本校の授業形態

本校は、知的障がいのある児童生徒を対象とした特別支援学校です。

本校の授業形態についてご説明します。

 

◆教科別の指導

学習指導要領に示された、「知的障害である児童生徒に対する教育を行う特別支援学校の各教科」をもとに各教科の内容の指導を行います。

 

◆各教科等を合わせた指導

(1)日常生活の指導(小・中・高)

日常生活の諸活動について体験的に学び、望ましい生活習慣の形成を図るものです。内容は、着替え、食事、排泄、整理整頓などの基本的な生活習慣に関することや、あいさつ、言葉遣い、係活動などの日常生活や社会生活に必要な力を身につける取組を行います。

 

(2)生活単元学習(小・中・高)

学校生活の中からテーマ(単元)を設定し、児童生徒が主体的、意欲的に取り組めるようにしたものです。広範囲に各教科等の内容を学びます。内容は、例えば、制作や生産活動を行う活動や、買い物・調理などの課題を中心としたもの、運動会や学校祭などの行事に向けての取組や、季節の行事に関連した活動などを行います。

 

(3)作業学習(中・高)

作業活動を学習の中心において、働く意欲や態度、知識・技能、集中力、責任感、根気などの「働く力」を育て、将来の職業生活や社会参加、自立を目指して総合的に学習するものです。知的の教科である「職業・家庭」の内容だけでなく、広範囲に各教科等の内容を学びます。

 

◆自立活動(小・中・高)

児童生徒が、自立を目指し、障がいによる学習上又は生活上の困難を主体的に改善克服しようとする取組を促す教育活動です。個々の児童生徒の指導目標や具体的な指導内容を定めて取り組みます。

 

◆総合的な学習の時間(中)・総合的な探究の時間(高)

自ら課題を見付け、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、よりよく問題を解決する資質や能力を育成するとともに、 学び方やものの考え方を身に付け、問題の解決や探究活動に主体的、創造的、協同的に取り組む態度を育て、自己の生き方を考えることができるようにすることをねらいます。