校長ブログ

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サッカー部、気迫溢れる素晴らしい試合でした!

本日、全国高等学校サッカー選手権熊本県大会2回戦鎮西高校戦が山鹿市カルチャースポーツセンターで行われました。先日のブログでも記載した通り、サッカー部は今後の本校部活動を引っ張っていく存在となることを期待している部です。朝からの練習や清掃活動、放課後の練習と充実した活動を目の当たりにしてきました。サッカー経験を持つ即戦力となる2年生の新入部員も加入し、活動にも活気を増しています。

今日の対戦相手は昨年ベスト4に進出している強豪の鎮西高校、気迫溢れるプレーで相手攻撃を阻止し、こちらにも絶好のチャンスがありましたが前半を0対1で折り返す見応えのある試合となりました。この試合には昨年度キャプテンとして現在の部の礎を築いてくれた森大河君も応援に来てくれていました。森君は九州共立大学でサッカーを続け、試合の合間に大学でも頑張っていることを話してくれました。このようにOBが頑張っていることもこれからの部員の励みになると思います。

試合は残念ながら0対3で負けてしまいましたが、長野翔真キャプテンを中心に3年生がしっかりチームを引っ張り、指導する内古閑先生のイズムがしっかり浸透した試合内容でした。3年生のみんな本当に良く頑張ってくれました。この頑張りは必ず後輩に引き継がれるものと確信しています。

野球、サッカーに続き、これからも各部の大会が続きます。このような生徒たちの頑張りが明日の菊池高校を作って行くものと応援していて嬉しく感じています。

「菊高ジャック」当日に向けて良いPRになりました!

先日、熊本県民テレビ(KKT)の夕方の情報番組「てれビタ」の安井まさじさんのコーナーから10月30日(土)に商業科で企画している地域活性化イベント「菊高ジャック」について取材があっていました。その内容が本日放送されました。15分という長尺での放送で、さすがテレビ局、上手くまとめてあり、楽しく見させていただきました。

婚活パーティーについてのことと「菊高ジャック」のPR動画作成の模様が放送されました。この企画には菊池市役所の全面バックアップを受けており、江頭市長自らが動画にも出演いただき、名演技を披露されました。婚活パーティーでも参加者にお話していただくこととなっています。

学校での婚活という発想もそうですが、PR動画で市長を拘束するという発想も菊池高校生のアイディアの豊かさ、すばらしさに驚かされています。「本当に大丈夫か?」という感はありましたが、生徒たちの思いを大切にしようと考え、企画を進行していますが、高校生を応援しようという周りの皆様方のご協力に心から感謝です。

このような取組で菊池高校も菊池地域も元気付き、活性化することを願っています。

健闘するもベスト8の壁厚し!

今日は野球部の3回戦。この大会は春の選抜甲子園大会につながる大会です。相手は甲子園出場経験を持つ文徳高校、1・2年生の部員は47人だそうです。本校は12人ですので何と4倍の部員数です。おそらく部員の大部分が甲子園出場を明確な目標として入学してきている部員だと思います。さすがに試合前の練習からその迫力に圧倒される感もありました。

しかし、立ち上がりからランナーは背負うものの先発でエースの岡崎君が良く踏ん張り0対0の互角の立ち上がりとなりました。岡崎君は29日の鹿本高校戦で150球以上を投げ完投しており、疲労が心配されました。3回に2点を取られたものの4回に1点を返し、5回までを投げ1対3と先発ピッチャーとしての責任をしっかりと果たしてくれました。6回から山下拓真君が登板、6回表を0点に抑え、その裏4番の田中君の見事な2塁打から1点を返し、6回を終わって2対3と息詰まる好ゲームとなりました。

ところが7回から一気に流れが文徳高校のペースとなり、終わってみれば2対12の8回コールドとなってしまいました。しかし本大会での3試合の経験は大きな自信となるとともに課題も明確になったと思います。選手一人ひとりがそのことを胸にさらに精進してくれることを期待しています。

新生徒会執行部の動きが活発になってきました!

1学期末に生徒会の執行部が交代し、2年普通科の合志円花会長、2年商業科本田楓勝副会長、1年普通科菊川妃乃副会長を中心とした新執行部がスタートしました。本来なら9月10日・11日の「菊翔祭」体育の部、文化の部の活動でスタートするところでしたが、コロナ禍で中止を余儀なくされましたので出鼻を挫かれた形になっていました。

しかし、1学期の終業式や2学期の始業式に会長の合志さんが「菊高生徒十則」を見事に暗唱してくれた姿を見て、新執行部への期待に胸を膨らませていました。私は元来、「生徒自治」を重視し、学校は生徒たち自らの手で作り上げていくものと思っています。生徒たちが学校のあるべき姿や課題に目を向け、自分たちでそのための解決方法を模索し、実行して欲しいと考えています。その中心的な役割を担うのが生徒会の執行部です。

9月半ばから朝の「あいさつ運動」を開始し、登校してくる生徒に元気に声を掛けてくれています。また、昨日は菊池警察署と合同で秋の交通安全週間での啓発活動を実施し、私も靴の後ろに「反射シール」を貼ってもらいました。また、今日は初めての試みとなる「生徒朝会」を実施してくれました。

このように活発化してきた生徒会の活動の今後がとても楽しみです。

高校生の素晴らしいセンス、感性に感動しました!

学校ホームページでも紹介していますが、本日より鶴屋東館8階の「ふれあいギャラリー」で熊本県高等学校文化連盟写真専門部前期フォトコンテストの入賞作品の展示会が開催されています。その展示会に4月に発足したばかりの写真部部長の2年商業科の谷冨あおいさんの作品「笑顔のひまわりさ」が入賞作品として展示されています。

私はリブワーク藤崎台球場での野球部の試合を観戦し、帰りに鶴屋に足を延ばし、展示会を鑑賞してきました。初めて高校生の写真展を鑑賞しましたが、その質の高さに驚きました。4月に本校に赴任し、写真部を発足してくれた顧問の一木先生によると熊本県の写真の技術は全国的に見ても評価が高いとのことです。二千数百点の応募の中から入選作50点余りが展示されていましたが、谷冨さんの作品はその中でも引けを取らない素晴らしいもので、持っているセンス、感性の素晴らしさを感じました。

このように生徒の持っている力は何をきっかけに発揮されるかわかりません。生徒の持っている可能性を最大限に引き出せるような機会をできるだけ多く作っていければと思っています。

「笑顔のひまわりさ」2年 谷冨あおい

令和3年度 熊本県高等学校文化連盟写真専門専門部 前期写真コンテスト 入選

2回戦も見事、勝利。ベスト8進出へ一歩前進!

最近、野球部の話題が多いですよ。バランスが悪いのではないですか?というような声も聞かれますが、ご容赦いただき、今日も野球部の大会観戦記を書かせていただきます。26日(土)の1回戦、好投手を要する南稜高校に延長戦の末勝利し、勢いに乗る本校の2回戦の相手はお隣の鹿本高校でした。

似たような環境の学校で昔からライバル校として切磋琢磨して来た両校です。野球部の実績は少々本校の方が上かと自負していましたが、試合が始まるとなかなかの好ゲームで6回終了時点で0対0接戦となりました。本校が7回表と8回表に2点ずつ得点し4対0となりこのまま逃げ切るかと思われた8回裏に鹿本高校に3点を返され8回終了時点で4対3の大接戦となりました。

今年のチームはこのような接戦からの粘りが違います。9回表に貴重な追加点を取り5対3とし、9回裏ツーアウト2,3塁と一打同点まで粘られました最後の打者を見事に三振に打ち取りゲームセット、3回戦進出を果たしてくれました。

今日は何と言ってもエースナンバーを背負う岡崎君の見事な完投が素晴らしかったです。先日の試合、今日の試合と確実に自信を付けてきており、エースとしての風格が出てきているように思います。次のベスト8を賭けた試合がとても楽しみです。

 

延長戦での見事な逆転勝利、今後の試合も楽しみです!

昨日、八代県営野球場で九州地区高等学校野球熊本大会の1回戦が行われました。この大会は甲子園球場で開催される春の選抜大会につながる大会です。相手は南稜高校、野球の盛ん人吉、球磨地区の高校です。エースで4番の小川君を中心とした素晴らしいチームでしっかり練習を積んで来ていることが伺えました。

私は先の3連休で2試合の練習試合を観戦し、本校野球部の仕上がりの良さも確認していましたので、いい試合をしてくれるだろうとは確信していました。先発はその2試合の練習試合でも好投を見せてくれたキャプテンの森山君でした。テンポの良い投球で2回に2点は取られたものの先発投手としての責任をしっかり果たしてくれた投球でした。4回からはエースナンバーを背負う岡崎君が登板、見事なピッチングを見せてくれ、1対2でリードされて迎えた7回表、本田君の3塁打からのスクイズで同点に追いつき、そのまま延長線に突入する息詰まる試合となりました。延長10回表に見事な連打で4点を取り、6対3で勝利しました。

新チームになり初の公式戦でのこの1勝は選手たちには大きな自信となる価値ある1勝となったと思います。先の夏の大会で3回戦まで勝ち上がり、優勝した熊本工業に0対2の高ゲームを展開したことも大きな自信となっていたと思いました。

29日の鹿本高校戦が楽しみです。この調子で快進撃を続けてくれることを期待しています。

 

 

 

 

 

菊池市議会議員の皆さんに説明させていただきました!

昨日は菊池市議会の9月定例会の閉会日でした。今議会では猿渡副議長から令和4年度からの本校の学科改編を受け、菊池高校活性化についての質問がありました。これに対し江頭市長から「魅力ある高校づくりのために、庁内はもとより、様々な団体等とも連携して強力に支援して参る。」との力強い答弁があったところです。

このやり取りを受け、議会最終日で市議会議員の皆様方も大変お疲れのところに本校の現状と取組について直接説明させていただく機会を得ました。特に本校の魅力化に向け、地域の普通科と商業科を有する高校としての使命(スクール・ミッション)を明確にし、その実現に向けて普通科に「未来探究コース」「地域探究コース」の設置する学科改編、商業科の学びの見直しを行ったことを説明しました。

議員の皆さんから多くの質疑があり、本校の活性化を地域の問題として、前向きなご意見や励ましの言葉をいただきました。市民の代表である市議会議員の皆さんの応援を本当に心強く感じました。

サッカー部も大会に向けて頑張っています!

サッカー部は昨年4月にサッカーを専門競技とする内古閑先生が本校に赴任しました。それまでの部活動とは活動内容も変わり生徒たちの練習に取組む姿勢や日常生活にも明らかな変容が見られ、今では本校部活動を引っ張ってくれる存在となっています。先生自身が菊池高校に赴任するまでの4年間、定時制高校に勤務し、これまで培ってきたサッカーでのキャリアを活かした部活動指導をすることができず、待ちに待った指導で日頃から熱心に指導に当たってくれている成果だと感じています。

ところが残念なことに思ったように部員が集まりません。今日も10月9日(土)の選手権予選に向けて練習試合を行いましたが、部員だけではチームが組めず先生自身がゲームに加わり、選手たちを鼓舞していました。私も部員不足で苦労した経験がありますが、今の頑張りが必ず実を結び、多くの中学生が菊池高校のサッカー部で活動したいと思ってくれるような状況となり、この苦労が懐かしく感じられる日が来るだろうと今のサッカー部を見ていると確信しています。

本校の魅力化に「部活動の活性化」は欠かせないと思っています。現在、先生方に呼びかけ「強化指定部」の選定も行っています。昨日の「働き方改革」と逆行するようで心苦しいですが、先生方の頑張りに頼らざる得ないのが学校現場の現状です。

 

学校の「働き方改革」って何のため?

今日は終日オンラインによる研修がありました。研修の課題は「働き方改革」です。学校の「働き方改革」は何のため?学校の先生がラクしたいだけ?というように思っている人もいる。そんな問い掛けから研修がスタートしました。学校において「働き方改革」が叫ばれて久しいですが、なかなか思ったように改革は進みません。業務改善を管理職に提案しても「それは難しい。」「これまでの経緯、伝統がある。」「他校はやっていない。うちの学校ではムリ。」などの声があるとのこと。

一方、教職員が長時間労働を強いられていることへの影響として「教職員の健康」「教育の質」「人材獲得」などへの影響が挙げられ、これも深刻な問題となっています。このような現状を受け先生方が心身ともに健康で、準備のための時間をしっかり確保し質の高い教育を施し、優秀な人材がやりがいのある仕事として教師を選択するためにはやっぱり「働き方改革」が必要であるということを認識しました。

「子どものため、生徒のため」って、本当に「子どものため、生徒のため」になっているのか?本当に効果はあるのか?など日常の業務をしっかり見直し、働き方改革に繋げなければならないと思いました。

生徒たちが菊池市長室をジャックし、江頭市長を拘束しました!

このタイトルを見た方は何が起こったか?と思われると思います。菊池高校商業科3年生の生徒が菊池市長室に乱入、ジャックし、江頭市長を拘束してしまったのです。これは10月30日(土)の地域課題解決学習の「地域活性化イベント『菊高ジャック』」のPR動画の一幕です。今日はこのPR動画撮影が江頭市長を始め、菊池市役所の皆さんのご協力のもと実施されました。

イベントプロジェクトリーダーの青木柊の指揮のもと、取材のテレビカメラも数社入り、本物の撮影現場さながらの雰囲気で進められました。約2時間にわたり撮影は続けられ、江頭市長も見事な役者ぶりで参加していただきました。江頭市長は本校のOBでもありますが、後輩たちの地域を盛り上げたいという思いに市長として真摯に応えていただきました。本当に頭の下がる思いでした。

昨年度から商業科で行っている地域課題解決学習に端を発したこの取組が関係の皆様方のご支援、ご協力のもと着実に実を結ぼうとしています。10月30日(土)に婚活パーティーや夜市、コスプレなど各種イベントで菊池市が盛り上がることを心から楽しみにしています。

今週末から始まる大会が楽しみです!

この3連休で野球部の練習試合を2試合観戦しました。土曜日は熊本商業高校、本日は千原台高校との対戦でした。両校とも熊本市内の強豪校であり、今週末からの大会に向けた力試しとしては申し分ない相手です。私は夏の大会以来、新チームの試合は初めての観戦でした。

土曜日の熊本商業戦は先発投手が新チームのキャプテンとなった2年商業科の森山くん、なかなか制球がよくテンポ良い投球で守備も失策もなく、7回を0点に抑えました。後を受けた同じく2年商業科の山下勇真くんが2回を0点に抑え、打っては好機をきちんと得点につなげ、見事3対0で勝利しました。昨年の校長就任以来、野球部の試合を数多く観戦してきましたが、完封リレーは初めてです。

また、本日の千原台高校戦も土曜日と同じ投手リレーでした。試合は3対4で負けましたが、四死球やミスが殆ど無い引き締まった好ゲームでした。千原台の校長先生と監督と私は同級生です。監督は甲子園出場も経験し、プロの投手を4人も育てている名将です。今日は校長先生と2人並んで楽しく観戦させてもらいました。

この2試合を見て、やはり夏の大会の経験が大きな自信となっているように感じました。春の甲子園の選抜大会につながる今週末からの大会が本当に楽しみになりました。


 

時代の変化を痛感しています!

今日は午後から熊本県高等学校教育研究会体育部会菊池・鹿本地区高等学校保健体育研究会と植木北中学校の説明会があります。このコロナ禍ということで両方ともWebで開催されます。また、台風の接近で、本校も13時には完全下校しますので、植木北中学校の説明会は中止かと思っていたら、何と生徒たちは自宅からタブレットで視聴するとのことです。本当に時代の変化を痛感しています。10年前にこのようなことが想像できたでしょうか?時代に着いて行けず、未だにガラケーの私には信じられない感じがします。

そのようなことで、これから校長室に居ながら13時30分から高体研の保健体育部会での冒頭のあいさつ、13時45分から植木北中学校3年生へのPRというようなことができてしまいます。もちろん、本来なら間近に顔を見ながら話をしたいところですが贅沢は言えません。

先日、私もタブレットPCを持たせてもらい少し世界が変わろうとしています。このような時代の波を大いに利用しながら教育活動を活性化させていきたいと思っています。

菊池市内小中学校長会議で時間をいただきました!

今日は菊池市内の小学校・中学校の校長先生方の定例の校長会議がWebで実施されました。その校長会の冒頭で時間をいただき、「本校の現状と学科改編について」という内容で話をさせていただきました。8月の県教育委員会において令和4年度から普通科に「未来探求コース」と「地域探求コース」を設置することが決定しました。これを契機に菊池高校がどのように変わっていくのかということを話しました。

まず、現状として菊池市内を卒業した中学生のうち本校に入学した生徒が令和2年度には過去最低の13.7%まで落ち込み、令和3年度は16.8%であったこと。この現状を受け、地域の中学生から「選ばれる菊池高校」となるような魅力ある学校にするために本校の使命である「スクール・ミッション」を明確に提示し、それに基づき、「普通科の学科改編」「商業科の学びの見直し」に取組んでいることを説明しました。

最後に菊池地域の行政、機関・団体、大学と一体となって歴史・文化、豊かな自然を活用した郷土愛に溢れる地域の発展に貢献できる人材を育成するという強い決意を述べました。

菊池地域で小学校、中学校、高校と連携を深め、繋がりのある人材育成ができればと思っています。

就職試験に臨む61名を激励しました!

いよいよ9月16日(木)から就職試験が解禁されます。その受験者激励会が本日実施されました。試験を控えた3年生の緊張感とこれまで努力してきた充実感とに満ちた表情を目の当たりにし、全ての生徒が進路実現をしてくれることを改めて願ったところです。

激励のことばの中で、「試験当日に『やるだけのことはやった。』という気持ちで試験に臨むことができるよう最後の最後まで万全の準備をすること。万全の準備ができたら、あとは自分を信じ、指導いただいた先生を信じ、保護者を始め応援してくれている多くの方々がいることを心に自信を持って試験に臨んで欲しい。また、本校は現在8年連続で就職率100%を達成しており、多くの卒業生が社会で活躍している。その誇りを胸に自分の持てる力を精一杯発揮して欲しい。」との言葉を送りました。

全員がこのコロナ禍の中で健康管理に十分留意し、元気に無事受験を終えることを願うばかりです。そして、全員の合格の報が届くことを心待ちにしています。

自宅からも発信できるようになりました!

お恥ずかしながら、わたしは未だにガラケーでこの校長ブログも学校の校長室の自分の机のPCからしか発信することができませんでした。県教育委員会が推進する「GIGAスクール構想」により本校にも生徒、教職員に一人一台のタブレットPCが配備されることとなり、先日学校に搬入されました。これを受け、教頭先生から「校長先生、自宅にWi-Fiはありますか?使用の練習をして来てください。」と言われ、校長ブログへの書き込みを行っているところです。自宅にWi-Fiがあったことも知らず、このようなことが自宅からできることに感激しています。

熊本県の教育界は第3期くまもと「夢への架け橋」教育プランの「夢を実現する重点取組」の「子供たちの夢を支える取組」として「ICT教育日本一」を目指しています。本校でもその取組がいよいよ本格化します。現在担当の先生方を中心に鋭意準備が進められています。このことは「令和の時代」を生きる生徒たちの「学び」や我々教職員の「働き方」が変わる重要な取組だと認識しています。

既に多くの先生方がICTを積極的に教育活動に活用してくれていますが、一人一台の配備を契機にさらに充実した教育活動がなされるものと思っています。

「ICT教育日本一」を目指す熊本県教育界の流れに遅れることがないよう、私自身も積極的にICTを活用していきたいと思っています。

 

本来なら楽しい「菊翔祭」の予定でしたが・・・

本来なら本日は菊翔祭の「体育の部」、明日が「文化の部」の予定であり、とても残念な気持ちで一杯です。今朝、登校時に「菊翔祭したかったです。」との生徒の訴えもあり、申し訳なさも感じています。また、各学校状況の違いがあるとは言え、先週、今週、来週で実施する学校もあるというようなことを耳にすると、自分の判断ははたして正しかったのだろうかという思いにもなります。

しかしながら、本県に12日まで発出されていた「まん延防止等重点措置」が今月いっぱい延長になったような現状や8月後半の本校の感染状況を考えると生徒や保護者のみなさんもご理解はいただいていると思っています。一方で思ったことや楽しいことができない制約のある生活によるストレスの増幅で「心の健康やバランス」を壊す生徒がいないかと心配しています。

このコロナ禍においても「心と体の健康」をしっかりと保って、みんなで力を合わせ目標に向かって前進して行くことができる菊池高校生であって欲しいと願っています。明日土曜日は午前中3限の授業とします。

2学期の1週目が終わります!

8月30日(月)から2学期がスタートし、1週目が終わろうとしています。まさしくコロナ禍真っ只中でのスタートとなり、始業式も校内放送での実施となりました。登校前にはご家庭で健康観察を行い、検温結果をClassiに入力をお願いしていますが、先生方も校門前で非接触体温計による検温、水際対策としての「ウイルスを学校に持ち込まない。」ための行動を徹底してもらっています。

また、校内生活で最も感染リスクが高いとされる昼食では全員教室で前を向いての「黙食」の徹底、本来なら会食しながら一日で一番楽しい時間のはずですが、生徒たちには本当に申し訳ない気持ちで一杯です。しかし、何とかみんなで力を合わせてこの難局を乗り切らなくてはなりません。生徒一人ひとりが「感染しない行動」を意識し、感染防止に対する意識を高く持って欲しいと思っています。

いつまでこのような生活が続くか、まだ先は見えませんが、3年生は就職試験等も始まります。コロナ禍による不利益を被ることがないよう、学校としても全力でサポートして行きたいと思っています。

 

 

菊池市議会の一般質問で話題となりました!

菊池市議会では本日から令和3年度第3回定例会の一般質問が始まりました。この一般質問で猿渡美智子議員(副議長)が、本校の存続と活性化は菊池市にとって重要な意味を持つ、また、高校との連携で若者のアイデアやパワーを借りることは菊池市の元気につながる、として市の取組について質問されました。市議会において県立学校である本校のことを話題にしていただいたことは大変意義深く、有難いことだと感じました。

これまでも菊池市は菊池農業高校、菊池女子高校と本校3校に対して「菊池市3高校魅力化推進事業」を展開され、連携と支援をしていただいています。今回、定員割れが続いている現状や8月の県教育委員会で決定した本校の来年度からの学科改編を受け、改めて課題を共有していただいたと思っています。

江頭市長は答弁の中で、「令和4年度からの学科改編は菊池高校の魅力を更に高め、地域活性化につながるものとして、大いに期待している。今後とも魅力ある高校づくりのために、庁内はもとより、様々な団体等とも連携して強力に支援して参る。」と力強く発言されました。

本当に心強い、菊池市議会でのやり取りであり、本校の菊池地域での使命(ミッション)を改めて痛感したところです。地域の熱い期待に応えるべく、全職員で取り組んで行きます。

 

コロナ禍の2学期が始まりました!

本日、無事2学期の始業式を終えることができました。生徒を体育館に一堂に会し、始業式を実施したかったところですが、このようなコロナ禍ですので、校内放送による式となりました。8月に入って学校関係者のコロナウイルス感染症が発症し、緊張感も高まった中での2学期のスタートとなりました。

早速先生方は朝から校門に立って非接触体温計で挨拶を兼ねて検温をしてくれていました。「ウイルスを校内に持ち込まない。」取組の一つです。先生方のこの実践力、行動力には本当に頭が下がります。ありがたいと思います。本校職員の組織力で感染防止対策に万全を期し、この困難を乗り切って行きたいと思います。

始業式ではこれまでスポーツに携わってきた身として、東京オリンピック・パラリンピックに関する感想を話しをしました。一つ目は選手たちから出てくる支えてくれた人々への「感謝の言葉」の素晴らしさ、二つ目は進化し続ける競技種目の面白さと障害を持つアスリートの生き生きとした姿、「多様性の尊重」多様性を認め、リスペクトすることの大切さ、についてです。これらのことについて生徒たちが今後の人生において少しでも考えるきっかけになれば幸いです。

生徒たちの登校により、学校は一気に息を吹き返し、活気を帯びます。コロナに負けず、2学期が生徒たちにとって有意義なものとなるよう職員一丸となって頑張って行きます!