ブログ

新着情報

【科学部】環境シンポジウム「アマプロ」2024 午後の部

 環境シンポジウム「アマプロ」、大人が多かった午前の部とまた違った雰囲気で、午後は元気いっぱいのちびっ子達や保護者の皆様、のべ85人にご参加いただき、にぎやかな雰囲気で科学実験講座を行いました。今回の経験を活かし、来年のアマプロでは更に充実した講座を計画したいと思います。ご協力いただきました天草市の方々、ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。

 今回行った体験などは以下の通りです。

 ・プログラミング体験:レゴで組み立てた車をプログラミングで走らせる体験。広い体育館を縦横無尽に行き来する車と目を輝かせる子どもたち。特に男の子に人気の体験でした。中には1時間以上熱中する強者小学生も! 

 ・VR避難体験:いつ起こるか分からない自然災害に備えて、タブレットや360度カメラを使って夜間の避難訓練を疑似体験できます。自分の動きによって周囲の映像が変わる体験を大人の方にも多く体験していただきました。

 ・顕微鏡づくり:穴の空いたスチレンボードにガラスビーズをはめて作った単レンズ式望遠鏡で、たまねぎの薄皮やティッシュなどを観察した。物によっては200倍くらいに拡大することができます。たった5分あまりで簡単にできる顕微鏡づくりに興味津々の樣子でした。

 ・フォトフレームづくり体験:天草の海岸でとれたシーグラスや貝殻、流木などを使った写真立てを作ることができる体験で、小さな子から中・高校生、大人まで人気のコーナーでした。様々な趣向を凝らした個性豊かな作品ができていました。

 ・海洋ごみ・イルカに関する展示(天草市役所):天草市の海洋ゴミの回収状況やマイクロプラスチックを含む海洋プラスチックゴミの問題などについて、分かりやすい展示がありました。中には夏休みの自由研究に役立つ案内もあり、小学生から大人まで、多くの人がじっくり展示に見入っていました。

 

      フォトフレームづくり体験                  VR避難体験

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

        顕微鏡づくり体験                  プログラミング体験

                       手書きの看板

           閉会式                    卒業生も交えて記念写真

 

【科学部】環境シンポジウム「アマプロ」2024 午前の部

 本年度の環境シンポジウム「アマプロ」、午前中は天草漁業協同組合御所浦支所の皆様のアマモ場の再生に関する御講演、科学部の発表およびパネルディスカッションを行いました。アマプロに関わるのが初めての生徒も多く、少々緊張しつつ本番を迎えた科学部一同ですが、多くの市民の皆様にご来場いただき、張り切って受付や司会、発表などそれぞれの役目を果たしていました。

 午前の部の後半には、科学部の石津さんによる「天草ブルーカーボンニュートラル」に関する発表の後、パネルディスカッションを行いました。現時点では廃校のプールを活用してのアマモ養殖を模索しているところですが、具体的な場所や海水の確保等について、天草市長の馬場様より質問や提案がありました。また、天草市環境審議会の金澤様より、養殖の際に考慮すべき海水の塩分濃度や必要な栄養素について、専門的な立場から助言をいただきました。また、科学部OBの崇城大学池田さんから淡水でのアマモ養殖の可能性について、自身の研究の状況も合わせて報告がありました。また、御所浦でアマモ場の再生に取り組んでいる杉原様より、養殖したアマモを環境の違うところに移す場合に生じる影響についてもご意見をいただきました。更に、天草市のブルーカーボンニュートラルに関する取組状況や崇城大学での研究についても説明や協議が行われ、様々な視点から今後の具体的な活動や連携について考える良い機会となりました。

 午後からは会場を移し、多目的室等の2会場で科学実験講座を行います。多くの子どもたちや地域の皆様のご来場を期待しつつ、それぞれの活動班でコツコツ準備をしてきたところです。「アマプロ」後半も、科学部連携プレーでがんばります!

【科学部】環境シンポジウム「アマプロ」2024 いよいよ明日!

 本日、科学部15名が天草市複合施設「ここらす」にて、いよいよ明日開催となった「アマプロ」の準備を行いました。毎年天草高校科学部が天草市と共催しているアマプロ(=Amakusa Protect Project)、今年のテーマは「ブルーカーボンニュートラルの達成」です。明日、午前中(9:30−)には天草漁業協同組合御所浦支所の皆様のアマモ場の再生に関する御講演や本校科学部の発表、天草市長もお迎えしてのパネルディスカッションを予定しています。また、午後(12:20−)は科学実験講座が予定され、プログラミング体験やVR体験等、シーグラスを活用したクラフトなどが体験できます。子どもから大人まで、きっと多くの人に環境について楽しく学んでいただけるプログラムになっていると思います。当日参加もできますので、図書館に来られたときにでも、「ここらす」1階にぜひ足をお運びください。科学部一同、お待ちしています!

環境シンポジウム「アマプロ」について、詳しくはこちらをご覧ください。

https://sh.higo.ed.jp/amakusa/sshtop/amapro

 

【ASⅢ】SSH生徒研究発表会で「ポスター発表賞」受賞!

化石班がSSH生徒研究発表会で「ポスター発表賞」を受賞しました。

これまでの8年連続で参加してきましたが、初の受賞となりました。

8年間の連綿と天高生が繋がれてきたSSHでの活動の成果が結実したのだと思います。

化石班の皆さん、おめでとうございます!

※文部科学省のHPにも結果が掲載されています。こちらでご覧ください。

【ASⅢ】SSH生徒研究発表会(最終日)

SSH生徒研究発表会も、本日が最終日です。

昨日の指摘を受けて改善した説明を、より分かりやすくする模型も作成しました。

午前中の分野別の代表校のスライド発表では多くのことを学びました。

午後からは最後の研究発表に挑みました。

最後まで改善しようとする姿勢が見られ、この発表会で大きく成長していました。

 

【ASⅢ】SSH生徒研究発表会(1日目)

いよいよ始まったSSH生徒研究発表会です。

化石班の4人は合わせて255分(4時間15分!)にも及ぶポスター発表を協力して行いました。

審査では、審査員の質問に窮してしまうこともありましたが、最後まで一生懸命発表と質疑応答を行いました。

残念ながら、部門別の代表に選出されませんでしたが、多くの学びを得ることができました。

宿舎でのミーティングでは、発表で得た指摘やアドバイスをもとに明日の発表での改善点を話し合いました。

明日の発表では、審査とは関係ありませんがさらに良い発表を行いたいと思います。

【ASⅢ】SSH生徒研究発表会(準備日)

明日からのSSH生徒研究発表会に向けて、代表生徒4名が本日出発しました。

移動中も発表をさらに良くするために、新幹線の中で練習をしていました。

会場である神戸国際展示場に到着すると、本番の環境で練習を行いました。

明日は、これまでで最高の発表にしたいと思います。

※関西あまたか会の方々から激励をいただきました。ありがとうございました。

 御期待にこたえられるように頑張りたいと思います。

 

【ASⅢ】SSH生徒研究発表会にむけて

いよいよ明日から行われる「SSH生徒研究発表会」に向けての準備が佳境を迎えています。

本日は、ポスターを印刷し発表練習を行いました。

昨日の調査で新しい結果を得たことにより、一部変更が生じましたが、何とか発表できそうです。

悲願の受賞を目指して、頑張りたいと思います!

【科学部】環境シンポジウムに向けての打ち合わせ(第2回)

いよいよ開催まで1週間を切った環境シンポジウム(アマプロ2024)ですが、本日は詰めの打ち合わせを行っていました。

本日は全体の流れの確認と、午後の実験講座の役割分担を行いました。

短い時間ですが、それっぞれのチーフが考えた講座を部員が協力して実施します。

当日午後からの参加も可能です。

多くの方々の御来場をお待ちしています。

【科学部】「スフェノセラムスの壁」調査

連日暑い日が続きますが、科学部化石班の二人は野外調査に出かけました。

本日は化石の再調査と、周辺の地層調査を行いました。

仮説を立てて臨みましたが、仮説を裏付ける調査結果を得られました。

今週実施される「SSH生徒研究発表会」で成果を披露したいと思います。

【ASⅡ】関西研修へ行ってきました

7/31~8/2の2泊3日で、2年ASクラスは関西研修を行いました。


1日目は奈良県にある大和ハウスの総合技術研究所を訪問しました。そこでは大和ハウスが有する建物づくりの技術や発展の歴史を垣間見ることができるブースを案内していただいたり、研究者の方々からの講話をしていただきました。

 

↑大和ハウス工業前での集合写真


2日目は、ダイキン工業と理化学研究所へ伺いました。ダイキン工業研修では、メーカーで働く技術者としての心構えや新技術の紹介、施設見学を行いました。理化学研究所研修では、生命機能科学研究センター(BDR)へ訪れ、生物の一生を解き明かすために行われている研究を紹介いただきました。

↑理化学研究所研修で講話を聞く様子

↑理化学研究所研修で研究室を視察する様子


3日目には、関西大学へ伺いました。複数の学部が協働で取り組まれているカーボンニュートラルに関する研究を紹介いただきました。また、研究室にも招いていただき、最先端の研究機材と技術を見せていただきました。

↑関西大学研修で講話を聞く様子

↑関西大学研修で研究室を視察する様子

↑講話後に上田先生に質問する様子


この3日間を通して、生徒たちは、企業・研究所・大学で活躍されておられる研究者の方の話を聞き、今学校で取り組んでいる「課題研究」がどのように社会へ貢献できるのかを考えることができました。
講話をいただいた講師の先生に熱心に質問する生徒もおり、大変有意義な研修となりました。

↑関西大学前での集合写真


また、あまたか関西の会長濵田様をはじめ、天高同窓会の皆様には、準備の段階から当時の案内まで、多大なるご協力をいただきました。この場をお借りして感謝申し上げます。

【ASⅡ・ATⅡ】世界津波の日「2024高校生サミットin熊本」事前学習会

 本日、2年生生徒10名が熊本県防災センターにて行われた世界津波の日「2024高校生サミットin熊本」の事前学習会に参加しました。このサミットは2015年の国連総会で制定された11月15日の「世界津波の日」に合わせて毎年日本で実施されているもので、天草高校は2018年の和歌山大会にも参加実績があります。6回目となる今年のサミットでは43ヵ国からの高校生と日本の高校生、合わせて540名が熊本に集まり、津波をはじめとした災害の防災・減災・復興のあり方をともに考え、議論します。

■ 世界津波の日「2024高校生サミットin熊本」公式ページ

https://tsunamisummit2024.pref.kumamoto.jp/

 サミットの事前学習として、午前中は防災センターの見学や気象変化と自然災害情報についての講義等の防災学習を行い、午後からは10月に行われる「世界津波の日」高校生サミット当日の分科会についてや効果的なプレゼンテーションについて学習し、実際に模擬プレゼンテーションと模擬ディスカッションを行いました。本校から参加した3つのグループは、事前に準備したプレゼンテーションでそれぞれの研究内容等を発表し、その後、他の学校と混ぜて構成された班でのディスカッションを行いました。

 このサミットは全て英語で行われるため、当然プレゼンテーションやディスカッションも全て英語で行う必要があります。それぞれの活動はファシリテーターと呼ばれる熊本県の英語担当者及びALTの先生方が司会進行し、指示や助言なども全て英語で行います。今回の学習会はサミット当日に比べると小規模のグループで行われたとはいえ、オール・イングリッシュの環境で初めて会った人とコミュニケーションをとり、意見をしっかり述べるという、決して簡単ではない活動に、本校生も最初戸惑いながらもベストを尽くし、会が終わる頃には他校生とも笑顔で語り合う姿も見られました。

 これから、10月の本番に向けてそれぞれの班で防災・減災・復興についての研究と発表を磨いていくことになります。夏休みが勝負! やることは沢山ありますが、よりよい発表に向けて、各班がんばってください! 

 

【SSH】シンガポール海外研修の事前学習会

 本日、8月24日から実施するSSHシンガポール海外研修に参加する6名が事前学習の「ミニ発表会」を行いました。生徒たちは、これまで研修で訪れる訪問先についてそれぞれ事前に調べ、自分たちがASⅡで研究している内容やこれから研究する内容等についての研究計画書を日本語と英語で作成してきました。

 今回の発表会では、各自で調べてきた研修先の概要やその特色について1人5分間で発表を行いました。発表後に宮﨑先生から事前学習で学んだことのうち、特に興味を持ったこと、興味をもった理由、また、調べた内容についての追加質問がありました。今回の研修では、南洋理工大学での研修に加え、HSBC(香港上海銀行)で勤務されている方の講義や、離島や自然保護区内の湿地での生態系調査なども予定しています。生徒たちはこの「ミニ発表会」を通してそれぞれの研修場所についての理解を深めるとともに、どのような視点をもって学ぶか等について、ディスカッションという形で理解を深めることができました。

 天草高校ではこれまでマレーシアや台湾での海外研修を実施してきましたが、シンガポールでの研修は学校としても初めての挑戦です。早いもので出発まであと1ヶ月を切りましたが、今後も雲仙天草自然公園内にある白嶽湿地での実習を行ったり、自分たちの研究について英語で説明する練習等を重ねていきます。限られた準備期間ではありますが、研修でより良い学びができるよう、みんなで協力しながらしっかりと準備を進めていきたいと思います。シンガポール研修の事前学習や現地での研修の様子はこちらのホームページでお伝えしていきますので、お楽しみに!

【ASⅢ】令和6年度生徒研究発表会に向けて

 本日の課外終了後、地学室にて今年度の生徒研究発表会のしおりを使って日程等の説明がありました。天草高校からは御所浦町にあるスフェノセラムスの化石について研究している「化石班」の4名が出場します。

 本番は8月7日、8日、神戸国際展示場で行われます。これまでの研究の成果が出せるように、しっかりと準備をして発表会に臨みたいと思います!

【科学部】科学劇第3弾製作中!

科学部が数年前から取り組んでいる「科学劇」の第3弾が作成中です。

科学劇とは、童話の劇をしつつ、作中に出てくる内容を科学的に検証するものです。

これまで、シンデレラを演じ「ガラスの靴は本当にできるのか?」を真面目に検証しました。

第3弾は、ヘンゼルとグレーテルを演じます。

検証するのは、もちろん「お菓子の家は成立するのか」です!

本日はお菓子の家(ミニチュア版)を作成しました。

今後、この家の日光や雨風、地震に対する耐久性と、室内の居住性を検証します。

結果は、文化祭で公開する劇中でご覧ください!

【ASⅢ】サイエンスインターハイ@SOJO

 本日、ASⅢの11グループがサイエンスインターハイSOJO2024に参加しました。

 これは、毎年崇城大学が主催しているもので、コンペティション部門と一般部門に分かれており、本校は今年度すべて一般部門でオンライン発表形式で発表しました。今回は化学、生物、物理の3部門でのエントリーとなっており、3教室に分かれてそれぞれのグループで発表を行いました。また、発表時間以外は聴講者となり、自分たちの研究内容に類似した他校の様々な発表を聴いて学ぶ機会ともなりました。
 オンライン型式での発表を初めて経験するグループも多く、zoomでの発表におけるスピーカーの設定やスライド共有などに不慣れな面もありましたが、発表ではこれまでの経験を活かして、どの班も堂々とした発表ぶりでした。発表班がそれぞれブレイクアウトルームに待機し、45分間の発表時間の間に聴講される方の入室に合わせて数回発表し、質疑応答を行うという発表形式でしたが、専門家の方々から今まで気づいていなかった点からの助言や鋭い質問も多くいただき、今後の研究に活かすことのできる貴重な学びが得られたようです。

 3年ASクラスが全員で参加する外部の大会は今回が最後となり、今後の授業では各班、論文の作成に入っていくことになります。今回の経験やいただいた助言・質問の内容を活かして、2年間の研究をしっかりまとめていって欲しいと思います。

【ASⅡ】第11回天草サイエンスアカデミーを行いました

7月26日(金)に本校にて、第11回天草サイエンスアカデミーを開催しました。これは2年ASクラスの生徒が科学体験講座を企画し、参加応募いただいた天草の小中学生に対して授業を行うものです。

今回は開かれた5つの講座はそれぞれ、「シャボン玉」「密度」「顕微鏡」「サイフォンの原理」「ダイラタンシー」をテーマにしたものでした。ASクラスの生徒たちは、どうすれば小中学生に科学の面白さを楽しく伝えられるかを試行錯誤しながら約2か月間準備してきました。


初めは元気いっぱいの小中学生にタジタジの高校生でしたが、次第に上手くコミュニケーションをとれるようになり、どの教室でも活気のある対話的な講座が展開されていました。


このイベントを通して、ASクラスの生徒たちは伝えることの難しさと、伝わったときの喜びを感じたようです。小中学生が自由研究のネタとして使ってくれたり、これまで以上に科学に興味を持ってくれたりしてくれたら嬉しいですね!


12月にもサイエンスアカデミーを実施予定です。ご参加をお待ちしています。

【科学部】環境シンポジウムのお知らせ(市政だより「あまくさ」)

 2024年8月号の「市政だより あまくさ」の、くらしの情報コーナーに、本校科学部が天草市と共催で実施している、今年度の環境シンポジウム、アマプロ(Amakusa Protect Project)のお知らせが掲載されました。

 当日の8月11日には、本校科学部「アマモ班」の発表、科学実験講座、パネルディスカッションや、天草漁業協同組合御所浦支所様の御講演など、もりだくさんの内容です。2021年に始まったアマプロ、4回目となる今年は初めて複合施設「ここらす」での開催となりました。小学生から大人まで参加できるイベントになっていますので、是非足を運んでいただけると嬉しいです。科学部一同、お待ちしています!

 

事前申し込みは下記リンクよりお願いします。当日参加も可能です!

 

◆天草高校ホームページ「アマプロ」

https://sh.higo.ed.jp/amakusa/sshtop/amapro

 

◆市政だよりあまくさ 2024年8月号(天草市ホームページ)

https://www.city.amakusa.kumamoto.jp/kiji00312247/index.html

【AS・AT】本校の探究活動が書籍で紹介されました!

 少し前の話になりますが、2023年に東洋館出版社より出版された「はじめての高校探究」という本の中で、大正大学の稲井達也教授が天草高校の取り組みを取り上げてくださいました。

 本校に関する記述は2ページにあり、1つは2019年に行われたポスターセッションの様子、もう1つは探究活動に関連した新書を紹介している、本校図書館での取り組みです。

 この本では、他にも探究活動の進め方や情報活用力の育て方、学習成果の発信の仕方など、学習者主体の探究学習の作り方が丁寧に書かれています。この本は、本校図書館にも置いてありますので、探究活動に関心がある方はぜひ一読してみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本日の本校図書館。「課題研究」コーナー、健在です!

【AS・AT】ARP探究成果最終発表会 / ARP Final Presentations

 本日、天草市民センターにて、国立研究開発法人科学技術振興機構理数学習推進部先端学習グループ主任専門員の野澤様をはじめ、SSH運営指導委員である熊本大学の渡邊教授、崇城大学の田丸教授を来賓にお迎えして、Amakusa Research Process (ARP) 探究成果最終発表会を開催しました。

 午前中はホールにてSSH事業説明およびASⅢ(3年ASクラス)とATⅡ(3年理系・文系)各4つの研究班の発表があり、午後からは体育館でASⅢとATⅡのポスター発表、ASⅡ(2年ASクラス)の研究計画書の発表の後、ホールに戻ってASⅢの4つの班と科学部化石班の発表がありました。

 3年生にとっては最後の探究成果発表会となりました。各班、限られた準備期間の中で、聴衆を惹きつける様々な工夫を考え、精一杯発表していました。ステージ発表では聴衆が思わず笑顔になるような発表の工夫があったり、学年問わず多くの質問が出たりして、とても良い発表会となりました。保護者の方々や地域の方々にもご参観いただき、生徒たちの頑張る姿を見ていただく良い機会にもなりました。

 明日の終業式が終われば、夏休みがやってきます。AS・ATの授業はしばらくお休みですが、小中学生対象の科学実験講座である「天草サイエンスアカデミー」や天草や世界の環境問題について考える環境シンポジウム「アマプロ」の開催、3年ASクラス化石班が参加する、神戸の「SSH生徒研究発表会」、2年生ASクラスの「SSH関西研修」および「SSHシンガポール研修」などなど、SSH関連の行事が目白押しです。生徒のみなさん、夏休みも校内外で様々な探究活動にチャレンジしていきましょう!

     Today, the final presentation of the Amakusa Research Process (ARP) was held at the Amakusa Civic Center.  In the morning, we had explanations on what we do as a SSH (Super Science High school) followed by presentations from 8 groups. In the afternoon, we had poster presentations in the gym, then we had another 5 presentations on stage. For most of the 3rd graders, this was their last chance to do a presentation of their research results outside school. Each group had a limited amount of time to prepare for this big day, but they did their best to come up with a variety of ideas to attract the audience. We had some really great presentations, where the students made the audience smile, surprised, or even fascinated. Listeners were also eager to learn about what others had been absorbed in, and many incisive questions were asked by students of all grades. It was also a great opportunity for parents and community members to see the students' hard work.

 Summer vacation will come very soon, and many SSH-related events are waiting for us. First of all, we will be holding the “Amakusa Science Academy,” a Science Day for elementary and junior high school students in July. In August we will hold an environmental symposium named “Amapuro,” to discuss environmental issues in Amakusa and around the world. Also, we have many students studying outside Amakusa - some are taking part in “SSH Student Research Presentation” in Kobe, ‘SSH Kansai Study Tour,’ or ‘SSH Singapore Study Tour.’ The summer heat is rolling in and it makes us even more excited. Everyone, please enjoy yourself and keep learning during summer!

 

 

【ASⅡ・Ⅲ】各種締切迫る!&3年生本評価 / Interview&Submission Day

 昨日から久々の雨。ASクラスの生徒たちは、ARP探求成果発表会に向けて2年生は研究計画書、3年生はスライドやポスター作成を頑張っています。6、7時間目のASⅡでは崇城大学の田丸先生も指導に来ていただき、各班、活発なディスカッションが行われていました。ASⅢではC2「考察し結論を導く」の本評価が行われ、生徒たちはやや緊張した面持ちで担当者との面談に臨んでいました。

 早いもので、探求成果発表会まであと1週間です。限られた時間ですが、みんなで協力して、当日までしっかり発表準備を頑張ってください!

 Today was another rainy day…  The 2nd grade students spent their time in the AS class working hard on their research plans, while the 3rd graders were finishing off their slides and posters, in preparation for the ARP Presentation coming very soon. Prof. Tamaru of Sojo University, who always helps us out in our AS classes, visited us today. In the 7th period, the 3rd graders had an evaluation Interview to, check if they had succeeded in "Considering and Drawing Conclusions.," everyone looked a bit nervous to meet with their supervisors for thean evaluation interview.

 There is only one week left until their big day - many 3rd graders will be on stage presenting, and the 2nd graders will be presenting their research plans in the gymnasium. You have a week to go which means you can still do a lot before the presentation. Keep up your good work!

【ASⅠ】探究スキルアップ講座⑤仮説の設定方法について

本日は探究スキルアップ講座の第5回目が実施されました!

本日のテーマは「仮説の設定方法」について学ぶというものでした。

「リサーチクエスチョンに対する検証可能な仮説を設定できる」ことを目標に据えて、まずはじめに、SSH研究部主任の宮﨑先生より仮説は必ず検証可能なものでなければならないことや、検証が可能かどうかを判断する基準、実際に仮説を設定するための方法等にについて講義していただきました。

その後、これまでのスキルアップ講座で活用したマインドマップやロジックツリーを用いて、自らが興味がある分野やテーマに関する仮説を設定する活動に各自で取り組みました。今後、実際に研究を進めるにあたって、自らの興味があり分野やテーマに関する仮説を設定するにあたり、【検証の必要性があるのか(先行研究等でまだ明らかななっていないものかどうか)】、【決められた期間のなかで完了させられるものかどうか】、【検証結果を数値やデータなど具体的な指標を用いて示せるかどうか】等の点に留意したうえで、それぞれが興味深い研究活動に繋がるような仮説を設定してくれることを期待しています!

【科学部】環境シンポジウムに向けての打ち合わせ

いよいよ来月11日に迫った環境シンポジウム(アマプロ2024)ですが、本日は科学部全員が集まって打ち合わせをしていました。

打ち合わせでは、各小中学校へのポスター配付について役割分担をしていました。

多くの方々の御来場を目指して、綿密に打ち合わせを行っていました。

科学部の研究成果を、より多くの方々に伝え、天草のためにできることを実施していきたいです。

多くの方々の御来場をお待ちしております。

【ATⅠ・Ⅱ】ついに合流! / 2nd and 3rd graders together

 本日のATの時間から、ついに2学年と3学年の生徒が同じ教室内で研究活動を行っています。これは、今年度からの取り組み(※昨年度、部分的に試行運用)なのですが、2・3年生が同じ教室内で研究活動を行うことにより、お互いの研究について学びあったり、アドバイスをしたり、質疑応答をしたりする機会を増やそうとするものです。本日は、環境が変わって最初の1時間目ということもあり、若干緊張したような雰囲気もありましたが、これからの活動で少しずつ交流をしていってくれることと思います!

 さて、本日の活動では、3年生はARP探究成果発表会のポスター及びスライド提出日ということもあり、どの班も必死で作業していました。早い班は発表原稿も完成しています。

2年生は各自で取り組んだ先行研究を持ち寄り、グループでこれからどのような研究をしていくのか、研究テーマについてのディスカッションをしていました。

 早いもので、探究成果発表会まであと12日となりました! ATⅡも4班がステージ発表、22班が体育館でのポスター発表を行います。どのグループも、これまでの研究の成果を精一杯伝えてくれることと思います。是非、7月18日は天草市民センターに足をお運びください!


 ARP探究成果発表会 日程および参加登録フォーム

https://sh.higo.ed.jp/amakusa/sshtop/SSHpresentation

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 From today, the 2nd and 3rd grade students in AT classes have started doing research activities in the same classrooms. This change has been made to increase the opportunities for students to learn from each other, give each other advice, and have Q&A sessions by conducting research activities in the same classrooms. Today, everyone was a little nervous as it was their first time working in this environment, but we are sure that things will settle as the students get to know each other and complete activities together.

 Today was also the day for the 3rd graders to submit their research posters or slides. All the groups were working very hard. Some of the groups had already completed their presentation drafts so started practicing. Well done! The second-year students brought in their previous research and had a discussion in their new groups about their future research themes.

 There are only 12 days left until the research results are presented. For this day AT II has 4 groups presenting on stage while the other 22 groups will be presenting posters in the gymnasium. We hope that all groups will try their best. Please come to the Amakusa Civic Center on July 18 to see their presentations!

 
For more information on the ARP Presentations, please click the link below. 

https://sh.higo.ed.jp/amakusa/sshtop/SSHpresentation

【ATⅠ】商品開発講座を開催しました! / A “Product Development” Lecture

 本日、ATⅠ(天草探究Ⅰ)の2年生のうち、商品開発を視野に入れている36人の生徒を対象に、外部からの専門家をお招きして「商品開発講座」を開催しました。

 今回は、以下の講師の皆様に御講義をいただきました。皆様、天高生のためにと、快く講義を引き受けていただきました。本当にありがとうございます。

 (有)永田冷菓 永田 様

 OFDO 江頭 様

 池崎しょうゆ醸造元 池嵜 様

 天草信用金庫 益田 様、北 様 


 生徒たちは2つの会場に分かれ、商品開発の際に考慮すべきポイントや、資金面で知っておくべきことなど、日頃から商品開発に関わっておられる立場だからこその説得力のある講義に熱心に耳を傾けていました。

 講義では、「自分の作りたいもの」を作るのではなく、「市場が求めているもの」を開発すべきということ、「他社と協力することで販路拡大を図る」など、販売上の工夫も必要なこと、売上総利益をプラスにするための値段設定の方法など、商品開発において欠かせない様々なポイントを教えていただきました。

 講師の皆様、コーディネートいただいた天草市役所の皆様、本日は貴重な機会をありがとうございました。いただいたご助言を活かして、今後、地域に貢献できる商品開発を目指していきます。研究を進める中で、また色々とご相談できればありがたいです。今後ともどうぞよろしくお願いします!


    Today in AT I, we invited outside experts to give a "Product Development Lecture" to the second-year students who are considering product development.

 In the lecture, the experts explained the essential points in product development. For example, they talked about  the need to develop "what the market wants" rather than "what you want to make," the need to be creative in sales, such as "expanding sales channels by cooperating with other companies," and how to set the price to increase the gross profit margin. The lecturers and the coordinators of the seminar were all very kind and helpful.

 We would like to thank all the lecturers and the officers from Amakusa City for coordinating the event, and providing us with this valuable opportunity today. We will make use of the advice we received and aim to develop products that will contribute to the local community. We would be grateful if we could consult with you again throughout the course of our research. We look forward to working with you in the future!

 

【ASⅡ・Ⅲ】発表会までのカウントダウン...! / ONLY Two Weeks to Go!

 ASⅢが主役のARP探究成果発表会まで、とうとう2週間となりました。この発表会ではASⅢ(3年生ASクラス)の8グループがステージ発表、4グループがポスター発表を行うほか、進行や受付も含めた運営を2、3年のASクラスの生徒が担います。また、2年生のASクラスも3年生に混じって体育館での研究計画書の発表が予定されています。ASクラスに入ってから、初のプレゼンですね。

 本日の授業では、2年生は研究計画書の完成を目指して担当の先生や班員とのディスカッションを重ねている様子です。3年生はポスターやスライドを作成する班、最後まで実験で数値をとろうとしている班、それぞれ思い思いに(必死に?)1時間を過ごしています。泣いても笑っても、残された時間はあと2週間。ASクラスのパワーの見せどころです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 We are now just two weeks away from the ARP Presentation, in which AS III will play a leading role. The conference, along with the MC and reception duties, will be run by the AS students. Eight groups from AS III will give stage presentations and four groups will give poster presentations at the conference. The 2nd-grader AS class will also join the 3rd graders ATⅡclass in presenting their research plans in the gymnasium; this will be their first presentation since joining the AS class!

 In today's class, the 2nd graders are having discussions with their teachers and group members in order to complete their research plans, while the 3rd-graders are making posters and slides, as well as trying to obtain numerical values from their experiments. Everyone spent the time in their own way. Like it or not, there are only two weeks left before the big days. Keep up your great work!

【科学部】環境シンポジウム(アマプロ2024)に向けて

いよいよ来月11日に迫った環境シンポジウム(アマプロ2024)の準備が進んでいます。

本日は会場である天草市複合施設ここらすの下見を行いました。

昨年度までの市民センターと異なるため、「講演をどこで行うか。」、「体験会場はどこにするか。」などを実行委員長を中心に話し合っていました。

 

ポスター完成しました!

【ASⅢ】「プロモーションビデオ」作成中! /  Making a AS Promotional Video

 ASⅡ・Ⅲでは、1年生や中学生にASクラスのことをよく知ってもらうために、ASクラスのプロモーションビデオを制作することにしました。端的に言うと、AS(天草サイエンス)クラスとは、天草高校の2年次から選択できる理系の探究クラスで、研究や研修など、授業内外でより多くの探究活動を行うことができるクラスです。昨日は2年生、本日は3年生の動画撮影を行っています。写真は、リハーサル中の生徒の様子です。撮影中に思わぬハプニングもあり、何とテイク4まで撮りました。ASクラスに入って研究の楽しさに目覚めはじめた2年生、これまで校内外で様々な経験を積んで、一回りも二回りも大きくなった3年生。ASクラスみんなの思いがつまったビデオになりそうです。

 このAS紹介ビデオのお披露目は7月2日の1年生進路講演会の日になりそうです(これから編集をがんばります...!)。この動画で、多くのみなさんにASの魅力が伝わりますように!!

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     We have been making a promotional video of the AS, or Amakusa Science classes, so that many people can learn about us. (By the way, AS class is where you can do a lot of Scientific research and have precious studying experiences in and out of classes). Yesterday we filmed the 2nd graders, and today the 3rd graders. The photos above show the students during the rehearsal. The students had a lot to say, and we shot up to “Take 4”! This AS introduction video will be shown on July 2, the day of the first-year students' career path lecture. We are working hard on the editing! We hope that this video will help many people understand our AS classes more.

【SSH】第2回SSH職員研修「探究型授業における教科間連携について」

 定期考査前の研修日課となった本日午後、第2回SSH職員研修を行いました。今回の研修では今年度の探究型授業についてと探究型授業における教科間連携についての説明及びワークショップがありました。週1回、各教科の代表者が集まって開いている「授業担当者会」では、指導方法を共通化した探究型授業における教科間連携についての協議を進めています。本日の研修では、今年度実施を進める「インプット」と「アウトプット」を活用した連携について説明がありました。

 研修では、探究型授業における実践報告もありました。英語科からの報告では、多くの教科で行われているグラフの読み取りという「インプット(活用)」活動を、英語での読み取りに活かすという、インプットを活用した教科間連携の事例紹介がありました。更に、教科書以外の資料等から引用、あるいは自分で作成した英語のグラフについて、英語でプレゼンテーション発表及び質疑応答を行う、アウトプット(習得)の場面での事例紹介もありました。

 その後のワークショップでは、各教科で実施している探究型授業や、どのように教科間連携を進めていきたいかについての協議を行いました。「内容」をベースとした連携は思いつきやすいが、「資質・能力」をベースとした連携に関しては、各教科の探求場面で用いている方法や伸ばそうとしている力が分からなければ連携が難しいという意見もありました。そのため、教科間連携を見据えて日頃からお互いの授業や伸ばそうとしている資質・能力についての情報交換を行っていくとよいのではという意見が出ました。また、年2回設定している公開授業週間に、研究授業をはじめとした他教科の授業を積極的に参観し、他教科の実践を学ぶことで、連携のヒントが見つかるのではという意見も出ていました。

 天草高校全ての教科で実践している探究型授業。これからも、生徒のより良い学びを目指して、私たち職員もスキルアップを続けていきます!

 

【ASⅠ】探究スキルアップ講座④先行研究調査について

本日は探究スキルアップ講座の第4回目が実施されました!

本日のテーマは「先行研究」について学ぶというものでした。

「リサーチクエスチョンに関連した先行研究を調査できる」ことを目標に据えて、まずはじめに、SSH研究部主任の宮﨑先生より研究論文を探せるサイトや研究論文を探す際の留意点について講義していただきました。

その後、実際に研究論文を読んでみて、「タイトル」や「発行年」、「著者」などの基本情報や研究論文の問い(研究で明らかにしようとしていること)や研究論文の結論(研究によって明らかになったこと)をワークシートにまとめる作業に取り組みました。今後、本格的に研究活動に取り組む際には今回学んだノウハウを活かして、自分の研究に繋げられるように研究論文を調べ、記録を残していくことの重要性を感じることができたようです。

最後に、自分が興味や関心を持っている言葉をキーワードにして自ら関連する論文を検索し、その論文から必要な情報を読み取る活動に取り組みました。研究論文は専門的な用語等も多く用いられ、内容を読み解くことに苦戦する姿も見られましたが、質の高い先行研究こそが質の高い探究活動につながることを意識して今後の活動に繋げていってもらえたらと思います!

 

【ATⅡ】本評価を実施しました / An Evaluation Interview Day

 本日はいよいよ本評価の日。生徒たちはそれぞれの評価シートに記述での回答を行った後、別室で担当者から面談形式の本評価を受けます。今回の評価項目はC2「考察し結論を導く」。探究活動も3年目とあって、評価の内容も少しずつ難しくなってきています。担当者と1対1で質疑応答するため、どの生徒も少し緊張した面持ちです。探究活動ではクロームを駆使して情報を集めたり、まとめたりしている生徒達ですが、面談中はクロームはもちろん、何も参照することができません。それぞれ、これまでの研究を思い出しながら、他者とどのような協議を行ってきたか、新しい仮説をどのように設定・検証したか等、自分の言葉で丁寧に説明をしていました。

 さて、今日はARP探究成果発表会のスライド・ポスターの1次提出締切日にもなっています。特にスライド発表班は1からスライドを作るので大変ですが、どの班も少ない時間を有効利用して頑張っています! 7月の発表会でこれまでの探究成果をしっかり伝えられるよう、担当者とのディスカッションを重ね、より良い発表資料に仕上げていってください!

 An evaluation has come! After completing their evaluation sheets, each student is interviewed by their supervisor in a separate room for the main evaluation. The evaluation this time is called “C2,” which evaluates if the students have considered things well in their research and drew proper conclusions. As this is the third year of the inquiry activity, the evaluation is becoming a little more difficult. The students all looked a little nervous in the interview. In class, students are almost always using their chromebooks  to gather and summarize information, but during the interview, of course, they are unable to refer to chrome or anything else. Each student was recalling their previous research and carefully explaining in their own words how they had discussed with others, how they had set up and tested new hypotheses, and so on.

 Today is also the deadline for the first submission of the slides and posters for the ARP Inquiry Results Presentation. The slide presentation groups in particular need lots of work in creating their slides from scratch, but all groups, including poster presentation groups are trying their best. Students, please keep discussing with other students or teachers to make your slides or posters even better so that you can convey the results of your research at the presentation in July.

【AS・AT】SSH特別講演会 / SSH Special Lecture

 本日のSSH特別講演会では、熊本大学薬学部の和田美貴代特任准教授をお迎えして「植物がつくる毒と薬;植物二次代謝産物」という演題でお話しいただきました。和田先生は天草高校卒業後進学され、7年間の製薬会社ご勤務の後、植物生態学、植生学、地生態学の分野に転向され、薬学と植物学の知識を活かして世界の薬用植物についての研究を行っておられる先生です。

 今日の講演は、植物が虫に食べられたときに様々な「二次代謝産物」を出すことで自己防衛を行ったり、他の植物や微生物、動物とのコミュニケーションをとっているという興味深い話から始まりました。その後、植物の「毒」の利用について、除虫菊を原料に用いた蚊取り線香やニコチンが含まれるタバコ、カフェインを含むコーヒー、防虫剤として広く用いられている樟脳などを例に挙げてお話しいただきました。

 後半では、二次代謝産物の薬用利用として、動物や人間が古くから傷や病気の治療に様々な植物を活用してきたことをお話しいただきました。抗がん剤や消炎剤など、医薬品の多くが天然物に由来していること、つまり、植物の二次代謝産物が私たちの暮らしを支えてくれていることについて分かりやすく説明をしていただきました。

 天草高校には久々に来られたとのこと、在学中の思い出もお話しいただきました。色々な学びを経て、現在研究者として活躍されているご自身の経験から、「今決めた進路が一生続くわけではない。働き始めて、やりたいことに応じて柔軟に進路変更をしていってもよいのだ」という、後輩へのアドバイスもいただきました。

 最後に、生徒を代表して2年生の石津さんより、「講演を聴いて、身近にこのように様々な可能性を秘めた植物が多くあることに気づかされました。これから、有機栽培などについての研究を意欲的に行っていきたいです。」との謝辞がありました。今回の講演会は、私たちが植物の持つ様々な力について知り、ASやATの研究のヒントを得ることができただけではなく、将来の進路についても考える貴重な時間となりました。和田先生、素敵なお話を本当にありがとうございました。是非、またいつか天草高校にお越しください!

 

【ASⅡ】「運命の」論文探し!? / For “Fateful Encounter” with Papers

 研究したいテーマが決まりつつあるASⅡの生徒たち。それぞれの班で色々とアイデアを出し合ったり、先生方とのディスカッションを進めてきましたが、そろそろ自分たちだけのアイデアだけで計画を立てるのに限界を感じてきた様子です。そこで今日のASでは、自分たちがやりたい研究の現状を知るために、「論文探し」の時間をとることにしました。

 まず、SSH研究主任の宮﨑先生から、生徒もよく論文検索に活用する電子ジャーナルプラットフォーム「J-STAGE」での論文検索のヒントを教えていただきました。論文を「ヒット率」ではなく「発行日」で並び替えたり、あまりに古いものは除外したりするといった具体的な検索方法や、論文の中の参考文献を参照し、更に他の論文や資料を探したりという、検索のヒントを教えていただきました。生徒たちは、早速教わった方法を用いて、より自分たちの研究に関連の深い論文を検索していました。

 論文の調べ方・活用の仕方は、その後の研究の質に大きな影響を与えます。研究がはじまって間もないこの段階でしっかりと論文を読みこむことにより、今後の研究活動はより充実したものになることでしょう。ひらめきは大切、でも、研究が思い込みや行き当たりばったりにならないよう、しっかりとした下調べもまた大切です! 専門家が書いたボリュームのある論文を読むのは、高校生にとってなかなか根気のいる作業かもしれません。それでも、今後の研究を左右する論文と出会えるよう、検索の仕方も工夫しながら、あきらめず1つ1つ論文にあたっていきましょう!

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     In AS II, each group has been coming up with various ideas and discussing them with their teachers, but students are beginning to feel that it’s getting harder to make plans based only on their own ideas. As such, it was decided what the students should do in today’s class, which is  "searching for papers." This is to find out what is known and what is not, in order to understand the current status of the research they want to do.

 Mr. Miyazaki, the SSH Research Director, gave them some tips on how to search for papers on the electronic journal platform called "J-STAGE." He gave them specific search tips, such as sorting by "publication date" instead of "hit rate," excluding too old articles, and searching for other articles and materials from the references in the articles. The students were trying to use these methods so that they could search for papers that were more relevant to their research.

 Researching good quality papers will surely have a great impact on the quality of subsequent research. By reading papers carefully at this early stage of research, future research activities will be more fulfilling. Inspiration is important, but it is also important to do thorough preliminary research to ensure that our research does not become conjectural or haphazard! Reading voluminous papers written by experts may be quite time-taking and a hard task for high school students. Even so, by searching through papers one by one, without giving up, the students can come across papers that will lead you to better research in the future. Never give up!

【ASⅠ】探究スキルアップ講座③課題の設定方法について

本日は探究スキルアップ講座の第3回目が実施されました!

本日のテーマは「課題の設定方法」について学ぶというものでした。

「素朴な疑問から研究課題(リサーチクエスチョン)をつくることができる」ことを目標に据えて、まずはじめに、SSH研究部主任の宮﨑先生より素朴な疑問から研究課題をつくる方法について講義していただきました。その後、研究課題をつくるためのワークに取り組みました。今回は「ロジックツリー」の作成に挑戦しました。「〇〇の〇〇を明らかにしたい!」という自らが明らかにしたいことを出発点として、それを明らかにするために取りうる方法を書き出していって、更にその詳細な手法等について書き連ねていくという活動に各生徒が悩みながらも真剣に向き合ってくれました。最後に各自が作成したロジックツリーを他の生徒と共有し、改善を加えていく中で、より深い探究に繋げていける研究課題を設定するうえで重要なことに目を向けることが出来たようでした。

【ASⅢ】実験日和! / A Great Day for Experiments

 梅雨入りしたはずが意外と雨が少なく、天草では綺麗な青空が広がっています。今日のASでは実験を頑張っている班が多く見られました。ASの授業中は、指導担当、兼、取材担当の私(=SSH研究部員)がいつも教室をうろうろし ています。生徒たちはカメラを向けられても全く動じないばかりか、最近は「先生、シャッターチャンス!」と言って、インスタ映え(?)しそうな活動の場面に私を呼んでくれるようになりました。

 さて、写真はそんなこんなで実験真っ最中の生徒たちです。最近ずっとレゴで遊んでいた、もとい、レゴを活用して波の減衰についての実験を計画していた「テトラポッド班」は、ついにレゴ&3Dプリンターで作ったオリジナルの壁を使って、実験を行っています。「イシクラゲ班」は、シャーレにイシクラゲと様々な液体(川の水、洗剤、入浴剤まで!)を入れてせっせと実験中。(それにしても、イシクラゲって佃煮にしたら美味しそう...ですよね?)それから「電磁誘導班」は筋トレのように「1,2,3...」と数えながらコイルを何百回も巻き、発電の実験を行っていました。

  これらの実験を含めた研究成果は、7月18日の探究成果発表会で御覧いただくことができます。ステージ発表はオンラインでも視聴可能ですので、是非予定に入れていただけると有難いです。

 ARP探究成果最終発表会の詳細はこちらです↓

 https://sh.higo.ed.jp/amakusa/sshtop/SSHpresentation

 

       レゴで実験!「テトラポッド」班           おいしそう(?)な「イシクラゲ」班

 


   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                  

              

 

 

                 コイルで筋トレ(?!)「電磁誘導」班                            

   They say the rainy season has already begun, but surprisingly we have the beautiful blue skies again here in Amakusa. Today in ASⅢ, many groups are working hard on their experiments. During these AS classes, I, who is in charge of teaching and reporting AS, always wander around the classroom with a camera. Now, having gotten used to having me take their pictures, almost no students pay special attention to me when I go close to them and take some photos. In fact, Nowadays they even call me, saying "Come over to get a perfect photo, Ms.!” 

 The photos above are of the students doing some experiments. The "Tetrapod Group," which has been planning an experiment on wave attenuation using LEGO, is finally conducting an experiment using their original walls made with LEGO & a 3D printer. The experiment "Nostoc Commune Group" is doing almost looks like cooking!  “Nostoc Commune,” sometimes called “Star jelly” or “Mare’s eggs”, looks like the seaweed we eat in miso soup.  The students are soaking their “jellies” with various liquids (river water, detergent, even bath salts!) in petri dishes. The "Electromagnetic Induction group" is counting numbers along with their rolling of coils, as if they were doing muscle training. Of course they are not doing this to build muscles, but it is part of their power generation experiments. 

   The results of their research, including these experiments, will be presented at their ARP (Amataka Research Process) Presentations on July 18. The stage presentation will also be available online, so we hope you will make plans to attend.

 For more information on the ARP Presentations, please click here↓

 https://sh.higo.ed.jp/amakusa/sshtop/SSHpresentation

 

【科学部】くまもと環境賞を受賞しました

科学部ホタル班が、第33回くまもと環境賞にて「くまもと自然共生賞」を受賞しました。

受賞研究は、ホタルの発光周期の変化から考案した保護方法についての研究です。

本日表彰式が県庁で行われ、ホタル班から代表2名が参加しました。

式では、表彰状授与の後、竹内副知事から今後も環境保全の取組を受け継いでいって欲しいとの祝辞がありました。

今後も代を重ね、ホタル保護に努めていきたいと思います。

【科学部】アマモ調査(令和6年6月)

本年度のアマモ調査は雨続きで行えていませんでした。

本日ようやく第1回の調査を行いました。

水温が上がってきたためか、茶色くなって枯れているアマモが目立ちました。

しかし、一部には青々としたものも見られました。

今年度も調査を続け、生育状況を観察していきます。

【ASⅡ・Ⅲ】学年を越えて / Working Together

 先週、ASⅡ・Ⅲが学年を越えて同じ教室内での活動をはじめて、1週間が経ちました。さて、合同2回目の今日の様子はどうでしょうか。早速7時間目のASの授業を覗いてみましょう。

 下の3つの写真は左から地学教室、物理教室、それから化学実験室の様子です。今回は2,3年生の分布が分かるようにざっくり色分けしてみました。黄緑が3年生、青が2年生、そしてオレンジ色が指導担当者です。グループの規模は様々ですが(2年生は2つのグループが一緒に座っているところもあります)。同じ教室で楽しく活動している様子が見ていただけると思います!

 このような活動形態になってまだ2週目ですが、場所によってはどれが何年生か見分けがつかないくらい、溶け込んで(?)いるところもあります! これから2年生の研究が進むにつれて、きっと3年生は困ったときの道しるべとなってくれることでしょう。なかなか自分から話しかけるのが苦手な2年生も、わたしたちスタッフがサポートしますので、心配はいりません。学年を越えてみんなで「協働」していきましょう!

   

 

 

 

 

 

 

 

  It has been a week since students in AS II and III started working in the same classroom. How are they doing? Let's take a quick peek into the classrooms.

 The three pictures below show, from left to right, the Earth Science classroom, the Physics classroom, and the Chemistry lab during AS class in the seventh period today. The 3rd graders are shown in light green, the 2nd graders in blue, and orange are their teachers. Now you can see how they are in the same classroom. 

 This is only the second week with this environment change, but students of different grades blend in so well in some places, that it is sometimes hard to tell which one is which! As the second-year students' research progresses, the third-year students will surely be able to help guide the younger students when they need help. Even if you are rather shy, don't worry, as we teachers are always here for you to support. Let's all enjoy working together in class!

【ASⅡ・Ⅲ】よく遊び、よく学べ / ”All work and no play makes Jack a dull boy. ”

  英語のことわざに、” All work and no play makes Jack a dull boy. “というものがあります。直訳すると、「仕事ばかりで遊ばないジャックは、退屈な少年になる」。日本語の「よく学び、よく遊べ」ということわざに相当するとも言われるこのことわざにちなんで、今日はよく遊んでいる(!?)様子の、ASⅡ・ASⅢの4つ班にスポットを当ててみました!!

 最初に目に留まったのは、物理室で活動している3年生の「テトラポッド班」。この班は先週も楽しそうにレゴで遊んで(?)いて、気になっていました。高校生が、なぜ授業中にレゴで遊んでいるのか?? 実は、この班は名前の通り、「テトラポッド」と波の関係を調べています。レゴで作っていたのは、「空隙率(すきま)」の異なる壁。この壁を利用して、波の減衰との関係を実験するのだそうです。

 次に訪れた地学室で見つけたのは、車と信号の絵の「お絵かき」をしている班。この2年生の「プログラミング班」で今考えているのは、AIの画像解析などを利用して、信号の赤・青の切り替えをより効率的にする方法なんだそうです。ということは、今後は「渋滞で仕事に遅刻」という状況もなくなるかもしれませんね!! この研究、期待できそうです...!

 同じ教室で、「水遊び」している生徒たちも発見! この、3年生の「メタンガス班」は、2名と少人数の班で、とても仲良しで有名(?)です。今日は、水上置換法(久々に聞きました!)で、メタンガスを別容器に移し、これからガスの濃度を調べるとのこと。がんばって!

 最後に、科学室で発見したのは、ガスバーナーでカッターをあぶっている生徒たち。彼ら、3年生の「音班」がやっているのは、決して「火遊び」ではなく、カッターを使ってウレタン吸音ボードを加工し、より吸音性の高い形状の防音壁を作っているそうです。(早く完成して実験ができますように!)

 このように、ASⅡ・ASⅢの授業は多くの「遊び」、もとい、多くの学びにあふれています! 今週から3教室にて2,3年生が入り混じって研究活動を行っています。学年を超えて学びあい、更にパワーアップしそうな気配の生徒たちです。「研究者の卵」の今後にご期待ください!

 

   テトラポッド班       画像解析班        メタンガス班        音班

 


   

 

 

 

 2年生と3年生が、今日から同じ空間で研究を始めました!(手前の女子が3年生、奥の男子が2年生です。)

 

 There is an English proverb that says, “All work and no play makes Jack a dull boy.” It means almost the same as a Japanese proverb, “Learn well and play well.” As you can see in the photos, students in ASII and ASIII always enjoy their research by “playing well.“ Now we’ll introduce four groups that seem to be having a lot of fun in class.

 The first group that caught our eye was the “Tetrapod Group.” They were having fun playing with Legos last week too!  But why are they “playing” with Legos in class? Actually, as their group name suggests, they have been investigating the relationship between “tetrapods” and waves. What they were building with Legos were walls with different “porosity.” They will use these walls to experiment with the relationship with wave attenuation.

 The next group we found was “drawing” pictures of cars and traffic signals. What this “Image Analysis group” is currently working on is a more efficient way to switch red and blue traffic signals using AI image analysis and other methods. This may mean that there will be no traffic jams anymore so we will never be late for work again! This research looks promising...!

 We also found students ”playing” with water! This “Methane Gas group” is using the water displacement method to displace methane gas into a separate container to test the concentration of the gas. Hope you can get the result you need!

 Lastly, we found some students frying a cutter with a gas burner. They are using the cutter to process a urethane sound-absorbing board to create a soundproof wall with a more sound-absorbing shape. Well, actually they have been doing this for quite a long period -  may it be completed soon so they can experiment!

 As you can see, AS II and AS III offer many opportunities to “play,” or “learn!” Starting this week, 2nd and 3rd graders will be doing joint research activities together in three classrooms, and it looks like the students will have even more fun. If you are interested, please learn more about them on our school website.

【ASⅠ】探究スキルアップ講座②思考のまとめ方

本日は探究スキルアップ講座の第2回目となります!

本日のテーマは「思考のまとめ方」です!

6限目の時間では、SSH研究部主任の宮﨑先生より思考のまとめ方について講義を行って頂きました。「自身の興味関心から素朴な疑問を掘り起こすことができる」ようになることを目標に、自らの興味関心から研究へ繋げられるように、興味関心を「好きなこと」、「調べてみたいこと」、「課題だと思うこと」のそれぞれの観点から考え、引き出すことの重要性などについて学ぶことができました。

7限目の時間では、6限目に実施された講義の内容を踏まえた上で、マインドマップを作成する活動を行いました。自分が興味関心のある言葉からそれに関連する言葉を次々に繋げていって研究分野での素朴な疑問を掘り起こすための手法を学ぶことが出来ました。

【ATⅡ】急いで、急いで!/ Chop-chop!

 ATⅡの授業前の休み時間のことです。今日はみんなポスターやスライド制作に精を出すことだろう...と思っていたら、廊下でジップロックに入れたみかんを手にした3年生を発見! 家庭科室で最後の実験を行うとのことだったので、久々に家庭科室におじゃましてみました。

 家庭科室に近づくにつれて、「ガタン、ゴトン」と、何とも家庭科室らしくない(?)音が聞こえてきます。恐る恐る覘いてみると、なんと20人以上もの生徒が、せっせと何やら切ったり、煮たり、つぶしたりしている様子。(益田先生、大勢で押しかけてすみません... )それぞれの班を周って何をしているのか聞いてみると、晩柑を加工して精油を抽出しようとしていたり、捨てられる豚肉と鶏肉の部位をミンチ状にして活用法を模索していたり、オリーブを潰して成分を取り出そうとしていたり、みかんの入浴剤を作ろうとしている班もいます。50分間の授業で片付けまでしなければならないこともあり、誰一人ぼーっとすることなく、忙しく動き回っていました。

 さて、来週のATⅡではSSH特別講演会が予定されており、再来週は早くも本評価&ポスター/スライドの1次提出日となっています。成果発表会でのより良い発表のためにも、各班、協力して分かりやすい資料を作っていってください!

 

              晩柑の皮、刻み中...                             ミンチ大作戦!

 

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 During break time before AT II class, while assuming everyone must be frantically working on posters and slides today, we saw some students rushing toward the cooking room with something in their hands. It was an ATⅡ group going to conduct their last experiment, so we decided to go after them.

 As we got closer to the room, a clattering and thumping sound was heard. It did not sound like a home economics room at all!  Looking into the room, we found more than 20 students working hard to cut, boil, and mash something. (Thank you to Ms. Masuda, the home economics teacher who is always willing to help us!) In the room, some were trying to extract essential oil from mandarin oranges, some were mincing pork and chicken parts that would otherwise be thrown away.  Some others were crushing olives to extract their components, and the rest were trying to make mandarin orange bath salts. They had only 50 minutes for the experiments and clean-up, so everyone was busy moving around.

 A SSH special lecture is scheduled for the next week, and the week after next is already the first submission date for this evaluation & posters/slides. We hope everyone tries their best for their last presentations!

【科学部】鹿本高校との共同研究(その2)

科学部ホタル班は鹿本高校との共同研究を行っています。

本日は第2回オンラインミーティングを行いました。

ミーティングでは、現在までの動画撮影状況を確認した後、本校生徒から発光周期の確認方法を説明しました。

今後、計測した発光周期のデータを持ち寄り、その比較から地域間のゲンジボタルの変異を研究していきます。

さて、天草のホタルは他地域とどのような違いがあるのでしょうか。

続報を御期待ください。

【科学部】環境シンポジウムに向けて(その2)

昨日に引き続き、環境シンポジウムの打合せを行っていました。

本日は体験学習部門の担当者も交えて、協議を行っていました。

多様な意見の中で、何を地域の皆さんと考えていくのか真剣に議論していました。

よりよい天草をつくりだすために、できることを精一杯行いたいと思います。

【科学部】環境シンポジウムに向けて(その1)

昨日の引退式も無事に終わり、本格的に2年生主体の活動となりました。

活動初日の今日は、8月11日に実施する環境シンポジウムの打合せを行っていました。

パネルデスカッション担当者からの提案に対して、意見が活発に交わされ、さらに深化したシンポジウムとなりそうです。

8月11日は「天草市複合施設ここらす」にて実施します。

主なテーマは「ブルーカーボンニュートラルの実現」です。

皆さんの参加をお待ちしています。

【科学部】3年生引退式

科学部では毎年6月初旬に3年生の引退式を行っています。

引退式では3年生から後輩に対し、研究で気を付ける点等を話す「最後に一言」が行われます。

以下は、その抜粋です。

・データはあればあるほど良い!

・上手くいかないときには、立ち止まって考えよう!

・あきらめず、様々な視点で見ることが大切

・多くの人との交流が研究を進める

・新しいことにチャレンジするのが、科学部の醍醐味

・料理と研究は似ていて、どちらも下準備が重要である

・継続してやり続けた先に見えるものがある

・シンポジウムを大人数で成功できたことはよい経験となった

・自分の研究に自信を持てるまで頑張ろう

 

この学年は、コロナ禍がある程度収まって入学した、言わば再スタートの学年でした。

1年生の時にはサイエンスアゴラに参加したり、天高科学部の新しい看板研究を構築したりと大活躍でした。

後輩の皆さんは、先輩たちから教えてもらったことを生かして、今後の研究を頑張ってください。

3年生、お疲れさまでした。

「最後に一言」の後は、今までを振り返ってクイズ大会をしたり、記念品贈呈を行いました。

最後まで笑顔のあふれる引退式となりました。

企画運営してくれた2年生諸君、次はあなた達が先頭を走ることになります。

頑張ってください!

【ATⅡ】スピードアップ! / Speeding Up!

 本日のATⅡでは、授業の冒頭でATⅡ担当の中村先生から7月に行われるARP探究成果発表会を見据えた今後の活動についての説明がありました。ATⅡの生徒たちは全員、ARPでスライド発表またはポスター発表のいずれかで研究成果を発表することになっています。発表資料の提出一次締切まで授業時間がもう2時間しかないということに気づき、どの班もてきぱきとスライドやポスターの編集を行っていました。

 中には、実験や調査を行って不足しているデータを補おうとしている班もいます。銀天街の活性化を目指す「銀天街」班は、今月6月16日に本渡中央銀天街で開催される「街はみんなの遊園地」で高校生向けのイベントを実施し、人通りの変化を確かめるそうです(みなさん、お待ちしています!)。オリーブを活用した研究を進めている「オリーブ」班は、自分たちが”実験台”となって、階段を上り下りし、運動前と運動後の血圧の変化を測定していました。

 探究活動も今年で3年目を迎える3年生。限られた時間で研究を進める必要があり、なかなか思うように結果が出ないときもありますが、どの班も班長を中心に活発にディスカッションを行い、仮説の検証に向けてがんばっています。7月のARP探究成果発表会では各班、これまでの研究成果をしっかり発表してくれることと思います。保護者の皆様、地域の皆様、7月18日は是非、天草市民センターまで足をお運びください。お待ちしています! 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 Mr. Nakamura opened today’s ATⅡ with an explanation of future activities before the ARP Exploratory Research Presentation in July, where all ATⅡ students will present their research results in either a slide or poster presentation. Realizing that there were only two more hours of class time before the first deadline for presentation materials, students in all groups were “speeding-up” in preparing their posters and other materials.

 In class,  some of the groups were conducting experiments and surveys to get more data before their presentations. The group called “Ginten-gai”, which aims to revitalize a local shopping street called Ginten-gai, was planning an event for high school students in the Ginten-gai on June 16.  They are trying to see how the pedestrian traffic changes between the day with or without such an event for the young. The “Olive '' group, which is conducting research using olives, was up and down stairs and was measuring changes in blood pressure before and after exercise.

 This is the third year for the students in ATⅡ to participate in such research activities. We expect that each group will do their best in presenting their research results in July. Looking forward to seeing you at the Amakusa Civic Center on July 18!

【科学部】先輩から後輩への研究引継ぎ

化石班が1~3年生が集まって活動していました。

何をしているのか聞いてみると、3年生が後輩たちに研究の引継ぎを行っていました。

3年生からこれまでの研究活動を振り返って、今後できそうなことの提示がありました。

今後1,2年生は提示されたものもしくは新規の活動を加えて、研究をさらに深化させていきます。

今後の化石班の活動をお楽しみに。

【ASⅢ】「クスサン」との出会い(番外編) / Meeting “A Very Hungry Caterpillar”

 今年度、3階の物理室をホームにして活動しているASⅢ。授業終わり、ふと外を見ると大きな毛虫が壁をよちよち上っています!!! 化石班の調査(グーグル検索)によると、このふわふわ毛虫は「クスサン」という、蛾の幼虫とのこと。すぐに興味津々の男子が集まってきました。近くに木はあるけれど、ここは3階。さて、どうしよう?

 結局、勇敢な女子(!)が、なぜか教室にあった乾燥昆布に「クスサン」を誘導し、1階まで降りて、木の傍に返してあげましたとさ。めでたし、めでたしです。

 何ともかわいい「クスサン」、みなさんも見かけたらそっと見守ってくださいね!

 

At the end of the class, a student found a fat caterpillar outside the windows.  It’s so fat and fluffy! A student in the “Fossil group” googled and found that it was the caterpillar called “Saturnia Japonica.” 

   What should we do with him (or her)? Looks like they came from a tree nearby, but can we touch them?  Many boys came to observe. Finally a brave girl came and guided the poor caterpillar onto a dried seaweed, and ran outside so that she/he could safely return home. Good job!

   If you ever see this green caterpillar at school, please watch over them with a warm heart!

【ASⅢ】研究&アブスト&ポスター&more... / So Many Things To Do!

 ASⅢの生徒たちは先週仮評価も終わり、久々にじっくりと研究活動を行っています。とはいえ、研究を進めるだけではなく、サイエンスインターハイのアブストラクト作成や、探究成果発表会に向けたスライドやポスターの準備など、やることがたくさん! それぞれ思い思いに、かつ、着実に研究を進めているようです。

 さて、地学室では、久々にヘドロ入りバケツを手にした「汽水域班」を発見しました。採取直後に測ったBOD(生物化学的酸素要求量)と、採取して1週間たったヘドロのBODを比較することで、微生物の代謝活動を調べているそうです。その後ろには、「魚糞班」が金魚の水槽から魚糞を採取しているのが見えます。また、2年生に混じって「農業班」の3年生の姿が! 2年生の生徒にアドバイスしているようです(頼もしい!)。

 今日は、あちこちで研究活動をしている12班全てを写真に収めてみました。みんな楽しそうに頑張っています。忙しい3年生ですが、研究も勉強も総体も総文もファイトです!

 

       農業班           魚糞班            汽水域班

 

 


  

 

 

 

       音班             走り班            精油班

 

 

 

 

 

 

 

     「つなぐ」班         バイオマス発電班         化石班

 

 

 

 

 

 

     

    消波ブロック班          電磁誘導班          イシクラゲ班

 

 

 

 

 

 

 

   

 After the provisional evaluation last week, students in AS III are enjoying their research again. Each of them seems to be moving forward with their research activities thoughtfully and steadily. However, that’s not the only thing they need to do - they also have a lot of other work to do, such as preparing abstracts for the “Science Interhigh” and preparing slides or posters for their presentations in July. 

 Now, in the Earth Science room, we found the “Brackish water group” with a bucket of sludge in their hands! They are studying the metabolic activity of microorganisms by comparing the BOD (Biochemical Oxygen Demand) measured immediately after collection of the sludge and the BOD after one week. Behind them, the group “Fish Waste” can be seen collecting fish waste from a goldfish tank. Also, among the second-year students is a third-year student from the “Agriculture” group! He seems to be advising the second-year students - how nice!

 Above you can see the pictures of all ASⅢ 12 groups doing research in class. They all looked like they were having fun and working hard. They are such busy 3rd graders, but they are all doing their best in everything!