農業科ブログ
バター製造
農業科2年生の「食品製造」では『バター』について学習しています。
今回の授業では実際にバター製造を行いました。
冷えた市販の生クリームをペットボトルに入れて、しっかりフタをします。そして上下に力一杯振って攪拌します
すると、液体と固体に分かれます。生クリームの中に分散されていた乳脂肪がくっついて塊が出来てきます。この塊がバターです
できたてのバターの試食の感想はみんなが『おいしい!』でした。雑味がなくミルクの甘い香りがあります。
『油脂』には様々な種類があります。一般的に料理に使用するサラダ油やゴマ油、オリーブ油、パンに塗るバターやマーガリン、ファストスプレッド、その他にショートニングやラード、ヘットなど世の中には原料の異なる油脂がたくさん存在します。
農業科では「これは何から出来ているのかな?」と食に対する興味・感心を高めていける授業を心がけています。
ふんわりシフォンケーキ♪
農業科1年生「食品製造」で『シフォンケーキ』を作りました
シフォンケーキは卵白を泡立てて作る「メレンゲ」が重要です
材料の中に入れた空気を潰さないように“慎重に・素早く・優しく・きちんと”混ぜるのがコツです。
【配合:底径18㎝のシフォンケーキ型】
卵白 4個分
卵黄 4個分
砂糖 65g
牛乳 30g
サラダ油 50g
薄力粉 80g
ベーキングパウダー 4g
【製造工程】
①卵白と砂糖1/2を合わせて泡立ててメレンゲを作る。
②卵黄と砂糖1/2を合わせて白っぽくなるまで混合。
③50℃位に温めた牛乳とサラダ油を混ぜて、②の中に少しずつ入れて混合。
④ふるった薄力粉とベーキングパウダーを③に入れてホイッパーで混合。
⑤④にメレンゲの1/3を入れてホイッパーで混合。
⑥ゴムヘラに持ち替えて、残りのメレンゲの1/3ずつを加えて混合
⑦型に入れて、160℃のオーブンで30分間焼成。
⑧焼き上がったら、瓶などに差して逆さまにして冷却する。
みんなふんわり出来ましたよ
テレビ取材がありました(農業科)
テレビくまもと(TKU)から7月の豪雨で水害に遭った芦北高校を再び取材したいという話がありました水害から約4ヶ月たち、少しずつですが被災する前の状態を取り戻しつつあります。しかし、学校にはまだまだ被災したままの場所は至る所にあります。今回は地元の産業である不知火(デコポン)の栽培を学習している農業科3年果樹専攻生が取材の対象でした
今回は不知火ハウスの中にたまった土を運び出す作業の様子を取材していただきました。取材を受けて、豪雨災害に遭っても農産物栽培と災害復旧を同時進行で活動してきた3年生の言葉はとても思いものがありました。しかし、「私たちがやらないと」という気持ちで今まで頑張ってきました大変ですけど、みんな前を向いて学校生活を送っています
この様子は今週土日(10月31日、11月1日)のどちらかで放送される予定です。ぜひ、ご覧下さい
【放送予定日】
TKU(8チャンネル)「熊本復興支援 未来へのエール(仮)」
10月31日(土) 10:30~
11月 1日(日) 13:00~ どちらかで放送予定
★10月27日時点での放送日ですので、当日のテレビ欄でご確認ください。
太秋柿のジョイント栽培園地見学(農業科)
芦北高校農業科では近年芦北・水俣地域が力を入れている太秋柿の栽培にも授業で取り組んでいます。今日は芦北高校レベルアップ講座の一環として、太秋柿で近年導入されている「ジョイント栽培」を学習するため、芦北地域振興局農業普及・振興課の方にも協力していただき、この栽培方法を採用している農家を見学に行きました。
ジョイント栽培は一直線に接ぎ木で苗木をつないでいく方法です早い段階での収穫が見込まれ、脚立を使わないで管理や収穫ができるという利点があります本校でも導入を検討していた栽培方法です。芦北地域振興局の方にジョイント栽培について講話をいただいた後、実際の様子を見学しました。
このように樹をつないで低い樹高にしてあるので、立ったままで手を伸ばしたところに果実がたくさんなっています。
農家さんのご厚意で収穫した太秋柿をごちそうになりました芦北地域振興局の方、農家の方、そして今回の研修の支援をしていただきました芦北町、たくさんの協力があり、今回の研修ができました本当にありがとうございました
教材「シクラメン」の支援物資で鉢花学習の再開
7月豪雨災害で本校の農場は広範囲で被災しました。ガラス温室で栽培管理してきたシクラメンもすべて水没しました。
今回、鹿本農業高校 施設園芸科から教材として「シクラメン」をいただきました
おかげで鉢花の学習をすることができます。
農業科1年生「農業と環境」の授業で、シクラメンの観察や葉組についての学習をしました。
『葉組』とは鉢の中央をあけて、球根の芽点に光が当たるようにすることです。1人1鉢を担当して管理をしていきます。
鹿本農業高校のみなさんありがとうございました
農場日記 すくすくと育っていますよ♪
農業科1年生は「農業と環境」や「総合実習」の実習や毎日の農場当番で花の管理をしています。花苗の種類はパンジー、ビオラ、ハボタン、ガザニア等があります。
もう少し大きくなったら販売できます
それまでしっかり管理します
農業科 野菜専攻生が管理している『キャベツ』や『ダイコン』がすくすく育っています。
また、芦北・水俣地区の特産品でもある『サラダタマネギ』の学習もしています。
花苗や野菜等の販売に関するお問合せは農業科までご連絡下さい
枝つり・玉つりを頑張っています!
農業科果樹専攻生は不知火の果実を紐でつる「枝つり・玉つり」を実習で行っています今日は2棟あるハウスのうち、7月豪雨で比較的被害の少なかったハウスでおこないました
この実習は果実の重さで枝が折れないようにするための大事な実習です生徒たちは一つ一つ丁寧に吊っていました
パウンドケーキ♪
農業科1年生の「食品製造」の授業で小麦粉の学習をしています。今回は『パウンドケーキ』を作りました
『パウンドケーキ』はイギリスのお菓子で名前の由来は“材料を1ポンド(454g)ずつ加えた焼き菓子”からきています。今回製造したパウンドケーキは10年余り受け継がれてきた、芦北高校オリジナルの配合で“失敗しない&しっとりおいしいレシピ”です。
【製造工程】17㎝×8㎝×6㎝のパウンドケーキ型
①常温にもどした無塩バター(マーガリン)75gをクリーム状に混合。
②上白糖110gを一度に加えホイッパーで白っぽくなるまで混合。
③ほぐした卵2個を②に少しずつ加え、分離しないようにホイッパーで混合。
④ふるった薄力粉110gを2回に分けて、ゴムヘラでさっくり混合。
⑤香料(バニラエッセンス)を加え混合。
⑥型紙を敷いたパウンドケーキ型に隙間なく流し入れ、170℃で45~50分間焼成。
途中20分くらいで生地の真ん中に包丁で切れ目を入れると焼き上がりがきれいに仕上がります。
このような油脂たっぷりの焼き菓子は焼きたてよりも翌日以降が、よりしっとりしておいしいです
洋菓子店で個包装して販売してある焼き菓子(パウンドケーキ、マドレーヌ、フィナンシェ)は同じように見えますが作り方がすべて違います。パウンドケーキはバターをクリーム状に練って作りますが、マドレーヌは固形バターを液状にして、フィナンシェは液状バターをやや焦がし加えて作ります。作り方で風味や食感が異なることも製造実習の中で学習します。皆さんもぜひご家庭でお試し下さいね
カスタード・プディング♪
2年生食品製造の授業で『プリン』を作りました
プリンの正式名称は“カスタード・プディング”です。プディングとは蒸し料理を意味します。本日はジャム瓶に入れてオーブンで蒸し焼きにしました。
【製造工程】200mlジャム瓶6個分
〈カラメルソース作り〉
①グラニュー糖40gと水25gを鍋に入れ中火で加熱し、鍋を揺さぶりながら沸騰させる。(木べら等でかき混ぜると凝固します)
②濃い褐色になってきたら火を止めて、水15gを加える。(水がはねるのでやけどに注意!)瓶に入れる。
〈プリン液作り〉
③卵黄4個をボールに入れてホイッパーで白っぽく“もったり”するまで混合。
④グラニュー糖50gを加えて混合。
⑤鍋に牛乳150ml、生クリーム400mlを入れて40℃くらいに温める。
⑥⑤を④に少しずつ加え、バニラエッセンスを2滴加えて混合。
⑦ふるいでこして、瓶に入れる。
⑧湯をはった天板に瓶を入れて130℃のオーブンで50分焼成。
⑨熱いうちにフタをして冷却。
濃厚でおいしいですよ
刈り払い機で果樹園をきれいに♪
今日は果樹園の雑草がかなり伸びてきたので、刈り払い機を使って除草を行いました。農業科3年生の果樹専攻生たちが一生懸命草を刈ってくれました
※今回の実習はソーシャルディスタンスを十分とり、新型コロナウイルス感染に配慮して活動しています。
今回は津奈木町が特産であるスイートスプリングが栽培されている園地を中心に行いました。まだまだ日中は暑いですが、秋の風を感じながら生徒たちは一生懸命実習をしていました
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