海洋科学科
【マリン校舎】(航海コース)熊本丸5次航海日誌 No.6
12月11日(木)~12日(金)
本校実習船「熊本丸」は、長崎県伊王島沖に錨泊し、午前中に釣獲実習を実施しましたが、今回は残念ながら釣果を得ることはできませんでした。午後からは細いエイトロープを用いたアイスプライスの練習を行い、初期の編み込みが特に難しいため、生徒たちは繰り返し練習を重ねて基礎技術の習得に努めました。
翌日、本船は午前8時に揚錨し、午前9時に長崎県出島岸壁へ入港しました。入港後はロープワークの確認テストを実施し、船員として必要とされる基本技術の習熟度を把握しました。今後も航海期間中に継続して練習に取り組み、全ての項目を確実に習得できるよう指導を進めてまいります。
| 〇11日(木)の様子 | |
| 〇12日(金)の様子 | |
【マリン校舎】(食品系)全国大会に向けて出発!
12月10日(水)
海洋科学科食品系の3年生が、愛媛県宇和島市で開催される「全国水産・海洋高等学校生徒研究発表大会」出場のため、出発いたしました。
これまでの研究活動の成果を十分に発揮し、健闘してくれることを期待しています。
【マリン校舎】(航海コース)熊本丸5次航海日誌 No.5
12月9日(火)~10日(水)
熊本丸は昨日の午前9時に抜錨後、午後1時に⾧崎県伊王島沖へ錨泊しました。
熊本丸での食事は、手間を惜しまず調理された本格的な料理が多く、生徒たちからも大変好評で、残さずしっかりと食べています。
また、船内の湯船にはエンジン冷却に使用した海水をためており、生徒たちは一日の疲れを癒やすため、そして風邪予防のためにも全員入浴し、心身ともにリフレッシュした時間を過ごしています。
| 〇9日(火)の様子 | |
| 〇10日(水)の様子 | |
【マリン校舎】クリスマスケーキを作りました!(水産海洋基礎)
12月9日(火)
1年生の水産海洋基礎の授業では、食品分野の学習の一環としてクリスマスケーキ作りに挑戦しました。マリン校舎の先輩が製パン会社に就職していることもあり、生徒たちが将来の進路を具体的にイメージしながら取り組めるよう、職業実習の要素も取り入れた内容となっています。
また、本校では親元を離れて寮で生活する生徒も多く、季節行事を友達と一緒に楽しむ機会が貴重です。今回の授業では、クリスマスを少し早めに感じてもらい、仲間と協力しながらケーキを作る楽しさや、完成したときの達成感を味わうことができました。
慣れない作業に戸惑いながらも、生徒それぞれが工夫を凝らし、思い思いのデコレーションを施したケーキが完成しました。出来上がったケーキを囲んで笑顔があふれ、和やかな雰囲気の中で季節を感じる温かい時間となりました。今後も「食」を通して、生徒の興味・関心や将来への意欲につながる授業を展開していきます。
【マリン校舎】(航海コース)熊本丸5次航海日誌 No.4
12月6日(土)~8日(月)
午前9時に長崎港を出港し、強風と波浪の影響を受けながら、久しぶりに時化の中を航行しました。揺れが大きく、乗船していた生徒のうち3名ほどが一時的に体調を崩しましたが、昼過ぎに長崎県五島富江湾へ投錨した後には回復し、船内でトランプをして過ごすなど、落ち着いた様子で余暇の時間を楽しんでいました。
錨泊中には、太いロープを使ったアイスプライス作りの実習を行いました。初めて挑戦する生徒も多く、一度で完璧に習得することは難しい作業ですが、海の仕事に欠かせない技術の一つであり、少しでも理解を深め、身につけてほしいと考えています。
翌日は午前9時に抜錨し、午前10時30分に五島東風泊湾へ移動して再び錨泊しました。この海域は本校の実習船としても初めて訪れるポイントであり、釣獲実習では餌やルアーを変えながらさまざまな方法を試しましたが、残念ながらこの日は釣果を得ることができませんでした。今後は、潮の状況や魚の反応を見ながら、この場所で様子を見るのか、あるいは別のポイントへ移動するのかを検討していく予定です。
五島列島周辺での航海・実習は、普段の授業では体験できない貴重な学びの場であり、海の状況に応じた判断力や技術の習得など、生徒たちにとって成長につながる経験となっています。今後とも、実践的な学びを大切にしながら、安全第一で実習を進めてまいります。
| 〇6日(土)の様子 | |
| 〇7日(日)の様子 | |
| 〇8日(月)の様子 | |