ブログ

工業化学科

工業化学科です☆ 令和5年度 江津湖でのボランティア活動(第1回)

いよいよ令和5年度が始まりました。

工業化学科の最初の校外活動は、ボランティア活動です。

3年生の課題研究チームを中心に、工業化学科2,3年に参加希望者を募り行いました。

ボランティア活動の内容は、前回と同じく、下江津湖広木地区の外来水草の除去とゴミ回収です。

また、肥後東ライオンズクラブの方々にお世話になりました。

 

       

 

参加者は約200名です。いろいろな会社の方が参加されていました。

 

参加した工業化学科の生徒達です。雨予報だったので雨具を着て参加しました。

次はもっと、外来種と在来種を勉強しておきましょう!皆さんお疲れ様でした。

 

 

 

 

 

工業化学科です☆令和4年度課題研究発表会を開催しました

令和5年1月19日に令和4年度課題研究発表会を開催しました。

課題研究とは3年生がグループに分かれ、1年間自分たちで決めたテーマをについて取り組んだ研究成果を発表します。

 

今年度の発表テーマ

1.定性分析

 技能検定化学分析を通して学んだ定性分析(金属イオンの分属確認)の楽しさをみんなに知ってもらいたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2.人工光合成の研究

 ・地球温暖化対策のためにCo2の固定化について考える。

 ・光合成の重要物質であるクロロフィルの色素を抽出し、分析分離の研究をする。

   

 

3.熊本におけるマイクロプラスチックの調査 ~工業化学科が行うSDGs~

 ・熊本市のマイクロプラスチックによる汚染状況を調査し、私達が出来る環境保全に関するSDGsを考える。

 ・SDGsを通して他校生と国際交流を深めながら、将来グローバルに活躍する国際人のきっかけをつくる。

 

 

4.ロケット

 ・ロケットを通して科学や力学を応用した知識を身につける。

  

 

5.乳酸発酵を用いた未利用資源の有効活用に関する研究

 ・廃棄農産物等の未利用資源を、乳酸発酵によって高付加価値を付けた製品に変換し、食品・環境問題の解決に繋がる研究をする。

 

 

 

6.納豆のネバネバ成分から水質浄化剤を作ってみよう

 ・納豆より抽出したPGAを用い、水質浄化に効果的な条件を検討研究する。

 

 

それぞれの班の発表は、目標に向かって結果を出すために試行錯誤しながら頑張ったことがよくわかりました。

1年間お疲れ様でした。

 

 

 

 

 

工業化学科です☆熊本県産業技術センターを訪問しました。

令和4年12月19日(月)に、3年課題研究の乳酸菌班7名で、熊本県産業技術センターを訪問しました。

今回の訪問は令和4年度熊本スーパーハイスクール(KSH)構想の一環として発酵材料の加工・作製方法について学習で 

オートクレープ(高圧蒸気滅菌器)の説明を受けている様子です。飽和蒸気によって内部を高圧高温にでき、化学系の研究室、病院などで広く使われています。

 

手温室の説明です。いろいろな菌株を保存、保管しています。

 

 

振とう培養器の説明です。培養器の中で好気性の微生物や細胞を培養する際に内容物を振る装置です。

 

クリーンベンチの説明です。ベンチ内は菌の混入を防ぎ、無菌状態の中で細胞や微生物を取り扱う作業が出来ます。

 

味覚センサーの説明です。人工脂質膜で構成された6種類の味センサー(塩味、旨味、酸味、苦味、渋味、甘味)の膜電位の増減から個々の味成分の強弱を数値化します。

 

凍結乾燥機の説明です。凍結させた食品の周辺を真空にし、食品内部の水分を昇華・乾燥をさせます。

フリーズドライなどの食品を作ることができます。

 

施設見学を終えた生徒たちに感想を聞いてみると、「足で踏むタイプのガスバーナーがあったり、菌が入らないようにする装置があったりした。乳酸菌がよくいるところが牛の乳の部分だということや、酸素を抜くことだということも知れて面白かった。」や、「インスタント麺などを作れる装置を初めて見ました。インスタント麺の他にもドライフルーツなどが作れてすごいと思った。」など、施設や質疑応答の内容にとっても関心を持った様子でした。今日の経験を今後の学習活動に生かしてもらいたいです。

工業化学科です☆熊本スーパーハイスクール(KSH)生徒研究発表会に参加しました

12月3日(土)に崇城大学において、熊本スーパーハイスクール(KSH)生徒研究発表会が開催されました。
当日は県内の高校25校440名弱もの生徒たちが参加し、133のテーマでそれぞれポスターセッションに挑戦しました。

 

  

 

SSH、総探、課題研究、部活動と、各学校によって取り組みは様々ですが、生徒たちは自分たちの研究成果をポスターで精一杯表現し、ブースに訪れた聴衆者に一生懸命説明していました。本校工業化学科でも、「乳酸発酵を用いた未利用資源の有効活用に関する研究」をテーマに、3年生7名の生徒たちが課題研究で取り組んでいる内容を来場者に説明し、質疑応答を見事にこなしていました。

今回のこの経験を通して、参加した5名の生徒たちは研究の楽しさや難しさ、奥深さなどを感じ取ってくれたと思います。

今後も、工業化学科の生徒たちの活躍に御期待ください!

工業化学科:外来水草除去ボランティアに参加しました!

10月29日(土)、早朝から下江津湖広木地区で外来水草の除去やごみ回収のボランティア活動です。今回は、肥後東ライオンズクラブや熊大ダイビングサークルなど総勢160名の方々と一緒に参加しました。

熊大ダイビングサークル及びダイビングショップの方々

 

 

 

 

 

 

 

 

 

班に分かれて、水草引き上げ班です。ダイバー達が岸近くまで水草を寄せて、5台のパッカー車へバケツリレーをしながら水草を運びます。

パッカー車

バケツリレー

 

 

 

 

 

 

 

 

外来水草は公園の至る所に生えています。

こちらの班は子供達がザリガニ遊びをする池です。水草に覆われていて全く池が見えません。 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やっと作業終わりました。こんなに池が見えます。

捕まえたザリガニも外来種なので、再度放流は出来ません。水草と一緒に処分です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

参加した工業化学科の生徒達と、主催をして頂いた肥後ライオンズクラブの方と記念撮影です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

工業化学科が考えるSDGsは、地域に関する環境を学び、環境保全活動を通して奉仕の心や郷土愛を育てる、です。
良い天気に恵まれて、地域貢献と外来種への学びが一度にでき、また沢山の方とのコミュニケーションはとても有意義な時間でした✨