12月3日（水）に課題研究吸水性ポリマー班が、尾ノ上小児童育成クラブで出前実験をしてきました。

色が変わる実験、吸水性ポリマーの体験、芳香剤の作成などの実験をしてもらいました。

小学生の皆さんはどの実験にも熱心に取り組んでくれ、またいろんな質問についても積極的に答えてくれて、たいへん盛り上がった体験会となりました。高校生にとっても自分たちがやってきたことを伝えることができ、大変貴重な経験となりました。化学の力での地域貢献！今後も続けていきます。

　工業化学科の吸水性ポリマー班が取り組んでいる「厄介者を役立つ者へ」～外来水草を原料とした吸水性ポリマーの開発～が今年度の第14回イオンエコワングランプリにおいて、一次、二次選考会を通過し、12月13日(土)に東京で行われる最終選考会に出場が決定しました。3週間後の発表に向けて、しっかり準備していきます。

下にこれまでの実験の様子の写真を載せています。

工業化学科の実習では、合成実習や分析実習、そして課題研究では地域資源を利用したものづくりや地域貢献を行っています。化学を専門的に学びながら楽しく実習ができます。

こちらで動画が見れます ⇒ https://drive.google.com/file/d/1RqV1E5_70TRIDJ-FE-ZQqiCNOBpoEvl0/view?usp=sharing

11月8日（土）の熊工祭で、工業化学科は、実習棟において、発泡入用剤・ペットボトルキャプキーホルダー制作体験とヨーヨー釣りを行いました。また、工業化学科２年生はイカゲームをテーマにフォトスポットを作り、3年生は食バザーとしてチーズドッグ＆フライドポテトを販売しました。多くの方に来て楽しんでいただきました。ご来場ありがとうございました。

10月29日(水)にOne-Team事業による熊本県立技術短期大学校の説明会がありました。高校卒業後、2年間機械や電気、情報などの専門を勉強しながら、県内の様々な事業所に就職できることが分かりました。また、半導体製造において、製造装置や材料が日本の強みであり、工業化学科の技術も大切であることを実感することができました。大変お忙しい中本校まで来ていただき、誠にありがとうございました。

10月22日(水)に県内の工業化学科3校で取り組んでいるOne-Team事業による株式会社JCUの説明会がありました。JCUが、スマートフォン、PC、タブレットなどに使われているプリント基板や半導体の表面処理薬品を作られていることを知り、改めて化学の技術であるメッキが半導体製造に大切なことを感じることができました。また、本校OBの先輩からのお話も聞け、大変貴重な経験となりました。今後の進路に活かしたいと思います。

　工業化学科1年生のクラスで研究授業が行われました。砂糖(ブドウ糖)と食塩を実際に水に溶かしながら、質量と物質量の違いについて考えました。実際溶かしたものを飲んでみて、美味しい水とはならなかったようですが、生徒達は積極的に授業に取り組んでいました。工業化学の学びは、医薬品や食品にも活かされます。

10月11日(土)に工業化学科が毎年取り組んでいる、江津湖の外来水草除去の清掃活動を肥後東ライオンズクラブの方と一緒に行ってきました。今回は工業化学科の生徒４０人程度参加しましたが、湖面にウォーターレタスがたくさん繁茂しており、外来水草の繁殖力の凄さを感じました。約１時間半程度清掃活動を行いましたが、全てを除去することができず、今後も継続して活動していく事の重要性を感じました。今後もチームワークで地域に貢献します。

活動の様子の動画 ⇒ https://drive.google.com/file/d/1mwx66Suyh_MJ3SOmkSHNc3xSX1Q2zCv5/view?usp=sharing

　９月３日(水)に熊本県立大学に行き、環境についての学習と環境共生学部環境共生学科環境資源学専攻を詳しく見学してきました。最初に県立大学そして環境資源学専攻についての説明を受け、次に石橋教授から排水処理やメタン発酵についての模擬授業があり、実際に水が綺麗になっていく実験も見せて頂きました。施設見学では、大学のメタン発酵の実験プラントや機器分析室を見ることができ、大学でどのような研究が行われているのか、詳しく知ることができました。今後の課題研究に活かすと共に自分の進路に向けて参考にして欲しいと思います。

お忙しい中、見学会をして頂き誠にありがとうございました。

8月19、20日に学校見学会が行われ、工業化学科は、科の特色や実習内容の説明やクイズ、体験実習として中和滴定、アロマビーズの合成、吸水性ポリマーの体験などを行いました。私達の生活のいろんな製品に化学が活かされていること、地域の環境を守るためにも化学が大切なことを理解してもらえ、『工業化学ってイイな』と思ってもらえたら嬉しいです。多くの中学生、保護者の皆様の御参加、大変ありがとうございました。

　8月7日(木)に熊本県工業高校工業化学科3校で取り組んでいるOne-Team事業の一環として、TOPPANエレクトロニクスプロダクツ熊本工場に見学に行ってきました。

　全体の工場の概要説明の後、それぞれの学校に分かれて工場内を見学し、最後に会社についてのクイズや社員さんから会社の魅力を話していただきました。

　TOPPANエレクトロニクスプロダクツについて深く知ることができ、さらに工業化学と半導体製造の結びつきも理解することができました。また防塵服を着て、実際の半導体の製造現場を見学することができ、　大変貴重な経験をすることができました。

　TOPPANエレクトロニクスプロダクツの皆様大変ありがとうございました。

令和7年7月31日(木)に尾ノ上小学校へ出前授業に行ってきました。

今回は小学生2，3年生を中心に３５名の子どもたちと化学実験を行いました。

クエン酸と重曹を使って、入浴剤をみんなで作りました。

みんな元気に楽しかったようです。

終わりに感想を書いてもらいました。

最後は別れを惜しみ、「また明日も来てね。」という感想が多かったです。

７月２２日(火)に熊本県の工業化学科３校で取り組んでいるOne-Team事業の一環として、技能検定の練習会がありました。工業化学科の生徒は、化学分析作業という職種で、実技は陽イオンの分属を行う定性分析と滴定作業を行う容量分析があります。特に３級の試験は今週土曜日ということで、それに向け、３校で集まって練習しました。本番の試験は、１人で行わないといけませんが、今回は練習会ということで、ペアを組んでお互いに一つ一つの反応を確認しながら操作に取り組みました。今日の成果を活かし、本番ではしっかり合格して欲しいと思います。

工業化学科には地球環境化学という授業があり、環境問題やSDGsについて勉強します。

　今日は、企業研究と合わせてSDGsについての理解を深めるために、まず企業が取り組んでいるSDGsについて各自で調べ、それらをグループでKJ法を用いて話し合い、最後に発表を行いました。いろんな企業がSDGsのために取り組んでいることを理解することができました。自分自身もSDGsを考えて行動していきます。

工業化学科は、７月１２日(土)～２４日(木)の期間、熊本県立図書館のギャラリー展に出展しています。工業化学科の紹介として、実習の内容や進路状況、そして課題研究で取り組んでいる実験内容や地域貢献活動などについて展示してあります。課題研究などで実際作った入浴剤や芳香剤、キラキラキャンドル、ペットボトルリサイクルキーホルダー、ふわふわスクイーズなどが展示されています。ぜひ、熊本県立図書館に行った際には、見学して下さい。

令和7年7月12日(土)、13日(日)に佐賀工業高校において、第24回ものづくりコンテスト九州大会化学分析部門が行われました。工業化学科3年の浦さんが最優秀賞を取ることができました。応援、ご協力ありがとうございました。

11月に愛媛県で全国大会が行われます。九州代表としてまた頑張ります。

７月９日(水)に熊本県工業化学科３校で取り組んでいるOne-Team事業の一環として、三菱電機パワーデバイス製作所熊本事業所の説明会が行われました。講師として人事の種村様と本村様に来ていただき、熊本事業所の説明と半導体の製造工程について詳しく説明して頂きました。パワー半導体が生活の色々な所に活用されており、今後のEV車などにも欠かせないこと、また半導体の製造工程において化学の知識が活かされていることについても理解することができました。今回の説明会の内容を今後の進路にしっかり活かしたいと思います。

お忙しい中、本校に来ていただきありがとうございました。

３年生の課題研究に一つに吸水性ポリマーの合成があります。吸水性ポリマーとは、100倍以上の水を吸うことができる合成樹脂で、紙オムツや芳香剤、保冷剤や土壌改良材などに使われています。今回は、一般的に使われているアクリル酸を原料として合成しました。最後に自分で好きな色と香りを使って、特製の芳香剤を作ってみました。

次回は、石油由来のアクリル酸でなく、環境に優しい生分解性の吸水性ポリマーの合成に挑戦します。

令和7年7月5日(土)に、ものづくりコンテスト県大会化学分析部門で優勝した熊本工業高等学校3年浦さんによる実技を行ってもらいました。

玉名工業高校、八代工業高校、熊本工業高校の１，２年生・各校の指導者が集まり、実技を見て、来年度のためしっかり学習していました。

最後に、一人ずつ質問・感想を述べ、浦さんの活躍を祈念して終了となりました。

３年生の機器分析実習では、イオンクロマトグラフィーを使ってスポーツドリンク内のカリウムイオンの分析をしています。機器の設定や各試薬の濃度調整などを正確に操作して、どの程度含まれているか実習します。スポーツドリンクは、これからの暑い季節、部活動での熱中症対策にも欠かせません。実習したこと活かし、大切に飲みながら部活動に取り組んで欲しいと思います。