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定時制ブログ

【定】進路講話(2019/6/20)

 6月20日(木)に、玉名地域で会社を経営されている方より話をしていただくことで、地元の企業についての理解を深め、将来の進路選択の参考とすることを目的に、進路講話を実施しました。

今年度は(株)プロスパー代表取締役の本多好男様を講師にお迎えしました。本多様からは、ご自身の豊富な職業経験を踏まえ「夢は叶う、夢は見るものではなく叶えるもの」というテーマに沿って、学生時代の過ごし方や社会人としての在り方など、本多様のこれまでの豊富な経験を交えて熱く語っていただきました。考え方の原点として「振り子の原理」【やった分しか還らない、しかしやったことは必ず還ってくる。良くも悪くも!早すぎもせず遅すぎもせず、ちょうどいい事がちょうどいい時期に!】という講話の内容がとても具体的で、生徒たちも自分の事として、真剣に聞き入っていました。今回の講話が、何かしら皆さんの進路選択に結びつくといいですね。

   

 

 

主権者教育(2019/6/13)

  今年度第1回の主権者教育は、「日本国憲法改正模擬国民投票」という企画で、全年次を対象に行いました。この取り組みは、昨年度から全国で実施されている「全国高校生1万人模擬国民投票」にインスパイアされ立案したものです。政府の考えでは、来年度にも憲法改正のための国民投票を実施する可能性があるとのことで、18歳以上の生徒が半数以上を占める本校定時制では、喫緊の課題とも言えます。実際の取り組みでは、まず、地歴・公民科の職員がワークシートを用い「憲法改正の発議と国民投票」の流れを解説し、資料として「模擬国民投票広報」と「憲法改正に賛成する政党の主張および反対する政党の主張」を配付します。その後で、TV放送を素材とした10分程度のDVDを視聴します。資料やDVDは、賛成・反対の意見を均等に紹介し、政治的中立性を保ちながら展開しています。最期に投票を行い、氏名未記入のアンケートに答えますが、「開票結果」は、次の地歴・公民科の授業時に発表されます。生徒たちは、みな真剣に解説を聞き資料やDVDを注視しており、アンケートでも「実際の国民投票があれば投票にいきますか?」という質問に対して、9割程度が「行く」「たぶん行く」と答えていました。

     

 

【定】定時制・通信制総合体育大会(2019/6/9)

 第69回熊本県高等学校「定時制通信制総合体育大会」が湧心館高校・熊本工業高校・熊本市総合体育館を会場に行われました。本校からはバドミントン、卓球、剣道に19名が選手として出場しました。選手以外の生徒も応援として大会に参加しました。大会スローガンである「スポーツマンシップでいこう」のもと、生徒一人ひとりが最後まで諦めず、これまでの練習の成果を思う存分発揮し、持てる力を出し切りました。

 女子バドミントンはシングルス1名がベスト8と上位進出を果たし、女子ダブルスでは2年生の井上・濱口組が3位に入賞しました。女子卓球もベスト8に勝ち上がりました。剣道は個人戦と団体戦に出場し、個人戦では4年生の松田が準優勝、4年生の緒方が3位に入賞。どの試合も一人ひとりが今持っている力を一生懸命出し尽くした試合となりました。また、団体としても2年連続で全国大会の出場権を獲得でき、8月に東京で開催される全国大会に向けて、今後ますます練習に励んでくれることと思います。

 剣道、卓球、バドミントン、どの試合も白熱した展開で応援にも力が入りました。選手からは全力を出し切った満足感、残念ながら力及ばず勝利を逃した悔しさなど、この定通総体でなければ経験することができない真剣勝負の「本気」を感じることができました。早速、来年度に向けて頑張りたいという頼もしい声も聞こえてきています。応援の生徒にとっても、学年を越え交友の輪を広げる充実した1日となりました。選手のみなさん、また応援してくれた生徒諸君、お疲れさまでした。全国大会も頑張りましょう。応援いただきました保護者のみなさま、練習に何度も参加していただき、ご指導いただいた先生方、先輩方ありがとうございました。

 

   

   

   

 

 

【定】定通大会練習選手推戴式(2019/6/7)

 いよいよ定通総体前最後の練習日になりました。定通総体は、部活動がない玉定生にとっては年に1度だけ他校の生徒と競い合うことができる唯一の大会になります。この日のために、体育の授業や放課後の練習を頑張ってきました。最後に行った選手推戴式では、木下教頭先生から「これまで応援し、支えていただいた皆さんへの感謝の気持ちを忘れずに、大会では全力を出し切って頑張って欲しい。」と激励のことばを述べられ、また選手代表として4年次緒方くんが「練習の成果を十分に発揮して、正々堂々と頑張ります」と宣誓しました。

 日曜日、これまで応援してくださった皆様に胸を張って良い報告ができるよう、それぞれが120%の実力を出し切れるよう、頑張っていきましょう!

       

 

【定】定通大会練習スタート(2019/5/28)

 今年も6月9日(日)に開催される定通総体に向けて、特別時間割を組んでの練習がスタートしました。毎年、バドミントンを中心に様々な競技に参加します。今年はバドミントン卓球と剣道です。剣道男子団体、バドミントン女子団体は、昨年に続き2連覇を目指しています。玉定は在籍数31名と少人数ですが、21名の生徒が選手として出場予定です。練習の2週間、全日制田中教頭先生や附属中境先生も練習に参加していただき、生徒の指導をしていただきました。ありがとうございました。

年に一度の定通総体で少しでも上位の成績を残せるよう、皆で協力して頑張っていきましょう。

         

 

【定】クラスマッチ(2019/5/27)

 毎年、クラスマッチは6月に行われる定通総体に向けた練習が始まる前に実施しています。競技種目はビーチボールバレーです。生徒だけでなく、職員もチームに加わり参加しました。今年は、各学年の担任だけでなく、西澤校長先生、事務の笹原先生にも参加していただき、日頃接する機会が少ない先生方とも楽しむことができました。今回のクラスマッチでは、1・4年次生は各2チーム、2・3年次生は1チームを編成し、3チーム総当たりのリーグ戦で順位を競い、その後、順位決定戦をおこないました。全チームとも3試合をするため、さすがに疲れた様子も見られましたが、最後まで勝利を目指してチーム一丸となって頑張ることができました。今年度の優勝は、2年次チーム+前田先生でした。生徒はもちろんですが、先生方の活躍もとても大きかったように思います。優勝、準優勝チームには景品が授与されました。明日(28日)から6月9日(日)に行われる、熊本県定時制通信制総合体育大会に向けた練習がスタートします。今度は玉定一丸となって良い結果が出せるよう頑張っていきましょう!

    

    

    

 

【定】交通安全教室(2019/5/16)

  5月16日(木)に大洋第二自動車学校の城戸武士先生に来校していただき、交通安全教室を実施しました。本校定時制の生徒たちの通学方法は、車・バイク・自転車等さまざまです。遠くから通っている生徒は車で約1時間かけて通学しています。そのような生徒たちに「くるま社会人としてのモラルと責任」という題で講話をしていただきました。「近年の交通事故の状況と原因」「二輪車の事故」「交通マナーアップ対策」について実際の映像や資料を使い、わかりやすく説明していただきました。とくに交通事故は昼間よりも夜間に多く発生しており、生徒たちが登下校する時間は、一層安全な運転が求められます。再度一人ひとりが日ごろの自分の運転を見直し、加害者にも被害者にもならないようにしてほしいと思います。城戸先生、お忙しい中、本当にありがとうございました。

    

 

【定】救急救命講習会(2019/5/9)

  5月9日(木)、玉名消防署隊員3名の御指導の下、救急救命講習会を実施しました。本校では2年に1度、救急救命の講習会を行っています。始めに消防隊員の方より心肺蘇生法についての説明があり、その後3班に分かれて実技指導が行われました。実際に胸骨圧迫を30回してみると力が必要となり、「腕が痛い」「きつい」という声が生徒たちから聞こえました。また人工呼吸でも上手に息が入らず、苦労している姿も見られましたが、消防隊員の指導の下、真剣な表情で取り組んでいました。各班では、AEDの使い方についての説明もあり、生徒達は救助者発見からAED使用までの一連の流れを実際に行いました。最後に、「強く、はやく、たえまなく」を体験するために救急車到着の全国平均8分間を班全員のリレー形式で繋ぎました。これまでに受講したことがある生徒も、初めて受講した生徒も、「胸骨圧迫のきつさとつらさを身をもって体験できた。」「今回学んだことを、いざというときに、できるようにしたい。」と感想を述べていました。玉名消防署の皆さま、本当にありがとうございました。

    

     

 

【定】ナイトフェスティバル(新入生歓迎行事)(2019/04/25)

 昨年度から始めた新入生歓迎行事、第2回玉定ナイトフェスティバルを開催しました。今年度はニュースポーツにチャレンジと題して、①RDチャレンジ②ストラックアウト③フロッカー④バッコーの4つのニュースポーツにチャレンジしました。生徒会役員をリーダーに4チームを結成し、ローテーションで全員4種目体験しました。定時制では、毎年5月にビーチボールバレー大会や7月にボウリング大会を行いますが、どちらも各クラスでチーム編成をしています。今回は「新入生歓迎」という意味を込めて、学年を超えてチーム編成をしました。初めてチャレンジする種目ばかりでしたが、ルールや順番等も生徒会リーダーを中心に上級生が積極的にチームをまとめてくれて、各種目から拍手や大きな歓声も飛び交い、とても盛り上がった第2回ナイトフェスティバルになりました。競技終了後、木下教頭先生から、「ニュースポーツを通して、新入生との交流ができてよかったです。」という講評をいただきました。また来年は更に進化した玉定ナイトフェスティバルを開催しようと思います。

       

 

【定】玉定チャレンジ開講式(2019/04/24)

   今年度の春期玉定チャレンジ開講式を行いました。玉定チャレンジは、基礎学力向上のため、資格取得を目指すために行われる学習会のことです。授業開始前や授業終了後に希望する生徒が参加します。今年で玉定チャレンジは5年目に突入し、14名の参加希望がありました。木下教頭先生より「それぞれの目標・夢実現に向かって精一杯がんばってください。」と生徒に激励の言葉をかけられました。

 玉定チャレンジは、年間を通して行われます。まだ参加申し込みをしていない生徒も、随時参加可能です。在校生の皆さんも、今年は何かにチャレンジしてみませんか?皆さんの参加希望を待っています!

     

【定】対面式(2019/04/09)

 昨日の入学式、前期始業式を終え、本日初めて全生徒が同じ時間に登校しました。1年生も早くから登校し、補食のパンを食べたり、クラスメイトと会話をしたり、本を読んだり。1時間目は対面式を行いました。対面式では、新入生、在校生の紹介や学校行事紹介などを生徒会メンバーが中心となって行いました。副会長柿山君の司会進行で、にぎやかな対面式を行うことができました。

 対面式後は、定時制オリエンテーションやLHR、写真撮影を行い、最後の4時間目は全学年担任の先生の授業がありました。登校時は緊張した表情が見られた新入生も下校時は笑顔になってくれて良かったです。皆さんの学校生活が楽しいものとなるようお互いに協力していきましょう。

     

 

【定】新任式/前期始業式(2019/04/08)

新入生の入学式を終えた後、夕方5時過ぎから在校生の登校が始まりました。今年度最初の登校日は、まず転入された先生方をお迎えする新任式から始まりました。今年度は、新しく6名の先生方をお迎えします。生徒会長の緒方くんが「これから生徒一同よろしくお願いします。」とあいさつを述べました。また、その後行われた前期始業式では、西澤校長先生から新しいものを生み出す力「創造力」と心の中に夢や目標を思い描く力「想像力」について、また、人間性を高め、充実した毎日を過ごすためのキーワードとして「築く」と「気付く」について話をしていただきました。前期始業式の後は、主任主事紹介、担任副担任発表、諸連絡などがありました。

 いよいよみなさんの平成31年度玉定ライフがスタートします!何事も始めが肝心。まずは休まないよう登校することを心がけて、一年間頑張っていきましょう。

 

******平成31年度 新任者******

 西澤 賴孝 校長先生(御船高校より)   畠田 秀明 先生(熊本農業高校より)

 亀谷 智英 先生  (熊本商業高校より) 横山 健聡 先生(人吉高校より)

 荻野 修治 先生  (鹿本商工高校より) 笹原 理紗 先生(山北小学校より)

    

【定】入学式(2019/04/08)

平成31年度玉名高校・附属中学校の入学式が行われました。入学式は全日制・定時制・附属中の合同で行います。式の前に、音楽部の生徒さんたちによる校歌が披露され、穏やかな雰囲気の中で開式しました。保護者の皆様が見守る中、緊張した表情で入場した新入生の皆さん。これから玉名高校定時制の一員として、一緒に楽しい学校生活となるよう頑張っていきましょう。

               

【定】転退任式(2019/3/28)

3月28日(木)、退職される先生、定期異動により転任される先生方の転退任式を行いました。今年度は、月井校長先生、猿渡先生、鹿本先生、満田先生、仲山先生、古川先生の6名の先生方が玉名高校定時制を転退任されました。それぞれの先生方からあいさつをしていただくと、途中で涙を流す生徒の姿もあり、先生方への感謝の気持ちが表れていました。最後は、生徒会長の緒方くんがお別れの言葉を述べました。先生方から学んだことを糧に、今後の玉名高校定時制をより良いものにしていけるよう、努力していきましょう。また、卒業生も大勢来校し、遅くまで先生方との名残を惜しんでいました。転任される先生方の新天地でのご活躍を祈念いたします。

   

       

       

【定】後期終業式(2019/03/22)

 今年度最後の表彰式、終業式を行いました。表彰式では、検定試験合格者や剣道1級審査、皆勤賞、精勤賞など、のべ19名の生徒が表彰を受けました。今年1年間、色々なことにチャレンジしてきた生徒たち。本当によく努力してくれました。次年度も頑張ってほしいと思います。

 終業式では、校長先生が1年間の出来事を振り返り、「次年度も元気に登校してください。」とあいさつを述べられました。この日、校長先生から生徒たちにある宿題が出されました。新聞に掲載してある4コマ漫画(ねぇぴよちゃん)の吹き出しに入る言葉は何であるかという問いです。終わった後のHRで生徒たちに問いかけると、「親友だよね」という意見にまとまりました。(4コマを見ていない人は何のことか分からないと思いますが・・・)正解しているといいなと思います。

 また諸連絡では、各部より1年間のまとめとして、色々なお話がありました。保健環境部の水谷先生からは、ありがとうの使い方初級編から中級編のお話があり、最後に「ありがとうという言葉をたくさん使って、たくさんの人に伝えてほしい」と締めくくられました。

 いよいよ平成も終わり、5月から新しい時代が始まります。気持ちを新たにして、何事にもチャレンジする玉定生で頑張りましょう!

 たくさんの検定試験に挑戦しました 剣道の練習に励みました 皆勤賞!

 

校長先生からは宿題が・・・! 良き先輩になろう! ありがとうの大切さ

校長の月井です。吹き出しに入る言葉は、「親友だよね」ではありません。推理小説みたいですが、手がかりはすべて3コマめ以外のコマにありますよ。

【定】仲原先生からのプレゼント(2019/03/19)

 3月19日(火)、2年次生は最後の書道の授業でした。最後の授業では、全日制と定時制を兼務されている仲原先生から、一人一人にメッセージを書いた色紙のプレゼントがありました。仲原先生との授業は、2年次生は大好きでした。最初は字を書くことが苦手だった生徒もいましたが、自由に書くこと、そして個性的な字を褒めてくれる仲原先生と出会い、書道の時間は集中して取り組む姿がありました。授業で製作した作品を第54回熊本県高等学校書道展に出展しました。

仲原先生からいただいた色紙を大切に、残り2年間の学校生活を頑張ってほしいと思います。

仲原先生が書いてくださった色紙です みんなとても喜んでいました 

【定】玉定クイズ王!(2019/03/14)

 今年最後の生徒会企画レクリエーション。スポーツ以外で競えること、あるいは全員で楽しめることをやろう昨年度から始めました。昨年度はリバーシ(オセロ)大会をしました。今年もオセロにしようかと生徒会メンバーに提案したところ、「個人対決だと熱くなりすぎてしまう」という意見があり、今年はチーム対抗「玉定クイズ王」を実施しました。

 クイズの問題は、各教科の先生方に作成をお願いしました。授業で出てきた内容や全く知らない内容など、問題は盛りだくさん。チームワークを生かして解く問題や個人で解く問題、全員参加の〇☓問題などもあり、それぞれに楽しめたようです。一番盛り上がったのは、最後のイラスト伝言ゲーム。チームごとに示されたキャラクターを、絵で伝えていくものです。玉名市のキャラクター「タマにゃん」は、最後になぜか「ピカチュウ」になっていたり、玉名高校のキャラクター「わかごまる」は、なぜか最後は「くまモン」になっていました。

 最終的に、総得点で優勝したのはBチームでしたが、今年最後の行事を、玉定全員で楽しめたことが何よりも良かったと思います。次年度も、色々な行事が盛り上がるよう皆で協力していきましょう!

クイズ大会スタート! 解答権を得るため旗を取り合っています 他の人には聞こえないように!

 

〇かな?☓かな? 伝言ゲームで表現力を磨こう 最後の行事、優勝はBチーム!

【定】春(2019/03/12)

 玉名高校の庭には、たくさんの樹木が植えられています。四季折々、いろいろな花が咲き、実がなります。今年は暖冬のせいか、いつもは3月末頃に見られる花もすでに咲き始めています。

 チューリップは「新入生の入学をお祝いしよう!」と毎年植えていますが、年々咲くのが早く入学式までもちません・・・。今年もすでに咲きそうなチューリップを発見しました。大きな木に真っ白な花を咲かせるのは木蓮。3月から4月に開花するそうです。まだ満開ではありませんが、その花は2~3日で枯れてしまうそうです。梅の木もピンクの花を咲かせ始めました。満開になれば「白亜の殿堂」と呼ばれる校舎とすてきな写真が撮れそうです。今年は、芝桜も新たに植えられました。

 いつも、学校の庭をきれいに手入れしてくださる技師の先生方。玉名高校の庭の手入れは、本当に大変だろうと思います。でも、そのおかげで校庭の景色に、ほっと癒やされる先生方や生徒さんがたくさんいることだろうと思います。技師の先生方、いつもありがとうございます。

すでに咲きそうなチューリップ 定時制昇降口にて

 

白木蓮 ニューフェイスの芝桜

 

梅の木と白亜の殿堂 アップにすると咲いているのが分かります

 

【定】ダブルレインボー(2019/03/04)

 3月4日(月)の夕方17時過ぎ、定時制の生徒が登校してくる時間。生徒がベランダからスマホを手に写真を撮っていました。「何を撮っているの?」と尋ねると、「虹が出ています」と教えてくれました。私もスマホを手に写真撮影。虹を見ると、つい嬉しい気持ちになります。また、登校指導中の仲山先生も正門から見える虹をカメラで撮影されていました。下の写真はそのとき撮影されたものです。よく見ると、濃い虹の後ろに、薄い虹がもう一つ見えます(写真では分かりづらいかもしれませんが・・・)。このような虹は「ダブルレインボー」「二重の虹」と呼ばれるそうです。理科の前田先生が持っていた『空の虹色ハンドブック』(文一総合出版)によると、「ダブルレインボーは幸運のしるしとされるが、副虹(薄い方の虹)を見せる雨粒のサイズや量などの気象条件は意外と厳しい。副虹の継続時間は主虹(濃い方の虹)と比べてはるかに短く、出現から数分後には消えてしまうのだ。そのため、主虹と副虹がそろった美しいダブルレインボーを見つけられたら幸運といってよいだろう。」と記述されていました。ダブルレインボーを見ることができた私たちはとても幸運だったようです。自然からの贈り物に感謝したいと思います。

 

【定】卒業式(2019/03/01)

 3月1日。天気が少し心配でしたが、卒業生の新たな門出をお祝いするのにふさわしい晴天となりました。平成30年度卒業証書授与式が行われ、定時制からは3名の生徒が卒業を迎えました。校長式辞では、「金メダルを目指した金栗四三さんのように不運にあうこともあるかもしれない。そのときは、皆さんの先輩である金栗四三さんの生き方を思い出してください。」と励ましの言葉をかけられました。また、育友会会長坂口さんは、「運をつかむためには五感を働かせてください。そうすればご縁につながります。その縁が重なり、次は恩につながります。感謝することだけでなく、生きていくこと、自立することが恩返しにつながります。自立とは迷ったときに頼れる力です。」と述べられ、保護者としてはこれからも支援していくと力強い言葉をいただきました。

 また、卒業生答辞では、定時制代表として4年次浦田さんが入学してからこれまで仕事に励み、学業と仕事の両立を目指して努力してきたことを述べ、周囲の人々の支えがあったからこそ、今の自分があると感謝の気持ちを述べてくれました。

 定時制では、卒業後就職する生徒がほとんどです。社会人として、これから苦しいこともあると思います。そのようなときは、校長先生をはじめ、たくさんの方がかけてくれた言葉を思い出し、実りある人生を歩んでください。卒業おめでとう!母校はいつでも、あなたたちの味方です!

卒業式前の教室、少し緊張。 定時制代表の本田君 学校長式辞

答辞を読む浦田さん 退場の様子 最後の集合写真

【定】予餞会(2019/02/28)

 2月28日(木)、卒業式を明日に控えた4年次生と最後の玉定LIFEを楽しむために、予餞会を行いました。毎年、ビンゴ大会や催し物をみんなで楽しみます。今年のビンゴでは、4年生が上位の景品をゲットし、例年以上に盛り上がりました。ビンゴの後は、体育館に移動して在校生や職員でステージ発表。余興として、生徒会メンバーと有志によるダンス「USA」を披露しました。練習時間は少なかったものの、最後は在校生と職員全員がステージに上がりました。毎年恒例となった合唱では、セカイノオワリ「サザンカ」を歌いました。4年次生も楽しそうに、自分のスマホで写真や動画を撮影し、玉定LIFEの思い出として残してくれました。

 最後に花束と記念品を贈り、4年次生3名から一言ずつお別れのあいさつをしてもらいました。自分自身の就職活動の体験から「学校は休まない方がいい」、学校生活を振り返って「自分が卒業できたのだから、きちんと学校に登校すれば必ず卒業できます」など、在校生への励ましの言葉を述べていました。

 後輩である在校生の皆さんは、4年次生の皆さんから教えてもらったことを大切に、これからの学校生活を励んでもらいたいと思います。

ビンゴ大会の様子 豪華景品が当たります! ビンゴが同時の場合はジャンケンで勝負!

在校生より先輩へ・・・ 卒業生へ感謝を込めて 卒業生からのメッセージ

【定】予餞会(よせんかい)に向けて(2019/02/07)

 2月に入り、今年も予餞会の時期がやってきました。予餞会では、ビンゴゲームや出し物をして卒業生と最後の時間をみんなで楽しみ、卒業生を送り出す会です。在校生と職員で合唱し、生徒会メンバーを中心に出し物をします。予餞会は、1月に発足した新生徒会メンバーの初仕事として、毎年気合いを入れて頑張っています。今年は何を踊るのか・・・。卒業生の皆さん、楽しみにしていてください。

定時制に通う生徒は、仕事をしていることもあり全員が授業開始前に集まることができません。したがって、授業が終了した夜の9時過ぎから予餞会に向けた練習を行います。予餞会まであと3週間、頑張りましょう!

  放課後練習組! 

【定】ドッジボール大会(2019/01/24)

 1月24日(木)、玉定初ドッジボール大会を開催しました。この日は、4学年全員そろってスポーツができる最後の機会でした。身体を動かすことが大好きな玉定生は、予想以上に盛り上がって楽しんでくれたように思います。今回は、職員チームも参戦し、月井校長先生をリーダーに、生徒と教師の真剣勝負が繰り広げられました。先生方の中には、ドッジボールをしたことがない方や、数十年ぶりという先生方もいましたが、十代の若者たちととても良い勝負をされていました。

 今回は、勝つこと、競うことよりも、4年次生と最後のスポーツを楽しむこと、皆で笑って終わることを目標に行いました。その目標が達成でき、本当に良かったです。4年次生は、来週から最後の考査を控えています。高校生活最後の締めくくりとして、がんばって欲しいと思います。

試合開始!  月井校長先生も参戦!

優勝したCチーム  

 

【定】新生徒会役員認証式(2019/01/22)

 先日の役員改選で信任された生徒会役員4名の認証式が校長室で行われ、新生徒会が正式に発足しました。校長先生から一人一人に委嘱状を手渡して頂いた後、「将来この1年を振り返ったとき、『きついこともあったけどいい思い出だ』と思えるように、みんなで協力して頑張ってほしい」と励ましのことばを頂きました。その後生徒会代表が「誓いのことば」を述べ、認証式を終わりました。新生徒会役員一同、玉定を盛り上げようと張り切っています。

  

【定】生徒会役員改選(2019/01/17)

 平成30年度生徒会役員改選を行いました。今回は、生徒会長に3年次緒方君、副会長に3年次柿山君、書記会計に3年次田中さんと2年次本多君が立候補し、生徒会役員に立候補した理由や、役員として頑張りたいことを述べてくれました。候補者が定員以内だったので、今回は信任投票となりましたが、全員が信任され、新しい生徒会メンバーが決まりました。学校行事を盛り上げるために、皆が楽しく学校生活を送るために、生徒会役員の活躍はとても重要になります。これから1年間の活躍を期待したいと思います。

 また、生徒会役員以外に、総務委員として3年次藤本君、1年次井上さん、濱口さんも生徒会メンバーとして活動することになりました。全員で7名、これから力を合わせて、玉定を引っ張ってください!

生徒会長最後の仕事 立候補しました! ドキドキの演説

 

投票の様子 投票中~ 新旧交代します!

【定】主権者教育(2019/01/17)

 毎年2回の主権者教育を実施しています。6月の第1回は「生徒の政治的関心を高め、選挙に参加してもらう」ことを目的としていましたが、今回(1月17日)の2回目は「卒業後の社会人として生きる力を育む」ことをねらいとしました。テーマは「ゴムと、地球と、あなたの関係」というもので、身近な生活必需品であるゴム製品を導入とし、「ある国の大統領選挙」の投票行動を通して生徒に政治的対立の構図を体感する演出を取り入れました(対立する大統領候補役の先生方の熱演に感謝いたします)。「模擬大統領選挙での話し合いで反対派の意見が聞けて、逆の視点で物事を見ることの大切さがわかった」や「日常的に当たり前に使っているものでさえ賛否両論で、それぞれ意見があるのだなと思いました。ゴムに限らず、他の日常的に使うものに関して考えることがあったら、また意見を出し合いたいと思います」などの感想があり、グループごとに協議し、意見を共有する取り組みができたのではないかと考えます。

福永先生の熱い授業! アントニオニッシー大統領の演説 なかしー大統領の演説

 

どちらに投票しよう・・・ 俺はこっちだ! 選択するのは難しいが大切

【定】足湯にて(2019/1/10)

 年末から1月31日まで、玉名市にある立願寺公園において「たまな粋燈」と題し、竹灯りが点灯されています。昨年若駒祭でも展示した、定時制の生徒たちが制作した竹灯りも再び点灯しています。公園内には色とりどりの竹灯りがたくさん点灯しており、幻想的な空間を楽しむことができます。また、公園内には足湯があり、のんびりと温まりながら時間を過ごすことができます。ぜひ、近くにお立ち寄りの際は、ホッと一息つかれてみてはいかがでしょうか。

若駒祭で展示した竹灯り ぜひ一度足を運んでみてください

【定】成人祝い(2019/01/08)

 2019年最初の登校日。定時制昇降口には、年末に制作した門松やしめ縄を飾り、生徒たちの今年最初の登校を迎えました。毎年、定時制では、この最初の登校日に成人祝いを行います。今年成人を迎えた生徒は4名です。お祝いの場ということで、4人ともスーツ姿で登校し、大人としての振る舞いを他の生徒に見せてくれました。月井校長先生からは、今年の大河ドラマ「いだてん」の金栗四三さんの話を題材に、次のようなお祝いの言葉を述べられました。「金栗四三も嘉納治五郎との出会いがなかったら、我が国から初めてオリンピックに行くことはなかったでしょう。出会いを大事にしてください。また、人生では肚(はら)をくくらなきゃいけないときが、これから何回かあると思います。そのときは、肚をくくってください。運命に身を任せるしかないです。さらなる飛躍を期待します。」と、人生の先輩としてアドバイスをしてくださいました。

 新成人の皆さん、これから皆さんは高校生ですが、法律上は「大人」です。自由とともに、大きな責任もあることを忘れず、それぞれがんばって欲しいと思います。

  

 

  

 

【定】生徒集会(2018/12/21)

 今年最後の生徒集会。机上にある花は、事務の先生が季節に合わせていつも用意してくれます。集会のおまえに表彰式を行いました。10月に熊本県定時制通信制文化大会で生活体験作文を発表した本多さんや、今年度のがんばる高校生として表彰された髙木さん、11月のスポーツ交流会(ボウリング大会)で個人優勝を果たした大谷さん、様々な検定試験に挑戦し合格した皆さんを表彰しました。

 その後の生徒集会では、木下教頭先生による講話からスタート。本校の大先輩でもある坂村真民さんの「念ずれば花ひらく」の詩のように、「年末年始は日頃会うことのない人と会って、刺激を受けて、ぜひ念じたい夢や目標を見つける機会にしてほしい」と話されました。

 また、最後の校長先生のお話では、65年前(昭和28年)に九州で起こった白川大水害(6.26水害)時、玉名高校の高校生400人ほどが熊本市内に出向き、土砂撤去などのボランティアに取り組んでいる写真をとりあげて、「ぜひ、このことについて皆さんのおじいさんやおばあさんにたずねてみてください。そして、何か分かったことがあれば私にお知らせください。このことを、ぜひ記録に残しておきたい。お願いします。」と話されました。

 今年も玉定では、大きな事故やケガなどなく過ごすことができました。1月も笑顔で皆さんと会いたいと思っています。在校生の皆さん、有意義な冬休みを過ごしてください。それでは、良いお年を!



【定】玉定オリジナル門松としめ縄(2018/12/20)

 1220日(木)班別活動のクリエイティブ班では、「お正月を迎える準備をしよう!」ということで、門松としめ縄作りに挑戦しました!門松は、男子の担当です。丸いプランターに竹を挿し、葉ボタンやパンジーなどを植え、周囲を飾り付け。しめ縄は、女子が担当しました。古いしめ縄から飾りをはずし、100円ショップで購入した造花や飾りをグルーガンでつけたり、針金で巻き付けたりして完成です。「ここには、この飾りが・・・」「ちょっとおかしいかな・・・」など、それぞれが創意工夫をこらして完成させました。

 作成した門松としめ縄は、本校正面玄関や定時制昇降口に飾ってあります。本校に来校されたときは、ぜひご覧ください!



【定】剣道1級審査会(2018/12/16)

1216()、熊本市で行われた剣道1級審査会に3人の生徒たちが受験しました。昨年から剣道を始めた3人にとっては、もちろん審査会は初めての経験でした。審査内容は実技・形とあり、両方とも合格して、1級になります。剣道では段位を取得する前に必ず1級を取得していることが条件になります。夏の全国大会が終わってから、次の目標を「まず1級を取得して、卒業までに全員初段を取ろう」と決めていました。

 審査当日は、これまで寒い夜に一生懸命練習した成果が発揮され、3人とも無事に合格しました。たくさんの審査員の前で1人ずつ実技をみられ、とても緊張した様子でしたが、大きな自信と達成感を味わうことができたようです。次は初段取得と来年度の全国大会を目指し、玉定剣士たちが頑張ってくれることと思いますので、今後も応援よろしくお願いします。

~審査会に向けて放課後練習に励みました!~


~12/16日(日)熊本公徳会武道場「振武館」にて~

【定】インターンシップ(2018/12/14)

 本校定時制では、毎年希望者に対してインターンシップを行うことで、自分の職業適性を考えさせ、将来の進路指導に繋げています。

今年度は、玉名ゆりかご保育園玉名市立図書館車検のコバック玉名築地店、特別養護老人ホーム岱山苑の4つの事業所に御協力いただき、11月から12月にかけて2日間のインターンシップを実施しました。参加した5名の生徒それぞれが、今回の体験から学んだことも多く、卒業後の進路について、より具体的に考えるよい機会となったようでした。

4事業所の皆様、お忙しい中、本校の生徒を受け入れていただき、懇切丁寧な指導と助言まで頂戴し、大変お世話になりました。今後の事業所の発展を心より祈念いたします。



【定】第4回イコイバ講座「人生設計」(2018/12/13)


 今年度最後のイコイバ講座は「人生設計」のテーマで学習しました。消費者トラブルの事例を知り、消費者トラブルから自分の身を守れる自立した大人になるために必要なことは何かを考えました。今年の6月に民法が改正され、平成34年4月からは法律上の成人年齢が18歳に引き下げられるため、本校生徒の中にも20歳前に成人になる生徒もいるので、なおさら自分のこととして考えることができたようでした。ワークショップでも大人になるために必要な知識について、真剣に考えて自分の考えを出していました。 生徒たちは、一人暮らしを考えているので、いろいろと調べていたので、とても良い話だったとか、以前に友だちに言われるままにして騙されたことがあるなどと感想を出してくれました。これから先、自分で携帯電話を契約したり、ローンを組んだりするときが出てくると思いますが、その時に今回学んだことを活かしてくれればと思います。



【定】平成30年度小岱山一周大会(2018/12/07)

 前日から当日の明け方まで雨が降り、開催が心配されましたが、今年も無事に小岱山一周大会が行われました。全定中合同の行事であり、定時制の生徒たちは、12キロコースに19名が参加しました。アップダウンが激しいコースを自分のペースで走ったり、歩いたりしながら1歩1歩前に進んでいる生徒や友達と励まし合いながら、ゴールを目指す生徒たちの姿がみられました。今年は昨年よりもタイムが速くなった生徒が多く、全員が3時間以内にゴールできました。また、1番速くゴールをした2年次の酒井くんは、定時制の記録では過去最速となる57分でゴールをしました。今年も寒い中、交通指導や熱々の豚汁とおにぎりを作って下さった育友会の保護者の皆様、本当にありがとうございました。





【定】赤い羽根共同募金(2018/11/29)

 定時制では、赤い羽根共同募金を年に1度実施しています。今年度も、生徒会役員が各教室や職員室をまわり、募金の呼びかけを行いました。休み時間が5分しかないため、多くの人に呼びかけるのは難しいのですが、教室をまわると生徒たちもお財布を取り出して、自分のできる範囲で募金に協力していました。生徒の中には、「毎年500円募金すると決めている」と話す生徒もおり、日常的にボランティアや募金活動ができなくても、今回のような活動をきっかけに、少しでも協力しようという心がけがあることは大変素晴らしいことだなと思いました。

 今回、協力して集めた募金が地域のために少しでも役立つことを願っています。

【定】第3回イコイバ講座「労働」(2018/11/29)

 第3回イコイバ講座「労働」は、阿部広美弁護士を講師に迎えて、講話とワークショップを行いました。まず、「何のために働くのか?」のワークで講座は始まりました。生徒たちは、自分なりに働くことについて考えて様々意見を出してくれました。その後、「アルバイトと正社員の違いは?」でも、ボーナスがあるかないかとか、有給があるかないかなど、このワークでも生徒たちは正社員との違いについて一生懸命に考えていました。2つのワークの後に、「アルバイトだってロウドウシャ」のテーマで、労働基準法、雇用契約、労働条件通知書などについて講話を聞きました。最後に、「働きやすい職場ってどんなところ?」についても、人間関係がいい職場とか、希望休が取りやすい職場などの意見がでました。 実際に働いている(過去に働いていた)生徒たちがいるからでしょうか?働くということを真剣に捉えているなと感じました。生徒は、今回の講座を受けて、ほとんどの生徒がアルバイトにも有給休暇が取れるとは知らなかった、わかって良かったと感想を残してくれました。法律は難しいかも知れませんが、知っているのと知らないのでは大きな違いだと、実感できたと思います。


【定】スポーツ交流会(2018/11/16)

集団づくりプログラムの後は司ボウルにて、ボウリング大会を実施しました。学年ごとに全部で7チームをつくり、チームの平均アベレイジで競い合いました。生徒たちはこの日のために、休みの日などを利用し、練習をしてきたようです。1ゲーム目は、各チーム接戦となりましたが、肩が温まってきた2ゲーム目は、ストライクを出す生徒が続出し、少しずつ差が開いていきました。各レーンでは、ストライクやスペアが出るたびに、クラスメイトとハイタッチや拍手をする姿が多くみられました。ボウリング大会を通じて、より一層親睦が深まった時間となりました。


-・-・-・-・-・結果発表・-・-・-・-・-
【チーム】 優 勝 1年Aチーム  2位 1年Bチーム  3位 2年チーム
【個 人】 優 勝 2年次大谷   2位 3年次川上   3位2年次酒井





【定】集団づくりプログラム「バスは待ってくれない」(2018/11/16)

「バスは待ってくれない」とは各人に渡されたバラバラの情報を口頭で共有し合い、一枚の地図を作成する問題解決学習です。目的を達成するために前に踏み出す力、考え抜く力、チームで働く力といった社会人基礎力も養うことができます。学年対抗4チームで正確な地図の作成を競いました。生徒の感想を見てみると「みんなが積極的に意見を出してくれたと思う。自分の意見も聞いてくれたので活動がやりやすかった」「再挑戦してみたい」「自分の意見を通すばかりではなく、みんなの意見をまとめる人、情報を整理する人のようにチーム内の役割をもっと考えればよかった」など、正解の地図を確認しながら、課題を解決するために自分には何が必要であったかを振り返っていました。残念ながらどのチームもおしいところで時間切れとなり、完成まではたどり着きませんでしたが、4チームとも時間いっぱいコミュニケーションをとりながら課題解決に取り組んでいました。どのチームも他者の考えを尊重し、自分の気持ちも大切にしながら、力を合わせて目標を達成するという充実感を得ることができたようです。今日の集団づくりプログラムをきっかけに、玉名高校定時制の絆がより深まっていくことを期待します。


【定】月の写真をとりました(2018/11/13)

 4年地学基礎の授業風景です。スマートホンで月の写真撮影に挑戦しました。スマートホンはカメラ機能も素晴らしく、天体望遠鏡の接眼レンズからスマートホンのカメラレンズをのぞかせて立派に写真を撮ることができます。この日は空気が澄んでおり、月はきれいに出ていました。校長先生にも見に来て頂き、生徒に教えてもらいながら見事に月の写真を撮っておられました。下の写真は撮影風景と、生徒が撮った月の写真です。

 
* こんな風にやっています


【定】防災・防消火訓練(2018/11/08)

11月8日(木)の3、4限目に防災・防消火訓練を行いました。訓練が始まる直前、消防隊員の方からの提案により、事前に計画していた火災現場を変えるという、より実際の火災を想定した訓練となりました。避難経路としていた階段も火災で通行できず、急遽別のルートから生徒たちはグラウンドへと避難をしました。

避難後は、消火器の使い方の説明を聞き、水消火器を使って訓練をおこないました。最後は、体育館に移動し、避難訓練の講評と熊本地震についての講話を聞きました。熊本地震から約2年半。少しずつ薄れゆく記憶のなかで、当時の救護活動の様子を写した何枚ものスライドを観て、再びあのときの記憶が蘇ってきました。講話の最後には「今後も必ず大きな災害が起きるはず。熊本地震を経験した私たちは決して忘れてはいけない。人とのつながりを大切に生きてください。」と消防隊員の方から熱いメッセージをいただき、生徒みんな真剣に聞き入っていました。

玉名消防署の皆様、御指導本当にありがとうございました。



【定】第2回イコイバ「食育」

 第2回イコイバ講座「食育」を行いました。今年も、玉名市保健センターと玉名市食生活改善推進員の皆さんにご協力いただいて実施することができました。「みんなで作って楽しく食べよう」のテーマのもと、調理実習に入る前に朝食の大切さについての食育講話を聴いた後、調理室に移動して、ソース焼きそばと人参とえのきの卵スープを作りました。日ごろ料理をしている生徒は手際よく、そうでない生徒はぎこちない手つきで野菜を切ったりしていました。なかには、だしを取ったイリコを佃煮にした生徒もいました。調理の後は、出来上がったソース焼きぞばとスープをおいしくいただきました。生徒の感想は、「家でやってないので、うまくいかなかった」「焼きそばはおいしかった」「スープの味が薄かった」などと書いてくれました。約4割の生徒さんが朝食を食べていない実態ですが、少しでも「食べる」ということについて関心を持ってくれたらと思いました。





★ 行事アルバムにも写真を追加しました。ぜひご覧ください。

【定】天体観測(2018/10/26)

今年玉定に赴任された理科の前田先生は、星がとても大好きな先生です。「定時制ならではの授業を!」と、生徒たちを外に連れて、自前の天体望遠鏡で天体観測をされます。前田先生の天体望遠鏡は、スマートフォンをセットして撮影することができるので、生徒たちも自分のスマートフォンできれいな月の写真を撮影したようです。翌日に満月を控えたこの日の夜空はとても美しい月の写真を撮ることができました。玉定に通う生徒たちは、職場や友人との人間関係、家族のこと、自分自身について、いろいろな悩みや課題を抱えている生徒もいます。教室を出て夜空を見ながら気の休まる時間を過ごして、また明日からの活力にしてもらえたらと思います。




【定】就職ガイダンス(2018/10/25)

卒業後に就職を希望する生徒、もしくは現在アルバイトなどの就労先を探している生徒にとって、面接試験は避けては通れない課題の一つです。また、社会にはどんな仕事があるのか、職業理解を深めることも進路を決めるうえでは重要な問題です。

そこで、少しでも就職について考える機会があればと、ハローワーク主催で実施されている就職ガイダンスを、本校でおこないました。

今回は社会保険労務士の杉山友香先生を講師に招き、

   コミュニケーションの基本を学ぶ

   様々な仕事、働き方を知る

   自分を知り表現する

という3つのレッスンに分けて、就職試験の面接における自己PRの基本をわかりやすく説明していただきました。

その中で、“第一印象とマナーはとても大切であり、笑顔で人と接することがコミュニケーションの基本であること。”“高校生の採用で重視されるのはコミュニケーション能力が断トツであること。“仕事選びで重視する価値観について考えてみよう。”正社員とフリーターの生涯賃金が3倍違うこと。“自己PRのネタ探しはこれまでの生活や自分の性格からでもできること。”を強く強調され、最後には1分間の自己PRにチャレンジしました。

講師の先生方、お忙しいなか本校生のために夜分に来ていただき、感謝申し上げます。この講座を通して、生徒たちが正しい就職活動を認識し、入社試験の際に役に立つことを期待します。


【定】熊本県がんばる高校生表彰式(2018/10/18)

 平成30年度熊本県がんばる高校生表彰式が、ホテル熊本テルサで行われました。玉定からは3年次髙木君が出席し、蒲島県知事より表彰状を授与していただきました。髙木君は、生徒会副会長として生徒会の仕事や資格取得の学習に日々励んでいます。これからもその努力を継続し、将来は立派な社会人になって熊本県に貢献してくれることを期待したいと思います。

 また、蒲島県知事の講話では、ご自身の経験をもとに、「高校生の皆さんには夢を持って欲しい。逆境の中にこそ夢がある。逆境に立ち向かうからこそ、得られる喜びがある。」と話されました。その話を受けて、表彰式に同席された髙木君のご家族も、「県知事が言われたように努力してほしい、がんばって欲しい」と声をかけられていました。

 髙木君をはじめ、これから熊本の未来を担う若い高校生の皆さんのさらなる活躍が楽しみです。「がんばる高校生」として、残りの学校生活を充実させて欲しいと思います。(余談ですが、最後の記念撮影にはくまモンも多忙の中かけつけてくれました!)


【定】人権教育DVD鑑賞会

総合的な学習の時間を利用して、日本人拉致問題啓発アニメ「めぐみ」を鑑賞しました。この作品は昭和52年、当時中学1年生だった横田めぐみさんが、学校からの帰宅途中に北朝鮮当局により拉致された事件を題材に、残された家族の苦悩や、懸命な救出活動の模様を描いたドキュメンタリー・アニメです。上映時間25分の間、生徒たちは真剣な表情で鑑賞していました。北朝鮮によって多くの人たちが不当に連れ去られ、安否すら分からない状態が続いている拉致問題。政府間の交渉はおこなわれていますが、全容解明には至っていません。被害に遭った人たちは自由な人生を奪われ、そのほとんどが家族のもとへ帰ってくることができずにいます。なかなか状況が進展しない今、私たちにはどのようなことができるのか。人権教育を通して幅広い人権感覚を身につけ、思いやりの心を育む機会とするとともに、この作品を鑑賞したことで拉致問題を身近に感じ、国際的な人権に関する諸問題にも目を向けてくれることを期待しています。


【定】平成30年度 定通文化大会

 107日(日)、熊本県立劇場演劇ホールにて平成30年度第68回熊本県高等学校定時制・通信制文化大会が開催されました。直前に台風25号の接近もあり開催できるかと心配していましたが、日曜日は台風も過ぎ去って気持ちの良い秋空となりました。

 玉定では7名の生徒会メンバーがスタッフとして裏方業務などの役割を全うしました。開会式開会のことばを3年次緒方君が、開会式閉会のことばを3年次藤本君が行いました。大舞台で、間違えることのできない大切な役割を、2人とも緊張しながら行ってくれました。その他、関係者の方々への弁当配膳や式典時の椅子や演台の準備などを5名の生徒が行い、熊本県の定通文化大会成功に貢献することができました。

 ステージでは、午前中に2年次本多君が生活体験作文「いつか、必ず」を発表。本校文化祭の若駒祭でも発表しましたが、体育館のステージとは違った景色に、少し緊張した様子でした。終わった後は、ようやく笑顔も見られ、「なかなかできないことを経験できた」と達成感に満ちていました。昼食時間を終えた午後のステージでは、玉定の生徒10名と職員2名の12名で、日本剣道形の演技を発表しました。定通総体で剣道に出場した生徒5名以外はほとんど初心者で、限られた時間でしたが練習に励み、見事な演技を披露してくれました。

 またこの日は、保護者や関係者の方も数名来られ、生徒たちの活躍を大変喜んでおられました。頑張ったことが誰かに認めてもらえる、誰かに喜んでもらえることは、人としてとても嬉しいことです。生徒たちも自分に自信がついたのではないでしょうか。このような機会を大切にし、これからも皆さんが人として大きく成長してくれることを願っています。







その他、行事アルバムにも写真を追加しています。どうぞご覧ください。

【定】定通文化大会に向けて(2018/10/02)

 107日(日)、熊本県立劇場にて第68回熊本県高等学校定時制・通信制文化大会(定通文化大会)が開催予定です。毎年、定時制・通信制に通う生徒たちが集まり、生活体験作文発表やステージ発表、作品展示などを行います。玉定では、生活体験作文発表代表として2年次本多君が、ステージ発表では3年次緒方君をはじめとする8名の生徒と2名の職員が「全日本剣道形」を披露します。全員でそろって練習できるのは放課後の30分という少ない練習時間ですが、「どうするの?」「覚えるのが大変」と言いながら、お互いに教えあい練習を重ねています。ほとんどが剣道初心者ですが、仲山先生の指導の下、皆さんに少しでも良い演技を見ていただけるよう頑張っています!

 定通文化大会のパンフレットをPDFファイルで掲載しております。ご興味のある方、ご都合のつかれる方はぜひ県立劇場までお越しください。

パンフレット.pdf



【定】後期始業式(2018/10/01)

 10月1日(月)、玉定では後期始業式を行いました。校長式辞では、校長先生が前期終業式から続くお話をされました。聖武天皇の妻である光明皇后が正倉院にしまった宝物は大切に保管されていたそうです。長い月日を経た今でも、私たちは見ることができます。この宝物は、戦時中空爆などの被害を逃れるために正倉院から出され、戦後また正倉院に戻されました。その時、「見せて欲しい」とお願いした一般の人たちが目にすることができるよう展覧会が開かれました。戦後、食べ物もなく貧しかった人々も、この宝物を見ることによって生きる力が湧き、戦後の復興を支えたとのことです。校長先生は、そのお話から「思い出の品を見ると悲しくてたまらないので正倉院に収めた光明皇后は死ぬ前に、思い出の品を手元に戻して、思い出に包まれて安らかに息を引き取ったのではないだろうか?そういうエンディングを私は望みたい。」と話され、大昔の人々の生き方や色々な話をきっかけに、好奇心を持つこと、想像を膨らませることの大切さを話されました。また、各部連絡では、教務部より福永先生が、自身の人間ドックの経験から「健康第一」「皆さんは健康ですから、毎日学校に来てください」と、また進路指導部の猿渡先生は、先日就職試験を終えた4年次浦田さんと共に就職試験に向けて今から取り組んで欲しいことを話されました。

 明日から4時間授業が始まります。生徒の皆さん、後期も様々なことに好奇心を持って、健康第一で、学校を休まず、それぞれ充実した生活を目指して取り組んでいきましょう!

【定】前期終業式(2018/09/25)

 2学期制を導入している玉定では、前期終業式を行いました。終業式の前に、7月に実施した全商ビジネス文書実務検定に合格した5名の生徒の表彰式を行いました。いつも資格取得で表彰されている生徒から初めて検定試験に挑戦した生徒もおり、それぞれの努力が認められて本当に良かったと思います。

 終業式では、校長先生より「触目崩摧」についてのお話がありました。聖武天皇の妻である光明皇后は、聖武天皇が亡くなったあと、思い出の品が目に触れると辛くて悲しく、聖武天皇の持ち物をすべて正倉院になおしたそうです。これを「触目崩摧」といい、そのおかげで貴重な品々が現在も残されているとのことです。校長先生は、このお話を聞いたときに疑問に思ったことが1つあるそうで、「それは何であるかを秋休みの宿題とします」と話をまとめられました。

 また、諸連絡では生徒指導主事西先生より、「イマジネーション」という言葉から「皆も周りの人をよく見ていると思うが、自分も周りからよく見られていることを想像、意識して欲しい」「交通安全に十分注意してください」と、保健主事の水谷先生からは「学校で実施した健康診断の結果をもとに、病院受診が必要な人は時間のあるときに行ってください。報告もお願いします。」と話がありました。

 秋休みは3日間と少ないですが、それぞれ充実した秋休みを過ごしてください。次の登校日は、10月1日(月)です。リフレッシュして、来月から気持ちを改めて頑張りましょう!



【定】第1回イコイバ講座「人間の性と生」(2018/09/20)

第1回イコイバ講座「人間の性と生」は、性暴力被害者のためのサポートセンター「ゆあさいどくまもと」から波口恵美子さんをお招きして、「人と人の安心・安全な関係のために~性暴力について考えてみよう~」ので講話を聞き、講話のあとには、九州看護福祉大学のピアカウンセリングサークルの学生さん4人がファシリテーターとして参加してグループワークを行いました。

グループワークのテーマは①講話を聞いての感想や質問、②加害者にならないためにはどうしたらいい?③友だちから性被害を相談されたらどうする?の3つから指定されたテーマで自分の意見を出し合いました。講座の後、生徒たちは、体と性の境界線やプライベートゾーン、パーソナルスペースを理解して、加害者にならないようにしよう、相談されたらきちんと話を聴いてあげたい、被害がなくなるようになればいい等の感想をだしてくれました。