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【ASⅡ】2学期の研究活動スタート / Back to ASⅡ!

2学期のASⅡがスタートしました。

初回の本日はSSH研究主任から夏の活動の振り返り等が行われました。

その後、2学期の活動の指針となるルーブリックを活用した仮評価が実施されました。

また、夏季休業中にGLS(グローバル・リンク・シンガポール)やSSH生徒研究発表会で発表した先輩から、今後の研究活動に向けてのアドバイスもありました。

アドバイスでは、伝わりやすいグラフにする工夫、統計処理の大切さ、英語発表で気をつけることなど、多くのことを学びました。

2学期も充実した研究活動になる様に、自ら考え、先生方とディスカッションを重ねて頑張っていきましょう。

We have our students back to ASⅡ classes.  It's so nice to see them excited in the Earth Science room!

Mr. Miyazaki, the chief SSH director, had a word, telling them what happened during summer - “Science Academy” (it’s an open Science day for elementary and junior high school kids), the Environmental Expo, or their Science Tour to Kobe, or so on.  Wow, what a busy summer it was!  

The students also had a chance to hear what their seniors did in their presentations in summer - in both Singapore and Kobe.  They told them how to make better graphs, the importance of statistical processing, or what they should have in their mind during presentations in English.  The seniors emphasized the significance in taking part in presentations outside school - which is part of what ASⅡ students should aim for in this term. 

In term 2, students have the most amount of time to spend on their research.  It’s also a term full of great opportunities.  Let’s enjoy all the ASⅡ activities!

【ATⅡ】提言書作成に向けてスタート!

ATⅡの2学期における最終目標は探究活動に基づいた「提言書」作成です。

本日はそのスタートとして、始めに各活動教室をオンラインで繋ぎ、SSH研究部員より「提言書」作成の目的や方法、作成に向けたスケジュールなどの説明を行いました。

その後、1学期に作成した探究成果をまとめたポスターやスライドなどを用いて自分達の班の探究活動の現状について確認及び整理を行いました。持続可能な開発目標(SDGs)について学ぶ(2学期①).pdf

【ATⅠ】企業フィールドスタディ

9月5日(火)のATⅠです。

今日はフィールドスタディで、

ASⅠの1年生全員と、ATⅠの約半分の生徒(99人)が、各企業の地域貢献のための取組について学ぶ機会を得ました。貴重な時間を使っていただいて、説明をしてくださった企業は以下の通りです。

①平田機工株式会社(取組:地域貢献・グローバル・ものづくり)
②株式会社藤興機(取組:地域貢献・こども・IT)
③有限会社坂本石灰工業所(取組:健康、医療・環境・食)
④東京海上日動火災保険(取組:地域貢献・防災・物流)

 

ATⅠの生徒は、7限目の意見交換会のみ参加ということになりましたが、自分たちの班が行っているATⅠの研究と関連させて、天草の地域課題解決のためにどのような取組ができるのか、ということに関して企業の方に積極的に質問を行っていました。

学習センターでは東京海上日動火災保険のみなさまをお迎えして、アットホームな雰囲気で意見交換会が行われました。「保険料はどのようにして決定されているのですか?」という業務内容に関するものから「集客のためにはどのような手段が有効ですか?」など、自分たちの研究活動に関わる質問まで、学年問わず色々な質問が出ていました。保険の仕組みや業務内容など初めて聞く生徒も多く、また、企業がどのように地域貢献をしているか、ということを知る機会ともなったようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東京海上日動火災保険様との意見交換会(7限目) 

 

【SSH】天草宝島起業塾高校生コースで1年生が優秀賞を受賞!

7月21日から6日間の日程で開催された「天草宝島起業塾高校生コース」のビジネスプラン発表会が本日実施されました。

本校からは5班が参加し、全11班の多彩なビジネスプランが発表されました。

審査の結果、規格外野菜等を活用した弁当に関するプランを発表した1年生の班が優秀賞(2位相当)を受賞しました。

この班は、地元でお弁当を作成しておられる団体の協力も受け、試作したお弁当が評価されました。

発表会にはお弁当の作成で御協力いただいた方々も応援に来ていただき、ありがとうございました。

多くの方々の協力を受け、本校の活動(課題研究)が進められております。

この場を借りてお礼申し上げます。

誠にありがとうございます。

<受賞チーム>

<発表会の様子>

【科学部】アマプロ(環境シンポジウム)2023開催!

アマプロ(環境シンポジウム)2023を開催しました。

アマプロは天草市と共催で毎年実施しており、今年で3回目となります。

本年度のメインテーマは「生態系の保全」とし、午前中に講演・研究発表・パネルディスカッション、午後にポスター展示とアマモの定植体験を実施しました。

<講演>

講演では城河原地域づくり振興会環境推進部会の金井様から「内野川のホタルと環境保全」と題して、これまでの長期間にわたる活動の様子をお話しいただきました。科学部の活動の参考になる内容が多く、勉強になる御講演でした。

 

<研究発表>

研究発表では、ホタル班の1年生が研究発表を行いました。1年生は緊張した様子でしたが、一生懸命発表していました。

<パネルディスカッション>

パネリストとして馬場天草市長、御講演いただいた金井様、科学部OBを迎え、現役科学部員を交えてディスカッションを行いました。

ディスカッションでは天草市の取組を知ることができ、城河原地域づくり振興会が行っておられる環境学習の取組に科学部も参加させていただく等の地域との連携についても話が及びました。今後の活動がさらに地域へと広がっていくための充実したパネルディスカッションとなりました。

<定植体験>

定植体験は3年ぶりの開催となりましたが、多くの方々に体験していただきました。

(※定植した種は発芽した後、15cm程に育った段階で本校に連絡いただければ、海に定植いたします。)

最後に次回実行委員長から次回開催についてのお知らせがあり、閉会しました。

多くの方々に御来場いただき、また、天草市の方々には多大なる御協力をいただき、誠にありがとうございました。

【科学部】アマプロ(環境シンポジウム)2023に向けて

いよいよ明後日に迫った「アマプロ(環境シンポジウム)2023」の準備が進んでいます。

本日は定植体験のリハーサルや、パネルディスカッションの打合せを行っていました。

打合せには科学部卒業生も来てくれ、充実したものができました。

当日が楽しみです!

【科学部】卒業生による研究の指導・助言

盆休みを利用して、科学部卒業生が後輩の指導にやってきてくれました。

研究に行き詰っていた後輩部員は、とても参考になっていたようです。

今後も継続して指導をしてくれるとのことなので、卒業生に感謝するとともに研究活動の充実につなけたいと思います。

このような人と人との繋がりが科学部の活動を支えています。

【ASⅡ】関西研修(最終日)

1泊2日で実施した関西研修の最終日の様子です。

最終日は大和ハウス工業株式会社の総合技術研究所で研修を行いました。

この研修は、本校卒業生の方が大和ハウスOBだった縁で実現しました。

研修は以下の3つに分かれており、天草高校オリジナルの研修となっています。

<研修①:概要説明>

先ず大和ハウスの概要を説明していただきました。

概要では、会社の規模だけでなく、創業者の「会社は社会の公器」から連綿と続き、現在の「生きる歓びを、未来の景色に。」という顧客や社会に対する姿勢についても説明していただきました。

研究成果の社会実装を目指す生徒たちにとって、重要な視点を学ぶものとなりました。

<研修②:研究所内研修>

その後、質疑応答を交えながら研究施設で研修を行いました。

この研修では、研究成果の社会実装の実例を学ぶだけでなく、その提示の方法(わかりやすい伝え方)についても学ぶことができました。

<研修③:研究者からの講義及び意見交換>

最後に研究を行っておられる所員の方々から講義がありました。

講義では研究内容の紹介だけでなく、研究者の道を選んだ理由や研究者に必要なことも話していただきました。

講義後の意見交換も活発に行われ、大変学びの多い講義となりました。

充実した企業研修となりました。

この学びを生かして、今後の課題研究に取り組んでいきたいと思います。

大和ハウスの皆様方、誠にありがとうございました。

研究所前で記念撮影

研修①と③の会場

研修③の様子

お土産もたくさんいただきました。

【ASⅡ】関西研修(1日目)

今年度4年振りに関西研修をしました。

新大阪駅からはあまたか関西の同窓生の方々からも合流し、研修先に向かいました。

前回もそうでしたが、あまたか関西の方々には本研修では大変お世話になっております。

 

初日は大阪公立大学の人工光合成研究センターを訪問しました。

人工光合成研究センターでは、天尾教授から「カーボンニュートラルに向けた人工光合成技術の可能性」について講義を受けました。

その後、3班に分かれて講義内容について協議し、協議の中で出てきた質問について天尾先生に回答していただきました。

宿舎に戻ってからの夜間研修では、講義の内容を受けてカーボンニュートラルに関する研究の課題について、スライドにまとめて発表しました。

夜間研修では、情報を取捨選択し、必要な部分のみを端的に伝える工夫について考える場となりました。

学んだことを今後の研究活動に生かしてほしいと思います。

【ASⅢ】SSH生徒研究発表会(番外編)

2日間で行われたSSH生徒研究発表会ですが、多くの学びと共に多くの交流もありました。

その1つが、下の写真に示した山形県立米沢興譲館高校との交流です。

興譲館高校では、メダカの保全活動を環境DNA調査を交えながら行っておられます。

成果の発信にも積極的で、保全を訴えるHPを作成し公開しています。

興譲館高校作成HP 日本の野生メダカの”今”を知ろう!

 

天草でもメダカが外来種のカダヤシに駆逐されている現状があります。

天草のメダカの保全の参考にさせてもらおうと思います。

また、本校はホタルの保全活動を行っていますので、その参考にもしたいと思います。

【ASⅢ】SSH生徒研究発表会(2日目:最終日)

クラゲ班が参加しているSSH生徒研究発表会の2日目です。

本日は昨日のポスター発表で選抜された代表6校によるスライド発表がありました。

その後、ポスター発表を行い、閉会式となりました。

残念ながら、ポスター発表賞等の受賞とはなりませんでしたが、参加した生徒は学びを深めたようです。

宿舎での反省会では、以下の気づきを話してくれました。

 ・発表最後にスライドで仮説と結論を併記していたのでわかりやすかったので参考にしたい。

 ・動画等を用いて、自分の研究について必要な情報をわかりやすく伝えるべきだとわかった。

 ・時系列に沿って研究を説明するのが、やはりわかりやすい。

 ・途中で論文等を用いて、説得力を出す工夫が必要である。

 ・ジェスチャーは必ず用いて説明するべきである。

 ・写真と併用して、模式的なイラストを使用して説明するとわかりやすいので実践したい。

上記の学びを、天草高校の同級生や後輩たちに伝えて、天草高校のレベルアップにつなげてほしいと思います。

【ASⅢ】SSH生徒研究発表会(1日目)

今年度の学校代表に選抜されたクラゲ班のメンバーがSSH生徒研究発表会に参加しています。

初日の今日は終日ポスター発表を行いました。

このポスター発表会では審査が行われ、明日の代表発表校を選抜します。

残念ながら、本校は選ばれませんでしたが、多くのことを参加した生徒たちは学んでいました。

以下のその抜粋を示します。

 ・見てくれる人のクラゲに対する理解度に応じて、説明内容を変えると聴衆の理解は良くなる。

 ・説明が上手くいって聴衆の理解が進むと、聴衆も独自の考察をしてくれるので、研究が深化するきっかけとなる。

 ・実験がいくつかある場合は、時系列に沿って説明すると聴衆の理解度は進む。

 ・実験結果を示したグラフが読み取りにくい場合は、別の表や数値を使って簡略化するとわかりやすい。

明日は今日学んだことを踏まえて、より良い発表としていきます。

昼休みの間や宿舎に戻ってからも改善するための話し合いを行っていました。

【ASⅢ】SSH生徒研究発表会(準備日)

明日から始まる「SSH生徒研究発表会」に参加する為、神戸へ向けて本日出発しました。

台風の影響もなく無事に神戸国際展示場に到着し、ポスター発表の準備を行いました。

明日からの発表を全力で頑張ります。

道中の新幹線の中でも、宿舎に戻ってからもより良い発表となるように協議しました。

令和5年度 熊本県立天草高等学校 One Teamプロジェクト~ドローンを活用した探究活動の実践~

本日は天草高校のOneTeamプロジェクトでドローンを活用した探究活動の実践が行われました。

会場は、天草工業高校体育館で行われ、天草高校、天草高校倉岳校、天草拓心高校、天草工業高校の生徒が参加しました。

 ドローンの操作はドローンスクール岳のインストラクターの方が指導を行われ、配置されたコーンの上を飛ばす班と障害物を避けながら飛ばす班に分かれ、ドローンの操作実習を行いました。

生徒たちの中には、初めてドローンを操作する生徒も多く、他校の生徒と交流しながら操作する姿が見られました。

 

【科学部】環境省主催の講演会に参加しました

3年生科学部員3名が、環境省九州地方環境事務所主催の「沿岸生態系の気候変動適応マニュアル」普及・拡大のためのオンライン講演会に参加しました。

講演会では、自分自身の研究の直結する内容について多くを学ぶことが出来ました。

今後に参考にしていきたいと思います。

【科学部】GLS後日談

GLSに参加した3名が、何やら1年生に話をしていました。

近づいて聞いてみると、自分たちがGLSで学んだことを1年生に伝えていました。

発表のテクニック、今後の研究の方向性等、自分たちがシンガポールで学んだことや感じたことを伝えていました。

このつながりが、科学部の強みです。

1年生は先輩たちの経験を土台として、大きく羽ばたいて欲しいと思います。

【科学部】環境シンポジウム(アマプロ2023)に向けて

今年も天草市と共催で環境シンポジウム(アマプロ2023)を実施します。

本年度は「生態系の保全」をメインテーマとして実施します。

今日は、科学部員が出身中学校へのポスターとチラシの配布準備をしていました。

参加登録を受け付けております。

皆さん御参加下さい。
https://sh.higo.ed.jp/amakusa/SSH/amapro

【科学部】GLSから帰国しました! / Came back from GLS

 昨夜シンガポール、チャンギ国際空港を出発した飛行機は午前6時前に羽田に到着、先程天草高校に帰ってきました。夜のフライトで睡眠不足だったり、移動で疲れていたりという部分はありますが、みんな元気にしています。

 到着後、これまでホタル班の奮闘を間近で見守っていただいた校長先生より、この研修で学んだことを今後に活かしてほしいという話がありました。また、同窓会の方々にも結果の報告に伺いました。この研修で多くの学びを得たことを一緒に喜んでいただき、生徒も誇らしく感じていたようです。

 今回、目指していた入賞に手は届きませんでしたが、生徒たちは精一杯工夫や練習を重ね、本番では悔いのない発表ができたと思います。また、審査対象の発表だけではなく、サマリーのポスタープレゼンテーションや様々なアクティビティを通して日本内外の高校生ともたくさん交流したり、意見を交わし合って、3人とも一回り大きく成長してくれました。3年生の二人はこれから後輩にこの研究を受け継ぎ、それぞれが自分の夢に向かって頑張ります。

 物心両面でご支援いただいた皆様、温かい言葉をかけていただいたり、貴重な助言をいただいた皆様、本当にありがとうございました。天草高校科学部、また次のステップに向かって一生懸命頑張ります。  

  We left Singapore last night, and we arrived in Haneda just before 6:00 a.m.  It took us a while to finally come back to school.  Students are a little tired from taking a night flight (it was so hard for us to sleep on the plane), but they are all relieved.

     At school, the principal had a few words, telling them to keep trying.  They called on the graduates' association graduation to thank people there.  They felt proud and happy to learn that many people have been supporting them.  

     Although they could not win a prize, they learned a lot through challenges - they put considerable effort into improving their slides, including practicing the English speech.  Even when they had little time before their presentation, they kept practicing and weren't afraid to make changes so as to have better performance.  Not only through presentations, but also through interaction activities held at GLS meant a lot to them.  They had an opportunity to mingle with Asian students, which taught them a lot.  They broke off their research today, entrusting their dream to younger members.  Now it's time for them to work on studying for the upcoming college examinations.  Wish you two the best!

     Thank you to the people who supported us for your continuous support.  We at the Science Club will keep doing our best in our research.  We hope to deliver good news to you in the near future! 

 

【ASⅢ】ようこそ中学生!

8月1日(火)、体験入学が実施されました。

多数の参加をしてくれた中学生の前で、ASクラス3年4組の生徒が中学生に向けてSSHの取り組みを説明しました。

普段とは違う発表の雰囲気に担当した生徒も緊張もしていたようでしたが、事前にまとめたスライドをもとにしっかりと説明を行うことができました。

同じ時間帯で、保護者の方々や中学校の先生方にもSSHの取組について説明がありました。

天草高校では、AS(天草サイエンス)クラスだけでなく、文系でも理系でも探究活動を行うことができます。

探究活動を通して、天草高校で一緒に学びを深めていきましょう!

 

【最終打ち合わせの様子】

 

【中学生に向けて説明する3年生】

 

【保護者の方々・先生方への説明】

 

 

【科学部】GLS最終日(その2) / The last day of GLS - vol. 2

 お昼にラオパサ・フェスティバル・マーケットで各々好きな料理を食べ(お店の人とのやり取りにも大分慣れてきました)、向かったのはセントーサ島にあるS.E.A. Aquarium、シンガポール最大の水族館です。

 館内に入るとすぐ、長い魚たちのトンネルが見えてきます。このトンネルを抜けると、そこは海の中!サメやマンタ、色とりどりの熱帯魚など、多くの魚たちが歓迎してくれました。

 生徒たちが特に気に入った様子だったのは、サメとクラゲです。ホタル班にはクラゲの研究をしている生徒がいることもあり、熱心に説明を読んだり、動画や写真を撮影したりしていました。たくさんの種類のサメを見たときの、みんなの第一声は「かわいい!!」しばし、撮影会が盛り上がっていました。他にも毒のあるカエルや深海の生物、巨大な黄色いウツボ(英語ではgreenの表記でした)など、様々な生物を見ることができて、大満足の様子でした。

 今から空港に向かいます。シンガポールでの全日程を無事終えていよいよ帰国かと思うと、ホッとしたような、寂しいような、複雑な気持ちです。帰るまでが研修、最後まで気を抜かず、元気に帰ってきます!

 

   In the afternoon, we went to Lau Pa Sat Festival market by MRT.  MRT stands for Mass Rapid Transit, which is the subway in Singapore.   At the market, which has so many different restaurants, such as Chinese, Indian, or even Korean food, students ordered what they wanted for lunch by themselves.  Now they have confidence to buy whatever they want to buy in English. 

     After lunch, we visited Sentosa Island to go to the S.E.A. Aquarium,  one of the worlds' largest aquariums.  Soon from the entrance, we can see a long water tunnel with lots of fishes inside.  Going through the tunnel, it is almost like the world under the sea!  There were millions of fishes, including sharks, manta rays, colorful tropical fishes, and so many others.  What the students were attracted to most was sharks and jellyfish.  One of the students in our group has been studying about jellyfish, so the students were reading the explanations on the fish and taking a lot of photos and movies.  The first thing they said when they saw sharks first was "kawaii"!!  There were many other interesting living things such as poisonous frogs or deep sea creatures, which made them so excited.  They enjoyed their visit there very much.

     We're heading for Singapore Changi International Airport soon.  Now that we have finished all the activities in Singapore and going back, we feel kind of relieved, and feel partly sad.  We already miss Singapore.  Still, we are excited to go back to see people there.  See you all soon in Amakusa!

【科学部】GLS最終日(その1) / The last day of GLS - vol. 1

 GLS最終日の今日は、NTUの大学ツアーで幕を開けました。研究室をまわり、施設や実験道具、飼育されている実験のための昆虫などを見せていただきました。今日見たのはマダガスカルコックローチという虫。そう、ゴキブリです...。ゴキブリとはいっても、日本にいる一般的なものとは異なり、二回りほど大きいサイズです。骨格がしっかりしていて強いので実験に大活躍しているとのことでした。色も茶色と白と黄色の模様のような感じで、足はカブトムシのように強そうな足で、一見ゴキブリとは思えないほどです。とはいえ、生徒は遠巻きに見ていましたが...

 その後は、機械航空学科の佐藤裕崇教授の講義を受けました。佐藤先生は「生体ハイブリッドシステム」という、昆虫の動きをテクノロジーで制御して、災害時の人命救助等に活用するための研究をしていらっしゃいます。講義では、自身のこれまでの研究で苦労しながらも工夫して乗り越えてきたこと、色々な人々と関わり合い、楽しみながら研究をしてきたことについて語っていただきました。

 講義では研究の話だけではなく、生徒のこれからにつながる話をたくさんしてくださいました。例えば、「Superstarではなく、nicheであること」「英語ができることで可能性を拡げられること」「批判する人はとこにでもいる(だから、気にしても仕方がない)こと」「わくわくを大事にすること」などです。話が終わった後、そこにいる全員がわくわくした気持ちになる、そんな講義でした。

   

  It is hard to believe - but today is the last day of GLS.  In the morning we went to NTU and had a campus tour.  We went to see laboratories, and learned about its facilities.  We also visited one room with experiment animals - Madagascar hissing cockroaches.  Although they ARE cockroaches, their appearance is quite different from Japanese ones.  They are much bigger, 5 to 7 centimeters when adults, and they are half dark brown in head, and half light brown in body.  They have strong legs which look like beetles'.  Well, cockroaches ARE cockroaches to the students.  They were looking at them from far, far away, never wanting to take a closer look.

     After the tour, we had a chance to listen to Prof. Sato Hirotaka's lecture.  He has been studying "Cyborg Insect" with wearable solar cells.  He told students about not only his career and study, but also about some important things they need to keep in their mind.  For instance, he told us things such as "finding a niche can help us" and "learning English to have more opportunities."  He also told us "don't mind people who just love criticizing" or "excitement can lead us to a new finding."  After the lecture, everyone there looked so excited.  It was such a wonderful lecture.

【ASⅡ】第9回天草サイエンスアカデミー開催!

7月28日(金)に小中学生を招いて天草サイエンスアカデミーを行いました。

これは、天高生が科学体験講座を企画し、小中学生に科学の面白さをわかりやすく伝えるものです。

今年の講座テーマは「ドローンの本当のすごさ!」「水から一瞬で氷に!」「光の不思議について知ろう!」「光るスライムを作ろう!~ブラックライトのふしぎ~」の4つでした。

小中学生に楽しんでもらえる喜びを感じると同時に、もっと分かりやすく伝えるための改善点も見つかったようです。

今回は70名近くの方々に参加していただきました。参加いただいた皆様、ありがとうございました。

第10回は12月に開催予定です。

【科学部】GLS2日目 / Global Link Singapore – Day 2

 本日のGLSでは、昨日の予選を突破した基礎科学・応用科学・社会科学の3分野、合わせて9チームのプレゼンテーション発表が行われました。どのチームもそれぞれ工夫を凝らした発表で、思わず聞き入ってしまう発表ばかりでした。

 発表終了後、結果発表に加えて審査員の先生方の講評がありました。どのような点に気をつけてスライドを作ったらよいか、研究を進める上でどのようなことを重視すべきか、など、今後につながる貴重なアドバイスを聞くことができました。

 夕食は、参加者全員でのfarewell dinnerでした。生徒たちはくじ引きで席を決め、他校の人と一緒のテーブルで食事をとりました。初めて話す人もいて最初は少し緊張していた様子の生徒たちでしたが、食事が終わるころにはすっかり打ち解け、笑顔で話したり、一緒に写真を撮ったりしていました。ホタル班のみなさんも、日本各地の高校だけでなく、台湾やタイなど海外の生徒とも積極的に交流し、友情を深めていました。高校生のパワーには本当に驚かされます。

 ホテルに戻って、シンガポール最後の反省会をしました。自分たちの発表のビデオを見直し、これまでの研究活動についての反省と、これから研究を引き継ぐ後輩に伝えたいことやアドバイスについて話し合いました。スライドの工夫、発表の仕方についての気づき、チームとしての動きについてなど、様々な意見が出ました。このメンバーでのホタル班の研究活動は今日で一区切りとなりますが、これまでの活動を通して得た学びを今後につなげていってくれることと思います。

 

     Today, nine groups from Basic Science, Applied Science, and Social Science, had presentations.  Each team did unique presentations, and they were all so fascinating.

     After that, we had the award ceremony, and then listened to the judges.  They gave us some tips in making slides and some important points we should focus on during the research.  This advice would surely help us a lot in the future!

     After the closing ceremony, we had dinner together at a Chinese restaurant.  Students’ seats were decided by the lottery, so they all sat with the students from different schools.  At first, everyone looked a little nervous, but by the time the dinner was over, they were already great friends, taking pictures together with a big smile.  These amazing future scientists always surprise us adults.

     Back at the hotel, we had the last meeting before the departure.  We discussed what we could have done and talked about what we should pass on to our juniors.  Tomorrow, on the last day of GLS, they will have a chance to have a tour at NTU (Nanyang Technological University) and listen to a lecture on insects.  We hope they will enjoy their stay until the last minute before leaving Singapore.  Keep learning!

【科学部】GLS 1日目(番外編)/ This is Singapore!

 シンガポールに来たからには、ここも一目見ておこう!

 シンガポール3回目の校長先生に御案内いただいて、到着の日に遠くから見えたマリーナ・ベイ・サンズとマーライオン像を間近で見ることができました。夜景の美しさや人々のパワーに元気をもらいました。タクシーの運転手さんもとても気さくな方で、車窓から見える建物やシンガポールの交通事情についてなど、色々と教えてもらいました。

 地下鉄にも初挑戦しました。切符の買い方や路線図の見方などを英語で尋ね、ドキドキしながら乗りました。シンガポール版Suicaのデビューもしました。(これでいつ来ても大丈夫です!)

 限られた時間ではありますが、日本では経験できない、シンガポールの暮らしや文化について学ぶ機会も大事にできたらいいと思っています。

 

    Now that we’re in Singapore, why not go and see these two spots!

    The principal took us to the world-famous Merlion and the Marina Bay Sands.  The gorgeous night-view and the energetic people there cheered us up.  The taxi driver who drove us was so kind, and he explained to us about the buildings we saw from the taxi and told us about the traffic conditions in Singapore. 

     We took trains too.  It took us a while to buy a ticket (it’s a little different from the way we do in Japan) , but it was another good experience.  Now we have something like “Singapore Suica” – that means we can come back here and use trains again some day (hopefully in the near future)!

     It’s nice if we could make the best use of this opportunity abroad, by not only doing our best at GLS, but also experiencing many things we cannot in Japan.

【科学部】GLS 1日目(その2)Global Link Singapore – 1st day Vol.2

 午後からは2回目の発表がありました。午前の発表を経て、どのような工夫をしたらもっと伝わるかを自分たちでしっかりと話し合い、実行することで、今回の発表で手応えを感じることができました。そ後、サマリー・プレゼンテーションがありました。偶数・奇数のグループに分かれて全グループが発表を行い、多くのグループの研究内容について聞くことができました。自分たちの研究を知ってもらうために、積極的にこちらから声をかける必要もありましたが、身振り手振りを交えながら、海外の学生にも一生懸命説明をしていました。

 午前中のプレゼンで顔見知りになった学校が聞きに来てくれたり、意気投合した他校の生徒と連絡先を交換したり。また、先生方も熱心に研究内容に耳を傾けてくださいました。スライドを使ったプレゼンテーションとはまた別のやり方で、聞く人の目を見て思いを伝えるという、コミュニケーションの大切さを再確認することができました。

 NTUの学生のみなさんが企画してくださったアクティビティで他校と進行を深めた後(何と、代表で天草高校がステージに上がり、GLS参加者みんなで輪になって天草ハイヤを踊りました!)、明日の代表プレゼンに進むチームの発表がありました。結果はあと一歩及ばずで、明日は他校の発表を聞く立場になりました。夜の反省会では、自分たちに何が足りなかったのか、他校の良かったところは何か、今後後輩に伝えられることは何かなど、じっくりと話す機会をもちました。明日、代表に残ったチームの発表を聞くことで、また考えを深めたいと思っています。

 精一杯がんばりました!

 

In the afternoon, the students had “Summary Presentations.”  Through this, they had a chance to learn about presentations that they couldn’t listen to in the morning.  They also had a chance to tell many people about their research, including students, teachers, or professors.  This summary presentation seems to have taught them the importance of face-to-face communication.  The students made new friends from in, and outside, Japan!

   After that, they enjoyed the supper and the activities that NTU students hosted, (the firefly girls danced "Amakusa Haiya" in front of all, and then everyone danced Haiya in a circle!) and then the GLS staff announced which groups were to be on stage tomorrow. – Well, going straight to the point, the result is not what we had longed for.   At night, back at the hotel, we discussed what we did well, and what we couldn’t, and what else should have been done.  We know no one cannot change the result – it IS over. Still, we know we could still do something for our future.   Tomorrow we’ll listen to other schools on stage and think more about our future opportunities.

 

【科学部】GLS 1日目(その1)Global Link Singapore – 1st day Vol.1

 Global Link Singapore1日目の今朝は、Nanyang Technological Universityへの移動から始まりました。

 優れた国立大学として世界でも名を馳せているここNTUには、優秀な教授陣と最新の設備、豊かな緑が共存しています。今回のGLSでは5つの国と地域からの200名弱が参加者し、学内のホールでKeynote Lectureを受けた後、11の会場に分かれ、英語でのプレゼンテーション(8分+質疑応答10分)を行いました。
 ホタル班は会場の観衆や審査員の目をしっかり見て発表をやり切り、審査員の先生方からも好感触を得ることができました。さらに、他校のプレゼンテーションを間近で経験し、他校のプレゼン方法やスライドの工夫、英語の表現方法から多くを学ぶことができたようです。

 プレゼンテーションの2回目に、天高に縁のある堀江様が応援に来てくださいました。堀江様のお父様が天草高校のOBでシンガポール在住とのこと、あたたかい激励のお言葉をいただきました。ありがとうございました。

     In the morning, we went to Nanyang Technological University to have our presentations. NTU is a globally well-known university, which has great professors and advanced facilities.

     We listened to Prof. Hong's keynote lecture, and had presentation sessions afterwards. Our students were able to successfully attract the audience's attention, and judges praised them for the clarity of the presentation and the content of their study. Right after they were done, they went to the judges, asking for some advice. They also learned a lot from the presentations of other schools.  More in the next post.

【科学部】ついに到着! / Finally arrived!

約6時間半のフライトを経て、ついにシンガポールにやってきました!

出国もそうでしたが、シンガポールの入国手続きもパスポートチェックや顔写真や指紋の撮影に機械がフル稼働しており、近未来な感じです。いつの間にか、パスポートに出国や入国のスタンプも押さない時代になっています。

夜ご飯はホテルの近くのフードコートのようなところで、「チキンライス」「ミートパイ」「海鮮チャーハン」などを地元の人々に交じって食べました。その後、ホテルで最後の練習をみっちり行いました。

泣いても笑っても明日が本番。今までの練習の成果が出せるように、悔いの残らないように、頑張ってくれると思います!

     After spending 6.5 hours on the plane,  we finally arrived in Singapore!

     We were so excited that we got to see the Marina Bay Sands with our own eyes on the way to the hotel!

     Tonight we ordered Singapore dishes such as “Chicken rice” or “Meat pies” at a food court near our hotel.  Eating surrounded by local people made us feel we are now out of Japan.

     Like it or not, tomorrow is a big day for them.  We hope they can do their best!

【科学部】テイク・オフ!/ Heading for Singapore

おはようございます。

科学部ホタル班は無事、出国審査も終わり、シンガポール行きの飛行機に乗ろうとしています。

羽田には朝7時過ぎという早い時間に到着したにも関わらず、人・人・人で、何をするにも行列です。様々な言葉が飛び交っており、ざっと見て半分くらい外国の方という感じです。コロナも落ち着いてきたということなのでしょうか。

シンガポールまで7時間あまりのフライト、イメージトレーニングもしながら楽しみたいです。

次の投稿はシンガポールからお届けします!

 

 

     Good morning!

     We are now at Haneda, waiting for our departure.

     Although we got here as early as seven in the morning, it was already so crowded, with long queues here and there.  We can also hear so many different languages; it looks like almost half of the passengers are non-Japanese!  People seem to be enjoying traveling all over the world again.

     We'll be on board soon - don't miss our next post from Singapore! 

【科学部】とうとう出発の日…! / Departure Day

科学部3名、同窓会の方々や先生方に温かく見送られて天草高校を出発しました。

分かってはいましたが、東京の人の多さに圧倒されています。そして、東京は暑いです!

(ニューヨークのWilliam先生からも励ましのメッセージをいただきました。ありがとうございます!)

夜はみんなで東京名物「もんじゃ」をいただきました。おなかがいっぱいになり、ちょっとほっとしました。

羽田のホテルに無事到着して、プレゼンの練習をしています。まだ英語での質疑応答には苦戦している部分もありますが、3人で協力しながら、自分たちの思いを届けられるよう、本番までの時間を大切に、工夫と練習を重ねていきたいです。

明日はいよいよシンガポールに向かいます。応援よろしくお願いします!

 

     We students of the Science club departed school in the morning.  Lots of staff from the graduates’ association, as well as Amataka’s teachers came to cheer us on before departure (we got a message from William in New York too! )  Thank you all for your support!

     It’s not that we didn’t know Tokyo is the capital of Japan, but we were overwhelmed to see so many people coming and going on the street.  And… it’s soooooo hot here!

     We enjoyed “monja,” which is known as one of Tokyo's specialties.  The monja restraint was very vibrant and it made us feel full of energy!

     Now we are at a hotel in Haneda, practicing our presentation.  We are still struggling in answering questions in English, but we want to pull together as a team and try ourt best to deliver our message to people abroad.  We’ll never give up!

     Tomorrow we’ll be heading for Singapore.   We’re so excited!

 

【科学部】サラ先生からの最後の指導

ホタル班の3名が、ALTのサラ先生から御指導をいただきました。

サラ先生は本日をもって本校を去られますが、最後まで熱心に指導されていました。

教えていただいたことを生かして、精一杯発表してきます。

サラ先生、ありがとうございました。

これからもお元気でお過ごしください。ご多幸をお祈りしています。

 

【科学部】「THE TIME」(TBSテレビ)の中高生ニュースに出演します。

毎週月曜~金曜日に放映の「THE TIME」の中高生ニュースに科学部ホタル班が出演します。

下の写真は先日の撮影の様子です。

放映は8月1日6:50前後を予定しています(場合によっては変更になる可能性もあります)。

是非御覧ください。

【科学部】ALTや英語科の先生方から指導していただきました。

いよいよ今週末がシンガポールでの本番となった科学部ホタル班の練習が佳境を迎えています。

今日はALTのウィリアム先生とサラ先生、英語科の小玉先生から質疑応答を含めて御指導いただきました。

上手く答えられないこともありましたが、少しずつ上達しています。

本番まで残りわずかではありますが、できる限り努力をしていきます。

【科学部】GLSに向けて

GLSに向けて、ホタル班の努力が続いています。

本番での発表は8分間となりますが、実はこれまでの練習では10分を超えており、短くしなければなりませんでした。

ここ数日間の努力により、今日の練習で初めて8分以内(7分56秒)の発表を行うことが出来ました。

発表6日前にようやく発表が完成しました。

明日からは質疑応答の練習です!

本番まで残り6日、頑張ります!

【ASⅢ】サイエンスインターハイ@SOJOに出場しました

崇城大学が主催するサイエンスインターハイ@SOJO(一般部門)にASⅢの9班がオンラインで出場しました。

九州各地の高校生が物理・化学・生物に関する研究活動の成果を発表する大会で、今年は86件の発表が行われました。

発表を見ていただいた大学の教授や高校生から質問や意見をいただき、結果のまとめ方や解釈について新しい考えを得ることができたようです。

また、他校の発表を聞き、積極的に質問をする姿勢が見られ、活発な議論が交わされていました。

ASⅢ全員で参加する発表会は今回で最後となり、2学期からは論文作成に入っていきます。自分たちの研究で明らかになったことと課題を整理し、2年間取り組んできた研究の集大成を仕上げていきます。

【科学部】渡航前のプレゼンテーション / Presentation on fireflies before departure

 終業式後、科学部ホタル班が英語でのプレゼンテーションを全校生徒の前で行いました。世界大会での発表に向けて、これまで英語での発表練習を重ねてきました。貴重な日本のゲンジボタルについて海外の方々に知っていただくために、単に日本語を英語化するだけではなく、より伝わりやすい表現やスライドを工夫しています。英語でのプレゼンテーションならではの難しさもありますが、残りの時間で更に完成度を高め、自分たちのできるベストの発表をしてきてほしいと思います。

 The firefly group of the Science club had a presentation in front of all the students today.  They have been practicing their English presentation from the day they were chosen as a representative of Japan at the Tsukuba Science Edge 2023 in March. They are to tell people abroad about Genji fireflies, or Luciola Cruciata, which they have been studying so that they could do more for the conservation.  What they have done is, not just translating everything into English, but trying to figure out the best way to present their research to people all over the world.      

    Presentations in English are never easy, and the firefly group still has a lot more to go.  We wish them the best - we hope they will have a great learning experience in Singapore.  Seven days to go before their departure - we’re sure you can do it!  Never give up!  Keep up the good work!

 

【科学部】GLSに向けて

発表まで10日となりました。

今日も発表者の3名は、練習を重ねていました。

なかなか上手くいかない部分もあるようですが、試行錯誤を重ねて練習を続けていました。

何事もそうなのでしょうが、成果は努力によって生み出されると思います。

頑張れ、ホタル班!

【科学部】JTB主催の英語プレゼンテーション講習

2週間後に迫ったグローバル・リンク・シンガポールに参加するホタル班の活動です。

本日はJTB主催の英語プレゼンテーション講習に参加しました。

講習では、英語での質疑応答に関してグループに分かれて実技演習を行いました。

上手くいかないこともありましたが、チームワークで乗り切りました。

【総合理科】呼吸と光合成を4コマ漫画で学ぼう

総合理科では、呼吸と光合成という単元を扱っています。

生徒は呼吸と光合成のどちらかについて、はたらきをまとめた4コマ漫画を作成して発表し合いました。

4コマ漫画は教科書や資料集を読んで作成し、イラストやクイズを盛り込んだ力作も多数で出来上がりました。

さらに昨日のARP探究成果発表会に参加したこともあってか、見てほしい箇所を指さして発表するなど、相手にわかりやすく伝えようとする努力も見られました。

今後も勉強する楽しさを感じながらながら、共に学び合える場面を設定していきます。

【SSH】ARP研究成果発表会 / “ARP Inquiry Study Presentation'”

 本日、天草市民センターにてARP研究成果発表会を開催しました。近年はコロナ禍の影響もあり、思うように外部の方々に研究の成果を見ていただくことができませんでしたが、今回、熊本大学の渡邉教授と崇城大学の田丸教授を来賓にお迎えし、保護者や外部機関の方々にも多数ご来場いただいて、生徒の研究の様子を直接見ていただくことができました。

 この発表会はなんと言っても3年生が主役。2年間の研究成果をステージ班・ポスター班それぞれが熱く語ってくれました。ステージでは宮﨑SSH研究主任による、本校における探究活動や研究、その成果等についての概要説明の後、午前中にATⅡおよびASⅡの各3班、午後からASⅡの2班及び科学部ホタル班の発表を行いました。ATⅡの「糖分が集中力に与える影響」に関する発表では、自分達に身近なお菓子を使っての実験結果に、1・2年生の生徒も興味津々の様子でした。また、ASⅡの「天草陶石」についての研究では、発表者が心からプレゼンを楽しんでいる様子が観客にも伝わった様子で、活発な質疑応答も行われました。

 ポスター発表では体育館でATⅡおよびASⅠ・Ⅱの各班が、それぞれ3回のプレゼンテーションを行いました。「ミルワーム」が海洋プラスチックを食べるかどうかの研究を行った班や、フェアトレードを推進するための取り組みに挑戦した班、アプリを活用したイルカの識別方法を研究した班など、全54班それぞれがグラフや動画を効果的に使いながら、個性溢れる発表をしていました。活発な質疑応答の様子から、これまでの研究活動を経て「質問力」も伸びたことがうかがえました。

 来賓のみなさま、ご来場及びオンラインでご参加いただいたみなさま、貴重なご助言をいただき、本当にありがとうございました。今後とも御指導宜しくお願いいたします。

   We had an “ARP (Amakusa Research Project) Inquiry Study Presentation'” at the Amakusa Civic Center today.  These past few years it has been difficult to hold it at full capacity. This time, we had Prof. Watanabe from Kumamoto Univ.  and Prof. Tamaru from Sojo Univ.  as guests, and a lot of guardians and people from the community came to see the students’ presentations.  

      At today's presentations, 3rd graders were playing the leading role, presenting passionately what they had been up to.  On the stage, Mr. Miyazaki, the SSH Chief at Amakusa High, explained the inquiry study at our school and their achievements.  Then followed ASⅡ, ATⅡ, and Science Club presentations.  An AT presentation presented on the influence of sugar on our ability to concentrate, which interested students in need of concentration.  Another presentation done by ASⅡ students, was about Amakusa pottery stones (they have the “lion’s share” in Japan).  The presenters were fully enjoying themselves, which led the audience to an exciting Question-and-Answer session.  

      At the gym, more than 50 AT and AS groups had three presentations each.  One presented about the mealworms known for eating plastic waste, while another raised the issue of only a limited number of people taking action for fair trading.  There also was a group who researched on the distinguishment of dolphins using an application. One worked on reducing the amount of traffic accidents.  All groups were trying their best - using the videos they shot or showing the graphs effectively - to make their presentation the best ever.  Surprisingly, audiences were asking many appropriate questions, so that the presenters could find even better perspectives for their research.  Looking at those poster sessions, we felt the students also became skilled at not only presentations, but also in asking questions throughout their research.    

     Thank you to those who came to see the presentations and those who gave us beneficial advice.  Thank you to those who watched the presentations online with kind eyes.  We’ll be looking forward to seeing you again in our next presentation!

【科学部】GLSに向けて

ホタル班が今日も英語の練習を頑張っています。

今日はALTのウィリアム先生とサラ先生に来ていただき、発音やスライドの表記について御指導いただきました。

本番まであと2週間となりました。

最後まで悔いの無いように頑張ります。

【ATⅡ】ARP探究成果発表会に向けて

今日のATⅡでは、明後日に迫ったARP探究成果発表会に向けた仕上げを行いました。

ATⅡでは、SDGsの視点を持って課題解決に向けた取り組みを探究してきました。

発表会ではその成果を、3班が口頭発表、38班がポスター発表で披露します。

この発表会を通して1人でも多くの方の行動がいい方向へ変化すると嬉しいです。

【科学部】GLSに向けて

今月末に行われるGLS(グローバル・リンク・シンガポール)に向けての準備が進んでいます。

今日は、先日ALTのウィリアム先生に受けた指摘をもとに、スライドの改訂を行っていました。

【科学部】ARP探究成果発表会に向けて

13日(木)に実施されるARP探究成果発表会では、研究発表の最後を科学部ホタル班が務めます。

今回の発表内容は、ホタルの発光周期についての研究です。

発表者は4月に入学した1年生3名が務めます。

今日は発表練習をしていました。

1年生の皆さん、頑張ってください!

【SSH】ARP探究成果発表会に向けて

13日に行われるARP探究成果発表会に向けての準備が着実に進んでいます。

<ASⅢ>

クラゲ班がスライドを作成していました。

多量の数値データから読み取ったことを、よりわかりやすくするために表計算ソフトを駆使していました。

<ATⅡ>

少しでも多くのデータを得ようと、最後の追加実験を進めていました。

<ASⅡ>

ASⅡは研究計画を発表しますが、予備実験を始めている班がありました。

【ASⅡ】夏休みまでもうひとがんばり! / A summer you’ll never forget

 期末テストも終わり、久々のASⅡです。生徒たちは、研究計画書をまだまだまだまだ練り直しています。早く実験をしたい! 実験対象のものを実際に触りたい! という気持ちもあるかもしれませんが、研究のベースとなる研究計画をどれだけしっかり立てられるかが今後の研究を左右します。発電の仕組みは?「ソックスレー抽出」って何? 先生方のアドバイスを受けつつ、先行研究を調べたり基礎知識をしっかり蓄えたり、ディスカッションを重ねたり。今日も地学室でみっちり濃い時間を過ごしている2年生です。

 いよいよ来週はARP(Amataka Research Process)研究成果発表会。2年生はポスター発表やプレゼンに代えて「研究計画披露」を行い、会場の運営にも携わります。そして、ARPが終われば夏休み! 実験を行ったり、現地調査をしたりと、各班の「研究」がいよいよ始まります。子どもたちを招いての科学教室「サイエンスアカデミー」や、科学の最先端を学ぶ関西研修など、忙しいながらも充実した夏休みになりそうですね!

Long time no AS!  Students in ASⅡ class are working on their research plans.  Who on earth could imagine that making research plans would take this long?   In any case, making a specific research plan is key to their research in the future.  Many students are probably eager to do the experiments or see their research object with their own eyes, but hang on, it’s worth waiting!  Now is the time to be patient and concentrate on what you should do now in order to get off to a good start.  

At the “ARP(Amakusa Research Project) Inquiry Study Presentation'” which is coming soon, ASⅡ students will be managing the event and also presenting their research plans to audiences.  Soon after ARP, our summer vacation will finally begin!  Students will be doing the experiments they have longed for, and will be conducting field surveys.  They will also hold the “Science Academy,” a fun, annual event in which they conduct scientific experiments, inviting elementary and junior high students to join the fun!  Moreover, they will visit the Kansai region to learn about the latest technology.  This summer will surely be one you’ll never forget! 

【科学部】後輩への指導

科学部では、基本的に下級生の指導は上級生が行います。

このことで研究の継続と部員の研究スキルの向上を図っています。

本日は、上級生の指導が白熱していました。

その様子を写真で報告します。

<ホタル班>

13日の発表に向けて3年生が1年生を指導していました。

<海水準班>

珪藻鑑定を後輩にレクチャーしています。

<サンゴ班>

後輩の考えた今後の研究案に先輩が質問してブラッシュアップを図っています。

 

【ASⅢ】研究✕笑顔=???/ Can’t tell you what fun it is! 

 さて、ASⅢでは、7月13日(木)に市民センターで行われるARP探究成果発表会に向けて、スライド発表とポスター発表の準備をしています。ほとんどの班がパソコン室で作業しているのですが、そのにぎやかなこと!(※いい意味です)

 ARPはASⅢの生徒にとってはまさに2年間の集大成の大舞台でもあるのですが、「主役」の生徒たちは時間に追われて焦るどころか、とっても楽しそうです。これはやはり、今まで研究を頑張ってきたからこその笑顔なのかもしれませんね。

 スライドを作ったり、アブストに加筆したり、データを見直したり。それぞれの班で集中しつつ、実に楽しそうに活動をしています。研究を始めたばかり(で、研究計画書に苦しんでいる真っ最中)のASⅡのみなさんも、1年後には班員同士の結束がもっともっと固くなり、他の班とも活発に意見を交わし合って、一人ひとりが研究や発表を心から楽しんでいるのでしょうね。こういった先輩の「楽しんで研究している姿」を間近で見るのも、2年生にとって良い刺激になっています。

 研究の楽しさを後輩に分かってもらえるように! 

 学校内外の人々にこれまでの研究を知ってもらい、その意義を伝えられるように! 

 ASⅢのみなさん、ARPがんばってください!

In the 7th period, most ASⅢ students are preparing for the “ARP Inquiry Study Presentation,” which will be held on July 13th at Amakusa Civic Center.  (“ARP stands for “Amataka Research Project.”) You have no idea how energetic they are in the computer room!  There is little time left until their big day, but no one looks frustrated at all!  Everyone is fully enjoying what they are doing, smiling and even laughing!  Their smiles may be proving that their research days have been full of enrichment.

Some students are making presentation slides, while others are adding some more explanations on their abstracts or checking their data again.  They are focusing on what needs to be done in each group. Still, they are enjoying themselves indeed.  ASⅡ students, who have just started, would probably enjoying what they’re doing just like their seniors are now.  They will be strongly united as a group: discussing and advising each other.  Looking at what their seniors are doing with passion always inspires juniors.  

We wish they could tell the pleasure of studying to their juniors!  We hope they could tell people inside/outside school about what they have devoted themselves to, and the significance of their study would be fully acknowledged!  

July 13th - your proudest moment of school life will come soon! 

【ASⅡ】研究計画書の奥深さ / Polishing the research plans

ASⅡでは先日提出した研究計画書が返却され、生徒たちは先生方の助言をもとにそれぞれの計画を練り直しています。今日は崇城大学の田丸先生にも来ていただいています。優しい笑顔でしっかり話を聞いてくださり、生徒たちから上手に考えを引き出してくださる、私たちの心強い味方です。

 「精油班」は精油のリラックス効果を調べようとしていますが、田丸先生は計画書の中でも「研究の背景」の記述が気になられたようです。先生が指摘されたのは、「リラックス効果を調べたいということは、リラックスできていないという前提があるはずだ」という点。その点を具体的な数値を用いて研究背景に入れてこそ、研究の必要性が説明できる。研究背景をきちんと説明することにより、仮説や研究方法の改善につながるという助言に、生徒たちも納得した様子です。また、「リラックスについて調べる際、普通にページ検索するだけでなく画像検索を試してみては?」とも提案していただきました。素直な生徒たちはすぐに画像検索に取り掛かり、研究背景と関連がありそうな様々なデータやグラフを見つけたようです。活発なディスカッションが始まっています。

 木材の持つ防音や吸音性について研究しようとしている「音班」もまた、研究背景に説得力が足りないという指摘を受けていました。「面白そうというきっかけで研究対象を決めるのも悪くないけれど、それだけではなぜこの研究が必要なのかということの説明には不十分」ーここでもまた、研究背景が単なる「きっかけ」の記述となってしまっているという問題点が指摘されていました。最初は少し緊張していた様子の生徒たちでしたが、先生の「正解があるわけではないから、思った通りのことを素直に言っていいんだよ」という言葉かけで、少しずつ、研究への思いを自分たちの言葉で伝えることができてきました。木を使って防音することで、何が解決できるのか?なぜ、他の素材ではなく木なのか?まだまだ、ディスカッションの余地がありそうですね。

 研究の第一歩ともいえる研究計画書は、ただ自分たちの研究を計画するためのものではなく、研究の必要性や意義を読む人に納得してもらえるものでなければなりません。書いてはみたものの、考えれば考えるほど、奥の深い研究計画書。完璧な計画書というものは世の中に存在しないのかもしれませんが、自分たちのやりたいことを伝えられる計画書になるといいですね。

With their submitted research plans, ASⅡ students are polishing their plans with teachers’ advice.  Today Prof. Tamaru (from Sojo University) is with us - he is the person who always listens with a warm smile and draws out students’ spontaneous ideas - such a strong supporter for us!

Reading the research plan of the group “Essential Oil," which is trying to figure out the oil’s effect on relaxation,  Prof. Tamaru is concerned about their research background.  He said, “If you say you want to research the relaxing effect of oils, there should also be the fact that people are not relaxed enough or well.  You need to write that in the background with related data, so that you can prove the need of your study.  Otherwise, your hypothesis or research plan won’t make sense. '' He also advised that students can try searching images online, which may lead them to the useful data for their research.  The students immediately tried image search, and it helped them a lot.  Now they are actively discussing how to rewrite their research background.

Another group called “Sound,” also got similar advice on their research background.   They are to study soundproofing and sound absorption, but the professor pointed out that they need more persuasion in their research background: “It’s ok to start your research from your interest, but that is not enough to explain the necessity of what you are trying to study.” Students were listening with strained faces. The professor added, “There is no one and true answer, so feel free to tell me whatever you think.” Then, students gradually came to tell their thoughts in their own words.  He drew out ideas by asking questions like “What problems are you trying to solve?” or “Why would you use wood, but not other objects?” - There seems to be a lot more to discuss in the group.

The first step of their study - “The Research Plan” - is not only for themselves, but also something that can convince others of the necessity and significance of their study.  Probably much more profound than what they initially thought, right? Although students say they are finished planning, can we ever consider their research finished? There probably is no “perfect research plan” in this world, but at least it needs to be the one which tells others our true intentions.  Such a profound thing, a research plan!  

【SSH】課題研究指導に係る職員研修

 本日、AS(天草サイエンス)とAT(天草探究)の授業で行っている課題研究指導について職員研修を行いました。今回は「研究テーマ」と「仮説」の設定、「研究計画の立案」に焦点を当て、まず、指導の際のポイントやチェックポイントについて学びました。

 次に、3つのグループに分かれ、実際の研究報告書を用いて、生徒の設定した研究テーマや仮説、研究計画についてどのように助言したら良いかの討議を行いました。それぞれのグループで出た意見は以下のようなものがありました。

「研究テーマ」

・なぜその研究をしたいのかをしっかりディスカッションすることが大事である

・実験の目的・方法や場所などを1つ1つ細かく確認し、助言することが必要である

・先行研究を行い、結果により、テーマの見直しも検討する必要がある

「仮説」

・仮説が1年間で検証できるか、スケールを調整することが必要である

・理想とするモデルがあれば、研究の方向性が見出し易いのではないか

・仮説ではなく、事実(当たり前のこと)になっていないかを確認する必要がある

「研究計画の立案」

・その実験が、調べたいことの結果を出せるかどうかを計画時によく考える必要がある

・データを取る方法についてより良い方法を考えていくとよい

・テーマや仮説の設定が適切でなければ、実験で検証した結果も整合性が取れなくなってしまう


 課題解決力の伸張は、今後、ますます重要になっていきます。「世の中に解決策のない課題」を研究することは容易ではありませんが、生徒達が工夫して学ぶだけでなく、私たち教師も指導力を高めていく必要があることを改めて感じた1時間でした。

<実践報告>

<グループワーク>

<グループワークで出た意見の共有>

【ATⅡ】発表会に向けて研究成果をまとめています

ATⅡでは7月の発表会に向けて、これまでの研究成果をポスターやスライドにまとめています。

発表会では、基本的にポスターでの発表になりますが、いくつかの班がステージに立って口頭発表を行います。

最後までデータを集め、正確性を高めています。

【ASⅠ】天草学連続講義⑥⑦

本日6・7限は、最後の天草学連続講義〜地域課題を知り、研究テーマを決定する〜が行われました。

6限目は「天草の生物多様性」というテーマで、九州大学理学部准教授の新垣 誠司様に講義いただきました。「変化に富んだ熊本の海が場所の多様性を生み、生物多様性に繋がっている」というお話を聞き、天草の海の魅力の要因を知ることができました。また、比較研究の対象には注意が必要であることなど、今後の研究上の注意点もわかりやすくお話しくださいました。

7限目は「天草と災害について〜天草の成り立ちと自然災害〜」をテーマに、熊本大学大学院最先端科学研究部地球環境科学分野教授の松田 博貴様に講義をいただきました。「天草の自然を知りどんな災害が起こり得るのかを知ることが大切」という言葉を聞き、生徒たちも自分ごととしてお話を聞いていました。

全7回に渡った「天草学連続講義」を受けて、次回から始まる研究テーマの決定に繋げてほしいです。

【総合理科】考査に向けた「問い」づくり

本日の総合理科Bでは、来週に控えた期末考査に向けて「問い」作りを行いました。

考査範囲の内容から、一問一答、正誤問題、4択問題、記述式の形式で問題作成にチャレンジしました。

生徒達は、教科書や資料集だけでなく、授業で使用したプリントやノートを細かく読み込んで「問い」を作成していきました。

作問をする中で、新たな知識を得たり、関連するものとの違いが明確になったり、現象を説明する表現力を身に付けたりすることができました。

次回の授業で作成した問題集を共有して知識を整理した上で、期末考査に臨みます。

【ASⅢ】神戸での発表会に向けて

本年度も8月9、10日に、神戸国際展示場にて全国のSSH指定校が一堂に会して生徒研究発表会が実施されます。

今年の天草高校代表はクラゲ班です。

本日はクラゲ班が研究を行っていました。

さて、どのような研究結果となるのでしょうか?

楽しみです。

研究では、県の水産研究センターの御協力をいただきました。

この場を借りて、お礼申し上げます。有り難うございます。

【ASⅠ】熊本大学研修で研究手法を学んできました!

6月15日(木)、1年生全学級で熊本大学に行きました。

生徒たちは、事前に行った希望調査をもとに文・法・教育・熊本創生推進機構・理・工・医・薬・合津マリンステーションのそれぞれの場所に分かれ、熊本大学で行われている最新の研究や、研究手法に触れてきました。

午後には施設見学なども行われ、研究が実際に進んでいる様子を見ることもできました。

いよいよ始まる自分たちの課題研究に向けて、1年生はさらに学びを深めたようでした。

 

 

 

 

 

【ASⅡ・Ⅲ】締切迫る!研究報告書 / How nice to have reliable seniors!

今日はいよいよ、研究報告書の締切です。各班、先生方の助言を生かして、最後の追い込みに入っています。

 音などに反応して葉が動く、「踊る植物」を研究する舞萩班は、葉の動きをどのようにデータ化するかという点について考えています。先行研究の論文は見つけているものの、論文の解読に四苦八苦している様子。知恵を出し合って、具体的なデータ化の方法を模索しています。

 スフェノセラムスの生態を研究している「スフェノセラムス班」は、夏季休暇中に御所浦の「スフェノセラムスの壁」を訪れ、化石の分布などを調べるとのこと。「研究方法をもっと詳しく」との助言を受け、どんなデータを集めるかなど、より具体的な計画を立てています。

 「精油班」は、過去の先輩の研究に関連して、天草の植物から精油を抽出し、そのリラックス効果を調べようとしています。「リラックスした状態」は、どのような数値で表すことができるのでしょうか。指標を何にするかについて活発にディスカッションしています。

 7限目にはASⅢのメンバーも加わり、地学室もますます活気づいてきました。ASⅢで行っている「魚糞」の継続研究を考えている班が先輩に助言をもらったり、「電磁誘導班」が物理室で活動している「波力発電班」の先輩に報告書を見てもらったりしています。みんなラストスパートがんばってください!

Students’ activity reports are due today, so this is the final sprint!

 One group studying “Maihagi,” or telegraph plant in English, has been thinking about how to digitize the movement of the plant.  They found some previous research on the plant, but found it difficult to fully understand.  They are putting their heads together and discussing the best way.

Another group “Sphenoceranus,” where students are studying a kind of clams that lived during the Cretaceous period, is planning their study trip to Goshonoira, which is known as “Fossil Island.”  There is a place, so-called “The Wall of Sphenoceranus,” which has thousands of fossils, since it used to be at the bottom of the ocean.  Heeding advice from a teacher, they are trying to make more detailed plans, and deciding what kind of data they should collect.

Another one called “Essential Oil,” is continuing the study of their seniors before.  They are trying to extract essential oil from locally-grown plants such as cypresses or olives in order to learn about their relaxing effects.  How can we measure the “relaxing effect”? They are currently figuring out how. 

In the seventh period (two hours before the deadline!) came ASⅢ students, and some 2nd graders didn’t miss the chance to ask questions to their seniors.  While a student studying fertilizer made from fish feces was asking a senior for advice, a student studying electromagnetic induction was asking another senior to check the activity report.  How nice to have reliable seniors!

【ASⅠ】SSH熊本大学研修の事前指導

6月15日(木)に実施される「SSH熊本大学研修」のための事前指導が7限目に行われました。「研究者からの研究手法の講義を受け、今後のASⅠに生かす」などの目的を確認した後、各学部ごとに分かれ当日のスケジュールの打ち合わせを行いました。

 

【ATⅠ】研究計画書、はじめました / Taking A Step Forward

 久々のATⅠの今日は、先週までの熊本大学および市役所の方々の講義を振り返るところからはじまりました。今まで学んできたことを基礎として、これから各自研究計画書の作成に入ります。昨年のASⅠのアブストラクトを見たり、今までのATⅠの資料を見返したり、また、SDGsの取り組みを参照したりしながら、今後の研究について考えました。

 黙々と個人で取り組むクラス、担任の先生が生徒と対話してアイデアを引き出すクラス、友人と去年の研究などについて意見交換するクラスなど、クラスによって取り組み方は色々ですが、それぞれが天草の課題解決のための1歩を踏み出しました。中には、昨年取り組んだ研究を継続しようと考えている生徒もいるようです。自分の興味・関心のある分野で、天草に貢献できる研究ができるといいですね。みんなの想像力や実行力に期待しています!

Now that students have a bigger picture of regional issues in Amakusa, they started making their AT study plans in class.  Some referred to the abstracts written in ASⅠ last year, while others read through the handouts they had worked on, or checked some of the SDGs-related activities online.  

The look of students varied a lot from class to class. In one class, all students were working quietly, meanwhile, in the other class, students were actively exchanging their ideas with their classmates in another class.  There are some students trying to continue their study in the previous year too.  We hope each of them can leverage their skills and experiences to pursue their studies.  Now each student is taking a step forward for a brighter Amakusa.  

Amataka students of creativity and action, we are counting on you!

【ATⅡ】C1の本評価を行いました

6月13日(水)のATⅡは、C1(数値データを処理する)の本評価を実施しました。

いよいよATⅡの研究もデータをまとめる段階に入ってきました。

7月13日(木)のARP探求成果発表会でもいくつかの班が市民センターのステージで口頭発表する予定です。

どうすれば自分たちの研究成果を聞き手に分かりやすく発信できるのか。

班員で協力しながらスライドやポスター作成を進めています。

【科学部】砂月海岸調査(今年度2回目)

サンゴ班の1~3年生が2回目の調査を実施しました。

今回は前回マーカーとして沈めたレンガのある場所の調査を実施する予定でした。

しかし、波があって見つけることが出来ず、調査を中断しました。

自然相手の研究ですので、中々思い通りにならないことはあります。

これにめげずに調査を続けて欲しいと思います。

【科学部】データの検証作業を進めています。

発光周期の検証実験と並行して、1~3年生がデータの検証を進めています。

昨年度までの河浦町のデータに加えて、楠浦町と山鹿市のデータも検証しています。

はてさて、3秒型のホタルは河浦町の他にも生息しているのでしょうか?

今後の検証結果が楽しみです。

【科学部】巨大ドーム出現!?

科学部が何やら巨大ドームを作成していました。

これは発光周期の検証実験のための飼育小屋です。

今後、気温や明るさを調整し、発光周期が3秒となるゲンジボタルが生活しやすい環境を検証していきます。

【科学部】3年生の引退式

6月で3年生は引退です。

今日は2年生が主催して、引退式が行われました。

引退式では、3年生6人から後輩に向けての言葉の後、2年生からお礼の言葉が述べられました。

3年生からは、「データをしっかり取ることが大事。」「先生とのディスカッションの回数を増やそう。」「ディスカッションをできるようになってからが研究の面白いところだ。」といった言葉がありました。

今回引退する3年生が主となって活躍してくれたことで、サイエンスアゴラなど多くの外部発表会に参加できました。

これからの科学部の進むべき方向を示してくれたと思います。

1、2年生は先輩の示した道をさらに発展させて進んで欲しいと思います。

 

【ASⅡ】研究計画書の作成

6月8日(木)5,6限目のASⅡです。

今日は授業の冒頭で、実際のASの発表会の様子を確認して、

発表の流れやその後の質疑応答の仕方をイメージしました。

その後は、研究計画書の作成の続きです。

先生方から適宜アドバイスを貰いながら、研究のテーマの決定や、研究計画書の作成を続けていきました。

研究計画書の提出締切は、来週です。研究活動頑張ってください!

 

Here are some pictures from todays's AS II Class! (July 8th, 2023)

At the beginning of the class, students watched a video of the a presentation made by their seniors.

They listened carefully, and took some notes of what they deemed important. They also tried to grasp the flow of making a presentation, as well as the way to respond to questions from the audience. How studious are they!

After that, they kept working on the research plans, outlining their methods of study.

It seems that they were really active: talking about their study cheerfully while receiving words of advice from their teachers.

The deadline of their plan is coming, next week.

Remember, the seeds of today are the flowers of tommorow. In other words, do your best today for the success of your future! Good luck!

【科学部】発光周期の検証実験

ホタル班の新たな取組として、発光周期の検証実験を行います。

これは自然環境で観察された気温や明るさによる発光周期の変化が、気温や明るさのみによって起こる現象なのか、他と複合的に起こる現象なのか検証する実験です。

方法としては、室内に設置した飼育小屋内の気温や明るさを変化させて検証します。

本日は飼育小屋設置のための飼育に適した泥や苔を採取するために町山口川に行きました。

町山口川では比較的良い土がとれ、飼育に適した小屋が完成しそうです。

※検証に使用するゲンジボタルは専門業者様より購入しました。国内外来種とならぬよう、飼育小屋から逃がさないように十分管理しております。

【ASⅢ】崇城大学での実習

6月6日(火)に崇城大学で実習を行いました。

参加したのはASⅢのバイオエタノール班、クラゲ班、粘土班、マイクロプラスチック班および科学部のホタル班の計5班です。これまでに採取したサンプルを持参して大学の機器でデータを解析しました。

各班の指導には、崇城大学の田丸教授、草壁教授、井野川准教授、水城准教授をはじめ、研究室の学生さんにも手伝っていただきました。また、現在崇城大学で学んでいる卒業生も手伝ってくれました。

実習に参加した生徒たちは、研究手法や原理を学び、データの解釈について先生方とディスカッションを深めることができたようです。今後は、この実習で得られた結果をスライドやポスターにまとめ、7月のARP探究成果発表会に向けた準備を進めていきます。

 

【科学部】天草市役所本庁舎に懸垂幕が設置されました!

ホタル班の受賞を記念して、天草市役所本庁舎正面に懸垂幕が設置されました。

設置に際して御尽力いただきました皆様に御礼申し上げます。

誠に有り難うございました。

多くの方々の声援を受け、シンガポールで発表してきます。

この声援を胸に、天草のゲンジボタルや自然の素晴らしさを一生懸命世界に発信してきたいと思います。。

【科学部】ホタルの季節となりました。

7月末にシンガポールでの発表を控えるホタル班です。

今日は3年生が今年撮影した動画から発光周期を計測していました。

今日は高校総体による午前中授業でしたが、昼食を持参して計測に取り組んでいました。

さて、結果はどうなっているのでしょうか?

今後の結果報告が楽しみです。

【ASⅡ・ASⅢ】貴重な1時間! / Maximize the hour!

 今日は授業変更により、1時間だけASⅡを実施しました。各班、研究計画書の作成に取り組んでいます。班によって人数は様々ですが、班員やクラスメイトと協力しながら具体的な計画がだんだん見えてきているようです。

 並行して、ASⅢの各班は理科棟のあちらこちらで研究を進めています。おなじみ「アマモ班」は、今日は水槽中の窒素とリン酸の数値を計測しています。アマモが成長するのに必要な栄養塩類の濃度を調べているそうです。予想と違った結果になりそうとのこと、さて、どんな理由が考えられるのでしょうか。

 「クラゲ班」は、クーラーボックスからクラゲをバケツに移しています。友達のお父さんが捕まえてきてくれたとのこと、感謝ですね!これから、このクラゲは切り刻まれ、溶解液の材料となります。透明でぷにぷにしていて、なんだか美味しそうに見えますね!(※食べられないそうです)

 貴重な1時間、有効に使って研究頑張ってください!


 Students in ASⅡ class have been working hard, with group members and classmates alike, falling deep into discussions to map out their plans.  

   Meanwhile, students in ASⅢ class are proceeding their research, step by step, in the science building.  Group “Eelgrass” is checking nitrogen and phosphoric acid levels in the tank where they grow eelgrasses.  These are some nutritious compounds, which all plants need to grow.  However, the results they are getting isn't quite what they had expected. What could be the reason?

   Another group, called “Jellyfish,” which has been trying to use jellyfish as a solution for red tides, is putting some into a bucket.  Those jellyfish were caught by their friend’s father for their research. (Thank you, father!)  These jellyfish will soon be cut into pieces and dissolved in water.  Being transparent and gelatinous, they kind of look delicious! (Please do not attempt.)  

  Rainy season has started, and it makes many students gloomy.  Well, do not give in to the rain and please make the best use of this precious hour!  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【数科学探究】なるべく安価に栄養バランスを整えるには?

数科学探究Ⅰの様子です。

「数科学探究」とは天草高校オリジナルの授業で、数学で習ったことを活用し、日常の諸問題を解決する授業です。

本日の授業では線形計画法を活用して「安く日々の食生活の栄養バランスを整える」をテーマに行われました。

具体的には、各自が自身の食生活から摂取した栄養素を算出し、不足している栄養素をサプリメントで補うために必要な金額の最小値を計算していました。

この計算のために線形計画法を活用していました。

生徒たちは自分で作った問題を解き、グラフを書いて、最小値を導きだしていました。

数学の技能向上だけでなく、日々の食生活の見直しにもつながっていました。

本授業での開発教材は以下のURLよりダウンロードできます。

 https://sh.higo.ed.jp/amakusa/wysiwyg/file/download/1/4195

【ATⅠ】はじめてのATⅠ- 教育実習生にインタビュー/  An interview about ATⅠ 

 本日のATⅠの講義を受けて、先週から本校で教育実習中である

天草高校OGの野本先生(熊本大学文学部4年)に授業の感想をうかがってみました。

 

Q1 天草探究(AT)の授業を見学されての印象を教えてください。

私の在学時にはASのみで、天草探究の授業はまだありませんでした。

高校生の時に自分たちが住んでいる地域の課題を知り、その課題を解決するために

市や天草の大人がどんな奮闘をしているかを聞けることは貴重であり、

いつか天草に戻ってきたいという気持ちの「芽」を育てる機会にもなっていると思いました。

 

Q2 今回の天草探究では、持続可能な天草を目指して企業も地元もwin-winになることを目指した取組を見てきました。特に心に残ったものはありますか。

天草酒造の取組です。

天草の芋焼酎というのはまだあまり知られていないと思うのですが、

材料も「天草産」にこだわっていらっしゃることがいいなと思いました。

実は、ケーブルテレビの番組に天草酒造の方が出演され、天草在住の

他の起業家の方々と地域の魅力紹介をされているのを観たことがあるんです。

本業でも、本業以外でも天草を盛り上げようと奮闘されている姿がとても印象に残っています。

 

Q3 「かっこいい大人」ということが先週の田辺市、今週の天草市の事例でキーワードになっていましたが、

先生は、どんな「かっこいい大人」になりたいですか。

私には高校の国語教師として、将来天草に帰ってきたいという夢があります。

天草出身として、天草の魅力を生徒に伝えていけたらと思っています。

私も、国語の魅力や楽しさを自分の言葉で伝えられる「かっこいい大人」になって、

生徒に希望を持って学んでもらえるように頑張りたいです。

 

Q4   最後に、「持続可能な天草」を担う後輩にメッセージをお願いします。

天草という自然豊かな地で、勉強や探究活動に思う存分打ち込める、というのは、

みなさんにとって貴重な時間だと思います。私自身、天草を離れてみて、

天草で先生方や地域の人に温かく見守られ、気にかけていただいていたんだと実感するようになりました。 

天草を離れても、天草高校で学んだことや感じたことを将来の糧にできるように、

学校生活を楽しんでください。

応援しています!

 

Here is an interview with Ms. Nomoto, a teacher trainee (Amataka graduate),

who now studies in Dept. Literature, Kumamoto University.

Q1 Could you tell us your impression of the AT (Amakusa Inquiry Study) class?

When I was a student here, we only had the AS classes, so I never had a class like this. I think it’s a good opportunity to learn about regional problems while in high school, and what local governments and many people are doing to solve them.  This AT class can also help students grow a stronger attachment to their hometown.

 

Q2  We have seen some of the projects which aim for a win-win situation both for the region and local companies. 

Which project most attracted you? 

A project by Amakusa Shuzo, or Amakusa brewery.  Sweet-potato shochu made in Amakusa is not as well known as those in Kagoshima, but they have been trying their best to make the shochu unique, using only sweet potatoes grown here.  Actually, I have seen a person from Amakusa Shuzo on TV,  where he was introducing some local spots to us.  Knowing that they work for Amakusa, both in or outside their company, I feel their enthusiasm as “cool adults.”

 

Q3  As you know, the word “cool adults” has been used as a keyword in this lecture. 

What kind of “cool adult” do you want to be in the future?

I have a dream to be a high school Japanese teacher, and come back to Amakusa as a teacher one day.  I’m hoping to tell how fascinating our islands are to my future students.  I’d also like to be a “cool adult” who can tell them the attractiveness of Japanese as a subject, and to encourage them to keep learning with hope for their future. 

 

Q4  Do you have any messages for students who will play the principal role in “sustainable Amakusa” in the future?

I believe that the time you are spending now is so precious, devoting yourself to your study or anything that interests you, surrounded by a rich natural environment.  As for me, after graduating and moving away, I started to realize that we students had been watched with warm eyes and cared about by people on the islands.  It doesn’t happen in bigger cities, and I think it’s something special and unique to Amakusa.

Someday you may leave the islands.  Please enjoy yourself every single day and do your best.  I think what you are doing now will be food for your future.  Keep it up!

【ATⅠ】「かっこいい大人」たちと共に築く持続可能な天草/ Recreating sustaibale Amakusa with “cool adults” around us 本編 

 本日講義をしてくださるのは河浦町出身の嶋﨑健介様です。中学校卒業後、陸上自衛隊や保育園勤務、飲食業、酪農などを経験された後、現在天草市役所に勤務されているという、とてもユニークな経歴の持ち主です。

 産業と人口の相関関係を表すグラフなどの説明があった後、今日のメインである「天草のかっこいい大人」達の紹介がありました。福岡からUターンして、食を通じた地域の子育て支援活動をされている方や、東京で修行した後、高齢者の自宅を訪問する美容室をされている方など。生徒達はグループディスカッションで、印象に残った「かっこいい大人」について意見を交わし合っていました。自分の技術や得意なことを活かし、課題解決に向けて実際にアクションを起こしている大人たちの楽しそうな姿は、生徒達によい刺激になったようです。

 私たち大人は、天高生が口を揃えてこう言うのを知っています。「天草には何もない。」

高校生の今はピンとこないかもしれませんが、いつの日か、天草への愛を熱く語る大人たちの言葉がみんなに刺さる日が来ることでしょう。

「今年の夏は、天草のかっこいい大人に会いにいこう!」

「天草はこれからどんどん面白くなります!」

「人から面白さを与えられるのを待つのではなく、自分で面白くしていこう!」

 嶋﨑様、それから熊本大学の先生方、市役所職員のみなさま、全4回の講義、本当にありがとうございました。

これからの探究活動、がんばります!

Today’s lecturer is Mr. Shimasaki from Amakusa City Hall. He has a unique background: working in Japan’s Self-Defence force, at a nursery school, a restaurant, and dairy farming, before finally deciding to work for Amakusa.   

After he explained what population decline could result in, he introduced us to some of the “cool adults in Amakusa.”  He talked about a person who opened a dining bar which supports families with children.  He also talked about another person who visits elderly people’s homes as a skilled hairdresser.  Many adults in Amakusa are using their skills in order to meet regional challenges. Above all, they seem to enjoy themselves working for others and their hometown!  

We adults hear many students say: “we have nothing here.” Since Mr. Shimasaki once left Amakusa, his words carry some weight to us.  Although many students still don't fully get it now, his words, and words of “cool adults,“ shall win their hearts and minds some day.

“Why don’t you go meet cool adults this summer?”

“Amakusa WILL get more and more interesting. Don’t miss it!”

“Don’t wait for fun given by someone else, go find some yourself!”


Our sincere gratitude to Mr. Shimasaki, as well as to the Professors and staff members from Kumamoto University and Amakusa City for these lectures.  We will do our best in our research!

 

 

【ASⅠ】天草学連続講義⑤ 天草で起業!

5月30日(火)6限目は、5回目の天草学連続講義でした。

今回は、株式会社クリエーションWEB PLANNING の深川様を講師として、

天草の身近な課題を起業によって解決する考え方を学びました。

生徒たちは、発想を変えることで「できない」が「できる」に変わる実例を目の当たりにし、

大いに刺激を受けたようでした。

 

 

【ATⅡ】C1の仮評価へ向けて

本日のATⅡでは、アンケート結果の分析や追加実験、担当者とのディスカッションなどを行い、研究を進めていました。

次回のATⅡでは、C1(数値データを処理する)の本評価が予定されており、調査や実験により得られたデータを考察し、文章だけでなくグラフや表でわかりやすく表示することが求められます。

1つのデータからでも読み取れるとこは複数あります。単なる予想ではなく、先行研究などで明らかになっている事実を論理立てて考察するために、班員や担当者との協議が進められています。

【科学部】天草市長を表敬訪問しました

ホタル班の2人が、「つくばScienceEdge2023」での創意指向賞受賞の報告のため、馬場市長を表敬訪問しました。

訪問では、学校長からの概要説明の後、ホタル班の2人が研究発表を行いました。

同席していただいた石井教育長も交えた発表後の懇談では、馬場市長から天草高校科学部は代々の部員が研究手法や成果を後輩に引き継いでいることが素晴らしいとのお言葉をいただきました。

また、前回のシンガポール大会への出場にも話が及び、今年7月の大会でも頑張って欲しいとの激励のお言葉をいただきました。

来月には市庁舎壁面に受賞を報告する懸垂幕も設置されます。

これも励みにシンガポール大会では頑張っていきたいと思います。

【ASⅢ】三学会合同発表会2023へ参加しました

5月27日(土)に、熊本大学で三学会合同発表会2023が開催され、生物分野の研究をしているASⅢ3班と科学部2班が参加しました。

 この発表会は、日本動物学会九州支部、九州沖縄植物学会、日本生態学会九州地区会の3学会が合同で開催しているもので、高校生のポスター発表に加えて、大学生や大学院生の発表も多数出展されていました。

2時間のポスターセッションの中で、分かりやすい発表の仕方を学んだり、大学生や大学教授の方々から多くの助言をいただいたりして、今後の研究でやるべきことが明確になったようです。

貴重なアドバイス、ありがとうございました。

【ASⅢ】協力して研究を進めています / Working as a team

 ASⅢでは、各グループの研究を進めています。「電磁誘導班」は、公式を活用したり川の流れを観察しながら、今後の研究の方向性を練り直していました。「アマモ班」は研究を進めながら、地学室でアマモを植えたり、水槽を掃除したりしています。光合成を妨げないために清掃が欠かせないとのこと、研究は毎日のコツコツの積み重ねですね。

 5月27日には科学部とASⅢの生徒が熊本大学で実施される三学会合同熊本大会(日本動物学会九州支部会・九州沖縄植物学会・日本生態学会九州地区会)でのポスター発表に参加します。コロナ禍も収束に向かいつつある今年度は、校外での活躍の場も増える見込みです。それぞれの研究の成果が発揮できますように。

Students in ASⅢ have been carrying their studies forward working as a team.  A group studying electromagnetic induction was discussing using physics formulas and observing the streamflow from the window.  They were rethinking the hypothesis and determining the direction of their study.  Meanwhile, students studying on producing bioethanol from eelgrass, were planting more eelgrasses and cleaning the water tanks they use.  They say they have to clean the tank every day, to keep the eelgrass photosynthesized properly.  Their daily efforts will surely prove the saying “Continuity is the father of success.” some day.

This Saturday some students of the Science Club and ASⅢ students will participate in an academic conference at Kumamoto University.  They will be joining poster presentations representing our school.  As COVID-19 disaster has been settling down gradually, students are expecting to have more chances for presentations.  We hope they can do their best!

 

【ASⅡ】バイオエタノール班にインタビュー / An interview with a group producing Bioethanol

 今週も、他校のプレゼンテーションを視聴することからASⅡの授業が始まりました。生徒たちは毎週プレゼンテーションを視聴しますが、それには毎週異なった意図があります。例えば、今回の茶粕などを使った水素の発生に関するプレゼンテーションは、「目に見えないものをどのように数値化するか」ということが視聴のポイントでした。視聴後、生徒はグループに分かれ、今後の研究の方向性や内容についての計画を練りました。

 今日のASには崇城大学の田丸先生もおいでいただきました。定期的に研究の様子を見ていただき、生徒に寄り添って助言をしてくださる頼もしい先生です。様々な分野での専門家の力をお借りしながら、徐々に研究がスタートしつつあります。

 


 さて、今回は「バイオエタノール班」の2人に、研究内容について聞いてみました。有害物質を出さずにプラスチックの材料である「エチレン」を生成することを将来的な視野に入れ、天草で穫れる作物からのバイオエタノール生成を計画しているグループです。

 


Q どんな作物を使ってバイオエタノールを生成する予定ですか。

A 現時点では、サトウキビを原料として考えています。天草で栽培されていることと、廃棄する部分が多いのも理由です。

 


Q ほかの材料も考えていますか。

A サトウキビは穫れる期間があまり長くないので、麦芽や米、ぶどうやじゃがいもなども候補には入っています。

 


Q 先生方などから受けた助言があれば、教えてください。

A 3年生の先輩がアマモからバイオエタノールを生成する研究をされているので、よくお話を伺ったり、相談したりしています。今日、化学の先生から研究の新規性をもう少し考えることと、初めから多くの原料を試すのではなく、1つの原料でポイントを絞って研究するという助言をいただいたので、もう少しグループで話し合ってみたいと思います。

 


Today's AS class started with a presentation as usual.  Although students watch a presentation every week, each presentation has a teacher's particular intention.  Today they watched a presentation about producing hydrogen by using tea leaves.  Students were expected to learn how to visualize what we cannot actually see with our eyes (in this case, hydrogen).  After discussing the presentation, students formed 11 groups and planned how they will proceed with their research this year.


Here is an interview with students who study the production of bioethanol. They are to produce bioethanol from crops harvested in Amakusa, aiming for the future production of ethylene, without making noxious chemicals.   

Interviewer (I): Which crops do you have in mind to use for your study?

Students(S): We’re thinking of sugar canes because they are grown here, and we hear much of their stems are not being used and are thrown away.

I: Do you have any other crops in mind too?

S: Yes, since sugar canes are seasonal crops, we might also consider some other local crops such as malt, rice, grapes, or potatoes too.

I: Have you received any useful advice from others?

S: There is a 3rd-grader’s group studying “production of bioethanol from eelgrass, so we talk to them and ask for advice now and then.  Still, one teacher pointed out we needed to have novelty in our research, so we need to discuss it more.

 

 

【科学部】1年生部員も頑張っています。

入部して1ヵ月ほど過ぎた1年生ですが、部活動にも慣れ、各自の研究を頑張っています。

今日はその様子の一部をお伝えします。

<サンゴ班> サンゴの生態調査と保全を研究しています。

<化石班> 御所浦島の生痕化石を研究しています。

<赤潮班> 赤潮による被害の軽減を目指して研究しています。

<ホタル班> 天草のホタルの遺伝的変異を研究しています。

<アマモ班> 魚糞を活用したアマモ肥料の開発を研究しています。

 

【ATⅠ】田辺市の取組に学ぶ「これからの地域づくり」/ Learning advanced approaches in regional revitazation  

本日のATⅠでは、和歌山県田辺市から熊本大学に出向されている鍋屋安則様より、田辺市での地方創生の取組について講義がありました。

天草市と同じような人口減少の課題を抱えている田辺市では、2016年に「たなべ未来創造塾」を立ち上げ、地方創生のための様々な取組で成果を上げています。今回の講義の中で、鍋屋さんは地方創生に欠かせない視点として、「地域と企業がwin-winとなること」を挙げられました。「塾生」の活躍例として、「ジビエ」等の地元食材を活用したり、調理で出た野菜くずを堆肥化して利用する等「地域循環型」のフレンチレストラン。「うなぎ」と「紀州梅」の禁断のコラボで地域食材の魅力をアピールしている鰻店など、地域課題を「ピンチ」ではなく、むしろ「チャンス」と捉えて活躍している「かっこいい大人」の事例をご紹介いただきました。

 勢いのある和歌山弁で展開される、臨場感のあるプレゼンに生徒たちは引き込まれ、20分があっという間に過ぎていきました。講義後のディスカッションでは、「地域のために挑戦している大人はかっこいい」「地域の課題を解決するために大人がつながり、成果を出しているところがすごい」等の意見が出ていました。

 熊本大学と天草市役所の方々の貴重な講義も来週で最後となりました。次回のATⅠでは、ついに、私達のふるさと天草でどのような取組がなされているかを見ていきます。この講義での学びや気づきを基に、自分たちにしかできない研究課題を見い出していってくれることを期待しています。

In today’s ATⅠ, we had Mr. Nabeya Yasunori, a Tanabe City employee, who now works as an assignee at Kumamoto Univ.  He told us about some advanced approaches his city has been taking to revitalize the city.  

Experiencing the population decline, Tanabe City in Wakayama launched a project called “Tanabe Mirai Sojo Juku,” a project for local people to learn and start new business plans.  One perspective he introduced to us today was “creating win-win situations for both regions and businesses.”  If companies and their people can’t make a business out of what they do, it would be something far from sustainable.  He told us about a French restaurant featured in the Michelin Guide 2022, which uses local ingredients and makes compost from food waste.  He also introduced an eel company that has produced a new product using their eels and Japanese pickled plums, which had long been regarded as a taboo (people in the old days believed that eels and plums don’t go well together).  Many people in Tanabe don’t think their city is having a difficult time, but rather, believe they have more chances for a brighter future.  

Mr. Tanebe’s energetic presentation, done with his powerful Wakayama dialect, fascinated students, and the twenty-minute lecture flew by in a blink.  In the following discussion, they talked about the “cool adults",  who have been trying their best for their region, or connecting with others and did produce results.  

Next week we’ll have a look at some unique activities done by cool adults in our city.  We hope these special lectures will help students find their own research topics in the near future.

【ATⅡ】B2(数値データを処理する力)の本評価を行いました

今日のATⅡでは、B2(数値データを処理する力)の本評価を実施しました。

担当の先生と1人ずつ面談を行い、「実験は何回行ったか」や「外部機関との連携はしたか」などを確認していきました。

今後予定している実験の詳細や予想していた結果とは異なる結果が得られたらどうするかなど、今後の研究がさらに進むように担当者からのアドバイスも行われていました。

【ASⅠ】天草学連続講義④

5月23日(火)、天草学連続講義として、天草市の政策企画課から講師の先生をお招きし、ご講演いただきました。

天草市の未来のためにどのような理想を描くのか、5つの理念や40の政策についてご説明いただきました。

1年生はこれから地元天草を題材にして課題研究を行っていきます。

天草が抱える課題について、総合的に知ることができる良い機会になりました。

 

また、続く7限目では知的財産権について学びました。

身近にある音楽や動画と知的財産権の関係について理解を深めることができました。

【総合理科(生物分野)】ミクロメーターのしくみに関する探究型授業

今日のあるクラスの総合理科(生物分野)では、「ミクロメーターの原理」について学習しました。

ミクロメーターとは、簡単に言うと顕微鏡の中のものさしです。筆箱に入っている定規では、ミドリムシのサイズを測ることはできませんよね。生徒達にその理由を聞くと「ミドリムシはものさしの目盛りよりも小さいから」や「動いている生物だから測りにくい」という返答が返ってきました。そのような問題点を克服できるのがミクロメーターです。

ミクロメーターの原理を理解する上でのポイントは、「新しいものさしをつくること」です。

授業では、その感覚を体験してもらいました。

今日は理論でしたが、次の授業では実際に細胞の大きさを測る実験を予定しています。

【ATⅠ】「持続可能な天草」とは/ “Sustainable Amakusa” would be like…

 本日のATⅠでは、熊本大学 熊本創生推進機構地域連携部門部門長の金岡省吾先生より、2回目の講義を受けました。地域経済分析システム「RESAS」による「将来人口メッシュ増減率」の2050年の予想を見てみると、東京と名古屋以外のほとんどの地域で人口は減少しており、天草はというと、やはりほとんどの地域で人口は大幅に減少しています。では、人口減少が天草に及ぼす影響は具体的にはどのようなものなのでしょうか。また、私たちには何ができるのでしょうか。

 生徒は20分ほどの講義を受けた後、前回と同じように、個人で印象に残ったことや気になったことを書き出し、その後、グループで意見を出し合いました。「食料品や生活必需品を扱う店やガソリンスタンドなどが減り、住みたくても住めない状況になるかもしれない」という意見、「熊本市などの都市圏に30分で行ければ、天草に住んで都市に通勤や通学するという人が増えるのではないか」というアイデア、「人口が減少するから店などが減るのか、それとも店等が減るから人口が減るのか」という素朴な疑問など、各グループで様々な意見が出ていました。

 金岡先生はおっしゃいます。「君たちのほとんどが天草を将来出ていく、もしくは出ていきたいと言っている。それはそれでいい。けれど、都会の人たちで地方がカッコイイ、と言っている人がたくさん出てきている。みんなは嘘だと思うかもしれないけれど、地方が魅力的だと言う企業や人々がたくさんいるんだ」と。

 「天草探究」での活動を通じて、生徒たちは天草の抱える課題だけでなく、地域創生のために頑張っている「カッコイイ大人」や「面白い取組」についても学んでいくことでしょう。更に、探究活動を通して今取り組みたい研究課題だけでなく、卒業後に学びたいことや挑戦したいことも見い出していってくれることを願っています。


  We had a second lecture on Regional Revitalization from Professor Shogo Kanaoka from Kumamoto University. Today he introduced us to “RESAS,” a system for analyzing the regional economy in Japan.  Looking at what would happen by 2050, we found that all regions, except Tokyo and Nagoya areas, would have a population decline, needless to say, the same would happen to most areas in our hometown.  How would this affect people in Amakusa in particular?  What could we do to prevent its disappearance?

  During the lecture, students wrote down what impressed them or questions they had on their worksheet.  They then discussed their ideas in groups of four.  Here are some of the opinions, ideas, and questions they had.

 - If there were less and less stores or petrol stations, which we cannot live without, there would be more people who cannot live there even if they want to.
   - If we could travel to Kumamoto city in half an hour, for instance, it would be possible for people to live in Amakusa and work or study in Kumamoto city.
  - We wondered if the population decline first happens, which leads to the decrease of stores, or vice versa.

       Prof. Kanaoka says, “I hear many of you say you will, or want to leave Amakusa in the future.  Of course it is ok.  Still, I do want you to know that more and more people in big cities have found provincial regions very attractive.  You may not believe me, but so many big companies and people in urban areas say it is very cool to do things in those regions!” 

       Through activities in this Inquiry Studies’ classes, students will probably learn not only about problems in Amakusa, but also about “cool adults,” in Prof. Kanaoka’s words, and their innovative activities here.  Furthermore, we are also expecting them to find what they want to study after graduating high school.  One day, they will surely realize why we call Amakusa “Treasure Islands of Japan.”  Yes, we teachers try our best to be “cool adults” for them too!

【ASⅠ】天草学連続講義②③

6限目は天草市役所水産振興課の方から「天草の漁業について」、7限目は文化課の方から「世界遺産の崎津集落について」のお話をいただきました。最後の質疑・応答でも活発に質問する姿が見られました。地域の歴史や課題を知り、今後の探究活動に繋げてほしいです。

【SSH職員研修】天高版探究型授業実践に向けて

 本日、今年度初めてのSSH職員研修を行いました。今回のメインは各教科で探究場面を設定する活動でした。天草高校では、すべての教科で生徒たちが「探究」する場面を設定し、生徒の力を伸ばせるよう授業内外の活動を工夫しています。具体的には、授業の中に13の探究場面を設定し、学年毎に特に重視する項目を設けて学習活動に取り入れています。例えば、1年生で重視する探究場面の1つは「協働する」で、その場面では、生徒がグループで自分の意見を述べたり、自分のグループの経験をもとに他のグループにアドバイスするといった活動に取り組みます。

 今回の研修では、生物の授業での探究場面の例を学んだ後、各教科で実際の教科書を持ち寄り、自分の教科でどのような探究場面が設定できるかを個人で考えた後、教科のメンバーで共有したり、意見交換したりしました。

 限られた時間ではありましたが、教科の特性を活かした授業での探究場面を具体的に考えることができました。探究と言えばASやATを思い浮かべがちですが、毎時間の授業に探究活動の芽があります。その芽をどう育てていくかが私達職員の課題でもあると思います。みんなでアイデアを出し合っていきましょう!

 

【ASⅡ】研究の方向性は決まりつつありますが...  / Brainstorming and discussions 

本日のASⅡも、プレゼンテーションを視聴して、発表の仕方や内容を分析することから始まりました。本日見たのは花の配置に関する研究発表と質疑応答でしたが、発表者の応答の内容や、質問に対応するスライドが事前に用意されている様子等から、プレゼンテーションだけでなく質疑応答にも周到な準備がなされていることが伺えました。今回は、視聴した研究発表が他校のものより優れている点はどこなのか、という観点でもプレゼンテーションを分析しました。優れた点として、モデルを制作して実験をしていること、1年目に研究したことを2年目に検証していることなどが挙げられました。

生徒たちの「研究報告書」を見ると、先行研究をしっかり調べており、自分たちの研究の方向性は決まりつつあるようです。反面、具体的にどのような点を調べて数値を検証するのか等、研究内容の絞り込みが必要な班が多くあります。今日は先生方が各班を回り、研究について様々なアドバイスや核心をついた質問をしていました。今の段階でしっかり研究内容や方法についてアイデアを出し合い、内容を練っておくことがよい研究につながります。後悔のないテーマ設定ができますように!

As usual, today’s ASⅡ started with watching, then discussing, a research presentation.  Today’s presentation was about research related to the unique structure of a flower. Students were impressed at how well the presenter prepared for the question and answer session: she answered every question without any hesitation, and already had an “answer slide” for anticipated questions.  In today’s class, students also discussed which points made that research presentation superior to others. Two points noted were that experiments included models made by the researcher, and verified results of what she found out in the previous year.

Looking through the activity report the student started last week, students have studied previous research quite well, and most of them have a basic idea of what they would like to study.  On the other hand, many of them need to narrow down what to study as well - they need to have a more specific idea on what kind of experiments to have, or what sort of figures they are expected to discover through their research.  Students were struggling in deciding what to study. Meanwhile, some teachers visited each group, giving them some advice or helping them deliver better ideas. Brainstorming and shaping their plans at this initial stage will lead students to interesting research in the future. Keep up the hard work!

【ASⅢ】崇城大学での実習に向けて

ASⅢでは、6月6日(火)に崇城大学で実習を行いデータ収集をする予定です。

今日は崇城大学の田丸教授に来ていただき、事前指導をしていただきました。

生徒からの質問を聞き、研究でつまずいている点を解消できるような助言をいただきました。

今後はこの事前指導を受けて、本番の実習で正確なデータが得られるようサンプル処理を進めていきます。

【ATⅡ】次回の本評価に向けて研究を進めています

本日のATⅡでは、来週予定されているB2(数値データを収集する)の本評価に向けて、多くの班が実験や調査を行っていました。

チョークの粉を使った塩害対策や赤潮発生のメカニズム調査、フードロスを目指したメニューの開発など、それぞれに特色あるテーマで調査が進められています。

 

黒板のチョークの粉を集める様子

 

発電装置を組み立てる様子

マイクロプラスチックの動きを見る装置を組み立てる様子

普段使わない食材を使って調理する様子

【ASⅠ】研究・調査方法について学びました

5月7日(日)のASⅠでは、6限目に研究に必要な考え方や、調査の方法について学びました。

今後、ASⅠでは生徒自身が課題を見つけ、探究活動を行っていきます。

その際に念頭におくべき4つの観点や、天草高校で利用できる調査機材についての説明が行われました。

また、7限目には、情報社会の次に来ると言われているSociety5.0について、情報科の藤岡先生による講義がありました。ICTを活用した全教室一斉講義が行われ、動画やスライドを確認しながら学んでいきました。

1年生は着々と、課題研究に必要な知識を身につけています。

 

 

【ATⅠ】SDGsの取り組みを知ろう / SDGs-related actitivies around us

今日のATⅠでは、先日の金岡先生の講義を基にして、SDGsの実際の取組について調べました。NPO法人ETIC.による「SDGs取組中マップ」には、SDGsの17のゴールとその具体的な活動例が掲載してあります。例えば、気候変動に関するゴール13には、現在30ほどの取組が紹介されています。(その中の一つは天草高校の先輩が過去に研究した、温暖化による海面水位上昇量の予測に関する取り組みです!)

生徒たちはワークシートに沿って、17のゴールから自分の関心のあるゴールを選び、データベースに掲載された取り組みから面白いと思ったもの、今後取り組めそうだと思ったものを探して要約するという作業をしました。実際の活動例を見てみることで、生徒たちは日本のあちこちで地域課題に即した取り組みがなされていることが実感できたようです。

今日の活動は、今後のATⅠの研究テーマ選定に必ず役立つと思います。昨年度のASⅠの経験を生かして、自分たちにしかできない探究活動を進めていってほしいです。

Going off of our last class, students spent time looking up information on the actual SDGs initiatives all over Japan. ETIC., an NPO corporation in Japan, provides us a database of “SDGs on-going initiatives” online, in which we can read thousands of SDGs-related activities all over Japan. For example, they introduced about 30 activities related to Goal No.13, a goal on climate change. Research on the sea level change due to global warming - done by our school’s graduates - is listed there too!

In class, each student chose two goals they found interesting and tried to learn what kind of activities there were based on those goals. Then they summarized each article so that they could share the information with their classmates. By looking at various activities related to SDGs, they came to realize there are many SDGs-related activities rooted in several communities all over Japan. 

Today’s class will surely help students in choosing their research topic in ATⅠ. With what they experienced through last year’s ASⅠ classes, we hope students will seek their own ways to carry on inquiry-based studies!

【総合理科】実験から見る核の役割(生物分野)

総合理科B(生物分野)で探究場面を設定した授業を行いました。


細胞に存在する核のはたらきを明らかにした実験を紹介し、生徒達に考察を考えさせました。

予想と反する結果が得られた箇所に着目して「何が起こったのか」を考察し、発表してもらいました。

この活動を通して、核の役割は「生命を維持する」ことに加え、生物の「形や性質を決定している」ことに気づくことができたようです。

今後は、そのメカニズムについて学習していきます。

【科学部】御所浦島での生痕化石調査(第2回)

科学部化石班が、2回目の生痕化石調査を行いました。

今回は、前回の予備調査の結果を受けて作成したコドラートを使って、自分たちが考えた調査方法が可能かどうか確認しました。

想定と異なり、上手くいかない点もあり改良が必要ですが、調査方法を概ね確立できました。

次回から本格調査に移行します。

さて、中生代の海底では何が起きていたのでしょうか?結果をお楽しみに!

【ATⅡ】「活動報告書」始めました! / Keeping an Activity Report

今回のASⅡでは、まず、「ブランコの運動」についてのプレゼンテーションと質疑・応答を視聴しました。プレゼン後、参考にしたい点と改善した方がいいと思う点を各自で挙げました。どちらの点も多く挙げられるようになってはきましたが、プレゼンテーションの内容だけに注目してしまい、研究自体についての改善点を指摘するということはまだまだ難しい面もあるようです。

その後、生徒たちは引き続きこれからの研究テーマを決定するための情報を集めていました。方向性が決まりつつある班は、先行研究を見て、自分たちの研究の新規性はどのような点なのかを考え出しているようです。先生方に自分から積極的にアドバイスを受けにいく生徒も多く見られました。

本日から、「活動報告」を毎時間書くことになりました。この報告書を、授業後時間を置かずにきっちりつけておくことで、自分やグループの活動を振り返ることができ、次回やるべきことを明確にすることができます。今後、研究を進めて行くうえで、この活動報告書はきっと役に立ってくれるはずです!

In today’s ASⅡ, students watched a presentation on the motions of swings, followed by a question-and-answer session. They discussed its good and bad points after watching. Having experienced this activity several times before, students are now better at finding both good and bad points about the presentations. Yet, it still remains difficult for them to point out problems of the presentation’s study itself.   

After the discussion, students tried to get more information about the field they are interested in, which will be a help to decide on the themes of their group studies. Some students who already had some ideas in mind, were looking at as much previous research as they could to find a fresh concept of their own to study in the future. Some others were asking teachers for advice. 

From today on, students will keep an activity report every time they have AS class. By writing it as soon as they finish the day, they will be able to look back on what they did and also foresee what they should do in their next class. This activity report will be a strong support for their study.

【科学部】新入部員への研究活動指導

科学部の2,3年生が新入部員に対して、研究活動の指導をしています。

指導の内容は調査機器の使用法であったり、発表要旨の書き方、年間スケジュールの立て方等、多岐にわたっています。

新入部員の皆さんは、しっかり学んで今後の参考にして下さい。