学校生活
熊本県広報情報誌「ばとん・ぱすvol.80」の発行について
人権教育LHR②
12月12日(金)、全学年合同で2回目の人権教育LHRを行いました。
今回は『水俣病の教訓を伝える』をテーマに、熊本県庁水俣病保健課の中島様、語り部の杉本様をお招きし、講話を聞きました。
はじめに、中島様から水俣病についてその経緯や概要、その後の取り組みなどをご説明していただきました。
次に杉本様から、水俣病の家族や裁判の期間中の生活、大学生のボランティアの方からの支援など、実体験を語っていただきました。生徒は真剣な様子で当時の状況や心境について耳を傾けていました。
〈生徒の感想(一部抜粋)〉
・初めて水俣病を知ったときより詳しくその当時を知ることができて良かったです。
・水俣病が知られるようになるまで長い時間がかかったことに驚きました。差別がある中で、長い裁判期間を過ごしたこともすごいと思いました。
・小学5年生のときに水俣病のことを勉強しましたが、水俣病にかかった人の生活などは知らなかったので、聞くことができて良かった。
・今回聞かせていただいた講話で当時の緊迫感や気持ちを知ることができてひどく胸が痛むと同時に、まだある差別をなくすために行動しなければならないと思いました。
主権者教育
12月5日(金)、荒尾市選挙管理委員会の方にお越しいただき、主権者教育を実施しました。
はじめに、政治と選挙について講話がありました。
・国民が自分たちの意見を反映してもらうために選挙で代表者を決めること
・現在の投票率から、若者の意見が通りにくく、意見が反映しづらい現状であること
・投票日に理由があって選挙に行けなくても、事前に投票する制度があること
などをお話していただきました。
また、先生を候補者に見立てて、模擬投票を行っていきました。3人の先生が自身の政策を演説し、生徒は実際の選挙と同様の手順で投票を行いました。選挙管理委員の方の指示を聞き、スムーズに投票を行うことができました。
投票後は、開票作業も体験させていただきました。
まだ選挙権を持っていない生徒はもちろん、選挙権がある生徒にとっても、大変貴重な経験となりました。この経験を活かして、実際の選挙でも、投票を通して自らの意思を主体的に示していくことを願っています。
食育講座
11月28日(金)に、荒尾市すこやか未来課、荒尾市食生活改善推進員の方にお越しいただき、食育講座を実施しました。
はじめに、食生活と栄養バランスについて講話をいただきました。
その後、調理室で「おにぎらず」を作りました。
ラップの上にのりを置き、その上に具材を乗せて折りたたんだら、ラップごと半分に切って完成です。
簡単に作ることができ、洗い物も少なくすむため、生徒たちからも好評でした。
完成後、みんなでおいしくいただきました。
また各班1人ずつ、今回の感想を発表しました。自分で料理を作ることができ、生徒たちも嬉しそうに話をしていました。
〈生徒の感想(一部抜粋)〉
・おにぎらずの調理方法がとても簡単で美味しく作れてよいなと思いました。具材を変えると、またいろいろな味を楽しむことができて楽しそうだと思いました。
・おにぎらずが、とても簡単にできることに驚きました。
・栄養素について考えたことがなかったので、考えようと思いました。
・自分は最近、野菜をとるようになって腸の調子が良くなってきたので、やはり食べるのは、何を食べるかが大事だなと思いました。また、改めて自分の食生活を見直していこうと思いました。
研修旅行
11月21日(金)、研修旅行がありました。今年は「阿蘇神社」「道の駅阿蘇」「阿蘇ファームランドふれあい動物王国」に行きました。
阿蘇神社でお参りをした後は、商店街で食べ歩きを楽しみつつ、周辺の散策を行いました。
阿蘇ファームランドに向かう途中、道の駅阿蘇で昼食をとりました。
阿蘇ファームランドのふれあい動物王国では、柵の外を自由に歩き回っている動物もおり、野菜などのエサをあげながら、間近でふれあうことができました。
先生や友達と観光を楽しみ、充実した1日を過ごすことができました。
〈生徒の感想(一部抜粋)〉
・初めて阿蘇に行ったので、とても楽しかった。みんなで食べた肉串や団子がとてもおいしかったので、また行きたいと思った。
・阿蘇神社を見ることができて良かった。
・カピバラが思ったより大きくて驚いたが、近くに来て触ることもでき、とても楽しかった。