ブログ

【SSH】台湾研修3日目(大学研修①)

 研修3日目の今日は、大学での研修です。学食2階のカフェで朝ごはんをいただいた後、台湾3回目となる研究発表を行いました。プレゼン後の講評では、スライドの構成や発表のスムーズさをお褒めいただいた一方で、仮説の甘さや実験や考察の根拠について鋭いご指摘もいただきました。今後の研究につなげていってほしいと思います。

 さて、発表後は各学部での講義と実習に移ります。最初の講義は地方創生に関するもので、昨年もお世話になった許先生がこれまで高齢者や障がいのある方々と活動される中でどのような課題を発見し、工夫をされてきたかについて教えていただきました。お話の中で、先生が地域の人々と密接に関わり合い、実際の活動で生じる課題を1つ1つ解決しながら、困難な状況に置かれている人々のために何ができるかを模索しておられること、人々とのつながりをとても大事にされて地道な活動を継続されていることがとても良く分かりました。講義の後のワークショップでは、海岸に打ち上げられた流木と古着を活用した作品を作りました。身の回りにあるものや再利用できるものをうまく活用し、地球にも人々にも優しい活動となります。目の不自由な方や高齢の方と一緒にこのような作品を作ることで、コミュニケーションの機会を増やしたり、収入を増やすことにもつながっていくとのことです。難しいところは先生に手伝っていただいたり、アドバイスを受けながら、それぞれ思い思いの作品を創っていました(時間の都合上、終わらなかったところは、帰国後に頑張ります!)。

 許先生の講義後は、靜宜大学で学んでいる日本人の先輩方とお昼ご飯です。(今日は朝・昼食とも桂田先生のご厚意でご用意いただきました。本当にありがとうございます...!)お昼は日本の「松花堂弁当」のように、とてもきれいにご飯とお肉、野菜のおかずが盛り付けられていて、見た目も楽しめるようになっています。おこわにエビフライ、オクラやインゲン豆など、どれも美味しく、ほっとする味でした。

 お昼からも、がんばります!