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地域との共創 天草宝島起業塾高校生コース 1日目

みなさんは、SDGsを知っていますか?
これは、21世紀のビジネスを考える際の指標を国連が定め、最近話題となっているものです。
1年生の起業を考える3グループが天草市役所主催の天草宝島起業塾に参加し、このような最近のビジネスに関する話題や、専門的な考え方を京都大学の若林先生に教えて頂きました。
またこの起業塾には、天草拓心高校から2グループ、牛深高校から1グループの参加があっています。
天草の未来を参加者全員で考えたいと思います。

 



第3回SSH運営指導委員会がありました

7/10(火)に、天草高校会議室で第3回SSH運営指導委員会がありました。
昨年度に引き続き、天草市役所や大学、企業の専門家の方々にお越しいただきました。
今年度から新しく始まったASⅡや数科学探究Ⅰなどを中心に助言を頂きました。
ありがとうございました。

数科学探究Ⅰ 「コンビニ出店問題と天草の防災問題」

7/9(月)に、数科学探究Ⅰがありました。
今回は、まずコンビニの出店問題に取り組みました。
みなさんは、下にある写真(黒板)のような店A、B、Cが出店をしている地域に新しい店Pをどこに出店しますか?
他の店より多くの面積を確保できるように、試行錯誤したり数値計算を繰り返しながら探究しました。
多くの生徒が正解を見つけていたようです。



数科学探究Ⅰ 期待値とゲーム理論 ~お見合いを成功させる戦略~

6月25日(月)に数科学探究Ⅰがありました。
今回は、期待値とゲーム理論の最終講義となります。
お見合いを成功させる戦略(最適停止問題)を今までの学びを活かして解決することに取り組みました。
以下のようなお見合いを考えます。
①5人とお見合いをする。
②お見合いしたときにすぐ交際するかしないか決めないといけない。
③交際を申し込んだら相手は必ずOKする。
④交際を申し込んだら終了。他の人には交際を申し込めず、1回断った人とは交際できない。
⑤5人目の人には必ず交際を申し込む。
⑥5人には順位がランク付けされるが、最終順位は5人目がくるまでわからない。
できるだけ良い人と交際するための戦略がわかりますか?

このことについて、各自で考え、グループで考え、最適な解答を導き出すために全力を尽くしました。


 


  

ASⅡ 水耕栽培の研究を行っています

ASⅡにおいて、水耕栽培の研究を行っています。
この研究は、昨年のASⅠで行った研究を継続したものです。
甘味のあるトマト栽培には、水ストレスや塩ストレスなどが有効であることが知られています。
今回の研究では、通常の水耕栽培方法とレモン水などの新たな水耕栽培方法によって起こる味の変化などを分析し考察を深める予定です。

数科学探究Ⅰ 期待値とゲーム理論

6月18日(月)に数科学探究Ⅰで、ゲーム理論について学びました。
はじめに、以下のようなカードゲームを行いました。
【ゲームのルール】
● Aさんは「♢8」と「♠7」を、Bさんは「♢3」と「♠7」を持っています。
●互いに相手が何のカードを持っているのか知っています。
● 2人同時に2枚の中から1枚を選んで出します。
同じ色だった場合、大きい数字を出したほうが数字の差の分、相手から得点をもらいます。
違う色だった場合、
小さい数字を出したほうが数字の差の分、相手から得点をもらいます。
● 5回勝負を行い、総合得点の多いほうを勝ちとします。

このゲームは、AさんとBさんのどちらが有利だと思いますか。
また、有利でないほうが勝つための最適なカードの出し方はありますか。

このゲームは相手のカードの出し方によって、こちらもカードの出し方を変えていくという戦略性の高いものです。
勝つために最善を尽くす(ゲーム理論でいうところの「最適反応」)方法について、期待値や最大・最小の考え方を用いて探究していきました。

   

 

ASⅡ メダカの住環境の研究を行っています

ASⅡにおいて、天草に住むメダカの生態や住環境に関する研究を行っています。
メダカを採取し飼育をしています。
今回は、メダカが生息していた場所の水と、生息していない場所の水の違いをデジタルパックテストを用いて解明することに取り組みました。
今後も様々な視点から探究し、メダカにとって最適な水環境モデル作成を目指します。

ASⅡ 味覚に関する研究を行っています

ASⅡにおいて、味覚に関する研究を行っています。
味覚は、甘味や酸味などで構成されています。
今回は、ドラゴンフルーツの酸味や糖度を、糖度計やイージーセンスを用いて測定することに取り組みました。
今後も研究を進め、人工的に味覚を操作できれば、宇宙で利用価値が出ると考えています。

ASⅡ 潮流発電の研究を行っています

ASⅡにおいて、有明海特有の潮の干満差(約5~6m)を利用した潮流発電を研究しています。
災害時に海に設置するだけで、必要最低限の電力を獲得できる装置を開発したいとのことです。
今回は、懐中電灯などを分解し、発電の仕組みを研究する班と実際の潮流発電モデルを作成する班とに分かれて活動をしていました。

ASⅡ 赤潮の研究を行っています

ASⅡにおいて、天草近海で発生する赤潮の研究が行われています。
今回は、本渡港で採取した海水を遠心分離器にかけ、顕微鏡で珪藻の種数を調べていました。
これを継続調査し、珪藻の種数の変化をデータ化し、赤潮の発生前後の海水の様子を調べるそうです。

ASⅠ 天草学連続講義『天草と災害について』

6月12日(火)に、第8回天草学連続講義がありました。
今回は熊本大学理学部の松田教授に、天草と災害に関する講義をして頂きました。
天草は平地がほとんどなく海に囲まれていることや、白亜紀(9000万年前)の地層と古第三紀(5000万年前)の地層でできていることを教えて頂きました。
また、干満差5mは日本一であることも改めて教えて頂きました。
このような特徴を知り、災害が起こったら自分の身を守れる準備を普段からしておくことが重要であることを学びました。
少子高齢化が進む天草において、高校生がアクションを起こせば被害が最少となりえます。
町歩きをしながら、防災についての意識を高めたいと思います。
松田様ありがとうございました。

6月は1年間の中で最も土砂災害をはじめとする自然災害が天草に起こりやすい時期です。
天草市のHPに防災マップや災害メールに関する情報がありますので活用しましょう。
下記のURLをクリックしてください。
天草市防災マップ→ http://www.city.amakusa.kumamoto.jp/bousai/list00832.html
天草市災害メール→ https://www.city.amakusa.kumamoto.jp/bousai/kiji003603/index.html

 

数科学探究Ⅰ 期待値とゲーム理論

6月11日(月)に、数科学探究Ⅰがありました。
突然ですが、降水確率何%になると、みなさんは傘を持っていきますか?
天高生に調査したところ、40%の人もいれば90%の人もいるといった結果でした。
これは、各自が日常的に考えている『コストロスモデル』によるものであり、そのモデルを数値化しながら探究しました。
40%と答えた人は「雨が降って傘を持っていかないのは、とても損である」と考えている傾向にあることがわかりました。
また、90%と答えた人は「雨が降った時に、傘を持っていても持っていなくても損ではない」と考えている傾向にあることがわかりました。
今回は確率が変動しにくい降水確率を題材としましたが、次回からは確率が人為的に変動するゲーム理論を扱います。

 

ASⅠ 天草学連続講義『熊本ー天草幹線道路計画について』

6月5日(火)7限目に第7回天草学連続講義がありました。
今回は天草広域本部土木部の喜津木様に、熊本ー天草幹線道路計画について御講義頂きました。
5月20日に天城橋(新1号橋)が開通したのですが、この計画は熊本県の90分構想という政策が発端だそうです。
また、一つの事業がどのような流れで形となるのかも教えて頂きました。
天城橋の建設をまとめた動画や、天草上島と下島を結ぶ新しい橋のシミュレーション動画などもあり、分かりやすく刺激的な時間となりました。
「高校生には、この道路をどう活用するかを考えてほしい。」と宿題も頂きました。
喜津木様ありがとうございました。

 

ASⅠ 天草学連続講義『天草と起業について』

6月5日(火)6限目に第6回天草学連続講義がありました。
今回は、Ama-bizセンター長の内山様に起業について教えて頂きました。
天草のセラミック会社が技術力のPR方法を変化させ新たな顧客を獲得したことや、世界には9歳で起業し1000万円稼いだ人がいることなど、具体例を交えながらわかりやすくご講義いただきました。
『今チャンスは都会ではなく、地方つまり天草が持っている』
『天草は起業に失敗しても再度挑戦する豊かな環境がある』

挑戦意欲あふれる講話でした。
内山様ありがとうございました。

 

数科学探究Ⅰ 期待値とゲーム理論に関する講義

6月4日(月)数科学探究Ⅰの第3講義が始まりました。
今回は、ゲーム理論を用いると解決できる問題に挑戦します。
これには、数学Bの中にある確率変数の平均(期待値)の知識が必要であるため、本日は期待値の講義を受け演習を行いました。
「さいころを1回投げるとき、出る目の期待値を求めよ。」
「2枚の硬貨を同時に投げるとき、表の出る枚数の期待値を求めよ。」
次はゲーム理論に関する講義となります。

ASⅡ 研究計画作成中

5月31日(木)にASⅡがありました。
現在34名が10班に分かれ、本格的に研究活動を行っています。
写真は担当職員とディスカッションしながら、研究計画を立てている様子です。
生徒の豊かな発想と専門的な知見がぶつかり、学びを深めています。
着実に研究が進んでいるようです。

ASⅠ 天草学連続講義『天草の農業』

5/29(火) 7限目に天草学連続講義がありました。
今回は、天草市役所農業振興課の山﨑様に天草の農業というテーマで御講演頂きました。
関東地方が農作物生産量第1位であり九州地方が第2位であることや、世界視野で考えるとアメリカが第1位であることを教えて頂きました。
また、九州と同じ面積であるオランダは、農業で多額の貿易黒字を誇っており、環境条件を整えるために科学の力を利用していることなども教えていただきました。
天草市でも、同じような農業が行われている場所があるそうです。
本校にもあるドローンを活用した事例も教えていただきました。
山﨑様、御講演ありがとうございました。
 

ASⅠ 天草学連続講義のこれまでのまとめ

5月29日(火) 6限目に1年生の各クラスで、第1回から第4回までの天草学連続講義のまとめを行いました。
はじめに、今までの配布資料や自分のメモを見返しながら研究すると面白そうな内容を各自が考えます。
その後、グループになり各自の意見を出し合い、グループで研究テーマを練ります。
最後に、班ごとに研究テーマを発表し合い、クラスの Best of Theme を決定しました。
各クラスの Best of Theme は以下の通りです。
1組:一攫千金!天草産で一番高価な魚を研究
2組:天草の知名度調査
3組:サンゴの手術(天草周辺のサンゴを再生する取組に関する考察)
4組:天草周辺の各海流による塩分濃度の違いと魚の種類の相関関係について
5組:天草の企画戦略と、似た地域で行われている企画戦略の比較及び考察
6組:天草の特産品である柑橘類を天草の魚のエサにするとどうなるのかの検証

地域課題について、楽しくディスカッションしている様子が印象的でした。
天草学連続講義は後4回ありますので、もっと深めましょう。

 
 

数科学探究Ⅰ 2次方程式の有理数解に関する考察のまとめ

5月28日(月)に、数科学探究Ⅰがありました。
前回に引き続き、2次方程式の有理数解に関する考察を行います。
各班が前回立てた仮説「a+b+c=0」「このとき、必ず x=1 が一つの解となる」を証明することに挑戦しました。
多くの班が、解の公式を用いて証明していました。
最後には、別視点からの証明や新たな探究の問いを投げかけられ、関心を高めていたようです。

数科学探究Ⅰで2次方程式に関するゲームを行いました

5月21日(月) 数科学探究Ⅰの第2講義が始まりました。
今回は「2次方程式の有理数解について考察すること」がテーマです。
初めに次の3つのステップで行うゲームをしました。
①先手の生徒が3つの数字を選び後手の生徒に渡します。
②後手の生徒は3つの数字を2次方程式の係数にあてはめて、先手の生徒に返します。
③先手の生徒は、その2次方程式を解き、有理数解であれば勝ちとなります。
つまり2次方程式の係数に入る数字をどのように入れ替えても有理数解となる3つの数字を後手に渡すことができれば、必ず先手の勝ち(先手必勝)となるのです。
みなさんはどう思いますか。
講義を受けた生徒たちは、自分たちで数字を出し合いゲームをする中で実験を行い、一つの先手必勝パターンを見つけていたようです。
次回は、先手必勝パターンが本当に存在するのかについて考察・検証します。

ASⅠ 天草学連続講義『天草の水産業』

5/15(火) 7限目に天草学連続講義がありました。
今回は、天草市役所水産振興課の深川様に天草の水産業というテーマで御講演頂きました。
天草で生産された魚が熊本県の約70%を占めていることや、多くの種類があることなどを教えて頂きました。
また、若者の魚ばなれや事業者の高齢化といった問題があることも教えて頂きました。
天草市では、様々な課題に対する対応策も行われているそうです。
新たな視点を得るだけでなく、解決に向けどう動いていくのかを考えさせられました。
深川様、御講演ありがとうございました。



ASⅠ 天草学連続講義『天草の自然活用』

5/15(火) 6限目に天草学連続講義がありました。
今回は株式会社DENSO新事業統括部の小林様に、天草の自然活用というテーマで御講演頂きました。
DENSOは車部品の開発等で有名な会社ですが、カーボンニュートラルの考えに基づいたバイオ燃料抽出も手掛けられています。
これをトウモロコシではなく、藻を使って行われているのが特徴です。
藻の中でも成長速度が速く、オイル含有量が多い種類を扱われており、このバイオディーゼルは2035年に実用化されるように研究が進んでいます。
「光合成でつくるオイル量とストレスによってオイル量はどちらが多いですか?」などの質問も飛び交いました。
小林様、御講演ありがとうございました。



ASⅠ 天草学連続講義『沿岸生態系における環境と生物多様性について』

5月8日(火) ASⅠで第2回天草学連続講義がありました。
今回は沿岸生態系の生物について、九州大学理学部の新垣誠司様にご講義頂きました。
潮間帯に関する説明や、天草とインドネシアに生息する生物の種数の違いなど、専門的な知見と豊富な研究データをもとに教えて頂きました。
また、1年生にとって初めて受ける大学の先生からの講義であったことや、授業で使われる実際のスライド(言語は英語)であったこともあり、多くの生徒にとって刺激的な時間となりました。
新垣先生ありがとうございました。

数科学探究Ⅰの第1講義まとめ

5月1日(火)に数科学探究Ⅰがありました。
今回は、前回調べた各自の不足栄養素を補うサプリメントの購入方法を考えます。
安く購入するために、どのサプリメントを何錠摂取するかを線形計画法によって明らかにしました。

ASⅡで石鹸や赤潮の研究をしています

4月26日(木)ASⅡの時間に課題研究を実施しています。
まだ、ほとんどが先行研究を行っている段階です。
赤潮の研究を行う班は、日本や世界の論文調査や専門書を読みながら、研究内容及び計画を立てていました。
また、石鹸の研究を行う班は、各自の家にある石鹸を持ち寄り、成分を比較していました。
薬用石鹸には、必ず〇〇〇という成分が含まれているそうです。
 

ASⅠ 天草学連続講義『天草の概要と企画戦略について』

4月24日(火)に学習センター大研修室で、今年度第1回の天草学連続講義がありました。
天草市役所総合政策部の多間田様から、天草の概要や企画戦略について講義頂きました。
天草市の人口推移や6つの政策の柱を教えて頂き、移住者が昨年度110名もおられることなど、様々な話をして頂きました。
また、イルカセンターや図書館などの複合型施設が新たに建設されるといったホットな話題も教えて頂きました。
謝辞の中で「新たな発見が多く、地域に対する視野が大きく広がり今後の研究が楽しみになりました。」とありました。
次回は、5/8(火)に九州大学の新垣様をお迎えして、天草の生物多様性について御講演頂きます。


数科学探究Ⅰで食事で摂取した栄養素を考えています

4月23日(月)、今年度から始まった学校設定科目「数科学探究Ⅰ」の授業の様子です。
数科学探究は、日常の諸問題を数学を用いて探究する力を身につけることを目的として開講しています。
今回の講座では、まず各自の1日の食事を振り返り、摂取した栄養素を数値化しました。
その後、市販のサプリメントの栄養素をもとに、どのサプリメント(複数の種類)を何錠ずつ摂取すればよいかについて考えました。
写真のPC画面にある黄色の部分が摂取しすぎた栄養素であり、ピンク色の部分が補填しなければならない栄養素です。
次回は、どのサプリメントを何錠摂取すれば最も安く栄養が補填できるかを、数学Ⅱの内容である線形計画法を活用して考えます。

ASⅡで宇宙エレベーターの可能性を模索しています。

4月19日(木)のASⅡで、宇宙エレベーターの可能性を模索しています。
昨年度の進路講演会で、宇宙エレベーターに関する講話を聞いたことがきっかけだそうです。
現在、ASⅠでプログラミング学習の研究を行った経験を活かし、LEGOを使って効率性や可能性を研究しています。
写真は、天井から吊り下げた“ヒモ”をLEGOが登っている姿です。
今後の広がりに期待します。

ASⅠ始動!

4月17日(火)の6限目に、今年度のASⅠがスタートしました。
写真は各クラスで天草の地域課題を考え、ディスカッションしている様子です。
高校に入ってから出会った様々な地域出身の生徒同士が、楽しく活動していました。
7限目にはSSH研究主任より、ASⅠの目的や年間の活動計画に関するオリエンテーションがありました。
地域を探求することや協働する力を育てることなど、近い未来に必要となる力について話されました。

来週24日(火)の天草学連続講義から本格的に始まることになりますが、1年生全員でASⅠの活動をがんばりたいと思います。



ASⅡ始動!

4月12日(木)に、科学的な手法を用いた探求活動を行う学校設定科目「ASⅡ」が始動しました。
初めに各担当者の自己紹介があり、SSH研究主任の井上先生から「天草に科学的なメスを入れてほしい。天草高校の探求モデルとなる活動を期待します。」と激励がありました。
その後、グループ編制と研究テーマを様々なディスカッションを通して決定していきました。
今後の研究活動に注目です。



東京大学大気海洋研究所で年代測定の原理と手法を学びました。

3/25()に科学部5名が、千葉県柏市にある東京大学大気研究所で実習を行いました。

この実習では、本校科学部がすすめる有明海の海水準変動を明らかにする研究の根拠となる年代測定の原理と手法を学びます。

以前、SSH特別講演会で御講演いただいた横山祐介教授にお力添え頂き実現しました。

当日は宮入陽介先生に以下の3つの作業を御指導いただきました。

①貝殻の表面の不純物を取り除く作業

②炭素を取り出す作業

③加速器を用いた測定の仕方

短時間の実習でしたが「この作業は何のために行うのか」などの質疑を受けながら、11つ作業することができました。








宮入先生ありがとうございました。

つくばScienceEdge報告②

3/24(土)午後からはポスターセッションがあり、 有明海の海水準変動の研究班(地学部門)と、水草の光合成(生物部門)の研究が発表しました。
発表言語は英語です。
日本語部門もありましたが、国際的な研究活動を見据えて英語部門にエントリーしたそうです。
海外の高校生などに英語を使って堂々と発表していました。
最後には、タイの高校生と一緒に雑談をしたりしながら、打ち解け楽しんでいました。
大会公式サイト→http://www.jtbbwt.com/ScienceEdge/


タイの高校生に説明する様子①
 
タイの高校生に説明する様子②
 
海外の方に説明する様子

台湾のプログラミング技術(高度なオセロロボット開発)

つくばScienceEdge報告①

3/24(土)に、つくば国際会議場(茨城県つくば市)で「つくばScienceEdge2018」が開催され、本校科学部5名が参加しました。
つくばScienceEdgeは、中高生国際科学アイデアコンテストと位置づけられており、日本を代表とする科学者が直接審査やアドバイスされる新しいタイプのコンテストです。
大会公式サイトはこちら→http://www.jtbbwt.com/ScienceEdge/

午前中は事前審査を通過した代表8校によるオーラルプレゼンテーションを参観しました。
物理、化学、生物、数学などの研究成果を学習することができました。
また、中学生や海外の高校生の発表を聞くことができ、刺激を受けました。
午後からは、本校生のポスター発表が行われます。





天草ケーブルテレビ放映「SSH 研究成果発表会」

2/27に実施した「SSH 研究成果発表会」が天草ケーブルテレビの「あまくさタイム2(Ch10)」で放送されることが決定しました。
天草の地域課題を研究テーマとした発表及び2年生や大学の先生方による質問に答える姿も見ごたえがあります。
ぜひ、一度ご覧いただきたいと思います。放送日は下記の通りです。

4/6(金) 13:00~15:00
4/7(土) 9:30~11:30 , 25:00~27:00
4/8(日) 17:00~19:00
4/9(月) 13:00~15:00
4/10(火) 9:05~11:05 , 25:00~27:00
4/11(水) 19:00~21:00
4/12(木) 13:00~15:00
【3/14 16:30 一斉メール配信】

第1回天草高校SSH研究成果発表会を開催しました。

2月27日(火)天草市民センターで、第1回SSH研究成果発表会を行いました。
この発表会は、今年度の研究成果報告と生徒の口頭発表(今回はASⅠの代表7班と科学部1班)、ポスター発表(ASⅠ全部の班)を実施するといったものです。
運営指導委員の皆様や全国の高等学校の先生方、また近隣中学校の先生方や保護者の方々にお越しいただき、盛大に開催することができました。
また、2年生の多くの生徒が質問をするなど、校内全体に研究発表の風土が広がっていったようにも感じ取れる一日となりました。
次年度は、もっと発展した成果が報告できるよう頑張りたいと思います。

※熊本日々新聞2018年3月4日(日)14面に関連記事が掲載されました。

※天草市役所ホームページのトピックスに紹介されました。
 https://www.city.amakusa.kumamoto.jp/kiji0034327/index.html

【SSH研究主任による研究成果報告】

【科学部発表】

【生徒代表口頭発表】


 


 
【ポスターセッション】

 







科学部、九州大会で優秀賞(2位相当)を受賞!

2月11,12日に別府大学にて九州高等学校生徒理科研究発表大会が行われました。
本校の科学部が10月の県大会を突破し、出場しました。
当日は天草の海水準変動についての発表を行いました。
発表は4人で行いましたが、チームワークの光る発表でした。
審査の結果、データの丁寧な分析と発表のわかりやすさが評価され、優秀賞(2位相当)を受賞できました。
2月27日の天草高校SSH成果発表会にて、本研究の発表も行います。
天草の海や植生が、500年前はどの様であったのか説明します。
興味のあられる方は、ぜひお越し下さい。




東京都立戸山高校の発表会にオンラインで参加しました。

2月4日(日)マラソン大会閉会式の後、東京都立戸山高等学校のTSS発表会のオンライン発表部門に参加しました。
発表言語は英語で、本校以外の参加校はほとんどが海外の学校(カンボジアやオーストリアなど)というような発表部門です。
科学部の天草の海の海水準変動を探る研究を、英語バージョンにグレードアップして発表しました。
写真1枚目が発表風景、2枚目がスライド、その右上に戸山高校の様子が写っています。
発表者の古田さんは「とても楽しい時間でした。もっと、わかりやすい英語を考えて話したいです。」と感想を述べてくれました。
海外にも本校の研究を発表する初めての機会になりました。
戸山高校のみなさんありがとうございました。

ASⅠプレゼン分野別予選会を開催しました

1月30日(火)に、校内でASⅠ課題研究のプレゼンテーション分野別予選会を実施しました。
これは「教育・食品」「経済」「国際・文・バイオ」「水産」「医療」「工学」「理学・農学」の7分野に分かれ、それぞれの分野に所属する班同士で1年間の課題研究の成果をプレゼンテーション形式で発表します。
予選会という位置付けもあり、2月27日に実施する研究成果発表会の代表班選出も生徒同士の相互評価によって行いました。
全体的に活発な発表と質疑応答ができていたようです。
1年間研究することで、面白い着眼点を結論として持ってきた班もあり、活気ある会となりました。







日本生物教育学会で研究発表を行いました

1月7日(日)に熊本大学で日本教育学会が開催されました。
本校からは、科学部の2名が中・高校生ポスター発表に参加しました。
今年の発表は、ポスター発表で北は宮城県からの全22件となりました。
科学部からは山下くん(光合成の昼寝現象の研究)と福田さん(ゲンジボタルの発光パターン)の2名が参加しました。
2人は全国の高校生とディスカッションしながら、研究や親交を深めていました。

 

プログラミング講座大成功!「パソコンを使って、ロボットを動かそう」

12月25日(月)と26日(火)の2日間、天草高校学習センター2Fで、天草高校1年生6名が小学1~6年生を対象にプログラミング講座を行いました。
これは、本校1年生が行う課題研究の一貫です。
新学習指導要領の中に「小学校6年間の中でプログラミング授業を実施する」という内容があり、モデルとなる取組を行えないかと考えた班の思いに応える形で実現しました。
今回初めて募集したところ、天草市・上天草市・苓北町の広い範囲から応募があり、合計60名に対して実施しました。
講座内容は、ロボット(レゴマインドストーム)がプログラミングによって動くことを学び、実際に「前に進む」「後ろに進む」「回転する」「アームを上げる」「センサーで感知する」などのコマンドを組み合わせて動かすといったものでした。
参加した小学生は「プログラミングは初めてだったけど、楽しかったです」「ときどき曲がったりしたけど、ロボットが動いてブロックを取ったのでよかったです」などの感想を発表しました。
身の回りにある機械がプログラミングによって動いていると考える一つのきっかけになればと思います。









※熊本日日新聞2017年12月26日(火)12面に関連記事が掲載されました。

長崎大学水産学部の先生方とSkypeしました。

12月21日(木)7限目に、本校視聴覚室で長崎大学水産学部の橘学部長、桑野先生、山本先生、亀田先生とSkypeによる遠隔通信を実施しました。
事前質問への回答は、同学部の阪倉先生にご協力いただきました。
完全養殖や、藻に関する話、天草や長崎の水産業について質疑応答形式で実施し、約45分間通信しました。
参加した生徒たちは、実際に大学の先生方に教えていただいたことで刺激を受けていました。
長崎大学の先生方ありがとうございました。


サイエンスキャッスル2017で優秀賞受賞!

12月17日(日)に水俣高校体育館でサイエンスキャッスル2017が開催されました。

本校からは、科学部3班と1年生課題研究班のうち4班の計27名が参加しました。

サイエンスキャッスルは日本最大の中高生のための学会といわれており、九州・東北・関東・関西の全国4カ所で実施されています。シンガポール大会もあります。

内容としては、熊本大学の先生方からの講演や各校の口頭発表(プレゼンテーション)、ポスター発表があります。

本校は、九州ブロック大会のポスター発表に参加しました。

ポスターセッションでは、科学部1年生の福田さんが「天草のゲンジボタルについて」の発表で優秀賞(2位相当)を受賞しました。

 

 

 

(株)マイクロソフト 西脇哲資氏 来校!

12月9日(土)に天草高校体育館で、1年生に対してプレゼンテーション講演会を実施しました。
講師は、マイクロソフト株式会社・エバンジェリストの西脇哲資様。
「プレゼンテーションの極意」という演題です。
“プレゼンテーションとは相手を動かすことである”
これからの社会ではアウトプット(伝える力)が必要不可欠であり、高校生のうちに学んでおけば必ず役に立つと教えていただきました。
また、様々なテクニック(見せ方や話し方、話の作り方など)を、具体例を交えながら、わかりやすく、印象に残るように伝えていただきました。
以下、1年宮崎さんの謝辞の一部です。
「私が行った2学期の発表では、よくわからなかったとの感想が出たり、目が泳いでいました。相手を動かすよいプレゼンテーションの方法を学ぶことが出来たので、3学期の発表では、視線の移動や接続詞の使い方を意識することで、魅力的なプレゼンテーションができそうだと思いました。」
保護者や近隣校の方々にも多数ご出席いただきました。「目からウロコ!日常生活でも役立てたい内容でした。素敵な時間でした。」との感想も寄せられました。

1年生は1月末から2月にかけて課題研究のプレゼンテーション発表を行います。今回の講演会を活かして取り組みます。

※2017年12月19日(火)18:55~天草ケーブルネットワーク「日々の話題」にて、講演会の様子が放映されます




(撮影:村田)

第1回日本医療研究開発大賞に参加してきました。

11月25日(土)に東京国際交流館(東京都江東区)で『日本医療研究開発大賞記念講演会』が開催され、本校2年生5名と1年生4名が参加してきました。
この会は、昨年
12月に政府の医療分野研究開発推進計画が改訂され、「日本医療研究開発大賞」が創設されたことを機に開催されたもので、今回が第1回の講演会でした。

内閣総理大臣賞受賞の田中啓二先生の講演だけでなく、ノーベル賞受賞者の山中伸弥先生、日本医療研究開発機構理事長の末松誠先生の講演を聴くことができるとても貴重な機会となりました。
簡単な内容は以下の通り。

  内閣総理大臣賞受賞講演:「プロテアソーム ~基礎研究が未来を拓く~ 」 

田中啓二(東京都医学総合研究所理事長) 

田中さんは、タンパク質の細胞内リサイクルに着目し、タンパク質分解を行う酵素複合体「プロテアソーム」を発見されました。この発見で、現在がんなどの治療薬がどんどん創られています。講演では、このような基礎研究の大切さについてお話しくださいました。

■特別講演:「iPS細胞がひらく新しい医学」

 山中伸弥(京都大学iPS細胞研究所長)

iPS細胞は再生医療と薬の開発に使われており、今後多くの患者が救われる可能性があります。現在再生医療用のiPS細胞のストック化に取り組んでおり、免疫の型に関わらず全ての人に使えるiPS細胞を用意することを目標としていらっしゃいます。今後ますます発展するであろう未来の医療についてお話しくださいました。

■特別講演:「AMEDのミッション:グローバルデータシェアリング」

末松 誠(日本医療研究開発機構理事長)

AMED(日本医療研究開発機構)は、国の医療分野の研究費を集約し、基礎から実用化まで幅広い研究を支援する組織です。講演では、ジカ熱などの危険な病気にかかった患者にいち早く医療研究の成果を届けるために、世界的なデータシェアリングの重要さについてお話しくださいました。



 

熊本県スーパーハイスクール指定校合同研究発表会がありました。

11月12日(日)に崇城大学で熊本県スーパーハイスクール指定校合同研究発表会がありました。
熊本県内のSSH・SGH・SPH指定校が一同に集い、ポスターセッション形式で発表と質疑応答を行います。今回は加えて、宮崎北高校と八代工業高校が有志参加されました。
天草高校は1年生の課題研究8班が発表を行いました。
参加者の井上くんは「私のグループの研究は、他校と比較して未熟だと感じました。今後、もっと研究をすすめて、より良いものにしていきたいと思いました。」内藤さんは「他校それぞれの研究がたくさんあり刺激を受けました。発表は楽しかったです。でも、ハクセンシオマネキを知らない方に対する発表が難しかったので、次は動画を見せたりしなから行いたいです。」
自分たちの研究を発表したり、他校の研究に刺激を受けるなど、充実した学びとなりました。



科学の甲子園熊本県代表選考会に出場しました。

11月12日(日)に崇城大学で科学の甲子園熊本県代表選考会に出場しました。
天草高校は1、2年生選抜7名で出場しました。
科学の甲子園は、60分の筆記競技(物理・化学・生物・地学・数学・情報)と、90分の総合競技(今回はコマを作り回る時間を競う競技)、60分の地学競技(今回は地球儀を作成して日の出日の入りに関する課題解決問題)からなり、力を合わせて解答します。
表彰台には届きませんでしたが、みんな充実した表情で取り組んでいました。
当日だけでなく、この日のために放課後集まり、ディスカッションしたり、実験実習をしたことも良き学びとなりました。
来年は全国大会出場目指して頑張ります。

※熊本日日新聞2017年11月13日(月)15面 写真「科学の甲子園 全国大会を目指し、チームで筆記に取り組む高校生」が掲載されました。

生徒理科研究発表会で全国大会出場決定!!

10月29日(日)に崇城大学薬学部キャンパスで生徒理科研究発表会が行われました。生徒理科研究発表会「サイエンスコンテスト2017」では、物理・化学・生物・地学の各部門に分かれ、プレゼンテーション形式で研究成果を発表します。天草高校は生物部門2点地学部門2点のが発表を行いました。テーマと各賞は次の通りです。

①天草に生息するゲンジボタルの発行パターンについて(生物)★優秀賞

②オオカナダモの光合成自動調節について(生物)★優秀賞

③謎の生痕化石を描いた生物とは!?(地学)★優秀賞

④珪藻・花粉分析から天草の海水準変動と古環境を探る(地学)★最優秀賞1位

9月の始業式で全校生徒の前で発表した珪藻・花粉分析班が『地学部門・最優秀賞1位』を受賞し、2月中旬に大分県で行われる九州大と、来年夏に長野県で行われる全国総合文化祭(全国大会)への出場権を獲得しました。科学部のみなさん、おめでとうございます!



※関連記事が、2017年11月9日(木)読売新聞25面に掲載されました

論文読解講演会がありました

一年生が学んでいる「天草サイエンスⅠ」の授業の一つです。
「自分の言葉を持って社会を生きるために」と題して岡田真奈美さん(学研学力開発事業部)をお迎えし、論文解読講演会を実施しました。
本を読む習慣も大事だと20冊の新書も紹介していただき、さっそく一年図書委員による紹介新書コーナーも設置されました。


(撮影:村田)

天草市立新和中学校で課題研究に関する講話を行いました。

10月24日(火)の午後に天草市立新和中学校において「課題研究に関する講話」をSSH研究主任の井上先生が行いました。
新和中学校は今年度「起業体験推進事業」の指定校となり、生徒たちは起業に関する講話や、課題研究に取り組んでおられます。
その起業体験推進事業に天草高校SSHの課題研究事例が役立つのではないかということでオファーがありました。
全校生徒に対して「起業を考えることは、10年20年後の将来を考えることであること」「今は不可能なことでも、将来は可能となっている可能性が高いこと」など、チャレンジすることの大切さを話されました。
また、事例の中の企業との連携や実地調査の仕方、仮説の自由な発想の仕方などは良きアドバイスとなったようです。
新和中学校のみなさん、11月12日(日)の発表会に向けて頑張って下さい!