、児童生徒は苦手なことに挑戦したりルールを守ることなどたくさんの学びがありました。たくさん学び、最高の笑顔で楽しい思い出のできた運動会をこれからの学校生活に生かしていきたいと思います。

フォトアルバムにも写真を掲載しています

地震避難訓練

 4月にシェイクアウト訓練音源を活用した地震避難訓練を実施しました。小・中学部では、事前学習でシェイクアウト音源を聴いてから訓練を行ったことで、落ち着いて訓練に参加することができました。高等部は、自分たちの訓練の様子を動画で見て、防災ヘルメットの着用時間や、机の下へ避難の仕方など、自分たちが命を守る行動についてできていたかを振り返ることができました。

小学部・中学部の避難の様子です。

一次対応のため、頭を守っています。その後体育館へ避難しました。

 

高等部の様子です。

自分の頭の大きさに合うよう、防災ヘルメットのサイズを調整しています。

【小学部】生活単元学習「運動会の練習の様子」

 かもと稲田支援学校初の運動会が5月21日(土)に計画されており、子どもたちも職員もドキドキわくわくし、練習しています。小学部の赤組リーダー、白組のリーダーを中心に団体種目の踊りや玉入れ、徒競走に一生懸命全力で取り組んでいます。さらに、友達を応援する声掛けも多く見られるようになってきました。コロナ感染拡大防止の為、今回は校歌に合わせたダンスを踊ることになりました。児童が元気いっぱい身体を使って表現をしますので、是非ご覧ください。

 

【中学部】保健体育「中学部のShow Time!」

 5月21日(土)に行われる運動会に向けて本格的な練習が始まりました。かもと稲田支援学校で記念すべき1回目の運動会。中学部の生徒たちの気合いは十分です!「この走りに全集中!!(徒競走)」、「中学部サン SHOW TIME!!(中学部団体競技)」、「閉会式 校歌ダンス」を中心に練習に取り組んでいます。練習中には「がんばれ!」や「ファイト!!」など友達を応援する声が飛び交い、運動会を通じて進化・成長した姿が見られそうです。

 当日は中学部の「Show Time」の数々に御声援をお願いいたします!

 

 

【学校行事】始業式・入学式

 4月8日(金)に始業式を行いました。新しい学年になり、3月末と比べて引き締まった表情の児童生徒たちでした。また、始業式に先だって就任式も行い、13名の新任・転入職員に児童生徒会の代表が歓迎の言葉を贈りました。

 11日(月)に入学式を行い、小学部9人、中学部8人、高等部11人の児童生徒たちが新たな生活をスタートしました。期待と不安の入り交じった表情の新入生も、在校生からの拍手と「おめでとう」の声に柔らかい表情になっていました。

 

 開校2年目を迎えました。新たな仲間も加わって、更に楽しく賑やかに、新たな歴史を刻んでいきたいと思います。

フォトアルバムにも写真を掲載していますお祝い

【中学部】道徳「山鹿市の文化を知ろう」

 3月14日(月)に、3名の山鹿灯籠師の皆様に来ていただき、山鹿灯籠の作り方を教えていただきました。糊代(のりしろ)がないため、和紙同士をつなげるのに苦戦する生徒もいましたが、丁寧に教えていただくことで、和紙だけでできたドライフラワーベースを完成させることができました。

 制作体験後、様々な質問にも答えていただき、山鹿灯籠という文化の大切さを実感することができました。

 灯籠師の皆様、本当にありがとうございました。

卒業証書授与式

 3月2日に高等部、3月11日に小中学部の卒業証書授与式を行いました。小学部児童3人、高等部生徒10人の門出を祝いました。熊本県の蔓延防止等措置が継続する中での開催で、制約はありましたが、周りの教師や児童、保護者の方々にお祝いをされている表情はとても晴れやかでした。児童生徒の今後の活躍に期待しています。

フォトアルバムにも写真を掲載しています→お祝い

【中学部】生活単元学習「地域や学校をきれいにしよう」

 2月14日(月)~18日(金)の1週間、「クリーンチーム」「ピカピカチーム」に分かれ、校内外の清掃をしました。チームごとに目標確認や振り返りを行うことで、毎日少しずつ上達が見られました。道具の使い方も最初はぎこちなかったのですが、徐々にコツを覚え、後半には、竹ぼうき・熊手・スクイジー等を用途に応じて使い分けることもできるようになりました。家庭や地域でも役割を担っていってほしいと思います。

 

【小学部】2月生活科「節分をしよう」

 2月3日は節分と言うことで、小学部でも図画工作科で節分に関する制作活動を行いました。鬼を退治する役の衣装、鬼役の衣装を色画用紙やポリ袋などを使って作りました。児童それぞれかっこいい、かわいい、そして怖い鬼の衣装ができました。豆の代わりに折り紙や新聞紙を丸めて「おにはそと!ふくはうち!」と怖い鬼を退治できました。小学部のみんなが今年も元気に過ごせますように!

【職員室だより】保護者理解研修

 1月13日に稲田校舎にて「保護者から直接話を聞く機会を通して、保護者の思いの理解を深めるとともに、保護者に寄り添った支援の充実につなげる。」という目的で、職員研修行を行いました。当日は、高等部の保護者 伊藤将宏様、小学部の保護者 桑野雅弘様、桑野和子様よりお話を伺いました。「お子様が生まれてから中学卒業(就学)までのお気持ちや出来事」 「本校に通ってからのお気持ち、お子様の様子」 「卒業までに本校に望むこと」 「卒業後の心配事、希望」の内容を拝聴させて頂く中で、保護者の方々の思いを知ることができました。改めて、子どもたちに寄り添っていくと共に、御家庭と協力しながら教育活動を展開していくことの重要性を感じました。

【小学部】1月生活単元学習「お正月遊びをしよう」

 3学期が始まり、学校に子ども達の元気な声が戻ってきました。生活単元学習では、「お正月遊びをしよう」に取り組みました。凧、ビュンビュン駒、羽子板を作って、屋内外で思い切り遊びました。いつもと違う季節遊びにぎこちなさもありましたが、単元の後半になると、意欲的に遊ぶ姿が見られました。

開校記念式典

 12月11日(土)に「みんなで創ろう かも稲の未来」のスローガンの元、開校記念式典を行いました。子どもたちは、当日に向けて校旗、校歌披露や校舎案内の練習、会場準備等に取り組みました。当日は、蒲島知事来賓の方々の前で、緊張しながらも元気よく発表することができました。全校生徒47名全員で取り組み、開校を祝うことができました。

 

※フォトアルバムに多くの写真を掲載しています【こちらをクリック】↓ ↓ ↓

【校長室だより】開校記念式典を終えて

 

 新年あけましておめでとうございます。

 寅年の令和4年(2022年)も、かもと稲田支援学校をよろしくお願いします。

 さて、穏やかな日差しに包まれた冬晴の日、12月11日(土)に開校記念式典を行いました。開校準備からここまで、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響で、思うように準備が進まないこともありましたが、無事に式典を開催することができたことを心から嬉しく思っています。式典には稲田小学校の卒業生である蒲島郁夫熊本県知事様をはじめ、渕上陽一県議会議員様、早田順一山鹿市長様など、多数の来賓の方々に御臨席賜り、本校が開校するまでの思いも含めた温かい御祝辞や御挨拶を賜りました。本来であれば、開校に向けて御尽力いただいたすべての方々に、来賓として御出席いただきたかったのですが、コロナ禍での開催ということで、入場を制限させていただいたことを大変申し訳なく思っています。

 それでも、お越しいただいた方々に本校が開校した喜びを伝えたいという思いで、「みんなで創ろう!かもと稲田の未来!」というスローガンのもと、47人の児童生徒、43人の教職員が一丸となって準備を進めてきました。

 式典では、校章に描かれた校訓「心豊かに 道を求め 共に生きる」のデザインの説明を行い、児童生徒会役員の協力で校旗披露を行いました。また、式典の最後には校歌の作曲をしてくださいました桐田信一郎様の指揮のもと、全員で校歌披露を行いました。稲田小学校から譲り受けたマリンバやシロフォン、電子ピアノ等を高等部の生徒たちが演奏し、代表の生徒が校歌を歌い、小中学部の子どもたちが音楽に合わせてダンスを披露しました。練習までの期間が短かったのですが、子どもたちは笑顔で最高の演奏やダンスを見せてくれました。式典に参加できなかった保護者の皆さまにもオンラインで式典の様子を見ていただきましたが、「子どもたちの様子に感動した」と多くの方々からコメントをいただきました。

 式典終了後に、校舎案内も計画しました。校舎の施設説明は小中学部の子どもたちがタブレットや電子黒板を用いながら、これまでの学習の様子を交えながら行いました。来賓の皆さまが熱心に聞いてくださり、子どもたちも期待に応えたいとはりきって説明をすることができました。

 開校記念として、小中学部の子どもたちが地域の方の御協力のもと生産することができたお米と地元来民の伝統工芸品である渋うちわを記念品とさせていただきました。うちわには高等部の生徒が描いた山鹿灯篭と石のかざぐるまがデザインされています。子どもたちのアイデアを生かした、手づくりの開校式典となり、笑顔に満ち溢れた一日となりました。

 子どもたちやかもと稲田支援学校の可能性は無限です。可能性を信じ、ゆっくり、たっぷり、一歩ずつ 未来に向けて、確かなものにしていきたいと思っております。どうぞ、御支援をよろしくお願いします。

令和4年1月

                          

熊本県立かもと稲田支援学校長  後迫 貴利子

【保健室より】高等部生徒・保護者対象「性に関する教育講演会」

 12月1日(水)にフォーシーズンズレディースクリニック院長(産婦人科医)の田畑愛先生から高等部生徒、保護者向けに『みなさんに知って欲しい大切なこと』と題して性に関する教育講演会がありました。

 本校高等部では、今回の性に関する教育講演会の事前指導、事後指導を計画的に行い実施しました。

 田畑先生からは、受精の様子や胎児が大きくなる過程を動画で見せていただきながら、命の誕生についての話がありました。また、産婦人科医の立場からの性に関する中高生の抱えている課題、そして、各学校の講演会での中高生の生の声、自分の身体を守ることの大切さをお話しいただきました。

 保護者の方からも、「感動した」「自分たち親から勉強して正しい知識を学ぶことや、家庭でも話す機会にしたい」「学校で子どもたちがどのような学習をしているのかがわかり良かった」などの感想をいただきました。

 今後も継続して性に関する教育に取り組んでいきたいと思います。

【学校行事】親子ボッチャ交流会(小中学部授業参観)

 11月26日(金)に、小中学部の授業参観を行いました。今回は「ボッチャ交流会」と題して、保護者の皆様と一緒にボッチャを楽しみました。

 ハイタッチをしたり、ボールを投げる場所を相談したりと、親子でボッチャを楽しむ姿がたくさん見られました。また、学校での活き活きした様子を保護者の皆様に見てもらうこともでき、充実した授業参観となりました。

 御参加いただいた保護者の皆様、本当にありがとうございました。

【中学部】11月 生活単元学習「熊本博物館へ行こう」

 11月17日、熊本博物館での校外学習を実施しました。

 事前学習では、「公共施設」や「バスや公共施設を利用する際のルール・マナー」などについて学習しました。

 校外学習当日は、事前に調べたものを見つけて喜ぶ姿や、一生懸命メモを書いたり写真を撮ったりする姿がたくさん見られました。

 お昼は、感染対策しながらみんなと食事ができ、充実した校外学習となりました。

【職員室より】救急対応訓練

 11月15日に小・中学部職員を対象に救急対応訓練を行いました。救急対応マニュアルの確認やAED、担架、車椅子の使用方法、緊急時の想定場面による対応シミュレーションを行いました。緊急時の職員の動きが、子どもたちの安全を左右するという重要性を改めて感じました。児童・生徒の命を預かる職員として、今回の研修で学んだことを意識しながら子どもたちと関わっていきます。

【小中学部】11月地震火災避難訓練

 11月12日に小学部、中学部は地震・火災避難訓練を行いました。大きな警告音や歩いての避難に戸惑う児童も見られましたが、周りの友達や教師と一緒に安全に全員避難することができました。また、山鹿消防署東分署の方々に避難の様子を見ていただき、避難後に講話をいただきました。訓練を通して、防災の意識や防災教育の大切さを改めて感じました。訓練後には、消防車、救急車の見学もでき、貴重な経験ができました。

【小学部】11月外国語活動「ハロウィンをしよう」

 10月29日に外国語活動「ハロウィンをしよう」に取り組みました。ジャックオーランタンやゴーストなどに仮装した子どもたちは「trick or treat」と校内の職員を驚かしました。回数を重ねると、自分から「I’m ghost(ゴースト)」と言ったり、仮装したキャラクターのポーズをとったりして、工夫してハロウィンを楽しむ様子が見られました。驚いた職員にシールをもらって、とても嬉しそうな表情の子どもたちでした。外国の文化を知り、触れるとてもいい機会になりました。