校長ブログ

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期末考査2日目、校内は静まり返っています!

期末考査2日目、午後3時前ですが、試験勉強で居残りしている生徒はいるものの校内は静まり返っています。校長室からは1978年に県の天然記念物に指定されたチャンチンモドキが風になびく雄壮な姿を見ることができ、心が洗われる気持になります。また、正門のすぐ脇には樹齢600年以上で南北朝時代から生息する椋木「将軍木」を見ることもできます。このような大木、緑に見守られ学校生活を送ることができる菊池高校の環境は最高だと常日頃思っています。

校舎も育友会が所有する森林「育友会林」の木をふんだんに活用した温かみ溢れる作りとなっており、屋上には庭園もあり、落ち着いて学習できる環境が整っています。学校すぐ近くの菊池公園には菊池市のシンボルである菊池武光公の騎馬像を見ることもでき、多くの生徒がその菊池公園のバス停を利用したり、前を通って登下校をしています。

生徒たちが主役である学校は生徒たちの声が聞こえないと何とも寂しい場所となってしまいますが、校内の静けさの中でこの環境の素晴らしさを改めて感じているところです。この環境にしっかり感謝し、生徒たちの教育に当たりたいと思っています。

  

  

今日から3週続けて検定頑張ります!

最近、商業科の話題が続きますが、今日も全国商業高等学校協会主催の珠算・電卓実務検定試験に生徒たちがチャレンジしています。明日から期末考査も始まる中、考査の勉強と検定試験の勉強とを並行して頑張っています。さらに、この検定試験は来週が簿記検定、再来週がビジネス文書検定と3週間続けて実施されます。商業科では特色化を図るために、これらの資格取得にもこれまで以上に力を入れており、昨年のこの時期の検定試験に比べ、受験する生徒が昨年の7名から今回105名と大幅に増えています。また、新たな取組としてビジネスライセンス部を創設し放課後にも検定に向けた学習を行い、レベルアップを図っています。

先日紹介した地域の課題解決学習と併せ、商業科の学びが充実してきており、その成果が生徒の日常の生活、「あいさつ、生き生きとした表情、笑顔、コミュニケーション力」などにも表れてきており、成長している「姿」を実感でき、うれしく感じています。

明日からの期末考査とあと2週続く検定試験に向けた勉強とで大変とは思いますが、高校時代のこのような努力はこれからの人生の大きな糧となります。くじけずしっかり頑張ることを期待しています。

普通科と商業科との相乗効果に期待!

本校は普通科と商業科を有する高校として、その両科の特色、良いところが相乗効果を起こすような学校にしたいなあと思っています。そこで、菊池高校の普通科生、商業科生としての所属意識やプライドが高まるような取組をお願いしているところです。先日の商業科の課題研究学習発表会もその1つでしたが、今日は1年生から3年生までの商業科の生徒を一堂に会した集会が実施されました。

その中で商業科主任の先生から商業科としての目標や資格取得の年間スケジュールと昨年の状況、資格取得を目指したビジネスライセンス部の創設、菊翔祭文化の部(文化祭)での取組等々が詳しく説明がありました。生徒たちは集中してその話に耳を傾けており、それぞれの学年に応じて商業科生としての活動や目標を明確したのではないかと思います。

現在、スクールミッションを通して「どような生徒を育て社会的な期待に応えるか。どのような教育を目指すか。魅力や独自の教育特色はなにか。」など本校の魅力を具体化し発信する準備をしています。

これまでの取組が確実に生徒の「姿」に反映されていると実感することができ、先生方に感謝するとともに嬉しく感じています。

嬉しい言葉をいただきました!

月日が経つのは早いもので6月も3週目、中盤となりました。本校では各学期の期末考査1週間前の朝課外休止期間に育友会の学級委員さんを中心に「あいさつ運動」を実施していただいています。その「あいさつ運動」が本日からスタートし、今回は3年生の保護者に参加していただいています。終了間際にお礼の挨拶に行くと、「私は3年間役員をし、毎年参加していますが、今日が3年間で一番登校の状況が良かったです。本当に各段に良くなりました。」との嬉しい言葉をいただきました。

昨年は育友会の役員さん方から現状に対し厳しい意見もありましたが、育友会も一緒になってやるので改善して行こうとの力強いお言葉もいただき、育友会役員の方々と生徒会役員との話し合いの場を持つなど、生徒指導部の先生方を中心に全職員で取り組んで来た成果が表れたのかなと本当に嬉しくなりました。

先日の商業科の課題研究学習発表会といい、今日の保護者からの言葉といい、生徒たちが確実に成長している姿を実感することができ、今後の取組みにも大きな可能性を感じることができた素晴らしい1週間のスタートとなりました。

 

 

生徒たちの発想の豊かさ、すばらしさに感激!

一昨日このブログで予告していましたが、本日、商業科3年生による「課題研究第1回発表会」を行いました。3年生が昨年度からマーケティングの授業で取組んできた課題研究「菊池市の課題は何か?解決のために自分たち高校生ができる取組はないか?」とのテーマのもと6つの班に分かれてそれぞれのアイデアを発表してくれました。(詳しくは商業科ブログを)

どの発表も我々、大人では考えつかないような発想の豊かさ、すばらしさに本当に感激しました。と同時にこれまで生徒が持っている力を最大限に引き出すような教育ができていたのかと反省もさせられました。今回発表した計画をもとに10月30日(土)に行政や関係機関・団体と連携して菊池市を盛り上げるイベント「菊高ジャック」を展開する計画も、本日発表会にご出席いただいた江頭市長の前で発表されました。

このような活動が郷土愛をはじめ社会人としての基礎的な力やグローバルな思考力・判断力・表現力、課題解決力を培い、地域の発展に貢献、活躍できる主体的で実行力のあるリーダーの育成に繋がると確信しました。

今後の展開が今から楽しみです!

 

商業科の「課題研究第1回発表会」が楽しみです!

本校は令和2年・3年度文部科学省研究指定校として「地域の課題解決に向けた教育活動の授業実践に関する指導方法の工夫改善及び評価に関する研究」をテーマに「教育課程研究指定校事業(商業)」に取組んでいます。その取組の一環として『課題研究第1回発表会』を6月10日(木)に開催します。この発表会では3年生が昨年のマーケティングの授業から取組んできた課題研究について商業科の1・2年生や関係者の前で発表します。もちろん、基本的な感染防止対策を十分に講じた上で実施したいと思っています。

菊池市の課題は何か?解決するために、自分たち高校生ができる取組はないかを考え、出てきた6つの案について発表します。実現可能なプランについては菊池市行政や関係団体と連携し、実現したいとも考えています。商業科職員と生徒が一体となって考えた新たな取組に今から当日を楽しみにしています。

発表会には江頭菊池市長もお時間を割いていただけるとのこと。その他、菊池市の関係部署や関係団体の職員さん、地元の中学校の先生、県内の高校の先生など色々な方々が出席いただく予定となっており大変うれしく思っています。

本年度商業科では資格取得にもこれまで以上に力を注ぐこととしており、このような機会と併せ、商業科の魅力を遺憾なく発信していきたいと考えています。

夢が膨らむボート部1年生5人衆!

昨日、RKK熊本放送のラジオ番組「GWEEENとはばたけHEROS!!」で「可能性を秘めたボート部登場!!」と題して1年生部員5人が出演しました。思ったより長い時間のやり取りで5人が意欲的に大きな目標を持ってボート競技、部活動に向かい合っている話を聞くことができ、本当にうれしくなりました。私はこのブログを始めた2日目に「ボート部日本一づくりに取り組みます。」とのタイトルでボート部への思いを綴っていました。

これまでの職務での関わりで、1999年の「くまもと未来国体」前から幾度となく班蛇口湖のボートコースには来たことがあり、国際大会等も実施される日本でも有数のボートコースであるということは十分承知しており、本校の部活動でもこの素晴らしい環境を活かさない手はないと思っていました。菊池市の江頭市長自らの肝煎りで外部指導者も派遣していただいており、環境は抜群ですが、なかなか部員が集まってくれませんでした。

ところが、今年度1年生が5人入部してくれ、先の県高校総体で1年生だけの特別レースにも舵手付きクォードルプルに5人で出場し、見事1000mを完漕してくれました。昨日のラジオ番組でその感想等も含め、5人の頼もしい受け答えを聞くことができ、このブログ開始2日目に綴った夢が現実のものに一歩踏み出した感じがしました。

出来て良かった!高校総体。

まだ一部の競技が残っていますが、昨日までで本校の出場競技は全て終了しました。私も教頭先生、事務長先生と手分けし、全ての競技を視察激励することができました。各会場で聞かれた言葉は「今年は出来て良かったですね。」でした。本当にそう思います。この3月に卒業した生徒たちには申し訳ない気持ちで一杯です。

4月後半からコロナウイルス感染が拡大し、地区大会は中止、対外試合も中止で各チーム・選手とも最後の調整が思ったようにできなかったことと思います。また、学校によっては自校からの感染発生により大会前の大切な時期に部の活動中止を余儀なくされた学校があるとも聞きました。3年生にとっては集大成となる大会で思ったように力を発揮することができず、泣くに泣けないような選手もいるのではないかと思います。慰めにもならないことばですが、これまでの努力は決して無駄にはなりません。これからの人生の大きな糧になることを信じて前に進んで欲しいと思います。

本校の選手は各部活動とも本当に良く頑張ってくれました。それぞれの目標を達成できた部活動とそうでない部活動もあると思いますが、この人生にとって大切な思い出となる高校総体が無事できたことに感謝し、次の目標に向かってしっかり努力して欲しいと思います。

  

  

  

  

  

  

 

全力を尽くせ!菊高健児。

いよいよ明日から県高校総合体育大会、文化祭が開催されます。残念ながら総合開会式も中止となり、無観客開催ではありますが、大会が実施できることに関係者に感謝したいと思います。私は幾度となく、総合開会式において熊本工業高校のブラスバンド部のアトラクションを見ましたが、あの一糸乱れぬ演技に毎回感動させられてきました。このコロナ禍により熊本工業高校のブラスバンド部員ばかりでなく、開会式を支えてくれていたプラカード保持者、コーラス隊、合奏隊など多くの生徒の貴重な活躍の場が奪われたことも残念でなりません。

3年生にとってはこれまでの活動の集大成となる大会、全力を尽くして悔いのない大会にして欲しいと思います。私自身高校最後の総体で敗れ、目標としていたベスト4に進出することができず、みんなで涙したことを今でも鮮明に記憶しています。しかし、人生、「負けや失敗」から学ぶことが「勝ちや成功」から学ぶことよりとても多く、そこから何を学ぶか、考えるかが重要だと思います。

これまで支えていただいた保護者の皆様方等と大切な場面を共有できないことが、残念でなりません。全力を尽くした後でのそれぞれの思い。こんな素晴らしい経験は人生の中で滅多にありません。これからの人生につなげて欲しいと思います。

喜寿の名伯楽に頭が下がりました!

今週の金曜日から開催される県高等学校総合体育大会の先行実施が先週の土曜日から始まりました。私の校長としての楽しみの1つは部活動生の大会や練習試合、発表会などを見て回ることです。日頃の練習の成果を発揮する場として生徒たちが生き生きと活動している姿を見るととても嬉しく、誇らしく思います。この土日にはバドミントン、ソフトテニス、サッカーの大会の応援に行きましたが、各会場で生徒たちの頑張りを見ることができました。

そのバドミントン会場でまだまだ現役で指導を頑張っておられる工藤勇参先生とお会いしました。工藤先生には若いころから大変お世話になっており、県立体育館の観覧席に座っておられる姿も貫禄そのもの。工藤先生はバドミントン競技がオリンピックの正式競技となったバルセロナ大会に日本代表として出場した現在スポーツキャスターとして大活躍の陣内貴美子さんをはじめ多くの選手を育成された名伯楽で、今年77歳におなりになるとのことです。挨拶させていただき、しばらく一緒に大会を見学させていただきましたが、バドミントン、生徒たちへの情熱は相変わらずで年齢を感じさせない姿に本当に頭の下がる思いでした。

工藤先生方の年代には各競技に素晴らしい指導者がおられますが、熊本のスポーツ界がこのような情熱的な先生方に支えられてきたことを改めて痛感したところです。

バドミントン部 バドミントン部

ソフトテニス部 ソフトテニス部(男子)

ソフトテニス部(女子) ソフトテニス部(女子)

剣道部 剣道部

ボート部 ボート部

バスケットボール部 バスケットボール部

男子バレーボール部 男子バレーボール部

女子バレーボール部 女子バレーボール部

野球部 野球部

ボクシングぶ ボクシング部

水泳部 水泳部

サッカー部 サッカー部

芸術部 芸術部

選手宣誓 選手宣誓

 

 

下校と大雨が重なってしまいました!

今日は木曜日。1年から3年までの特進クラスは7時間、それ以外のクラスは6時間授業です。6時間目が終了し、3時50分頃、生徒たちは放課になり下校しますが、そのタイミングで大雨が降り始めました。教室に戻すこともできず、豪雨の中の下校となってしまいました。朝から早目の下校検討や近隣校への問合せなど、本日の天気には危機意識を持っていたつもりでしたが、申し訳ないことに一番雨が強い中での下校となり生徒たちを非常に混乱させてしまいました。

傘は全く役に立たず、ずぶ濡れになりながら歩行、また大雨の中でのバイク、自転車の運転など健康面、安全面においても最悪の事態を招いてしまいました。もう少し、状況判断をしっかりとした中で生徒管理をしなければならないと深く反省した次第です。生徒たちが無事に帰宅し、体調不良もなく、明日元気に登校してくれることを願っています。

まだ、梅雨に入ったばかりです。今後も豪雨や台風等、現在のコロナウイルス感染症に加え、生徒たちの安全を脅かすような事態が発生することが予想されますので、しっかりとした危機意識を持って教育活動に当たらなけらばならないと痛感しました。

 

ボランティアに多くの生徒が集まりました!

中間考査最終日。年度最初の定期考査が無事終了し、生徒たちもホッとしていることと思います。この最終日にボランティア委員会が校内外の清掃活動を企画し、全校生徒に呼びかけを行っていました。何人位集まるのかなあと思っていたところ、何と150名弱の生徒が集まってくれました。全体から見ると3分の1以上の生徒が参加してくれたことになります。

ボランティア活動に参加しようというような「心」を持った生徒がこれだけ多くいることを大変うれしく思うと同時に、生徒たちのやる気の引き出し方次第では、本校にさらなる可能性、伸びる力があることを強く感じたところです。このような「心」を持ち合わせた生徒は現在、スクール・ミッションに育てたい生徒像として盛り込もうと考えている「社会人としての基礎力や主体的に学び、課題解決ができる力を身に着けた人材や地域の発展に貢献、活躍できるリーダー」になり得る生徒ではないかと思います。

日頃の生活の中でも早朝から清掃活動や挨拶運動に取組んでくれている生徒も多数おり、本校生徒の素晴らしさを積極的に発信することも私の校長としての使命であると思っています。

  

  

  

今年度第1回目の学校運営協議会を開催しました!

昨日から中間考査が始まり、1年生は高校に入学して初めての定期考査となります。高校生活をメリハリのあるものにするためにも定期考査に向けてはしっかりと取組んで欲しいと思います。また、運動部活動生は県高校総体の開催を控えており、特に先行開催競技では今週の土曜日から大会が開催されるため、勉強と試合に向けた調整と両方に余念がないことと思います。残念ながら大会は無観客開催となり、せめて保護者には見て欲しかったとの思いはありますが、このような状況下で大会開催を優先すれば致し方ないと思わなければなりません。

さて、本校では本日、本年度第1回目の学校運営協議会を開催しました。同窓会、保護者を含む学校関係者と地域の機関・団体の代表者からなる協議会で昨年7月に発足し、3つの専門委員会も作り、「学校魅力化」について協議を進めて来ました。本年度も昨年度に引き続き菊池市教育委員会の渡邉和博教育長に会長、また、県商工会会長もお務めの市商工会の笠愛一郎会長に副会長にご就任いただき大変心強く協議会がスタートし、早速、熱心にご協議いただきました。

本年度は昨年から協議を重ねてきた「学校魅力化」をしっかりとした「形」とし、中学3年生や保護者、地域の皆様方に積極的に発信し、一人でも多くの受検生が菊池高校を受験してくれる「選ばれる菊池高校」にしたいと思っています。

育友会新執行部がスタートしました!

昨日、残念ながら書面ではありましたが、全会一致で議決された令和3年度の育友会新執行部の第1回役員会がありました。今年度から組織改編も行われ、新会長のもとより充実した育友会活動が行われるものと期待しています。私も昨年、菊池高校に赴任し、学校行事、ボランティア活動、生徒指導、部活動支援、広報活動など多岐にわたる教育活動で多大なご支援をいただき、大変心強く、感謝しているところです。コロナ禍ではありましたが、学校と二人三脚で生徒を育んでいただいています。

ここで、本校の育友会活動を簡単に紹介します。育友会には総務厚生委員会による、菊翔祭文化の部(文化祭)における食品・物品バザー、地域ボランティア活動である「城山の日」の清掃活動、ハーフマラソン大会でのだご入り豚汁の提供、広報委員会による広報誌「大椋」の年3回の発行、育友会林委員会による育友会が所有する林の保全活動、この育友会林活動は生徒たちへの教育活動にも取り入れています。これらに加え、学年委員会や部活動振興のための体育文化振興委員会の活動も行っていただいおり、会員の皆様方も全員が1人1役活動として何らかの活動に参加していただいております。

このような活動に支えられながら、有意義な教育活動が成り立っており、本当にありがたく思っています。

 

コロナ不安の広がりを感じます!

県内のコロナウイルス感染拡大を受け、保護者の皆様方のコロナ不安が広がっているように感じます。無理もないことだと思います。変異種等も発生し、感染力も増し、若年層への感染も増え、予断を許さない状況になっています。いつ何時、どの学校から感染者が出てもおかしくありません。

コロナ感染症等の危機に直面する事態では、憶測やうわさに惑わされがちになり、過剰に反応したり、必要以上に用心したりするような状況に陥ることがままあります。そこで保護者の皆様方に対し、伝えなければならない情報を正確にいち早く提供することが大切であると考えています。

学校はどこよりも安心安全が確保された場所でなければなりません。「空振りは許されるが、見逃しは許されない。」ということを念頭に置いて、状況に応じて、県教育委員会や学校医の先生、保健所等専門的な立場の方々のお力もお借りしながら適切な対応をしなければならないと肝に銘じています。

来週は中間考査、その後には県高校総体や総文祭も控え、生徒たちのとっては非常に大切な時期ですが、安心して登校することができるよう全力で対応していきたいと思っています。

 

夏に向けた大きな弾みとなりました!

5月8日(土)と9日(日)に延期になっていた城北地区高等学校春季大会が藤崎台球場で開催されました。8日(土)の相手は有明高校。有明高校には昨年の代替大会と全国選抜に繋がる秋の県予選で対戦し、両試合ともコールド負けを喫している因縁の相手でした。初回裏に2点を先制され、嫌な展開になったと昨年度の試合のことが頭を過りましたが、その後、先発の3年生岩政君が力投し相手打線に追加点を許さず、4回に同点に追いつき2対2のまま延長戦に突入する緊迫した好ゲームとなりました。延長11回、3年生の志水君の3塁打から相手投手のボークにより1点を加点し、その裏これを守り切り延長11回3対2で見事勝利し、ベスト4進出を果たしました。

次の日、NHK旗出場を賭けて専大玉名高校と対戦しました。専大玉名も甲子園出場経験のある強豪校。3点を先制される嫌な展開でしたが、途中、本校が4点を得点し、4対3とリードする素晴らしい試合となりました。終盤、専大玉名に3点を加点され、6対4となりましたが、本校も9回裏2アウト満塁一打同点のチャンスまで相手チームを追い詰めましたが残念ながらそのまま試合終了。この試合も前日同様とても引き締まった好ゲームでヒット数は本校が11本で相手を上回る状況でした。

強豪校を相手にしたこの2試合は冬場の厳しいトレーニングを乗り越えた選手にとって、とても自信となり夏の大会に向けた大きな弾みとなる2試合だったと思います。今週土曜日に城北地区からのNHK旗への出場枠3校目を賭けて阿蘇中央高校と対戦します。しっかり出場権を勝ち取りさらなる自信として欲しいと願っています。

世界を体感する絶好の機会でした!

ゴールデンウィーク明けの5月6日、快晴。今日は本校正門前を2020東京オリンピックの聖火リレーが走りました。この聖火リレーは古代オリンピックの聖地であるオリンピアの遺跡であるヘラ神殿前で採火された炎をギリシャ国内と開催国内をリレーによって開会式までつなぐものです。オリンピックのシンボルである聖火を掲げることにより、「平和・団結・友愛」といったオリンピックの理想を体現し、開催国全体にオリンピックムーブメントを広げるものです。

1964年の東京オリンピックから57年ぶりにその聖火が県内を駆け抜けていきます。しかも本校の正門前を走って行くという何とも劇的なことが、本日、素晴らしい快晴の中で実現しました。このようなコロナ禍ではありますが、菊池市では予定通り公道でのリレーが実施され、観覧することが許されましたので「世界を体験する絶好の機会」であると思い、全校生徒で自由観覧しました。

車列の規模や沿道の雰囲気などを見て、世界最大規模のスポーツの祭典が70数日後に日本で開催されるということに思いを馳せ、世界を体感してくれたら嬉しく思います。このような状況下でのオリンピック開催については賛否あることは承知していますが、生徒たちの心に今日の聖火リレーが人生の思い出として心に残ることを期待しています。

このような経験が菊池高校からグローバル人材の育成に繋がればと思っています。

  

  

我慢のゴールデンウィークになりました!

昨日からゴールデンウイークが始まり、明日からは5連休となります。大会や練習試合などを見学に行くことを楽しみにしていましたが全て中止。何の楽しみもないステイホームのゴールデンウイークになりそうです。本来ならこのゴールデンウィークは県総体、総文祭前に向けて実践的な経験を積むとても大切な期間だと思います。このようにスポーツ活動や文化活動が次々と中止や延期となり生徒たちのモチベーションがとても心配です。しかし、これだけ感染が拡大すると致し方なく、どうしようもない無力感に陥ってしまいます。

この我慢のゴールデンウィークが功を奏し、感染が収まり県総体・総文祭の中止だけは何としても回避できることを願って止みません。5月5日と6日には本県で東京オリンピックの聖火リレーも実施され、6日には本校の正門前を聖火が走ります。このような状況下ですが、57年ぶりの聖火を全校生徒で見学したいと思っています。私は2年前、担当部署に勤務していた関係で同じ日(昨年行われていれば6日と7日)に県内のリレーコースを全て下見して回りました。1年後にオリンピックの聖火が来るのかとワクワクしたことを覚えています。その時はこのような状況になるとは夢にも思いませんでした。

このオリンピックも何とも言えない状況になってきましたが、スポーツや文化の力で少しでの学校や社会に元気と活力が出ることを期待しています。

 

 

 

県内の練習試合もできなくなりました!

昨日、ゴールデンウィーク中に県内の高校との練習試合を実施する際の保護者への同意の取り方や事前の注意事項等、顧問の先生から相談を受けました。県内での練習試合は禁止されていないので、そんなに神経質にならなくてもとの思いもありましたが、生徒や保護者がより安心した気持で安全に練習試合を実施したいとの顧問の先生の思いを受け、念には念を入れた実施の仕方を考え、一定の方向性を決め、全部活動に周知しようと思っていました。

ところが、本日、県教育委員会から「部活動における連休中の県内での練習試合等について」という通知文が届きました。『本県は現在、国の「ステージ3」の段階に入ったと判断され、更なる感染拡大防止対策の徹底が必要であり、特に人流が増加する連休中の対策が重要である。』とのことからの措置です。ここで感染が拡大し、本番の総体・総文祭が中止となっては元も子もありません。生徒たちには申し訳ない気持ちで一杯ですが、辛抱して校内でできる活動を精一杯頑張って欲しいと思います。この困難に打ち勝ってこそ、明るい未来があると信じるしかありません。

本来なら明日も阿蘇・菊鹿地区体育大会でしたが中止。これ以上感染が拡大せず、終息に向かうことを願うばかりです。

今週はゴールデンウィークに突入します!

4月も最終週、木曜日からはゴールデンウィークに突入します。今日は週の始まりでしたので職員朝会をし、そこで、3点話をしました。まず1点目はコロナウイルス感染症についてです。県内でも感染拡大傾向にあり、学校でのクラスターも発生しています。本校も昨年12月の経験がありますので、まずは水際対策としてウイルスを校内に入れない。登校前の健康観察をしっかり行い、体調不良者は登校しないことの徹底。また、感染防止として3密はもちろん、マスクなしでの話はせず、こまめな手指消毒をお願いし、「感染しない。させない。」を再度確認しました。

次に年度始めからの初期指導がきちんと徹底しているか。年度当初から初期指導により菊池高校生としてのあるべき姿をしっかりと意識できているか、確認をお願いし、できていないことについては再度徹底をお願いしました。「始め良ければ、全て良し。」始めが肝心と思います。

3点目として、部活動の加入率についてです。各部とも例年にも増して工夫を凝らし、部活動紹介をしてくれましたので、新入生の反応も良く部活動加入率の増加を期待していましたが、思ったほど加入率が上がっておらず、迷っている生徒が一歩踏み出せていないように思います。再度背中を押してもらうことをお願いしました。この一歩を踏み出すかどうかが人生にとってとても大事だと思います。部活動による人間形成、学校の活性化などとても価値ある活動です。充実させたいと思っています。

ゴールデンウィークまでにそれぞれの教育活動がうまく動き出せばと願っています!