農業科日誌

農業科ブログ

スマート農業を体験しました(農業科)

 今日、農業科3年生は芦北地域振興局、ヤンマー、アテックスの協力の下、スマート農業を学習しました学校日本の農業が抱える『農業従事者の高齢化』や『担い手不足』などを解消する手段としてスマート農業は日に日に注目を浴びていますキラキラ

 今日は『無人トラクター』、『農業用ドローン』、『ラジコン草刈り機』を体験しましたピース

 

  

 まずは農業用ドローンです。サイズは大きいですが、意外に軽いです。設定すると自動で農場に行き来して農薬(今回は水)を散布していましたにっこり

  

 次にラジコン草刈り機です。これは実際に運転させていただきました。急斜面でも転倒せず、通ったところはきれいに草が刈ってありました了解

  

 最後に無人トラクターです。かなり大きなトラクターです。タブレットで設定すると自動で畑を耕してくれます携帯端末(耕耘の状況などもタブレットで確認することができます)

 生徒たちは現在のテクノロジーの進歩にとても驚いていました星近いうちにこのような農業機械が当たり前になる日もそう遠くはないのかもしれません花丸

パウンドケーキ☆

農業科1年生の「食品製造」の授業で小麦粉の学習をしています。

イベント今回は『パウンドケーキ』を作りましたにっこり

会議・研修『パウンドケーキ』はイギリスのお菓子で名前の由来は“材料を1ポンド(454g)ずつ加えた焼き菓子”からきています。

17㎝×8㎝×6㎝のパウンドケーキ型を1人1つ作りました。

材料は薄力粉、卵、砂糖、無塩バターの4つです。バターにしっかり空気を含ませながら砂糖や卵をしっかり混ぜていきます。薄力粉はさっくり混ぜます。混ぜ方で仕上がりや口当たりが変わります。

焼成から25分後くらいで、生地の真ん中に包丁で切れ目を入れてさらに25分焼くと、真ん中が膨らんできれいに仕上がります。

出来たてもおいしいですが、このような油脂たっぷりの焼き菓子は、焼きたてよりも翌日以降が、よりしっとりしておいしいです。

キラキラみんなきれいにできあがりましたよ喜ぶ・デレ

 

アップルパイ♪

農業科2年生「食品製造」の授業で『アップルパイ』を作りました。

イベントパイ生地は薄力粉の中にバターをスケッパーやカード等を使って細かく切りながら混ぜていきます。固形のバターが溶けないよう道具を使いながら素早く混合するのがコツです。

手で触ると体温でバターが溶けてしまうので注意です。

塩を溶かした水を入れてスケッパーやカードでまとめてひとかたまりにします。

ラップに包んでまとめて、冷蔵庫で40分冷やし、ねかせます。

 

パイ生地を冷蔵庫でねかせてる間にリンゴの甘煮を作ります。

初めてリンゴの皮を剥く生徒が多数!驚く・ビックリ剥き終える頃はとても上達していましたピース

砂糖とレモン汁を加えて鍋でやわらかく、水分がなくなるまで弱火~中火で煮ます。

 

生地を冷蔵庫から出して、打ち粉をしながら「三つ折りにして麺棒で伸ばす」を6回位繰り返します。この工程がパイの層となり、サクサク感がうまれます。

 

パイ生地を広げ、リンゴを並べて、上からパイ生地をのせます。

表面に卵液を塗って200℃で30~40分位焼いたらできあがりですキラキラ

リンゴ以外にさつまいもやかぼちゃ、ミートソースでもできますよ笑う

 

『ヨーグルト』&『パンナコッタ』

農業科3年食品製造の授業で「乳加工」について学習しています。

本日は『ヨーグルト』『パンナコッタ』を作りました。

どちらも牛乳を使ってつくる、なめらかな食感の加工品ですが、凝固の工程が全く違います。

イベント『ヨーグルト』は人肌程度に温めた牛乳に「スターター(種菌):市販のヨーグルト」を少量加えて、36℃で5時間以上温めると牛乳の中に入れた乳酸菌が増殖し、かたまります。その後冷蔵庫で冷やすとおいしいヨーグルトが出来上がりますにっこり

  

キラキラ ↑完成したヨーグルト キラキラ

イベント『パンナコッタ』はイタリア発祥のデザートで、牛乳に砂糖、生クリーム、凝固剤を加えて作ります。今回は凝固剤にアガーを使用しました。

アガーは寒天と同じ原料なのに、ゼラチンと同じ食感を生み出す性質の凝固剤です。しかし、アガーは単独では水に溶けないので、必ず砂糖と混合してから液体に加えます。また、寒天と同じように常温でかたまるので、できあがりが早い!生徒は昼食のデザートに食べていました興奮・ヤッター!

 

太秋柿の視察研修に行きました(農業科)

 本日、農業科3年生の果樹専攻太秋柿の「ジョイント栽培」を学習するために、芦北地域振興局農業普及・振興課の職員と一緒に水俣市の太秋柿の園地へ行きました。太秋柿とは国の果樹試験場で開発された柿の品種で、熊本県の推奨品種でもあります。学校がある芦北・水俣地域でも積極的に導入して、年々生産量が増加しています。

  

 芦北地域振興局農業普及・振興課の職員と、この太秋ハウスの園主様から太秋についての話を聞くとこができました。

  

 「ジョイント栽培」とは苗木の段階で苗木同士を結合(接ぎ木)する新しい栽培方法です。本来、高いところにあるはずの果実もこの栽培法だと手の届く範囲にあります。立派な果実がたくさん実っていました。

 実際に見ること、話を聞くことで、より「ジョイント栽培」について知識や理解を深めることができました。今日はとてもいい研修ができました。芦北地域振興局農業普及・振興課の職員の皆様、太秋ハウスの園主様、本当にありがとうございました。