学校生活

人権教育LHR②

12月12日(金)、全学年合同で2回目の人権教育LHRを行いました。

今回は『水俣病の教訓を伝える』をテーマに、熊本県庁水俣病保健課の中島様、語り部の杉本様をお招きし、講話を聞きました。

 はじめに、中島様から水俣病についてその経緯や概要、その後の取り組みなどをご説明していただきました。

   

次に杉本様から、水俣病の家族や裁判の期間中の生活、大学生のボランティアの方からの支援など、実体験を語っていただきました。生徒は真剣な様子で当時の状況や心境について耳を傾けていました。

〈生徒の感想(一部抜粋)〉

・初めて水俣病を知ったときより詳しくその当時を知ることができて良かったです。

・水俣病が知られるようになるまで長い時間がかかったことに驚きました。差別がある中で、長い裁判期間を過ごしたこともすごいと思いました。

・小学5年生のときに水俣病のことを勉強しましたが、水俣病にかかった人の生活などは知らなかったので、聞くことができて良かった。

・今回聞かせていただいた講話で当時の緊迫感や気持ちを知ることができてひどく胸が痛むと同時に、まだある差別をなくすために行動しなければならないと思いました。