高等部3年生 調理実習 お弁当を作ろう
10月6日(金)、高等部3年生が、鹿本商工高校の調理室をお借りして調理実習を行いました。単元「お弁当を作ろう」の一環として、前回の「レンジ調理」に続き、今回は「焼く」調理に挑戦しました。メニューはウィンナーと卵焼きです。
実習のはじめには「家ではあまり調理しない」「コンロを使うのは初めて」という声も聞かれましたが、教師の実演を見て興味を持ち、「早く自分でもやってみたい」と意欲的な様子が見られました。
4班に分かれて調理を進め、調理器具や調味料の準備、役割分担をしながら協力して取り組みました。卵を割る・溶く・焼くといった一連の作業にも、それぞれができる範囲で丁寧に挑戦していました。
完成した卵焼きを試食すると、「思った通りの塩味になった」「ちょうどいい甘さ」といった満足そうな感想が聞かれ、調理の楽しさと達成感を味わうことができたようです。中には、休日に家庭で早速卵焼きを作り、「おいしい」と家族に喜んでもらった生徒もいました。
今回の実習を通して、卒業後の生活を見据え、自分で食事を作る力を少しずつ身につけています。調理室を貸してくださった鹿本商工高校の皆さまに、心より感謝申し上げます。