農業科日誌

農業科ブログ

くまもと農業フェア

 11月15日(日)熊本県農業公園で開催されたJAくまもと主催の『農業フェア』にて、販売実習を行いました
して、緊張
していたように見えました。しかし、他の学校の生徒たちの姿を見たり、お客様からの温かいお声をいただくうちに、
次第と大きく明るい声と、とびきりの笑顔でお客様を接することができるようになっていました。
また、熊本県の蒲島郁夫県知事も激励に来ていただきました!!
 
 そして、ステージから餅投げをする生徒たち

予想以上に多くの人に芦高のアピールまで出来て、大収穫の販売実習でした。

くまもと物産フェア

 10月31日~111日の2日間、益城町にあるグランメッセ熊本で行われた「くまもと物産フェア」に、
31日だけでしたが生徒実習製品の販売に行ってきました。
  

 農業科では生産、加工、販売という『6次産業化』の学習を実践しています。特に販売時の接客に関しては、
どんな職業についても必要となるので勉強してもらってます。校外での販売イベント等は年間5~6回ありますが、
毎回希望者を募ります。今回参加した積極的な3人は「芦北高校です!私たちが作りました!」「おいしいですよ!
いかがですか?」
と大きな声で頑張っていました。『このジャムはどれくらい日持ちするの?』と質問される
お客さんにも『裏に賞味期限の表示がありますが、フタを開けてからは冷蔵庫で保存し、期限に関係なく早めに
お召し上がり下さい』
と丁寧に答えていました。また、年配の女性の方で『芦北高校の卒業生です!マーマレード
実習では私もたくさん甘夏の皮を剥いたのよ~』
というお話で盛り上がり、生徒たちも笑顔で接客を楽しんでいました。
休憩時間には会場内のおいしいものを堪能したようで、販売実習ではありますがとても楽しんでいた3人でした。絵文字:笑顔

絵文字:良くできました OK次の販売実習は11月14日(土)の芦高祭です。是非みなさんお越し下さい!

安心安全真心こめて製造します

 農業科2年生食品製造の授業では、「食品衛生」「製造理論」「製造技術」「食品流通」について学びます。
ちょっと難しい言葉ですね。
 特に「食品流通」の授業では『生徒実習製品』として製造・販売を行なっていますので、食品関連企業と
同等レベルの衛生管理を行ないます。
生徒の皆さんには「食品衛生」の授業で習ったように、埃が付いてない
清潔な実習服を着て、髪の毛を1本も出さずに帽子を着用し、マスクも着用、爪ok、手洗いは掌・指の間もブラシで
洗浄、ピッタリフィットの手袋をはめて、長靴を消毒槽で洗浄した完璧な状態で製造します。
   

 ↑ 「きちんと」が当たり前の実習です。

 さて、本日はこれまで行なってきた各自で持ち帰る実習ではなく、イベント販売用の「アイスボックスクッキー」
製造を行ないました。

 【縦型のケーキミキサー】を使って、ボウルいっぱいのバターや薄力粉を混ぜて大量のクッキー生地を作ります。
デコレーションケーキのスポンジ台やパウンドケーキなどのバターケーキもこの機械で作ります。大きさは色々あり
ますがプロのパティシエも使用している機械です。
   

「材料のミキシング(混合)で80g入りのクッキーが70袋程度出来上がります。さて、1袋100円で販売するなら・・・
7,000円の売り上げです。」・・・ と、生徒たちは経営面の学習も行ないながら製造を行ないます。
「バターは最近高いし、国産小麦粉やこだわりの卵を使ったらもっと原価が上がるよね。あと人件費も考えないと・・・」
とたくさんの事を投げかけると「1袋100円じゃだめだよ!」「何回も混ぜないと元とれない!」という意見。「儲かる」
「こだわる」の間でどのように経営するかについても深く考える時間となります。

 生地が出来上がると400gずつに計量して30cmの丸い棒状に成形し冷凍します。手の温もりで生地の中のバターが
溶けてしまうので、素早く、丁寧に成形しなければなりません。後日解凍し、表面にグラニュー糖をふりかけて厚さ1cm
にカットし、180度で12分程度焼成します。
 
11月14日(土)芦高祭でこの心を込めて製造した安心安全な「アイスボックスクッキー」販売しますので
是非お越し下さい。
 ※ 1袋(80g入:7~8枚)100円です。
 ※ マーマレードいちごジャムマフィンもありますよ~!! お待ちしています。

 

   

                                  ↑サクサクのクッキーです

 

ビバ★稲刈り大収穫!

 秋も深まる10月6日。
 この日、農業科の一大イベント楽しい嬉しい稲刈り絵文字:晴れを1年農業科で行いました。
朝から生徒たちはウキウキ絵文字:笑顔が隠せず、「先生!まだですか?!早く水田に行きましょう!!」
と実習服姿で急がされました。絵文字:笑顔

秋晴れのすっきりとした天候のなか、10時にスタート。たわわに実った田んぼの前で記念撮影。絵文字:笑顔
 

 1aの田んぼをすべて手刈りといきたいところですが、芦高には「コンバイン」があります!
コンバインは稲を刈り取り、脱穀までを行ってくれる農業機械のことです。
とても格好よくて、絵文字:星黄金色の稲穂の中を颯爽と走る姿絵文字:星は、見ていて惚れ惚れします。絵文字:笑顔
なにせ1年に1回、このときだけしか登場しないのですから絵文字:重要

その素敵なコンバインが田んぼに入ったり、旋回するためのスペースは、人の手によって刈り取ります。
今回初めて稲刈りをする生徒は3名でした。意外にも多くの人が経験したことがあるようです。
よく切れる鋸鎌を手に、真剣に稲を刈っていく1年農業科の生徒たち。
   
思い返せば、5月なのに冷たい雨が降りしきる中、びしょぬれになり、震えながら田植えをしたのでした。
生徒たちには衝撃的な体験だったようです。(↓5月の田植えの様子)
  

 そして、8月には2時間かけて畦の除草をしました。もちろんすべて手作業です。
 道具も使いませんでした。手袋だけです。22名全員が必死になって汗をかいて草と戦いました。

 予定よりもずいぶん早く田んぼの角を刈ってしまいました。全員が手を抜かずしっかり頑張ったからです。
でも、生徒たちは「先生、まだ刈ってもいいですか?」と声を掛けてくれました。
生徒を前に引っ張ってくれる。それだけ、田んぼには大きな魅力が詰まっていたようです。
   
  
 さて稲刈りもおわり、いよいよ今年の農業実習もクライマックスです。
美味しい秋が本当に楽しみですね!


 11月14日(土)芦高祭!
収穫したお米を芦高米として、1kg300円で販売いたします。
ぜひ、生徒が育てたお米をご賞味下さい!!
たくさんのご来場をお待ちしています!

チョコレートのふわふわシフォンケーキ♪

 2年生食品製造の授業では、小麦粉を使った加工品の学習として、これまでクッキーやパウンドケーキ、マフィンや
ブッセなど比較的製造工程が簡単な基礎的な実習を行なってきました。生徒全員、粉のふるい方、バターの混ぜ方、
小麦粉を加えてからの混ぜ方などたくさんの“コツ”や“技”が分かってきたようでとても上達しています。
 本日の製造実習はチョコレートシフォンケーキです。
  

 1人1台を各自持って帰りました。数人は自分でラッピング用のかわいい袋を準備していました。誰かにプレゼントするのかな?
今日もみんな、笑顔と充実感でいっぱいだったようです絵文字:晴れ