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2024年11月の記事一覧

【科学部】グローバルサイエンティストアワードに参加しました

科学部がグローバルサイエンティストアワードに参加しました。

このアワードは、鹿児島県の池田学園が主催している研究発表会です。

本校からは化石班の2年生1名、1年生2名とオブザーバーとして3年生1名が参加しました。

残念ながら発表時間を超過してしまい、受賞には至りませんでした。

発表が上手くいかなかったので、落ち込んでいるかと思いきや・・・。

なんと!オブザーバー参加の3年生からアドバイスをもらって、改善を図っていました。

失敗から学ぶ姿勢が素晴らしいです。

次回は九州大会での発表です。

今回の経験を活かして、さらに良い発表としてくれると信じています。

 

【ASⅢ】研究成果の波及のために / How can we contribute to the city? 

 本日のASⅢでは、先週の論文提出を受けて各班論文のリライトに取り組みました。この2週間で「継続研究する後輩へのアドバイス」と「天草市に対して(自分たちの研究が貢献できること」の2項目を考え、論文に足していきます。AS(天草サイエンス)が大事にしている、地域や異学年とのつながりが、論文にも反映されていっています。

 「音」班が「うーん」と頭を抱えていたのは、「天草市への貢献」の部分。この班はこれまで、防音壁の形状を主に研究してきました。天草に特有のものを研究対象としていないため、自分たちの研究と天草がどうつながるか、悩んでいるようです。「難しく考えずに、身のまわりで『うるさいな』って思う場面を思い浮かべてみたら?」というアドバイスに、ぽつぽつ意見が出始めました。「いつも使っている防音室が、意外と防音できていない」「模試のリスニングのとき、部活の声が気になる」「吹奏楽の練習時間と定時制の授業時間が重なっていて工夫している」などなど、どんどん身近な「音」問題が出てきます。さて、これをどう「市への貢献」につなげるか? ここからが腕の見せ所です!

 早いもので、ASⅢの授業も残すところあと5回となりました。各班、最後までしっかり班で協力し合い、集中して活動を行っています。これまでの活動で学んだことを後輩につなぎ、研究成果を地域に波及できるよう、1回1回の授業を大切に、がんばっていきましょう。


    

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  In today's AS III, each group worked on rewriting their papers they submitted last week. They need to add some advice to the 2nd graders, and also write about how their research could contribute to Amakusa city. 

    The “Sound” group was having a discussion with a puzzled look. They have mainly studied the shape of soundproof walls, and were wondering how their research could be connected to Amakusa city. Then they got a piece of advice from a teacher, saying “why don’t you just simply think of some situation where you wish to have soundproof walls?” Students started to state their opinions little by little. “The soundproof room I always use is surprisingly not soundproof,” ‘I am bothered by the voices of club activities outside during mock exams,’ ‘Our brass band practice after school might bother students of night school,’ Now that they have some good ideas - they should be able to think how they can contribute to the city too! 

     With only five AS III classes left, each group is working hard until the last minute. We are sure they can pass on what they have learned through their research activities to the younger students, and spread the results of their research to the local community. Good luck!

【ASⅡ】「耕作放棄地」班の奮闘 / An adventure to the abandoned land 

 天草高校では課題研究の発表会を1年に3回設けています。そのうち2回が校外の発表会で、3月の「探究成果発表会」と、7月の「探究成果最終発表会」です。(なお、7月の「最終」は3年生にとって最後であることを示しています。)そして、3月と7月の中間の時期に校内で行うのが、現在2年生(ASⅡ、ATⅠ)が発表準備に勤しんでいる「中間発表会」です。

 今日のASⅡでは、多くの班が発表のためのポスター製作に取り組む一方、「耕作放棄地」班はデータ収集のために、校外に出かけました。発表会までにもう少しデータを集めたいと考えているようです。目星をつけていた1つ目の候補地は、土地の所有者が熊本にお住まいとのことで断念。あきらめずに次の候補にあたってみます。学校から出てしばらく西に行ったところに放棄地らしき土地を見つけた班員たち。隣にある立派なお屋敷に許可をお願いしに行 くことにしました。ドキドキ… 少し緊張しましたが快くOKしてくださり、しかも、4、5年前まで稲を植えていたという情報もいただくことができました。背丈を超えるススキやセイタカアワダチソウが元気よく育っている、まさにお手本のような放棄地で、計測地点までの道のりもちょっとした冒険気分。いやー、これはなかなかの「インスタ映えする」活動になりそうです。

「うわ、蜘蛛の巣やばい!」「バッタがすごい!うわっ、蚊がレベチ」「めっちゃ刺された!早くヒモちょうだい!」「うわ、足が水没した」と、何ともにぎやかな様子で3箇所の計測が終了し、分析用に少し土もいただいて帰ってきました。これもひとえに、快く調査の許可をいただいた、土地の所有者の方のおかげです。AS活動は地域のみなさまに支えられていると改めて感じます。さて、アドベンチャー(?)を終え、無事帰校した「耕作放棄地」班。大量の蚊に刺され、やや疲れも見えたものの、「今日は頑張った!」と充実感でいっぱいの3人でした。中間発表会も期待していますよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   Our school holds three presentations of research projects per year. Two of these presentations are held in March and July, outside the school. The other presentation, called the “Interim presentation” is what the second-year students are currently preparing for.

 Today in AS II, while many of the groups were working on posters for their presentations, the “Abandoned Land” group went outside the school to collect more data before the presentation. They went to the first candidate site they had chosen in vain - the owner of the land lives in Kumamoto. They decided not to give up easily, and found a piece of land that looked abandoned after a while. They decided to ask permission from the owner of a house next to and the owner kindly gave them permission. Hooray! The abandoned land was filled with tall grasses which were even taller than their height. Well, this is going to be quite an “instagrammable” activity.

 “The cobwebs! Watch out!” “Grasshoppers, here and there!” “Mosquitoes are biting us!” ”Oh, my feet got wet!’ - they seem to be enjoying themselves a lot. After their little adventure to the abandoned land, the three students returned safely to the school. Although they were bitten so badly by mosquitoes and looked a little tired, they were filled with a sense of fulfillment, saying, “We did our best today!” Well done, students, we are looking forward to seeing their interim presentation too!

【SSH】肥後椿の植樹

先日行われた「世界津波の日」高校生サミットで使用された肥後椿を3本寄贈を受けました。

この椿は、アンゴラ、カナダ、フランスの学生が式典で使用したものです。

本日、寄贈された肥後椿を本校南側校舎前庭に植樹しました。

植樹はサミットに参加した生徒たちが行い、校長先生も共に行いました。

この椿が各国の友好の証として、天高の庭で大きく成長することを祈っています。

<アンゴラ>

<カナダ>

<フランス>

<集合写真>

【ASⅠ】探究スキルアップ講座⑭ プレゼンテーション②

本日は探究スキルアップ講座の第14回目が実施されました!

本日のテーマは、前回に引き続き「プレゼンテーション」について学ぶというものでした。

研究発表に対する「質問する力や技能」を身に付けることを目標に据えて活動に取り組みました。前回のスキルアップ講座では先輩のプレゼンテーションを見て発表のスキルや工夫について気づいたことをまとめる活動に取り組みましたが、今回は、発表内容に対する質疑応答を考える活動に取り組みました。

まずは、質問をする際の着眼点について学び、プレゼンに対する質問をどのように考え、つくっていくか、そのポイントを抑えていきました。その後、先輩が行った実際のプレゼンを見て質問を考えて書き出す活動に取り組みました。専門的な用語や説明が多く含まれるプレゼンでしたが、先程学んだポイントを振り返りながら一人一人が真剣に質問を考えることができていたように感じます。最後に一人一人が考えた質問をグループやクラスで共有し、同じプレゼンであっても着目するポイントによって様々な質問を作り上げることができることが理解できたようです。