新着情報
ASクラス希望者基礎実習研修 in 九大臨海実験所③
底生生物の話を中心に、専門用語を交えながら御講義頂きました。
初めて体験する英語の講義でしたが、楽しく学ぶことができました。
渡慶次先生、ありがとうございました。
天草サイエンスアカデミー
これは天草の小中学生の皆さんに科学の不思議を感じ、仕組みを学んでもらう為に行いました。
参加してくれた皆さん、科学を感じ、学ぶことができたでしょうか。
次回は冬季休業中に行う予定です。
今回よりも、もっと面白いアカデミーにしていきます。新しい講座も開設しますよ。
次回の参加もお待ちしています。
<石けんつくり>
<コーラメントス>
<さわれる水?!>
※読売新聞2018年8月24日(金)29面に関連記事が掲載されました。
※熊本日日新聞2018年8月25日(土)15面に関連記事が掲載されました。
※市政あまくさNO.282号 2018年10月号に関連記事が掲載されました。
ASクラス希望者基礎実習研修 in 九大臨海実験所②
一見同じように見える貝でも、新垣先生やTAの方々から見ると違うそうです。
一つ一つの特徴をつかみ、図鑑を見ながら種の特定を頑張りました。
30分かけて、正確な生物名を特定した人もいました。
ASクラス希望者基礎実習研修 in 九大臨海実験所①
午前中は、新垣先生から潮間帯生物を主とした講義を受け、実際に生物の採取を体験しました。
ASクラス希望者基礎実習研修実施に関する連絡
参加を希望する生徒のみなさんは準備をお願いします。
ASクラス希望者基礎実習研修に関する連絡
昨日、8/23(木)と8/24(金)に延期をしました実習研修の希望者に対する連絡をします。
実施の判断を8/23(木)朝7:00に行います。
結果は、ホームページでお知らせします。
直前の判断となりますので、先日行った連絡通り「研修準備」と「課外準備」の両方の準備をお願いします。
天草サイエンスアカデミー準備中です
参加する皆さん、当日を楽しみにしていて下さい。
全国総合文化祭「2018信州総文祭」番外編
新宿駅では、関東あまたか会の星野様、山中様の暖かい出迎えと激励を受けました。
会場では、同窓生の平田様も発表を聞いていただきました。
また、宿泊先には中京支部の皆様から色紙が届きました。
最終日には羽田空港で平田様が開発された航空機の通信システムについてご講義して頂きました。下の写真はその時の様子です。
多くの方々にご声援いただき、天草高校の歴史の長さと結束の強さを再認識しました。
上位入賞は逃し、文化連盟賞でしたが、今後も研究を継続し、精進していきたいと思います。
ご声援、誠にありがとうございました。
第42回全国高等学校総合文化祭「2018信州総文祭」第3日目
3日目は記念講演会、生徒交流会、閉会式(表彰式)が行われました。
記念講演会は信州大学の鈴木教授から「北アルプスの雪氷から考える地球環境」というタイトルで行われました。
生徒交流会は全国の高校生とチームを組んでクイズ大会が行われました。
この3日間での経験を通して、様々な向上の糸口を見いだすことができました。
次回は10月に行われる県大会です。入賞目指して、よりよい研究となるよう頑張りたいと思います。
SSH生徒研究発表会 in 神戸 2日目
午前中は、代表6校による口頭発表を観覧しました。
どの学校の研究も素晴らしく、とても参考になりました。
午後からは、最後のポスター発表です。
英語でのdiscussionにも慣れ、多くの方々に私たちの研究を聞いていただきました。
とても素晴らしい環境で発表でき、今後の研究活動に活かせる3日間となりました。
SSH生徒研究発表会のページ ➡ https://www.jst.go.jp/cpse/ssh/ssh/public/sshevent.html
第42回全国高等学校総合文化祭「2018信州総文祭」第2日目
研究発表では、他校から多くの新しいことを学ぶことができました。
巡検研修はセイコーエプソン時計工場と長野県林業センターを見学しました。
それぞれの場所で、研究成果が職業として、どの様に活かされているのか知ることができ、卒業後の進路について考える良い機会となりました。
SSH生徒研究発表会 in 神戸 1日目
はじめに、秋山仁先生の講演があり、数学的な考え方の面白さをわかりやすく教えて頂きました。
そして、審査の行われるポスター発表です。
下記の写真のように、全国のSSH204校と海外招聘25校、SSH経験4校の計233校が一斉に発表を行います。
本校は、日本語を3人、英語を2人と役割分担して発表しました。
100人を越える方々に発表を聞いていただきました。
明日の最終口頭発表校には選出されませんでしたが、今後の研究活動の方針が明確になる機会ともなりました。
SSH生徒研究発表会のページ➡ https://www.jst.go.jp/cpse/ssh/ssh/public/sshevent.html
SSH生徒研究発表会の準備の様子
SSH生徒研究発表会は、全国のSSH校と海外招聘校が一同に会し、2日間のポスター発表で競います。
本校は化学部門にエントリーし、石鹸の殺菌力と安全性の研究を発表します。
日本語と英語のポスターを準備し、ニーズにあった発表を行います。
応援よろしくお願いします。
第42回全国高等学校総合文化祭「2018信州総文祭」第1日目
発表タイトルは「珪藻・花粉分析から有明海の海水準変動を探る」です。
初めての全国大会で緊張しました。しかし、今までの練習を活かして、研究結果を身振り手振りを駆使して伝えることができました。
応援、激励いただいた天草高校先輩の方々、誠にありがとうございました。
地域との共創 天草宝島起業塾高校生コース最終日
最終日の今日は、最終プレゼンテーションで他の班と競います。
天草市長の中村様、京都大学の若林様、日本政策金融公庫の尾崎様、Ama-bizの内山様が審査員です。
結果は、1年生の「By highschool student try to guide in English」が最優秀賞に輝きました。
優秀賞は、拓心高校商業科と牛深高校のプランでした。
1年生3班は、ASⅠで継続研究を行っていきます。
計6日間、主催の天草市役所の方々をはじめ、たくさんの方々にお世話になりました。
ありがとうございました。
地域との共創 天草宝島起業塾高校生コース5日目
はじめは、前回までの起業塾で作成した各班のビジネスプランプレゼンテーションです。
ビジョンやミッション、顧客セグメント、収益計算など、現在の大まかなプランを発表しました。
京都大学の若林先生からは、顧客ニーズと提案プランが本当にマッチしているのかを突き詰めると良いなどのアドバイスを頂きました。
午後からは、主に収支計算の方法を学び、実現可能性を高めました。
サイエンスインターハイ@SOJO
サイエンスインターハイは、九州・山口地区の高校が参加し、ポスター発表や口頭発表で競います。
天草高校は、科学部が2点、2年ASクラスが10点のポスター発表を行いました。
大学の先生方からの質疑にも懸命に答える姿がありました。
それぞれの発表者が、今後の研究活動の参考となったようです。
地域との共創 天草宝島起業塾高校生コース4日目
7月22日(日)に、国際交流会館ポルトで天草宝島起業塾高校生コースがありました。
午前中はフィールドワークです。
それぞれの班のプランにそったフィールドワークを天草市役所の方々に準備していただきました。
天草宝島観光協会や韓国留学生との交流会、銀天街の店舗に対するインタビュー、オリーブ園の視察など多岐にわたりました。
午後からは、フィールドワークをまとま、ビジネスプランを練り直しました。
地域との共創 天草宝島起業塾高校生コース3日目
本日から3年生4名が参加し、天草高校は合計4グループでの参加となりました。
午前中は、日本政策金融公庫の尾崎様から、収益の計算方法やプレゼンテーションについての実習をしていただきました。
午後からは、起業塾を卒業された先輩方からアドバイスを頂いたり、前回までのビジネスモデルを深めるディスカッションを中心に会が進められ、最後には明日のフィールドワークの事前準備を行いました。
ASⅠ グループ研究
起業や理学など、クラスの垣根を越えて編成した班で、先行研究や夏の研究計画を練りました。
地域との共創 天草宝島起業塾高校生コース 2日目
午前中はビジョンやミッションを話し合いました。
また、価値提案シートを作成し、それをもとにした各班の発表が行われました。
午後からはビジネスモデルキャンバスを作成し、資金の調達や売上利益などについて専門的に教えて頂きました。
いずれも、若林先生(京都大学)とディスカッションしながら、実現可能性を模索しました。
地域との共創 天草宝島起業塾高校生コース 1日目
これは、21世紀のビジネスを考える際の指標を国連が定め、最近話題となっているものです。
1年生の起業を考える3グループが天草市役所主催の天草宝島起業塾に参加し、このような最近のビジネスに関する話題や、専門的な考え方を京都大学の若林先生に教えて頂きました。
またこの起業塾には、天草拓心高校から2グループ、牛深高校から1グループの参加があっています。
天草の未来を参加者全員で考えたいと思います。
第3回SSH運営指導委員会がありました
昨年度に引き続き、天草市役所や大学、企業の専門家の方々にお越しいただきました。
今年度から新しく始まったASⅡや数科学探究Ⅰなどを中心に助言を頂きました。
ありがとうございました。
数科学探究Ⅰ 「コンビニ出店問題と天草の防災問題」
今回は、まずコンビニの出店問題に取り組みました。
みなさんは、下にある写真(黒板)のような店A、B、Cが出店をしている地域に新しい店Pをどこに出店しますか?
他の店より多くの面積を確保できるように、試行錯誤したり数値計算を繰り返しながら探究しました。
多くの生徒が正解を見つけていたようです。
数科学探究Ⅰ 期待値とゲーム理論 ~お見合いを成功させる戦略~
6月25日(月)に数科学探究Ⅰがありました。
今回は、期待値とゲーム理論の最終講義となります。
お見合いを成功させる戦略(最適停止問題)を今までの学びを活かして解決することに取り組みました。
以下のようなお見合いを考えます。
①5人とお見合いをする。
②お見合いしたときにすぐ交際するかしないか決めないといけない。
③交際を申し込んだら相手は必ずOKする。
④交際を申し込んだら終了。他の人には交際を申し込めず、1回断った人とは交際できない。
⑤5人目の人には必ず交際を申し込む。
⑥5人には順位がランク付けされるが、最終順位は5人目がくるまでわからない。
できるだけ良い人と交際するための戦略がわかりますか?
このことについて、各自で考え、グループで考え、最適な解答を導き出すために全力を尽くしました。
ASⅡ 水耕栽培の研究を行っています
この研究は、昨年のASⅠで行った研究を継続したものです。
甘味のあるトマト栽培には、水ストレスや塩ストレスなどが有効であることが知られています。
今回の研究では、通常の水耕栽培方法とレモン水などの新たな水耕栽培方法によって起こる味の変化などを分析し考察を深める予定です。
数科学探究Ⅰ 期待値とゲーム理論
はじめに、以下のようなカードゲームを行いました。
【ゲームのルール】
● Aさんは「♢8」と「♠7」を、Bさんは「♢3」と「♠7」を持っています。
●互いに相手が何のカードを持っているのか知っています。
● 2人同時に2枚の中から1枚を選んで出します。
● 同じ色だった場合、大きい数字を出したほうが数字の差の分、相手から得点をもらいます。
● 違う色だった場合、小さい数字を出したほうが数字の差の分、相手から得点をもらいます。
● 5回勝負を行い、総合得点の多いほうを勝ちとします。
このゲームは、AさんとBさんのどちらが有利だと思いますか。
また、有利でないほうが勝つための最適なカードの出し方はありますか。
このゲームは相手のカードの出し方によって、こちらもカードの出し方を変えていくという戦略性の高いものです。
勝つために最善を尽くす(ゲーム理論でいうところの「最適反応」)方法について、期待値や最大・最小の考え方を用いて探究していきました。
ASⅡ メダカの住環境の研究を行っています
メダカを採取し飼育をしています。
今回は、メダカが生息していた場所の水と、生息していない場所の水の違いをデジタルパックテストを用いて解明することに取り組みました。
今後も様々な視点から探究し、メダカにとって最適な水環境モデル作成を目指します。
ASⅡ 味覚に関する研究を行っています
味覚は、甘味や酸味などで構成されています。
今回は、ドラゴンフルーツの酸味や糖度を、糖度計やイージーセンスを用いて測定することに取り組みました。
今後も研究を進め、人工的に味覚を操作できれば、宇宙で利用価値が出ると考えています。
ASⅡ 潮流発電の研究を行っています
災害時に海に設置するだけで、必要最低限の電力を獲得できる装置を開発したいとのことです。
今回は、懐中電灯などを分解し、発電の仕組みを研究する班と実際の潮流発電モデルを作成する班とに分かれて活動をしていました。
ASⅡ 赤潮の研究を行っています
今回は、本渡港で採取した海水を遠心分離器にかけ、顕微鏡で珪藻の種数を調べていました。
これを継続調査し、珪藻の種数の変化をデータ化し、赤潮の発生前後の海水の様子を調べるそうです。
ASⅠ 天草学連続講義『天草と災害について』
今回は熊本大学理学部の松田教授に、天草と災害に関する講義をして頂きました。
天草は平地がほとんどなく海に囲まれていることや、白亜紀(9000万年前)の地層と古第三紀(5000万年前)の地層でできていることを教えて頂きました。
また、干満差5mは日本一であることも改めて教えて頂きました。
このような特徴を知り、災害が起こったら自分の身を守れる準備を普段からしておくことが重要であることを学びました。
少子高齢化が進む天草において、高校生がアクションを起こせば被害が最少となりえます。
町歩きをしながら、防災についての意識を高めたいと思います。
松田様ありがとうございました。
6月は1年間の中で最も土砂災害をはじめとする自然災害が天草に起こりやすい時期です。
天草市のHPに防災マップや災害メールに関する情報がありますので活用しましょう。
下記のURLをクリックしてください。
天草市防災マップ→ http://www.city.amakusa.kumamoto.jp/bousai/list00832.html
天草市災害メール→ https://www.city.amakusa.kumamoto.jp/bousai/kiji003603/index.html
数科学探究Ⅰ 期待値とゲーム理論
突然ですが、降水確率何%になると、みなさんは傘を持っていきますか?
天高生に調査したところ、40%の人もいれば90%の人もいるといった結果でした。
これは、各自が日常的に考えている『コストロスモデル』によるものであり、そのモデルを数値化しながら探究しました。
40%と答えた人は「雨が降って傘を持っていかないのは、とても損である」と考えている傾向にあることがわかりました。
また、90%と答えた人は「雨が降った時に、傘を持っていても持っていなくても損ではない」と考えている傾向にあることがわかりました。
今回は確率が変動しにくい降水確率を題材としましたが、次回からは確率が人為的に変動するゲーム理論を扱います。
ASⅠ 天草学連続講義『熊本ー天草幹線道路計画について』
今回は天草広域本部土木部の喜津木様に、熊本ー天草幹線道路計画について御講義頂きました。
5月20日に天城橋(新1号橋)が開通したのですが、この計画は熊本県の90分構想という政策が発端だそうです。
また、一つの事業がどのような流れで形となるのかも教えて頂きました。
天城橋の建設をまとめた動画や、天草上島と下島を結ぶ新しい橋のシミュレーション動画などもあり、分かりやすく刺激的な時間となりました。
「高校生には、この道路をどう活用するかを考えてほしい。」と宿題も頂きました。
喜津木様ありがとうございました。
ASⅠ 天草学連続講義『天草と起業について』
今回は、Ama-bizセンター長の内山様に起業について教えて頂きました。
天草のセラミック会社が技術力のPR方法を変化させ新たな顧客を獲得したことや、世界には9歳で起業し1000万円稼いだ人がいることなど、具体例を交えながらわかりやすくご講義いただきました。
『今チャンスは都会ではなく、地方つまり天草が持っている』
『天草は起業に失敗しても再度挑戦する豊かな環境がある』
挑戦意欲あふれる講話でした。
内山様ありがとうございました。
数科学探究Ⅰ 期待値とゲーム理論に関する講義
6月4日(月)数科学探究Ⅰの第3講義が始まりました。
今回は、ゲーム理論を用いると解決できる問題に挑戦します。
これには、数学Bの中にある確率変数の平均(期待値)の知識が必要であるため、本日は期待値の講義を受け演習を行いました。
「さいころを1回投げるとき、出る目の期待値を求めよ。」
「2枚の硬貨を同時に投げるとき、表の出る枚数の期待値を求めよ。」
次はゲーム理論に関する講義となります。
ASⅡ 研究計画作成中
現在34名が10班に分かれ、本格的に研究活動を行っています。
写真は担当職員とディスカッションしながら、研究計画を立てている様子です。
生徒の豊かな発想と専門的な知見がぶつかり、学びを深めています。
着実に研究が進んでいるようです。
ASⅠ 天草学連続講義『天草の農業』
今回は、天草市役所農業振興課の山﨑様に天草の農業というテーマで御講演頂きました。
関東地方が農作物生産量第1位であり九州地方が第2位であることや、世界視野で考えるとアメリカが第1位であることを教えて頂きました。
また、九州と同じ面積であるオランダは、農業で多額の貿易黒字を誇っており、環境条件を整えるために科学の力を利用していることなども教えていただきました。
天草市でも、同じような農業が行われている場所があるそうです。
本校にもあるドローンを活用した事例も教えていただきました。
山﨑様、御講演ありがとうございました。
ASⅠ 天草学連続講義のこれまでのまとめ
はじめに、今までの配布資料や自分のメモを見返しながら研究すると面白そうな内容を各自が考えます。
その後、グループになり各自の意見を出し合い、グループで研究テーマを練ります。
最後に、班ごとに研究テーマを発表し合い、クラスの Best of Theme を決定しました。
各クラスの Best of Theme は以下の通りです。
1組:一攫千金!天草産で一番高価な魚を研究
2組:天草の知名度調査
3組:サンゴの手術(天草周辺のサンゴを再生する取組に関する考察)
4組:天草周辺の各海流による塩分濃度の違いと魚の種類の相関関係について
5組:天草の企画戦略と、似た地域で行われている企画戦略の比較及び考察
6組:天草の特産品である柑橘類を天草の魚のエサにするとどうなるのかの検証
地域課題について、楽しくディスカッションしている様子が印象的でした。
天草学連続講義は後4回ありますので、もっと深めましょう。
数科学探究Ⅰ 2次方程式の有理数解に関する考察のまとめ
前回に引き続き、2次方程式の有理数解に関する考察を行います。
各班が前回立てた仮説「a+b+c=0」「このとき、必ず x=1 が一つの解となる」を証明することに挑戦しました。
多くの班が、解の公式を用いて証明していました。
最後には、別視点からの証明や新たな探究の問いを投げかけられ、関心を高めていたようです。
数科学探究Ⅰで2次方程式に関するゲームを行いました
今回は「2次方程式の有理数解について考察すること」がテーマです。
初めに次の3つのステップで行うゲームをしました。
①先手の生徒が3つの数字を選び後手の生徒に渡します。
②後手の生徒は3つの数字を2次方程式の係数にあてはめて、先手の生徒に返します。
③先手の生徒は、その2次方程式を解き、有理数解であれば勝ちとなります。
つまり、2次方程式の係数に入る数字をどのように入れ替えても有理数解となる3つの数字を後手に渡すことができれば、必ず先手の勝ち(先手必勝)となるのです。
みなさんはどう思いますか。
講義を受けた生徒たちは、自分たちで数字を出し合いゲームをする中で実験を行い、一つの先手必勝パターンを見つけていたようです。
次回は、先手必勝パターンが本当に存在するのかについて考察・検証します。
ASⅠ 天草学連続講義『天草の水産業』
今回は、天草市役所水産振興課の深川様に天草の水産業というテーマで御講演頂きました。
天草で生産された魚が熊本県の約70%を占めていることや、多くの種類があることなどを教えて頂きました。
また、若者の魚ばなれや事業者の高齢化といった問題があることも教えて頂きました。
天草市では、様々な課題に対する対応策も行われているそうです。
新たな視点を得るだけでなく、解決に向けどう動いていくのかを考えさせられました。
深川様、御講演ありがとうございました。
ASⅠ 天草学連続講義『天草の自然活用』
今回は株式会社DENSO新事業統括部の小林様に、天草の自然活用というテーマで御講演頂きました。
DENSOは車部品の開発等で有名な会社ですが、カーボンニュートラルの考えに基づいたバイオ燃料抽出も手掛けられています。
これをトウモロコシではなく、藻を使って行われているのが特徴です。
藻の中でも成長速度が速く、オイル含有量が多い種類を扱われており、このバイオディーゼルは2035年に実用化されるように研究が進んでいます。
「光合成でつくるオイル量とストレスによってオイル量はどちらが多いですか?」などの質問も飛び交いました。
小林様、御講演ありがとうございました。
ASⅠ 天草学連続講義『沿岸生態系における環境と生物多様性について』
今回は沿岸生態系の生物について、九州大学理学部の新垣誠司様にご講義頂きました。
潮間帯に関する説明や、天草とインドネシアに生息する生物の種数の違いなど、専門的な知見と豊富な研究データをもとに教えて頂きました。
また、1年生にとって初めて受ける大学の先生からの講義であったことや、授業で使われる実際のスライド(言語は英語)であったこともあり、多くの生徒にとって刺激的な時間となりました。
新垣先生ありがとうございました。
数科学探究Ⅰの第1講義まとめ
今回は、前回調べた各自の不足栄養素を補うサプリメントの購入方法を考えます。
安く購入するために、どのサプリメントを何錠摂取するかを線形計画法によって明らかにしました。
ASⅡで石鹸や赤潮の研究をしています
まだ、ほとんどが先行研究を行っている段階です。
赤潮の研究を行う班は、日本や世界の論文調査や専門書を読みながら、研究内容及び計画を立てていました。
また、石鹸の研究を行う班は、各自の家にある石鹸を持ち寄り、成分を比較していました。
薬用石鹸には、必ず〇〇〇という成分が含まれているそうです。
ASⅠ 天草学連続講義『天草の概要と企画戦略について』
天草市役所総合政策部の多間田様から、天草の概要や企画戦略について講義頂きました。
天草市の人口推移や6つの政策の柱を教えて頂き、移住者が昨年度110名もおられることなど、様々な話をして頂きました。
また、イルカセンターや図書館などの複合型施設が新たに建設されるといったホットな話題も教えて頂きました。
謝辞の中で「新たな発見が多く、地域に対する視野が大きく広がり今後の研究が楽しみになりました。」とありました。
次回は、5/8(火)に九州大学の新垣様をお迎えして、天草の生物多様性について御講演頂きます。
数科学探究Ⅰで食事で摂取した栄養素を考えています
数科学探究は、日常の諸問題を数学を用いて探究する力を身につけることを目的として開講しています。
今回の講座では、まず各自の1日の食事を振り返り、摂取した栄養素を数値化しました。
その後、市販のサプリメントの栄養素をもとに、どのサプリメント(複数の種類)を何錠ずつ摂取すればよいかについて考えました。
写真のPC画面にある黄色の部分が摂取しすぎた栄養素であり、ピンク色の部分が補填しなければならない栄養素です。
次回は、どのサプリメントを何錠摂取すれば最も安く栄養が補填できるかを、数学Ⅱの内容である線形計画法を活用して考えます。
ASⅡで宇宙エレベーターの可能性を模索しています。
昨年度の進路講演会で、宇宙エレベーターに関する講話を聞いたことがきっかけだそうです。
現在、ASⅠでプログラミング学習の研究を行った経験を活かし、LEGOを使って効率性や可能性を研究しています。
写真は、天井から吊り下げた“ヒモ”をLEGOが登っている姿です。
今後の広がりに期待します。
ASⅠ始動!
写真は各クラスで天草の地域課題を考え、ディスカッションしている様子です。
高校に入ってから出会った様々な地域出身の生徒同士が、楽しく活動していました。
7限目にはSSH研究主任より、ASⅠの目的や年間の活動計画に関するオリエンテーションがありました。
地域を探求することや協働する力を育てることなど、近い未来に必要となる力について話されました。
来週24日(火)の天草学連続講義から本格的に始まることになりますが、1年生全員でASⅠの活動をがんばりたいと思います。