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学校ブログ

【小中学部】11月地震火災避難訓練

 11月12日に小学部、中学部は地震・火災避難訓練を行いました。大きな警告音や歩いての避難に戸惑う児童も見られましたが、周りの友達や教師と一緒に安全に全員避難することができました。また、山鹿消防署東分署の方々に避難の様子を見ていただき、避難後に講話をいただきました。訓練を通して、防災の意識や防災教育の大切さを改めて感じました。訓練後には、消防車、救急車の見学もでき、貴重な経験ができました。

【小学部】11月外国語活動「ハロウィンをしよう」

 10月29日に外国語活動「ハロウィンをしよう」に取り組みました。ジャックオーランタンやゴーストなどに仮装した子どもたちは「trick or treat」と校内の職員を驚かしました。回数を重ねると、自分から「I’m ghost(ゴースト)」と言ったり、仮装したキャラクターのポーズをとったりして、工夫してハロウィンを楽しむ様子が見られました。驚いた職員にシールをもらって、とても嬉しそうな表情の子どもたちでした。外国の文化を知り、触れるとてもいい機会になりました。

【中学部】11月 生活単元学習「スーパーマーケットの秘密」

 11月に、生活単元学習で「スーパーマーケットの秘密」の学習を行いました。

 事前学習では、買い物の計画を立てたり、スーパーマーケットの「消費者の願いに応える工夫」を調べたりしました。

 買い物当日は、家庭で必要なものを購入したり、調べた「工夫ポイント」を実際に探したりしました。

 「商品が探しやすいように大きな看板がある!」など、たくさんの工夫に気付くことができました。

【高等部】11月 総合的な探究の時間「地域クリーンタイム」

 高等部では、総合的な探究の時間に10月29日(金)の4・5限目に、1年生は学校周辺、2年生は来民商店街、3年生はサイクリングロードに分かれて、清掃活動を実施しました。

 これまでは、新型コロナウイルスの影響で実施できていませんでしたが、リスクレベルが下がったこともあり、今年度初めて実施できました。

 当日は10月下旬とは思えないほどの暖かい気候の中での清掃活動で、引率教師よりも細かいゴミを一瞬に見つけて熱心に拾う姿や、学級のみんなとの久しぶりの校外での活動を楽しむ姿などが見られ、1時間という長い時間に精一杯取り組むことができました。

 学校に戻ってからは、拾ってきたゴミの分別を学級のみんなで協力して行うことができました。

 世界的にも「SDGs(持続可能な開発目標)」が盛んに叫ばれる現在。これからもこのような取組を通じて、環境保護に対する意識を高めていく学習に取り組めたらと思います。

【保健室より】高等部「食に関する講話」

先日、高等部では、鹿本給食センター栄養士の井上由貴先生から「高校生に必要なエネルギーと食事が身体へ与える影響について」お話がありました。

 

高校生に必要なエネルギー量が大人より多いこと、10代の高校生の時期に摂って欲しい鉄やカルシウムの栄養素があること。また、将来、生活習慣病にならないための予防できる間食の摂り方や和食の大切さについてお話をいただきました。

 

☆生徒の感想を一部紹介します。

□今まで不足していた栄養があったので、これからはそこを気にしながら食事を摂(と)っていきたい。

□朝と夜のカロリーが足りていないと思いました。だから、間食をうまく摂ることができたらいいなと思いました。

□いつも家に帰って、お菓子をいっぱい食べていたので、今日から食べる数を減らして食べようと思いました。

□食事のエネルギー量が、大人より自分たちの方が多いことを初めて知りました。

【校長だより】はじめての学校祭

 学校周辺の田んぼもすっかり刈込が終わり、一気に季節が進んだように感じています。11月になっても、日中は汗ばむ日がありますが、それでも朝夕は冷え込んできたため、体温調整が苦手な子どもたちは体調を崩すのではないかと心配しましたが、毎日元気に登校しています。

 このホームページでも紹介させていただいていますが、10月16日(土)に本校の学校祭である「かもと稲田まつり」を開催しました。夏休み明けから、日頃の学習の成果発表ということで、小学部はソーラン節と手話ダンス、中学部は稲の成長報告、高等部は「高等部プロモーションビデオ」の披露と手洗いダンスのために、各学部準備を進めてきました。中学部と高等部は作業製品の販売も行い、自分たちが作った製品をどのように売り込むか、丁寧な製品づくりから梱包、製品説明など工夫を凝らしました。祭りが近づくにつれ、ボルテージが上がり、子どもたちは風邪もひかず、元気いっぱいに登校してくることができました。

 当日は保護者の皆様に学部ごとの参観や物品購入をお願いし、自宅からもリモートで観覧できるようにしました。保護者の皆様の御協力もあり、コロナ禍での制限がある開催でしたが、初めての「かもと稲田まつり」を楽しむことができました。今年度は新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、地域への呼びかけを控えさせていただきましたが、もっと本校のことを知っていただきたい、子どもたちの活躍の様子を見ていただきたいと思っています。ぜひ、地域の皆さま、次年度の「かもと稲田まつり」にご期待ください。

 「学校での学びが、子どもたちの『生きる力』となって、明日に、そしてその先の未来につながってほしい、これからの社会がどんなに変化しても、自ら課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、判断して行動し、それぞれに思い描く幸せを実現してほしい。そして、明るい未来をともに創っていきたい。」

 これは文部科学省が、新しい学習指導要領に込めた「願い」です。そして、このことは特別支援学校で学ぶすべての子どもたちにも共通する願いです。本校のめざす学校教育目標(グランドデザイン)に示すとおり、本校で学ぶ子どもたちが、それぞれの幸せを実現する「生きる力」を、授業を通して身につけ、自立を目指します。そして子どもたちだけでなく、すべての人が幸せに暮らすことができる共生社会の実現を目指して。地域と共にかもと稲田支援学校は歩み続けます。

令和3年11月

                       

熊本県立かもと稲田支援学校長

後迫 貴利子

【中学部】10月 総合的な学習の時間「お米のひみつ」

 10月12日(火)に稲刈りに行きました。

 慣れない鎌に、初めは恐る恐る…といった様子でしたが、地域の稲作アドバイザー平本様からコツを教わり、たくさんの稲を収穫することができました。今後、精米の様子も見学させてもらう予定です。

 

 また、10月16日(土)にかもと稲田まつりが実施されました。中学部は「ステージ発表」と「販売会」を頑張りました。

 ステージ発表では、「総合的な学習の時間」で学んだ「お米のひみつ」について発表しました。体験した田植えや稲刈りの報告をしたり、調べたことを自分なりにまとめて発表したりしました。「お米クイズ」も大盛り上がりでした!

 販売会では、「作業学習」で作った「油吸収パッド」と「カレンダー」を販売しました。初めての販売会でドキドキしたようですが、自分たちが作った製品がどんどん売れていく様子を見て、達成感も感じているようでした。

 かもと稲田まつり大成功!

 

【小学部】10月 生活単元学習「おいしいお米をつくろう」

 生活単元学習「おいしいお米をつくろう」

 生活単元学習単元「おいしいお米をつくろう」では、1学期に田植えをした田んぼに出かけ、稲刈りを行いました。事前に稲の上手な刈りかたをビデオを見て学習をしたり、学校の草を稲に見立てて、実際に鎌を使って稲刈り体験をしたりしました。初めて稲刈りをした児童も多く、鎌の扱いにぎこちなさがありましたが、回数を重ねると上手に稲穂を刈ることができました。

 6月から10月までの本単元では、地域の稲作アドバイザーである平本様に御協力いただき学習を進めることができました。稲田地区ならではの体験ができたことを嬉しく思うともに、深く感謝申し上げます。

【高等部】9月 作業学習「販売会に向けて」

 高等部では、かもと稲田まつりに向け作業学習を頑張っています。

 クラフト班では1学期に布製品を作るための基礎的な練習を行い、2学期から製品を作り始めました。トートバッグやポケットティッシュケースを作っています。たくさん販売できるよう頑張っています。

 農園芸班では、1学期に植え付けたピーマンやシシトウなどの野菜が収穫真っ最中です。まつりではサツマイモなど他の野菜も販売できそうです。無農薬の野菜に御期待ください。

【中学部】7月 生活単元学習「ふれあい交流会に向けて」

 7月に地域の方々との交流行事として「ふれあい交流会」を行いました。

 中学部では、体育館に飾る看板を作ったり、学部紹介や学校案内の役割を果たしたりしました。学部紹介では、代表になった3人の生徒が授業の様子などを紹介しました。学校案内では、iPadを使って分かりやすく説明しました。

 交流会当日は、どの生徒も緊張した様子でしたが、大きな役割を果たすことができ、終わった後は達成感を感じているようでした。最後には「ボッチャ」で楽しく交流することもでき、充実した行事になりました。

【高等部】6~7月 校内実習・現場実習

 6月から7月にかけて、1年生は校内実習、2・3年生は現場実習を実施しました。

 1年生の校内実習は農園芸作業をしながら、働く基礎について学習を行いました。時間厳守、気持ちのよい挨拶・返事、報告・連絡・相談の徹底について学び、終日実習に取り組みました。

 2年生は初めての学校外での実習でした。それぞれが、これまで培った実力を十分に発揮し自信を持つことができた実習になりました。

 3年生は進路をかけた見極めの実習に臨んだ人もいました。職場のルールを守り、できることを確実にこなす姿を見ることができました。

 1年生から3年生まで全員の生徒が卒業後の生活に向けて一歩前進できました。

【高等部】6~7月 職業科

 高等部では6月21日から7月2日までの日程で、1年生は「働く生活」についての基礎的なことを学び、2年生は初めての福祉サービス・一般事業所での実習、3年生は具体的な進路決定に向けた実習に取り組みました。1年生は土作りや定植などの農作業、2・3年生は土木、製造業、飲食業など活躍の場も様々です。どの生徒も自分の将来に真剣に向き合い頑張りました。

【小学部】6月 図工「新聞紙で遊ぼう」「ぺたぺたポンポン」

 図画工作で「新聞紙で遊ぼう」「ぺたぺたポンポン」に取り組みました。

 「新聞紙で遊ぼう 」では、思い思いに新聞紙を破ったり、丸めたりして楽しみました。新聞紙を使ってヒーローになったり、帽子にしたり、みんなで楽しく活動することができました。時間を忘れて楽しむ様子が印象的でした。

 「ぺたぺたポンポン」では、色々な版材を使って、画用紙いっぱいに自分の書きたい花火や動物などを表現することができました。たくさんの色を使って、夢中になって取り組みました。

【中学部】5月 作業学習「図書室をつくろう」

 中学部では、作業学習の時間に図書館の整備を行いました。

 「本の検索・分類」「ラベル作り」「ラベル貼り」の3班に分かれて作業を行いました。全員が与えられた役割を果たし、「働くこと」に関する基礎的な知識やスキルを学ぶことができました。

 また、図書館が完成し、嬉しそうに本を読む小学部児童の姿を見たことで、働くことの喜びも感じられたようでした。

【小学部】5月 体育「バランスとれるかな」

 5月6日~5月31日まで体育単元「バランスとれるかな」を行いました。平均台やバランスボールを使っての学習の中で、両手を広げたり、足に力を入れたりして、バランスを取ろうとする様子が見られました。

 本単元内で初めは不安定な器械・器具に教師と一緒に乗っていた児童も、活動が後半になるにつれて、自分から平均台を渡ったり、難易度の高い動きに挑戦したりと、児童の工夫と意欲を感じることができました。

【小学部】4月 生活単元学習「がっこうたんけんをしょう」

 4月13日~28日まで生活単元学習「がっこうたんけんをしよう」を行いました。新しい学校を探検したり、先生たちに自己紹介したりする中で、自分たちの学校のことについて知りました。

 4月の授業ということで、最初は緊張していた子どもたちですが、授業を重ねる中で、教師や周りの友達とかかわりながら学習に取り組む様子が見られました。

【中学部】4月 美術「絵の具を使って表現しよう」

 4月の美術では「絵の具を使って表現しよう」の学習に取り組みました。

 まず初めに、「自分だけの色水を作ろう」の活動で、赤、青、黄の三色の絵の具を混ぜて、様々な色の色水を作ることができました。

 そして、色を混ぜた学習を活かして「自分だけの花の絵」の作成に取り組みました。筆の使い方や色を工夫して、個性豊かな作品ができました。描いた花の絵は、掲示板の表示として飾られています。