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2024年7月の記事一覧

グローバル・キャンプ(3日目)

1年グローバル探究コースのグローバル・キャンプは、3日目です。最終日の今日は、プレゼンテーションです。グループ別に「私たちがつくる理想の未来」をテーマに、理想の社会(未来)の実現に向けて、どのような貢献ができるのか考え、アイディアをポスターにまとめ、互いに発表しました。

グローバル・キャンプ(2日目)

1年グローバル探究コースは、「グローバル・キャンプ」2日目です。午前中は、グループでグローバルリーダーと共に施設内に隠されたキーワードを探し、キーワードをつなげての言葉探しを中心に行いました。天候もよく屋外での活動を行うことができました。

午後からは、グローバルリーダーの発表と質問を通じて、日本と異なる文化や価値観について考えました。また、代表のグローバルリーダーが学んでいる「グローバルヘルス」について考えました。夕食後は、各グループで準備したダンスを「グローバルタレントショー」で披露し合い、楽しく研修を終了しました。

研修も2日目となり、1日目より生徒たちは積極的に英語でコミュニケーションを取れるよになりました。研修もいよいよ残り半日となり、明日は各グループで今回の学びの成果を発表する予定です。

初任者研修研究授業(情報科)

本日、本校では情報科の初任者研修が行われています。本校の金子教諭を含む、3名の情報科初任者の先生が本校で終日研修を行っています。

 

研修のはじめとして、金子教諭による研究授業が図書館で行われました。対象クラスは1年スポーツ健康科学コースです。

 

授業内容は「ネットワークの情報セキュリティ対策・暗号化対策について」です。

高校生が普段から親しんでいる、スマートフォンをはじめとするインターネットによる個人間の情報のやり取りが、どうして他の人に見られることなく行えるのか。そこには「暗号」という、スパイ映画などでしか耳にしないような仕組みが身近に使われているのだということを、金子教諭が楽しく分かりやすく解説していきます。

授業の後半では、各生徒に暗号を解いてもらうタイムトライアルが開催されました。その答え合わせの際に、生徒からは数種類の答えが発表されます。

「あれ?自分の答えはそれじゃない・・・」「私は間違ってる?」と不安な表情になる生徒多数。

「それは間違いじゃないよ。何でそうなるか、近くの人と考えてみよう!」とさらに問いかける金子教諭。

難しい問いに生徒たちは考え込んでしまいましたが、一部の生徒は隣の生徒のプリント(暗号を解くための「鍵」が書かれている)を見て気づきます。

「あれ?それ、俺のプリントと違うぞ」

実は、金子教諭は暗号解読用の「鍵」を4種類作って、それぞれが違うものだとは分からないように生徒へ配付していたのです。そのため、4種類の解答が生徒から出されたのでした。暗号の仕組みについて生徒に実感させる、工夫された授業実践でした。研修に来られた先生方も、興味深く見学しておられました。

 

この後、初任者の先生方は教科の実践等についてさらに研修を深める1日となる予定です。

  

 

 

グローバル・キャンプ(1日目)

1年グローバル探究コースでは、7月3日(水)から2泊3日の日程でグローバル・キャンプを始めました。今年度は6名の外国人留学生が「グローバルリーダー」として、それぞれのプログラムをファシリテートしてくれます。1日目は、生徒たちは4つのグループに分かれ、各自の自己紹介から始め3日間の目標決めやグループフラッグの作成、それぞれのグローバルリーダーの出身国のことについて学んだりする活動を行いました。

KMバイオロジクス株式会社企業訪問

 7月2日(火)にKMバイオロジクス株式会社(KMB)を3年生3名、2年生5名の計8名で企業訪問しました。熊本サイエンスコンソーシアム(KSC)が県内の高校生の科学的探究力を育成するために主催され、第二高校、熊本北高校、熊本西高校との四校合同での訪問となりました。

 先ずは事業説明を受けた後、主力事業であるワクチンの製造現場の見学をしました。KMBでは主に インフルエンザワクチンを製造されており、これがニワトリの有精卵から作られること、ラインで自動化され製造されるのと同時に、チェックは人の目で行う必要があること、卵の殻などは建築資材の材料として再利用していることなどを学びました。工場では実際に働いている人の姿を見学することができ、衛生的な環境で細心の注意を払いながら作業をされていました。

 次に血漿分画製剤の使用体験をしました。血漿分画製剤とは、人の血漿から作られた製剤で、手術などの現場で使用され、傷口を固まってふさぐ役割をします。ふさいだ後は、そのままそこの組織として定着するところが優れた点とのことでした。固まらないように二つの溶液に分けられており、混ぜると固まる仕組みとなっています。生徒たちは大きな傷口をふさぐときに行う二つの溶剤を注射器状の器具で霧状に吹き付ける使用法を体験しました。吹き付けた後は、ビニール手袋をして固まり具合を生の感触として確認していました。なお、この血漿分画製剤は1セット1万円!?もするとのことで、生徒たちからどよめきが起こっていました。

 今回の企業訪問では、受け入れをご承諾いただき、工場の丁寧なご説明、貴重な血液製剤のご提供等、KMバイオロジクス様には深く感謝を申し上げます。またこのような貴重な機会をご手配下さったKSCの皆様にも大変感謝をしております。子どもたちは、この経験を課題研究活動、進路実現、そしてその先の社会貢献へとつなげてくれると確信しております。