農業科ブログ
スイートスプリングを収穫しました♬
12月になると農場のカンキツ類は収穫の時期を迎えます。今日は農業科3年生果樹専攻生でスイートスプリングを収穫しました
さすが3年生!1つ1つ丁寧に収穫してくれました今年は7月豪雨の影響を受け、前年のような果実ができなかったところもありますが、それでも自分たちが実習で育てた果実をしっかり収穫してくれました
今後は甘夏や不知火(デコポン)の収穫が待っています3年間の集大成の一つとしてこの収穫も頑張ってほしいと思います
レベルアップ講座「デコレーションケーキ作り」
12月8日(火)に「芦北町芦北高校総合支援事業 レベルアップ講座」による佐敷小学校4年生との交流学習『デコレーションケーキ作り』が本校調理実習室で行なわれました。水俣市の洋菓子店『モンブランフジヤ』パティシエ 笹原和明様を講師にお迎えし、農業科3年課題研究食品班6人はケーキのデコレーション技術を教えていただきました。
生徒達はこの後、来校する小学生に教えるために必死にメモをして、実際にケーキを完成させ、『技術の習得』と『指導するコツ』を学びました。しかしながら、プロの技は華麗で動きに無駄がなく生徒達はため息混じりの感動です。
10時30分から佐敷小学校4年2組26人、13時30分から4年1組24人が来校し、6班に分かれてデコレーションケーキ作りを行いました。
各班に本校生徒が1人ずつ指導役として入り、思い通りのデザインのケーキになるように導いていきます。この講習会で使用するスポンジ、生クリーム、イチゴジャム、苺はモンブランフジヤで準備されたものなので、出来上がったケーキはお店で並んでいるケーキと同じ味ということになります。スポンジの軟らかさ、生クリームの甘さ、計算された糖度のいちごジャムは絶品です。
小学生の中には、ずっと1人でクリームを塗りたい子、上手く出来るか不安で後ろに隠れている子、味見したい!イチゴ食べたい!とお願いする子等々いろんな児童がいます。そこを上手に声掛けして抑制したり、誉めたり、きれいに仕上がるように修正しながら教えていく生徒の姿は本当に素晴らしかったです!3年間の成長を感じます。
佐敷小学校4年生をお迎えして開催しているデコレーションケーキ作りは、今年で8年目となります。本来なら、出来上がったケーキを佐敷小学校に持っていき、試食会を行いますが、コロナ禍のため中止としました。今年は1人分1/6個を個包装して、児童の皆さんにお渡ししました
豪雨災害で本校農業科食品実習棟の冷凍冷蔵庫は使えません。調理実習室には家庭用だけなので、開催を悩みました。笹原さんに相談し、たくさんのアイデアと御協力のおかげで開催できました事、心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
手作りウインナーソーセージ☆
農業科3年生「食品製造」の授業では肉加工について学習しています。今回の実習では『ウインナーソーセージ』を作りました
豚肉のモモ身に10%の豚脂(上脂)を加えた挽肉に、食塩、グラニュー糖、コショウやガーリック・ナツメグ等の8種のスパイス等を加えて練り込みます。そこに、氷水を加えさらに練り込んでいきます。
肉加工の最大のポイントは『低温をキープする』です。手で練り込むと体温が肉に伝わり、肉の温度が上がり腐敗の原因になります。なので、最初は木べらで、その後、手で素早く、しっかり混ぜなければいけません。氷水が入るので生徒は『冷たーい!』と叫んでいます。我慢です
混合した挽肉は冷蔵庫で保管し、1週間漬け込みます。
一週間後・・・
前日から塩抜きした羊腸をスタッファ(充填機)のノズルにセットして、緩すぎず、貼りすぎず肉を充填していきます。生徒はコツをつかむと上手に充填していきます。
その後、一定の長さでクルっとねじっていきます。これも慣れてくると職人技級の生徒がいました。空気が入っている場合は針などで刺してエア抜きします。(破裂の原因となるため)
鍋でボイルして湯温80℃で10分間加熱殺菌します。
冷却して完成です。
生徒は出来たてをいただきました。おいしい!!
「ボイル」の前に「乾燥→燻煙」の工程が入ると、より一層味わい深いソーセージとなります。
ソーセージには主に4種類ありますよ。知っていますか?
①ウインナーソーセージ:羊腸又は製品の太さが2㎝未満の人工ケーシング(※)に詰めたもの。
②フランクフルトソーセージ:豚腸又は製品の太さが2㎝以上、3.6㎝未満の人工ケーシングに詰めたもの。
③ボロニアソーセージ:牛腸又は製品の太さが3.6㎝以上の人工ケーシングに詰めたもの。
④ドライソーセージ:畜肉を粗挽きしこれに豚の脂肪を加え、水分を35%以下に乾燥させて保存性を持たせたもの(サラミソーセージ等)
※人工ケーシングとは動物の皮等を粉砕・溶解し包装できる形に成形した可食性と紙や塩化ビニリデン系の不可食性のものがあります。
肉加工は塩漬(除菌)、燻煙(抗菌)、ボイル(殺菌)と3つの作用を組み合わせて、保存性を高めた“科学の集大成”とも言えます。まさに先人の知恵ですね。
目の前の食料維持が生命の維持に直結していない現代の日本人。
だからこそ次の課題を自ら探求し、よりよい生き方を作っていく。
芦北高校では、そのような育成を目指しています。
フラワーアレンジメント(農業科)
農業科の希望者を対象にしたフラワーアレンジメント講習が本日実施されました今回参加した生徒のほとんどがフラワーアレンジメント初体験でしたが、講師の先生に指導していただき、個性豊かな作品が完成しました
同じ花材を使っても仕上がりはそれぞれ異なりますそれが個性ですね
サクサク♬アップルパイ
農業科2年生「食品製造」の授業で『アップルパイ』を作りました。
【配合:直径18㎝】
〈パイ生地〉
薄力粉 210g
無塩バター 150g
食塩 2g
水 90g
打ち粉(強力粉) 適量
〈フィリング:リンゴの甘煮〉
リンゴ 1玉
上白糖 80g
レモン汁 1/2個分
シナモン 適量
【製造工程】
〔パイ生地作り〕
①薄力粉の中にバターを切りながらスケッパーやカード等を使って混ぜていきます。
『パイ』の生地は固形のバターが溶けないように道具を使いながら素早く混合するのがコツです。
②塩を溶かした水を①に入れてスケッパーやカードでまとめていく。
③粉っぽい状態でラップに包んで四角にまとめて、冷蔵庫で40分冷やし、ねかせます。
④打ち粉をしながら「三つ折りにして麺棒で伸ばす」を6回位繰り返します。この工程がパイの層となり、サクッと感がうまれます。
注意することは、バターが溶けないように素早くすることです。生地が軟らかくなってきたら、バターが溶けてきた証拠です。生地を冷蔵庫で冷やすと扱いやすいですよ。
〔フィリング:リンゴの甘煮作り〕
①材料を鍋に入れ、しばらく置いておく。リンゴから水分が出たら火にかける。
②水気がなくなり、リンゴが艶良く煮えたら冷ます。
包丁を上手に使いさっと剥く生徒、初めてリンゴを剥く生徒。たくさんの発見がありました
パイ生地を広げ、リンゴを並べて、上からパイ生地をのせます。
表面に卵液を塗って200℃で25分焼いたら出来上がりです。
フィリングをリンゴやモモなど果物の他に、さつまいもやかぼちゃの甘煮、ミートソースやホワイトソースなどを入れてもおいしいですよ!
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また、欠席・遅刻等についても本システムから連絡いただくことが可能になっております。
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