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2023年6月の記事一覧

【ASⅠ】天草学連続講義⑥⑦

本日6・7限は、最後の天草学連続講義〜地域課題を知り、研究テーマを決定する〜が行われました。

6限目は「天草の生物多様性」というテーマで、九州大学理学部准教授の新垣 誠司様に講義いただきました。「変化に富んだ熊本の海が場所の多様性を生み、生物多様性に繋がっている」というお話を聞き、天草の海の魅力の要因を知ることができました。また、比較研究の対象には注意が必要であることなど、今後の研究上の注意点もわかりやすくお話しくださいました。

7限目は「天草と災害について〜天草の成り立ちと自然災害〜」をテーマに、熊本大学大学院最先端科学研究部地球環境科学分野教授の松田 博貴様に講義をいただきました。「天草の自然を知りどんな災害が起こり得るのかを知ることが大切」という言葉を聞き、生徒たちも自分ごととしてお話を聞いていました。

全7回に渡った「天草学連続講義」を受けて、次回から始まる研究テーマの決定に繋げてほしいです。

【総合理科】考査に向けた「問い」づくり

本日の総合理科Bでは、来週に控えた期末考査に向けて「問い」作りを行いました。

考査範囲の内容から、一問一答、正誤問題、4択問題、記述式の形式で問題作成にチャレンジしました。

生徒達は、教科書や資料集だけでなく、授業で使用したプリントやノートを細かく読み込んで「問い」を作成していきました。

作問をする中で、新たな知識を得たり、関連するものとの違いが明確になったり、現象を説明する表現力を身に付けたりすることができました。

次回の授業で作成した問題集を共有して知識を整理した上で、期末考査に臨みます。

【ASⅢ】神戸での発表会に向けて

本年度も8月9、10日に、神戸国際展示場にて全国のSSH指定校が一堂に会して生徒研究発表会が実施されます。

今年の天草高校代表はクラゲ班です。

本日はクラゲ班が研究を行っていました。

さて、どのような研究結果となるのでしょうか?

楽しみです。

研究では、県の水産研究センターの御協力をいただきました。

この場を借りて、お礼申し上げます。有り難うございます。

【ASⅠ】熊本大学研修で研究手法を学んできました!

6月15日(木)、1年生全学級で熊本大学に行きました。

生徒たちは、事前に行った希望調査をもとに文・法・教育・熊本創生推進機構・理・工・医・薬・合津マリンステーションのそれぞれの場所に分かれ、熊本大学で行われている最新の研究や、研究手法に触れてきました。

午後には施設見学なども行われ、研究が実際に進んでいる様子を見ることもできました。

いよいよ始まる自分たちの課題研究に向けて、1年生はさらに学びを深めたようでした。

 

 

 

 

 

【ASⅡ・Ⅲ】締切迫る!研究報告書 / How nice to have reliable seniors!

今日はいよいよ、研究報告書の締切です。各班、先生方の助言を生かして、最後の追い込みに入っています。

 音などに反応して葉が動く、「踊る植物」を研究する舞萩班は、葉の動きをどのようにデータ化するかという点について考えています。先行研究の論文は見つけているものの、論文の解読に四苦八苦している様子。知恵を出し合って、具体的なデータ化の方法を模索しています。

 スフェノセラムスの生態を研究している「スフェノセラムス班」は、夏季休暇中に御所浦の「スフェノセラムスの壁」を訪れ、化石の分布などを調べるとのこと。「研究方法をもっと詳しく」との助言を受け、どんなデータを集めるかなど、より具体的な計画を立てています。

 「精油班」は、過去の先輩の研究に関連して、天草の植物から精油を抽出し、そのリラックス効果を調べようとしています。「リラックスした状態」は、どのような数値で表すことができるのでしょうか。指標を何にするかについて活発にディスカッションしています。

 7限目にはASⅢのメンバーも加わり、地学室もますます活気づいてきました。ASⅢで行っている「魚糞」の継続研究を考えている班が先輩に助言をもらったり、「電磁誘導班」が物理室で活動している「波力発電班」の先輩に報告書を見てもらったりしています。みんなラストスパートがんばってください!

Students’ activity reports are due today, so this is the final sprint!

 One group studying “Maihagi,” or telegraph plant in English, has been thinking about how to digitize the movement of the plant.  They found some previous research on the plant, but found it difficult to fully understand.  They are putting their heads together and discussing the best way.

Another group “Sphenoceranus,” where students are studying a kind of clams that lived during the Cretaceous period, is planning their study trip to Goshonoira, which is known as “Fossil Island.”  There is a place, so-called “The Wall of Sphenoceranus,” which has thousands of fossils, since it used to be at the bottom of the ocean.  Heeding advice from a teacher, they are trying to make more detailed plans, and deciding what kind of data they should collect.

Another one called “Essential Oil,” is continuing the study of their seniors before.  They are trying to extract essential oil from locally-grown plants such as cypresses or olives in order to learn about their relaxing effects.  How can we measure the “relaxing effect”? They are currently figuring out how. 

In the seventh period (two hours before the deadline!) came ASⅢ students, and some 2nd graders didn’t miss the chance to ask questions to their seniors.  While a student studying fertilizer made from fish feces was asking a senior for advice, a student studying electromagnetic induction was asking another senior to check the activity report.  How nice to have reliable seniors!