図書館の風景
名作紹介 その1【図書館】
青空文庫、のぞいてみましたか?どれを読んでいいやら…と途方に暮れた方もいるかもしれませんね。
そこで、好きな作品を少しだけ紹介してみます。気になったら、全文を読んでみてください。
次回は、先生方におすすめ作品を書いていただきます。お楽しみに!
『二十四の瞳』壺井 栄 → https://www.aozora.gr.jp/cards/001875/card57856.html
教師を目指す人や、学校が大好きな人には読んでほしい作品です。
昭和3年、瀬戸内海にうかぶ島の小学校に若い女先生がやってきました。その様子がこんな一文で書かれています。
「今日はじめて教壇に立った大石先生の心に、今日はじめて集団生活につながった十二人の一年生の瞳は、それぞれの個性にかがやいてことさら印象ぶかくうつったのである。この瞳を、どうしてにごしてよいものか!」
大石先生と子どもたちは、毎日の授業や修学旅行を通じて絆を深めていきます。しかし、平和な日常にも別れをつげる日がきます。大きく時代が動き、時が流れ、迎えるラストシーン…。
繰り返し読むたびに、やっぱり泣いてしまう一冊です。
「青空文庫」で読書のすすめ。 【図書館】
生徒の皆さん、家庭学習は順調ですか? 学習の合間には、読書もどうぞ。
インターネット環境で読書ができる「青空文庫」を紹介します。古今東西の名作に、挑戦してみませんか?
「青空文庫」 → https://www.aozora.gr.jp/(リンクフリー)
青空文庫専用ネット図書館「えあ草子」→ https://www.satokazzz.com/books/(リンクフリー)
「青空文庫は誰にでもアクセスできる自由な電子本を、図書館のようにインターネット上に集めようとする活動です。著作権の消滅した作品と、「自由に読んでもらってかまわない」とされたもの」が掲載されています(同サイトより)。
また、文部科学省も家庭学習に役立つサイトを紹介しています。自学のヒントが生まれるかもしれませんね!
ただし、アクセスするための通信費用が発生しますので、お家の方と相談してから活用してみてください。
「高等学校における学習支援コンテンツ」→ https://www.mext.go.jp/a_menu/ikusei/gakusyushien/mext_00461.html
本の備えはお済みですか?【図書館】
家庭で過ごす時間が増えますね。そんなときこそ、読書をどうぞ!
放課後はさっそく、たくさんの本を借りている人もいましたよ。
天草高校図書館では、貸出冊数に制限がありません。
この機会に、新書や、進路に関する本を読んでみるのもいいですね。
2月29日(土)も開館しています。いま借りた本は、春休み中も読むことができます。
当然のことですが、紛失しないよう各自で管理もお願いします。
資料収集の強い味方! 【図書館】
天高図書館には、天草市や熊本県が発行しているパンフレット類も整理して保存しています。
無料でいただけるパンフレットですが、新しい情報がわかりやすく掲載されており、重宝しています。
その良さを知っている常連さんたちが、お出かけついでにパンフレットを貰ってきてくれました。
「上天草市のパンフレットはあまり揃ってないから、これどうぞ」「この資料があったらSSHの時に助かるかも、と思って。友達の分ももらってきました」ですって。
ありがとうございます!みんなで大事に活用しますね。
「おとな」を考える 【図書館】
成人式を迎えた皆さん、おめでとうございます。高校生のころに夢見た「おとな」に近づいていますか?
図書館前の掲示コーナーでも成人の日にちなみ、「おとなって?」を募集しました。
「自己管理ができる人」「気配りができる人」「目標を持っている人」「経済的に自立している人」「感情に流されず自分の言動をコントロールできる人」「大人なんてこの世にいない」「逆に子どもとは?」など、柔らかな発想から名言が生まれています。
ユーモア回答として、「7305日生きた人」「ブラックコーヒーが飲める人」「大人買いできる人」も登場し笑いを誘っています。
館内の関連本コーナーも、あわせてご利用ください。