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定時制ブログ

【定】集団作りプログラム①(2019/11/14)

 11月14日(木)の灯(総学)の時間に集団作りプログラム①として、「わからないから、確かめ合う」~コミュニケーション~上映会を実施しました。昨今、長時間労働による過労死、セクハラやパワハラなどのハラスメント、不当な差別など、企業が関わる様々な「人権間題」がメディア等で大きく取り上げられます。こうした人権問題への対応は、時として、企業の価値に大きく関わります。そのため、企業の社会的責任(CSR)や社会的責任投資(SRI)に対する関心の高まりと相まって、人権尊重の考え方を積極的に企業方針に採り入れたり、職場内で人権に関する研修を行う企業も増えてきています。

 今作「わからないから、確かめ合う」では、ハラスメントや差別的取扱いなど、多くの日本企業が直面する可能性が高いテーマを中心に取り上げ、それらに共通する解決策として、「コミュニケーション」を提示し、誰もが暮らしやすい社会を目指して、一歩ふみだすことを目的とした内容です。上映中は卒業後、社会に出て行く心構えとして、また、働きながら学んでいる生徒は、現在の自分に置き換えてと、みんな真剣な表情で鑑賞していました。本日学んだ、集団作りの基礎となるコミュニケーションについて、よりよい生活や人間関係を築くために、正しい知識や根拠をもとにして判断し、行動できる実践的な態度を身につけて欲しいと思います。

     

    

  

 

【定】防災・防消火訓練(2019/11/7)

 11月7日(木)の3、4限目に防災・防消火訓練を行いました。定時制棟の多目的教室から出火という想定でした。火元の関係で通常使用する階段が使えず、中央階段から避難しました。体育館に移動し、玉名消防署の方から「訓練をいかに真剣に、自分の事として取り組めるかが大切です。」と講評をいただきました。消火訓練では、ピン・ホース・レバーの手順、自分の後ろに必ず逃げ道を確保しておくなど、消火器の詳しい使い方の説明をうけ、実際に水消火器を使用した訓練を行いました。訓練後は、消防隊の方がこれまで出動されたときの話や自然災害の写真をスライドで見ながら、実際の現場での話に生徒たちは真剣に聞き入っていました。話の中で大規模の災害等が発生した時には、自助・公助・共助が大切で、まず、「自分たちの身は自分たちで守る」という日頃からの心構えの重要性について説明をしていただきました。最後に生徒会長の緒方君が「将来、医療の現場で働くことを目標にしています。その時は、患者さんを誘導する立場になるので、今日、学んだことを活かしたいと思います。」と謝辞を伝えてくれました。生徒の感想には「消火器は昨年も使用したので、スムーズにできました。復習になってよかった。」「本当の災害や火災がおきたら頭が真っ白になってしまいそうだが、教えてもらったことを実践できるように頑張ります。」など、自分の事として訓練に取り組めていたようでした。大きな声を出す、周囲の人に声をかける、初期消火が可能ならばすぐに行動に移す。ちょっとした勇気を一人ひとりが持ち、迅速な行動ができることを期待しています。玉名消防署の皆様、御指導ありがとうございました。

      

      

    

 

【定】ようこそ先輩「卒業生講話」(2019/10/31)

本校を卒業した4名の先輩方に来ていただき、「本校在学中に学んだことや卒業後の進路について」や「学生と社会人との違い」、「在学生に是非ともやっておいてもらいたいこと」などをテーマに、自身の経験を踏まえての思いを話してもらいました。

「これからの社会で必要とされる、コミュニケーション能力、特に人に自分のおもいを伝える力を身に付けて欲しい。」と語ってくれた飲食店で店長をしている本田さん。

「4年間の高校生活は長いようで短いもの。後々慌てないためにも、早い段階で進路について考えてみてください。」と自身の体験談から語ってくれた会社員の森川さん。

「アルバイトの経験が将来、社会に出たときに役に立つことが多いので、自分の興味のあることに積極的にチャレンジしてください。」と語ってくれた飲食店勤務の磯田さん。

「学校、授業の出席が大事。今は自分がやりたいと思った仕事に就けているので、体力的にきついこともあるが、毎日とても楽しい。」と仕事のやりがいについて語ってくれた建設業の浦田さん。

4人とも高校在学中にできる資格取得の重要性は共通していました。みんな頑張りましょうね!生徒の感想には「皆さん立派に成長しておられ、卒業生の話を聞けて良かった。」「先輩方の話を聞いて、明日からのモチベーションがアップしました。」「自分も早く進路や目標について考えてみようと思った。」など多くの刺激を受けたようでした。

本校卒業生の皆さんにはお忙しいなか、来校いただき、感謝申し上げます。生徒たちにとって貴重な体験談を聞くことができる素晴らしい会になりました。今後も機会があれば在校生への適切なアドバイスをお願いします。

    

    

    

 

【定】定時制・通信制文化大会②午後の部(2019/10/13)

10月13日(日)、熊本県立劇場演劇ホールにて令和元年度第69回熊本県高等学校定時制・通信制文化大会が開催されました。

※午前中の様子につきましては、左上の 【←一覧へ】 をクリックして、下にスクロールして文化大会①午前の部 

 をご覧ください。

 昼食・ランチタイムショップ(販売実習)の時間を終えた午後のステージでは、玉定の生徒12名と職員2名の14名で、学園ソングの定番曲である「学園天国」にあわせてダンスを披露しました。当日まで放課後に毎日練習を重ね、振り付けについて意見を出し合い、唯一の休養日にも全員が居残って自主練習をするほど一生懸命取り組んでいる姿が印象的でした。本番では会場から自然に手拍子が巻き起こり、掛け声が飛ぶなど、会場一体となり盛り上がる最高のパフォーマンスを見せてくれました。 またこの日は、生徒会役員8名が開会宣言、開閉会式会場設営・撤収、生活体験作文準備・撤収、生活体験作文生徒審査員と、他校の生徒会役員のみんなと協力しながら定通文化大会生徒会スタッフとして、スムーズな運営の裏で自分たちの仕事を完遂してくれました。無事、すべてのプログラムが終了し、閉会式が終わる頃には生活体験作文、ダンス、ランチタイムショップ、生徒会スタッフ、会場から応援してくれたみんな、充実感や達成感、安堵感といったさまざまな感情が溢れる、とても良い表情をしていました。まだまだ、後期もはじまったばかりです。このような、ひとつひとつの機会を大切にし、これからも皆さんが人として大きく成長してくれることを願っています。

    

      

    

     

    

     

 

【定】熊本県がんばる高校生表彰式(2019/10/16)

 学業やスポーツ、文化活動などで功績を残した高校生をたたえる「令和元年度熊本県がんばる高校生表彰式」が、10月16日にホテル熊本テルサで行われました。玉定からは4年次緒方君が出席し、蒲島県知事より表彰状を授与していただきました。緒方君は、1年次から生徒会活動に積極的に参加し、今年度は生徒会長として生徒会の仕事や資格取得の学習に日々励んでいます。また、全国定時制通信制剣道大会に熊本県代表選手として2年連続出場を果たしました。これからもその努力を継続し、将来は立派な社会人になって熊本県に貢献してくれることを期待したいと思います。また、蒲島県知事より、「人生の可能性は無限大。夢に向かって120%の努力をしてほしい」と激励を受けました。 緒方君をはじめ、これから熊本の未来を担う若い高校生の皆さんのさらなる活躍が楽しみです。「がんばる高校生」として、残りの学校生活を充実させて欲しいと思います。