建築科ブログ

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【建築科・伝統建築専攻科】名鉄学園杜若高等学校とのリモート授業

令和6年3月14日(木)

建築科2年生7名と伝統建築専攻科1年生6名が、杜若高等学校の総合的な探求の時間にリモート授業で参加させていただきました。

実演では釿(ちょうな)や槍鉋(やりかんな)を用いた木材の加工や、鳥居の制作に用いた各種道具の説明・披露を専攻科の生徒が中心となって行いました。


[専攻科1年生による釿(左)や槍鉋(右)の実演]


[専攻科職員による実演(右)と専攻科1年生による道具の説明(左)]

 

授業の目標は『変わらない「フツウ」を考える』

「伝統的な技術の伝承は本当に必要か?」「技術や価値あるものを後世に伝えるために自分たちができることは?」
などの問いかけに杜若高等学校の生徒さんや先生方と意見を交えながら、日ごろ学習していることについて改めて考える機会となりました。

明日は、人吉・球磨管内にある神社の鳥居を施工予定です。

安全第一で取り組んで参ります!

 

【建築科】幼稚園生との木育交流1回目~3年課題研究木育班~

令和5年度7月11日(火)

建築科3年生課題研究(木育班)と青井幼稚園の園児さんとの交流会を実施させていただきました。

最初は緊張していた生徒たちですが、一緒に作業を進める中でお互いに笑顔が見え始め、楽しそうにものづくりに励んでいました。

今回は、時間や時計の学習に役立つようにと「木製の時計のおもちゃ」を制作しました!

それぞれ個性的な素敵な作品に仕上がりました。

園児との交流会を通して、生徒は改めて「ものづくり」のやりがいや「木育」の意義を感じることができました。

次回の交流会は10月予定です!

喜んでもらえるように精一杯取り組みます。

 

 

人吉中央ロータリークラブ様とプランターの設置を行いました。

5月20日(土) 9時より、人吉商工会議所駐車場にて人吉中央ロータリークラブの皆様と本校建築科1年生(9名)で、昨年度に建築科で制作、寄贈したプランターへの花植及び人吉市内事業所30社様への設置作業を行いました。

当日は快晴の中、花のインストラクターから講習を受けた後に、クラブの皆様と生徒達は協力して最後まで作業を行いました。

プランターを設置した際に、事業所の方より、「今年もありがとう」と感謝の言葉を頂き生徒達からは「これから地域の為にも頑張ります!」と意気込みを語っていました。今年度も建築科では引き続き、取り組みを継続していく予定です。

 

人吉中央ロータリークラブ様へ プランター寄贈式

 人吉・球磨の復興支援プロジェクトの一環として、人吉中央ロータリークラブ様からご依頼を受け、建築科の生徒が木材を使用して、プランターを制作しました。

寄贈式が本校建築科実習棟の中庭で行われました。

【建築科】球磨支援学校への製作キットの受け渡し ~課題研究木育班~

令和4年12月26日(月)

 3年生課題研究の木育班では、幼稚園生との交流と支援学校生との交流を題材としています。今年度は幼稚園生とは交流できましたが、球磨支援学校生とは今年度も交流ができなかったため、製作キットの受け渡しとなりました。さらに、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、生徒さんへ直接受け渡すことも難しいため、今年度も球磨支援学校の先生への受け渡しとなりました。

 球磨支援学校生の方に作りたいものを図面を書いてもらい、その図面をもとに材料と、製作手順を記した手順書を作成しました。一緒に作ることができないので、わかりわすさにこだわり、様々な工夫をしています。球磨支援学校生の皆さんが作って、完成した作品が今から楽しみです。

【建築科】第11回つまようじタワー耐震コンテスト カテゴリーⅡ

令和4年10月23日(日)

 

 崇城大学で実施された第11回つまようじタワー耐震コンテスト(カテゴリーⅡ)に参加してきました。建築科から6名エントリーし、2人で1つのタワーを製作し、大会に臨みました。夏休みから約3ヶ月間に渡る長い間、製作を行ってきました。形が完成してからも、重さの規定に沿うように調整したり、様々な努力をしてきました。

勝永尚志(3AT)・黒木光勝(2AT)ペア

野﨑凛(2A)・犬童龍真(2A)ペア

椎葉俊介(1A)・原先藍良(1A)

 以上の3つのペアで挑んできました。当日の会場には、1つのタワーに付き、1人の入場といました。コンテスト中は、会場に入ることができた3人で協力し合って、重りを載せました。

 1回戦・2回戦・決勝とありましたが、3組とも決勝に駒を進めることができました。エントリーした全タワーが決勝に残ったのは球磨工業だけでした。とても嬉しく思います。

 結果としては、エントリーした全タワーは崩れ、上位に食い込むことはできませんでした。8位 野﨑・犬童ペア、9位 勝永・黒木ペア、10位 椎葉・原先ペアという結果になりました。

 全タワー壊れてしまいましたが、1年生ペアが特別賞を受賞してくれましたキラキラこの特別賞は、形状の美しさ・ユニークさ・製作の精度等の審査の結果選んでいただきました。

特別賞 椎葉俊介(1A)・原先藍良(1A)

 この3ヶ月間、夏休みは毎日朝から製作し、2学期に入ってからも、それぞれの部活後の時間なども使って製作してきました。黒木君も言っておりましたが、本当に青春をつまようじに捧げてきました。なかには2年間の夏休みをつまようじに青春を捧げてきた子もいます。それくらいの熱量を持って、挑んだコンテストでした。相当悔しかったです。ですが、不思議と終わった後の生徒たちはすごく晴れやかな顔をしていました。自分たちのタワーのどこが敗因なのか率先して話してる姿が見受けられました。すでに生徒たちは前を向いていました。つまようじタワー耐震コンテストはそんな人間的な成長を感じさせてくれるものでした。また、来年この悔しさをバネに、このつまようじタワー耐震コンテストに挑んでいってほしいと思います。

最後に壊れたタワーとパシャリ星ピース星

【建築科】課題研究~木育班~

令和4年10月20日(木)

 今年の7月の第1回目の交流に続き、今回で第2回目の交流となりました。3年建築科の課題研究の木育班は、木材でのものづくりを通して交流することで、生きる力を育む目的で活動しています。

 

 今回も青井幼稚園の年長さんと交流させていただきました。第2回目ということもあり、打ち解けるのがはやく活動もどんどん進みました。

 前回はさかな釣りゲームを作りましたが、今回は木製のカメラを一緒に製作しました。のこ挽きで木材をカットし、部材をボンド付けをし、やすりで磨きました。パネルにお絵かきをして、カメラの液晶部分もそれぞれ思い思いに作成しまいした。

 

 

下完成した木製カメラ下

 

 作成し終えた後はみんなでカメラののぞき穴からのぞきあってたくさん遊んでくれました。

 閉会式後に幼稚園生さんたちから素敵な言葉をいただき、大感動している高校生にさらに追い打ちをかけるかのように、サプライズプレゼントをいただきました。一生懸命書いてくれたこのお礼の言葉は大切に飾らせていただきますキラキラ青井幼稚園の年長さん、そして職員の皆さん、高校生にこのような機会を快く与えてくださり、本当にありがとうございましたお辞儀

交流はこれで最後になるので、最後まで別れを惜しんでいましたお辞儀キラキラ

 この半年間、幼稚園生に楽しんでもらえるよう、木育班の8名でアイデアを出すところから材料の準備まで頑張ってきました。準備するまでには長い時間を要しましたが、この全2回の交流で見ることのできた幼稚園生の笑顔のために頑張ってきました。相手の喜ぶ顔を見ることができる経験も木育班の8名の良い経験になったと思っています。木育班の今後の活動は、球磨支援学校生に向けた製作キットの作成を行っていきます。最後まで木育とは何かを突き詰めていければと思います。

絵師 荒木かおりさんによる特別授業

 文化財保存修復・復原、絵画・建造物彩色、社寺建築堂内荘厳などを手がけている川面美術研究所より、絵師の荒木かおりさんをお招きし、文化財の保存に関わる技術者としてのあり方について講演をいただきました。

今回は建築科1年生と伝統建築専攻科1,2年生が受講しました。

禅林寺阿弥陀堂の彩色・塗膜構造についての説明。

研究所で実際に使われている純金箔を使ったワークショップ。「金箔だ!驚く・ビックリ

専攻科1年生は木材で銘々皿、専攻科2年生は匙を事前に作っています。その上に人工漆を使って金箔を箔押しします。

箔押しと、砂子(金箔を粉末にした物)を施しました。砂子は七夕の歌にも登場します。金・銀・砂子~音楽です。

いにしえより「美しいもの」として歌い継がれてきたのですね。「砂子で富士山をイメージしてみました。昼

あらかじめ柿渋を塗っておいたので、落ち着いた感じに仕上がりました。制作の思い出と共に宝物になりそう。

1年生は色画用紙の上に膠(にかわ)を使って箔押しに挑戦。赤い色と金色でめでたい感じかな?

天然の土や鉱石などを砕いて粉末状にした顔料(絵の具の元)の現物を展示していただきました。

こちらも蓮弁に彩色された現物の展示です。間近で見ることができて感動。

鉱石から鮮やかな顔料が作られることに驚き。そして牡蠣殻が白い絵の具に変身することが一番の驚きの様子。

1年建築科伝統建築コースの西生君による御礼の挨拶。

 建築科、伝統建築専攻科の生徒たちをあたたかく見守るように講演、ワークショップを行っていただきました。講演の最後にあった「後世に残る令和の文化を皆さんと共につくっていきましょう」というお言葉に胸が熱くなりました。これから荒木先生のお言葉を胸に生徒の皆さんは頑張ってくれると思います。

 

これまで手がけられた文化財保存の様子などはこちらで拝見できます。

右川面美術研究所のホームページ

 

 

地域資源コラボ事業 特別授業 

実施日:令和4年10月7日(金)
見学①阿蘇神社
見学②県アートポリス事業現場見学
生徒:建築科3年

関係者の皆様大変お世話になりました。ありがとうございました。

 阿蘇神社

阿蘇神社 代表生徒謝辞:北里 尚輝

 

エバーフィールド木材加工場

 エバーフィールド木材加工場 代表生徒謝辞:椎葉颯斗

 

【建築科】瀧川寺社建築の國樹様による特別授業

地域資源コラボ事業 特別授業 9月7日(水)
奈良県にある(株)瀧川寺社建築の國樹様に講義をして頂きました。
後半は社会人として、職人としての在り方をご教授して頂きました。

御礼挨拶
3年建築科 北 春翔

講演「これからの建築技術者について」

 7月13日(水)

 建築科では「これからの建築技術者について」と題して講師の林 美貴(元崇城大学 工学部 建築学科 准教授)をお招きして、3年建築科建築コース20人を対象に講義をして頂きました。建築の現状を踏まえて、これからの建築技術者の在り方についてお話をして頂きました。先生の大学でのこれまでの研究成果を踏まえ構造力学の観点から建築物の在り方についての細かいお話も聞くことができ、生徒達は新鮮な気持ちで講義を受けていました。
今後も建築科では特色有る授業が継続されます。

謝辞:3年建築コース 恒松大輝

【建築科】幼稚園生との木育交流~3年課題研究木育班~

令和4年7月7日(木)

3年建築科の課題研究には、木育班という班があります。

木材でのものづくりを通して交流することで、生きる力を育む目的で活動しています。

年に2回、青井幼稚園の年長さんと交流をさせていただいています。

今回が第1回目の交流となりました。

生徒たちは開会式からすごく緊張していました苦笑い

幼稚園生と交流を始めると、幼稚園生の笑顔につられて生徒たちにも笑顔が見え始めました興奮・ヤッター!

良い意味で幼稚園生のペースに飲み込まれていましたニヒヒ

青井幼稚園の卒園生でもある農くんはたくましくなった姿を幼稚園の先生方に見せることができましたお辞儀キラキラ

下農くんと幼稚園生さんの活動の様子下

今回は「さかな釣りゲーム」を一緒に制作しましたキラキラ

制作後もとても楽しそうに遊んでくれている姿を見て、3ヶ月間試行錯誤して準備してきた甲斐があったなと全員が心の中で思ったことでしょうお辞儀キラキラ

次は10月に木育交流を予定しています。

次回も喜んでもらえるよう、一生懸命準備に取組みます!

人吉ロータリークラブ災害復興プロジェクト(花の苗植え・プランターの設置)【建築科】

3月21日(月)春分の日

 建築科2年生 5名の生徒が参加し、人吉ロータリークラブの方々と一緒にプランターへの苗植え及び設置作業を行いました。プランターは本校建築科3年生が作成し、デザインは建築科の生徒でデザインコンペを行い、その中から建築2年生の佐藤花咲のデザインが選ばれました。

 生徒達は人吉ロータリークラブの方々や地域の方々と触れ合いながら笑顔で作業を進め、このような機会を与えて下さったことに感謝しながら普段の学びが地元復興に繋がったことに大きな喜びをかみしめていました。

令和2年7月豪雨災害復興「しらさぎ荘 水神社」

 本日卒業式後に、伝統建築専攻科2年生の鳥越楓樹君が製作した「しらさぎ荘 水神社」の引渡式を行いました。

現場設置はしらさぎ荘が復旧する12月あたりを予定しています。

鳥越君、5年間お疲れ様でした。卒業おめでとう。

しらさぎ荘のご主人に説明をする鳥越君。

最後は伝統建築専攻科の後輩たちと記念写真。

 

相良村浜宮神社 覆屋建方(令和2年7月豪雨災害復興)

昨年(令和3年)の12月に相良村浜宮神社覆屋の建方作業に建築科3年生8名、伝統建築専攻科5名で行ってきました。

令和2年7月豪雨の災害により土砂崩れが発生し全壊してしまった為、本校の建築科3年生で復興に向けて昨年の4月から制作作業を行ってきました。

今回制作した覆屋の中には本校専攻科1年生が制作に取り組んだ本殿が入ります。

 

 

 

 

 

【建築科】第8回特別授業「地域資源とのコラボ推進事業」

実施日:令和3年12月3日(金)

場 所:①阿蘇神社 楼門施工現場見学・講義

    ②熊本県土木部建築住宅局 建築課(田口技建工場見学、伝統構法による住宅現場見学)

対 象:建築科1年(38名)

 

11月11日(木)に2年生で実施された現場見学と同じ行程で実施されました。

専門分野を学び始めて約8ヶ月になる1年生には少し難しい話もありましたが、普段の授業と比べ生き生きとした様子で見学していました。なかには個別に担当者の方に質問する生徒がおり、建築に興味を持つ良いきっかけになっているのではないでしょうか。

【阿蘇神社】

地震後の阿蘇神社の様子から現在までの

【(有)田口技建 工場・住宅現場見学】

田口技建様の工場に伺い、「くまもと型伝統構法」とは何か、またそれらに用いる継ぎ手、仕口、土壁の説明を受けました。継ぎ手、仕口については学校で学習した内容が含まれており、授業と現場を繋げて理解できている様子でした。

【くまもと型伝統構法の住宅見学】

宇城市にある施工中の住宅現場見学の様子です。授業で学んだことの確認や、住宅現場での注意事項(仕上げ材を下足で踏まないなど)、新築ならではの木の香りなど現場でしか味わえないことを体験させていただきました。

【建築科】第7回特別授業「地域資源とのコラボ推進事業」

実施日:令和3年12月1日(水)

講師:須藤鋸店代表 須藤 聖一 氏

生徒:午前・建築科伝統建築コース2年(19名)、午後・同3年(19名)

今回は本校OBでもある、須藤氏より大工道具の鋸にまつわる詳しいお話を聞かせて頂いた。

鋸の種類や使用方法を先生の実技指導を通して生徒に直接指導を頂くことができた。生徒達は種類ごとに置かれた鋸を使って原木や竹を含む木材の切断などの実技体験を行った。その後は鋸の目立についてのお話と実演を行って頂き、生徒達は初めて見る鋸の目立作業を食い入るように見つめていた。生徒達から積極的な質問が多く発せられ、須藤氏の高校時代のお話から始まり、職人としての思いや、社会人になる心構えについても詳しくお話を聞かせて頂くことができ、とても貴重な時間となった。

自己紹介をされる須藤氏

須藤氏による実技指導の様子

指導に基づいて、各作業場所で全ての生徒が鋸を使って木材を切断した。

生木の切断も行った。

普段見ることのない、大きな窓鋸による丸太の切断指導の様子。

須藤氏による目立作業の様子。生徒達は集中して講師の話を聞きつつ、身を乗り出して作業に見入っていた。

生徒による鋸を使った原木の切断

午前中の授業が終わり、謝辞を述べる2年生代表の北君。

 

午後からは3年生が講義を受けた。

 鋸の挽き方について説明していただいている様子。

鋸の刃の仕組みについて説明する須藤氏。

前挽大鋸を用いた実演の様子。

 

生徒も前挽大鋸(まえびきおが)に挑戦しました。

3年生に向けたメッセージをいただきました。

謝辞を述べる3年生代表の川上君。

【建築科】第6回特別授業「地域資源とのコラボ推進事業」

実施日:令和3年11月17日(水)

講師:元熊本城本丸御殿復元工事棟梁  松永 孝一 氏

   文化財建造物保存技術協会 参事 東坂 和弘 氏

生徒:建築科伝統建築コース2年(19名)、3年(19名)

 

東坂先生よりご自身の経歴とこれまでの取り組みについて詳しくお話し頂いた。日本の伝統建築はもとより、海外の伝統的建築構法と文化に至るまでの幅広いお話であった。

その後、松永先生による大工道具紹介と使用方法についての説明があった後、木材の伝統的製材方法である両刃鑿を使った打割製材の実技指導があり、すべての生徒が実技体験を行った。生徒達は古代から中世にかけての製材方法を実体験した。

 

東坂先生の講話に聴き入る生徒達

 

専攻科の生徒による、釿(ちょうな)掛けの様子

 

2年生による両刃鑿を使った打割製材の様子
 

3年生による両刃鑿を使った打割製材の様子

松永先生による実技指導により高い加工技術を学んだ

打割製材後の断面確認の様子

 

授業が終了し、謝辞を述べる生徒代表の北君。講師の先生方への感謝と共に、今回の学びを今後の活動に繋げていきたいと力強く語っていた。

 

 

【建築科】第5回特別授業「地域資源とのコラボ推進事業」

実施日:令和3年11月11日(木)

場所:①阿蘇神社 楼門施工現場見学・講義

   ②熊本県土木部建築住宅局 建築課(田口技建工場見学、伝統構法による住宅現場見学)

参加生徒:建築科2年(38名)、伝統建築専攻科1・2年(6名)

 

5年前の熊本地震を受け、倒壊した阿蘇神社楼門の修復現場見学の様子です。

生徒達は、古材を7割再利用したスケールの大きな修復現場を見学し、伝統技法の技術の高さと制震ダンパーを組み合わせたハイブリッドの新工法に驚きを隠せない様子でした。

 

 

楼門の現場見学後、伝統建築専攻科の生徒は、「阿蘇神社の災害復旧事業」について復旧工事の設計監理を担当されている文化財建造物保存技術協会の方にお話をしていただきました。

 

 阿蘇神社の彫刻に始まり、阿蘇神社の墨書裏話や、楼門の特徴と熊本地震の特徴を重ね合わせ、崩れた理由を示してくださいました。阿蘇神社の災害復旧手順についてのお話では、見学させていただいた現場を思い出しながら、学ばせていただきました。

 

 質疑応答では、意欲的に質問する様子が見られました。「重要文化財である木造建築物に鉄骨を入れることに抵抗はなかったのか?」と教師陣も気になっていた質問をしてくれました。その質問に対しても真摯に答えていただき、たくさんの学びを与えてくださいました。専攻科生徒はやはり社寺建築を学んでいるだけあって、目を耀かせながら耳を傾けていました。

 

 

 

 

(有)田口技建見学

【作業場】

作業場見学では、「くまもと型伝統構法」の意義やそれらに用いる継手や土壁の説明を受けた。また実際に継手の加工体験を行いました。生徒たちは実際の材料や継手・土壁の模型などを見ながら、学校で学習した内容と照らし合わせ学習を深めていました。

 

【くまもと型伝統構法の住宅見学】

「くまもと型伝統構法」の住宅見学では、実際に施工中の住宅現場を見学しました。構法の特徴や作業内容などの説明を受けた。生徒たちは土壁の中塗り体験や田口社長に対して古材の活用に関する発問をするなど、積極的に学習に取り組みました。

 

 

 

 

 

【建築科】第10回「つまようじタワー耐震コンテスト高校生大会」

令和3年10月31日(日)

 

第10回「つまようじタワー耐震コンテスト高校生大会」に出場してきました。

結果としては、3位以内に入賞することはできませんでした。

本校からは、4チーム出場しました。

惜しくも、勝永(2AT)・黒木光勝(1AT)チームが5位という結果でした。

重りが足らなくなるほど、例年に比べ、類をみない白熱した戦いとなりました。

 

今大会は、元々9月中旬に実施される予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の拡大により延期されました。

9月中旬の完成にあわせ、夏休みから地道に制作してきました。

長い間向き合ってきたつまようじタワーが崩壊していく様は、とてもショックでした。

重さを毎回量り、その度に補強し、愛情込めてこの3ヶ月間つまようじタワーと向き合ってきました。

タワーが倒れ、放心状態になっていた生徒ですが、特別賞をいただくことができました。

愛情込めて向き合ってきた甲斐がありました。

 

特別賞 野﨑凛(1AA)・宮田杏莉(1AA) 

この特別賞は、形状の美しさ・ユニークさ・製作の精度等の審査の結果選んでいただきました。

この悔しさをバネに来年はまた優勝を奪還したいと思います!

最後は壊れたタワーと共に全員で!キラキラ

【建築科】第4回特別授業「地域資源とのコラボ推進事業」

実施日:令和3年10月27日(水)①②③④⑤⑥時間目

講師:元熊本城本丸御殿復元工事棟梁  松永 孝一 氏

   文化財建造物保存技術協会 参事 東坂 和弘 氏

生徒:建築科伝統建築コース 2年(19名)、3年(19名)

 

本校建築科の特別授業が午前の部、午後の部の2回に分けて行われました。

今回の講師は元熊本城本丸御殿復元工事棟梁 松永 孝一様、文化財建造物保存技術協会 参事 東坂 和弘様です。

熊本城本丸御殿の新築工事や熊本地震により被災を受けた飯田丸5階櫓などの修復工事にともない、それぞれのお立場から木材の使い方、手法についてこれまでの現場経験を踏まえて、伝統建築の魅力や職人としての在り方について講義をしていただきました。生徒達は興味津々に話を聞き、積極的な発言も見られ充実した講義となりました。

午前の部 伝統建築コース2年生 授業風景

 

午後の部 伝統建築コース3年生 授業風景

 

 

 

 

【建築科】第3回特別授業(地域資源とのコラボ推進事業)

第3回特別授業 

実施日:令和3年9月9日(水)

講師:本山建設 社長 本山 幸嘉 氏

生徒:建築科建築コース 2年(20名) 3年(17名)

 

今回の講師は熊本県山鹿市で総合建設業を営んでいらっしゃる本山幸嘉様です。

地場産業の経営者として、山鹿市の商工会のリーダーとして、熊本県建設業協会 タクミミライ 経営雇用委員長・理事としてのご経験を踏まえて、総合建設業の魅力について講義をしていただきました。

アスベストのことや、建設業のことばかりでなく、町づくり・街おこしについてのお話も盛り上がりました。3年生にとっては、これから始まる仕事を中心とした社会生活の実感がもてるような内容であり、2年生にとっては今後の進路選択に繋がる貴重な講義となりました。

 

中学生体験入学(建築科)

10月16日、中学生向けの体験入学を実施しました。

多くの中学生の皆さん、保護者の皆さんに御参加いただきありがとうございました。

建築科では木工、測量、CAD、伝統建築専攻科の説明を各ブースで行ないました。

  

           木工の説明                    鉋がけ体験の様子

 

           測量の説明

 

           CADの説明                 

  

        伝統建築専攻科の説明                 しらさぎ荘・水神社

今回の説明会を通して、多くの生徒さんに球磨工業高校のこと建築科のことを知ってもらい、興味を持ってもらえたと思います。

多くの生徒さんが球磨工業高校に来てくれることを楽しみにしています。

今回は多くの方に体験入学に参加いただきありがとうございました。

 

【建築科】課題研究~木育班~

令和3年10月12日(火)

 

建築科の課題研究では、木育班という幼稚園や支援学校と交流を行う班があります。

今日は、今年度2回目となる青井幼稚園の年長さんとの交流に行ってきました。

パチンコゲームを一緒に製作しました。

幼稚園生に安全に作ってもらい、楽しんでもらえるように、この日のために生徒たちはたくさんの準備をしてきました。

準備は大変だったのですが、すごく喜んでくれて、生徒たちも嬉しい気持ちでいっぱいの様子でしたお辞儀

 

また、おもちゃ箱の製作も行い、贈呈を行いました。

おもちゃ箱の製作は夏休み期間中の時間なども活用し、生徒たちがデザインから考え、製作してきました。

お渡しをしたときに、「かわいい~!」「すご~い!」と言ってもらえ、生徒たちも頑張ってよかったと改めて思ったようですお辞儀

青井幼稚園の年長さんとの交流は今年度最後となりました。

2回とも生徒たちにとって、とても良い経験となったと思います。

建築科・特別授業

本校建築科では今年度より、地域資源とのコラボ推進事業として専門講師を招いた特別授業を行っています。

 

第1回 特別授業

7月8日(木)

目的:昨年の豪雨災害で被災した人吉市内の国登録有形文化財の復興作業を通した文化財建造物の保全と活用について学ぶ

講師:熊本高等専門学校 名誉教授 磯田 節子 氏

生徒:建築科2年(39名)、1年(38名)、伝統建築専攻科1年(5名)

生徒達は昨年の豪雨災害で被災された旅館の復興現場の様子や取り組みを聞き、登録有形文化財の在り方や復旧支援、文化財登録について学びました。昨年の復旧ボランティアで作業した場所でもあったため、その時のことを思い出しながら講義に取り組む姿が見られました。

 

 

 

第2回 特別授業

7月14日(木)

目的:建築物の設計業務の具体的内容と、目標の実現に向けた生き方について学ぶ

講師:一級建築士事務所AND 代表 中村新五 氏

生徒:建築科Aコース 2年(20名)、3年(17名)

コロナ感染防止対策として、手指の消毒・マスク着用はもちろんのこと生徒座席の指定や距離の確保を行いました。生徒達は授業に真剣に取り組み、受講後は建築設計業務内容について気になることなど積極的に質問する姿が見られました。

 

磯田先生、中村先生この度はご講演ありがとうございました。

令和3年度第20回高校生ものづくりコンテスト九州大会

 令和3年度第20回高校生ものづくりコンテスト九州大会が福岡県にて開催され、本校建築科からは家具工芸部門に、3年建築科建築コースの竹本拓斗君(多良木中出身)が出場し、最優秀賞を頂くことができました。

 応援して頂いた皆様ありがとうございました。これからも技術向上に努めて参ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【建築科】青井幼稚園での木育教室(課題研究木育班)

令和3年7月6日(火)

3年生の課題研究の木育班で、青井幼稚園にて年長さんと木育教室を行いました星

4月からずっとこの交流のために、製材から試作まで準備をしてきましたにっこり

今回の木育教室では、小物入れを作りました!

「木育」ということで、道具の使い方や注意事項を伝えなければなりません。

幼稚園生に伝えるため、わかりやすい言葉を使った説明をするため、前日まで練習をしてきました汗・焦る

直前まですごく緊張していた生徒たちでしたが、幼稚園生の顔を見ると、自然と笑顔になっていましたニヒヒハート

活動に入ると、最初は生徒も園児さんたちも人見知りをしていましたが、徐々に打ち解けていきました!

園児さんたちが釘打ちや鋸挽きで怪我しないように注意を払いました汗・焦る

最後は園児さんがそれぞれ選んでくれた動物やお花のモチーフを蓋に貼り付けて、色塗りをしました美術・図工キラキラ

最後まで生徒も園児さんも笑顔で楽しそうに活動していましたグループ

それぞれ味のあるすごく可愛い作品が出来上がりましたキラキラ

そして、生徒たちの普段は見ることができない新たな一面が発見できましたひらめき

次の木育教室は10月に予定しています。園児さんたちの笑顔のために頑張りますお辞儀

建設業の魅力を紹介する施工現場授業

建設業の魅力ややりがいを伝えようと、大東建託株式会社様が来校され、講義と現場見学会を実施して頂きました。

 

 普段は聞けない建設現場の流れや施工について、詳しく講義をして頂いたり、実際の現場にて実物を見せながら丁寧に説明していただき、とても有意義な授業となりました。

 

 生徒達も普段見られない壁や天井裏などの構造を見られて、イキイキいているようでした。今日の講義を、今後の進路選択などに活かしてほしいです。

1年生

 

2年生

 

 

技能検定試験(建築大工)

2月13日(土)に技能検定試験の建築大工2級、3級を受験してきました。

 

11月から約4ヶ月ほど、一生懸命に練習し本番に臨みましたので、その成果がでることを期待しています。

合格発表は3月19日(金)10:00~ (県庁HP)

 

 

本番前の様子

 

練習の様子

 

 

木製テーブルセット、パーテーションの製作

新型コロナウイルスと闘う医療従事者に向けて、感謝の気持ちを込めて何か出来ないかということで、熊本県森林組合連合会様、農林中央金庫様と共同して木製テーブルセットとパーテーションの製作を建築科3年生と伝統建築専攻科の生徒で行いました。

 

この木製テーブルセットとパーテーションは熊本県内の医療機関に寄贈される予定です。

【建築科】課題研究発表会

令和3年1月20日(水)

 

 4~6限の時間を使い、2年生に向けて、3年生が課題研究発表を行いました。例年であれば、2・3年生全員で計画室で静聴するということになっていますが、新型コロナウイルス感染症拡大予防のため、今年度は計画室は2年生のみ、3年生は造形室でリモートで静聴するという形になりました。

  下計画室の2年生             

右造形室の3年生(リモート画面)

 

①伝統建築専攻科

 

②西田先生「1年間を振り返って」

 

③地域活性化班

 

④伝統工法班

 

⑤木工班

 

⑥コンペ班

 

⑦木育班

また、2年生も意欲的に質問する姿が見受けられました。来年は自分たちが課題研究をすることを考えると、身が引き締まる思いだったことでしょう汗・焦る

最後に総評を松葉先生にいただきました。

・自分の言葉で話すことの大切さ

・如何に良い課題『研究』になるかは君たち次第であること

・指示待ち人間にはならないこと

などの言葉をいただきました。

造形室でリモートで聞いている3年生もしっかりと聞いていました期待・ワクワク

下松葉先生の総評を聞いている様子(上:2年生、下:3年生)

 今年度は休校から始まり、さらには人吉球磨地区を襲った水害など、様々なことが起こった1年でしたが、できることに目を向け、互いに助け合い、補い合いながら、取り組んだ「課題研究」でした。課題研究を通して、身に付いた力は人それぞれだと思いますが、この課題研究発表をすることにより、それを自分で自覚する良い機会になったのではないかと思います。

3年生の皆さん、1年間お疲れさまでした!ピースハート

また、課題研究で関わらせていただいた方々、ありがとうございましたお辞儀

【建築科】支援学校にて製作キットの受け渡し ~課題研究木育班~

令和2年12月25日(金)

 

 建築科課題研究「木育班」では、昨年度まで幼稚園と支援学校と木育教室を通して交流する活動を行ってきました。しかし、今年度はコロナウイルス感染症拡大予防のため、どちらとも交流はせず、製作キットのお渡しに返させていただきました。

 幼稚園生向け製作キットの受け渡しは10月に既に実施しており、今回は支援学校生向け製作キットの受け渡しを行いましたにっこり

 支援学校生との直接的な交流はコロナウイルス感染症予防のため難しいということで、支援学校の先生への受け渡しとなりました。木育班は8名で活動していますが、冬休み入っての受け渡しとなったため、3名のみの参加となりました。3名ともきちんと自分が担当した製作キットのことを伝え、手渡すことができました。支援学校の木育班が活動する場所で受け渡しをさせていただくことができ、少しでも支援学校生が作業する様子が想像できたのではないかと思います星

 今年は色々なことが出来事が重なり、例年と大幅に変わってしまい、生徒にも難しい要求をしてしまったと思っています。ですが、全員最後まできちんとやり遂げてくれましたイベント

 年明け後も課題研究発表に向けて、最後まで頑張っていきたいと思いますピース3ツ星

 

 

 

技能検定(建築大工)課外

2月に行われる2級技能検定試験(建築大工)に向けて練習中です。

 

原寸図から材料の削り、墨付け、加工を行い組み立てて行きます。

 

合格に向けて日々頑張っております。

 2級の実技課題の椅子。全工程の制限時間は5時間30分です。

電気科・建築科共同 軸組模型製作

電気科と建築科で共同して、実際の住宅を模した軸組模型を製作しました。

 

この模型を使って電気科で壁や天井の裏に電気配線をしてコンセントや照明を取り付ける実習を行います。

 

普段教科書の中でしか見ない壁の構造を知れて良い体験になったかと思います。

 

また他の学年も授業の一環として見学しにきました。

建築科 課題研究(地域活性班)

「課題研究」の授業にて令和2年7月豪雨で被害に遭った青井阿蘇神社の被害状況調査を行ってきました。

 

がれきや泥などの撤去は終わっていましたが、調べていくと想像以上の高さまで浸水していることが分かりました。

 

豪雨災害から3ヶ月ほど経ちますが、この災害を忘れず後世に伝えていければと思います。

中学生の皆さんありがとうございました!【建築科】

7月18日・19日の2日間で中学生に向けた体験入学を行いました。

建築科では伝統建築コース・建築コース・3DCADコース・伝統建築専攻科コースの4つのコースに分けて紹介を行いました。

 

 伝統建築コースの紹介

 

 鉋削り体験をしてくれた中学生にはプレゼントもありました。

 

 

建築コースの紹介

小さなお客様も来てくれました!(^_^)

 

 

3DCAD体験コース

 

 

伝統建築専攻科の紹介

 

今回の体験入学で球磨工業高校に興味を持った方が増えたと思います。

 

球磨工業高校の先輩や先生は皆さんと一緒に活動できることを楽しみにしています。

また球磨工業高校で会いましょう!

中学生の皆さんありがとうございました。

 

明日は中学生体験入学です!

建築科では明日18日と19日が中学生体験入学ということで、予行練習・準備を行いました。

 

 

明日は、高校生が気合いを入れて頑張ります!!

中学生の皆さんよろしくお願いします。

建築科集会

 

先日、建築科集会を行いました。

司会を務めたのは今年度群長の五藤慶太(相良中出身)です。 

まず始めに建築科科長である松葉英星先生より、各学年に向けて、また自分の目標についてのお話がありました。 

 

 

その後2、3年生を筆頭に、1年生は初めてとなる校歌の練習を行いました。だんだん声が出てくるようになりましたが、

まだまだ練習あるのみです。1年生は一人前の球磨工生になるため、まずは校歌を覚え、大きな声で歌えるようになりましょう。

最後に校歌の練習の動画を載せています。是非ご覧になってください。

  

 IMG_2101.MOV

↑こちらをクリックしてください。

 

道具の手入れ【建築科】

休校中の4月24日、建築科の木造実習室では

建築科の職員が道具の手入れを行っています。

鑿(のみ)を砥石(といし)で研いでいるところ。

その砥石(といし)を手入れしているところ。

道具箱がずらりと並んでいます。

実習では一人ひと箱の道具箱が貸し出されます。

自分の道具は責任をもって管理するよう、実習をとおして教えられます。

箱の中身はこんな感じ。新一年生の皆さん、しっかりと使い方を学んでいってくださいね花丸

道具箱は手作りで長年大切に使われ、後輩達に引き継がれています。

道具箱のふたには道具の名称(ふりがなつき)を覚えやすいように写真が貼られています。

生徒の皆さん、学校活動が再開されたら実習を頑張りましょうキラキラ

作業環境を整えて皆さんが登校してくるのを待っています花丸

最後の木育教室

 1月15日に建築科3年生の課題研究木育班と青井幼稚園の年長さんで今年度、最後木育教室を行いました笑う

 今回は木のおもちゃづくりということで「木琴」「カタカタお人形」「ロボット」「羽子板&コマ」のなかからそれぞれ作りたいおもちゃを事前に選んでもらいました。

のこぎりで好きな長さに木を切ったり、金づちを使ってだぼ穴や釘を打ち込み、組立てていきました。

木琴では釘打ちに苦戦しながらも楽器に励み、カタカタお人形ではうまく落ちるようにお人形をやすりで微調整し、ロボットではタイルやボタンなどを使って装飾していき、世界にひとつだけのおもちゃ作りました!!

 

 最後には、子ども達から心温まるお礼の言葉と写真パネル、一人一人にピカチュウのメダルをプレゼントしてもらいました。みんなでそのかわいさと気持ちのこもったプレゼントに感激しました喜ぶ・デレ

一年間本当に楽しい時間をありがとうございました!

 

錦ライオンズクラブ依頼ベンチ製作贈呈式

1月16日(木)に建築科3年生の課題研究で錦ライオンズクラブから依頼のあった人吉海軍航空基地資料館ひみつ基地ミュージアムに贈呈するベンチ製作の贈呈式に参加し感謝状をもらいました。

第2回小高連携木工教室「なりきり大工さん」

今回は、12月9日(月)西小学校4年2組の児童と本校建築科3年生の木工教室「なりきり大工さん」を実施しました。事前に小学生に作りたいものをスケッチしてもらい、檜や杉の廃材を利用して3年生が準備から指導まで行いました。

 

小高連携木工教室「なりきり大工さん」

12月2日(月)西小学校4年1組の児童と本校建築科3年生の木工教室「なりきり大工さん」を実施しました。事前に小学生に作りたいものをスケッチしてもらい、檜や杉の廃材を利用して3年生が準備から指導まで行いました。

 

木育教室をしました

 

 10月30日と11月20日に建築科3年生の課題研究で青井幼稚園の年長さんと木育教室を行いました(^^)

今回は球磨工生がデザインした本棚を製作しました。夏休みからデザインの打ち合わせや子ども達が使いやすいサイズを調べ、試作を行って準備をしてきました。

 1日目は大きな木の板を丸くするためにのこぎりで木材を切り落としていきました。たくさん切ったので子ども達も「疲れた~」と言いながらも笑顔で頑張ってくれました。その他にも木材をやすりで磨いたり、ステンシル技法を使って卒園製作のプレートを作っていきました。

  
  その後、子ども達が切ってくれた木材を綺麗な丸にしたり、本棚の溝を掘るなどし、組み上がるように微調整を行いました。

 
  2日目は本棚の組立てを行いました。最後に木材をみんなで磨き、インパクトやかなづちを使って組立てていきました。初めて使うインパクトに苦戦しながらもねじが木材に入っていく様子を楽しそうに見てくれていました。最後にキャスターを付けて完成です!!

丸いテーブル型の本棚の完成です(^_^)/

どんな絵本を入れたり、みんなで楽しく読んだりしてくれるか楽しみです♪

 

建設業魅力発見セミナーIN熊本

 11月13日(水)九州竹和会主催のセミナーに建築科1年生が、2つのグループに分かれて、紅蘭亭の工事現場と6ブースの職場体験に参加しました。

まず、はじめに開講講座として九州竹和会についての説明等がありました。

そして、記念撮影をしました。

午前中、建築コースは紅蘭亭の現場見学に、伝統建築コースは職場体験ブースに移動しました。

紅蘭亭の見学では、実際の作業をされている現場を見たり、実物に触れたりして、建築現場を体験しました。

午後は、建築コースと伝統建築コースが交代して体験しました。

体験ブースでは、左官、型枠、鉄筋組立、CAD、鉋削り・組子作成、足場体験などを体験しました。

とても良い経験ができ、今後の進路に役立ちました。

松永孝一氏の特別授業

11月12日(火)、13日(水)に文化財建造物木工主任技術者の松永孝一様をお招きして、「熊本城大工棟梁としての震災後の文化財保存とは・・・」という演題で御講演をいただきました。

最後には、釿(ちょうな)の実演指導も受けました。

工業高等学校生徒研究発表会で熊本大学工学部賞を受賞!

 11月13日(水)に第31回熊本県工業高等学校生徒研究発表会が行われ、建築科3年生の生徒6名が出場しました。この発表会は県内の工業高校が実験実習、調査研究、課題研究等の取り組みを発表するもので各校独自の取り組みや地域の特色が分かる発表会です。

 
  今年度は建築科3年生が「日本遺産 相良700年の歴史「人吉球磨」~地域との協働による観光地域づくり~」という題材でおよそ半年間取り組んできました。人吉球磨地域は歴史的建造物等の地域文化が日本遺産の認定を受け、観光地域づくりに力をいれているなかで自分たちに出来ることはないかと考え、国宝にも指定されている青井阿蘇神社についての調査・研究を行い、観光客へ人吉球磨の魅力を発信していく取り組みを発表しました。

 
結果は……

特別賞(熊本大学工学部賞)を受賞しました!

 
 これまで夜遅くまで丸柱やひかりつけの製作に励んだり、人吉の商工会議所で案内人の方々に説明したり、青井阿蘇神社へ訪問し、観光客の方々へ紹介するなど人吉球磨を盛り上げるために自分たちの専門性をいかしながら何が出来るのか考えてきたのでとても嬉しく感じました。

これまでご協力頂いた青井阿蘇神社、人吉商工会議所の皆様、本当にありがとうございました。これからも、ものづくりを通して地域との関わりを大切にしていきたいと思います!!

 

くまもと型木造伝統構法の実大実験等見学会

11月6日(水)建築科2年生が、くまもと型木造伝統構法の実大実験等の見学会に参加した。

まず、最初に伝統構法で修復した川尻公会堂を見学した。

次に、熊本県林業指導・研修センターにて伝統構法の実大実験を見学した。

最後に、真宗寺の庫裡を見学した。

 

生徒達にとって、とても良い見学会となった。

球磨支援学校との交流会をしました

 10月2日(水)の午前中に球磨支援学校の木工班と球磨工業高校建築科課題研究木育班で交流を行いました。

 二人一組でBOXや本立て、ペン立て、ビー玉転がしゲームなどを作りました(^^)

 のこぎりや鉋を使い材料を切った後、玄翁を使って組み立ていきました。初めてとは思えないくらいのこぎりの使い方が上手でびっくりでした(゜Д゜)最後に焼き印を入れて完成です!!

 一緒にお弁当を食べた後、ジェンガをみんなで楽しみました。

 楽しい時間となりました♪

 

 

 

 

下城本町内会子ども神輿修復引渡式

10月4日(金)18時より下城本町公民館にて、本校建築科3年生8名が課題研究で修復した下城本町の子ども神輿の引渡式が行われた。子ども達や町内会の方々にとても喜んでもらえた。

木造住宅体験研修会

10月2日(水)に県土木部建築住宅局住宅課計画班主催の高校生を対象とした木造住宅の現場見学会が開催された。

午前中は、熊本木材工業団地内木材プレカット工場(肥後木材株式会社)の見学をしました。

まず会社の概要説明を聞きました。

次に木材置場、プレカット加工工場、CAD作業所を見学しました。

最後に今後の進路や勉強に役立てたいと謝辞を述べました。

午後からは災害公営住宅工事現場(益城町営田中地区)の見学をしました。

住宅ができるまでの工程を現場で学ぶことができました。

第9回つまようじタワー耐震コンテスト高校生大会

9月21日に崇城大学で行われた、第9回つまようじタワー耐震コンテストに出場してきました。

 つまようじタワー耐震コンテストとは何か気になる人も多くいらっしゃると思います。つまようじタワー耐震コンテストとは、まず大学から支給された、つまようじと木工用ボンドのみを使い事前に各学校でタワーをつくり、その後支給されたおもり取付台をタワーに取り付けて完成です。

そして当日、おもり取付台におもりを取り付け、振動台に固定し、水平方向の振動を加え、その耐震性を競うものです。おもりの数を増やすことや、加える振動数を変えてタワーを壊していきます。最終的には最後まで倒壊しなかった、最も耐震性のあるタワーを優勝とする競技です。
 
  

今年は建築科から2つのペアが出場しました。

(写真左61番:谷口純美・吉田満里愛ペア   写真右62番:久保田維・畑早和ペア)

 

タワーにおもりを乗せている様子

 

2つのタワーとも壊れることなく、決勝グループに進むことが出来ましたが、

惜しくも久保田・畑ペアのタワーは壊れてしまい、4位という結果に終わってしまいました。

しかし、もう1つの谷口・吉田ペアのタワーが驚異の粘りを見せて、優勝を果たすことができました。

 

最後まで残った谷口・吉田ペアのタワーはおよそ69gの重さで13kgのおもりを乗せた状態で振動に耐えることができました。

 

今回夏休みの後半、また夏休み明けは放課後の時間を使い、地道にタワー制作に取り組んだ成果がでて良かったです。応援等ありがとうございました。

 

 

親子木工教室を実施しました

 

7月20日(土)に建築科毎年恒例の親子木工教室を開催しました!

毎年、人吉市内の小学5、6年生を対象に実施しておりまして、今年は26組の参加となりました(^^)

親子と本校の伝統建築部の生徒で折りたたみテーブルと縁台のいずれかを作りました!

のこぎりや鉋、インパクトドライバーなどの専門的な道具を使いながら一生懸命に作っている姿が印象的でした(^o^)

焼き印を押して完成です!!

素敵な作品が出来ました星大切に使ってほしいと思います!

 

第1回木育教室をしました

 

 建築科の課題研究木育班では例年、学校の近くの青井幼稚園で木育教室を開催しています。

木育教室とはものづくりを通して木やものを大切にする気持ちや、ものづくりの楽しさを知ってもらいたいということで、今年度も年間で4回木育教室を行う予定です。

 

 今回はお食事セットづくりでお箸、家の形の箸置き、丸太のコースターを作りました。丸太切り体験では、初めて使うのこぎりに苦戦しながらも頑張って一人一人丸太を切り落とすことが出来ました(^o^)

 

 綺麗に磨いた後は、口に入れても大丈夫なお米でできているニスを塗って完成です!!

自分だけのお食事セットを完成させることが出来ました。大事に&楽しく使ってほしいと思います。

 

 

 

建築科3年生の課題研究 木工班

 この1年を通して木工班は看板・掲示板製作を行ってきました。

班員は8名で地元人吉球磨の地域や団体など3つの依頼を完成させ、卒業を迎えることができました。

 

●球磨郡錦町のツクシイバラ園  【立て札 26台】

私たち木工班が製作した立て札に、地元小学校の生徒達がとても可愛く文字や絵を描いて温もりのある立て札が完成しました。5~6月になると、ツクシイバラが咲き美しい景色となりますので、是非、足を運んで下さい。

 

 

●掲示板一体型パンフレット台掲示板

この掲示板は、一昨年度の隈謙吾氏主催の掲示板一体型パンフレット台掲示板デザインコンペの最優秀デザインを制作するものです。この最優秀デザインは熊本あゆみ先輩(現:大分大学1年)が設計しました。

 当初のデザインより、サイズが小さくなりましたが、現在は人吉市のカルチャーパレスに設置してあります。

 

 

●城本町内会  【掲示板 2台】

 既存していた掲示板が老朽化のため依頼を受けました。

 本校が所在する城本町に少しでも貢献することができました。高校を卒業する前に、地元の方々の喜んでいる姿が、何よりも一番の財産となりました。

木工班として3つの依頼を受け作業に取組みました。全てにおいて試作品を造り、お互いに意見を出し合いより良いものにするように努力し、皆さんの笑顔が生徒達の技術向上に繋がっていると感じました。今回の経験で得たことを活かし、彼らの今後の活躍を期待しています。

東日本大震災で被災された福島県南相馬市の山田神社の氏子さんたち12名が来校

2011年3月11日東日本大震災の津波の被災にあった福島県南相馬市の山田神社に2012年2月26日に本校で制作した祠や鳥居、灯籠を支援物資等と共に奉納しました。そのあと、その復興支援をきっかけに日本財団が山田神社の社殿を新築してくれました。そのおかげで、また農業を再開する気持ちが高まり、現在、八沢浦の農地が7割が作付されるようになったと伺いました。そのことに対する感謝のために宮司の森さんと氏子の皆さんが来校されました。

《建築科》「年賀状の書き方&金融教室」


建築科3年生「年賀状の書き方&金融教室」を実施しました。

 

12月14日(金)のLHRの時間に山江郵便局から局長嶽本雄一様にお越し頂いて年賀状の書き方講座と金融教室を実施して頂きました。これから社会に出ていくうえでお金のトラブルが心配されます。トラブルに巻き込まれない、防ぐためにどうすればいいのかを教えて頂きました。また、社会人としての手紙のマナーやはがきの正式な書き方などを分かりやすく説明して頂きました。意外と忘れていることや知らないことも多く、とても良い機会となりました(^^)

卒業まで残り少ないですが、社会に出て行く前に大人としてのマナーをできるだけ身に付けて巣立ってほしいと思います(*^_^*)


特別授業(講演会)

12月11日(火)、12日(水)の2日間、株式会社瀧川寺社建築の代表取締役副社長の國樹彰氏から、「社寺建築の修復・復元と地震から建物を守る」をテーマに講演をしていただきました。

《建築科》 小高連携木工教室「なりきり大工さん」


 12月3日、月曜日に今年度も小高連携木工教室「なりきり大工さん」を開催しました。西小学校の児童の書いた図案を元に、本校の生徒と協力して作品を作り上げました。本校の生徒たちも普段できない人に指導しながらの制作に苦戦するグループや手際よく作業を進めていく班など様々でした。小学校の児童たちも今後ますます木工に興味を持ち、将来の選択肢の1つになってくれればうれしいです。




熊本県知事表彰

本日、11月21日(水)9時30分からホテル熊本テルサ(テルサホール)にて、熊本県知事表彰を伝統建築専攻科1年川口諒祐、建築科3年内田祐汰が受けました。

建築士会講演会

11月15日(木)建築士会主催の講演会(鹿児島大学の寺床勝也教授)が本校でありました。建築科3年生と専攻科1,2年生が参加しました。


《建築科》球磨支援学校木工班・球磨工業高校建築科木育班交流会


10月3日(水)の午前中に球磨支援学校の木工班の生徒と本校建築科課題研究木育班の生徒と交流会を行いました。

事前に支援学校の生徒のみなさんにデザインしてもらった木工作品をもとに本棚やペン立て、木のおもちゃなどを二人一組で制作していきました。のこぎりや玄翁の他にも鉋なども使用しながら作りました☆失敗もありましたが、それぞれに個性あふれる作品が出来上がりました(*^_^*)

作った後は一緒に昼食を食べ、交流を深めました。秋空の気持ちいい気候のなか楽しい時間となりました☆



《建築科》つまようじタワー耐震コンテスト


先日9月22日に崇城大学で行われたつまようじタワー耐震コンテストに建築科の1年生2人(谷口純美・吉田満里愛ペア)が出場してきました!

前年度優勝と3位入賞をしているだけに、2人とも気合いを入れてタワー製作に励んでいましたが、結果は4位というところで、目標としていた入賞には一歩届きませんでした。

最終的には10kgのおもりを載せて振動に耐えることのできるタワーを作ることができたのですが、最後まで残ることができず、生徒達はとても悔しい表情を浮かべていました。

2人とも今回悔しい結果が残ったので、来年度またリベンジをしてくれるそうです!

応援ありがとうございました!

《建築科》体育大会

9月29日(土)
あいにくの天気でしたが、体育大会がありました。
時間短縮・種目変更・・・色々ありましたが、みんな一生懸命頑張りました。
 ■応援団
 
 ■3年生
 
 ■2年生
 
 ■1年生
 
 3年生は就職試験もありながら、良く頑張ってくれました。
 いろんな意味で記憶に残る、いい体育大会になりました。

《建築科・専攻科》若年者ものづくり授賞式

8月29日(水) 熊本県職業能力開発協会の方が来校され、8月2日(木)に石川県金沢市で行われた若年者ものづくり競技大会建築大工部門で銀賞の専攻科1年川口諒祐君、敢闘賞の建築科3年内田祐汰君の授賞式が校長室で行われました。


中学生対象建築科ものづくり体験教室

8月27日(月)13:30~ 建築科の中学生対象ものづくり体験教室を実施しました。人吉球磨地区や県内の中学校から7名の中学生が参加してくれました。
 はじめに、建築科の概要説明、高校3年生と専攻科の課題研究の作業の様子を見学し、木枠フレーム製作を行いました。ものづくりを体験した中学生は「最初は簡単だと思いましたが、実際に作ってみると、見た目以上に難しく、それを簡単に先輩方が作られているのをみてすごいと思いました。」などの感想がありました。 





《建築科,専攻科》若年者ものづくり競技大会

8月1日(水)
石川県で開催される、第13回若年者ものづくり競技大会に本校伝統建築コース3年生と伝統建築専攻科1年生が参加します。この大会は若年者(20歳以下)の技術向上を図る大会で、全国の企業等に就業していない者を対象に開かれます。 
本日は、打合せと明日の競技会の準備を行いました。
 


 
明日の競技会は、これまでの練習の成果を十二分に発揮してもらいたいと思います(^0^)/~ガンバレ~


《建築科》中学生体験入学

8月1日(水)
中学生体験入学がありました。
建築科では、伝統建築コースの説明と鉋削り、建築コースの説明と液状化現象、3DCAD演習を行いました。高校3年生が主体で、分かりやすく中学生に説明してくれました。
是非、球磨工に来てくれることを、、、願います^ ^



《建築科》木工教室

7月28日(土曜)
親子木工教室を開催しました。
小学生の親子を対象に、高校生が先生となり教えます。ものづくりを通して木材に触れ、親子で触れ合い、ものづくりの楽しさを体験してもらえると嬉しいです。








《建築科1年生》工業技術基礎(実習)

連休明けの最初の授業で工業技術基礎(実習)がありました。
工業技術基礎はA(建築)コースとT(伝統建築)コースに分かれて、建築の基礎基本を実習を通して学びます。

■Aコース:木工班
  
■Aコース:測量班
  
■Tコース:木工
  
これからの建築技術者として、たくさん学び、知識と技術を身に付け、日本の建設業界を担ってほしいと思います。

《建築科1年生》交歓会^0^V

4月11日(水)
交歓会がありました。
建築科独特のクセの強い自己紹介もありましたが、3年生の暖かい合いの手もあり、みんな立派な挨拶でした。後半は学年対抗のドッジボール大会で親睦を深めることができました^0^/
    

  
  ※これから3年間、多くのことを身に付け、成長してほしいと思います。(^o^)v♡

★建築科★ 小高連携木工教室 パート2


 12月11日、月曜日に先週に続き、木工教室を開催しました。今回は4年2組の児童たちが参加し、小学生の書いたデザインを元に、初めて触れる道具や慣れない道具を使い、作品を作り上げました。本校の生徒たちも普段なかなかできない「人に教える、伝える」ことを経験できてよかったです。うまくいかなかった部分、楽しかったところも含めて、様々なことを学ぶ、充実した木工教室となりました。今回の木工教室で少しでも建築に興味が沸いた児童がいてくれたら幸いです。
 参加してくれた人吉西小学校の4年生の児童の皆さん、ありがとうございました。

★建築科★ 小高連携木工教室


 12月4日、月曜日に人吉西小学校4年1組の児童と本校建築科3年生で木工教室を開催しました。
小学生の書いた作品を元に木工品の製作を行いました。日頃の授業で身につけた技術を活かして小学生と一緒に
作品を作り上げました。うまくできた班、苦戦していた班、コミュニケーションを取りながら完成させた班、
様々でしたが、小学生の児童にとっても生徒たちにとってもよい経験ができたのではないでしょうか。
 来週は4年2組の児童たちとの交流になります。
 今回よりもさらに充実した木工教室になるように改善していきたいと思います。


★建築科★ 球磨支援学校との交流&木育教室

10月4日(水)の午前中に球磨支援学校高等部木工班10名のみなさんと建築科課題研究「木育班」と交流会をしました。

事前に作ってみたい木工製品をデザインしてもらっていたものを一緒に作っていきました。
のこぎりやかんなを使用したり、インパクトやきりで穴を開けたり…とそれぞれで作業していきました。初めて使う道具も多かったようで楽しみながら活動をすることができました。棚やペン立て、貯金箱、コースターなど個性豊かな作品を作ることができました(^^)思い描いたものになったかな?

お昼は一緒にお弁当を食べたあと、ジェンガ大会をしました。意外と倒れないジェンガにみんなドキドキでした☆

  笑顔の絶えない交流会となりました♪

 
 

★建築科★ 第7回つまようじタワー耐震コンテスト

9月23日(土)に崇城大学主催の「第7回つまようじタワー耐震コンテスト高校生大会」が行われました。

コンテストの概要ですが、つまようじと木工用ボンドのみを使い、タワーを作ります。
その作り上げたタワーにおもりを乗せていき、また振動を加えることで、その耐震性を競うものです。

今回球磨工業高校からは2人1組の4チームが参加しました。

結果として優勝と3位入賞、そして他の2チームとも決勝に残ることができました。

優勝   2A 小代 桜 2A 益田水葵
3位   2A 多田宗広 1A 鳥越颯樹
決勝進出 2A 濱田剛光 1A 長谷川賢琉
     2A 橋本 樹 2A 多武萌百

優勝した小代・益田ペアの作品は85gも満たないタワーが12kgのおもりに耐えることができ、
生徒たちも満足した表情を浮かべていました。

今回出場するにあたって、たくさんの先生方、保護者の皆様の応援をいただきました。
本当にありがとうございました!


 

 

★建築科★ 建築科2年生・専攻科1年生現場見学会

7日(木)に建築科の2年生40名と専攻科の1年生4名で現場見学会へ行ってきました!

阿蘇神社や熊本復興事務所、益城町の津森神宮を訪問しました。阿蘇神社では、熊本県建設業協会阿蘇支部で保存修理工事計画について説明をしていただいた後、阿蘇神社へ行き、倒壊した楼門が保管されている素屋根内の見学や、部材の調査や修復されている現場の見学をさせていただきました。

かんながけ体験もさせていただき、木材の香りや宮大工さんのかんなの切れ味にみんな感動していました。その後、意見交換会(質疑応答)では、工事や宮大工の方々への質問などをさせていただきました。とても気さくに体験談や若いうちにやっておいたほうがいいことなどを教えていただきました。
 



熊本復興事務所では、阿蘇の土砂災害の状況や整備計画などの説明をしていただきました。危険箇所の作業となるので、無人の重機を使用し、遠隔操作で作業をしていることにとても驚きました。その後、阿蘇大橋の崩落現場や土砂災害、長陽大橋が見える現場へ連れて行っていただきました。実際の現場を間近で見て、被害の大きさに衝撃を受けました。
 

津森神宮では、本校から祠を寄贈する計画もあり、見学に行かせていただきました。倒壊は免れたものの、基礎と土台が大きくずれてしまっている楼門や簡易的に補強している拝殿などを見学しました。
 





★建築科★ 2年生 伝統技法 二方転び椅子の製作③

二方転び椅子の製作は、墨付けが終わり加工に入っています。斜めに掘り進んだり、切ったりするので1年時より難しくなりますが、怪我をしない様に気を付けながら作業しています。良いものができることを期待しています。

  

  

★建築科★ 3年生 建築コース 実習 「溶接」

3年生の溶接実習にて作業用椅子の製作を行いました。
まずはじめに溶接器具の取り扱い方を学び、練習を行って椅子の製作を行いました。
なかなか慣れない作業で上手くいかない部分もありましたが無事に完成しました。

 

 

★建築科★ 阿蘇神社現場見学学習会

くまもと未来への復興人材育成事業の一環で建築科2年生及び専攻科1年生の事前学習会を行いました。

阿蘇神社の権襺宜(文化財担当)池浦秀隆様を講師にお招きし、阿蘇神社の祭神や拝殿の構成など阿蘇神社の歴史や復興計画の講演をしていただきました。その他にも阿蘇神社を建立された大工棟梁・水民元吉氏の半生や阿蘇神社に奉納されている宝刀の話など興味深いものばかりでした。

 9月7日(木)には実際に阿蘇神社へ現場見学に行く予定です!!実際の作業の現場を見学できるとても貴重な機会なので、目に焼き付けてきたいと思います☆



南小国白川地区天満宮本殿改修工事 4日目

南小国白川地区天満宮本殿の改修工事4日目です。昨日何とか予定どおり野垂木取り付けを終了して、本日も6時から作業に取りかかっております。ようやく終わりが見えてきました。

   
   
   
   
   

南小国白川地区天満宮本殿改修工事 3日目

南小国白川地区天満宮本殿の改修工事に向けて、828日(月)の状況です。本日は小屋組の部分や本体部分の長押の調整などの作業です。予定では野垂木の取り付けまでを目標に頑張っております。午後には本校機械科の課題研究鍛造班が来て、制作した和釘の打ち込みをし取材を受けました。    

   

   

   

   

   


★建築科★ つまようじタワー耐震コンテストへ向けて

9月23日に崇城大学にて行われます高校生つまようじタワー耐震コンテストに本校建築科から4組(8名)参加します。タワーの設計、つまようじのカット、接着など夏休み中から意欲的に取り組んでいます。

今年で7回目の参加になりますが、過去6回全てで上位入賞しています。結果が全てではありませんが今年も期待しています。

 

★建築科★ 3年生課題研究 修復班④

水上村白水阿蘇神社神楽殿高欄修理は現在、地覆、平桁、たたら束の加工を分担して行っています。大工道具で取り扱いが難しいとされる「鉋」を使う作業が多く、悪戦苦闘していますが毎日汗を流しながらよく頑張っています。

 

 

益城テクノ団地仮設住宅への植栽ボックス贈呈式(建築科)


8月27日、日曜日に3年生の課題研究で制作した植栽ボックスを益城テクノ団地仮設住宅に贈呈しました。
昨年度本校でデザインコンペを行い、建築家の隈研吾氏に最優秀作品を選んでいただき、そのデザインをもとに、
今年度の3年生たちが引き継いで植栽ボックス制作を行いました。
授業時間での制作だけではなかなか終わらず、夏休みの就職試験の勉強、履歴書書きなどもありながら、
時間をなんとか確保し、制作を行いました。
様々なデザインのアドバイスをいただき、試行錯誤を繰り返しながら、良いものができたのではないかと思います。
またテクノ団地仮設住宅の方々に喜んでいただき、ものづくりを通してたくさんのことが学べたのではないかと思います。
被災された方々に少しでも元気が与えられるよう、これからも自分たちにできることを見つけ、復興への力になっていきたいと考えています。
被災された地域の1日も早い復興を願っております。



昨年度の植栽ボックスデザインコンペ


                                                        
授業・夏休みでの制作の様子



贈呈式の様子


記念撮影


たくさんのおもてなし、ありがとうございました。

中学生ものづくり体験教室(建築科)

822() 建築科の中学生ものづくり体験教室を行いました。人吉球磨地区の中学校や県内、県外の中学校から16名の中学生が参加してくれました。

まずは、建築科の概要説明、課題研究の作業の様子を見学しました。そのあと、鉋掛け、鋸引き、鑿打ちなどの体験をして、最後にイーゼルを制作しました。

このものづくり体験教室で、中学生は「先輩方が優しく教えて下さり、とても楽しい体験でした。さらにものづくりの楽しさを知ることができました。」などの感想がありました。

 ぜひ、球磨工業高校の建築科で、ものづくりの楽しさを学習してほしいと思います。

    

      

  

  

 

★建築科★ 3年生課題研究 修復班③

修復班が行っている水上村白水阿蘇神社神楽殿高欄修理は原寸大の模型の製作が終わり、本格的に制作に入っています。練習とは違い間違いや失敗が許されないこともあって緊張感を持って取り組んでいます。

 
左の写真は高欄の模型を組み立てている様子です。材料が反っていたり、加工精度の問題などのため留めになる部分がなかなかきっちりいきません。難しいです。右の写真は栭束の加工を行っているところです。

 
左の写真はCADで修理後の図面を書いているところです。図面も生徒自身で描いていきます。今まで習った図面の書き方を思い出しながら分かりやすい図面を描けるようしっかり取り組んでいます。

 



★建築科★ 3年生 課題研究 第一回木育教室

20日(水)の課題研究「木育班」では、学校の近くの青井幼稚園で第一回木育教室を開催しました。今回は、お箸づくりと丸太切り体験をしました。高校生8名、年長さん20名で楽しみながら木と触れ合いました(^^)/

 お箸づくりでは、八角形のお箸を紙やすりを使って丸になるまでやすり、ツルツルにしてきます。作業をしながらいろいろな話で盛り上がりました。丸太切りでは、のこぎりを使ってグループごとに丸太を約1㎝間隔で輪切りにしていきました。子ども達は、初めて使うのごぎりに苦戦しながらも汗が出るまで頑張ってくれました。そして、切れた丸太の香りを楽しんだり、おがくずの柔らかさに触れ、砂場のように楽しんでました。どんな匂いがする?との問いかけに「秋のにおい」と素敵な答えが返ってきてほっこりしました (*^-^*)

最後は、みんなで記念写真を撮って第一回目を終了しました。7月に第二回目を予定しています。二回目は輪切りにした丸太を使って○○を作ります!次回も楽しみです♪

 

 

【建築科】ものづくりコンテスト(木材加工)

6月18日(日)
玉名工業高校にて、「第14回熊本県ものづくりコンテスト」が行われました。
木材加工部門に建築科3年 村上君(菊地北)が出場し、昨年に引き続き金賞‼
2連覇することができました。
次は、鹿児島工業高校で7月8日・9日に開催される九州大会に出場します。昨年は惜しくも2位だったため、今年は優勝し、全国大会出場→全国制覇を目指して頑張ってほしいと思います。

   
   
   

★建築科★ 建築コース 2年生 「実習」

 建築コースの2年生の実習では木材加工・コンクリート班と測量班に分かれて実習を行います。今日は木材加工の実習の様子を紹介します。木材加工は平ほぞ差し、腰掛け蟻継ぎ、腰掛け鎌継ぎ、追掛け大栓継ぎといった継手・仕口の製作を行っています。継手・仕口とは木材の繊維方向や繊維方向に対してある角度を付けて木材同士を接合するための方法で、木造建築にはなくてはならないものです。

 

 

 
       追掛け大栓継ぎ                腰掛け鎌継ぎ

★建築科★ 3年生 伝統建築コース 「棒隅木の製作」

 伝統建築コースの生徒は3年生になると隅木の勉強をします。隅木とは寄棟屋根や入母屋屋根などに入っている小屋組を形成する部材の一つです。その中でも棒隅木とは桁に対して45°に入っている隅木のことです。隅木の長さを切ったり、垂木のほぞ穴を掘ったりするための墨を付けるには様々な勾配の線が必要で、今まで勉強してきた規矩術の知識を使いながら、頑張って勉強しています。

 

 



★建築科★ レタリング検定

6月10日(土)にレタリング検定が本校で行われました。レタリングとは文字の字体やバランスなどを考慮して商業用にデザインすることです。検定では、知識問題と実技問題(フリーハンドによる字体表現・和文の書体表現・欧文の拡大視写)があり、実技問題ではコンパスや定規を駆使して文字をレタリングしていきます。

 
                    練習の様子

★建築科★ 3年生 伝統技法 四方転び椅子の製作②

伝統技法の授業は四方転びの製作を行っています。現在は脚のクセとりが終わり、墨付けを行っている段階です。1本の脚に2方向から2本の貫を入れるため、墨付けも複雑になっています。また四方転びという名の通り、脚がそれぞれ四方に倒れているため、墨付けに使う勾配も特殊な勾配を使います。慣れるまで難しいですが、頑張って作業しています。
 

 

★建築科★ 2年生 席替え

4月から2カ月が経ち、中間考査も終了したので席替えをしました。おみくじ型のくじ引きで席を決めていきます。大吉の席にあたるかな?

 

★建築科★ 3年生 課題研究 修復班

 課題研究修復班では水上村にあります白水阿蘇神社神楽殿の高欄(てすり)の修復を行っています。現在は原寸図の作成が終わり型板づくりを行っています。高欄には架木(ほこぎ)、平桁(ひらげた)といった部材があり、それらの部材には反りが付いている為、型板にて墨付けを行います。また栭束(たたらづか)には斗(ます)があるのでそれもあわせて型板を作っています。

 

 

★建築科★ 2年生 伝統技法 二方転び椅子の製作②

建築科2年生の伝統建築コースでは二方転び椅子の製作をしています。現在は原寸図を描き上げ、墨付けに入っている段階です。墨付けではまず「番付」という作業を行います。材料をどう配置して、どう使うのかを考えていきますが、いかに仕上がりの状態を想像して、番付できるかがポイントになってきます。

 

 

 

★建築科★ 2年生 建築製図

2年生の製図では、現在『jw.cad』ソフトを利用してパソコンで住宅の平面図を描いています。製図は手書きが基本ですが、現場ではCADソフトを使った図面が主流です。検定もあるのでみんな頑張っています!