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学校ブログ

【中重複】修学旅行~プラネタリウムに行こう~

 11月11日(火)、熊本市内へ修学旅行に行ってきました。今回初めて福祉タクシーを利用して、目的地の熊本博物館へ向かいました。博物館でのプラネタリウムでは、事前学習の成果を十分に発揮し、50分の上映の間、静かに星を見て過ごすことができました。迫力満点の映像に、生徒達もくぎづけでした。また、お昼はアークホテル熊本城前でゆったりと休憩し、日常とは違う雰囲気を味わうことができました。

 福祉タクシー ぶどうの樹、熊本博物館、アークホテルのスタッフの皆様、丁寧に対応していただきありがとうございました!

第2回学校保健委員会「歯と口の健康づくり」

 11月18日(火)に、「歯と口の健康づくり」をテーマに学校保健委員会を開催し、学校医・学校歯科医・学校薬剤師の先生方、保護者代表の方と意見交換をしました。

 学校からは、日頃行っているフッ化物洗口の様子や、歯みがき指導、学校歯科医による歯みがき教室、保健委員会による歯と口の健康についての取組などについて説明しました。保護者からは、幼少期からの仕上げ磨きなどホームケアの工夫、歯科受診に向けて歯科医等への相談など、各家庭での様子や工夫をお話していただきました。学校医からは、口呼吸が口腔内環境に及ぼす影響などについて専門的立場からの助言をいただきました。また、学校歯科医からは、むし歯や歯周病の予防についてお話をしていただき、歯みがきの方法やフッ化物入りの歯磨き粉や歯間ブラシの使用についてお話されました。

 今後も、子供たちが自分の身体を大切にし、健康に生きていくために、学校と家庭が連携して子どもたちを支援していけたらと思います。

第4回来民門前市

 11月2日(日)来民商店街で開催された「第4回来民門前市」に今年も参加しました。恒例の「ボッチャ体験コーナー」に加え、今回は「スーパーボールすくい」をPTAから出店し、これまで以上に多くの方々に楽しんでいただきました。

 「ボッチャ体験コーナー」では、パラリンピック競技を体験していただくために、的当て方式で得点を競います。上位5人の得点をランキング形式で表示したため、最高得点を目指して多くの方がチャレンジしていただきました。その結果今年の最高得点はなんと、56点でした。(昨年の最高は50点)

 「スーパーボールすくい」は、小学生等が参加してくれました。大きいスーパーボールをとりたい!とチャレンジする子、着実にたくさんのボールをすくう子と様々でしたが、皆さんに楽しんでいただくことができました。

 本校の保護者、職員が協力しながら2つのコーナーを運営することで、本校のPTAのつながりをより深めることができました。また、地域のイベントを大いに盛り上げることができたと思います。

中学部 買い物学習に行きました!!!

 11月7日(金)にゆめマート東山鹿店に買い物学習に行きました。おうちの人からのミッションと12月に調理実習で使うインスタント食品を購入しました。しっかりと自分の目標を立て、ポイントを押さえて頑張っている様子を見ることができました。また、路線バスにチャレンジした生徒もいました。

 自立するためには買い物も大切なスキルになります。今回の買い物学習で経験したことを生かし、これからもチャレンジを続けてほしいと思います。

【中学部】 歯みがき教室

 11月7日(金)に神山歯科の神山敬先生、歯科衛生士の方々に来ていただき、歯みがき教室を実施しました。染め出し液を使い、自分のみがき残しに気付いたうえで、歯ブラシの当て方やフロスの使い方を教えてもらい、丁寧にみがき上げることができました。また、「あいうべ体操」が口の健康につながることも分かり、毎日の歯みがきと合わせて、継続して取り組んでいきたいと思います。神山歯科の先生方、ありがとうございました!

第6回 かもいなふれあいの日

 10月31日(金)に、第6回「かもいなふれあいの日」を行いました。

全校集会では、まず、各学部のまつりの紹介があり、保健委員会からは「歯と口の健康」についての発表がありました。また、保健体育部からは「体じゅう実Week」の表彰もありました。

 休憩後は、高等部生徒会の司会で「めちゃスポ」や、まつりやフェス用に制作した各班の「のぼり」の紹介、レクリエーション、生徒会役員選挙についての説明が行われました。

昼食は、各班に分かれてお弁当を食べました。ご家庭でのお弁当の準備、ありがとうございました。

 昼食後は班別活動で、昔あそび、本の読み聞かせ、ボッチャ等で、終日開催の「かもいなふれあいの日」を楽しみました。

① 【全校集会でまつりの紹介をする様子】 

② 【「体じゅう実Week」の表彰の様子】

③ 【昼食の様子】

④【班別活動(本の読み聞かせ)の様子】

高等部農園芸班 秋の味覚を収穫しました

 10月16日(木)、高等部農園芸班が秋の収穫作業を行いました。午前中は里芋、午後はサツマイモの収穫に取り組みました。
 どちらの作業でも、つるを切ったり、マルチをはがしたり、土をやわらかくして芋を掘り起こしたりと、班の仲間と協力しながら作業を進めました。
 里芋は、親芋からつながる小芋を一つずつ分けて、販売できる状態に丁寧に整えました。サツマイモは、皮に傷がつかないよう手でやさしく掘り上げ、きれいに並べて乾かしました。
 収穫を終えた生徒たちからは、「たくさんとれてうれしい」「重くても最後まで頑張った」といった声が聞かれ、達成感にあふれていました。
 今回収穫した野菜は、10月26日(土)の「かもいなフェス」で販売する予定です。生徒たちが心を込めて育てた秋の味覚を、ぜひ手に取ってご覧ください。

高等部3年生 調理実習 お弁当を作ろう

 10月6日(金)、高等部3年生が、鹿本商工高校の調理室をお借りして調理実習を行いました。単元「お弁当を作ろう」の一環として、前回の「レンジ調理」に続き、今回は「焼く」調理に挑戦しました。メニューはウィンナーと卵焼きです。
 実習のはじめには「家ではあまり調理しない」「コンロを使うのは初めて」という声も聞かれましたが、教師の実演を見て興味を持ち、「早く自分でもやってみたい」と意欲的な様子が見られました。
 4班に分かれて調理を進め、調理器具や調味料の準備、役割分担をしながら協力して取り組みました。卵を割る・溶く・焼くといった一連の作業にも、それぞれができる範囲で丁寧に挑戦していました。
 完成した卵焼きを試食すると、「思った通りの塩味になった」「ちょうどいい甘さ」といった満足そうな感想が聞かれ、調理の楽しさと達成感を味わうことができたようです。中には、休日に家庭で早速卵焼きを作り、「おいしい」と家族に喜んでもらった生徒もいました。
 今回の実習を通して、卒業後の生活を見据え、自分で食事を作る力を少しずつ身につけています。調理室を貸してくださった鹿本商工高校の皆さまに、心より感謝申し上げます。

 

第5回 かもいなふれあいの日

 10月3日(金)に第5回「かもいなふれあいの日」を行いました。前半は全校集会で、10月11日(土)に小中学部で開催予定の「かもと稲田まつり」、11月25日(土)・26日(日)に高等部で開催予定の「かもいなフェス」の紹介をしました。どちらもみんながとてもわくわくするような内容になりそうです。どうぞご期待ください。また、後半のかもいなタイムでは、「めちゃスポ」「班ごとの活動」に取り組みました。今回の「めちゃスポ」では、「サッカーがうまくなる!?」動画を見ながら身体を動かしました。「班ごとの活動」では、学校のまつり等で使用する「のぼり」を仕上げる活動をしました。児童・生徒たちが心を込めて作ったのぼりが会場を彩ります。会場にお越しの際は、ぜひ一つ一つののぼりに込められた思いをご覧ください。

【全校集会でまつりの紹介をする様子】

【のぼりを作成する様子】

【出来上がったのぼりをみんなで見る様子】

高等部3年生 後期現場実習報告会

 10月1日(水)、高等部3年生の後期現場実習報告会を行いました。会には1・2年生も参観し、3年生の発表を真剣に聞いていました。発表では、実習中にいただいたアドバイスや反省点、振り返りだけでなく、「卒業までにできるようになりたいこと」についても一人一人が話しました。「丁寧に作業できた」「集中して作業できた」と実習での成果を話す生徒や、「毎日弁当を自炊した」と家庭生活での取り組みを発表する生徒もおり、それぞれの成長が感じられる内容でした。
 校長先生からは、一人一人への温かい感想とともに、「1日1日を大切に」「どうしたら成長できるかを考えていきましょう」との言葉があり、生徒たちは「ありがとうございます」としっかり返していました。また、1・2年生に向けても「発表を聞いて学ぶことがあったと思います。3年生と一緒に過ごせる期間はあと半年。たくさん話して学んでください」とのメッセージをいただきました。
 先輩の姿を後輩が見て学び、また後輩の姿が先輩の励みになる、そんな温かい時間となりました。

 

交通安全教室

 秋の全国交通安全運動にあわせて、9月29日(月)に山鹿警察署から講師の先生をお招きし、交通安全教室を行いました。

 小・中学部では、駐車場で模型車両を使い、交差点や横断歩道の渡り方を体験しました。高等部では、見通しの悪い横断歩道の渡り方、狭い道での歩行、車からの歩行者の見え方、自転車の乗り方について講話をいただき、実際に正門前を想定した横断歩道の渡り方を体験しながらご指導いただきました。

 本校では、今回の交通安全教室での学びを今後の教育活動にも生かし、児童生徒が安全安心に生活できるように指導を続けてまいります。

【山鹿警察署 講師の先生の講話の様子(高等部)】

【横断歩道の渡り方体験の様子(高等部)】

【横断歩道の渡り方体験の様子(小中学部)】

【模型車両を使った体験学習の様子(小中学部)】

かむことの大切さを考え・朝ごはんのバランスアップを目指そう!

 9月19日(金)に、鹿本給食センター栄養講師の広瀬久美子先生を高等部にお招きし、「かむことの大切さと朝ごはんのバランスアップについて」お話をいただきました。

 かむことの大切さについては、生徒が昆布を噛む体験をしました。昆布を食べた生徒は、「しっかり噛んで味が変わった。」「20回以上は噛まなければ飲み込めなかった。」などの感想がありました。

 みんなで朝ごはんを考える活動では、生徒それぞれの朝ごはんを紹介して、「一品これを加えたらいいのでは。」などのアイデアを出し合い、バランスの良い朝ごはんのメニューを考える良い機会になりました。

 

「高等部3年生 後期現場実習に励んでいます!」

 9月9日(火)から始まった高等部3年生の後期現場実習も、中盤に差しかかりました。生徒たちは、それぞれが立てた目標を胸に、日々の作業に真剣に取り組んでいます。巡回の際には「ありがとうございます」としっかり伝えたり、「作業が楽しい」と笑顔で話したりする姿が見られました。新しい環境に緊張しながらも、一つひとつの経験を通して確実に成長している様子が伝わってきます。実習後にさらにたくましくなった姿で戻ってくることを楽しみにしています。

 

第4回 かもいなふれあいの日

 9月3日(水)に第4回「かもいなふれあいの日」を行いました。かもいなタイムでは、「めちゃスポ」「班ごとに考えた活動」「のぼりづくり」に取り組みました。「めちゃスポ」では、動画を見ながら、身体を動かして、最後にめちゃスポの「M」のポーズをしました。「班ごとに考えた活動」では、風船バレーをしたり、夏休みの思い出を発表したりしました。また、学校の祭り等で使用できる 「のぼり」を役割分担をしながら、協力して作成しました。

 新学期のスタートから充実した時間を過ごすことができました。

【めちゃスポで「M」のポーズをとる様子】

【「風船バレー」の様子】

【班ごとの交流「自己紹介」の様子】

【班ごとの交流「夏休みの思い出発表」の様子】

 

一人ひとりの目標を胸に ~3年生後期現場実習壮行会~

 9月9日(火)~24日(水)にかけて、高等部3年生は後期現場実習に取り組みます。その前日の8日(月)に壮行会を行いました。各クラス、自分の目標や一番頑張りたいことを一人ひとりが発表し、司会進行やスライド操作、次の発表者の発表準備まで生徒自身で行いました。堂々とした姿に、これまでの学びの積み重ねが感じられました。校長先生からは「働くことは責任や大切さだけでなく、喜びや楽しさもある。実習を終えて成長した姿を見せてほしい」と励ましの言葉をいただきました。

 保護者の皆様におかれましては、実習期間中の送迎や健康管理等でご協力いただくことになりますが、どうぞよろしくお願いいたします。3年生にとって進路を見据えた大切な実習です。学校全体で応援し、一人ひとりが自分の目標に向かって充実した実習となるよう願っています。

 

教職員と保護者が共に学ぶ PTA保健研修会

 8月21日(木)に、言語聴覚士の本村富士子様をお招きし、「食べるのは最高の時間 ~たくさん噛んで食事を楽しもう!~」をテーマに、PTA保健研修会を実施しました。

講話の中では、食べるメカニズムを丁寧にお話しいただき、舌の使い方、動き方の大切さを知ることができました。普段はあまり意識していなかったことでとても新鮮でした。また、食感を楽しむことや噛むことにおもしろい発見があり、そのような視点を子どもたちに伝えていけるのではないかと思いました。

 参加者からは、「実際にヨーグルトやうまい棒などをかじったり、噛んだりして食べることで口の中の舌の動きなど感じながら咀嚼や嚥下について学ぶことができた。」「すごく興味がある内容のためもっと先生のお話を聞きたかった。」「日々の支援の中で、噛む・飲み込む・味わうといった体験を大切にしながら、子どもたちが食べることは楽しいと感じられる関わりを心がけていきたい。」などの感想がありました。これからも子どもたちの食事支援について、学校と家庭が連携し取り組んでいきたいと思います。

救急対応訓練

 8月26日(火)に、全職員で救急対応訓練を行いました。今回は、各学部で実際に起こりうる場面を想定したシミュレーション訓練を中心に実施しました。中学部では、医療的ケア児の救急対応について、実物の道具等を使って体験したり、看護師の指示を聞いたりして介助者の流れ、職員の対応を再確認しました。小学部では、窒息時の背部叩打法の仕方や救急マニュアルを再確認し、全クラスで訓練を行いました。高等部では、胸に強く物が当たって起こる心臓震盪を想定し、それぞれの班で職員同士が自分の役割を意識し、随時声掛けしながら行いました。

 今後も、児童生徒が安全安心な学校生活を送るために、全職員が一丸となり児童生徒の命を守る行動ができるよう、訓練での学びを生かしていきたいと思います。

 

かもいなPTAの日「PTA合同美化作業」を実施しました

 8月21日(木)午前7時30分からPTA合同美化作業を実施しました。

 保護者と職員は、小中学部校舎と高等部校舎とそれぞれの所属学部に分かれ、小中学部は、校舎北西側の道路際と運動場南側、高等部は、正門横の花壇と高等部校舎側の鹿本商工高校のグラウンドの除草作業を行いました。

 開会は、各校舎をオンラインでつなぎPTA会長と校長からの挨拶の後、安全に留意して作業を開始しました。今年も猛暑といわれておりますが、作業をする時間は日差しも少なく、前日の雨のおかげで草が引き抜きやすかったようです。また、作業に当たっては、可能なご家庭から刈払機を持参していただき、小中校舎北西の道路際や鹿本商工高校体育倉庫周辺をきれいに刈り上げていただきました。作業中は黙々と草を引いたり集めたり刈ったりしつつも、近くで作業される方や先生方と話をされたりして、良いコミュニケーションの場にもなっていました。約1時間の作業時間でしたが、参加された方々にけがなどもなく、また、作業のおかげで目立つ草がなくなり校舎周りがすっきりとしました。ありがとうございました。

 もうすぐ新学期が始まりますが、児童生徒たちもさわやかな気持ちで登校できることと思います。

 文責:教頭 髙森

第3回 かもいなふれあいの日

 7月11日(金)に第3回「かもいなふれあいの日」を行いました。前半は全校集会で、各学部のいじめ防止スローガンの発表がありました。いじめ防止スローガンは、いじめを防止するためにどんな学校にしたいのかということを本校の校名である「か・も・い・な」の言葉を使って、児童・生徒一人一人が考え、各学部で1つのスローガンに集約しました。今後は、いじめ防止スローガンも活用していきながら、いじめ防止に向けて全校をあげて取り組んでいきたと思います。

 後半の「かもいなタイム」では、6班に分かれての活動を行い、学校の祭りやフェス等で使用できる「のぼり」を作成しました。最初は、どこか緊張気味の子どもたちでしたが、自己紹介をすることで少しずつ打ち解け、どの班も協力しながらのぼりを作成する様子が見られ、大変心温かい時間となりました。

小学部1・2年学校のまわりをたんけん!

 小学部1・2年生は、生活単元学習で「稲田たんけん」に取り組みました。計4回校外に出かけ、いろいろな「自然」や「人」との触れ合いを楽しみました。

①学校周辺の散歩

安全に気を付けて並んで歩きました。畑仕事中の地域の方に元気に挨拶をしました。

②稲光園との交流 

隣の園児さんと土遊び交流を楽しみました。土の池に思いっきりどぼん!のびのび活動できました。

③じゃがいも掘り

地域の方の協力をいただき、じゃがいも掘りに挑戦!たくさん収穫して、大事にお家に持って帰りました。

④牛小屋見学

大きな牛にびっくり・・!ベロリと手をなめられた子もいました。

地元の水田で田植え体験

 かもと稲田支援学校の小学部・中学部では,今年も平本秀秋さんをゲストティーチャーに迎え,平本さんの水田で田植え体験をしました。平本さんは,稲田小学校時代から引き続き稲作アドバイザーとしてかかわってくださっています。6月26日に代掻き,6月27日に田植えをしました。生徒たちは普段はなかなか味わえない泥の感触を全身で味わいながら,1つ1つ丁寧に苗を泥に挿して植えていました。秋の収穫が今から待ち遠しいです。

第2回 全校集会

 6月13日(金)、リモートにて「第2回全校集会」を実施しました。集会では、5月に行われた小学部・中学部の運動会の様子を写真や動画を交えて紹介しました。玉入れや対抗リレー、親子競技「どんどん高く積み上げよう」、ダンスなど、どの競技にも児童生徒が一生懸命取り組む姿が見られました。

 紹介の後には、全校児童、生徒で中学部の運動会競技「クラップダンス」を一緒に踊り、学部を超えて楽しい時間を共有しました。また、6月は「心のきずなを深める月間」として、いじめについて改めて考える期間です。

 生徒会からは、「いじめは、された人が『いやだ』『悲しい』と思ったら、それはいじめです。みんなが安心して過ごせる学校を一緒に作っていきましょう。」というメッセージが発信されました。この取組の一環として、全校で「いじめ防止スローガン」を作成する活動にも取り組んでいます。

 スローガン完成後は、朝の会や帰りの会で定期的に呼びかけを行い、心に留めて生活できるようにしていきます。

 御家庭でもこの機会に相手の気持ちを考えること」「思いやりのある行動」についてお子様と話し合っていただけると幸いです。

「全国小学生歯みがき大会に参加しました!」

 6月4日~10日の歯と口の健康週間に合わせて実施された「全国小学生歯みがき大会」に、小学部4~6年生が参加しました。クイズを通して、歯みがきが何故必要なのかなど歯と口の健康について楽しく学ぶ機会になりました。

 歯みがきのスペシャリスト(歯科衛生士)から歯みがきの大切な3つの基本を教えてもらい、実際に歯ブラシを持って歯みがきの実習をしました。自分で歯ブラシの向きを変えたり、優しく20回数えながらみがいたりと自分で工夫する姿が見られました。

 最後は、「20回ゴシゴシする」「毎日自分でみがく」など自分の目標をカードに記入して終わりました。丁寧に歯をみがくことで、よい生活習慣を身につけるきっかけになればと思います。

中学部運動会~かもいな万博2025~

 5月30日、中学部で運動会~かもいな万博2025~を開催しました。

 「未来へつなげ かもいな万博 心を燃やして ゴーゴーゴー」のスローガンのもと、全力で競技に取り組む姿が見られました。

 玉入れ、徒競走、リレーといった競技だけでなく、息の合った体操やダンスも魅力的でした。それだけでなく、オープニングやフィナーレの司会なども自分たちで行い、普段の学習の成果を存分に発揮できました。今回頑張ったことを、きっと未来につないでくれるはずです!

 ご参加いただいた、来賓の皆様、保護者の皆様、応援に来てくださった関係者の皆様、本当にありがとうございました。

「救命救急法の職員研修」

 安心・安全な教育環境整備の一環として、6月5日に救命救急法の職員研修を行いました。山鹿市消防署東分署の方々をお招きし、胸骨圧迫の実技や、AEDの使用方法について教えていただきました。児童生徒の体型に近いダミー人形や、トレーニングツールを用意していただいたことで、全職員で胸骨圧迫の際の力の入れ方や姿勢などを改めて確かめ、練習することができました。

 6月は水泳の学習開始を控えています。より一層、安心・安全な教育環境づくりを目指し、児童生徒の命を守るためにできることについて、全職員で日々取り組んでいきたいと思います。

小学部 運動会大成功!

 5月28日に小学部の運動会を行いました。

 「がんばるぞ! えがおで ちゃれんじ かもいな しょうがくぶ いぇい✌」のスローガンのもと練習の成果を精一杯発揮し、素晴らしい運動会になりました。赤チーム・白チームに分かれ、徒競走・玉入れ・親子競技の3種目を行いました。始まる前は、緊張していた子どもたちでしたが、運動会が始まると練習よりも大きなかけ声や返事をしている姿、ニコニコで楽しそうに競技している姿が見られ、とてもキラキラと輝いていました。最後の親子競技「どんどん高く積み上げよう!」では、保護者の方、来賓の方々と一緒に箱を運んで、バランスを取りながらそっと箱を置く子供たちはいつも以上に真剣な表情でした!

 ご参加いただきました保護者の皆様、来賓の方々、本当にありがとうございました。

第1回 かもいなふれあいの日

 5月16日(金)に第1回「かもいなふれあいの日」を行いました。「かもいなふれあいの日」は、全学部の児童生徒が交流を深め、お互いのよさを見つけたり、違いを認め合ったりしながら仲良くなることを目的としています。学部を超えて関わることで、学校全体のつながりも感じられるようになってほしいというねらいもあります。

 全校集会では、児童生徒会役員の自己紹介や行事の説明がありました。今年1年間、学部や学校のために様々な場面での活躍を期待しています。また、かもいなタイムでは、児童生徒を6つの班に分けて、自己紹介やゲームなどを行いました。初めての活動で少し緊張している様子も見られましたが、下級生にやさしく声をかけたり、上級生と関わろうとしたりする姿があり、あたたかいふれあいの時間となりました。

【全校集会  児童生徒会役員の自己紹介の様子】

【かもいなタイム  班での自己紹介】

【かもいなタイム  ゲームの様子】

 

【高等部】農園芸班が販売会を行いました!

 本校高等部農園芸班の生徒は、5月22日(木)に鹿本商工高校と本校正門前で、また5月29日(木)には本校正門前で販売会を行いました。

 販売したのは、心を込めて育てた“たまねぎ・にんにく・じゃがいも・マリーゴールドの花苗”です。この日のために、生徒たちは収穫・根切り・葉切り・袋詰め・値札づくりなど、事前の準備を協力しながら進めてきました。

 販売当日は、あいさつや接客、金銭のやり取りなども生徒自身で行い、働く喜びや人との関わりの大切さを実感する良い機会となりました。

 お買い上げいただいた皆様、あたたかく見守ってくださった皆様、本当にありがとうございました。

 今後も、地域の皆様との交流を大切にしながら、定期的に販売活動を続けていく予定です。

 次回もどうぞよろしくお願いいたします!

①販売準備

②鹿本商工高校での販売の様子

③正門前の販売の様子

④5月29日の販売の様子

 

小学部収穫体験「ジャガイモいっぱい掘れたよ!

 5月15日(木)に、昨年度に引き続き、農業組合法人立山農産の立山さんのジャガイモ畑で収穫体験をさせていただきました。子どもたちは1年前のジャガイモ掘りの体験をしっかり覚えており、「楽しみだな~!」「今年もいっぱい掘るぞ!」とやる気満々。嬉しそうな表情で、ジャガイモ畑へ出発しました。

 畑では、ジャガイモの形に注目し、「二つひっついているジャガイモがあったよ!」「大きいジャガイモがあったよ。」と、様々な発見をしながら掘っていました。汗びっしょりになりながら収穫し、「お母さんに持って帰る!」と満足げな表情をしていました。

 立山さんに書いたお礼状には「カレーにして食べたよ。」「掘るのが大変でした!」「ポテトにして食べておいしかったよ。」等、様々な感想が書かれていました。収穫体験をとおして、収穫して食べる喜びや農業の大変さを、子どもたちも感じているようでした。

 立山さん、お忙しい中、子どもたちに貴重な体験をさせていただき、本当にありがとうございました!

[かもと稲田支援学校・鹿本商工高等学校]両校で体育大会を行いました!

 令和7年5月10日(土曜日)、鹿本商工高等学校グランドで、かもと稲田支援学校の高等部と鹿本商工高等学校が合同で体育大会を行いました。

 体育大会前から両校の生徒会同士で顔合わせを行い、体育大会予行を合同で行ったりしながら、体育大会にむけて準備を進めました。開会式では生徒会会長が鹿本商工生徒と一緒に選手宣誓をしました。

 本大会のスローガンは、「全力~極限を超えろ かがやけ青春~」でした。限界を超えた先にあるものを目指したい、そして3年間しかないこの高校生活を全力で輝かせたい、という思いを込めたテーマです。

 競技の中で、玉入れ、100m走(3年+かも稲)、綱引きを、両校一緒に行い、かも稲ダンスはかもと稲田支援学校の生徒が行いました。ダンスは、この日のために、毎日練習し、振り付けを覚えました。音楽に合わせて笑顔で踊る姿を見て、鹿本商工生徒から手拍子やかけ声があり楽しくダンスができました。生徒たちはやり遂げた喜びと自信に満ちあふれた表情をしていました。閉会式は、ダンスリーダーの6人が、かも稲賞を受賞しました。

 今回、競技や応援を通して両校の交流を深めることができました。今後ともいろいろな教育活動で共に学びあっていきたいと思います。

 

イチゴ狩りに行ってきました!

 5月8日(木)に、小学部4~6年生の児童が、「水辺プラザかもと」にある内山さんのイチゴ農園で、イチゴ狩りを体験させていただきました。数日前から、「イチゴ狩り、楽しみ!」「お母さんに持って帰る!」と子どもたちの嬉しそうな声が聞かれ、楽しみにしている様子が伝わってきました。

 当日は、最初に内山さんからイチゴの採り方を教えていただき、イチゴ狩りスタート!真っ赤なイチゴを口に頬張り、「おいしい!」「甘いね!」と歓声を上げていました。「四角いイチゴがあるね。」「このブツブツは何かな?」とイチゴを興味津々に観察したり、普段は食べないイチゴを美味しそうに頬張ったりする等、児童の生き生きとした姿をたくさん見ることができました。

 地域の方々にご協力頂き、学校だけでは学べないたくさんの体験をさせていただいています。内山さん、お忙しい中、子どもたちに貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。

地震避難訓練

 4月21日(月)に地震避難訓練を行いました。小中学部校舎・高等部校舎それぞれで訓練を行いました。地震発生から、頭を守る行動を取り、ヘルメットや防災頭巾を被って、運動場に避難するところまでを行いました。今年度初めて行う訓練でしたが、「お・は・し・も」を意識しながら、児童生徒はとても真剣に訓練に臨む姿が見られました。様々な自然災害から身を守ることができるよう、今後も訓練を継続していきます。

 

令和7年度就任式・入学式

 4月8日に就任式が行われました。先日、本校でご尽力いただいた先生方とお別れをし、寂しい気持ちもありましたが、新たに15名の教職員をお迎えすることができ、学校の新しい一歩を踏み出すことができました。新しい先生方とともに、これからの本校をさらに盛り上げていこうと思います!

 4月9日にかもと稲田支援学校の小中学部校舎、高等部校舎にて、令和7年度の入学式が行われました。式典には新入生とそのご家族、教職員をはじめ、地域の皆様も参加し、温かな雰囲気の中で新たなスタートを切ることができました。今年度は、小学部2名、中学部6名、高等部19名の新入生が本校に入学し、新たな第一歩を踏み出しました。入学式では、校長先生から歓迎の言葉があり、これからの学校生活に向けた希望や期待が込められたメッセージが贈られました。新入生の皆さんは、緊張した面持ちでありながらも、希望に満ちた表情で式に臨んでいました。また、保護者の方々も、子どもたちの新しい一歩を見守る姿が印象的でした。今後は、教職員一同が一丸となって、子どもたちの成長を支えていこうと思います!

 新入生の皆さん、そしてご家族の皆様、ご入学誠におめでとうございます!

(就任式)

(入学式・小中学部)

(入学式・高等部)

鹿本商工高校とクラスマッチを一緒に楽しみました!

 令和7年3月21日(金)、鹿本商工高校でかもと稲田支援学校高等部と鹿本商工高校がクラスマッチを一緒に行いました。

 クラスマッチでは、サッカー、ボッチャ、バレー、eスポーツが行われ、ボッチャとeスポーツは、かもと稲田支援学校と鹿本商工高校の生徒が対戦しました。

 ボッチャはジャックボールと呼ばれる白い的球に自分のカラーボール(赤、青)を近づけて競い合う競技で、パラリンピックの正式種目です。今回は、鹿本商工高校の生徒が独自のルールを考え、両校でオリジナルのゲームを楽しみました。

 eスポーツも白熱した対戦を行い、試合前、試合後にはお互いを称え、握手をする姿が見られました。

 かもと稲田支援学校高等部と鹿本商工高校は同じ校地にあり、今回のクラスマッチ以外にも体育大会を合同で実施したり、生徒会役員や保健委員で一緒に活動や発表を行ったりして、年間を通じて交流を図ってきました。

 これからも同じ校地で学校生活を送る仲間として、様々な学習活動で共に学びあっていきたいと思います。

フットソフトボール体験会(中学部・高等部)

 3月14日(金)に、熊本パラスポーツ指導者協議会から6名の講師の先生をお招きし、体育の授業で「フットソフトボール体験会」を実施しました。

中学部1・2年生と高等部1・2年生が4つのチームに分かれ、チームごとに投げる・掴む・蹴るといった基礎練習や守備練習を行い、最後に試合形式での体験をしました。

試合では、チーム内で戦略を考えながら楽しむ姿や、相手チームのナイスプレーに拍手を送る場面も見られ、フットソフトボールを存分に楽しむことができました。

 また、中学部と高等部は普段別々の校舎で学んでいますが、本活動を通じて学部を越えた交流の機会となりました。

【中学部】歯みがき教室

 3月13日(木)、神山歯科より神山敬先生に来ていただき、「自分に合った歯のみがき方」についてお話していただきました。食べた後の口の中の状態や、放っておくとどうなるか等知ったうえで、実際に模型を使いながらみがき方を丁寧に教えていただきました。今回は、初めて染め出し液をつかって、自分のみがき残しにも気付くことができました。歯ブラシのあて方や動かし方等、今回教えていただいたことを毎日の歯みがきで継続して取り組んでいきたいと思います。神山歯科の先生方、ありがとうございました!!

 

【小・中学部】 食に関する指導

 1月24日(金)~1月30日(木)は「学校給食週間」でした。

小・中学部で鹿本給食センターの広瀬先生をお招きして食に関する指導を行いました。

中学部では「噛むことの大切さ」について講話していただきました。よく噛むことで、食べ過ぎ防止や脳の発達、味覚の発達やむし歯予防等につながることが分かりました。食事をおいしく食べるために、とても大切なので授業の中で立てた「20回噛む」等の目標をもとに、給食でもしっかり噛むことを意識していきたいと思います。

小学部では「好き嫌いをすると」についてお話ししていただきました。好き嫌いをすると骨が弱くなったり、便秘になったり等、体に起こる不調について知ることができました。苦手な物も一口からチャレンジしてみようと児童たちと話すことができました。今後も給食センターの方々に感謝の気持ちを忘れず、講話していただいたことを活かし、健康や栄養についての学習に取り組んでいきます。

【高等部】薬物乱用防止教室

 1月21日(火)に学校薬剤師の狩野壮太郎先生から医薬品の使用方法と薬物から身を守る方法について、お話がありました。自分たちの身近にある医薬品について学ぶことで、自分事として学ぶ機会になったようでした。また、生徒たちの事前のアンケートでは、「薬物などの誘いを受けたら断り切れない、どうやって断ったらいいのだろう」という声があり、誘われたときの断り方についてロールプレイを通し、学び合いました。

 今後も、子どもたちの健康の保持増進のため、健康教育に取り組んでいきたいと思います。

【生徒感想紹介】

・薬を飲むときは、飲む量や決められた時間を守って飲もうと思いました。また、お薬を飲んでいて少しでもおかしいなと思ったら、身近な家族や先生に相談しようとも思いました。そして、薬物を友達や先輩に誘われたら、相手に理解してもらえるようにしっかり断りたいです。

・自分のお薬を人にあげないことや人のお薬は飲まないようにしようと思いました。

 

第9回 かもいなふれあいの日

 1月10日(金)に「全校集会」と「かもいなふれあいの日」を行いました。全校集会では「児童・生徒会役員選挙」について選挙管理委員会から話がありました。役員選挙は2月14日(金)を予定しています。

 全校集会の後は、今年度最後の「かもいなふれあいの日」の活動を行いました。今回は、ダンスや福笑い、「しっぽとりおに」などそれぞれの班に分かれて活動を楽しみました。活動中には自然とコミュニケーションをとる姿も見られ、とても有意義な時間を過ごしていました。最後は、班ごとに作った手作りののぼりと一緒に集合写真を撮り、笑顔で活動を終えました。

【小学部】調理実習がありました!!!

 12月13日金曜日(3.4年生)と12月16日月曜日(1.2.5.6年生)に山鹿市食生活改善推進委員の方に来ていただき調理実習を行いました。自分たちで収穫・精米をしたお米を使ったおにぎりと味噌汁、災害時に役立つスナック菓子を使ったポテトサラダ、ポテトチップスを使ったオムレツを作りました。調理実習を楽しみにしていた子どもたちは、包丁で具材を切ったり、おにぎりを握ったり、意欲的に取り組んでいました。「おいしい」「楽しかった」などの声があがり、これを機に料理に興味を持ち、家庭でもお手伝いをする機会が出てくるといいなと思っています。

【小学部】生活単元学習 レッツゴー水辺プラザ

 12月2日(月)に、小学部1,2年生で水辺プラザかもとへ校外学習に行きました。事前学習で学んだ公園の使い方のルールを守りつつも、遊具に登ったりすべり台を滑ったり、友達と一緒にシーソーで遊んだりして楽しむことができました。公園で遊んだ後は、1年生は、自動販売機を利用して、自分の好きなジュースを買い、2年生は、店内で店員さんとやりとりをしてアイスを注文して、外のベンチで飲食を満喫しました。子どもたちの笑顔がたくさん見られた校外学習になりました。これからも、様々な公共施設を利用しながら、多くのことを学んでほしいと思います。

【小学部】小学部5.6年 校外学習に行ってきました!!!

 11月25日(月)に鹿本郵便局と株式会社めん食に路線バスに乗って校外学習に行きました。事前学習では、バスの利用として整理券を取って、静かに座り、お金を払うということ(マナー)や見学する施設への質問等を学習しました。路線バスは初めて使ったという児童もいましたが、みんなしっかりとマナーを守って乗ることができました。鹿本郵便局、めん食では、どちらも普段見ることができないような場所(調理過程等)まで見せていただきました。子どもたちも興味津々で見ていました。昼食はめん食で好きなものを購入し食べました。

 将来働くことへのイメージを少しでも持つことができたらいいなと思っています。また、机上では経験できないことを学習することができ、有意義な校外学習になりました。

【中学部】道徳「山鹿の文化を知ろう」

 12月10日、中学部道徳「山鹿の文化を知ろう」の授業で「山鹿灯籠踊り保存会」の方に来ていただきました。

 授業の中では、分かりやすく「山鹿灯籠踊り」について説明してくださったり、踊りの実演や体験を行ったりすることができました。一緒に楽しそうに踊る生徒たちの姿があり、山鹿の文化をより身近に感じられたようでした。

 また、事前学習で考えた質問にも丁寧に答えてくださいました。歌の中にある「よへほ」の意味や、山鹿灯籠まつりの話を聞き、「山鹿灯籠まつりにまた行きたい!」と感想を伝えてくれた生徒もいまし

た。

 授業の最後には衣装の一部でもある「金灯籠」に触れたり頭に載せたりする貴重な体験もでき、「郷土を愛する心」を深められる授業となりました。

 山鹿灯籠踊り保存会の皆様、本当にありがとうございました。

 

【高等部】性に関する教育講話

 12月5日(木)にNPO法人せいしとらんし熊本で保健師として活躍されている安田香織さんをお招きし、「ステキな大人になるために~いま、あなたに伝えたい性のこと~」のテーマで高等部生徒にお話ししていただきました。

 講話のはじめに校長先生から「性」の漢字は、「心」と「生きる」から成っており、命の尊さについてお話がありました。講話では、生まれてきて良かったと思える世の中になって欲しいと話され、体も心も大人になる準備をしていて、心も成長し、変化していること、「自分の感じる気持ちを大切にすること」「お付き合いの5段階」を学びました。また、社会にはルールやマナーもあり、相手のパーソナルスペースに入りたいときは、「○○してもいい?(同意)」が必要で毎回確認することを学習しました。そして、大人になるということは自分でできないことがあった時「助けて」が言えるようになることがわかりました。最後に、生徒代表で3年生が感想とお礼の挨拶をしました。

【中学部】「 鹿本中学校とのボッチャ交流 」

 11月29日に鹿本中学校の若竹学級の皆さんと交流会をしました。これまでお互いに自己紹介などの貼り紙を校舎内に掲示する交流はしてきましたが,直接会って交流するのは初の試み!貸切バスに乗って,鹿本中学校に行き,体育館で初対面でした。最初は緊張してしずかな両校でしたが,ひとこと自己紹介や学校紹介を通して,少しずつリラックスしていきました。途中の休憩時間になると,体育館を走り回ったり,放課後等デイサービスで一緒の友達同士で話をしたり,交流を楽しんでいました。後半はボッチャ大会。両校の合同4チームでリーグ戦を行いました。優勝チームにはなんと鹿本中が準備してくださったトロフィーの授与があり,記念撮影をして交流会を終えました。交流を終えた生徒たちからは,「また一緒にボッチャしましょう」「話ができてうれしかった」「今度はかもいなに来てね」など,楽しい機会だったことが伝わる言葉がたくさん出ていました。鹿本中学校の若竹学級の皆さん,ありがとうございました!

【保健体育部】学校保健委員会 ~学校と家庭で取り組む生活習慣の改善~

 11月26日(火)に、「学校と家庭で取り組む生活習慣の改善」をテーマに学校保健委員会を開催し、学校医・学校歯科医・学校薬剤師の先生方、保護者代表の方と意見交換をしました。

学校からは、日頃取り組んでいる給食時間での指導や、運動習慣を身に付けるための工夫、個々に合わせた指導などについて説明しました。保護者からは、できるだけ間食する時間を作らないよう工夫している、あえて遠くの駐車場に停めて歩くようにしている、家族と一緒に散歩を続けているなど、各家庭での実践を話していただきました。学校医からは、いびきの原因や対処方法、体重管理の工夫などについて専門的立場からの助言をいただきました。学校歯科医からは、むし歯や歯周病の予防として、歯みがきが重要であり、超音波の電動歯ブラシも有効であると話されました。

 今後も、子供たちが自分の身体を大切にし、健康に生きていくために、学校と家庭が連携して子どもたちを支援していけたらと思います。

 

高等部2,3年校外学習に行きました

 11月29日(金)に高等部2、3年生は校外学習で阿蘇くまもと空港に行きました。12月16日~2泊3日で東京方面に修学旅行く際に飛行機を利用するため、空港の利用の仕方について学習しました。手荷物を預ける場所、出発・保安検査場を見学し、展望デッキでは今回利用する航空会社の飛行機についているロゴマークを探しました。その後は、最近できた「そらよかエリア」にも足を運び、集合写真を撮りました。午後の振り返りでは、午前中の見学の様子を写真で振り返りながら、来週からの事前学習に胸を弾ませているようでした。

【中学部】「修学旅行・校外学習報告会」

  中学部2・3年生一般学級は11月13―15日の2泊3日で鹿児島方面へ修学旅行に行ってきました。貸切バスに乗り,高速道路で一路鹿児島へ。セイカ工場見学,奄美の里での染め物体験など,鹿児島満喫し,平川動物公園,いおワールドで陸と海の生き物とふれあい,帰りは九州新幹線で一気に熊本へ。無事に2泊3日を終えて家族と対面した背中は,一回りも二回りも頼もしく見えました。

 1年生は山鹿の市街地や鹿本の公共施設へ路線バスやジャンボタクシーを使って校外学習に出かけました。休憩することのできるスペースがあることや,本を借りる場所があること,また食事をする場所があることなど,実際に訪問して知ることができました。

 1年生も2・3年生も,集団行動や買い物や食事など,学校生活ではなかなか味わえないことをたくさん経験し,またひとつ,見える世界が広がりました。

 11月20日に行った修学旅行・校外学習報告会では,写真を見ながら学習を通して頑張ったことやこれからさらに取り組みたいことなどをお互いに発表し合い,その後,廊下に掲示物を貼りました。休み時間などに,掲示物の前に足を止め,さらにじっくり写真を眺めて振り返る姿が見られています。

高等部2年後期現場実習がんばりました

 11月11日(月)~22日(金)に高等部2年生は2回目の現場実習に取り組みました。担任団は定期的に巡回をしており、生徒たちはそれぞれの目標に向かって日々成長しています。今日は最終日で巡回時にふりかえりをしました。「今までの実習の中で一番報告や相談を自分からできました」「実習を通して自分から大きな声であいさつができるようになりました」「担当の方と毎日やりとりしながら今日の目標を考えました」等、今回の実習の成果をうれしそうに話してくれました。保護者におかれましては実習期間中は送迎や弁当作り、家庭での健康管理など大変お世話になりました。一回り成長した姿で学校に戻ってくることでしょう。

 【小学部】生活単元学習 ひだまり図書館・レストランに行きました!

 11月19日(火)に、小学部3,4年生みんなで校外学習へ行きました。行き先は、鹿本町にあるひだまり図書館とレストランです。事前学習で身近な公共施設、過ごし方を学んだり、レストランでの注文の仕方やお金の払い方を練習したりして、わくわくした気持ちで当日を迎えました。ひだまり図書館では、読み聞かせを聞いたり、自由に好きな本を読んだりしました。レストランではマナーを守りながら自分で注文をした料理をおいしく食べました。「ありがとうございました」と大きな声で店員さんに伝える様子も見られ、ほっこりしました。子どもたちの笑顔がたくさん見られた校外学習になり、これからも身の回りの公共施設に興味をもって、マナーを守りながら利用してほしいと思います。

高等部2年生後期現場実習壮行会!

 11月8日(金)に多目的室で壮行会を実施しました。実習先や実習内容、目標などタブレットを操作しながら発表していました。1年生がオブザーバーで参加し、先輩の発表を熱心に聞き、ワークシートに記入していました。次に、進路指導主事からは高等部3年間の実習の目標「知る」(1年)、「見つける」(2年)、「決める」(3年)について話があり、それぞれの目標達成に向けて意欲的に取り組むように言われました。会後は1年生と2年生が校内実習や現場実習について交流しました。「現場実習先はどうやって決めましたか?」「(校内実習の)釘打ちで気をつけることは何ですか?」など意見が交わされていました。5時間目には、2年生数名が1年生の事前学習に顔を出し、作業工程の一部である「袋詰め」「軽量」「シーラー」などのポイントを実演しながらアドバイスをしていました。1年生は初めての校内実習を、2年生は3回目の現場実習を、それぞれに目標に向かってがんばってくれることでしょう。

【小学部】生活科 買い物に行きました!!!

 小学部1年生は11月6日(水)にリカーショップ緒方へ、2、3年生は10月31日(木)、4~6年生は11月5日(火)にゆめマート東山鹿店に買い物学習に行きました。1年生は好きなものを決められた値段で買う、2~6年生は家庭からのおつかいをしました。練習の成果を発揮し、ちゃんと頼まれたものを購入し、自分で会計をすることができました。

 これから、保護者さんと買い物に行ってお手伝いをしたり、一人でおつかいに行ったり、金銭に興味を持ったりと、今回の買い物学習が今後の日常生活へと繋がっていってほしいと思います。

第三回 来民門前市

 11月3日(日)来民商店街で開催された「第三回来民門前市」に参加し、恒例の「ボッチャ体験コーナー」を出店し、たくさんの方々に楽しんでいただきました。

 1点、5点、10点の表示のある的に6球の球を投げて合計得点を出します。合計得点の高い方を1位から5位までランキングを表示しました。最高得点を目指して多くの方がチャレンジしていただきました。その結果今年の最高得点はなんと、50点でした!

 パラリンピック競技でもある「ボッチャ」体験を通して、地域のイベントを盛り上げることができました。

【小学部】生活単元学習 刈田で遊びました!!!

 雨が続き延期になっていましたが、10月15日(火)、稲刈りを終えた後、みんなで刈田で遊びました。秋晴れの空の下、思う存分、稲わらを友達とかけ合ったり、お布団みたいにしてみたり、寝転がったりと思い思いのやり方で楽しむことができました。終わった後は、「楽しかった」という声を多くの子どもたちから聞くことができて良かったです。自然豊かな稲田の地で、また一つ新しい体験をすることができました。

 平本さん、子どもたちに貴重な体験をさせていただき、本当にありがとうございました。

【小学部・中学部】今年も稲刈りの季節になりました

 10月15日(火),今年6月に植えた稲が実り,稲刈り体験をさせていただきました。ご協力いただいている本校稲作アドバイザー・平本さんからノコ鎌の使い方のレクチャーを受け,レッツ稲刈り!うまく刈ることができた生徒たちは,稲を片手に自信満々のハイポーズ!体全身で実りの秋,収穫の秋を感じることができました。     

 中学部生徒は後日,調理実習をしました。収穫したお米を研いで炊飯,そしておにぎりづくり。平本さんのお宅の梅干しも一緒に,いざ実食!自分たちで収穫したお米からおにぎりを作る貴重な体験に大満足の生徒たちでした。平本さん,今年もどうもありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

かもいなフェス大盛況

 10月26日(土)27日(日)熊本県立鹿本商工高等学校において、第1回「かもいなフェス」を行いました。体育大会に引き続き、鹿本商工高等学校と合同で開催することができました。26日のオープニングで各校の生徒代表あいさつがあり、生徒会副会長の池田さんが本校代表としてあいさつをしました。続いて、両校の保健委員会が「朝食から始める健康づくり」というテーマで発表をしました。朝食の大切さをアンケートやインタビューなどを通して分析して発表をしていました。また、総合サービス班は清掃技能検定の「テーブルふき」「自在ぼうき」の2部門において実演しました。真剣な表情で正確に取り組む姿に会場から拍手が起こりました。27日はクラフト班は手作りバッグ類、農園芸班は無農薬ほうれん草を販売しました。「いらっしゃいませー」「ありがとうございます」明るい笑顔でお客様と接することができ、おかげさまで午前中に完売することができました。総合サービス班は、鹿本商工高校の生徒と合同で案内や会場の清掃を行いました。来場者アンケートでは「受付が丁寧でした」「農園芸班で新聞紙のエコバッグ作りを丁寧に教えてもらいました」など嬉しいメッセージが届きました。ふりかえりでは「12分で完売できました」(農園芸班)「よりよい製品を作りたいです」(クラフト班)」「日頃の練習の成果を発揮できました」(総合サービス班)など達成感に満ちた表情で発表していました。

かもと稲田まつり 大成功!!!

 10月12日(土)にかもと稲田まつりが行われました。

 昨年度までは、高等部も一緒に行われていましたが、今年度からは小中学部のみでの開催となりました。

 当日はまつり日和となり、大勢のお客様の前で発表することができました。小学部の「かもいなの春夏秋冬」のステージ発表では、春のジャガイモ掘り、夏の暑さ、秋の稲刈りをテーマに発表をしました。最後にみんなで「へい!しょうがくぶ!!」を歌いました。中学部の「T.K.G~たまご・かもいな・合奏~」では、校外学習で行った「かもと養鶏場」で学んだこと、職業・家庭の授業で学んだ三大食品群、調理実習で作った「みそ汁とスクランブルエッグ」について、3つのグループに分かれて発表しました。また5月から取り組んだ作業学習で作ったカレンダー、メッセージカード、油吸収パッドといった製品を販売しました。たくさんの方に購入していただき、児童生徒達も達成感を味わうことができました。ありがとうございました。

 家族の方や地域の方からたくさんのお褒めの言葉を頂き、子どもたちの成長を感じることができるいい機会となりました。

 今年度のまつりには本校の卒業生も参加し、同窓会を開催しました。

今年度のかもと稲田まつりのスローガンは、「かもいなから にじをかけよう てとてをつなぎ レッツゴー!」でした。スローガンの通り、児童生徒一人一人から、友達や家族、先生、地域の方々に虹を架けることができたのではないかなと感じました。

 当日までご協力いただいた保護者並びに地域の皆様方、ありがとうございました。皆様方のおかげで大成功で終えることができました。今後も行事等、ご協力いただくことがあると思いますが、どうぞよろしくお願い致します。

 

 

交通安全教室を実施しました

 9月24日に交通安全教室を実施しました。講師として山鹿警察署の方々に来ていただきました。

横断歩道の渡り方やシートベルトの大切さ、歩きスマホの危険性について学びました。実際に横断歩道を渡る練習や、イヤホン装着時の音の聞こえにくさなどを体験し、左右を確認し渡る大切さ、歩きスマホの危険性を知ることができました。

 今後も交通安全教育を継続し、交通事故防止に努め、自分の命を守ることができるよう、学習に取り組んでいきます。

バランスのよい食事について

 10月10日(木)に鹿本給食センターの栄養講師広瀬久美子先生をお招きし、「自分に合った食事量・食事のとり方について」お話をしていただきました。バランスの良い食事が健康に良いこと、朝食を摂ることで体温が上がることなどのお話がありました。

 生徒が自分の朝食を考える活動では、主食・主菜・副菜の色々な料理のイラストを手に取り、オリジナルの朝食を作りながら普段の朝食に足りていない料理にも気づいたようでした。

【生徒の感想を一部ご紹介します。】

・今日、実際に献立を考えて作ってみて、自分には何が足りないかを確かめることができました。朝ごはんをしっかり食べないと頭が痛くなったり、体調を崩したりすることがあったのでしっかり食べないといけないことを改めて学ぶことができました。

・自分は、野菜を食べていると思っていたけれど、全然足りていないことを知り、もっと食べようと思いました。

 これからも、食に関する学習を通し、子どもたちが望ましい食習慣を身につけることができるよう取り組んでいきたいと思います。

鹿本商工高校の保健委員と健康教育を一緒に

 10月2日(水)に鹿本商工高校とかもと稲田支援学校の保健委員が共同で健康教育に取り組むため、顔合わせ会がありました。両校の保健委員長が緊張しながらも自己紹介のあいさつをしました。まずは、「朝食から始める健康づくり!」というテーマで両校の保健委員会で交流を通し健康教育推進のため取り組みます。

かも稲 クリーンタイム大作戦

 9月27日(金)に「私たちのお世話になっている地域をきれいにして知ろう」というスローガンのもとクリーンタイムを行いました。各クラス別々のルートを回り、1年生は鹿本商工高校の周囲、2年生は来民商店街の通り、3年生はサイクリングロードのゴミ拾いをしました。ゴミ拾い中は宝探しをするように小さなゴミを見逃さず拾ったり、クラスの中で袋を持つ係、拾う係、探す係など役割を決めて作業を行ったりなど、真剣に工夫して取り組む姿も見られました。振り返りでは「きれいになったのでうれしかった。」「地域がきれいになったことを実感することができました。」などの感想を述べていました。

 今後も地域とのつながりを目指した活動を行いたいと思います。また生徒が頑張る姿を見かけた際は是非温かく見守っていただけたら幸いです。

鹿本高校とのスポーツ交流!

 9月18日(水)に鹿本高校みらい創造科 スポーツ健康科学コースとのスポーツ交流がありました。

前半は鹿本高校生が提案された「だるまさんリレー」を行いました。3人1組になり、第1走者は手をつないで、第2走者はけんけんで、第3走者は3人4脚でバトンをつないでいきます。学校混合でチームを作り、鹿本高校生と手をつないだり、肩を組んだりしながらお互いに声を出し合い、楽しむ姿が見られました。

後半は「ボッチャ」を行いました。第一試合は学校対抗戦、第二試合は混合チームでゲームを行いました。投げたボールを見ながら「すごい!!」「おしい!」など、応援する声かけもあり非常に盛り上がりました。休憩時間には本校生徒と鹿本高校生がボッチャを上手くなるために一緒に練習をする姿も見られました。

また今後もこのような交流を続けていきたいと思います。

かもと稲田まつり スローガン決定!

 9月10日(火)にかもと稲田まつりのスローガンの発表がありました!

「かもいなから にじをかけよう てとてをつなぎ レッツゴー!」です。児童生徒からスローガンを募集し決定しました。児童生徒一人一人から、友達や家族、先生、地域の方々に虹を架けようという思いが込められています。スローガン発表の際には、「かもいな戦隊かもレンジャー」が登場し、会場は大いに盛り上がりました。最後に児童生徒、先生が輪になり、みんなでスローガンを復唱しました。

 児童生徒から沢山の方々に虹を架けることができるように、日々練習や制作に取り組んでいます。児童生徒が頑張る姿を是非見に来ていただき、一緒に楽しんでいただけたらと思います。

 

 

県庁に作品が展示されています!

 熊本県庁の地下1階連絡通路(県庁内のローソンがある通路)に、本校児童生徒の作品が展示されることになりました(期間:9月17日~30日)。

 お近くにお越しの際は、是非お立ち寄りください!

 

 

 

 

 

救急対応訓練を実施しました!

 8月27・28日「救急対応訓練」を行いました。

今年度は、「本校職員が児童生徒の命を守る対応について理解し、行動ができるようにする」ことを目的とし訓練を実施しました。

 中学部では、医療的ケア児の救急対応について、救急対応マニュアル、実物の救急対応セット・手技等の確認、実践を行いました。実物の道具等を使って体験したり、看護師の指示を聞いたりして介助者の流れ、職員の対応を再確認することができました。小学部では、給食時の窒息についての事例を想定した訓練を行いました。窒息時の背部叩打法の仕方や救急マニュアルを再確認し、担任間で共通理解を図ることができました。高等部では、胸に強く物が当たって起こる「心臓(しんぞう)震盪(しんとう)」が起きた場合を想定しました。実際の作業班に分かれ、それぞれの班が一連の流れをグループワークを通し確認したり、生徒の掌握を想定したり職員同士が声を掛け合いながら訓練を行うことができました。

 児童生徒たちが、楽しく安全安心な学校生活を送るために、全職員が一丸となり一秒でも早く児童生徒の命を守る行動ができるよう、訓練での学びを生かし今後の教育活動に努めます。

 

教職員と保護者が共に学ぶ 性に関するPTA研修会

 8月22日(木)に、NPO法人せいしとらんし熊本理事長の中村和可子様をお招きし、性に関するPTA研修会を実施しました。『子どもたちの大切な心と体のこと、大人も学ぼう・やってみよう ~よりよい関係のために~』をテーマに、支援者である教職員と保護者が一緒に学び合う機会にしました。

 講話では、これからの性教育のスタンスとして、4つの土台(人権・健康・安全・コミュニケーション)の重要性について知る機会になりました。そして、大人の意識改革として、正しい情報を伝え、対話しながら一緒に考えるというスタンスが必要と話をされたのが印象的でした。グループワークもあり、日頃の性に関する悩みや子どもへの声かけなどについて活発に意見交換がなされ、「ちょうど子どものことで悩んでいるタイミングだったので助かりました」などの声もありました。

 今後も、学校と家庭が連携し、子どもたちが自分の身体と心を大切にし、自分らしく生きていくための支援をしていきたいと思います。

 

○参加者の感想を紹介します。

・学校と家庭が同じ研修の話を聞いたことで、足並みをそろえた子どもたちへのかかわりにつながったり、共通の話題を日頃の連絡帳等ですることができるようになったり、とてもありがたい機会だと思いました。

・自分自身が親とはあまり性に関して対話してこなかったので、自然に子どもと性についても話ができる関係づくりが大切であると学びました。他の分野でも同じですが、子どもに伝える時は、「ダメ」「~しない」ではなく「~する」に意識したいと思います。

・学びがありました。特に子供への声掛けは、考えて伝えていこうと思います。最後の動画良かったです。子供達が生まれて来てくれて本当にありがとうと伝えたくなりました。

PTA合同美化作業、引き渡し訓練お世話になりました。

 8月22日(木)のPTA合同美化作業では、多くの方にご協力いただき、誠にありがとうございました。特に、このPTA合同美化作業に参加した児童生徒の皆さんとは、約1ヶ月ぶりくらいの再会でしたが、夏休みに大きなケガや病気等もなく元気に過ごしていたようで、嬉しく思いました。今回の美化作業を通して、両校舎ともに、見違えるようにきれいになりました。おかげさまで、9月2日(月)から始まる2学期をきれいな環境で迎えることができます。また、その後の引き渡し訓練も多くの方に参加していただきありがとうございました。初めての訓練でしたが、各学部の代表の保護者の方に訓練していただき、万一の災害時の対応について保護者の方と共通理解を深めることができました。今後とも、本校の学校活動へのご理解とご協力をよろしくお願いします。

 

「第6回楽球甲子園」

 一般社団法人Arts and Sports for Everyoneの主催する、「第6回 楽球甲子園」が7月28日(日)にグランメッセ熊本で開催されました。本校高等部の生徒5人がチャレンジドの部(チャンピオンシップ)に出場しました。

「楽球」とは、同法人の呼び名で、レクレーションボッチャのことを言います。

 

 久しぶりのボッチャで、生徒たちからは「大丈夫かな?」「うまくできるかな?」と心配する声もありましたが、結果は3戦3勝で、団体戦Cブロック優勝でした。

 また、団体戦後に行われた個人戦では、支援学校女子の部で3年生丸内さんが優勝しました。

 今年度の大会は素晴らしい成績で終えることができ、思い出に残る大会となりました。保護者の皆様応援ありがとうございました。

「 第2回 全校集会~いじめ防止の取組~  」

 7月12日に全校集会がありました。児童生徒会から、「かもいな いじめ防止スローガン」の発表がありました。みんなが楽しく安心して学校生活を送れるように、全校児童生徒からいじめ防止のアイディアを募集しました。アイディアを基に児童生徒会で話し合い、小学部・中学部、高等部それぞれの実態に応じた「かもいな いじめ防止スローガン」が完成しました。今年度も、「かもいな いじめ防止スローガン」を毎日の朝の会、帰りの会、LHRで確認し、いじめ防止に努めていきたいと思います。

【中学部】「養鶏場見学&調理実習」

 

 7月に社会の校外学習として養鶏場見学を行いました。見学先は「かもと養鶏組合」という学校の近くにあり、地域のスーパーや物産館に卵を卸している、生徒にとっても身近な養鶏場でした。

 たくさんの鶏(なんと約4万羽!)と、卵を洗ったり重さを測ったりする機械が動く様子を見て、生徒達も驚いた様子でした。質問コーナーでは「食堂やラーメン屋さん、給食センターにも卵が運ばれる」ことも知り、養鶏場をより身近に感じることもできました。

 その翌週には、職業・家庭「調理実習」で味噌汁とスクランブルエッグを作りました。栄養のバランスのことや調理の手順、調理器具の使い方を体験的に学ぶことができました。養鶏場見学を通して「卵が食卓に運ばれるまでの過程」を知った後に食べたスクランブルエッグの味は、 一味違ったものになったのではないでしょうか。満足そうな生徒の笑顔がたくさん見られた学習でした。 

 

【小学部】稲光園に遊びに行きました! 

 6月13日(木)、小学部1年生7人が本校に隣接する稲光園を訪問しました。普段から稲光園の子どもたちはかもと稲田支援学校の運動場で遊んでいますが、実際に本校から稲光園を訪問するのは初めての経験です。

 稲光園の園庭で遊んでいる子どもたちの様子を見て、初めは緊張している様子でしたが、すぐに仲良くなり、一緒に虫を探したり、木登りをしたりしながら、自然とかかわり合う姿が見られました。帰る時間になると、「もっと一緒に遊びたい!」と残念そうな表情も見られました。

 今後も、お互いに行き来しながら交流を深めていきたいと思います。稲光園のみなさん、ありがとうございました!

【小学部・中学部】今年も田植えの季節になりました

 6月25日(火),毎年ご協力いただいている本校稲作アドバイザー・平本さんを講師に,田植え体験をしました。毎年恒例の田植えに向けて,水が張る前から観察しに行ったり,田植えの動きを経験者の先輩から教わったりと,事前学習をして当日に臨みました。

当日は小雨がぱらつく天候でしたが,田植えの経験を通して,苗をちぎったり泥に足がぬかるんだりする感触を味わったり,田植えをする大変さを味わったり,とても貴重な経験をさせていただきました。秋には立派な稲に育つのか,楽しみにしながら田んぼを観察していきたいと思います。平本さん,どうもありがとうございました!

【小学部2~6年】いってみよう!やってみよう!

 6月3日、7日の2日間に分けて、和水町の社会福祉法人青いりんごの会銀河ステーションへクッキー作り体験に出かけました。バスに乗り、わくわく、どきどきしながら出発しました。銀河ステーションに着くと、エプロンを着てクッキー作りへ。児童同士で協力し、粉を振るって、生地を混ぜて、伸ばして、いろいろな形のクッキーを作りました。昼食も銀河ステーションで提供していただき、ドライカレーやカレーを食べました。

 クッキー作り体験をして、さらに児童同士の絆が深まったのではないかと思います。今後もみんなでいろいろなことにチャレンジしていきたいと思います。

救命救急法の職員研修

 児童生徒が安心して学び、生活できる教育環境の整備の一環として、水泳の学習開始を控えた去る6月13日に、山鹿市消防署東分署の方々をお招きし、救命救急法の職員研修を行いました。

 前半に胸骨圧迫の実技を行い、AEDの使用方法について学びました。胸骨圧迫については、児童生徒の体型に応じたダミー人形を用いて実技を行うことができ、それぞれの胸骨圧迫の方法を学び実践につながるものになりました。

 

  

 後半では、プールで水難した際の救助方法を学びました。水の中から体を引き上げる際には、バスタオルを用いて引き上げると体が滑らず効果的であること、AEDを使用する際には、パッドを貼る部分の水分を拭き取ること、可能であれば、人工呼吸を行うことが有効であることを知りました。最後に、119番した際は、落ち着いて救急隊の指示に従い対応することが重要になると改めて学びました。

 

 今後も、安心・安全な教育環境づくりを目指し、児童生徒の命を守るためにできることについて、全職員で日々取り組んでいきたいと思います。

【小学部1年】稲田たんけんへレッツゴー!

 入学して2か月と少し、すっかり学校に慣れてきた1年生7人は、稲田の町たんけんに出かけました。本校稲作アドバイザーの平本さん宅、高橋神社、稲光園、高倉牧場に行きました。平本さん宅では、飼育されているにわとり小屋を案内していただきました。間近で見るにわとりに少々驚きながらも、「コッコ!」と呼んで嬉しそうな子どもたちでした。

たんけんをして、改めて豊かな稲田の自然を感じました。これからも、地域の方々や自然、生き物たちと触れ合いながら、のびのびと成長してほしいと思っています。7人の稲田マスターの誕生です☆

【中学部】ひと足お先に!かもリンピック2024

 5月29日(水)に中学部の授業参観を行いました。今回の授業参観のテーマは「ひと足お先に!かもリンピック2024」でした。今年の夏にパリで行われるオリンピックよりも熱く、1人1人が輝く授業参観にしたいと目標を決め、3つの競技「移動式玉入れ」「徒競走」「校歌ダンス」に取り組みました。

 「移動式玉入れ」では、赤チームと白チームに分かれ、それぞれのチームで協力しながら移動する箱を目がけて玉入れを楽しんでいました。友達のことを応援したり、最後まで一生懸命に玉入れをしたりする姿がたくさんありました。

 「徒競走」では、本番まで「腕の使い方」や「走るフォーム」を意識して練習を行ってきました。本番当日は、これまでの練習の成果を発揮し、最後まで一生懸命に走り、成長した姿を授業参観に来てくださった方々に見てもらうことができました。

 最後の「校歌ダンス」では、ペアを作り校歌に合わせて踊ることができました。また、当日参加した中学部の生徒全員、笑顔いっぱいに踊ることができました。すべての競技を練習通りに、最後まで頑張ることができ、思い出に残る1日となったと思います。中学部の生徒・保護者の方・職員で一致団結し、みんなが輝いていて「ひと足お先に!かもリンピック2024」は大成功でした。振り返りでは「玉入れを頑張った」「最後まで走った」など、生徒は達成感を感じることができていました。応援に来ていただいた保護者の皆様、本当にありがとうございました。

【学校行事】第2回全校集会・かもいなふれあいの日

 5月23日(木)に「全校集会」と「かもいなふれあいの日」を行いました。今回も、小・中学部の体育館に小・中・高等部の児童生徒が集まり実施しました。

 全校集会では、高等部2年生の生徒から「鹿本商工高等学校体育大会への参加」について紹介がありました。高等部全体で鹿本商工体育大会に参加することは初めての取り組みで、小中学部の児童生徒は、写真や  動画を見ながら、高等部の生徒の頑張りを知ることができました。次回(6月)は、中学部の生徒が発表する予定です。

 全校集会の後は「かもいなふれあいの日」の活動を行い、全校児童生徒を5チームに分け「UFOキャッチャーゲーム」や「じゃんけん列車」を楽しみながら、交流を深めることができました。「UFOキャッチャーゲーム」では、チームでお互いに声を掛け合いながら、協力していました。全校生徒がお互いのことを知ったり、仲を深めたりする機会となり、とても有意義な時間を過ごしていました。

 

 【かもいなふれあいの日の活動内容】

①UFOキャッチャーゲーム

  ・4人グループになり、ゴムでペットボトルを挟む。

   ※小中高の児童生徒でグループを作る。

  ・そのまま移動してペットボトルをカゴに入れる。

  ・カゴに入れて戻ったら、次の4人がスタートする。

  ・制限時間内にたくさんのペットボトルを入れたチームが勝ち。

 

②じゃんけん列車

  ・①のゲームの4人ペアで小さな列車を作る。

  ・音楽に合わせて移動する。

  ・音が止まったら先頭の人がじゃんけんをする。負けたチームが後ろにつく。

  ・最後、大きな円になる。

   →円のまま、校歌を歌い、終わりの言葉を言う。

 

 

【高等部】農園芸班 じゃがいもとたまねぎを販売しました!

 令和6年5月30日(木)、高等部農園芸班が高等部校舎で学校関係者向けの販売会を行いました。

高等部では、今年度からクラフト班、総合サービス班、農園芸班の3班で作業学習を行っています。農園芸班は、畑作業を中心に働く意欲を培いながら、将来の職業生活や社会自立に向けて基盤となる資質・能力を育めるよう日々学習活動に取り組んでいます。

 5月初旬には、たまねぎとじゃがいもの収穫を行いました。事前に収穫の方法や注意点を学習し、作業ではお互いに声を掛け合いながら協力し合って取り組みました。収穫後は、計量・袋詰めを行ったり、販売会に向けて挨拶の練習をしたりして準備を行いました。

 当日は、送迎に来られた保護者や放課後等デイサービスの方々に向けて販売を行うことができました。「おいしそうですね」「買わせてください」と暖かい声をかけて頂いたことで、生徒たちは練習以上に大きな声で「ありがとうございます!」「また、よろしくお願いします」と話すことができました。販売会に参加した生徒たちに、大きな成長を感じることができました。ご購入頂いた方、暖かい声をかけて頂いた方々、ありがとうございました。

「たまねぎ収穫!」

「シーラーがけをして袋詰めに挑戦!」

「販売会当日。お客さんに元気な声で対応できました。」

「呼び込みも頑張りました!」

 

【小学部】ジャガイモ掘りに行ってきました!

 5月17日(金)、農業組合法人立山農産の立山さんの御厚意により、ジャガイモの収穫体験をさせていただきました。数日前から「ジャガイモ掘り、早く行きたいなぁ。」「たくさん掘るぞ!」と、子どもたちのワクワクした声が聞こえ、楽しみにしている様子が伝わってきました。

 当日は晴天に恵まれ、学校から500メートルほどの畑へ歩いて行きました。最初に立山さんからジャガイモの掘り方を教えていただき、ジャガイモ掘りスタート!子どもたちは夢中で土を掘り、「わぁ!ジャガイモ大きい!」「見て!たくさん掘ったよ。」と、泥んこになりながら歓声を上げていました。

 気持ちの良い青空の下、広々とした畑で子どもたちは思う存分ジャガイモの収穫をさせていただき、貴重な体験となりました。その日はみんな嬉しそうに袋一杯のジャガイモを持って帰り、次の日の連絡帳には「子どもがジャガイモ掘りとても楽しかったと言ってました。」「夕食にコロッケを作りました!」等、家庭からたくさんのコメントが記されていました。

 自然豊かな稲田の地で、地域の方々の愛情に包まれながら、子どもたちは机上では学べないたくさんのことを学ばせていただいています。立山さん、お忙しい中、子どもたちに貴重な体験をさせていただき、本当にありがとうございました!

【高等部】鹿本商工高等学校体育大会へ参加しました!

 5月11日(土)、鹿本商工高等学校体育大会が開催されました。

 昨年度、希望者のみから始まった鹿本商工高等学校体育大会への参加ですが、今年度は高等部全体での参加となりました。1年生はもちろん、2、3年生もほとんどの生徒が初めての参加となり、当初は緊張や不安の声が多くありました。しかし、練習を繰り返すことで「できるようになってきた!」「上手になってる!」という経験が増え、徐々に「楽しみです!」という声も多くなりました。

 当日は好天に恵まれ、「100m走」「綱引き」「長縄跳び」を行いました。それぞれの競技では鹿本商工高等学校の生徒も一緒に参加したり、記録係を行ってくれたりしました。学校の枠を超えて、声援を送りあったり、協力しあったりする姿はとても素晴らしかったです。

 最後に、当日までご協力頂いた保護者並びに地域の皆様方、ありがとうございました。皆様方のおかげで無事、大会を終えることができました。今後も行事等、ご協力頂くことがあると思いますが、どうぞよろしくお願い致します。

令和6年度いじめ防止の取組 全校集会

 4月26日(金)に全校集会がありました。 児童生徒会から「役員紹介」や「年間行事予定」「いじめ防止」について話がありました。「いじめ防止」については、「嫌なことがあったり、きついことがあったりしたときは、周りの大人に相談しましょう」と呼びかけました。各学部に情報集約担当者(小学部は日隠先生、中学部は後藤先生、高等部は中満先生)がいますので、一人で悩まずに話してください。

 

 

子どものサイン発見チェックリスト

スクールサイン(高等部生徒)

今年度も、子どものサイン発見チェックリストや相談窓口一覧の配布、スクールサインの登録等を行い、自分に合った方法でSOSが出せるようにしていきます。

 

【学校行事】安全・安心で優しい教育環境づくりのために

 本校の重点目標の1つである「安全・安心で優しい教育環境づくり」の取組みについてご紹介します。

本校では、児童生徒が安心して生活できる教育環境の整備のため、

〇初動対応マニュアルに基づく危機管理研修

〇てんかん講座

〇食物アレルギー研修

〇行方不明捜索訓練

 等により全職員共通理解のもと危機管理体制を整えるとともに、児童生徒への保健教育・安全教育や避難訓練等を実施し、自分の命を守ることができるよう教育活動を実践しています。

 4月17日(水)は、落雷事故防止について教職員研修を実施しました。

 屋外活動での事前準備として天気予報を確認し、気象庁HPで「雷ナウキャスト」等の情報を活用することや天気の急変時には躊躇せず、計画を変更・中止すること等について研修を行いました。

 また、児童生徒にも登下校時に雷鳴が近くで聞こえた場合は近くの安全な場所に避難し、無理に屋外を移動しないこと等について安全教育を行っています。

 今後とも安全・安心な教育環境のもと、児童生徒一人一人に応じた教育活動を充実させてまいります。ご家庭等におかれましてもご指導をお願いします。

文責:教頭 種子永

【学校行事】「令和6年度(2024年度)PTA総会 ~今年度も「できるときに できる人が できることを 楽しみながら」を大切に~ 」

 4月23日(火)、小中学部校舎体育館で令和6年度のPTA総会を開催しました。

  総会では、PTA会員から選出された議長が会を進めながら、令和5年度の事業報告や会計決算報告並びに監査報告、そして、令和6年度の新役員、事業計画、予算の審議等が行われました。PTA新旧役員交代では、お越しいただいたPTA会員の皆様から温かい拍手をいただきながら、新PTA会長から旧PTA会長へ、これまでの感謝の意を込めた花束を贈呈するという、感動的な場面も見られました。当日は、御多忙の中、50人を超える多くの保護者の方に体育館にお越しいただき、心から感謝申し上げます。

  令和6年度も、本校PTAの理念である「できるときに できる人が できることを 楽しみながら」を大切にしながら、本校PTAが「子供のことで会話が弾み、保護者が楽しむ場、保護者同士が交流できる場」となるよう、「かもいなサロン」等様々な活動を計画しています。

本年度も本校PTAへのますますの御理解と御協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

【小学部】生活単元学習「感謝の気持ちでおもてなし」

    小学部の生活単元学習では、今年度お世話になった方々を学校に招待し、おもてなしすることを通して感謝の気持ちを伝える学習を行いました。子どもたちは3つのグループに分かれ、それぞれどんなおもてなしをすればお客さんに喜んでもらえるのか、考えました。1つ目のグループでは、田植え・稲刈りでお世話になった稲作アドバイザーの平本さん、2つ目のグループでは、木工教室を開催してくださった自然観察指導員の中島さんご夫妻(岩じい、きみちゃん)公民館指導員の田中さん、そして3つ目のグループでは、文化祭や焼き芋の準備をしてくださった本校高等部の稲葉先生をご招待!

 話し合って役割を決めて練習を重ね、当日はその成果を発揮することができました。お茶や羊羹をふるまい、皆で書いた感謝状をお渡ししました。他にも、ダンスを披露したり、マッサージのサービスをしたり、小粋なトークで盛り上げたり!?各グループの個性が輝くおもてなしができました。最後は笑顔でお見送りし、それぞれ役割を全うして、感謝の伝わる楽しい会になりました。

  後日、中島さんご夫妻(岩じい、きみちゃん)から素敵なメッセージが届きました。一部を抜粋して、以下に紹介します。

 「オ・モ・テ・ナ・シ」していただいた生徒のみなさん、ほんとうにありがとうございました。みなさんの心のこもった「高級旅館」のようなおもてなしに、荒れたお天気も、晴れ晴れした気持ちになりました。きっと何度もなんども「稽古」なさったことでしょう。始まりのあいさつも、とても上手で、その上、好きな音楽とか食べ物はとか聞いてくれたり、「おすもう」が大好きな人がいたり、「マツケンサンバ」がかかると、みなさんが踊りだして、コレにはほんとうにビックリ!!しました。普段は、歌は聴いても踊ることはまずないのに、優しく誘われて、ついつい愉しく踊りだしてしまいました。岩じいは、普段はお茶は飲まないのに、美味しくて、「おかわり」させてもらいました!

「お開き」のあいさつも、時々目線を合わせてくれて、一生懸命の心がこもったあいさつに、感激しました!ひとりひとりのみなさんが、じぶんのできることを、ぜんりょくで「おもてなし」していただいたことに、大かんしゃです!ありがとうございました。

 イワジイときみちゃんより

【健康安全部】 「不審者対応訓練について」

 2月2日に、山鹿警察署・生活安全課の方を講師に招き、不審者対応訓練を行いました。訓練は、学校敷地内に不審者が侵入し、職員が発見するという想定で行いました。発見と同時に応援を呼んだり校舎内に放送をしたりする、初期対応、校内外への連絡、児童生徒の安全確保等の動きの確認をすることができました。また、不審者に対峙された先生方は本番を想定し、緊張感を持った表情をしていました。

 後半は、訓練の様子を映した動画を見ながら警察署員の方に改善点を教えて頂きました。また、警察署員の方から刺股の有効的な使い方も教えて頂きました。刺股が2本以上ないと有効な手段にならないことや不審者の死角に入ること、刺股は肩から脇に刺すことなど多くのことを教えてくださり今後の不審者対応に役に立つことばかりでした。今後も、児童生徒が安心・安全に過ごせる環境作りと、もしもの時にも対応できる体制作りに努めて行きたいと思います。

令和5年度高等部における薬物乱用防止教室

 1月16日の午後、学校薬剤師の狩野様を招き、高等部で薬物乱用防止教室を実施しました。今回は「喫煙・飲酒などの依存に関することについて」の講話をしていただきました。

 写真やイラストなどでわかりやすく説明していただいたので、生徒たちはよく理解することができました。生徒の感想からは、薬の正しい飲み方や薬には副作用があること、タバコの恐ろしさがわかり、友達に誘われてもタバコは吸わないといった感想も見られました。また、お酒の身体に与える影響や依存などに対する感想が1年生から3年生まで多く書かれていました。

 今後とも健全な発育や健康な生活について考えることができるよう指導に取り組んでいきたいと思います。

校内人権集会「人権の花畑、権利の花畑」

 12月の人権週間に合わせて、12月14日(木)に校内人権集会を実施しました。共同作品つくりを行い、小中学部は人権の花畑、高等部は権利の花畑を作りました。

 小中学部は、事前学習で自分の好きな色の折り紙をちぎり絵にして花を作成しました、当日は、自分の好きな色と作成していた花を発表して、その花を方眼紙に貼っていき、最後に人権の花言葉をグループで考え、中央に書いて花畑を完成させました。普段一緒に活動することがない他学部の友達と小グループで制作を行ったことで、仲が深まり、和気あいあいとした雰囲気で取り組む様子が見られました。また、レクリエ ーションでは、児童生徒会のメンバーが考えたジェスチャーゲームに会場はとても盛り上がり、子どもたちの一体感が更に高まったと思います。

 高等部は、権利の花畑を作成しました。事前学習で人権という言葉や子どもの権利について学習を行いました。子どもの権利条約の中から自分にとって一番大切に思う権利を1つ選び、その権利と自分が描いた花を合わせた権利の花を作成しました。当日は、学年混合のグループで一番大切に思う権利とその理由を発表して、花を貼っていき権利の花畑を作成していきました。自分と友達が大切に思っている権利を比較して、他者との考え方の違いに気付くことができました。また、普段活動しない異学年の友達と作品つくりに取り組んだことで、初めは緊張する生徒たちもいましたが、徐々に打ち解け、完成した花畑を見て誇らしそうな表情が見られました。

 今回の人権集会では、仲間づくりや他者と協力する姿勢を育むことを目的として、学年や学部を交えたグループとなって共同で作品づくりを行いました。今後も子ども達同士の仲が更に深まり、笑顔の絶えない明るい学校作りを目指して、人権教育を行っていきます。

【中学部】美術「手のり門松を作りました」

 終業式目前の12月21日(木)、「手のり門松づくり」をしました。講師は菊池少年自然の家の堀田様(通称リータさん)。門松を飾る由来や意味を教えていただいた後、早速活動開始。最初は慣れないノコギリでの活動に悪戦苦闘していましたが、繰り返すうちに少しずつコツをつかんだようで、後半はリズミカルに切ることができる生徒もいました。

 切った竹を束ねて組み立て飾りつけをする際には、基本のやり方を教えていただいた後に「自分なりにかっこよくしていいよ」とアドバイスがありました。結ぶ場所を変えてみたり、結び方を変えてみたりしてオリジナルの門松を完成させることができました。

 「ノコギリは難しかったけど楽しかった」「飾りができて嬉しい」「家の○○に飾ろうかな」等、口々に感想を述べたり、端材を大事に教室に持ち帰って並べてみたり、竹の穴から覗いてみたりと微笑ましい姿が多く見られました。教えていただいた菊池少年自然の家の堀田様、ありがとうございました。

【中学部】「元気に育て!花苗と球根を植えました。」

 鹿本中学校の生徒のみなさんが育てた花苗をプレゼントしていただきました。早速、植え方や育て方等を調べてガーデンピックを作り、苗を植えました。

 プランターは登下校時に良く見える昇降口に置いています。子どもたちは、「どんな色の花が咲くかな?」「いつ咲くかな?」と楽しみにしているようです。

 南門周辺の花壇には、チューリップの球根も植えました。ペットボトルで穴をあけ、球根を入れて土をかけたら水をかける「つっこみ植え」で、一人一人段取り良く植えることができました。

 子どもたちが進級・卒業と次へのステップを迎えるころ、色とりどりの花を咲かせてくれることと思います。

【中学部】道徳「山鹿の文化を知ろう」

 12月13日に、鹿本町で伝統的な渋団扇を製造している栗川商店の栗川様に来ていただきました。授業では団扇作りを実践していただき、一本の竹が団扇の形になっていく様子に、子どもたちも驚いた様子でした。竹を縦に割いて扇の形にする工程では、竹を実際に触って体験する場面も設定していただき、団扇作りの難しさも体感することができました。

 講話の中では、伝統を守っていくことに関する思いも話され、子どもたちにとって地域の伝統文化の大切さを感じられた授業となったのではないかと思います。

 この授業をきっかけに今後ももっと山鹿のことを知って、山鹿の良さをたくさん発見していってほしいと思います。

 栗川様、本当にありがとうございました。

【高等部】性教育講話~みんなに知ってほしい大切なこと~

 12月8日の午後、高等部でNPO法人せいしとらんし熊本から理事長の中村和可子様、看護師の靜谷綾佳様をお招きし、性教育講話を実施しました。今回の講話は、前半を1年生、後半を2、3年生と分けて、生徒たちにわかりやすく話していただきました。

1年生には、『みんなに知ってほしい大切なこと~「すき」ってなんだろう~』をテーマに話してくださいました。身体の成長や男女での成長の違いについて、「すき」と思うことは自然で、自由で、素敵であることを話していただき、生徒たちは自分の身体や気持ちを大事にすることの大切さを学ぶことができました。また、お付き合いについても話していただき、自分の気持ちをはっきり伝えることや、お互いの同意を確認することを学びました。

 2、3年生には、『みんなに知ってほしい大切なこと~妊娠のこと、みんなを守るSOS~』をテーマに話してくださいました。妊娠の仕組みを聞いて、自分自身もこんな小さかったときがあったのだと驚いている様子の生徒もいました。避妊の方法についての内容では、実際にコンドームを手に取り触れることで、見たり聞いたりすること以上に学ぶことができたのではないかと思いました。

 最後に、全学年共通の話ですが、講話の中で「SOSを出すこと」、「安心して話をできる人を見つけること」が大切と言われていました。今後も、学校では性教育に力を入れていくとともに、生徒が安心して話をしたり相談したりできる学校環境に努めていきたいと思います。

【高等部】鹿本商工高等学校との合同避難訓練

 12月7日の午後、高等部で鹿本商工高等学校と合同で避難訓練を実施しました。地震や火災などが起きれば、鹿本商工生と同じ場所に避難することが想定されます。今回は、地震が発生した後、鹿本商工から出火したという想定で行い、高等部校舎から鹿本商工のグラウンドに避難しました。日頃のショート訓練等の成果もあり、みんな落ち着いて避難することができていました。また、消火訓練ではかもと稲田支援学校の代表として、2年生の塚本くんが消火器で火を消すことができ、鹿本商工生からも大きな拍手をもらっていました。今後も、災害のときだけでなく日頃から鹿本商工高等学校と協力していきたいと思います。

 

【小中学部】火災避難訓練

 12月5日に、山鹿消防署東分署の方に来ていただき、火災避難訓練を実施しました。消火訓練では、消防署の方から消火器の使い方の説明をしていただき、職員だけでなく児童生徒も消火器の使い方について知ることができました。講話では、どのような所に火災の危険があるのか等、日頃から気を付けてほしいポイントや「火が出ているところを見つけたらまずは大人を呼んでほしいこと。」というお話しがありました。子どもたちは、真剣な眼差しで消防士の方からのお話を聞いており、火災が起きたときに、命を守る行動について学ぶことができました。

第2回高等部リレーマラソン大会

 12月8日(金)に高等部では、「第2回高等部リレーマラソン大会」を実施しました。今回は、目標として高等部生徒全員で走る距離の合計を、高等部校舎から熊本城までの往復50kmに設定しました。当日は、たくさんの保護者、小・中学部の児童生徒の応援がランナーの頑張りの後押しとなり、制限時間の1時間で4チームの走った合計距離が目標50kmを見事超えることができました。

 生徒・職員みんなでたすきを繋ぎ目標達成できたリレーマラソン大会。しっかりと『かも稲魂』を発揮できました。これからも生徒一人ひとりが輝く姿、一体感を高められるように支援に努めていきたいと思います。

 

【小学部】生活単元学習 「1年生 集団行動のルールと自動販売機の使い方を学習しよう。」

 11月14日(火)「高倉牧場」11月20日(月)「高橋八幡宮」11月22日(水)「水辺プラザ公園」へ校外学習に行きました。道路を安全に歩くために①走らない②追い越さない③はみ出さない、を約束に自動車往来に気を付けながら歩いたり、横断歩道では左右の安全を確認しながら渡ったりすることができました。水辺プラザ公園では、遊具でクラスメイトや先生方と遊んだ後に自動販売機を利用しました。自分でお金を入れ、買いたい物を選んでボタンを押すことができました。今回学んだことを自分たちの生活に活かせるよう、さらに学びを深めていきたいと思います。

【小学部】生活単元学習「3~6年生 消防署・警察署に行こう」

 11月に校外学習として山鹿消防署・山鹿警察署に行きました。

 消防車や救急車、パトカー、仕事で使う道具等、実物に触れながら、消防士・警察官の方々にその仕事内容を分かりやすく説明していただきました。本物を間近で見たり、はしご車やパトカーへの乗車体験をしたりと、普段できない学習に子どもたちは大きく心を動かされました。また、「火事にならないために料理の時に気を付けることは何ですか?」「悪い人を捕まえる時、ピストル(拳銃)を使いますか?」等、それぞれが事前学習で考えた質問についても親切丁寧に答えていただき、とても実りある学習の機会となりました。

 山鹿消防署、山鹿警察署の皆様、ありがとうございました。

【小学部】 生活単元学習「2年生 山鹿探検をしよう2」

 小学部2年生は11月15日(水)に校外学習で路線バスに乗り、八千代座とマクドナルドへ出かけました。事前学習から当日を楽しみにバスの乗り方や八千代座での過ごし方、マクドナルドで注文の仕方等様々な学習に意欲的に取り組んでいました。バスでは、整理券を取ったり、運賃箱に入れたり、車内でのマナーも守ることができました。八千代座では、お話を聞いて天井にある広告を探したり、ステージに上って踊ったり、暗い奈落にも降りたりする等満喫することができました。そしてお楽しみのマクドナルドでは、上手に注文をして笑顔いっぱいで食事を楽しみ、片付けまですることができました。

 

【学校行事】第3回かもと稲田まつり

 10月28日(土)に本校の小・中学部校舎で「第3回かもと稲田まつり」を開催しました。小学部の「みんなでピザ作り!やってみよう!」のステージ発表では、校外学習で体験したピザ作りをテーマにした発表をしました。具材を切る、生地をこねる、トッピングの過程を表現し、おいしそうなピザが完成しました。中学部の「めざせプロフェッショナル 合奏~ツバメ~」では、総合的な学習の時間に行っている、アートチーム、ミュージックチーム、スポーツチームそれぞれの活動成果を発表したり、音楽の時間に行った合奏を披露したりしました。また、作業学習の時間に作成した油吸収パッドと日めくりカレンダーを販売しました。高等部の作業基礎班では花苗販売を、総合サービス班はe-sports体験を、クラフト班はティッシュケースやコースターなどの販売を行いました。今年度初めて製作した製品もあり、本校の学習活動に協力いただいている地域の方々や保護者の皆様、見学の小学部の児童などで賑わっていました。

 今年度のまつりには本校の卒業生も招待し、同窓会を開催しました。18人の卒業生が参加し、近況報告、会長・副会長の選出、今後の活動方針について話し合いました。活発な意見が出され、今後は役員会でも検討することにしています。  

 今年度のかもと稲田まつりのスローガンは「心をひとつに かがやけ かもいな う~わっしょい!」でした。本番までの練習や準備、当日のステージ発表や接客などの場面で、児童生徒一人ひとりが輝いた「かもと稲田まつり」になりました。

他の写真は「フォトアルバム」に掲載しています!

【中学部】生活単元学習「エコアくまもとに行こう」

 生活単元学習「校外学習へ行こう」で、熊本県公共関与産業廃棄物管理型最終処分場のエコアくまもとを見学しました。施設に関することやリサイクルについてなど、環境問題に関することを実物や写真を見ながら学ぶことができました。ペットボトルがTシャツになるという話や、施設の広い埋め立て場所や散水の様子を見て、「この塊はペットボトル何個分ですか?」や「散水の水はどれくらい飛びますか?」など、次々と疑問に思ったことを質問していました。

 日頃から、給食の牛乳パックは分別したりペットボトルキャップを回収したりしていますが、それが何のために行っているのかをイメージすることができたのではないかと思います。これからも、人にも環境にも優しい行動を考えていきます。

「和気あいあいのPTA保護者研修会 ~たくさんのお話しができました~」

 11月21日(火)のPTA保護者研修会では、熊本県教育委員会が作成・推進している「くまもと親の学びプログラム」の中から、「フレンドリービンゴ」「すごろく(一般編)(子育て編)」のプログラムを行いました。

 プログラムの進行をPTA執行部役員さんが担い、保護者の方で和気あいあいと進められていました。まさに、かもと稲田支援学校PTAが目指している「子供のことで会話が弾み、保護者が楽しむ場、保護者同士が交流できる場」が実現できた時間であったと感じました。「すごろく」の途中からは、「子育てについて日頃考えていること」等、参加された保護者の方それぞれの思いを話し合い、あっという間に終了の時間になっていました。

 参加された方から、「もっと集まり、もっと保護者同士で仲良くなりたい」という御意見をいただきました。この御意見が実現できるように、皆様と一緒に考え、取り組んでいきたいと考えています。今後とも、かもと稲田支援学校PTAへの御理解と御協力をよろしくお願いします。

(文責 瀧口)