教職員と保護者が共に学ぶ 性に関するPTA研修会
8月22日(木)に、NPO法人せいしとらんし熊本理事長の中村和可子様をお招きし、性に関するPTA研修会を実施しました。『子どもたちの大切な心と体のこと、大人も学ぼう・やってみよう ~よりよい関係のために~』をテーマに、支援者である教職員と保護者が一緒に学び合う機会にしました。
講話では、これからの性教育のスタンスとして、4つの土台(人権・健康・安全・コミュニケーション)の重要性について知る機会になりました。そして、大人の意識改革として、正しい情報を伝え、対話しながら一緒に考えるというスタンスが必要と話をされたのが印象的でした。グループワークもあり、日頃の性に関する悩みや子どもへの声かけなどについて活発に意見交換がなされ、「ちょうど子どものことで悩んでいるタイミングだったので助かりました」などの声もありました。
今後も、学校と家庭が連携し、子どもたちが自分の身体と心を大切にし、自分らしく生きていくための支援をしていきたいと思います。
○参加者の感想を紹介します。
・学校と家庭が同じ研修の話を聞いたことで、足並みをそろえた子どもたちへのかかわりにつながったり、共通の話題を日頃の連絡帳等ですることができるようになったり、とてもありがたい機会だと思いました。
・自分自身が親とはあまり性に関して対話してこなかったので、自然に子どもと性についても話ができる関係づくりが大切であると学びました。他の分野でも同じですが、子どもに伝える時は、「ダメ」「~しない」ではなく「~する」に意識したいと思います。
・学びがありました。特に子供への声掛けは、考えて伝えていこうと思います。最後の動画良かったです。子供達が生まれて来てくれて本当にありがとうと伝えたくなりました。