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高等部・性教育講話

 12月1日(月)に、高等部では荒尾市のまつおレディースクリニック院長の松尾州裕先生を招いて、「自分・そして他者の命の大切さ~今の高校生のかかえている生と性~」というテーマで講話がありました。講話の前に事前アンケートを行い、事前指導から後指導まで行いました。事前指導では、グループごとに話合い活動やロールプレイを入れながら、生徒それぞれがじっくりと考える時間を設け、活発な話合いができました。

 講話では、1.性感染症及び妊娠出産につながる性行為とは 2.望まない妊娠を避けるための避妊方法 3.産婦人科医からみる妊娠とサポートする男性の役割について、大きく3つの内容についてお話されました。性感染症や妊娠出産等について、赤ちゃんのエコー写真や動画を示され、科学的根拠を踏まえて、生徒にわかりやすくお話されました。赤ちゃんの発達や機能、体内での胎児の様子について詳しく話され、「えぇ~!」「もう人間の顔だ」などの驚きの声も上げつつ、松尾先生のお話に聞き入っていました。

 性感染症の話では、複数の種類があることや男女で症状が異なることを学びました。実際の性感染症の症状を抱えて受診された方の実例では、耐えがたい痛みが出ることや命に関わることがわかりました。事後指導を行う中で、「病気に絶対になりたくない」「性行為のリスクについて知れた」「命の大切さがわかった」等のたくさんの意見が出ました。

 講話での学びを生かして、今後も継続して性に関する教育に取り組んでいきたいと思います。