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タグ:地域創生

【ASⅠ・ATⅠ】 天草市×熊本大学 連携講義 2日目

 本日7限目は、天草市×熊本大学 連携講義の2日目でした。

 前回とは違う並び方、班編制にドキドキの生徒たち・・・。自己紹介やグループワークでは、いつもよりも先輩らしい2年生の姿も見られ、学年を跨いで交流する良い機会になりました。

 今回も前回同様、地域創生のために立ち上がっている大人たちについて講話をしていただきました。

 生徒たちはみんな「将来は天草から出よう」と考えながらも、「自分の地元がなくなるのは嫌だ」という気持ちを持っています。地元へ思いを馳せ、どんな課題があるかな?どうすれば解決できるかな?自分の知らないところで地元を守ろうと奮闘している大人がいるんだな。いろいろなことを考えたことだと思います。

 ぜひ、今回の講話で感じたこと、考えたことを今後のASやATでの研究につなげていってくださいね。

 

【ASⅠ・ATⅠ】 天草市×熊本大学 連携講義 1日目

 本日より、天草市×熊本大学連携講義がスタートしました!

 初回である今回は「あまくさの人口減少について考える」というテーマのもと熊本大学 熊本創生推進機構地域連携部門部門長の金岡省吾先生より講義を受けました。

 地域創生という言葉にピンとこない生徒たちがほとんどの中、金岡先生からの「将来どこで活躍したい?」「天草?」「それ以外?」という問いかけは生徒たちにとって身近な話題であり、人口減少が他人事ではないことに気づくきっかけになりました。そして、「この状況をどうにかしたい!」と問題に立ち向かう大人や若者たちがすぐ近くにいることを知ることができたようです。

 後半のグループワークでは、今日の講義で気になったワードについて4人1組で話し合いました。どの班も積極的に意見を出していました。代表で発表をしてくれた班の生徒は「天草が消滅する」というワードが気になったようで「もしそうであれば悲しい」と感想を述べてくれました。

 AS・ATで研究課題を設定する際、課題解決に向けて研究を進めていく際、様々な場面で大切になる視点だと思います。ぜひ今後も大切にしつづけてほしいです。

 

【ATⅠ】「天草消滅」を食い止めよう!/ Prevent Amakusa from disappearing!

本日のATⅠでは、熊本大学 熊本創生推進機構地域連携部門部門長の金岡省吾先生より、天草の地域創生についての1時間の講義を受けました。

まず、生徒にとって身近な吉本興業や日本郵政などの企業がどのようにSDGsに関する取り組みをしているかについて紹介がありました。また、東北大学や信州大学での近年の動きや、天草での「地域創生」の様々な活動についても紹介されました。人口減少により「消滅する可能性の高い」とまで言われている天草を「持続可能」なものにするために、私達ができることは何なのでしょうか。

講義を受けた後、生徒たちはグループでディスカッションを行いました。この、講義の後にグループワークを行うという学習方法は、大学でもよく行われているということです。約20分間ほど、グループ毎に意見を出し合い、講義を受けて気づいたことや疑問に思ったことを整理しました。各クラスに熊本大学や天草市役所の方々がアドバイザーとして入っていただき、討議の補助や助言をしてくださいました。

今回を含めて3回、熊本大学や天草市役所の専門家の先生方の力をお借りして地域創生について学んでいきます。昨年度のASでの学びをより深め、今年度のATでの研究活動につなげていってほしいと思います。

We had a lecture on Regional Revitalization from Professor Shogo Kanaoka from Kumamoto University.  First he showed us some examples of what some companies or local governments are doing with SDGs, or Sustainable Development Goals.  Students were surprised to know some familiar companies around them, such as Japan Post or Yoshimoto Kogyo, one of the major entertainment groups in Japan. They also learned what universities like Tohoku University or Shinshu University have been doing recently, and some SDG-related activity in our city Amakusa.

Today, Professor Kanaoka even told us that Amakusa may disappear if we cannot stop our population decline. What on the earth can be done to make it sustainable instead?

After listening to the Professor’s talk, students discussed in groups. Prof. Kanaoka explained that this “lecture followed by discussion” style of learning has recently been used a lot at universities. Students shared their ideas and discussed for about twenty minutes in groups, with staff from Kumamoto University and Amakusa City giving students some advice during that time.

The students will be learning more about Regional Revitalization in the next two weeks in ATⅠ class. We hope these lectures will give them new ideas for their future studies in class!