新着情報
【AS・AT】 台湾研修日3日目① / Taiwan Study Tour - Day 3
今日の研修では、静宜大学が取り組む大学の社会的責任(USR)について学びました。イノベーション・ラーニングユニットの許先生から、「高齢者が幸福に暮らし、かつ強靭な社会構造と環境をつくる」というテーマでなされている研究の概要と、大学生がどのような活動を行ったのかについてお話をうかがいました。日本の山梨大学などとも協力してプロジェクトを進めていることや、コミュニティを訪問して高齢者のみなさんと直接関わることを大事にしたりしていることを学びました。
高齢者と学生が一緒に活動するこのプロジェクトでは、フラワーアレンジメントなどで緑に触れたり、外国の鉄道をモチーフとしたゲームを通して旅行を疑似体験したりと、様々な活動をされています。これらの活動を通して高齢者の心の安定をはかりつつ、触れ合いを大事にして、高齢者と学生がともに学んでいくことを大事にしているそうです。今日の研修では、実際に高齢者との活動で実践されている、流木や廃材、小さくなった服を活用して作品を創り上げる活動も体験しました。高齢者や視覚に障がいのある方でも活動に参加できるよう、使う道具や手順に様々な工夫がしてありました。
天草高校のAS・ATにおいても地方創生は大事なキーワードの1つであり、生徒たちは日頃から自分たちの研究をどのように地域に還元できるかを考える機会を大切にしています。今回の研修を通して、生徒たちは人とどのようにつながっていくか改めて考えると同時に、先を見通し、広い視野を持って研究活動を進めることの重要性を感じたようです。
We had our last activity at Province University, in which we learned about the University's Social Responsibility (USR) . Dr. Hsu of the Innovation Learning Unit gave us an overview of the research being conducted on the theme of case studies. In his project, he has been trying to create a social structure and environment where the elderly can live happily and yet be resilient. the university students have been involved in. We learned that they place great importance on visiting communities and engaging directly with the elderly people.
In this project, where students work together with the elderly, they are engaged in a variety of activities, such as arranging flowers and experiencing simulated travel through games. Through these activities, they are trying to stabilize the minds of the elderly while emphasizing the importance of contact and learning together with the elderly and students. During today's training, the students experienced an activity to create an artwork using hemp cords or pieces of cloth, which is practiced in the activities with the elderly. Various tools and procedures were devised so that even the elderly and people with visual impairment could participate in the activities.
Regional revitalization is one of the important keywords in AS/AT at Amakusa High School, and the students cherish the opportunity to think about how they can give back to the community through their research on a daily basis. Through this training program, the students seemed to have rethought how to connect with people, and at the same time, felt the importance of looking ahead and pursuing research activities with a broad perspective.
【AS・AT】 台湾研修2日目② / Taiwan Study Tour - Day 2
化粧品科学学科での実習を終えた生徒たちは、学部を移動し、劉教授と学生さんたちに大学でのコンピューターを活用した様々な研究について教えていただきました。学生さんのお話を聞かせていただいたり、実際に機器を装着してXR,VRを体験するなどしてデータ分析や活用について実践的に学ぶことができました。また、宇土高校出身で静宜大学で学んでいる先輩の話を伺う機会もありました。同じ熊本県のSSH校で学んだ先輩が、大学での研究内容に加えて研究に込める思いを話してくださったことで、大いに刺激を受け、これからの探究活動や進路実現に向けた学びにますます意欲が湧いたようです。
お昼には餃子と魚介のお団子が入ったスープをいただき、國立中興高中に向かった生徒たち。到着すると、陳校長先生をはじめ、多くの先生方や生徒のみなさんが素敵な笑顔で大歓迎してくださいました。(テレビの取材まで入り、生徒たちは自分が芸能人になったかのような気持ちになったそうです!)研修ではまず台湾の高校生の研究発表を聞き、その後、自分たちの発表を行いました。グループに分かれての協議の時間も設けられており、研究の内容や手法についてなど、じっくり話す時間を持つことができました。台湾の高校生が自信を持って英語でプレゼンテーションをしている姿に刺激を受けたのはもちろん、スライドの見せ方やPythonを用いたデータ分析など、今後の研究につながる、大変学びの多い発表会となりました。
発表の合間には学校の図書館や民族に関する特別展示などを見せていただく機会もありました。また、日頃の学校生活や日台それぞれ流行っているものなどについて話したりなど、短い時間ではありましたが言葉の壁を超えて友情を育むこともできたようです。研修の終了時刻となってもお互い名残惜しい様子の高校生たちでした。國立中興高中の皆様、本当にありがとうございました!
After lunch, the students headed to National Chung Hsing Senior High School located in Nantou City in central Taiwan. As soon as we arrived school, we were welcomed with big smiles by the Principal and many teachers and students. During the program, the students first listened to research presentations by Taiwanese students, and then gave their own presentations. There was also time for discussion in groups, and the students were able to have time to talk about the content and methods of their research. The Taiwanese students' confidence in English seemed to leave a strong impression on our students, and they learned a great deal from their English presentations, such as how to present slides effectively and how to analyze data, which will surely help them with their future research.
In between presentations, the students had a chance to talk about things like their daily school lives or the trends among young people in Japan and Taiwan. Through this visit, they did not only learned about research, but also nurtured friendship beyond the language barriers. At the end of the program, everyone seemed to be reluctant to say good-bye to each other. Well, we are sure we will keep in touch and continue our friendship!
【AS・AT】 台湾研修2日目① / Taiwan Study Tour - Day 2
朝から静宜大学の学食でエネルギーチャージした4人。留学生のみなさんが中国語のメニュー解読や注文を手伝ってくださり、それぞれ美味しいご飯にありつけたようです。
9時からはいよいよ国際長の林博士にも同席いただいて、研修開始。クラゲ班、オリーブ班、教師班の順にそれぞれ10分ずつ発表します。昨夜の練習でうまくいかなかった点を改善したり、観客の反応を見るために新規で質問を取り入れたりという工夫がうまくいき、手応えを感じている様子です。それぞれの班の発表後、化粧品学科の顔教授より研究計画や研究方法についてのご助言をいただきました。また、熊本出身で静宜大学で勉強している3人の日本人留学生にも同席していただき、大学の紹介や学んでいること、台湾の生活で感じていることについてお話を聞く機会もありました。
その後、化粧品科学学科副教授の呉先生の研究室での実習がありました。化粧品に使われる材料等が所狭しと並び、何ともいえない良い香りがする研究室と、芸能人のようにファッショナブルでオーラのある呉先生に、一瞬で魅了される生徒たち。化粧品と香水に関する実習や、付加価値をつけた日焼け止めをはじめとする進行中の研究についての説明を受け、自分たちの研究がどのように社会実装につながるかを考える機会となりました。
次の記事に続きます。
“I get up in the morning looking for an adventure.” by George Foreman (an American boxer)
We all met in the cafeteria. Some international students came and helped us with the menu written in Chinese and placed our orders in Chinese. Everyone seems to be able to enjoy a delicious meal.
At 9:00 a.m., the training began with International Director Dr. Liu in attendance. Each group gave a 10-minute presentation. The students improved on points that did not go well in last night's practice and introduced new questions to make their presentations even better. After each presentation, Dr. Yen of the Department of Cosmetics Science gave advice on research plans and methods. Three Japanese students from Kumamoto were also present and introduced the university, talking about what they are learning and how they feel about life in Taiwan.
The group then visited the laboratory of Dr. Wu, Associate Professor of the Department of Cosmetic Science. The students were instantly attracted by the indescribably fragrant laboratory, where fragrances used in cosmetics were lined up everywhere. They were also impressed by Dr. Wu, who was fashionable and looked like a celebrity. The students were taught about cosmetics and perfumes and were given an explanation of ongoing research. This experience gave them an opportunity to think about how their research could be implemented in society.
【ATⅡ】ATまとめ、2年間の振り返り
本日12月17日(火)のATⅡは、3年生にとって最後の高校における探究活動の時間となりました。
過去やってきた発表会や研究活動を振り返り、これまでの活動で最も印象に残ったことや、上手くいかなかったこと,
あるいは今後の課題と感じたこと、全体の感想を記入し、研究の自己評価を行いました。
全体説明の途中では、台湾にいらっしゃる小玉先生からもお言葉をいただきました。
最後の宮﨑一先生のお言葉にもあったように、探究活動は、今後の教育活動においてますます重要になってくるものです。AIが台頭し、変化が多い予測困難な世の中に変わっていく上で、未知の課題に対応するには、指示待ちではなく、自分で考える人間が必要です。皆さんの歩みは将来を力強く生きる上で、確かな糧になることと思います。
3年間のAS,ATお疲れ様でした!!
【AS・AT】明日のプレゼンに向けて/ Getting ready for tomorrow
SSH台湾研修、1日目の夜は鍋料理でした。てっきり大きな鍋をみんなでつつくのかと思っていたら、好きな具を好きなだけ取り、ひとりひとり自分好みの鍋を作り上げるセルフスタイル。この「好きなものを色々」というのが、女子には(男子にも?)刺さります。今夜の一番人気の具は「イカ団子」。野菜も色々食べられて、ついつい腹10分目まで食べてしまった一行でした(アイスもおかわりしました!)。
さて、夕食後、ついに静宜大学に到着です。滞在させていただく希嘉學苑(女子寮)では、3日間お世話になる桂田先生と学生のみなさんが大歓迎してくださいました。今夜お会いしたのは熊本県をはじめ日本各地から静宜大学に留学している先輩たち(プラス、シンガポールからの留学生も)。施設の使い方だけでなく、大学生活の様々な「リアル」を教わるなど、初日からしっかりと交流ができたようです。
その後、ミーティングとプレゼンテーションの練習を1時間ほど行い、明日に備えました。生徒たちが口を揃えて言うのは「地学室で練習したのが昨日だったことが信じられない」ということ。つまり、台湾で生まれて初めての様々な経験ができ、一日と思えないほど今日が濃く、充実していたということのようです。さて、プレゼン発表から始まる明日は「THE研修」という感じの、今日以上に盛りだくさんの一日になる予定です。4人の参加者で励まし合い、助け合いながら、2日目もがんばりましょう!
After a Hot pot dinner, students finally arrived at Province University in Taichung. As soon as we arrived at Shultz Hall (a women's dormitory), where we would be staying for three days, we were welcomed by Ms. Katsurada, who has been helping us a lot on this Study Tour. She was with some students who showed us around. They were so friendly to us, and they not only taught us how to use the facilities but also told us various “realities” of university life.
After that, we had an hour of meeting and presentation practice to prepare for tomorrow's program. Everyone seemed to have experienced so many new things in Taiwan, and everyone couldn't believe it was just this morning that they left Japan. Tomorrow will be another big day for us. Good luck, everyone!
【ATⅠ】いよいよ研究が進みそうです
本日は年内最後のATⅠ!久しぶりに単学年で行いました。
3年生との交流を終え、本格的に研究がスタートしていきます。
早く自分の研究を進めていきたくてうずうずしている生徒、
これからの研究に不安を抱える生徒、
実際に外部の企業の方に話を聞いていただきこれからの研究を進めていこうとする生徒
様々な姿を見ることができました。
限りある時間を有効に!頑張ろう!!
【ASⅠ】2学期の活動の総まとめ。そして3学期の活動に向けて!
本日は、2学期最後のASⅠの授業でした。
6限目は、これまでスキルアップ講座で学んできた、情報やデータを収集するスキルやそれをわかりやすい形に処理し表現するスキル、分かりやすく相手に伝わるプレゼンのスキルなどを活かしてグループで協働してスライドを作成し、グーループ同士でプレゼンをし合う活動に取り組みました。スキルアップ講座で学んだスキルをどれだけ活用することができたでしょうか?3学期はいよいよ各自が研究したい分野やテーマに基づいてグループをつくって研究活動を進めていきますスキルアップ講座で学んだスキルを活かしてより良い研究に繋げていけるように頑張りましょう!
7限目は、自らが取り組んでみたい研究分野やテーマの取っ掛かりを探るために今までの先輩方が研究の成果として作り上げてきた研究論文や提言書を関心がある分野を基に検索させ、研究分野やテーマに繋がるヒントを探る活動に取り組みました。先輩方の論文や提言書を基に研究のアイデアを広げていって各自の個性や創意工夫に溢れた研究が展開されていくことを期待しています!
【AS・AT】桃園国際空港到着!/ At Taoyuan Airport
予定通りに台湾へ到着し、無事入国審査を通過した4人。周りに中国語しか聞こえない環境に身を置くと、ここは日本ではないのだなと実感します。
今日はちょうど3年生のAT IIが3年間のまとめの最後をしており、AT担当者である、研修引率の小玉先生が台湾からオンラインで話す機会もありました。外国からも繋がれるとは、meetの本領発揮ですね!
空港では嬉しいできごともありました。自動販売機で飲み物を買おうとした一年生の2人。でも、お札では買えないことが分かり、困ってしまいます。そこに現れたのは台湾の親切なお兄さん。飲み物を買えずに困っている2人に、なんと購入したばかりの自分のペットボトルを差し出してくれました。もらえません!と恐縮して一旦お別れしたのですが、なんと、近くの売店まで見に行き、そこで買えることをわざわざ教えに来てくれました。入国早々、台湾の方の温かさに触れたできごとでした。
We arrived in Taiwan on schedule and passed through immigration without any trouble. Hearing Chinese all the time, we realize that we are not in Japan anymore.
Something nice happened to us at the airport, by the way. Two students tried to buy a drink from a vending machine but they couldn't since they had no coins but only bills. Then a Taiwanese young man walked by and found that they were at a loss. He was kind enough to offer them his own water, which he had just purchased! The students thanked him and said, “No, we can't take it." because they thought that's too much. However, this is not the end of the story. He once left, but came back shortly to tell them where to buy drinks - he walked around and found a store for us. What a kind man he is! 多謝!
【AS・AT】搭乗口にて / Boarding!
さて、到着しました、熊本空港! わたしの記憶によると昔は別のビルにあった国際線のチェックカウンターですが、令和の今は国内線と仲良く隣同士で並んでいます。但し、国際線の列の長いこと長いこと! 見たところ、ほぼほぼ外国からのお客さまのようです。
出国手続きを無事済ませ、生徒たちは12時発、台湾行きの便の搭乗手続開始を待っているところです。今回の研修では、往路がスターラックス航空、復路はチャイナエアラインを利用することになっています。せっかくの機会、航空会社による違いや熊本空港と桃園国際空港の違いも色々と見つけられるといいですね。
【AS・AT】SSH台湾研修へ出発! / The Beginning of Our Study Tour
本日朝7時半ごろ、先生方と保護者の皆様に見送られ、台湾研修参加生徒4名が熊本空港に向けて無事出発しました。
3日間、台湾の天候も良さそうです。研修への期待もふくらみます。またとない機会、しっかり頑張ってきてくれることでしょう。次は、熊本空港からお送りします!
Today at 7:30 a.m., four students participating in the SSH Taiwan Study Tour safely departed, being seen off by their teachers and families.
The weather in Taiwan looks good for the three days, and students are very excited about the program. We are sure they will learn a lot and have a great exprience abroad. Our next post will be from Kumamoto Airport!
【AS・AT】いよいよ!/ Tomorrow!
明日からSSH研修に出発する1、2年生の生徒たち。放課後の地学室で、英語プレゼンテーションのリハーサルを行いました。ALTの先生方を始め、英語科の先生方や科学部員のみなさんに見守られ、3班とも少々緊張しながらしっかりがんばりました。質疑応答はこれまでなかなか練習できておらず、不安もあったのですが、聞き直したりするなどして何とか自分の言葉で答えることもできました。
いよいよ明朝、熊本から台湾に飛び立ちます。自信をもって、3日間、天草高校の代表としてしっかり学んできます!
Four students will be leaving for the SSH training program tomorrow. All looked a little nervous but did their best in their English presentation rehearsal in the Earth Science Room after school. ALTs, English teachers, and members of the science club were listening to them and helped them a lot. Students were worried about the Q&A session because they hadn’t had enough practice, but they managed to answer the questions in their own words.
Finally, tomorrow morning, they will fly from Kumamoto to Taiwan. We’re sure this will be a great learning opportunity for them all, and we hope they can do their best with confidence. Gambatte!
【AS・AT】台湾研修に向けて(番外編)/ Getting Ready
早いもので、あと1週間で台湾研修に出発となりました。そんな中、放課後の職員室に現れたのは、オリーブ班の2人です。昨日練習した英語のプレゼンについての質問...と思いきや、彼女らが会いにきたのは岩間先生(実は、先生は上海への留学経験があり、しかも、中国語の教員免許もお持ちなのです)! 早速、職員室の前の廊下で「中国語教室」が始まりました。
「私たちは天草高校の1年生です。(我们是天草高中一年級的学生。)」日本語とも、英語とも異なる中国語の発音や文法に興味津々の2人。楽しそうに何度も発音を練習し、最後には「お手本」を録音していただいて、「がんばります!」と笑顔で帰っていきました。
教えていただいた挨拶が台湾のみなさんにバッチリ伝わるといいですね。加油!!
In just one week we (four students and two teachers) will be leaving for our Study tour in Taiwan. After school today, two members of the ”Olive Group” suddenly knocked on the teachers’ room. We thought maybe they wanted to ask questions about the English presentation they practiced yesterday... but it was Mr. Iwama, a Japanese language teacher, whom they wanted to meet. (He has experience studying abroad in Shanghai, and has a teaching license in Chinese!) A “Chinese class” began immediately in the hallway in front of the teachers’ room.
We are first-year students at Amakusa High School. (我们是天草高中一年級的学生.)” The two students were curious about Chinese pronunciation and grammar, which are quite different from those of Japanese and English. They enjoyed practicing their pronunciation over and over again, and eventually, they happily left with a “model reading” recorded on their smartphone.
We hope that the greetings they taught us will be understood perfectly by the Taiwanese people. Thank you very much!
【ASⅠ】探究スキルアップ講座⑯ プレゼンテーション④
本日のスキルアップ講座の内容は、先週に引き続き、「発表資料の構成を理解する。」ということをテーマとして実施しました。前回の講義内容を踏まえたうえで、並び替えたスライドを確認しながら、「なぜそのような並びになるのか」ということを考え、質問を行いその質問に答える形で、「発表資料の構成」はどのようにあるべきかということについての学びを深めていきました。
その後、「発表資料の構成」について検討を加えながら、各クラスグループをつくって協働してスライドを作成する課題に取り組みました。次週は今回作成したスライド資料をもとに「発表資料の構成」について更に学びを深めて行きましょう!
【ATⅡ】提言書&「極意」発表会 / Presentations to the 2nd graders
ATⅠ(2年生)と同じ教室での活動も本日で最後。最初はぎこちなかった2、3年生も少しずつ打ち解けてきたところで、さみしい限りです。今日のATⅡは、3年生が2年生に対して「ミニ発表会」を行いました。各活動場所にて、3年生が天草市役所に向けて作成・提出した提言書の発表に加え、「課題研究3つの極意」と題して、3年間の課題研究を経験して学んだコツや2年生へのアドバイスを伝えてくれました。
どの班もメンバーで協力し合い、持ち前のプレゼンテーションスキルで分かりやすい発表をしてくれました。下記は、いくつかの班の発表タイトル(※「 」内を考える形式)です。
ATを「ワクワクさせる」ためのヒント!
ATで「先輩・先生方にけちょんけちょんにされない」ためのヒント!
ATで「評定5を取る」ためのヒント!
ATで「より正確な研究をする」ためのヒント!
ATを「未来につなげちゃう\(^o^)/」ためのヒント!
各班、オリジナリティ溢れるタイトルが並びます。思わず発表を聞きたくなってしまいますね!
2年生とは、今日をもちましてしばしお別れです。でも、これでATⅠ・Ⅱのつながりがなくなるわけではありません。2年生のみなさん、困ったらいつでも3年生に相談しにきてくださいね!
Today is the last day of activities in the same classroom as AT I (2nd graders). We will miss them! In today's ATII, the 3rd graders gave a “mini presentation” to the 2nd graders. In addition to presenting the proposals that they prepared and submitted to Amakusa City, they also shared tips and advice to the 2nd year students that they had learned through their three years of research, under the title of “3 Essentials of Research on the Subject”.
Each group gave wonderful and easily-understood presentations.You can see the titles of some of the groups below;
Tips to make AT exciting!
Tips for not getting choked up by seniors/teachers in AT!
Tips for getting the best grade” on the AT!
Tips to do more accurate research” on the AT!
Tips to connect your AT to the future!
Now you blog readers want to listen to all the presentations, right?
After today, we will say goodbye to the 2nd-year students for a while. However, it does not mean that the connection between AT I and II will be lost. 2nd year students, if you have any problems, please come and consult with us anytime!
【AS/AT】プレゼン猛練習中 / Presentations Practice
放課後、英語の話し声が4階のES部室...ではなく、理科棟2階の地学室から聞こえてきました。「なんだろう?」と覗いてみると、そこにはSSH台湾研修に参加する1、2年生の姿がありました。今日は、「オリーブ班」と「教師班」の2班がALTのZoe先生、Jennifer先生とプレゼンの練習をしているようです。
通常、科学部の活動場所となっている地学室に「間借り」する形で課題研究を行っている台湾研修参加者たち。いつもと違うメンバー&違う活動にもかかわらず、自然に、そして温かく受け入れてくれる懐の深さもまた、科学部のみなさんの素敵なところです。
今日の練習では、専門用語の発音の仕方や実験方法の説明の仕方、発表でのジェスチャーなど、1つ1つ、丁寧に指導していただき、2班とも、ちょっと自信がついた様子で地学室をあとにしました。(ちなみにその後、もう1つの研修参加班である「クラゲ班」も英語の熱血(?)指導を受け、遅くまでがんばっていました!)
After school, we could hear some English conversation coming from the Earth Science room on the second floor of the Science building. What is it?” Peeking in, we found some SSH Taiwan Study Tour participants. They are practicing presentations with Zoe and Jennifer, who are both assistant language teachers (we call them "ALTs”).
During today's practice, they checked the pronunciations of technical terms and learned some important skills for the presentation. We hope they will do their best in Taiwan!
【ASⅢ】評価テスト(A,B,C)実施 / An assessment test
本日のASⅢでは、これまで探究活動で培ってきた科学的な知識や技能がどの程度身についたかをはかる評価テストを実施しました。〇✕問題から始まり、様々な分野の問題が盛りだくさんの内容でしたが、生徒たちはこれまでの研究での経験や学びをいかし、しっかりと自分の考えを記述していました。
来週はもう一つ、評価テストがやってきます。なかなか手応えがあるかと思いますが、がんばってください!
Today in AS III, students were given an assessment test to evaluate the extent to which they have mastered the scientific knowledge and skills they have developed through their exploratory activities. The test consisted of a series of questions on a variety of topics. The students tried their best in answering those questions, making use of their experiences and learning from their research in three years.
Next week, another assessment test is coming up. It will be quite challenging, but we are sure you can do it. Good luck!
【ASⅡ】本評価&KSHに向けて… / Evaluation Interviews and Making Posters
SSH中間発表会後、考査などでしばらく時間が空き、今日は久々のASⅡです。6時間目はA1、A2、B1の本評価を実施しました。生徒たちは教室でそれぞれの項目に沿って評価シートに記入した後、それぞれの担当者と面談型式で本評価を行いました。
7時間目は冒頭で中間発表会の振り返りをしました。その後、生徒たちは今月21日にグランメッセ熊本で行われる第3回熊本スーパーハイスクール(KSH)全体発表会「県立高校 学びの祭典」に向けて発表用のポスターを編集したり、データを収集したりと、各班それぞれに久しぶりの研究活動に精を出していました。この「 学びの祭典」では色々な発表や催しが行われるのですが、一言でいうと、県立高校の生徒がステージ発表やポスター発表、学校での取り組み紹介などを行う県下最大級の発表会です。
なお、詳しい情報は下記の県のウェブサイトをご覧ください。
第3回熊本スーパーハイスクール(KSH)全体発表会「県立高校 学びの祭典」
天草高校からはASⅡクラスと科学部を中心に1,2年生の生徒が研究発表や学校紹介を行い、さらにミニドローン体験会も運営することになっています。毎年多くの人でにぎわうこの「学びの祭典」、機会があれば是非足をお運びください!
評価シートに記入中。真剣です! いつも和やかな「AI信号機」班
さて、お目当てのものは見つかるのか… 真面目に(?)ポスター作成中の「耕作放棄地」班
Today is the first AS II class after the SSH Interim Presentation, and AS II students had three evaluation interviews. After filling out the evaluation sheets in the classroom, the students met with their supervisors to complete their evaluations.
The seventh period began with a review of the midterm presentation. After that, the students were busy editing posters and collecting data for “The 3rd Kumamoto Super High School Presentation to be held at Grand Messe Kumamoto on the 21st of this month. This is one of the largest presentations in the prefecture where students from prefectural high schools give stage presentations, poster presentations, and introductions of their school activities.
For more information, please visit the prefectural website.
Prefectural High Schools: “Festival of Learning”
From our school, first and second year students, mainly from the AS II class and the Science club, will present their research and introduce our school, and also run a drone experience event. This “Festival of Learning” attracts many people every year, so if you have a chance, please come and visit us!
【ASⅠ】探究スキルアップ講座⑮ プレゼンテーション③
本日のスキルアップ講座の内容は、「発表資料の構成を理解する。」です。
具体的には、発表資料の項目立てとそれぞれの内容について理解を深めました。
講義冒頭には6クラスが順に、前のクラスが言った項目の次には何の項目が当てはまるか協議しました。
各クラス代表の生徒は中学校でスライドを作った経験を生かして、答えていました。
講義後の演習では、順番がシャッフルされたスライド(科学部作成)の並び替えを個人→クラスで検討しました。
この活動を通じて、スライドの全体像を見て構成を考える練習になったと思います。
今後の研究発表等での活用を期待しています。
活動は、サブティーチャーをお願いしている担任や副担任の先生方のサポートにより成立しています。
以下の写真は、そのサポートの様子です。
【ATⅠ】仮評価&プレゼン自己評価
本日のATⅠでは、【B2】(数値データを収集する)と【C1】(数値データを処理する)の仮評価を実施しました。
「実験による数値データが取れているか」「得られたデータから考察を文章でまとめことができるか」などの質問項目に班で話し合いながら、研究の進捗状況を確認しました。さらに、評価をあげるためにはどのようなことに取り組む必要があるかを確認し、見通しを持つことができました。
また、「プレゼン自己評価」では、前回行った中間発表会を振り返り、声の大きさや工夫した点などについてうまく言った点や改善できる点を整理していきました。
これらの活動を通して、3月のARP発表会では研究の質、発表技能ともにより良い報告ができるようになることを期待しています。
授業の最後には、恒例のワクワク交流会も実施されました。3年生と同じ教室で活動できるのも今月までです。先輩たちからたくさんアドバイスをもらえると良いですね。
【ATⅡ】あと3時間... / Only three classes to go...
早いもので、ATⅡも残すところあと3時間となりました。今日は特別時間割でATⅡが1時間目となり、何だかみんなそわそわしている感じもします。最初にSSH研究部の中村先生より来週の提言書発表会と今後の動きについてmeetで説明があり、その後は各班で来週に向けての準備を行いました。
11月末に提言書提出を終え、3年生はこれまでの探究活動をまとめ、後輩に伝えていく段階に入りました。来週のATⅡの時間には、提言書および3年間の活動で学んだことの発表を2年生に向けて行います。本日は、来週のATで提言書とともに発表する、後輩の課題研究をより良くするための「3つの極意」を各班で考えました。活発にディスカッションを行いながら、「テーマ設定」や「外部連携」など、特に伝えたい3つの観点で具体的なアドバイスをワークシートに書き込んでいきます。
授業の最後10分間は久しぶりの「わくわく交流タイム」。3年生の各班から2名ずつ派遣され、2年生の研究の悩みを聞いたり、助言をしたりする貴重な異学年交流の時間です。2・3年生が一緒に活動するのも来週で最後。3年生のみなさん、これまでの探究活動での経験や様々な「財産」を次の代の研究に引き継いでいけるよう、後輩のためにあとひと頑張り、よろしくお願いします!
To our surprise, we have only three ATII classes left before graduation. After the submission of the proposal at the end of November, the 3rd-year students now start summarizing what they have learned through their research activities and passing them on to their juniors. Next week, the students will have presentations to the second-year students. Today, in preparation, each group discussed and came up with three key points to improve the 2nd-graders’ research projects. The students wrote specific advice on their worksheets based on the themes such as “Research theme setting” or “External collaboration.”
We had another “Exciting Exchange Time” in the last ten minutes of the class. During that period, two 3rd-grade students visited a 2nd-grade groups' group and asked about their research concerns then gave them some advice. We hope these exchange activities will be a help for the 2nd graders, who are expected to deepen their research studies.
【SSH】職員研修を実施しました
研修日課の本日、今年度4回目のSSH職員研修を実施しました。前半で実施したワークショップでは、研究発表で用いたスライド(一部)を用いて、順番がバラバラになったスライドを、伝えたい内容がしっかり伝わるように並べ替える活動を行いました。スライドの内容を見比べ、試行錯誤しながら24枚の並び替えるこの活動には、ただ1つの正解があるわけではありません。各グループ、しっかりと意見を出し合いながら協働することができ、日頃のプレゼンテーション指導を振り返る機会ともなりました。
研修の後半にはグループ協議も行いました。これまでの研修では学年または教科が同じ職員で集まることが多かったのですが、今回は生徒部、進路指導部、教務部など、校務分掌が同じ職員同士でグループを編成して活動を行いました。今回の協議のテーマは「各分掌とSSH事業との連携」。それぞれの校務分掌での取り組みや課題と、SSHで実践している活動と連携することを目指します。20分という限られた時間ではありましたが、それぞれのグループで活発な協議が行われていました。
ここで出された様々な意見1つ1つが、未来の活動へのヒントとなり得ます。天草高校SSHで育成を目指す5つの力「問いを立てる力」「情報を収集する力」「情報を分析する力」「対話する力」そして「創造する力」。私たち職員も、この5つの力を発揮して天草高校をより魅力的で素敵な場所にできるよう、学びつづけていきたいと思います。
【ATⅡ】本評価&提言書最終締切 / The Evaluation and Proposals
本日はE2の本評価と提言書の締切日でした。E2(地域を創造する)では、実験や調査の結果やそれらを根拠とした提案を地域に示すことができたかを問います。生徒はこれまでの研究でどのように地域とつながってきたか、また、地域の企業や自治体などと連携をしてきたかを本評価を通して振り返っていました。
評価が終わった生徒たちは、いよいよ本日が最終締切となった提言書の仕上げに取り組みます。提言書の中で、生徒たちはこれまでの研究結果をふまえ、地域課題の解決のための提案を具体的に数値とともに示すことを期待されています。控室・本評価実施教室・評価後の待機室は全て分かれており、全ての班員が顔を合わせて作業ができるわけではありません。別の場所にいながらも班員たちが協力し合えるのは、一人一台端末でドキュメントを共有して編集を行う仕組みが整っているからです(便利な時代になったものですね!)。さて、各班、提言書の中でしっかり根拠を示し、説得力のある提言ができているのでしょうか。締切まであと1時間、がんばって!
Today ATⅡstudents had their last evaluation, E2 (Creating a Community) , which asks whether they were able to show the results based on their research to the community. Through this evaluation, students reflected on how they have connected with the community in their research, and how they have collaborated with local businesses and communities.
After the evaluation, the students worked on their final proposals, which are due today. In their proposals, they are expected to present concrete and numerical proposals for solving local issues based on the results of their research. Since students had their evaluation interview separately, not all group members were able to work face to face. Still, they could communicate with each other and edit their proposals by sharing a document on a computer. Hope all went well, also, we are all looking forward to reading your persuasive proposals. Good luck!
【ASⅠ・Ⅱ、ATⅠ】中間発表会(その2)
7限目は、ATⅠも合流して1・2学年全員でポスターセッションを行いました。発表者はASⅡとATⅠの2年生です。ASⅡはここまでの成果を、ATⅠはこれからの計画をポスターにまとめて発表しました。
聞き手の1年生は、1,2学期の天草学連続講義や探究スキルアップ講座で学んできた研究手法や発表スキルの知識を思い出し、2年生に対して質問を投げかけていきます。
セッションは2回行いましたが、セッションとセッションの間には、1・2年生ともに1回目のセッションでの反省や気づきをメモし、2回目はさらに良い発表にしようとする姿勢がみられました。
この発表会を経て、2年生は発表スキルの向上だけでなく研究に対する新たな視点を獲得し、1年生は3学期から始まる自身の課題研究のイメージを膨らませることができたようです。
【ASⅠ・Ⅱ】SSH中間発表会(その1)
本日6,7時間目の時間にSSH中間発表会を実施しました。この会は、1年間に2回実施する研究成果発表会の「中間」である10月~11月の時期に毎年行う校内の発表会で、1・2年生を対象としています。6時間目の最初には、夏休みに実施したSSHシンガポール海外研修に参加した2年ASクラスの生徒による発表がありました。3Dプリンター&無電解めっきなど、南洋理工大学での講義や実習を通して学んだこと、企業(HSBC)の方からの講話、湿地での観察から学んだことについて説明がありました。また、英語での研究発表での学びを文化祭での外国人の方との交流や「世界津波の日」でのプレゼンテーションに活かしたという後日談もありました。短い時間でしたが、研修での貴重な経験についてしっかり話してくれました。
その後の約30分間、1年生の生徒たちは2年生のASⅡ(計8班)のポスターとATⅠ(計35班)の研究計画書を見てまわり、印象に残ったところや疑問点をメモしていました。ASⅠで現在、研究スキルをしっかり学んでいる段階の1年生ですが、先輩方の発表を聞くことによって様々な気づきを得ることができ、今後自分がどのような研究をしたいかを考えるきっかけにもなるはずです。7時間目のポスターセッションでは多くの質問が出せるよう、いつも元気で積極的な1年生のみなさんに、期待しています!
【ASⅢ】最後の本評価 / The Last Evaluations
本日のASⅢでは、E1(提案を創造する)、E2(地域を創造する)の2つの本評価を実施しました。生徒たちはパソコン室でまず自己評価(評価シートに記入)をし、それぞれの担当者が待つ部屋に向かいます。先行研究を活かすことができたか、地域にどのような提案ができたか、地域と連携して研究を進めることができたかなど、合わせて11の評価項目について、しっかり自分の言葉で説明することができていました。
面談が終わった生徒たちは、論文のリライトに取り組みます。先日提出した論文に加えるのは、「継続研究する後輩へのアドバイス」と「天草市に対して貢献できること」の2項目です。AS(天草サイエンス)の総まとめのASⅢ。ASⅠ~ASⅢの3年間、地域に密着した研究をしてきた人も、そうでない人も、何らかの形で研究の成果を天草市 に還元し、地域とつながりつづけていってほしいと思っています。
Today in AS III, we conducted two evaluations, E1 (Creating a proposal) and E2 (Creating a community). The students first completed their self-evaluation by filling out the evaluation sheet in the computer room and then went to the rooms where their respective supervisors were waiting for them. In the interview, the students were able to explain in their own words, including whether they were able to make use of their previous research, what proposals they were able to make to the community, and whether they were able to promote their research in cooperation with the community.
After the interviews were over, the students worked on rewriting their paper as a summary of AS (Amakusa Science) classes. We hope everyone can return the results of their research to Amakusa City in some way and continue to be connected with the local community.
【ATⅡ】本評価を行いました / An Evaluation Day
本日のATⅡでは、本評価を行いました。今回実施したE1(提案を創造する)の評価では、先行研究を自分たちの研究に活かせているか、地域課題解決のための新たな方法を提案できたかなどの質問をします。いつものように担当者との面談形式で行われた本評価のそれぞれの会場で、生徒たちはやや緊張した面持ちで、2年間行ってきた研究について一生懸命説明をしていました。
生徒たちは並行して「提言書」の推敲を行っています。今日は、ATⅡ(3年生)担当の先生方からのコメントを参照し、より説得力のある文章になるよう知恵を出し合っていました。いよいよ、来週は提言書の最終締切日。みんなの研究成果と知恵をぎゅっと詰め込んだ提言書が、天草市をより魅力的な「宝島」にする一歩になることを願っています。
We had evaluation interviews in today’s ATII class. This time, we had E1, which evaluates on “Creating Proposals,”, and of course all the students did their best. Each tried hard to explain their research in their own words, by answering questions such as the use of previous research or ways to solve regional problems.
Students who finished the interview-style evaluations, worked on editing their proposals to the city.They were discussing how to make their proposals more persuasive by referring to the comments of their teachers. The final deadline for the proposal is coming up next week. We hope that their proposals will have everyone's wisdom to make Amakusa even more attractive “Treasure Islands.”
【ATⅠ】来週の中間発表会へ最終調整!
11/12(火)のATⅠは、久々に2年生のみでの活動となりました。
まずは、夏季課題として行った先行研究調べの振り返りを行い、「研究の問いと結論を読み取ること」「結論の根拠となる数値データに着目すること」など論文を読む上で大切にしたい視点を再確認しました。
その後は、来週に迫った中間発表会の練習を行いました。本番同様のポスターをもとに、役割分担を行い、どこを重点に発表するか、説明が不足しているところがないかなどを担当者と最終確認しました。
探究スキル講座を受けてきた1年生に、「やっぱり2年生はさすがだな」と思わせる発表になるよう頑張りましょう!
【科学の甲子園】11校で競いました
11月10日(日)に行われた「科学の甲子園」熊本県予選に参加してきました。
筆記試験・実技競技に向けて一生懸命取り組んできました。特に実技競技では、与えられた事前課題に対して放課後や休日の時間を使って試行錯誤してきました。
本番は思うような結果が出せませんでしたが、このチャレンジを通して一回り成長してくれたと思います。
応援ありがとうございました。
【科学部】グローバルサイエンティストアワードに参加しました
科学部がグローバルサイエンティストアワードに参加しました。
このアワードは、鹿児島県の池田学園が主催している研究発表会です。
本校からは化石班の2年生1名、1年生2名とオブザーバーとして3年生1名が参加しました。
残念ながら発表時間を超過してしまい、受賞には至りませんでした。
発表が上手くいかなかったので、落ち込んでいるかと思いきや・・・。
なんと!オブザーバー参加の3年生からアドバイスをもらって、改善を図っていました。
失敗から学ぶ姿勢が素晴らしいです。
次回は九州大会での発表です。
今回の経験を活かして、さらに良い発表としてくれると信じています。
【ASⅢ】研究成果の波及のために / How can we contribute to the city?
本日のASⅢでは、先週の論文提出を受けて各班論文のリライトに取り組みました。この2週間で「継続研究する後輩へのアドバイス」と「天草市に対して(自分たちの研究が貢献できること」の2項目を考え、論文に足していきます。AS(天草サイエンス)が大事にしている、地域や異学年とのつながりが、論文にも反映されていっています。
「音」班が「うーん」と頭を抱えていたのは、「天草市への貢献」の部分。この班はこれまで、防音壁の形状を主に研究してきました。天草に特有のものを研究対象としていないため、自分たちの研究と天草がどうつながるか、悩んでいるようです。「難しく考えずに、身のまわりで『うるさいな』って思う場面を思い浮かべてみたら?」というアドバイスに、ぽつぽつ意見が出始めました。「いつも使っている防音室が、意外と防音できていない」「模試のリスニングのとき、部活の声が気になる」「吹奏楽の練習時間と定時制の授業時間が重なっていて工夫している」などなど、どんどん身近な「音」問題が出てきます。さて、これをどう「市への貢献」につなげるか? ここからが腕の見せ所です!
早いもので、ASⅢの授業も残すところあと5回となりました。各班、最後までしっかり班で協力し合い、集中して活動を行っています。これまでの活動で学んだことを後輩につなぎ、研究成果を地域に波及できるよう、1回1回の授業を大切に、がんばっていきましょう。
In today's AS III, each group worked on rewriting their papers they submitted last week. They need to add some advice to the 2nd graders, and also write about how their research could contribute to Amakusa city.
The “Sound” group was having a discussion with a puzzled look. They have mainly studied the shape of soundproof walls, and were wondering how their research could be connected to Amakusa city. Then they got a piece of advice from a teacher, saying “why don’t you just simply think of some situation where you wish to have soundproof walls?” Students started to state their opinions little by little. “The soundproof room I always use is surprisingly not soundproof,” ‘I am bothered by the voices of club activities outside during mock exams,’ ‘Our brass band practice after school might bother students of night school,’ Now that they have some good ideas - they should be able to think how they can contribute to the city too!
With only five AS III classes left, each group is working hard until the last minute. We are sure they can pass on what they have learned through their research activities to the younger students, and spread the results of their research to the local community. Good luck!
【ASⅡ】「耕作放棄地」班の奮闘 / An adventure to the abandoned land
天草高校では課題研究の発表会を1年に3回設けています。そのうち2回が校外の発表会で、3月の「探究成果発表会」と、7月の「探究成果最終発表会」です。(なお、7月の「最終」は3年生にとって最後であることを示しています。)そして、3月と7月の中間の時期に校内で行うのが、現在2年生(ASⅡ、ATⅠ)が発表準備に勤しんでいる「中間発表会」です。
今日のASⅡでは、多くの班が発表のためのポスター製作に取り組む一方、「耕作放棄地」班はデータ収集のために、校外に出かけました。発表会までにもう少しデータを集めたいと考えているようです。目星をつけていた1つ目の候補地は、土地の所有者が熊本にお住まいとのことで断念。あきらめずに次の候補にあたってみます。学校から出てしばらく西に行ったところに放棄地らしき土地を見つけた班員たち。隣にある立派なお屋敷に許可をお願いしに行 くことにしました。ドキドキ… 少し緊張しましたが快くOKしてくださり、しかも、4、5年前まで稲を植えていたという情報もいただくことができました。背丈を超えるススキやセイタカアワダチソウが元気よく育っている、まさにお手本のような放棄地で、計測地点までの道のりもちょっとした冒険気分。いやー、これはなかなかの「インスタ映えする」活動になりそうです。
「うわ、蜘蛛の巣やばい!」「バッタがすごい!うわっ、蚊がレベチ」「めっちゃ刺された!早くヒモちょうだい!」「うわ、足が水没した」と、何ともにぎやかな様子で3箇所の計測が終了し、分析用に少し土もいただいて帰ってきました。これもひとえに、快く調査の許可をいただいた、土地の所有者の方のおかげです。AS活動は地域のみなさまに支えられていると改めて感じます。さて、アドベンチャー(?)を終え、無事帰校した「耕作放棄地」班。大量の蚊に刺され、やや疲れも見えたものの、「今日は頑張った!」と充実感でいっぱいの3人でした。中間発表会も期待していますよ!
Our school holds three presentations of research projects per year. Two of these presentations are held in March and July, outside the school. The other presentation, called the “Interim presentation” is what the second-year students are currently preparing for.
Today in AS II, while many of the groups were working on posters for their presentations, the “Abandoned Land” group went outside the school to collect more data before the presentation. They went to the first candidate site they had chosen in vain - the owner of the land lives in Kumamoto. They decided not to give up easily, and found a piece of land that looked abandoned after a while. They decided to ask permission from the owner of a house next to and the owner kindly gave them permission. Hooray! The abandoned land was filled with tall grasses which were even taller than their height. Well, this is going to be quite an “instagrammable” activity.
“The cobwebs! Watch out!” “Grasshoppers, here and there!” “Mosquitoes are biting us!” ”Oh, my feet got wet!’ - they seem to be enjoying themselves a lot. After their little adventure to the abandoned land, the three students returned safely to the school. Although they were bitten so badly by mosquitoes and looked a little tired, they were filled with a sense of fulfillment, saying, “We did our best today!” Well done, students, we are looking forward to seeing their interim presentation too!
【SSH】肥後椿の植樹
先日行われた「世界津波の日」高校生サミットで使用された肥後椿を3本寄贈を受けました。
この椿は、アンゴラ、カナダ、フランスの学生が式典で使用したものです。
本日、寄贈された肥後椿を本校南側校舎前庭に植樹しました。
植樹はサミットに参加した生徒たちが行い、校長先生も共に行いました。
この椿が各国の友好の証として、天高の庭で大きく成長することを祈っています。
<アンゴラ>
<カナダ>
<フランス>
<集合写真>
【ASⅠ】探究スキルアップ講座⑭ プレゼンテーション②
本日は探究スキルアップ講座の第14回目が実施されました!
本日のテーマは、前回に引き続き「プレゼンテーション」について学ぶというものでした。
研究発表に対する「質問する力や技能」を身に付けることを目標に据えて活動に取り組みました。前回のスキルアップ講座では先輩のプレゼンテーションを見て発表のスキルや工夫について気づいたことをまとめる活動に取り組みましたが、今回は、発表内容に対する質疑応答を考える活動に取り組みました。
まずは、質問をする際の着眼点について学び、プレゼンに対する質問をどのように考え、つくっていくか、そのポイントを抑えていきました。その後、先輩が行った実際のプレゼンを見て質問を考えて書き出す活動に取り組みました。専門的な用語や説明が多く含まれるプレゼンでしたが、先程学んだポイントを振り返りながら一人一人が真剣に質問を考えることができていたように感じます。最後に一人一人が考えた質問をグループやクラスで共有し、同じプレゼンであっても着目するポイントによって様々な質問を作り上げることができることが理解できたようです。
【ATⅡ】より良い提言書を目指して / To make proposals better
本日のATⅡでは、先週1次提出した提言書にコメントが入ったものを返却するとともに、11月19日の最終提出時に用いる評価基準および他班の提言書を共有しました。生徒たちは返却された提言書を見て、誰が読んでも内容がしっかり伝わるか、自分たちの提言をサポートする根拠がきちんと示されているかなど、ポイントに沿って内容を再確認していました。
現在、生徒たちが取り組んでいるのは、「天草市に向けた」提言書です。つまり、自分たちの提言を受けることにより、市にどのような良い影響があるかを述べる必要があるのです。自分たちの研究の紹介文になっていたり、「こうだったらいいな」という希望を何となく書いていたりするようでは、提言書としては合格とは言えません。外部データを効果的に用いながら、市役所の方々が思わず「いいね!」と言ってくださるような提言ができるといいですね。あと2週間、班で協力して頑張って!
コメントで真っ赤になった提言書を見つめる班員たち
During today's ATII, students got their checked proposals and shared the evaluation criteria to be used for the final submission on November 19. Is our proposal clear enough to anyone who would read it? Do we have enough evidence to support our proposal? Students discussed how to make their proposals better by checking the comments.
The students have been working on a proposal to Amakusa City. In other words, they need to state the positive impacts their proposals have on the city. We cannot call it a “ proposal” if it is just an introduction to their research or a wish list of what they would like to see in the future. I hope many can make proposals that will convince the people of the city. Good luck to all the groups!
【ATⅠ】研究計画書完成!
ついに研究計画書が完成しました!
研究の方法を練り直したり、担当の先生からの助言に悩んだりしながらも、最後まで一生懸命作成する姿が見えました。先輩方からのアドバイスも今回の計画書を書くときの参考になりました。3年生、ありがとう!
今回提出してもらった研究計画書は、11月19日(火)に行われる中間発表会で、1年生に向けて発表する予定です。
いよいよ本格的な研究活動がスタートしますね。限られた時間の中でベストを尽くそう!!
【ASⅢ】あと5分! / The Last Minute!
10月も今日で終わり。今日はハロウィン、かつ、3年ASクラスの生徒たちにとっては、ついにやってきた、論文締切日です。2年生が「ノサリバ」で不在のため、本日の授業は珍しく3年ASクラス全員が地学室に集結して論文を仕上げる1時間となりました。
締切日といっても、班によって論文の仕上がり具合はさまざま。結論がわずか数行という、なかなかに大胆な(!)論文があったり、最後に述べる謝辞がものすごーく長かったり(宮﨑先生によると、過去には1,500字にもわたって謝辞を書いたツワモノの先輩もいるそうです…!)。それぞれ、個性豊かな論文が出来上がってきています。
授業の最後のベルが鳴った瞬間、論文の編集は終了です。みんな、必死ながらどこか楽しそうに、最後まであきらめず論文を作成しています。指導担当の先生方のコメントを反映して内容を分かりやすくしつつ、しっかり目標の5,000字に届くよう、ラストスパート頑張って!
Happy Halloween! Today is Halloween for everyone, and for the students in the 3rd year AS class, October 31st means the paper deadline. All the ASⅢstudents gathered in the Earth Science room for an hour to finish their papers.
Even though it was deadline day, some of the papers still looked half way through, with only a few lines of conclusion. Some tried their best to make their paper long enough, and ended up having a very long acknowledgement at the end. (Mr. Miyazaki mentioned that one of his students wrote an acknowledgement of 1,500 words in the past. Wow!) As expected, each group's paper was very unique.
Students will need to stop editing immediately when the bell rings. Only five minutes to go! Everyone is frantically but somewhat happily working on their papers until the very end. We’re sure you can make it. Never give up, everyone!
【ASⅠ】探究スキルアップ講座⑬ プレゼンテーション①
本日は探究スキルアップ講座の第13回目が実施されました!
本日のテーマは、「プレゼンテーション」について学ぶというものでした。
「プレゼンテーションとは、どのような活動なのかを理解する」ことを目標に据えて活動に取り組みました。まずは、先輩のプレゼンテーション(スライド発表)を見て、気付いた点をまとめるということに取り組みました。この活動を通して、生徒は視線の向け方や資料の提示の仕方などの重要性を感じていたようでした。
その後、今度は同じプレゼンテーションでも、ポスターによる発表の様子を見て、気付いた点をまとめるということに取り組みました。この活動を通して、同じプレゼンテーションでもその方法によって特徴の違いや留意すべき点なども異なってくることを理解しました。プレゼンテーションの形に合わせた工夫を凝らした発表ができるように更に学びを深めていきましょう!
【ATⅡ】提言書の1次締切日です / Deadline!
本日は、天草市役所に提出することになっている「提言書」の1次締切日です。自分たちが考えた提言内容を他班と発表し合ったり、班内でのディスカッションを重ねたりしてようやく出来上がった(?)提言書。授業開始時にもう「完璧です!」と、自信たっぷりに言っていた班もあるようですが、果たして、その提言書は誰が読んでも思わず納得するような、説得力のあるものに仕上がっているでしょうか。
私たちATⅡの担当者は、生徒たちに、この「提言書」で夢を語るのではなく、市の現状に即した実践的な「提言」をして欲しいと思っています。そのためには、これまでの研究を分かりやすく説明することはもちろん、信頼できる外部データが根拠として示されていなければなりません。
担当者チェックを経て各班が今日提出した提言書は、今後、ATⅡで他班を指導している先生方や2年生のATⅠを指導している先生方にも見ていただき、助言をいただくことになっています。日頃指導している担当者とは異なる視点で提言書をチェックしていただくことで、根拠の弱い箇所を見つけられたり、文章の伝わりづらい部分の改善につながったりするはずです。3年生のみなさんには、2年間の研究の総まとめとして、じっくり時間と手間をかけ、より良い提言書を創り上げていってほしいと思います。
Today is the first deadline for the “proposal” to be submitted to the Amakusa City in the future. The proposals were finally completed after many presentations and discussions among the other groups. When being asked how their proposals are, some of the students confidently said, “It's perfect! Is that so? Are the proposals really so persuasive that anyone who reads them will be convinced?
We teachers would like the students to make practical proposals that reflect the current situation of Amakusa, but some of the students seem to be talking about their dreams in this “proposal” instead. In order to make practical proposals, we believe, students should not only explain previous research in an easy-to-understand manner, but also present some reliable external data as evidence.
The proposals submitted today will be reviewed by some teachers, which would give them some useful advice. We hope that they will take the time and effort to create a better proposal as a summary of their two years of research. We are counting on you!
【ATⅠ】研究計画が固まってきたようです!
本日のATⅠでは、研究計画書大詰めです。
担当者とディスカッションを行ったり、研究がうまく進むためにあらゆる情報を収集したりする班がみられました。
この計画書は11/5に完成です。11月19日の中間発表会に向けて各班頑張りましょう!
【科学部】生徒理科研究発表会での出来事
1つ前の記事で紹介した生徒理科研究発表会の地学部門では化石班が入賞しました。
これも一つの成果ですが、もう一つあります。
それは、天高生が積極的に他校の研究発表に対して質問したことです。
他校生からの質問は1人のみの中で、天高生はよく頑張ってくれた(8回質問)と思います。
このことは、自分たちの発表を行うだけでなく、他校の発表からも学ぼうとする意思の表れだと思います。
天高生の素晴らしさが垣間見える研究発表会となりました。
【科学部】化石班、九州大会出場決定!
本年度の生徒理科研究発表会が行われました。
科学部からは生物部門にホタル班、地学部門に化石班と海洋ごみ班が出場しました。
<化石班>
3年生から引き継いだ研究を発展させ、発表しました。1年生は初めての外部発表会でしたが、緊張が見られたものの、しっかり発表できました。見事、最優秀賞3位となり、12月に行われる九州大会に出場します。
<海洋ごみ班>
海洋ごみ班は1年生が始めた研究を2年生がサポートする形で研究が進んでいます。今回は3つの海岸での調査結果を発表しました。今後も先輩が後輩を指導する形で研究を進めていきます。研究活動を顧問と上級生で指導をしていく、「研究の自走化」を目指した取組です。
<ホタル班>
天草に生息するゲンジボタルの特異性について継続研究をしています。今年度は昨年度の実験手法を改善し、より精度が高いデータを収集しました。また、新手法として行ったDNA解析による結果を報告しました。
【ASⅡ・Ⅲ】質疑応答で研究を深めています
ASⅡは中間発表会に向けたポスター、ASⅢは研究論文の締切が近づいてきました。
現段階までの成果をまとめています。
本日で3回目となる質疑応答の時間にもだんだん慣れてきたようで、活発な意見交換ができており研究内容の深まりが期待されます。
【科学の甲子園】実技競技の練習を開始
地学室を覗くと「科学の甲子園」チームが練習をしていました。
「科学の甲子園」は筆記競技と実技競技の合計点で競われる大会で、6名でチームを組んで出場します。
今日は実技競技に向けて意見を出し合い、出題された課題を解決するために試行錯誤していました。
11/10の本番に向けて頑張っています。
【AS・AT】世界津波の日サミット(2日目)/ Tsunami Awareness Day Summit - Day 2
さて、サミット2日目が始まりました。朝からの記念植樹・記念碑除幕式では、肥後六花の1つである肥後ツバキを日本の高校生と海外の高校生がペアになって植樹します。天草高校からも2年生の北野さんが選出され、アンゴラから参加した生徒と一緒に植樹を行いました。(植樹の前後で話が盛り上がり、すっかり友達になっていました。さすがのコミュニケーション・スキルです!)
その後はホールでの総会が始まりました。昨日の分科会でまとめたグループ毎の「アクションプラン」を、15グループの代表者がステージで発表します。1グループ3分の短いプレゼンテーションではありますが、自信溢れるスピーチや観客を惹きつける発表に、思わず惹きつけられます。その後、「絆を深めた仲間と共にリーダーとして防災、減災、復興の取り組みを進める」という大会宣言が発表され、2日間のサミットが閉幕となりました。
このサミット参加を通して、英語力やプレゼンテーションのスキルを伸ばしただけでなく、協働する力や忍耐力を身につけ、チャレンジすることの大切さやコミュニケーションの楽しさなど、多くのことを学んだ13名の生徒たち。今後のますますの活躍に期待しています!
The second day of the ”High School Students Summit on World Tsunami Awareness Day” has begun. In the morning, high school students from Japan and high school students from overseas paired up to plant a Higo Camellia, known as one of the flowers symbolizing Kumamoto. From our school, Ms. Kitano was selected to plant the tree with a student from Angola. Two students from Angola and Amakusa - they became good friends through this tree planting!
After that, the general meeting began in the hall. Representatives from each of the 15 groups presented on stage the “action plans” for each group that had been compiled in workshops yesterday. Each group's confident speeches and audience-attracting presentations were unforgettably engaging. The two-day summit came to a close with the presentation of the conference declaration: “As leaders, we will work together with our bonded friends to promote disaster prevention, disaster risk reduction, and creative reconstruction.”
Taking part in this summit, our students not only improved their English and presentation skills, but also acquired the ability to collaborate and persevere, and learned many things, including the importance of taking on challenges and the joy of communication. We look forward to their continued success in the future!
【AS・AT】世界津波の日サミット(1日目番外編)/ Tsunami Awareness Day Summit - Day 1-3
サミット1日目の晩にレセプションが行われました。
レセプションは立食形式のパーティーで多くの人々と交流しました。
本校生徒が熊本県代表として挨拶を述べました。
牛深ハイヤが披露されたり、くまモンがゲストで紹介する中で、多くの方々と交流しました。
【AS・AT】世界津波の日サミット(1日目その2)/ Tsunami Awareness Day Summit - Day 1-2
1日目レポートその2です。
休憩後の分科会2では、コミュニケーションを図りながら各班での意見をまとめました。
意見をまとめる際には、それぞれが役割を持ち、協議に参加しました。
その後、海外の高校生と協働して発表を行いました。
分科会2の後には、開会式が行われました。
開会式では、来賓等の挨拶の他に、各国代表の紹介がありました。
それぞれの国の個性が垣間見える紹介となりました。
開会式後に行われた分科会3では、分科会を通じての感じた思いなどを全員でボードにまとめました。
【AS・AT】世界津波の日サミット(1日目その1)/ Tsunami Awareness Day Summit - Day 1-1
いよいよサミット本番が始まりました。天草高校からは3班、計13人が参加しました。
会場の熊本城ホールに到着すると、たくさんの海外の方々がおられ、日本にいるはずなのに海外留学したようです。
サミット初日の本日は、分科会1~3と開会式が行われました。
分科会1では国内外の高校生を交えて、研究発表を行いました。
昨晩の練習を活かして、それぞれが精一杯発表を行いました。
各班の発表後は、グループに分かれて「防災」「減災」「復興」のいずれかをテーマに自分たちに出来ることを話し合いました。
開始当初は緊張している様子でしたが、徐々に打ち解け、議論が進んでいました。
分科会の合間の休憩時間では、各自で海外生徒と交流しました。
【AS・AT】世界津波の日(前日)/ Tomorrow is a big day!
いよいよ明日から、「世界津波の日」2024 高校生サミットin熊本 が始まります。午前中の天草交流を終えた13名の生徒たちは昼食をとり、熊本市へ向けて出発しました。
バスの中で明日のプレゼンテーションの練習をする生徒もいます。感心、感心...! 会場である熊本城ホールの近くの宿舎で、3つの班がそれぞれ発表練習を行います。これまで練習してきた内容を英語でしっかり伝えられるよう、聴いている人の反応を確かめながら発表すること。グラフや表の内容を理解してもらえるよう、強調する部分や指し方を工夫すること。実験などで使った道具などをどう見せたら良いか。質疑応答で、自分たちの考えをどのようにしたら分かりやすく伝えられるか。1班につき1時間弱、本番さながらの練習を行いました。
しっかり頑張ると、お腹もすきます! 練習後にはそれぞれ好きなメニューを選んで、腹ごしらえ。でも、これで終わりではありません。夕食後、それぞれ30分ほど練習をしてから、明日に備えてしっかり休息をとりました。
40以上の国や地域から参加者が集う今回のサミットの使用言語は英語のみ。実は、天草高校から参加する生徒達は英語が大得意!という生徒ばかりではありません。しかし、「やってみよう!」というチャレンジ精神にあふれ、素直で優しく、お互いを思いやることができる、笑顔が素敵な13名がひたむきに頑張る姿は何よりも輝いて見えます。明日からのサミットでもベストを尽くし、きっと多くのことを学んでくれることと思います。応援していますよ!
The World Tsunami Day High School Summit will start tomorrow. After the cultural exchange in the morning, 13 students had lunch and departed for Kumamoto City.
Some students are practicing tomorrow's presentation on the bus. After arriving at a hotel, each of the three groups practices their presentations. How can we make a presentation while checking the reactions of those listening? How can we show the graphs and tables more effectively? How can we communicate our ideas in a way that is easy to understand during the Q&A session? They are trying their best until the last minute. Great job!
After the practice, they had dinner, and they each had another 30 minutes and then got a good rest to prepare for tomorrow.
English is the only language spoken at the summit, tomorrow since it has participants from 40 countries around the world. In fact, not all of the participants from our school are fluent in English. However, they are full of challenging spirit and willing to “give it a try! Their honesty, kindness, consideration for each other, and beautiful smiles are all shining through their hard work. We are sure that they will do their best and learn a lot at the summit starting tomorrow. Good luck, everyone!
【ASⅠ】探究スキルアップ講座⑫ データ処理③
本日は探究スキルアップ講座の第12回目が実施されました!
本日のテーマは前回に引き続き、「データの処理」について学ぶというものでした。
「テキストデータの処理方法を理解する」ことを目標に据えて活動に取り組みました。まずは、先行研究として収集した論文などの様々文献の内容の理解や把握をしやすくするためのAIによる処理(要約)について学びました。同じ内容であっても処理するAIによって処理(要約)の仕方や内容が異なることを理解し、処理をする際にどのAIを用いるのか、また複数のAIを用いて内容を比較・分析することの重要性などについて学びました。
その後、文章から意味のある情報や特徴・傾向を見出す際などに活用できるテキストマイニングについて学びました。実際に取ったアンケートの記述回答の内容をもとにテキストマイニングを行った結果の図を各自が作成し、その図から読み取れることを分析してペアやグループなどでの意見交換を行いました。テキストマイニングの結果に大きく影響するため、アンケート等のどの部分に着目し、どういうデータの抜き出し方をするかが重要になることを学びました。
【AS・AT】天草で「世界旅行」!? / a "World Tour" in Amakusa
突然ですが、みなさんは世界旅行に行ってみたいと思ったことはないですか?
わたし(天草出身)はもちろんあります! でも、最寄りの三角駅まで1時間超かかるし(むしろ「最寄って」ない疑惑)、熊本から外国に行く便も限られているし、何より、世界旅行って莫大な費用と時間がかかるだろうし…
そんなあなたにピッタリの機会をご用意しました! 天草にいながら、ドイツ語の歌をドイツの若者と歌ったり、インド映画でしか見たことがなかった、思わず踊りたくなる生歌を聞いたり。南国のカラフルな民族衣装を身にまとったバヌ アツの高校生と恋バナをしたり(!?)。
それ全部、天草でできます!
下の写真は、全て本日10月22日に行われた「世界津波の日」にかかる天草交流でのものです。世界5カ国から天草を訪れた25人の高校生と、天草高校生が英語で(時には「心」で)交流を楽しんでいます。今回来天したのは前述した3カ国に加え、カンボジアとソロモン諸島のみなさんです。カンボジアの素敵な詩をシェアしていただいたり、ソロモン諸島の素晴らしいダンスを見せていただいたりと、しばし天高での交流を楽しみ、一行は諏訪神社へ。あいにくの雨でしたが、神社を訪問して日本文化やしきたりを体験したり、諏訪会館で天草太鼓を教えていただいたり。限られた時間でしたが、天草にいながら世界中に友達を作ることのできる、素晴らしい機会となりました。
神社見学に際してご助言賜りました大野宮司をはじめ、本渡諏訪神社の皆様、天草太鼓のデモンストレーションおよび体験のご指導をいただいた天草太鼓推進会の皆様、本当にありがとうございました。
午後からサミット参加生13名は熊本市に向かいます。プレゼン&交流がんばるぞ!
Have you ever dreamed of traveling all over the world?
Of course you have, right? As you know, however, it takes us Amakusa residents over an hour to get to the nearest station, Misumi, more than three hours to Kumamoto airport, and above all, traveling around the world would cost thousands of dollars...
Don't worry! We have prepared the perfect opportunity for you! You can sing German songs with young German people, or listen to live songs that you have only heard in Indian movies that make you feel like dancing. Or, you can even have a girls talk with someone from Vanuatu.
You can experience all of these in Amakusa!
All the photos below are photos from the Amakusa Visit today, which is part of High School Students Summit on World Tsunami Awareness Day. Our students enjoyed talking in English with 25 high school students who visited Amakusa from 5 countries around the world. The visitors were from Cambodia and Solomon Islands in addition to the aforementioned three countries. After sharing beautiful poems from Cambodia and a wonderful dance performance from the Solomon Islands, the group went to Suwa Shrine. We visited the shrine, experienced Japanese traditions with students from all over the world, and enjoyed Amakusa Daiko drumming together. It was a wonderful opportunity to make friends from all over the world while in Amakusa.
In the afternoon, the 13 Summit participants from our school will head to Kumamoto City. We will do our best for the presentations and exchange!
【AS・AT】世界津波の日(番外編)/ In Three Days!
ジャジャーン! 見てください!! 今年度の世界津波の日高校生サミットにかかる天草でのスタディーツアーで使用する手ぬぐいが、ついに完成しました!
この手ぬぐいは、サミット参加者の2年生の2人がデザインし、天草市の「紫谷染物店」様にお願いして作っていただいたもので、世界に唯一、オンリーワンのものです。シンプルながらも躍動感のあるデザインに使ったこの青は、イギリス王室の公式カラーでも使われる「ロイヤルブルー」という色なのだそう。紫谷染物店の皆様にはデザインの段階から仕上げまでお力添えをいただきまして、本当にありがとうございました。大事に使わせていただきます!
いよいよ3日後に迫った22日の天草交流で、この手ぬぐいがお披露目されます。さて、どのように活用されるのか、海外の高校生の反応はいかに…!? 当日の様子は、またブログ記事でご紹介します。是非お楽しみに!
Ta-da! Look at our ”tenugui," or Japanese hand towel, to be used during the study tour in Amakusa for the High School Students Summit on the World Tsunami Awareness Day! This tenugui was designed by two of the 2nd-year students who will participate in the summit, and then made by a dye shop called "Shikoku Somemonoten” in Amakusa. The blue used for the simple yet dynamic design is called “Royal blue,” which is known as the official color of the British Royal Family. We would like to thank everyone at the Shop for their great assistance from the design stage to the finishing touches. We will use it with great care!
You are interested in how this tenugui will be used, and how the students from overseas will like it, right? Please visit our blog again in three days and find out!
【AS・AT】世界津波の日(番外編その2)/ Time for Art!
芸術の秋! 2年生の生徒数名がせっせとコラージュをしています。外国の美しい建物の写真もあれば、神社の写真もあり、美味しそうなウインナーの写真と海鮮丼の写真がコラボ…
さて、これは何の「作品」なのでしょう?
実は、彼女たちがにぎやかにアートを楽しんでいるのは、地学室。このグループは津波の日スタディツアーにかかる22日の天草交流で、ドイツの高校生と交流することとなっています。そのため、ドイツで有名なものや、天草から紹介したいものをコラージュし、ウェルカムボード(お客様を歓迎するためのパネル)をせっせと制作していたというわけです。
3日後の交流会では、ドイツをはじめ、カンボジア、インド、ソロモン諸島、バヌアツの5ヶ国の高校生が天草を訪れます。地学室には他国のウェルカムボード(絶賛制作中)も出番に備えてスタンバイ中です。天気が少し心配ではありますが、世界のあちこちからやってくる若者たちと素敵な交流ができますように。
A beautiful autumn day! Several 2nd-year students are working hard on their collages. We can see pictures of beautiful foreign buildings, a shrine, delicious-looking sausages or a picture of a seafood bowl....
Now, what are these “works of art”?
Actually, it is the Earth Science Lab where they are enjoying themselves. This group is going to exchange with German students on the 22nd, which is an activity planned as part of the World Tsunami Awareness Day Study Tour. They were making a welcome board with a collage of things famous in Germany and things they wanted to introduce from Amakusa.
Three days later, high school students from Germany, Cambodia, India, Solomon Islands, and Vanuatu will be coming to our school. In the Earth Science Room, welcome boards for the other countries are also being made. We hope that our students can have a wonderful exchange with the young people coming from all over the world.
【科学部】生徒理科研究発表会に向けて
27日に行われる生徒理科研究発表系に向けての準備が佳境を迎えています。
生物部門に出場するホタル班は、担当の先生とのディスカッションを進めていました。
地学部門に出場する化石班は、最後の考察部分について班員同士で意見を出していました。
どちらも議論が進み、内容がまとまったようです。
【ASⅡ・Ⅲ】質疑応答は難しい! / Another Q and A session
7時間目、第2グラウンドから戻ってきたASⅡ「芝」班は、育てた芝の葉緑素を計測しようとしています。とはいえ、ここにいるのは、測定器を見るのも触るのも初めてのメンバーばかり。さて、正確なデータ計測ができるのでしょうか...!
その頃3年生は... もちろん今日も、必死で(?)研究論文に取り組んでいます。ついこの間、あちこちで楽しそうに実験していたような気もしますが、もう論文を書いている姿を見ると、時が過ぎるのは早いものです。さて、あっという間に授業終了10分前になりました。質疑応答の時間です! 各班、先週とは別の3年生を対象に、それぞれの研究について説明し、質問に1つ1つ答えていきます。今日お邪魔したある班は、3年生からの鋭い質問に、班員同士顔を見合わせ、言葉に詰まってしまいました...
質疑応答、難しいですよね。でも、実践あるのみ! 今日答えられた質問と答えられなかった質問を整理して、今後につなげていきましょう!
葉緑素の測定に初挑戦の「芝」班
3年生、論文頑張っています! 実践あるのみ! 2年生の質疑応答
In the seventh period, the AS II “Turf” group returned from outside and measured chlorophyll in the turf they grew using a measuring device. However, all the members here have never seen or touched the device before. Now, will they be able to measure the data successfully...??
Meanwhile, the 3rd graders... as usual, they are working hard on their research papers. It seems like just a few weeks ago that they were doing experiments, but time flies and now we see them writing their final papers.
Now, the time for the Q&A session has come! Each group explains their research and answers questions one by one to the 3rd-year students. One of the groups we visited today, was at a loss for words as they looked at each other in response to the sharp questions. Q&A sessions are difficult, but we can be better only by practicing again and again! Let's all review the questions we had today, and keep trying hard!
【ASⅡ】外へレッツゴー! / Let's go outside!
朝夕ずいぶん涼しくなったと思ったら、本日はまた蒸し暑い気候に逆戻りの天草です。
今日のASⅡでは、最初に来月行われる中間発表会のアナウンス(ASⅡは各班ポスター発表を予定しています)と、発表会が終わってから実施予定の「本評価」の内容について確認をしました。具体的に言うと、本評価の実施日までに進めておかなくてはならない実験等について、ルーブリックを見ながら確認し、各班の現状と照らし合わせるということです。あと1ヶ月ほどの期間で対照実験まで進めておく必要があるという事実を目の当たりにして、「やばい!」という表情で顔を見合わせている生徒もいます。
さて、活動が始まると、「芝」班は育成中の芝の生育状況の確認と葉の採取に、「ヒガンバナ」班はもちろん実験に用いる彼岸花を取りに、そして「耕作放棄地」班は、雑草の状況を測定しに、それぞれ元気よく飛び出して行きました(すみません、あまりに早かったので追いつかず、今回写真がありません,,, 次回こそ!)。クロームブックや論文とのにらめっこそろそろ、じっくりディスカッションすることももちろん大事ですが、やはり、そろそろ実際にアクションを起こし、データを集めていきたいところです。
7時間目に続きます。
In ASII today, students were first told about their presentation to be held next month; each group is scheduled to make a poster presentation. Then, they checked what they needed to do before the “main evaluation.”
After that three groups went outside for their research: the “Turf” group went out to check the growth status of growing turf and collect leaves, the “Cluster amaryllis” group went to get some flowers for the experiment, and the “Abandoned Land” group went to measure the weed situation. They all looked excited!
【ASⅠ】探究スキルアップ講座⑪ データ処理②
本日は探究スキルアップ講座の第11回目が実施されました!
本日のテーマは前回に引き続き、「データの処理」について学ぶというものでした。
「表中の特徴を適切な方法で、視覚的にわかりやすく表現する」ことを目標に据えて活動に取り組みました。まずは、表の数値を視覚的にわかりやすく表現するための準備として、表から読み取れる特徴を書き出す作業に取り組みました。この作業を通して、表の数値のどこに着目するのか、その数値をわかりやすく、見る人に捉えさせるためにはどのような工夫を凝らせば良いのかなどについて考えを深めました。その後、ペアで視覚的にわかりやすく表現するための工夫について話し合い、他者の気づきを取り入れ、自らのグラフをよりわかりやすくするためのきっかけとしました。最終的には、演習課題として、与えられた膨大なデータから自らが着目した部分を抜き出し、それを今までの講座で学んだデータの表し方や他者との対話や協働のなかで得た気づきを活かして視覚的にわかりやすい形に表現する作業に取り組みました。データからグラフを作成する作業に悪戦苦闘しながらも、一人一人、データのなかで着目した部分やグラフでの表し方も異なり多種多様な表現を見ることができました!
【ATⅡ】2回目の「ワクワク」は... / How did the “Exchange Time” go?
同じ教室内で、提言書(3年生)と研究計画書(2年生)にそれぞれ取り組む光景もなんだか見慣れてきた今日この頃のATです。心なしか2,3年生の心の距離も近づいているような...?(だったらいいなぁ!)
2、3年生の活動風景をカメラに収めるべく、ある教室にお邪魔したところ、ややっ! 窓の外に怪しい人影が!! ...よくよく話を聞いてみると、「外来種」の植物の研究を始めたばかりの、2年生たちでした。まずは、校内の外来種の植物を調査・記録しているとのことです。2年生の多くの班は教室内で研究計画を立てている一方、既に調査やアンケート、実験の準備などにとりかかっている班もあります。(これは11月の「中間発表会」も期待できそうですね!)
さて、今日も授業最後の10分間で「ワクワク交流タイム」を実施しました。先週とは違う班・違うメンバーが2年生の各班を訪問します。正直なところ、話がはずんでいる班もあれば、両者とも恥ずかしそうに下を向きがちな班もあるようです。これから上級学校に進んだり就職したりする3年生にとって、自分の班以外の人や学年が違う人と意見交換するのは、今後につながる大事な経験となるに違いありません。この交流の機会は、今後も不定期で設ける予定となっています。2年生の研究が進むにつれ、さらに活発な意見交換ができることでしょう。先輩方、頼りにしています!
We have become accustomed to seeing third-year and second-year students working on their proposals and research plans, respectively, in the same classroom.
At one such classroom, while taking some photos of them, we see a ”suspicious figure” outside the window! ... Well, it turned out to be a group of second-year students who had just started research on “invasive species,” and they were walking outside for their research. Surprisingly, while many 2nd graders are still planning their research, some have already started to conduct surveys, questionnaires, and prepare for experiments.
Today, we had another “Exciting Exchange Time” in the last 10 minutes of the class. Different groups and different members from last week visit each of the 2nd grade groups. To be honest, some of the groups seemed to have a good time talking with each other, while others tended to look down in embarrassment. Exchanging opinions with people from a different group or a different grade will be an important experience for 3rd-year students who will be going to a college or finding a job in the near future. We plan to continue to provide this opportunity for exchange, and as the 2nd-year students' research progresses, we expect to see an even more active exchange of ideas. We are counting on you, 3rd graders!
【ATⅠ】調査を始める班が増えてきました
本時のATⅠの様子を見ると、アンケートを作成する班やウニの殻を割って肥料づくりに励む班など、研究計画を組み立てて実験や調査に動き出している班が見られました。
また、3年生に質問する2年生の姿も見られ、異学年交流もうまく行っているようです。
11月19日の中間発表会での報告が今から楽しみです。
【科学部】AABEでの英語発表
科学部ホタル班が松山市で行われたAABE(第29回アジア生物教育協議会隔年会議)にて発表しました。
英語による発表でしたが、昨年度から重ねた経験を生かして、しっかりした発表を行いました。
他県の高校のホタル研究班とも交流ができ、有意義な発表会となりました。
初めて参加した1年生部員も発表に参加したり、英語の質疑応答に触れることで貴重な経験をできたようです。
この経験を次に生かすことを期待します。
【ASⅡ・Ⅲ】質疑応答、始めました♪ / Question and answer session
本日のASⅡでは、授業の冒頭に今回から始める「質疑応答」についての説明がありました。質問形式(オープンクエスチョン?クローズドクエスチョン?)に応じて簡潔に答える(=まず結論を述べ、必要に応じて補足する)こと、想定外の質問で答えられない場合にはどうするか、など、具体例を用いて質疑応答の流れを押さえました。
その後は、各班の活動場所に分かれての研究活動です。天気にも恵まれ、屋外で活動したり、実験を始める班も少しずつ増えてきました。急に秋めいてきて、天草のあちこちで彼岸花が見頃を迎えています。ということで、今日はASⅡの「ヒガンバナ班の実験におじゃましてみました。2人のメンバーはヒガンバナの持つ毒性を除草に活用するという研究をしているのですが、今日は特に強い毒を持つ球根の部分をつぶしてリコリンが含まれる液を抽出しようとしています。聞いてみると、抽出液は取れたものの、思ったより球根の粘度が高かったので少し苦戦したとのこと。次回は水をもう少し加えつつ抽出を試みるそうです。
7時間目から活動を始めた3年生はというと、時にディスカッションをしつつ、クロームブックとにらめっこ。論文作成を頑張っています。いよいよ締め切りが今月末に迫ってきて、みんな必死な様子です。研究の総まとめとなる論文、良いものができるといいですね!
授業の最後に、いよいよ「質疑応答」の時間がやってきました。今回は2年生が2分間で研究内容を説明し、その後の3分間で3年生からの質問に答えます。最後に、その場で答えられた質問とその回答をワークシートに書き込みます。答えられなかった質問には、それに対する回答を後日調べて記録することで、今後の研究につなげることができます。初日の今日は、どの班も少し緊張した面持ちながら、一生懸命説明や質疑応答を頑張っていました。継続は力なり! 来週も引き続き、研究&質疑応答を頑張っていきましょう♪
Autumn has come and flowers called Cluster amaryllis are at their best here and there in Amakusa. In ASⅡ, a group called ”Cluster amaryllis” has been working on utilizing the toxicity of the flower for weed control, and today they are trying to extract a liquid containing lycorine by crushing a particularly poisonous bulb. They told us that they struggled a bit in extracting liquid because the viscosity of the bulb was higher than they expected. Next time, they will try to extract while adding a little more water.
The third-year students, who began their activities in the seventh period, were all writing papers with their chromebooks. The deadline is coming up at the end of this month, and everyone is working really hard. We hope they can produce a good paper that summarizes their research!
At the end of class, the second-year students began a new “question and answer” activity. This time, they will have two minutes to explain their research, followed by three minutes to answer questions from the third graders. At the end of the session, they write down the questions and their answers on a worksheet. For questions that were not answered, the answers to them will be researched and written down later for future research. Today, the first day, all the groups looked a little nervous, but tried their best to explain and answer questions. Question and answer sessions are not so easy, but never give up, great things take time!
【ATⅠ】継続研究も進んでいます
ATⅠでは、3年生の継続研究に取り組む班も出てきています!
先週、いい匂いにつられ調理室に行ってみると、ATⅠの生徒の姿が!!何を試作しているのか聞いてみると継続研究を行っている班でした。先輩の研究を深化させるべく、早速試作を行っていたのです。
そして今週。先週の試作品はどうだったか気になり教室を覗いてみると、先週の結果を基に、検証を行っていました。まだまだ研究は始まったばかり。今後どのように研究が進んでいくのか、今から楽しみです。
多岐にわたるテーマを設定できるのがASやATの強みの一つではありますが、今回紹介したように、今までの先輩の研究に惹かれ、後を継ぐ形で研究テーマを設定できるのも本校の探究活動の魅力の一つです☆
【ATⅠ】ワクワク交流会で研究を前進!
本日のATⅠでは、2年生が3年生から研究のアドバイスをもらう「ワクワク交流会」が実施されました。
自分たちで話し合いながら研究計画書の作成を進めていた2年生でしたが、「何回実験すればいいのか」「〇〇を検証するにはどんな実験をすればいいのか」など、多くのことを決めなければなりません。
そんな時、心強いのは昨年ATⅠを経験した3年生です。自らの経験を元に、「もっと地域課題と絡めるとより良くなるのではないか」「私達はこんな機材を使って測定したよ」など2年生にアドバイスしてくれていました。
この取り組みを通して、2年生は新たな視点で自らの研究を考え、研究を進展させてくれることでしょう。「ワクワク交流会」は交流する班を組み替えて来週も実施します。
【ASⅠ】探究スキルアップ講座⑩ データ処理①
本日は探究スキルアップ講座の第10回目が実施されました!
本日のテーマは「データの処理」について学ぶというものでした。
「スプレッドシートを活用したデータの処理について学びを深める」ことを目標に据えて活動に取り組みました。まずはスプレッドシートにまとめられた数値データから必要な情報を読み取って、数式を用いて数値データを明らかにしたいことに沿った形で集計するための方法を学びました。自らが明らかにしたいことをまとめるにはどのような数式をどの場所に適用すれば良いかなどはじめは戸惑っていた生徒も自然と自ら数値データの処理ができた生徒がまだできていない生徒に処理の仕方について教え合う姿が見られるなど、協働して物事に向き合うことができていたように感じました。
その後は、数式を用いて処理した数値データをもとにグラフを作成し、そのグラフから読み取れることの分析を行いました。どの数値をグラフとして表すのかや、表す際に適切と考えられるグラフの種類等について各自がしっかりと考えながらグラフの作成及び分析を実施することができていたのではないでしょうか。今後、探究活動を進めるうえで様々な数値データが収集されることになるかと思います。データをどのように処理してどのように見せていくのかは自らの研究を発信していくうえで非常に重要な要素となってきます。今回の学びを活かして数値データを適切に処理できるようにしていきましょう!
【ATⅡ】わくわく交流タイム!/ "Exciting Exchange" time!
これからしばらくの期間、3年生は「提言書」、2年生は「研究計画書」の作成に取り組むことになります。授業中の様子を観察してみると、2・3年生はどちらもドキュメントを作成しているのですが、3年生には活発にディスカッションしながら活動をしている班が多い一方、2年生には静かに活動している班が多い印象です。さて、異学年交流が進むことで、この状態に変化が出てくるのでしょうか?
さて、授業の終わりごろ、満を持して(?)始まった「わくわく交流タイム」。ある班では、最初に軽く自己紹介と研究内容について説明をした後、2年生の研究について話を聞いています。「研究テーマ決まった?」「今、計画書どこまで進んでる?」「どうやって調査するの?」さすが、聞き上手な3年生、うまく2年生の言葉を引き出しながら交流会をリードします。「私たちは市役所の人にもらったデータを研究で使ったよ。これは発表で使ったスライドなんだけど…」と、ARP研究成果最終発表会で使った資料を見せながら上手に説明をしているようです。
少し時間があるので、隣の班も覗いてみましょう。こちらでは、商品開発に取り組んできた3年生が熱く語っています。「…やっぱりね、どうやって数値で見せられるかが本当に大事。何回かデータを取って比較したり、自分の研究以外でも同じような研究があれば、そこから使えるデータがないか探してみたり。数値がないと、説得力に欠けるって絶対突っ込まれるから、まずは使えるデータをしっかり集められるように…」なるほど! ポスター作成時などに担当者から「数値データは?」と繰り返し「突っ込まれた」実体験が、ここで活かせましたね!
そんなこんなで無事(?)終了した、第1回の「ワクワク交流タイム」。最初は恥ずかしそうにしていた生徒たちも、交流の後半には自然と笑顔になり、中には時間が足りなくなった班もあったようです。かわいい後輩のために、3年生のみなさん、来週もよろしくお願いします!
↓ 班の前方にいる2名が3年生、班でまとまって話を聞いているのが2年生です。実りある交流会になりました!
In ATⅡand Ⅲ, 3rd-year students will be working on their “Proposals” and 2-year students on their “Research Plans. In the last ten minutes of the class today, we had the “Exciting Exchange” time. During this 10 minutes' of time, two students of the 3rd grade are visiting a 2nd graders' group, and they will listen to the 2nd graders and answer their questions on their research.
Well, let's have a close look at one of the groups. After introducing themselves and explaining what they have done, the 3rd-year students are listening to the second-year students talk about their research. "Have you decided on your research theme?" "How far along are you with your research plan?" "How are you going to do your research?" - The third-year students are excellent listeners, and they lead the meeting by eliciting the second-year students' words. The 3rd-year students continue, "We used the data we got from the city hall for our research. This is the slide that we used in our presentation...” - They are explaining while showing the materials they used in the final presentation of the ARP research results, which is so easy to understand!
Now, let's take a peek at another group. Here, the 3rd-year students, who have been working on product development, are speaking passionately: “...I think it's really important to be able to show the results in numerical form. You should take data several times and compare them. Also, you may find some data you can use in similar research. If you don't have enough data to support your hypothesis, you will be criticized for not being persuasive enough, so I recommend you try to gather ALL the data you can...” - Wow! He is surely making use of his experience this time, and it would be a great help for the 2nd graders!
So, this is what happened during our first “Exciting Exchange” in AT class. The students, who were shy at first, naturally started smiling in the latter half of the period, and some of the groups even ran out of time. Thank you so much, 3rd-graders, and please help the younger students next week again!
【AS・AT】「世界津波の日」高校生サミットに向けて
本日のお昼休み、会議室では「津波の日」サミットメンバー13名が集まり、熊本城ホールでの本番に向け、プレゼンテーション発表の練習を行いました。今日の練習では、英語科の先生方やALTの先生方の協力を得て、班で用意した発表原稿(全部英語です!)を直したり、発音の確認をしたりしました。
天草高校からこのサミットに参加する3班は、それぞれ「災害時における夜間の避難」「火災避難のためのハザードマップ」「貝殻を利用したカイロの開発」に関する研究をしており、それぞれ英語でのプレゼンテーションを予定しています。10月23日, 24日に行われるサミットでは、世界50カ国の高校生とともに災害の脅威と対策を学び、世界各国の「きずな」を深めます。
いよいよサミット本番が近づき、どの生徒もいつにも増して真剣な表情で活動を行っていました。天草高校からサミットに参加する13名にとって、これほど大規模なイベントでオール・イングリッシュで活動するというのは、初めての経験です。緊張して言葉につまることもあるかもしれませんが、コミュニケーションではまず、伝えようとする気持ちが大事です。まずは、練習あるのみ! みんな、がんばって!
【ASⅠ】探究スキルアップ講座⑨ データ収集④
本日は探究スキルアップ講座の第9回目が実施されました!
本日のテーマは「社会科学分野のデータ収集(インタビュー)」について学ぶというものでした。
「社会科学分野のデータ収集法(インタビュー)を習得する」ことを目標に据えて、まずはじめに、インタビューの実施についての説明が行われました。そのなかで、前回のスキルアップ講座で学んだアンケートとの違いについて生徒に考察してもらいました。そのなかで、インタビューはアンケートと比較して対面で実施される調査のため、大規模な調査は難しいが、対話による詳細な調査が可能というような特徴や違いを把握することができました。またオープンな質問ではなく、自分の研究テーマや明らかにしたいことなどを踏まえて、「焦点化」した質問を作ることの重要性を理解しました。
その後、講義で学んだインタビューの留意点を踏まえた上で、「学力をより高めるための方策をさぐるため」のインタビューを実施するという仮定のもと、インタビューの項目を各自で考え、ペアでお互いにインタビューを実施する取り組みを行いました。そのなかで投げかける質問の順序や、相手の反応や回答内容に応じて、質問内容を調整することの重要性について生徒は学びを深めていたようでした。
【ATⅡ】討論会を終えて...
本日のATⅡは、先週の討論会でのディスカッションを受けての各班でのブレインストーミングから始まりました。3年生は今後、自分たちのこれまでの研究の成果を地域に対する提案である「提言書」にまとめていきます。提言書には、研究で分かったことだけではなく、先行研究や他機関の研究や調査から得られたデータからの数値的根拠や、地域で実施可能と思われる施策、期待される効果までしっかりと考えて書く必要があります。提言書の1次提出締切は10月27日。担当の先生ともしっかりディスカッションを重ね、これまでの研究の総まとめができるといいですね。
さて、来週・再来週のATⅡでは、「わくわく交流タイム」を実施します。これは、シャイな(人もいる)2・3年生が授業でもっと自然に話す機会が増えるように!という、ATⅡ担当者のたくらみ、もとい、優しさから計画されたものです。具体的に言うと、授業の最後の10分間でATⅠの各班に3年生が2人ずつ入り、研究計画書を作り始めたばかりの2年生のお悩み相談を受けるというものです。これまでの経験を活かして、2年生の今後の研究につながる助言をしてくれるものと期待しています。
優しく面倒見の良い3年生のみなさん、2年生をリードしてしっかり交流をしてきてください。期待していますよ!
(※カメラを向けると、パソコンに向かって集中モードに入った(演技をした)り、カメラ目線でポーズをとってくれたりする3年生の生徒たち。サービス精神旺盛です!)
Today's ATII began with a brainstorming session for each group after last week's discussion meeting. The third-year students will compile the results of their research into a “proposal” for Amakusa city. The proposals must include not only what they have learned from their research, but also numerical evidence based on data obtained from previous research and studies and surveys conducted by other organizations, as well as measures that could be implemented in the region and their expected effects. The group leaders were trying their best to lead the discussion on what kind of recommendations they wanted to make. The deadline for the submission of proposals is October 27. We hope that everyone will come up with a proposal that will make the most of the research they have done so far.
Now, in ATII next week and the week after that, we will hold “Exciting Exchange Time”. This was planned to encourage some of the shy students to know each other in class. During the last 10 minutes of class, two 3rd-year students from each group will come over to consult with the 2nd graders who have just begun to write their research plans. We expect that the 3rd graders can offer useful advice that will help the 2nd-year students in improving their research.
To the kind and caring 3rd year students, please lead the 2nd year students in class. We are counting on you!
【ATⅠ】研究計画書の作成へ
本日のATⅠから、研究計画書を作り始めました。
背景や目的、仮説や研究方法を記載していきます。
今回の計画書には担当者から受けた助言やそれを受けて変更を加えた点を記入する項目が設定されており、研究がどのように進んだのかも読み取ることができます。
これまでよりも詳細な計画をメンバーと話し合う様子が多く見られました。
作成した研究計画書は11月12日の中間発表会の発表資料となります。誰が見ても理解できるように具体的かつ分かりやすく表現しましょう。
【ASⅡ】第2グラウンドへ出動! / Research under the beautiful autumn sky!
本日のASⅡは、2・3学期に行われる外部発表会に関する説明から始まりました。テーマを決め、研究計画を立ててはいるものの、まだ実験を行っていない班も多く、発表会までにどこまで研究を進める必要があるのか、発表会で何をどのように発表するのかがまだ具体的にイメージできない生徒も多いようです。
しかし、十分なデータが揃い、仮説の検証が終わらなければ研究発表ができないというわけではありません。まだあまり研究が進んでいない今の段階だからこそ、発表会を単に発表の機会ととらえるのではなく、他校の研究から学んだり、外部の専門家に意見をもらったりして、自分たちの研究を発展させていく手段にする、というのも有効な活用法の1つとなるはずです。多くの班の積極的な参加を期待しています。
さて、秋晴れの今日、水はけ(芝)班は、本校第2グラウンドで活動を行いました。この班は、夏芝の上に冬芝を植え、年中枯れない芝を育てる方法についての実験を行っています。現在は、夏芝の育成中で、10月に冬芝を種類や植えるタイミングを変えて種まきして観察するそうです。今回は、冬芝を植える前の夏芝ができるだけ同じように育つようにメンテナンスを行っていました。
読書の秋、スポーツの秋、そして研究の秋! ASⅡの様々な研究が今後どう発展していくのか、楽しみです!!
Today's class began with an explanation about the external presentations contests to be held in the 2nd and 3rd semesters. Although everyone in AS II has decided on a theme and made a research plan, there are many groups that have not yet conducted experiments. So, it is natural that many students are still wondering how far they need to advance their research before the presentation and what and how they will present it at the presentation.
However, it is not true that they cannot present their research until they have enough data and have finished verifying their hypotheses. Making presentations could also be a means to improve their research by learning from others and receiving opinions from experts. We hope many will make use of those opportunities!
Today, the "Turf” group went outside for their research. They have been conducting an experiment on how to plant winter turf on top of summer turf, and grow turf that does not die all year round. This time, they were maintaining the summer turf before planting the winter turf.
Autumn is the season for reading, sports, and research! We look forward to seeing how students' various research projects will develop in the future!
【SSH】職員研修を行いました
本日の職員研修では、まず、九州・沖縄地区SSH担当者交流会での講演および先日行われた中間評価ヒアリングを受けて、今後の課題研究や科学技術人材育成の方向性についての説明をSSH研究主任が行いました。
その後、A〜Eの「5つの力」から各自が選択したグループに分かれ、協議を行いました。この5つの力とは、天草高校で育成を目指す天高版科学技術人材に必要な資質・能力を表しており、それぞれの項目は以下の通りです。
A:問いを立てる力
B:情報を収集する力
C:情報を分析する力
D:対話する力
E:創造する力
(※この「5つの力」の詳細をご覧になりたい方は、本校ホームページ内 A天草サイエンス(AS)ルーブリック(R6,04改訂).pdf をご参照ください)
5つのグループのうち、英語科、数学科、地歴公民科、芸術科の先生方が参加した「D:対話する力」のグループでは、まず、それぞれの授業で実践している「対話する」活動について共有しました。(少しご説明すると、この「D:対話する力」には「協働する」「伝える」「質問する」「英語を活用する」という4つの探究場面が設定されています)一例として英語科のディベートや、芸術科(音楽)の、曲を聴いてイメージするものを伝えあう活動の実践などが紹介され、活動をスムーズに行うための工夫や、教科連携の方向性についてグループ内で協議しました。各教科での実践を振り返り、今後のより効果的な授業内の活動について考える貴重な機会となりました。
授業中の活動を通して様々な発見をしたり、学んだ事柄を自分の言葉で表現したり、クラスメイトと協働して考えを深めていったりする天高生の姿は、とても生き生きとしており、そして頼もしく感じられます。このように、生徒たちが授業内外での学びを通して自ら問いを見い出し、探究する力をつけていけるよう、私たち職員も学び続け、探究型授業の実践と工夫を重ねていきたいと思っています。
【ATⅠ】異学年交流進んでいます
9/24のATⅠです。
授業冒頭は全員、学習センターに集まり、担当の小玉先生より台湾研修と「津波の日」の交流会に参加する生徒の募集がありました。
台湾研修では、研究発表を行い現地の高校生と意見交流をしたり、〜したりすることができます。お金では買うことができない貴重な経験ができると思います。
「津波の日」では、天草に訪れた海外の高校生とともに天草太鼓などの天草独自の文化にも触れながら交流することができます。
ぜひ積極的に参加をしてみてください。
その後は、各教室に戻り、B1の仮評価を行ったあと、研究計画書の作成を行いました。
先輩の継続研究を考える班では、先輩に直接話を聞きに行くなど異学年の交流も行われています。
3年生に質問する2年生
【科学部】ゲンジボタルのDNA分析実習2
ホタル班の4名が崇城大学でDNA分析実習の2回目を行いました。
本日は校内で上手くいかなかった点を長濱先生に相談し、その工程を実際に大学で行いました。
大学では上手くいったので、天高でも上手くいきそうです。
長濱先生と研究室の皆さん、大変お世話になりました。
【科学部】スフェノセラムスの壁調査
ASⅢ化石班の研究は、科学部化石班に引き継がれました。
※ASⅢ化石班は先日神戸で行われたSSH生徒研究発表会で「ポスター発表賞」を受賞しました!
本日は科学部化石班の1,2年生4名が、引継ぎ後初の調査を行いました。
調査の様子を見ていると、何やら新しい調査も行っているようです。
先輩たちの研究を引き継ぎつつ、研究を深化させようとしていました。
今後の発展に期待です!
調査後は白亜紀資料館に展示してあるスフェノセラムスを観察し、理解を深めていました。
【ASⅡ、ATⅡ】より良いプレゼンテーションに向けて / Better slides, better presentations!
本日昼休み、クロームブックを手に会議室に1人、また1人と生徒たちが集まってきました。10月に行われる「世界津波の日」高校生サミットin熊本に参加予定の2年生です。今日は提出予定のスライドを英語科の先生方とALTの先生方に見ていただこうと、急いでお弁当を食べて集合したとのこと。さすが、自らサミットへの参加を希望しただけあり、みんなやる気に満ちています!
生徒たちは、それぞれ自分たちが班で作ったスライドを見せながら、先生方のアドバイスを受けます。「これはどういう意味?」「ここにイラストがあると伝わりやすそう!」「グラフのタイトルをもっと分かりやすくするのはどう?」言葉足らずな部分や、反対に説明が複雑すぎる箇所など、指摘を受けて1つ1つ修正を加える生徒たち。班で意見を出し合い、協力しながら、スライドを改善していきます。各班、ずいぶんチームワークも良くなってきましたね。
聞く人のことを考えてスライドを工夫することが、きっとより良い発表につながります。大変なこともあるけれどいつも前向きに頑張る、笑顔の素敵な生徒の姿に、ALTの先生方からも"Great work!" "Amazing!"と、お褒めの言葉をいただいていました。
During lunchtime, students gathered in the conference room with their chromebooks in hand. They are the students participating in the “World Tsunami Awareness Day” High School Summit in October. They came here to have their English teachers and ALTs look over the slides they were going to submit. As you can see in the photos, they were all so motivated!
The students showed their slides and received advice from the teachers. "What does this mean?" “Why not have an illustration here?" "Could you make the titles of the graphs easier to understand? The students made corrections one by one. They shared shared their opinions in groups and worked together to improve the slides. Great teamwork, everybody!
Thinking about the audience and devising slides will surely lead to better presentations. Keep it up and you can have a wonderful time on the big day!
【ASⅡ】「防災マップ」製作中!
9月になり少し涼しくなったと思いきや、また真夏に戻ったかのような暑さの天草です。
さて、今日の放課後、「世界津波の日」高校生サミットに参加予定の「防災マップ」班の2名は、クロームブックを持って学校の正門に集合していました。この班は、全ての人々がより安全な避難を行うために、二次被害で起こる火災に着目した防災マップを作っています。前回の調査では学校の北と東の方角を探索した生徒たち。今日は、本校の津波避難経路ともなっている、南のコースを歩いてみるそうです。
事前にチェックした経路を確認しながら、要所要所で記録を残しつつ、ゴールの緑山公園までの坂を上っていきます。二人がチェックしているのは、火災発生や延焼の要因となるもの(都市ガスや燃えやすいものなど)、消火に役立てられるもの(防火水槽など)です。暑い中、少しずつ歩みを進める生徒たち。防災マップの製作には、このような地道な調査が必要なのですね。できあがり、楽しみにしています!
【ATⅠ】「発熱した!」 / A Fever!
終礼も終わり、職員室でほっと一息ついた私(SSH研究部員)のもとにかかってきた一本の内線電話。受話器を取ると、開口一番、聞こえてきた言葉は「先生、発熱しました!」 発熱? インフルエンザ? 意味が分かるまでに3秒かかりましたが、結論から言うと、発熱したのは生徒ではなく、なんと「貝殻」でした。
この貝殻(ちなみにシジミです)、もちろん、「世界津波の日」高校生サミットに参加予定の2年生「貝殻班」のもの。話を聞くと、先日の実験(失敗)を受け、今日もあきらめずに地学室で実験をしたものの、今日も発熱せず。がっかりしつつも、片付けをしていたところ、貝殻を入れた容器がほんのり温かいような... そう! 「貝殻+水」が反応して発熱するまでには、時間が必要だったのです!!
「発熱」に大盛り上がりの地学室では、貝殻班の3人が赤外線サーモグラフィカメラを使って発熱の様子と温度を記録しています。温度は31℃から32℃、33℃、1秒に1度くらいの速度でどんどん上昇しています。ついに40℃を越えました! さて、何℃までいけるのでしょうか?
「失敗は成功の母」ー誰もが知っていることわざですが、今日の実験に成功して大喜びする生徒たちを見て、こちらまで嬉しくなった出来事でした。
After the closing assembly, when I (a teacher) was having a cup of tea in the teachers’ room, there was a sudden phone call, saying “We have a fever!” - Who’s got a fever? Flu? It took me a while to figure out what it meant, but as it turned out, it was not a student who had a fever, but a “shell.
The shells belonged to the “shell group” which will participate in the “World Tsunami Day” high school students' summit in Oct. The students told me that, after their failed experiment the other day, they had another try today, but again no heat had been generated. Disappointed, they were cleaning up when they noticed that the container in which they had placed the shells seemed to be slightly warm... Yes! It took some time for the “shells + water” to react and generate heat!
In the Earth Science Lab, three members of the group were excitedly recording the heat generation and temperature using an infrared thermography camera. The temperature was rising rapidly from 31°, 32°, and 33°C, at a rate of about one degree per second. Finally, the temperature exceeded 40°C! Now, how high can it go?
”Failure is the mother of success” - everyone knows this proverb, but seeing the students overjoyed by the success of today's experiment was an event that made us happy as well.
【ATⅠ】テーマが決まる班も出てきました
2学期2回目のATⅠが行われました。
授業冒頭からATⅡと混ざり、研究活動を行いました。
早速テーマが決まりつつある班も出てきています。天草の特産品を使ったアイスクリームを開発する班や廃棄される貝殻を使って肥料を作ろうとする班、観光客の増加を目的に観光マップを提案する班など多様です。
ATⅡの先輩に実験のアドバイスをもらいに行く姿も見られ、互いに良い刺激となっているようです。今後の進展に期待です。
【ATⅡ】 討論会に向けて... / Getting ready for the "AT Debate"
本日のATⅡは、次回行う討論会に向けて、これまでの研究をまとめるなどの準備を行いました。討論会とは、提案書の作成に先だって行う、意見交換の場です。それぞれの班が他班の生徒に自分の班の研究内容と、研究成果をどのように地域に提案するかについて発表します。発表を聞く班は発表に対して分かりづらいところを指摘したり、質問をしたり、提案の内容について助言したりすることができます。生徒たちがこの討論会を経験することで、より良い提案書作成ができるのではないかと期待しています。
さて、本日の活動では、3年生には来週の討論会の流れとそれまでにすべきこと、研究テーマ決めのための話し合いをしている2年生には、テーマ設定の際のポイントの確認やAmataka Scholorの活用の仕方のアドバイスがあった後、それぞれ活動に入っていました。
1学期末に「異学年交流」が始まって、今日で3回目のAT。少しずつ一緒の教室での活動が当たり前になりつつも、教室によってはどことなくよそよそしい雰囲気も感じられる2,3年生です...。でも、研究はやっぱり一人ではできません。自分だけでなく、班のメンバー、他の班の人たち、他学年の生徒との話し合いや教え合いを経て、きっと研究の質も向上していくはずです! ATでは今後、2、3年生のシャイなみなさんのために、授業中の「ワクワク交流タイム(仮)」も設けようと思っています。これを機にぜひ、仲良くなってください!
In today’s AT, the third-year students prepared for the ”debate” to be held at the next AT. It will be an opportunity to exchange opinions prior to the preparation of proposals. Each group makes a presentation to the other students about their research and how they will propose the results of their research to the community. Groups listening to the presentations can point out areas that are difficult to understand, ask questions, and offer advice. We expect that the experience of this debate will lead to better proposals.
This is the third AT since the “Cross-Grade Exchange” program started at the end of the first semester. While it is becoming natural for the students from the different grades to stay in the same classroom, we teachers know that it takes a little more longer for some students to get used to this new environment. However, the quality of research will surely improve through discussions and mutual learning among students in other grades! In the future, we are planning to have time for “socializing” during AT class. We hope you will get to know each other and make your research even better!
【科学部】One Teamプロジェクト事業 ドローン実技講習会
本日、科学部9名の生徒が有明町の「岳(がく)ドローンスクール」で行われた、合同実技講習会に参加しました。
これは熊本県立高校One Teamプロジェクト事業として行われている活動の1つで、ドローンに対する理解とその操縦技術を高めることで、課題研究及び授業・実習等における探究的な学びの充実を図ることを目的に実施されているものです。今回の講習会には、本校のほかに倉岳校、拓心高校、天草工業高校が参加し、天草の高校生が交流を深める場ともなりました。
講習会では、インストラクターの先生からの説明とデモンストレーションの後、早速、教室でドローンを飛ばす「実技講習」に入りました。ドローン初体験の生徒ばかりで、最初は思う方向に動かせなかったり、壁にぶつかって何度もプロペラが外れてしまったりもしましたが、だんだんとコントロールも上達し、見事、設置してある30センチほどの輪をくぐることができたときは、歓声があがっていました。
天草高校にもドローンがあり、ASなどの課題研究や科学部の研究で活用してきました。講習会で操縦技術を習得したことで、今後の研究の幅も広がるかもしれませんね。
【科学部】「お菓子の家」の運命やいかに!?
文化祭で披露する「科学劇」に向けて科学部が7月末に作った「お菓子の家」。食物被服部と見紛うばかりの出来映え(自画自賛!?)の、この家がその後どうなったか、みなさん知っていますか?
実は、この家、長い、ながーい間、地学室の冷凍庫に眠っていたのです。というのも、この美味しそうな家はそもそも「お菓子の家の日光や雨風への耐久性を検証するために」作ったものだったのです。が、その後、なかなか実験に適した天候&タイミングが訪れず(科学部数名は夏休みの宿題にも追われ...笑)、冷蔵庫の中でスタンバイしていたこの家がやっと!! 今日デビューの日を迎えたというのです。良かった良かった...!
本日、多くの部員は校外でドローンの講習会(※この後の別記事でご報告します)に参加したのですが、出発前に体育館の渡り廊下にこのお菓子の家をセッティングしていました。およそ3時間後の帰校時に、どうなっているかを確認しにきたのですが... 渡り廊下に足を踏み入れるやいなや、3人の「うわーっ!」という悲鳴に近い声が聞こえてきたのです...!
お菓子の家に何が起こっていたのか? 何でこんなことに!?
気になる人は、是非、再来週の文化祭で「科学劇」をご覧ください!
【ATⅠ】 貝殻班の実験 / Perfect Day for Experiments
土曜日、地学室に何か気配がする...! と覗いてみると、そこにいたのは、ATⅠ「貝殻」班の2名でした。
この「貝殻」班の2年生は、10月下旬に行われる「世界津波の日」高校生サミットに参加予定の3班のうちの1つで、貝殻を使って熱を発生させる研究をしています。夏休みは思うように研究が進んでいない様子で少し心配していたのですが、ちゃーんと、地道に頑張っていたのですね。さすがです!
今日、彼女たちが何をするかというと、天草の特産品でカラフルな色が目を引く「緋扇貝(ヒオウギ貝)」を粉砕したものを、地学室にある電気炉で焼くのだそうです。それも、1,000度という高温で! 初めて「電気炉」なるものを見ましたが、意外とコンパクト&ちょっとレトロな色使いのかわいい仕様。これがそんなに熱くなるんでしょうか?想像もつきません。
さて、緋扇貝を焼いている間に、実験に入ります。実は、焼いた貝に水を加えてどれくらい発熱するかを実験するのは、今回が初めて。(ちなみに、今日使う貝は「シジミ」だそうです)実験道具の選定に始まり、水と貝殻の割合はどうするのか、水を加える方法はどうするのか... 科学部の宮﨑先生ともディスカッションをしながら、最適な実験方法を考えていく生徒たち。そして、いよいよ水を加えます! すると...???
この実験結果はこれからスライドにまとめ、10月のサミットで発表予定となっています(もちろん英語!)。まだまだやることが沢山ですが、持ち前のガッツと笑顔で頑張ってくれることでしょう。貝殻班、ファイトです!
Today we’ll introduce you to the “Seashell” group! They are one of the groups which are going to join the High School Students Summit on “World Tsunami Awareness Day” 2024 in Kumamoto. Today, they are baking the crushed shells as preparation for their experiments. With the tiny electric furnace in the Earth Science room, can we heat it to 1,000 degrees Celsius?
While baking, they get to the experiment. Actually, this is their very first time to experiment how much heat is generated by adding water to baked shellfish. Starting with the selection of tools for the experiment, what proportion of water and shells to use, how to add water.... The students discussed with their teacher and came up with the best way to conduct the experiment. Now they are finally adding some water - what would be happening?
The results of this experiment will be presented in English at the summit in October. There is still a lot of work to be done, but we are sure that the students can make it!
【ASⅡ・ATⅠ】「津波の日」高校生サミット に向けて / Getting Ready for Summit on "World Tsunami Awareness Day"
10月23日から24日にかけて熊本城ホールで行われる「世界津波の日」2024高校生サミットin熊本。本校からも2年生有志13名の参加が決まっています。これは、世界各国の多くの高校生が参加し、自然災害の脅威や対策を学び、議論するとともに、交流を通じてお互いのきずなを深めるサミットで、11月5日の「世界津波の日」に合わせて、毎年この時期に行われています。今回の参加予定者は、海外の高校生250名と日本の高校生250名。使用言語はもちろん、英語です。
本校からの参加生徒は、3班に分かれて防災、減災、復興に関連する研究を行っており、それぞれの研究についてプレゼンテーション発表をすることになっています。サミット当日は発表に加え、世界の高校生の発表を聴いてディスカッションを行う活動もあります。
今日の放課後、地学室に集まった生徒たちは、それぞれの研究やスライドの進捗を確認し、これからすべきことを確認したりしていました。写真は、3班のうちの1つ、「貝殻」班です。この班では、貝殻を化学反応で発熱させ、冬の災害時に暖を取る方法を考えています。今日は、実験に向けて、夏休みに準備した貝殻を粉砕していました。貝を見せてもらうと、アサリに牡蠣、アワビ、ヒオウギ貝など、天草らしい様々な貝がバラエティー豊かに揃っています。それぞれをミルで粉砕した後(すごい音&歯医者さんみたい?な匂いがします)、高温で焼くという作業もあるそうです。どうか実験がうまくいきますように!
授業等と並行しながらサミットへの準備をするのは大変ですが、何といっても、世界中の高校生と英語で語り合えるまたとない機会です。みんなで助け合ってしっかり準備をすることで、本番のサミットでは大きな学びが得られるはず。みんな、がんばって!
The “World Tsunami Day” 2024 High School Student Summit in Kumamoto will be held on October 23-24, and 13 second-year students from our school will be participating. High school students from around the world will participate in this summit to learn and discuss threats and countermeasures against natural hazards, as well as to deepen mutual bonds through exchange. This summit is held every year, and this year, 250 high school students from overseas and 250 from Japan are scheduled to participate. Of course, English will be the language of instruction.
The participating students from our school are working on research related to disaster prevention, disaster risk reduction, and creative reconstruction, and will give presentations on their research. On the day of the summit, in addition to the presentations, there will be activities to listen to others and have discussions on the three themes mentioned before.
After school today, the students gathered in the Earth Science Room to review the progress of their research and slides, and to confirm what they need to do for the summit. The photo shows one of the three groups, the “Shells” group. This group is working on a way to keep warm in the event of a winter disaster by generating heat from shells through a chemical reaction. Today, they were preparing for the experiment by crushing the shells they prepared during the summer vacation. Later, these shells are going to be burned at high temperatures. We wish them success in their experiments!
It is hard work to prepare for the summit while also having classes and other activities. However, this will be a very special opportunity for every participant to meet and talk with high school students from various countries using English. We hope that everyone will help each other in preparation and do their best so that they can enjoy themselves in the summit!
【ASⅡ・Ⅲ】久しぶりに集結! / After a long summer...
木曜日はASの日♪ 久しぶりに理科棟に大集合したASⅡ・Ⅲの生徒たちです。さて、ASクラスの3年生はこれから2年間の研究のまとめとして論文作成に入ります。(この論文は、「日本学生科学賞」にも応募予定です。入賞目指して頑張って!) 論文といっても、これまで書いたことのある小論文とは桁違い、なんと、5,000字という文量です...! これは、計画的に進めることはもちろん、書く内容にもちょっと工夫が必要そうですね。生徒たちは、論文作成手順やポイントについてSSH主任の宮﨑先生から説明を受けた後、それぞれの班で話し合いながら、早速論文の構想を練っていました。
2年生はというと、担当の松原先生と2学期の活動予定を確認した後、8月に神戸国際展示場で行われた生徒研究発表会に参加した3年生のポスター発表と報告を聞きました。さすが、天高初の「ポスター発表賞」を受賞した化石班! これまでの研究の様子や成果がしっかり伝わる、堂々とした発表に2年生は聞き入っていました。
質疑応答の後(科学部が勇気をもって手を挙げてくれました!)、化石班は発表会で学んだことや後輩へのアドバイスをスライドを使って発表してくれました。例えば、質疑応答で質問の意味がはっきり分からなかった場合にはどうすべきか、研究内容を伝えるためにどのような工夫をすべきか、といった、2年生がこれからの研究や発表で必ず必要とするポイントについて、ロールプレイを交えつつ、分かりやすく伝えてくれました。2年間、一生懸命研究に打ち込んだからこその今日の助言、きっと、後輩たちがこれからの研究で活かしてくれることでしょう。
ARP最終探究成果発表会が終わり、ASクラスの主軸は2年生となりました。夏休みもサイエンスアカデミーや関西研修、SSHシンガポール海外海外研修と様々な経験を重ね、一回り大きくなった2年生ASクラスの生徒たち。これから各班で協力しながらそれぞれの研究を進めていきます。今後の活動にも是非ご期待ください!
It’s Thursday again! AS II and III students gathered in the science building for the first time in a while. Now, the third graders will begin writing their thesis as a summary of their two-year research. The thesis paper is a whopping 5,000 words, a far cry from the essays they have written in the past...! Right after receiving an explanation on the procedure and key points for writing the paper, the students began working on their papers while discussing in their groups.
What are the second-year students doing today? Today they had a chance to learn from the third-graders, who received the “Poster Presentation Award” in the Student Research Presentation held at the Kobe International Exhibition Hall in August. The third-year “Fossil group” first gave a poster presentation, then gave a slide presentation on what they had learned for younger students. For example, they taught what to do in the Q&A session, or shared some of the tips to make good posters.
The second-year students have learned a lot through the Science Academy, SSH Kansai Study Tour, and SSH Singapore Overseas Study Program during the summer vacation. From now on, each group will work together to advance their own research in ASⅡ. We hope everyone will enjoy themselves in their future research!
【ATⅡ】2学期スタート! / Long time no see!
2学期の授業初日、さっそく7限目はATⅡです。まず、ATⅡ担当の中村先生からmeetで2学期の活動の説明があり、生徒たちはそれぞれの活動場所へ。2年生との同じ教室での活動にも少し慣れてきた感じもします(写真では、教室前方に3年生が、後方に2年生が座っています)。
同じ教室でありますが、基本的に普段の活動は同じ活動をするわけではありません。3年生は2学期、研究のまとめと提言書の作成に入ります。研究班を編制したばかりの2年生は、これから班での研究の方向性を決めていくことになります。このように、内容は違っても同じ教室内で活動を行うことにより、2年生が上級生の活動を見る機会となり、それぞれの班での班長や班員の動き、班でのディスカッションの様子などを自分たちの活動に活かしていってほしいと思っています(3年生、責任重大ですよ!)。
さて、3年生は本日、早速の「仮評価」を行いました。今回行ったのはE1(提案を創造する)、E2(地域を創造する)の2項目です。この仮評価、「評価」という名前こそついていますが、この段階で満点を取ることが目的ではありません。そうではなく、班でこれまでの研究活動を振り返り、自分たちが達成できていることとできていないこと、これからすべきことを確認し、班でこれからの動きを話し合うことで研究の質を高めていくことを意図しています。さすが3年生、仮評価シートが配布されると、班長がリーダーシップをとり、班員も積極的に意見を出しながら、これまでの研究を振り返っています。担当の先生とも評価項目を確認したりしながら、各班、しっかりディスカッションをして、仮評価が無事終了しました。どの班も、11月の本評価までにやるべきことが明確になった様子です!
再来週には、提言書作成の準備の1つともなる「討論会」も予定しています。限られた時間ではありますが、今週、来週で自分たちの研究を地域への提言に落とし込むためのアイデアをどんどん出していってほしいと思っています。
In today’s AT, after listening to Mr. Nakamura, the teacher in charge of ATII, 3rd-year students went into their classrooms, which they shared with 2nd graders. Although the students from different grades are in the same classroom, they do not usually engage in the same activities. 3rd graders will begin writing their proposals to their city. 2nd-year students, who have just formed their research groups, will be deciding on their research themes. By conducting activities in the same classroom, the 2nd-year students will have an opportunity to observe the activities of the upperclassmen, and we hope that they will make use of the activities of the group leaders and members in their respective groups and the discussions in their groups in their own activities (3rd-year students, you have a lot of responsibility!). ).
Now, our 3rd-year students had their first “Tentative evaluation” today. This time, we conducted two items, E1 (Creating Proposals) and E2 (Creating Community). Although this activity is called “evaluation,” the purpose is not to obtain a perfect score at this stage. Rather, they are expected to improve the quality of the research by having the groups look back on their past research activities, confirm what they have achieved and what they have not, and what they should do in the future, and discuss their future activities as a group. Once the evaluation sheets were distributed, the group leaders took the leadership and the group members actively expressed their opinions as they reflected on their research to date. Each group had a thorough discussion with their teacher to confirm the evaluation items, and the tentative evaluation was successfully completed. All groups seemed to have a clear idea of what they would need to do before the final evaluation in November. Keep up your great work, everyone!
【ATⅠ】2学期スタート
9月3日(火)に2学期のATⅠがスタートしました。
この日は担当の佐藤先生から2・3学期のスケジュールが説明された後、3年生との合同の教室へ移動し、研究班のメンバーが再集結しました。班編制が行われて2回目の授業となりますが、夏休みの課題として行った先行研究調査の成果を持ち寄り、テーマ設定を進めています。
3年生との交流により継続研究を進めるのもよいですし、担当者と協議しながらオリジナリティのあるテーマを設定するのもよいでしょう。今年度はどのような研究テーマが生まれ、どのような成果が生まれるのか楽しみです。
【科学部・ASⅡ】地域のこども会への出張科学講座
地域の子ども会から依頼があり、子供会のイベントで科学実験講座を行いました。
本年度の新しい取り組みです。
ダイラタンシーの実験と、手作り顕微鏡の作成を子供たちと一緒に行いました。
今後も依頼を受け、地域の子どもたちの為に科学の面白さを伝えたいと思います。
出張依頼をご希望の方は、本校(0969-23-5533)まで御連絡(担当:宮崎)下さい。
【ASⅡ】シンガポール研修 帰国日 / Singapore Study Tour Day 5 [The Last Day]
スンガイ・ブローの動植物に別れを告げ、私たちは帰路につきました。シンガポールの玄関口、シンガポール・チャンギ国際空港は世界中の空港利用者からの投票による「世界の空港トップ10」でアジア1位、世界2位に選ばれている空港です。入国日は通過しただけでしたが、何と言っても今日は出発便まで待ち時間が何時間もあり、これを利用しない手はありません! 二手に分かれて夕食をとった後(カレーor牛丼でした)、みんな揃って空港内の「ジュエル・チャンギ」に向かいます。ここはアート、建築、自然が1つの建造物に集約された構造になっており、熱帯植物や2,000本を超える樹木が囲む高さ40メートルの滝はかなりの存在感です。「緑の都市」として知られるシンガポールの環境保護に対する姿勢を空港内でも感じることができました。滝をライトアップして行われる光と音のショーを見た後は、滝を間近で見ることができるスカイ・トレインにも乗ってみました。これは、ターミナル間の移動に使われている、数分おきに運行されている列車です。空港使用料に含まれているといえばそれまでですが、ジュエルチャンギの散策やショー、スカイトレインの利用も全て無料になっています。他にも、この空港には巨大滑り台やアスレチック、映画館やプールまであるとのこと、是非いつの日か行ってみたいものです!
さて、福岡行きのフライトが近づいてくる頃には、みんなかなり眠そうです。それもそのはず、日本時間では午前2時20分です… 何とか飛行機に乗り込み、暗くなるとみんなあっという間に眠りについたようです。福岡空港に着くと、みんな慣れた樣子で入国審査を済ませ、天草に向かいます。飛行機が少し遅れたこともあり、台風接近もあり、色々と心配していましたが、新幹線からバスに乗り換え、予定の13時頃には無事天草高校に帰ってくることができました。
学校到着後、校長先生より、「研修の学びを今後につなげていって欲しい」とのお言葉をいただき、それぞれの帰路につきました。きっと、シンガポールでの貴重な経験や研修での学び、様々な発見など、各家庭で思い出話は尽きないのではないかと思います。天草高校としては初めての実施となった今回のSSHシンガポール海外研修。研修内容の決定や移動手段の確保、事前の学習会や物心両面でのサポートなど、国内外で多くの方にご支援をいただき、無事全日程を終えることができました。これから、研修での学びを生徒自身が今後に活かしていくことはもちろん、研修成果を授業内外で波及させ、探究活動を学校全体で更に充実させていきたいと思います。この度の天草高校SSHシンガポール海外研修に際し、ご支援いただいた皆様にこの場をお借りして心より感謝申し上げます。今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。
We bid farewell to Sungai Buloh and headed home. Singapore Changi International Airport, the gateway to Singapore, is ranked first in Asia and second in the world in the “Top 10 Airports in the World.” After splitting up for dinner, we all headed to “Jewel Changi” together. The structure combines art, architecture, and nature in one structure, and the 40-meter-high indoor waterfall surrounded by tropical plants and over 2,000 trees is quite a sight.
By the time our flight to Fukuoka was approaching, everyone was getting quite sleepy. It was 2:20 a.m. Japan time... We managed to board the plane, and when it got dark, everyone fell asleep in no time. The plane was a little delayed and there was a typhoon approaching, so we were worried about many things, but we were able to return to Amakusa High School safely at around 1:00 p.m. as scheduled.
Thanks to the support of many people in Japan and abroad, we were able to successfully complete the entire program. We hope that the students themselves will make use of what they have learned during the training, and we will also spread the results of the training both inside and outside the classroom to further enhance the exploration activities of the school as a whole. We would like to express our sincere gratitude to everyone who supported us on this tour.
【ASⅡ】シンガポール研修 4日目(その3)/ Singapore Study Tour Day 4 [Vol. 3]
SSHシンガポール研修の最後を飾るのは、スンガイ・ブロー湿地保護区での実習です。シンガポール政府観光局のウェブサイトによると、この87ヘクタールに広がる観光保護区は、1989年に政府から自然公園の指定を受け、国際的にもその重要性が認められている場所です。オーストラリアに向かう多くの渡り鳥の中継地点になっており、マングローブが生い茂る公園内にはミズオオトカゲやテッポウウオなど、多くの多様な生物が生息しています。
にぎやかな鳥とセミの声に迎えられて中に入ります。保護区というだけあって、観察のための通路や小さな小屋、コースの案内板や生物の説明など、きれいに整備されています。観察中も工事の方が通路の補修をされており、休憩所の自動販売機では水と一緒にレインコートや虫除けを販売しているなど、環境保護と同時に市民の環境教育に力を入れているという印象を持ちました(ちなみに、入場料は無料です!)。
保護区に入るとすぐに私たちを迎えてくれたのは、一匹のカワウソ! 仲間を探しているのか、辺りをキョロキョロ見回しながら、通路を私たちの方に走ってきました。驚かさないよう、じっと見守ります。その後観察を続けると、木にくっついている一見貝のような「望遠鏡カタツムリ」、まだ赤ちゃんサイズの「ミズオオトカゲ」、サヨリにも似ている「ブッフォンズリバーガーフィッシュ」、絵本から抜け出してきたような可愛い「オオバコリス」など、様々な生物に出会えます。(若干水位が高く、ワニとの出会いは果たせませんでした…残念!)渡り鳥の季節には少し早いとのことですが、小さめの渡り鳥の集団が羽を休めている姿も見ることができました。
今日は雨が降ったり止んだり、たまに青空も見えるという、とてもシンガポールらしい天気の一日でしたが、それでも屋外での活動のときは必ず雨が止んでくれました。無事全ての研修を終え、スーツケースに思い出をいっぱい詰めて、これからチャンギ国際空港に向かいます。
The final part of our study tour is a field trip to the Sungai Buloh Wetlands Reserve. According to the Singapore Tourism Board website, this 87-hectare tourist reserve was designated a Nature Park by the government in 1989 and is internationally recognized for its importance. It is a stopover for many migratory birds on their way to Australia, and the mangrove-lined park is home to a wide variety of species, including the water monitor and the tanager.
We were first welcomed by the sound of lively birds and cicadas. As a protected area, the park is well maintained with pathways for observation, small huts, information boards on the trails, and explanations of the creatures. While we were observing, some construction workers were repairing the pathways, and vending machines at the rest area were selling raincoats and insect repellents along with water, giving us the impression that the park is making efforts to protect the environment as well as educate citizens about the environment. Above all, the admission fee is free!
As we walked further, suddenly came a lone otter! It came running down the aisle toward us, looking around as if he were looking for a mate. We watched him closely so as not to startle him. We continued our observation and came across a variety of creatures, including a “Telescope snail” that looked like a shell attached to a tree, a baby-sized “Water monitor,” and a “Buffon's river garfish” that looked like a Japanese anchovy, or "Plantain squirrel" that was as cute as a stuffed animal! Although it was a little early in the season for migratory birds, we also saw a small group of migratory birds resting their wings. It was a pity that we couldn't meet the crocodile as the water level was slightly high, still, we had a very valuable learning opportunity there.
It rained on and off today, with occasional blue skies, but luckily, it always stopped raining during outdoor activities. Now we're heading for Changi International Airport.
【ASⅡ】シンガポール研修 4日目(その2)/ Singapore Study Tour Day 4 [Vol. 2]
NTU研修2日目の午後は佐藤先生の研究室で使われている「マダガスカルゴキブリ」を使って神経系の反応についてや解剖学に関する研修を受講しました。佐藤先生は「昆虫サイボーグ」を使った災害救助の研究をされているのですが、その「昆虫」は、マダガスカルの森に生息する7センチ前後の大きなゴキブリです。このゴキブリの神経に刺激を与え、どのような動きをするのかをみんなで観察しました。みんな解剖を間近で見るのは初めてで、日本のものとはかなり見た目が違う虫とはいえ、ゴキブリはゴキブリということもあったのか、最初はやや遠巻きに観察していた生徒もいましたが、後半はずいぶん慣れた樣子で神経を的確に刺激していました。何事も経験と慣れですね。
最後は、機械学習に関する研修です。ここでは、「昆虫サイボーグ」に使われているカメラで撮影した画像をどのように処理・活用するのかを学びます。機械学習の仕組みの学習に始まり、画像処理のプロセスや、撮影する画像に人間が含まれているかをどのように判断するかなど、実践的に学ぶことができました。昆虫でも運べるくらい小さい(→解像度が高くない)カメラでどのように人と物体を認識・判断するのかを、とても分かりやすく教えていただきました。今後、研究でこの技術を活用していく予定の「AI信号機」班には、特に大きな学びの機会となったのではないでしょうか。
この2日間の充実した研修プログラムで、生徒たちは他では学べないような実践的な内容を学び、様々な実習を経験することができました。難しい内容もありましたが、分かりやすく丁寧に教えていただくことで多くの学びを得ることができ、今後の研究や卒業後についても考える機会となりました。佐藤教授をはじめ、温かく私たちを迎えてくださった研究室のスタッフの方々や学生のみなさん、このような貴重な経験をさせていただき、本当にありがとうございました。
In the afternoon, we attended a training course on anatomy and the response of the nervous system using “Madagascar cockroaches” used in Prof. Sato's laboratory. This insect, which is essential to his research, is a large cockroach of about 7 cm that lives in the forests of Madagascar. We stimulated the nerves of this cockroach and observed together how it moves. It was the first time for all the students to see a dissection up close, and although the cockroach looks quite different from Japanese cockroaches, some students looked scared and observed it from a distance at first. In the latter half, however, they got used to it and were stimulating the nerves precisely.
The last part of the training was on machine learning. The students were able to learn how to process and utilize images taken by the camera used in “Bilological machine” through practical training, starting with learning the mechanism of machine learning, the process of image processing, and how to determine whether or not a human being is included in the image to be taken. The students were able to learn how to recognize and judge people and objects with a camera so small that even an insect could carry it, along with the actual process. This must have been a particularly great learning opportunity for the “AI Traffic Light” group, which plans to utilize this technology in its research in the future.
During this two-day, fulfilling training program, students were able to experience a variety of hands-on training that they would not have learned otherwise. Although some of the content was difficult, they were able to learn a lot from the easy-to-understand and detailed instruction, and it gave them an opportunity to think about their future research and after graduation. We would like to express our sincere appreciation to Professor Sato, the laboratory staff, and all the students.
【ASⅡ】シンガポール研修 4日目(その1)/ Singapore Study Tour Day 4 [Vol. 1]
南洋理工大学(NTU)での研修も2日目に入りました。昨日の反省を踏まえて、朝から研究室のみなさんに英語で話しかけようとする生徒が増えてきました。また、講義や実習時にも自分から手を挙げたり、英語で質問を頑張ってみたりと、英語を活用しよう!この研修で何かを得て帰ろう! という意欲が少しずつ表に見えはじめたように思います。
さて、今日の研修はモーションキャプチャー・システムに関するものから始まりました。これは人やものの動きをデジタル化する技術で、映画やゲームなどに広く使われています。生徒たちは「マーカー」と呼ばれる印がついたヘルメットと手袋をつけて自由に動き、その動きがコンピュータ上でどのよに再現されるかを確認しました。後半はVRカメラを装着して仮想世界で動いてみる体験もあり、生徒たちにとって、自ら体を動かして学ぶ充実した体験ができました。
お昼前には、学生さんに、NTUの象徴とも言われる特徴的な建物The Hive(日本語で「蜂の巣)という意味)、昨年できたばかりだというアジア最大級の木造建築「ガイヤ」、雲南庭園と呼ばれ、観光客にも人気の中国式の庭園など、南洋理工大学を代表する様々な場所を案内していただきました。建物の構造や植えられている植物などに生徒たちは興味津々です。東京ドーム43個分とも言われる広大な敷地を一部分ですが巡ることができ、学生さんたちの普段の姿も見ることができて、とても貴重な体験でした。
We are now on the second day of training at Nanyang Technological University (NTU). More and more students have been trying harder in speaking English. We can see their attitude and action have been changing day by day.
Today's training began with a session on motion capture systems. This is a technology that digitizes the movements of people and objects, and is widely used in movies and games. The students put on helmets and gloves with markers and moved freely to see how their movements were reproduced on the computer. Later on, they also had the opportunity to try on a VR camera and move around in a virtual world, providing a fulfilling experience for them to learn something new.
Before lunch, the students were guided around the various representative sites, including "The Hive," a distinctive building that is said to be the symbol of NTU; "Gaia," one of the largest wooden buildings in Asia, which was completed just last year; and a Chinese-style garden called the "Yunnan Garden," which is popular among tourists. The students were given a tour of the building's structure, plantings, and plants. They were very interested in the structure of the buildings and the plants planted here and there in the campus. It was a very valuable experience for us to be able to visit a part of the vast site, which is said to be 43 times the size of Tokyo Dome, and to see the NTU students in their daily lives.
【ASⅡ】シンガポール研修 3日目(その2)/ Singapore Study Tour Day 3 [Vol. 2]
お昼は学食でマクドナルドを食べた生徒たち。昼からは、ASの研究内容に関するプレゼンテーションを行います。なんと、プレゼンテーションの会場は、佐藤先生が予約していただいた講堂。写真で見ていただけるように、大きなスクリーンが3つもある立派な講堂です。こんなスケールの大きい場所でのプレゼン、緊張しない人などいるのでしょうか…!
さて、いよいよプレゼンです。今日のトップバッターは「AI信号機」班。AI信号機の仕組みや従来の信号機との違い、AI信号機の抱える課題とその解決法の提案などを3人で協力して一生懸命発表しました(もちろん英語です!)。2番目は「海水準」班。珪藻と花粉を使った海水面の上昇予測と、それを利用したハザードマップについて発表しました。最後は「彼岸花」班。彼岸花に含まれる毒を耕作放棄地の除草に活用する方法についての発表です。さて、発表を終えて、3班全てに言えることは…「まだまだ」。うーん、やっぱり英語での発表は難しいものですね。練習をしてはいたものの、いざ英語で発表となると緊張のあまり、言葉につまってしまいます。特に質疑応答に関しては、どうして良いか分からずに固まってしまう場面が多く見られました。また、スライドに関しても、分かりやすくするための工夫が足りないという指摘を受けました。反面、研究の題材が面白いと褒めていただいたり、今後の研究についてとても参考になる助言もいただきました。
プレゼンの後には、実際の大学の研究施設を巡って、研究紹介や実習が行われました。最初に「めっき」に関する研究紹介が行われました。研究紹介では、研究室の学生が全て作り上げた研究機器(企業が作った研究機器に全く引けを取りません!)の紹介の後、実際にメッキ加工を施したものを紹介してもらいました。加工品は、一部のみ加工されていたり、とても細かいものに加工が為されたいたりと、大学の研究力の高さを感じることが出来ました。電子顕微鏡の実習では、実際に虫の一部を電子顕微鏡で観察しました。普段何気なく見ている虫の体がとても精密な構造をしていることをはっきり確認することが出来ました。生徒たちは、ハイレベルな大学での研究に驚きつつ、興味関心を高めていました。
夜のミーティングでは、今日の反省と明日挑戦したいことについて各自が意見と決意を述べました。うまくいかなかった部分も多い今日の研修でしたが、自分の課題や準備しておくべきだったこと、また、英語でのプレゼンテーションを効果的に行うために英語力を伸ばすことはもちろん、どんなことを準備すべきだったかに気づけたことは、生徒たちの意識を変え、それが今後の行動につながってくると思います。まずは明日、研修でどれだけ積極的に英語を使えるか、また、研修内容を踏まえてどのような事前準備ができるかです。気がつけばシンガポール滞在も残りわずか。思い残すことがないように、一人ひとり、ベストを尽くしてがんばりましょう!
The first group to present today was the “AI Traffic Signal” group, who worked hard together to present the mechanism of AI Traffic Signals, the differences between AI Traffic Signals and ordinary Traffic Signals, and the challenges faced by AI Traffic Signals and their proposed solutions (in English, of course!). The second was the “Sea Level” group, which had a presentation on the prediction of sea level rise using diatoms and pollen, and making a hazard map based on the prediction. The last group, the “Cluster Amaryllis” group, presented how to utilize the poison contained in the flowers called Cluster Amaryllis, for weeding abandoned farmlands. Do you want to know how the presentations were? Well, although they had practiced, when it came time to present, they got nervous and confused. Especially in the Q&A session, some groups had difficulty in understanding the questions, and there were many occasions when they froze. It was also pointed out that the presentation slides lacked creativity in making them easy to understand. On the other hand, they were praised for their interesting subject of our research and received some very helpful advice for their future research.
At the meeting afterwards, students reflected on today's results and expressed their opinions and determination on what they would like to try harder tomorrow. Although there were many aspects of today's activities that did not go well, they realized some important things; what they should have done beforehand, or what they should do to improve their English skills to make their presentations more effective. There is only one day left of our stay in Singapore. Let's each of us do our best so that we will not have any regrets!
【ASⅡ】シンガポール研修 3日目(その1)/ Singapore Study Tour Day 3 [Vol. 1]
南洋理工大学(NTU)での研修に向けて朝からパリッと制服姿の生徒たちは、心なしか緊張している樣子ですが、しっかり朝食をとると、大学へ向けて出発しました。ホテルから大学までは少し距離がありますが、最寄りのPioneer駅までは予想したほどの混雑もなく、無事に到着しました。駅からはバスで大学に向かうのですが、既に駅の時点で周りはNTUの学生と思われる若者で溢れています。そして、バスの車内は、人、人、人…! 短い乗車時間ではありましたが、3万人以上の学生数を誇るNTUの規模の大きさを改めて感じた出来事でした。
機械航空学科の佐藤裕崇教授にお世話になる今回の研修ですが、生徒たちが先生にお会いするのは3月に本校で行ったSSH特別講演会以来です。研修は先生の研究内容を含むショートトークで始まります。先生がなぜ「昆虫サイボーグ」の研究をされているのか、どのような仕組みなのか、また、他大学との研究との違いはどのようなものか、この研究をいつ、どのように活かしていきたいと思っているのか。はじめは緊張のあまり表情も硬かった生徒たちですが、先生の飾らないお人柄と、生徒たちにも分かりやすくかみくだいて説明してくださる優しさに触れ、少しずつですが発言ができるようになってきました。その後は、研究や講義で使用されている大学の施設や研究室などの施設のツアーをしていただきました。現地の学生が勉強している姿を間近で見ることもでき、生徒にとって大学生活を肌で感じる機会となりました。また、NTUの整った施設や初めて見る機器などに驚きと発見の連続だったようです。研究室の学生さんたちにもとても丁寧に接していただき、英語に苦戦しながらもなんとか午後からの実験の準備を終えた生徒たちでした。
【ASⅡ】シンガポール研修 2日目(その2)/ Singapore Study Tour Day 2 [Vol. 2]
さて、午後の研修ではチャンギ空港の近くにある離島「ウビン島」へ向かいます。今日の移動では、シンガポールで初めてのバス乗車に挑戦! ここで私たちが活用したのはシンガポールで販売されている「ツーリストパス」、つまり、公共機関が乗り放題になる旅行者向けのパスです。このパスを機械にタッチし、乗車。早速、2階に向かいます。そう、シンガポールの路線バスは2階建てバスが多いのです(ざっと見たところ半分以上!?)。2階からの眺めを楽しみつつ、ウビン島行きのフェリーターミナルに向かいます。終点のチャンギ・ヴィレッジから船に乗り、わずか10分ほどでウビン島へ! さぁ、いよいよ離島上陸です!
シンガポール政府のウェブサイトによると、ウビン島は面積およそ10平方キロメートルで、過ぎ去った時代の素朴な美しさが残っている場所だということです。この島には池や湿地、海岸林、かつて稼働していた花崗岩の採掘場など様々な見どころのあるこの島には、ヤシの木やマングローブが生い茂り、トンボや蝶、魚類や鳥類、小動物など多種多様な生き物が暮らしています。
ウビン島に到着した私たちはまずシンガポール最後の村のひとつであるカンポンで昼食を取り、それから様々な動植物を観察しながら、お目当ての湿地を目指します。南国らしいカラフルな花や見たこともないような実がなっている木々などを見ながら歩くこと、約3㎞、心地よい汗をかきながら、無事目的地に到着しました。残念ながら、一番期待していたトカゲには逃げられてしまってじっくりと姿を見ることはかないませんでしたが、日本とは鳴き方の違うセミやユニークな形状の魚、聴いたことのないような鳴き声の鳥、それに猿の群れまで観察することができました。観察後は、日本で観察した白嶽湿地との土の違いや植生の違い、観察した生物などについてディスカッションを行い、ウビン島の生態系について考えを深めることができました。
2日目の日程は夕食後のプレゼン練習で終了となり、いよいよ明日、南洋理工大学での研修が始まります。英語での発表や質疑応答がしっかりできるのか、全工程英語で行われる研修で積極的に質問できるのか、期待と不安が入り混じった表情をしている6名の生徒たちです。またとないこの研修の機会を最大限活かせるよう、私たちスタッフも精一杯サポートしていきたいと思います。
In the afternoon, we are visiting Plau Ubin, a remote island near Changi Airport. For today's trip, we tried riding a bus for the first time in Singapore! We used the “Singapore Tourist Pass,” a pass for that allows unlimited rides on public transportation. All you need is touch this pass to the machine and board the bus. We immediately headed for the second floor. Yes, many buses in Singapore are double-decker buses (more than half of them, at a glance!). Enjoying the view from the second floor, we headed for the ferry terminal to Pulau Ubin. From the terminal at Changi Village, it is only a 10-minute boat ride to Pulau Ubin! Now, it is time to land on the remote island!
According to the Singapore government website, Plau Ubin is approximately 10 square kilometers in area and retains the rustic beauty of a bygone era. The island, with its ponds, wetlands, coastal forests, and once-operating granite mines, is home to palm trees, mangroves, dragonflies, butterflies, fish, birds, small animals, and a wide variety of other creatures.
Upon arrival there, we first had lunch in Kampong, one of the last villages in Singapore, and then headed for the wetlands, observing a wide variety of flora and fauna. We walked about 3 km, looking at colorful tropical flowers and trees with fruits that we had never seen before, and arrived at our destination. It was quite a good exercise! Unfortunately, the lizard we found eescaped quickly so we were unable to get a good look at it, but we observed cicadas with a different sound than in Japan, uniquely shaped fish, birds with a sound unlike anything we had ever heard, and even groups of monkeys. After the observation, we had a discussion about the differences in soil and vegetation from the Shiratake wetlands we observed in Japan, as well as the organisms we observed, and were able to deepen our understanding of the ecosystem of Ubin Island.
The second day's schedule ended with a presentation practice after dinner, and the training at Nanyang Technological University will finally begin tomorrow. Our six students are looking both hopeful and anxious, wondering whether they will be able to give their presentations and answer questions in English. We will do our best to support them so that they can make the most of this unique training opportunity.
【ASⅡ】シンガポール研修 2日目(その1)
シンガポール研修2日目は、バイキング形式の朝食で始まりました。食パンやコーヒーの他に、ピーナッツのお粥やシンガポールのソウルフードとも言われるカヤトーストに使われるカヤジャム(砂糖、卵、ココナッツミルク、パンダンリーフから作られたジャム)など、日本ではなかなかお目にかからないようなユニークなメニューもありました。
さて、今日の午前中はHSBC(香港上海銀行)の堀江様の講義です。この講義に向けて生徒たちはHSBCの事業内容や脱炭素の取組について調べてきましたが、それ以外にも、これまでの日本や海外でのご経験、シンガポールと日本の違い、国や人々の考え方についてなど、多くのことをお話しいただきました。生徒ひとり一人の意見を引き出しながらディスカッション形式で進められた講義はとても中身が濃く、あっという間の2時間でした。(終了後は講義会場から徒歩3分のマーライオンも見ることができました!)
余談ですが、この講義では国際交流の支援などを行っている「クレアシンガポール事務所」の会議室をお借りしました。クレアのオフィスがあるこのRuffle's Placeというエリアは、シンガポールの中心業務地区なのだそうです。駅を出ると立ち並ぶビル群に迎えられ、感嘆の声をあげるや否や、一斉に写真を撮り出す生徒たち。さらに、クレアが入っている近代的な高層ビルのセキュリティや近代的な設備(エレベーターも段違いの性能。30階まであっという間です!)に、自然豊かな天草からやってきた私たちは、ひたすら驚くやら圧倒されるやらでした。
今回の講義をサポートいただいたクレアの黒岩様と山口様はそれぞれ宮﨑県庁と熊本県庁からの派遣とのこと、講師の堀江様(天草のご出身です)をはじめ、みなさま九州のご出身で、様々な経験を経て現在このようにシンガポールで活躍されています。この素敵なご縁を通して、生徒たちにとって海外で学ぶことや働くことが身近に感じられ、自分たちの持つ可能性に気づく機会になったと思います。ご協力いただいたみなさまのご支援と温かいお心遣いに感謝します。本当にありがとうございました。
午後からは高層ビルが立ち並ぶ環境とは180度異なる、昔ながらの自然が残る離島「ウビン島」を訪問します。さて、どんな研修になるのでしょうか?
The second day in Singapore started with a buffet breakfast. In addition to bread and coffee, there were some unique dishes such as peanut porridge and kaya jam (jam made from sugar, eggs, coconut milk, and pandan leaves) used for kaya toast, which is considered one of Singapore's soul foods.
In the morning, we had a lecture was given by Mr. Horie of HSBC (Hongkong and Shanghai Banking Corporation Limited). In preparation for this lecture, the students had been researching HSBC's business and decarbonization initiatives, but he also talked about his past experiences in Japan and overseas, the differences between Singapore and Japan, and the way of thinking of the country and its people. The lecture, which was conducted in a discussion style, was very fulfilling, and the two hours went by very quickly. As you can see one of the photos above, we also had a chance to see the Merlion, which was only a 3-minute walk from the lecture hall!
By the way, for today's lecture, we borrowed the conference room of Clare Singapore Office. Clare is an organization which provides support for international exchanges (We have a Clare in Kumamoto too!) The office is located in the area called Ruffle's Place is the central business district of Singapore. As soon as the students exited the station Ruffles Place, they were so amazed by a row of buildings, and they started to take pictures at once. We were all astonished and overwhelmed by the security and modern facilities of the modern high-rise building where Clare is located.
We didn't know that the three active people who helped us, Mr. Kuroiwa and Mr. Yamaguchi of Clare, and the lecturer, Mr. Horie (from Amakusa), are all from Kyushu. Through this wonderful opportunity, the students should have become familiar with the idea of studying and working abroad and realized their own potential. We would like to thank everyone for their support - thank you very much!
In the afternoon, we are saying goodbye to these high buidings in Ruffle's place and visiting “Ubin Island,” a remote island where nature remains as it did in the past. If you are interested, please stay tuned!
【ASⅡ】シンガポール研修 1日目(その3)/ Singapore Study Tour [Vol. 3]
お腹もいっぱいになったところで、7時からは、プレゼン練習&ミーティングの時間です。まず、英語での発表練習と質疑応答を行いました。今回の研修に参加しているのは、海水準の変動を反映したハザードマップの開発を目指している「海水準班」とAI信号機の日本での実用化に向けての研究を行っている「AI信号機班」、彼岸花に含まれる毒素を活用して耕作放棄地の雑草の成長阻害を図る「彼岸花班」の3班に所属する生徒たちです。発表は正直いってまだまだつたない部分も多いものの、それぞれ原稿をしっかり覚えていたり、聴衆の注意を引く工夫を考えたりと、分かりやすい発表に向けた工夫が見られました。プレゼンを聴く班も、頑張って英語で質問したり、アドバイスをしたりとお互い協力しあって頑張っていました。明後日の発表まで、更に工夫を重ねていきましょう!
さて、明日からいよいよ本格的に研修が始まります。明日の午前中はHSBC(香港上海銀行)で勤務されている方に講話をいただき、午後からはウビン島での生態系調査の予定です。日本での事前学習を最大限活かして、ここでしか経験できない学びを得てくれることと期待しています!
After dinner, students had a presentation practice & meeting. First, they practiced their presentations in English and had a Q&A session. The students participating in this training program belong to three groups: the Sea Level Group, which aims to develop hazard maps reflecting sea level fluctuations; the AI Traffic Signal Group, which is researching the practical application of AI traffic signals in Japan; and the Cluster Amaryllis Group, which aims to inhibit weed growth on abandoned farmland by utilizing toxins contained in the flower. Although their presentations still need lots of improving, we could see each group tried hard to make their presentations easy to understand by memorizing their scripts or thinking of ways to attract the audience's attention. The students listening to the other groups also worked hard, asking questions and giving them advice in English. Well, we know it's not easy to have presentations in English, but you can continue to work hard to make it better until the last minute. We are sure you can do it!
Tomorrow morning, we will have a lecture by a person who works at HSBC (Hongkong and Shanghai Banking Corporation), and in the afternoon, we will conduct an ecological survey on the island of Ubin. We expect that the students will make the most of their prior learning in Japan, and learn things that they can only experience here!
【ASⅡ】シンガポール研修 1日目(その2)/ Singapore Study Tour [Vol. 2]
事前準備の甲斐もあったのか、拍子抜けするほどスムーズな入国審査を終え、いよいよ空港からシンガポール市内に出発です。荷物を受け取ると、ガイドのアレックスさんが私達を笑顔で迎えてくれました。今回の研修では、ホテルまでシンガポールの地下鉄「MRT」を利用します。乗り換えもありましたが、アレックスさんの細やかな声掛けのおかげでホテルまであっという間でした。
今日は移動日のため、どこかを見学したり実習に参加したりということはないのですが、生徒たちは多くの気づきを得たようです。チャンギ国際空港では、Wi-Fiの使い易さや、空港中に漂う花のようないい香り、まるで公園にいるかのような緑と水の癒やしスポットなど、ここは外国なのだと実感するポイントがいくつもあります。また、地下鉄でも発見がありました。日本の電車や地下鉄の路線とはまた違って、地下鉄のドアを出た正面に次に乗る列車がやってくるという、シンガポールのMRTの乗り換えのし易さには感激でした。それに、飲料水確保のために駅直結のショッピングモールに立ち寄ったことも、学びにつながりました。海外でありながら日本の某チェーン店(ドーナツや焼肉、フライドチキンなどなど…)が幾つも入っているかと思えば、エスカレーターを降りた先にロッククライミングができる場所があったり、スポーツ店でクレジットカードしか使えなかったりと、予想もしなかった発見や経験がたくさんありました。
さて、夕食はホテル内のレストランです。ほっとする味の卵スープに、育ち盛りに嬉しいチャーハンやビーフン、中華風の野菜の炒めものなど、美味しくいただきました。食後はミーティング&プレゼン練習が待っています。みんな、がんばって!
After a deceptively smooth immigration process which made us so releaved, we finally departed from the airport for the city of Singapore. Outside the baggage area, our tour guide, Alex, welcomed us with a warm smile. We used Singapore's MRT subway system during the tour There were some transfers, but thanks to Alex's attentive assistance, it didn't take long to get to the hotel.
Although we did not have any classses or workshops today, the students seemed to have experienced and learned a lot. At Changi International Airport, we were surprised at its good smell (where did it come from?), and found using the Wi-Fi was so easy, or enjoyed a soothing green and water spots that made us feel as if we were in a park.They also made a discovery on the subway. Unlike the train and subway lines in Japan, the MRT in Singapore is so easy to change trains as the next train arrives just outside the door. No need to walk at all! Another learning experience was a stop at a shopping mall connected to the station. There were several Japanese chain stores (doughnuts, yakiniku, fried chicken, etc...), a big rock climbing facility at the end of the escalator, a sports store that only accepts credit cards, etc. They were all new to our students.
Dinner was served at a restaurant in the hotel. We enjoyed a delicious meal of egg soup, fried rice and rice noodles, and stir-fried Chinese-style vegetables. After dinner, meeting & presentation practice awaits. Good luck, everyone!
【ASⅡ】シンガポール研修 1日目(その1)/ Singapore Study Tour [Vol. 1]
いよいよ、SSHシンガポール海外研修の出発日となりました。参加生徒6名は夜明け前に学校に集合(温かく送り出してくださった保護者の皆様に感謝です!)、色々と乗り継ぐこと約3時間半、無事、福岡空港国際線に到着しました。夏休みということでやや混雑気味の福岡空港ですが、今年5月に導入された自動手荷物預け機がいい仕事をしていて、とてもスムーズなチェックインでした。
ちょっぴり緊張した出国審査も無事終わり、あっという間に搭乗口へ。今回利用するのは、昨年度の「世界の航空会社ランキング」で1位を獲得したシンガポール航空です。耳を済ますと日本語以外の言語もちらほら聞こえてきて、いよいよ外国へ行くんだ!と期待が高まります。
シンガポールまでの搭乗時間は5時間と少し。備え付けのテレビでは定番のものから新しいものまで映画も見放題で、この分だとあっという間に着いてしまいそうです。映画には英語で字幕もつけることができ、入国前に耳慣らしもできそうですね! 当たり前かもしれませんが、外国の航空会社ということで、機内食やドリンクの注文もすべて英語。大丈夫かな?と生徒たちの樣子をうかがってみましたが、日頃の英語の勉強の成果か!?それぞれしっかりお目当ての食事をゲットしたようです。ちなみに、今日の機内食は「牛丼orシーフードパスタ」。キンキンに冷えたざるそばまで付いています。食事後はハーゲンダッツのアイスクリームまで出ました。早起きと移動の疲れも、少し取れた気がします。次の記事は、シンガポールからお送りしますね!
It's a departure day! The six students gathered at the school before dawn, looking excited. After taking a bus, a bullet train, and underground, we arrived at Fukuoka Airport for our international flight - it is alreay a long way from Amakusa! The airport was a bit crowded, but the automatic baggage check-in machine, which was introduced in May this year, did a great job and made our check-in very smooth.
We passed the passport control without any problem, and we were on our way to the boarding gate in no time at all. We will be flying with Singapore Airlines, which won first place in the “World Airline Ranking” last year. On the plane, we could hear languages other than Japanese here and there, and we were feeling we were going abroad finally.
The flight to Singapore takes a little over 5 hours. The TV set on the plane is equipped with so many movies you can watch, both new and old favorites. The movies can be subtitled in English, so it's good for our students who need to familiarize themselves with the language before entering the country! Needless to say, all in-flight meals and drink orders are in English, but against our worries, each of the student succeded in getting the meal they wanted. Today's meal was either "Beef bowl (gyudon)" or "Seafood pasta." It even came with a bowl of cold Zaru soba (buckwheat noodles), which was acutally very tasty. After the meal, Haagen-Dazs ice cream was served. Hurray! It relieved our fatigue of waking up early and traveling.
More articles from Singapore shortly!
【科学部】天草ブルーカーボンニュートラル協議会での活動
科学部が今年度から参加しているブルーカーボンニュートラル協議会の活動に参加しました。
本日は本渡中学校沖の海洋でアマモ調査を実施しました。
調査では天草市、天草漁協、漁業者の方々と協力し、漁船から採泥と採水を実施しました。
調査地点は天草市の情報提供を元に天草高校科学部と市や漁協、漁業者の方々で協議して選定しました。
採取した泥と水は科学部員が分析を行います。
今後は分析結果を天草市、天草漁協、漁業者の方々と共有し、アマモ場を造成する地点を検討します。
これからもSSH校の科学部として、研究成果による科学的な根拠に基づいた地域貢献を実践していきます。
【ASⅡ】白嶽湿地での実習 後半 〜SSH海外研修に向けて〜
白嶽湿地での実習、講話の後はいよいよ公園内の探索です。スタッフの皆様にご案内いただきながら、白嶽湿地での生態系の観察を行います。今回は送迎にご協力いただいた保護者の方々にもご参加いただき、とてもアットホームな観察会となりました。生徒たちはSSH主任の宮﨑先生と、どのような点に着目して観察を行うべきかについてディスカッションを交えながら公園内を探索し、生徒同士で知識を共有しながら、それぞれ記録を残していました。約1時間かけて、公園内に生息するシダ植物をはじめとした様々な植物や、イモリや小魚などの生物が住む小川、いのししの通った跡やきれいな水の流れる滝など、様々な場所をじっくり観察することができました。
今回の実習に際して快くご協力いただいた上天草市役所の川嵜様をはじめとするスタッフの皆様、温かいサポートをいただいた保護者の皆様、ありがとうございました。ここで学んだ観察のポイントを活かしてシンガポールの湿地で天草との生態系の比較を行い、環境保護活動についての考察につなげていきたいと思います。
【ASⅡ】白嶽湿地での実習 前半 〜SSH海外研修に向けて〜
いよいよ今週土曜に2年ASクラスの生徒6名がSSHシンガポール海外研修に出発します。シンガポールでは、アジア随一の工科大学として名高い南洋理工大学での研修に加えて、現地の湿地2箇所で環境保護や生態系についての学習を行うことになっています。その事前準備として、本日、雲仙天草国立公園内の白嶽湿地にて実習を行いました。
まず、実習を始める前に上天草市役所の川嵜様より雲仙天草国立公園の維持・管理に関してご説明をいただきました。この白嶽がある地域は保護区の中でも2番目に規制が厳しい特別地域にあたり、木を1本切るのにも環境省の許可が必要というほど、生態系の維持管理が徹底されているそうです。また、この公園を管理されている堀様と山本様にも、この公園内に生息している日本一小さなトンボであるハッチョウトンボやモウセンゴケについて等、また、遊歩道の草刈りなどを含めた施設や公園の管理についてお話しいただきました。講話を通して、生徒たちはこの湿地やその生態系の希少さだけでなく、多くの方々の熱意や専門的なスキル、日々の地道な作業等によってこの地域の唯一無二の自然環境が維持されていることを学ぶことができました。後半に続きます。