機械科ブログ

(機械科)機械科棟の横に大きな船が泊まっています

 
 学校の裏の運河(瀬戸海峡)に掘削船が来ていました。多分、海底に積もった泥を掻き揚げて、水深を確保する工事をしているのだろうと思われます。考査(一昨日から期末考査です)が終わって下校時に、普段見慣れない大型の掘削船を見て「何だろう(?_?)」と思った生徒も多かったかもしれません。
 
 本校生にとっては普段から見慣れたこの運河、生徒たちが勉強で疲れた目を癒したり、クラスマッチで魚釣りを競ったりする楽しい水辺ですが、有明海と八代海を延長約5キロメートルで結び、古くから長崎県や天草北岸から八代海沿岸や鹿児島県への海上最短コースとして重要な役割を果たしている海峡として国土交通省が管理する海上航路上の要所でもあります。

海峡の歴史については、本渡市誌によると「最浅部は干潮時には歩行も可能な水深で航路としての常時利用はできなかったので、昭和29年から国の直轄事業として航路開削を始め、昭和36年に完成した。しかし完成後は予想以上の船舶が航行するようになり、年々大型化してきたので海難事故が多発し、憂慮すべき状態となった。そこで、昭和39年に拡幅工事(幅50m)に着手。さらに昭和43年から増深工事(水深マイナス4.5m)にとりかかり、昭和51年から第5次港湾整備5カ年計画で整備された」とありました。

(機械科)機械科職員により鞴祭りを実施

 11月27日(金)の夕方に、本校西校長先生と船越事務長先生をお迎えし、機械科職員により鞴祭りを実施しました。機械科では鋳造や溶接など火を使うことが多く、危険性の高い作業が多いため、毎年実施しています。
   


神主役は、事前に神社での修行を行い実施しています。

※本行事は宗教行事のため、生徒の参加はありません。

(機械科3年)本校の課題研究の授業を読売新聞社が取材!

 11月25日(水)、3年B組の課題研究で取り組んでいる活版印刷班の様子を読売新聞社の方が取材に来られました。
   

 本校機械科では数年前から活版印刷機の製作を行っており、本年度はグーテンベルク活版印刷機のミニチュア版の復元を行っています。木材加工の様子を見学されました。
 新聞掲載日などは未定です。

機械科 11月科集会を行いました

11月24日(火)7:30から、11月の機械科集会が本校柔道場にて行われました。
集会での話の概要は、以下のとおりです。

【機械科科長より】
 今日は11/24ですが、1週間後から期末考査が始まります。また、1ヶ月後の12/24は終業式です。これからの1週間や1ヶ月をどう過ごすかが大切なので、今日集会を行うことにしました。
 考査一週間前の今日から基本的に部活動は休みになります。部活動に力を入れていた人もこれまでの気持ちを切り替えて、1週間あまりは学習に力を入れて欲しいと思います。
 今日は3年生の進路体験報告をしてもらいます。M3Aが2人、M3Bが3人の合計5名ですが、就職が4名で進学が1名です。よく話を聞き、1,2年生はこれからどのような準備をしたらよいかを考え、3年生はほとんどの進路が決定している中で、自分達がこれまでどのように努力をしてきたか思い返し、残った卒業までの期間に何をするべきか考える機会にして欲しいと思います。

【進路体験報告】※主な内容
M3A
柿久君(就職)
 部活動に熱中し、3年間最後までやり通した。
 面接練習に力を入れ、部活動はアピールの材料になった。やり通したことは有利になる。

浜田さん(就職)
 試験内容の中に「天草のPR」をするというものがあった。

M3B
田中君(就職)
 2年まで部活動が中心で、3年生の1学期から力を入れて、学科と面接試験の練習をした。過去問を解いたり面接練習に力を入れた。履歴書作成時に大会入賞経験や資格取得があるとアピールができる。

川端君(就職)
 評定平均が大切である。試験会場で他校の生徒から自分より高い評定を聞いて驚いた。筆記試験はSPIがあった。グループワークでは、協調性を見られるので、日頃からコミュニケーションを取る習慣を持つことが大事である。自分は進路について考え始めるのが遅かったので、1,2年は今からでも考えておくことが大切である。

益田君(大学進学)
 自己推薦制度を使用し受験した。事前に自作したスライドでのプレゼンテーションがあるので、原稿を作り、先生にアドバイスをもらった。

  
 

熊本県産業教育振興会産学懇談会へ初参加

 平成27年度熊本県産業教育振興会産学懇談会が、くまもと森都心プラザ「5階プラザホール」で行われました。

 この懇談会は、産業界の代表と教育界の関係各位が一堂に会して、産業教育の在り方などについて意見交換を行う会です。

 本年度は、4校から研究発表が行われました。農業部会からは鹿本農業高校、商業部会からは球磨商業高校、工業部会からは球磨工業高校が参加し、さらに農・商・工全体から1校ということで、工業部会の推薦を受け本校が参加しました。

 研究発表を観ていると、農業・商業の発表は実に華やかな発表でした。それに対し、もの作り内容となる本校の発表はオーソドックスな感じがしました。4校ともに共通して言えることは、地域の活性化のために様々な角度から高校生が活躍している事を実感させられるということです。

 発表後は、11月12日(木)の工業高等学校生徒研究発表会にも出席されておられた前熊本大学学長の谷口功様がコーディネーターとなり、パネラーとして八代商工会議所会頭の松木喜一様と4校より生徒2名ずつがステージでパネルディスカッションを行いました。

 パネルディスカッションでは、谷口様の講評の後、松木様と共にパネラーの生徒へ質問が行われ、生徒が答える内容となっていました。本校の生徒は、他校の生徒より質問に対して的確に要領よく回答しており大変良かったと感じました。

 生徒達は、2週連続しての大舞台での発表でした。大勢の前で発表することが得意な生徒ばかりではありませんが、社会に出れば経験する事もあると思います。今回のこの体験を是非活かしてほしいと思います。
 

機械科 県教育庁教育指導局高校教育課による学校訪問

 11月18日(水)に県教育庁教育指導局高校教育課による学校訪問が行われました。機械科実習棟においては、2限目に3年生の課題研究の様子をご覧になりました。特に作業の様子や本校で実施している、オリーブの搾油機の製作、活版印刷機の製作について興味深くご見学いただきました。

 
 3、4限目は教室での授業を御見学いただき、生徒は普段より緊張した表情で授業を受けていました。

前期技能検定合格証書交付式に参加してきました!

 平成27年度前期技能検定合格証書交付式に出席してきました。今回、機械科からは技能検定合格者のうち、機械加工、機械検査で優秀合格者となった9名が出席しました。
等級
職種
氏名
クラス
3級
機械加工
(マシニングセンタ)
大仁田 卓巳
M3A
平岡 大成
M3A
嶋田 大地
M3B
田中 翔太
M3B
松元 龍生
M3B
江上 槙
M3B
吉田 啓人
M3A
機械検査
池﨑 大喜
M3A
原田 拓也
M2A

 池﨑君は機械検査の分野で一番得点が高かったということで、機械検査の代表として登壇して表彰されました!




 また、本校は技能検定の合格者62名を輩出したということで優秀団体表彰状も授与されました!
生徒たちの頑張りの結果です(^^)

機械科 実習工場など大掃除しました!

 
 11月16日(月)、2年生の実習終了後の空き時間を利用して、午前はB組、午後はA組のみんなで5S活動をしました。
 工具類の整理整頓、作業場の掃除などを行い実習室がきれいになりました。明日からの授業もスムーズに進めることができそうです!
 

熊本県工業高等学校生徒研究発表会に参加しました(機械科3年)


 11月12日(木)に崇城大学にて開催された、平成27年度熊本県工業高等学校生徒研究発表会に本校機械科3年A組の7名が参加しました。
 課題研究の授業で製作した、「小型オリーブ搾油機の開発~オリーブの6次産業化に貢献~」というテーマで発表しました。
 この発表で、東海大学学長賞をいただきました。
 
西校長先生(集合写真左)にもご覧いただきました。

技術ボランティアを行っています(機械科3年)

 
 機械科3年生課題研究の時間に「出張!!天工奉仕隊」と題してボランティア活動を行っています。これまでに近隣の保育園や小学校、高等学校の遊具塗装や看板補修、焼き杉プレート作り、ミニゴール補修などを行ってきました。これからも天草の人たちの笑顔のために頑張ります。
 

機械科の科集会が行われました

 9月の科集会が行われました。科集会は7:30からの朝課外の時間を利用して行われています。普段は体育館で行われますが、現在体育館が使用できませんので体育館下のピロティーで行われました。
 今回は機械科主任の森先生から、就職試験に向けてや服装について等の話がありました。
 就職試験に関してですが、最近3年生は面接の練習に頑張って取り組んでいます。連日、先生方に「面接練習をお願いします!」とやってきています。練習を積んだ成果が出てきて、練習をはじめた時よりもかなり上達してきたなと思う生徒が多くなりました。この調子で頑張って欲しいものです。
 服装に関しては、機械科には239名の生徒がいますので、学校の半分近い生徒が機械科ということになります。機械科の生徒がきちんと整えることによって学校全体がきちんとしようという雰囲気を作ることにつながります。そのためには一人一人の心がけが大切になってきます。服装の乱れは心の乱れとも言います。自分で気をつけることはもちろんですが、お互いの服装をチェックしあえるような集団になってくれればとも思います。

3級技能講習会(MC、検査)

 6日(土)にMCと検査の3級技能講習会が行われました。3級技能士の資格取得を目指す生徒たちの技術向上のため、講師の先生方から様々なことを教えていただきました。今後の練習を頑張っていきたいと思います。
 
 

3級技能講習会(旋盤)

 昨日より旋盤の3級技能講習会が行われています。機械加工3級技能士の資格取得に向けて、講師の先生の指導を受けながら頑張って作業を行っています。
 
 

卒業生講話

 
 5月1日(金)に、機械科を卒業した生徒が学校に遊びに来ました。そのついでにM3Bにて『社会人になっての感想』や『高校時代にやっておくといいこと』など、社会人になったからこそ感じた様々なことを話してくれました。どの会社でもグループ活動やリーダー研修などを行い、心身ともに鍛えているようでした。
 入社してまだ1カ月しか経っていませんが、高校時代とは違った社会人の顔を見ることができ、生徒達も真剣な表情で聴くことができていました。
 

機械科1年 工場見学

機械科1年では、専門の学習内容を深めるために、また進路決定の一助とするために、工場見学を実施しました。午前は益城町の井関熊本製造所を、午後は宇土市の日本合成化学工業熊本工場(A組)と富合町の九州旅客鉄道熊本総合車両所(B組)に分かれて見学を実施しました。

 井関熊本製造所では、企業概要について説明を受け、製造現場で組立の工程を見学しました。溶接ロボットや学校のものより大きい数値制御工作機械など生徒は驚いていました。また、製品の展示ブースでは歴史や大型コンバインの体験をすることができました。
 


 日本合成化学工業は化学工場で、機械の製造工場とは異なる雰囲気の工場でした。この工場で作られている高度な素材が我々の生活用品に製品として使用されていることを知りました。製造プラントや水の浄化装置などを見学しました。質疑応答では、現場で仕事されている方から、仕事の内容や心構え、必要な資格についてお話を聞くことができました。


 九州旅客鉄道熊本総合車両所は、新幹線用車両基地および車両工場です。車両の運用や営業区間、各種車両検修の流れについて説明を受け、新幹線車両の全般的な整備の見学を行いました。3月ながら当日の施設内は暑く、生徒はこのような作業環境で仕事をすることの大変さを感じていました。