学校全体でのあれこれ
「高校総合文化祭」
5月30日(金)から5月31日(土)にかけて第37回熊本県高等学校総合文化祭が開催されました。
総文祭は、シアーズホーム夢ホール,熊本市国際交流会館,県立美術館本館の分散開催でした。本校からは美術部,演劇部,茶華道部(茶道),メディア部(放送)が参加しました。
5月24日(土)に吹奏楽部が参加予定だったパレード部門は、残念ながら雨天のため中止となりました。
美術部は昨年度開催された熊本県高等学校美術展で、最優秀賞に選ばれた小方さんの作品や、優秀賞を受賞した卒業生の前田さんの作品が展示されました。また、総合文化祭の開催にあたって募集されたポスター作品で優秀賞に選ばれた牛島さんの作品と佳作に選ばれた後藤さん、山口さんの作品も展示されました。
演劇部は開会式でのオープニングアピールや国際交流会館の運営を精力的に行いました。
茶華道部(茶道)は、隔年開催となるため今年度は2年ぶりの出場となりました。前回はコロナ禍だったため呈茶をすることができませんでしたが、今回は3年生の家入さん(お点前)、川上さん(半東)、他の生徒はお運びをして一服のお茶をお出しすることができました。大勢のお客様を前に緊張したようですが、立派に務め有終の美を飾ることができました。また、夏休みには表千家学校茶道合同茶会、秋には文化祭を控えていますので、これから1,2年生は3年生の背中を追いかけて稽古に精進することと思います。
メディア部(放送)は、昨秋、福岡で行われた九州高校放送コンテストで優良賞(全九州7位)を受賞したテレビ番組「未来への記憶」を、国際交流会館6階ホールで発表上映しました。
6月に開催されるNHK杯全国高校放送コンテスト県大会では続編となる「Piece of Peace(平和の断片)」を、7月末に四国で行われる「全国総合文化祭かがわ総文2025」では、続々編となるビデオメッセージ「紡ぐ~80年前の記憶~」を発表する予定です。戦後80年を迎える今年、新作2本のドキュメント番組を通して、戦争体験者の証言と平和へのメッセージを全国に伝えたいと思います。
美術部
メディア(放送)部
2年理数科野外実習(熊本博物館・江津湖)
5月21日(水)に2年理数科40名が午前に熊本博物館、午後に江津湖で野外実習を行いました。熊本博物館では学芸員の方から生物多様性について講義を受け、その後館内の見学をしました。講義では外来生物や江津湖の保全活動など知らないことをたくさん学ぶことができました。また、動物の標本を近くでじっくりと見ることができたことが貴重な経験となったようです。午後はあいにくの雨の中でしたが、江津湖の水質調査や生物調査を行いました。雨で水が濁っていたこともあって生物を見つけることは難しかったですが、ずぶ濡れになりながらも楽しく採集することができました。理数科の生徒の探究心が一層高まる1日となりました。
熊本総体サッカー決勝戦を全校で応援しました
6月4日(水)令和7年度熊本県高等学校総合体育大会サッカー競技(男子)の決勝を全校生徒で応援しました。晴天で気温も高く熱中症が心配されましたが、生徒一人一人がしっかり対策を取り、大事もなく全力で応援をすることができました。応援のサッカー部の生徒達も試合を盛り上げるべく全力で挑んでくれました!
全校生徒で応援する貴重な機会を与えてくれた選手達や先生方、その他全ての方々に感謝を申し上げます。これから九州大会及び全国大会に出場します。これからも学校全体でサポートしていきます!頑張れ!
「大津最高!!!」校長室での女子会ランチ
暑い日が続き、そろそろ疲れも出てくるこの時期…。 そんな空気を吹き飛ばすほど楽しいひとときを、校長室で過ごす生徒たちの姿がありました。 女子会では、校長先生が英語を織り交ぜながら話されると、生徒たちは流行の言葉をレクチャーし、校長室は、笑顔の絶えない空間となっていました。 生徒と仲睦まじく談笑している校長先生のお姿を見て、私は心から思いました。 「大津最高!!!」 と。
大津最高の様子
嬉しそうな校長先生とおいしそうなお弁当を食べる生徒たちの様子
防災講話(災害)
5月23日(金)に体育館にて防災講話がありました。初めに防災主任の平山先生から、これからの梅雨時季の大雨や台風などでどのように行動すべきかについてお話がありました。「2年前の7月に線状降水帯が発生し、多くの河川が決壊したり家屋が倒壊しました。本校においては電車がストップし、200名以上の生徒が駅で待機する事態になりました。大津高校ではこの時のことを教訓にして、防災意識を日々高めるべく取り組んでいます。」
その後、教科と連携した取り組みとして、地歴公民科の池田先生より「災害・防災~差し迫った状況の時にあなたはどう動く?~」と題して、避難時の持ち出し品や実際に帰宅困難者となった場合どのような行動をとるべきかなど、自分事として捉えやすい例を挙げながらお話されました。具体的には、熊本市内に出かけた際に災害にあったら、一時避難所がどこにあるか(水害の場合、熊本市中心部は海抜高度が低い場所があるので一時避難所の数も減る可能性がある)や、むやみやたらに移動しないほうが良い場合もあることなど、知っているのと知らないとでは大きな違いがあると話されました。また、飲料水や食料・モバイルバッテリーを準備し、日頃から家族で安否確認の方法や集合場所を話し合うなど防災意識を高く持つことが大事であること、災害が差し迫ったからといって慌てることなく、状況に応じた行動を冷静にとれるようになってほしい、いつ災害が起きてもいいようにしっかりと対策を整えるようにしてほしいとのお話がありました。
これからも大津高校では、年間を通して防災意識を高める講話や訓練を行っていきます。