新着情報
【科学部】エコプロ2022に参加しました(1日目)
昨日から実施されているエコプロ2022(会場:東京ビッグサイト)に本日から科学部アマモ班が参加しています。
今回は「STI for SDGs」アワードの次世代賞を受賞した研究を発表しました。
発表はJST(国立研究開発法人 科学技術振興機構)のブース内で行いました。
参加初日となる本日は、終日のパネル前と、30分のブース内でのミニセミナーを行いました。
校外学習の小中学生や企業の大人の方々などが来場され、多くの方々にアマモ班の研究を発表できました。
明日も発表が続きますが、終了後のミーティングで挙がった改善点を受けて、明日の発表も頑張ります。
パネル前発表
ブース全体
ミニセミナー
【科学部】エコプロ2022へ参加します
東京ビッグサイトで開催される「エコプロ2022」へ科学部4人(倉田さん、金子さん、石原さん、山﨑さん)が出発しました。
4人は明日からの2日間参加し、日頃の研究を発表するだけでなく、様々な人々との交流から環境問題の改善やSDGs実現に向けた考えをさらに深めてきます。
【ASⅠ】令和4年度SSH特別講演会
12月6日(火)に、SSH特別講演会が行われました。
講演をしてくださったのは、
学校法人ホンダ学園 ホンダテクニカルカレッジ関東 教務部 開発エンジニア課
技術顧問 森岡 武(もりおか たけし)さんです。
ホンダジェットやエンジンの開発について、森岡さんが失敗や挫折を何度も繰り返し、
絶えず改良を加えることで成功につなげたというお話をされ、
1年生は自身の今までの生き方、今後を考え直すきっかけにできたようでした。
講演後の質問もたくさんの生徒から出ました。
積極的に学びを得ようとする1年生の姿勢、とてもすばらしいです。
【ASⅡ】熊本スーパーハイスクール(KSH)生徒研究発表会に参加してきました
12月3日(土)に崇城大学で開催されたKSH生徒研究発表会に、ASⅡの全ての班が参加をしました。
一昨年と昨年はオンラインのみでの実施でしたが、今年は3年ぶりに対面での実施となりました。
発表校は過去最多の25校で、合わせて130以上のポスター発表が行われました。
発表を繰り返したり、あらゆる視点から質問を受けたりすることで自分たちの研究を見つめ直す機会になりました。
また、自分たちと同じ高校生の発表を観覧することは、生徒たちにとって非常に良い刺激になったようです。
【科学部】天草市長を表敬訪問しました。
先日の「STI for SDGs」アワードでの次世代賞受賞を受けて、天草市長を表敬訪問しました。
訪問では研究概要の報告と、懇談が行われました。
報告後には市長より激励をいただきました。
また、懇談では市長より天草で行われている様々な取組についてお話をしていただきました。
天草の未来の可能性を感じた訪問となりました。
天草市長の馬場様を始め天草市役所の皆様、貴重な機会をいただき、ありがとうございました。
【ASⅡ】ICAST2022に参加しました。
熊本大学主催のICAST2022(第17回先端科学技術分野学生国際会議)に2年ASクラスから4班、科学部から1班参加しました。
初めての英語による研究発表の班もあり、緊張していましたが、ALTの先生方からの指導もあって、自分たちの研究成果を伝えることができました。
この経験を次回に生かしていきたいと思います。
ウィリアム先生、サラ先生、御指導有り難うございました。
<バイオエタノール班>
<化粧水班>
<クラゲ班>
<空中浮遊班>
<ホタル班(科学部)>
【ASⅢ】論文リライト
12月1日(木)学術論文の書き直しをしました。
評価項目をもとに、班員で分担して論文の書き直しやレイアウトの変更をしました。
また、グラフや表の説明が不十分な班が多くあったので、読み手の視点に立って書き直しをしました。
【ASⅡ】熊本スーパーハイスクール(KSH)に向けた発表準備+研究活動
12月1日(木)ASⅡです。
今日の研究活動では、空中浮揚班が細かく切った緑色のプラスチック片を使って、
磁界を確かめる検証を行いました。
磁石に近づけるにつれ、プラスチック片が逆立つ様子が目に見えてわかります。
また、波力発電班は、波の勢いによって発電量にどの程度の差が出るのか検証していました。
装置の位置取りや、波の勢いに差をつけるのに、難しさがあるようです。
【総合的な探究の時間】提言書相互評価
11月29日(火)7限
本日の3年生総探では、これまでの研究をまとめた提言書を生徒同士で評価しました。
良かった点や改善点を指摘し合い、客観的な視点から提言書を見てもらいました。
【科学部】砂月海岸での調査(サンゴ及びボーリング)
今月も砂月海岸の調査を行いました。
今日は前回課題だったコドラートの位置を確定させるために、海岸の岩からの距離を測定しました。
結果として、前回の調査と比較して特に大きな変化は見られませんでした。
今後も調査を継続していきます。
また、同時進行で海水準班がハンドボーリングを行いました。
堆積物が粗く、上手くいきませんでしたが、この経験を次回に繋げていきたいと思います。
【ASⅡ】I CASTに向けて
12月1日(木)にオンラインで開催されるICASTの練習を行いました。
質疑応答も含め、全て英語での発表となるため、ALTの先生に発音を指導していただきました。
スラスラと話せるようになるまで、繰り返し練習をしていきます。
【ASⅡ】グループ研究の続き+ICAST練習
11月17日(木)ASⅡです。
本日は、崇城大学の田丸先生が来校し、生徒との話し合いに参加していただきました。
今年は2年ASクラスから4班が、熊本大学が主催する第17回学生国際会議「The 17th ICAST 2022」に参加します。
発表する班は、バイオエタノール班、化粧水班、磁石班、クラゲ班です。
12月の発表を控え、ALTの先生方の指導を受けながら準備を進めています。
本番ではしっかり研究成果を世界の人々に伝えたいと思います。
【SSH】研究発表に係る職員研修について
11月16日(水)に、研究発表に係る職員研修を行いました。
ASやATで生徒が作成するポスターについて、
何を(内容)、どうやって(方法)、誰に(対象)向けて伝えているのかという点を明確にすることや、
単位や数値、参考文献が正しく記載されているか、写真が効果的に使用されているか、
タイトルは具体的に書かれているかなど、多くの重要な点について先生方で共有をしました。
【ATⅠ】テーマと仮説案提出
本日11月15日(火)のATⅠでは、今までに練り上げたテーマと仮説案の提出が行われました。
提出された案は、指導担当者会で協議し、実施及び仮説の検証が可能かチェックします。
昨年度のASⅠでの経験を生かして、どんな仮説を立てているのでしょうか?
期待していますよ、2年生!
【ASⅠ】研究スキル評価A3の本評価
11月15日(火)のASⅠです。
本日は、郷土貢献を踏まえた研究課題と仮説の設定について、
生徒1:担当者1の個人面談を行い、評価をしました。
中間発表会の結果を踏まえ、仮説やテーマについて見直している班もあるようです。
1人1人が真剣に先生の質問に答えていました。
【数科学探究Ⅱ】理想のあまどい
11月15日(火)
現在、数科学探究の授業では、「理想のあまどい」を取り扱っています。
今までに学習した三角関数や微積分の知識を活用して「理想のあまどい」の辺の長さや角度を計算していきます。
生徒の感想文
【SSH】科学の甲子園(熊本県予選)に参加しました。
県内から全13校が集まって開催された科学の甲子園の県予選に参加しました。
参加したのは、2年生から選抜された6名です。
6名は先ず、数学、理科(物理・化学・生物・地学)、情報の分野から出題される筆記試験に挑みました。
次に、事前公開されていた実技競技に挑みました。
どちらも6人で協力して試行錯誤し、最後までやりきることができました。
結果は後日公開となります。
さて、どんな結果になるのでしょうか?
【ASⅢ】論文作成⑦
11月10日(木)
2週間前に論文の1次提出を完了させました。今回と次回で担当者から添削を受けた部分の加筆訂正を行います。
論文に向いた表現方法やデータの見せ方を工夫して書き上げていきます。
【ASⅡ】中間発表会の振り返り&実験・調査を継続中!
11月10日(木)のASⅡです。
10月25日(火)の中間発表会の振り返りを全体で行ったあと、
各班実験・調査を継続しました。
ICASTでプレゼンテーションを発表する班も複数あり、
英語で作った発表スライドをALTのウィリアム先生とサラ先生が添削されました。
活気のある研究活動が続いていますね。
【科学の甲子園】に向けて
本番まで1週間を切り、筆記と実技の練習も大詰めです。
少しでも速い車にするにはどうすればいいかと、試行錯誤しながら案を出し合っています。
本番まで改善を重ねていきます。
【ASⅠ】中間発表会振り返り+研究活動の続き
11月8日(火)のASⅠです。
それぞれの班は、中間発表会の反省点を整理したあと、
事前に設定した仮説とテーマについてもう一度検討し直していました。
来週のASは仮説やテーマについての本評価になります。
頑張って研究活動に取り組みましょう!
【総合的な探究の時間】提言書作成⑤
11月8日(火)7限
3年生の提言書作成は順調に進んでいます。
担当者から添削を受けてさらに具体的な提言にブラッシュアップされています。
特に、数値データや引用先の明示がない生徒が多かったので、客観的な提言書になるように、必ず数値データと引用先を示すよう指導しています。
また、期待される効果については、提言を実行した際に予想される結果まで明記してあるとさらによい提言書になると指導しています。
【科学部】サイエンスアゴラを終えて
今日の科学部の活動は、サイエンスアゴラの反省会を行いました。
様々な意見や反省が出る中で、最終的には「対話を上手く成り立たせるために何が大事なことなのか?」に絞って話が進みました。
今日の反省会では納得のいく答えは出ませんでしたが、この反省を今後の活動に生かしていきます。
【科学部】「STI for SDGs」アワードのピッチトークイベント
アワード受賞者が一堂に会したトークイベントに参加しました。
受賞者各自からの研究内容の紹介の後、「研究で困難を乗り越えたと思うこと」「今後是非やりたいと思うこと」についてトークを繰り広げました。
代表として参加した山﨑くんは、天草ブルーカーボンニュートラルの達成のために今後も頑張っていき、次の世代にも繋げていきたいと力強く話していました。
【科学部】サイエンスアゴラ2日目
サイエンスアゴラ2日目の報告です。
本日も卒業生を含めて多数の方々に来場いただきました。
また、沖縄県立向陽高校の皆さんから研究発表していただきました。
1日目は、まずは本校が行っているアマモに関する研究発表を聞いてもらいました。
その後、発表内容と来場者自身の経験を合わせて、部員と対話しながら個人でできる海に関する地球温暖化対策を考えていただきました。
この発表と対話を通して、個人の行動を地球温暖化対策の方向に変えようと考えていました。
ただ、対話の部分が中々上手くいかず、個人の行動を変えるまでには至りませんでした。
そこで、2日目は前日の反省を生かして、より深い「対話」になるべく、工夫を考えました。
その工夫とは、個人で考えてもらう地球温暖化対策を数値で示すことです。
上手くいかない場合もありましたが、「5km以下の移動ならば、自転車で移動する。」や「3階以内の移動ならばエレベーターを使わない。」など、具体的な行動を考えてもらうことができました。
他のブースでの対話の方法も参考にして、改善を続けることができました。
この経験を次に繋げたいと思います。
【科学部】「STI for SDGs」アワード表彰式
先日報告した「STI for SDGs」アワードの表彰式がテレコムセンターで行われました。
代表として賞状を授与された石原くんは受賞後の一言コメントで「これからも研究を継続し、地域に貢献できるように頑張りたい。」と力強く話しました。
今後の活躍に期待がもてる表彰式でした。
【科学部】サイエンスアゴラ1日目
サイエンスアゴラが1日目の報告です。
大急ぎで準備して、何とか10時開始には間に合いました。
多くの方々に来場していただき、関東あまたか会の皆様方にはお弁当を差し入れていただきました。
とっても美味しかったです。ありがとうございました。
また、文部科学大臣政務官の山本様をはじめ、科学技術振興機構の方々にも御来場いただきました。
加えて、大阪・関西万博の公式キャラクターの「ミャクミャク」にも会えました。
また、2年生女子の二人はインタビューを受けていました。
また、オンラインで第二高校から発表してもらいました。
本来の活動であるブース展示では、研究発表と展示それぞれを一生懸命頑張っていました。
準備と練習の成果が現れていました。
【科学部】サイエンスアゴラに向けて⑤
サイエンスアゴラが明後日に迫る本日、科学部女子が水槽の前で人形を動かしていました。
これは、小学校低学年の子ども達にもアマモの危機を知ってもらうためのアニメーション作成を行っています。
アニメーションと聞けば、テレビで流れているものを想像する人もいるかと思います。
しかし、今回のアニメーション(通称「アマモーション」と呼んでいます)は割り箸につけたイラストを動かす簡単なアニメです。
この方法を選んだのは、アマモーションを見た子どもたち自身にもアニメを作成してもらうためです。
子どもたち自身もアマモくんを演じることで、アマモの危機をより身近に感じてくれるかもしれないと考えました。
アマモーションの披露はサイエンスアゴラ内で行いますが、後日何らかの形で発信したいと思います。
御期待下さい。
【SSH】科学の甲子園に参加します。
11月13日(日)に開催される第12回科学の甲子園に向けて、2年生の代表者6名が準備を進めています。
今日は放課後に集まり、実技競技の練習を行いました。
指定された道具のみで、反転機構を備えたシャトルウィンドカーを作るにはどうすればいいか、実験を繰り返していました。
【科学部】サイエンスアゴラに向けて④
サイエンスアゴラの準備が進んでいます。
今日も当日を想定して、発表班と対話班に分かれて練習を進めていました。
<発表班>
対話での参考とするために、発表内容の最終検討をしていました。
<対話班>
来場者との対話では、対話で得られた個人でできる対策を付箋に書いていただきます。
今日は、その付箋を貼っていく「my温暖化対策ボード」の最終版を作成していました。
<その他>
展示物の準備のため、砂をふるいにかけています。
さて、砂を使う展示物とは何でしょうか?
御来場の皆さんに、天草の海をお見せしたいと思います。
【総合理科】プランクトンで見る町山口川(生物分野)
1年生の総合理科という授業では、学校近くを流れる町山口川を科学的な視点で捉える探究活動を行っています。
今回は、町山口川に生息するプランクトンを題材にして探究しました。
探究のテーマは「日当たりの違いにより、動物プランクトンと植物プランクトンの組成は変化するのか」です。
この授業の中で生徒達は、「予想を立てる」→「データの収集」→「データの処理」→「考察」という探究サイクルの一部を体験し、授業を通してプランクトンに対する新たな疑問が芽生えた生徒も少なくなかったようです。
何気なく普段から見ているものでも、見方を変えるだけで、たくさんの不思議が見つかるものですね。
【総合的な探究の時間】提言書作成④
11月1日(火)7限
3年生の総探では提言書作成を進めています。先生からのチェックを受けた人はさらにSSH研究部でもチェックを受け、より良い提言書が作成できるように助言をしています。
担任、副担任からの個別指導が進められています。
【ATⅠ】データの収集に取り組んでいます。
天草探究Ⅰでは、実験や調査を盛んに実施し、データ収集が順調に進んでいます。
今日は、砂浜で採取した砂の中にプラスチックが混入しているかについて調査をしている班がありました。
自分たちで考えた、誰でもできる簡易的な調査方法を駆使して調査をしています。
今後は、得られた調査結果を調査方法とともに地域に発信していきます。
【ASⅠ】プレゼンテーション講演会
本日、6・7限目のASⅠでは例年実施しているプレゼンテーション講演会が行われました。
講師は日本マイクロソフト株式会社 エバンジェリスト業務執行役員の西脇 資哲 様でした。
講演会では、まず時代の変化やAIの発達についてお話があり、時代とともに価値観や仕事が変化していることについて説明を行われました。特に、AIの技術の進歩はめまぐるしいものがあり、多くの職業がAIに移り変わっていき人ができる仕事がなくなっていくことをお話しされました。
しかし、AIが発達しても人にしかできないこととして「伝えること」の大切さをお話しされ、プレゼンの技術について説明を行われました。プレゼンテーションの手法はどれも少し意識をするだけで簡単に実施できるものが多く、中間発表会でポスター発表を経験した1年生にとっては、とても勉強になるないようでした。
講演会後は、中間発表会の振り返りを行い、これからの研究や発表時に活用できることについて各自で振り返りをしました。
今後の研究活動や発表に活かしてくれることを期待したいと思います。
西脇様、ありがとうございました。
【科学部】サイエンスアゴラのステージ企画に参加します(オンライン配信あり)
先日報告しましたように、科学部アマモ班が今年度の「STI for SDGs」アワードにて次世代賞を受賞しました。
その受賞者が参加するイベントに科学部員も参加します。
イベントはサイエンスアゴラ2022で行われ、同時中継でオンライン配信も行われます。
多くの方々に御参加もしくは御視聴いただければと思います。
詳しくは以下のサイトを御覧ください(事前登録が必要です)。
https://www.jst.go.jp/sis/scienceagora/2022/stage/6-4ma12.html
【科学部】サイエンスアゴラ2022に向けて③
科学部が11月5,6日(土日)に東京お台場で行われるサイエンスアゴラの準備を進めています。
(5日は10~18時、6日は10~17時まで実施しております。)
準備では、実行委員長の石原くんを中心として、実際のブースを想定してのリハーサルが行われました。
当日は「海から考える地球温暖化」と銘打って、地球温暖化による海洋環境の変化や、その対策について来場者と対話を通して考えていきます。
参加方法はブース出展となります。
関東方面にお住まいで御興味の有られる方々はぜひ御参加ください。
参加には事前登録が必要ですので、以下のURLを御参照ください。
多くの方々の来場をお待ちしております。
https://www.jst.go.jp/sis/scienceagora/2022/participate.html
<準備風景>
<リハーサル>
【科学部】「STI for SDGs」アワード次世代賞受賞!
科学部アマモ班が「STI for SDGs」アワードで次世代賞を受賞しました。
2019年度の受賞に続いて、2回目の受賞となります。
前回の受賞を受けて、さらに発展させて活動してきた地球温暖化対策が評価されました。
活動を続ける中では多くの方々に御協力いただきました。
この場を借りてお礼申し上げます。誠に有り難うございました。
今後も活動を続け、天草ブルーカーボンニュートラル達成のために頑張っていきます。
詳しくは以下のHPを御覧ください。
https://www.jst.go.jp/pr/info/info1587/index.html
https://www.jst.go.jp/sis/co-creation/sdgs-award/result_all.html
【これまでの活動】
・アマモ生態調査
・環境シンポジウム
・天草ブルーカーボンニュートラル構想図
以下に事務局より頂いた受賞理由を記載します。
<受賞理由>
本取り組みは、まだ一部は研究段階ではあるものの、高校生が自主的に地域の社会課題に目を向け、先輩から後輩へと活動を引き継ぎながら着実且つ発展的に行っているものである。また、自身が暮らす地域を愛する気持ちから、自治体や地域住民を巻き込んだ主体的な活動が継続的に行われている。
過去からの活動を引き継ぎながら新しい着眼点を加え続ける息の長い活動であること、SDGs達成に向けた熱意、自治体や地域の企業等を巻き込む自主性や行動力を備えた取り組みであり、主としてSDGs目標4、7、13、14および17の達成への貢献 が期待できるものとして 、選考委員会において 次世代 賞にふさわしいと判断された。※科学技術振興機構報 第1587号より引用
【科学部】サイエンスアゴラに向けて②
生徒理科研究発表会も終了し、サイエンスアゴラの準備が本格化しています。
本日は、地球温暖化対策について対話するための準備をしていました。
各自が「どんな対話にするのか?」「対話するためには何を伝えればいいのか。」について意見を出し合って検討していました。
【SSH職員研修③】天高版探究型授業研修
10月26日(水)に天高版探究型授業についての職員研修を行いました。
今回は「問いを立てる力」「情報を収集する力」「情報を分析する力」の伸長を図る探究場面について、授業動画を視聴したあと、その授業の改善案を考えるグループワークを行い、最後に全体で改善案を共有しました。
【総合的な探究の時間】提言書作成③
10月25日(火)3年生の総合的な探究の時間では、提言書作成を引き続き行っています。
最後まで書き上げている生徒も出てきたので、ある程度完成した生徒には以下の点を助言しました。
1.提言書のフォーマットを守ること
2.他者が読んでも理解できる文章を作ること
3.数値データを必ず入れること
提言書の作成例を共有していますが、フォーマットを変更している生徒がいました。また、自分の視点から文章を書くため、他者が読んでも理解できない表現がありました。
提言書とは他者に読んでもらうことが前提であることを意識し、読んだ人が行動に移すことができる提言書を作成することを目指しています。
個別指導が始まりました。
【ASⅠ・ASⅡ・ATⅠ合同】中間発表会
10月25日(火)に1・2年生合同のSSH中間発表会を実施しました。
今年から1・2学年全体での行事となり、会場を体育館と教室棟に分けて実施しました。
1年生は発表のみ、2年生は発表に対する質疑に分かれて実施しました。
※2年ASクラスだけは発表も質疑も行いました。
1年生は2年生からの鋭い質問に戸惑いながらも研究内容についてしっかりと返答していました。
2年生は昨年度の経験を生かし、1年生に的確なアドバイスをしていました。
【科学部】第73回生徒理科研究発表会に出場しました。
科学部が生徒理科研究発表会に参加しました。
参加した班は生物部門に光合成班・サンゴ班・ホタル班、地学部門に海水準班の計4班です。
結果は生物部門の3班が優秀賞、海水準班が優良賞と、九州や全国大会などの上位大会の進出は逃しました。
しかし、それぞれの班が他校から多くのことを学びました。
<光合成班>
<サンゴ班>
<ホタル班>
<海水準班>
また、今大会では発表後に2年生から1年生に対してアドバイスが行われていました。
1年生はこのアドバイスを次年度の1年生につなげてほしいと思います。
【科学部】生徒理科研究発表会に向けて
10月23日(日)に行われる生徒理科研究発表会の準備が進んでいます。
今年度は生物部門に3件、地学部門に1件が出場します。
本日は本番を想定した発表練習を行っていました。
本番の仕上がりが楽しみです。
【SSH】土坪高校との自然科学研究交流
今年度から土坪高校との自然科学研究交流が本格的に始まりました。
初回の本日は、土坪高校から3つ、本校から2つの研究発表を行いました。
発表内容は以下の通りです。
<土坪高校>
チャンジャ湖公園の生態環境について
換気、物質、浄化によるホルムアルデヒド除去
果菜類の残留農薬除去に最も効果的な方法
<天草高校>
天草ブルーカーボンニュートラル ~地域循環型クリーンエネルギーの創造~
天草の特産品の柑橘類で化粧品を作ろう
質疑応答では活発な意見交換が行われました。
今後は交流と研究活動の連携を進めていきたいと思います。
【ASⅢ】論文作成⑥
10月20日(木)
ASクラス3年生は日本学生科学賞へ出品する論文を作成しています。
Google documentで文章を作成しているので、班員全員で一つのデータを共同編集しているので効率が上がっています。また、担当教員もデータを共有しているので、編集したり提案したりして、生徒の作成と同時進行で添削を行っています。
文章量が増えてきています。
論文の資料としてグラフを作成しています。
文章構成も随時チェックしています。
データの解釈について、議論していました。
【ASⅡ】ルーブリック評価(仮評価)を実施しました。
2年ASクラスにおいて、ルーブリックを活用した仮評価を実施しました。
今回は先日のASⅠ、ATⅠでの実施を参考にして、集計はChromeBookを使用し、各班での検討では評価シート(紙)を活用して実施しました。
このことで、集計の効率化と各班での合意形成が円滑にできるようになりました。
仮評価後は各班で活動を行いました。
【ASⅠ】研究活動が進んでいます
本日6・7限目の一年生ASⅠの授業の様子です。
ASⅠの授業では分野別に分かれて、天草の地域課題を挙げ
その解決にむけた研究をそれぞれの班で計画・実践していきます。
来週10月25日(火)には、中間発表会が行われます。
生徒達は、ポスターの作成や発表練習に力が入っていました。
【ATⅠ】仮評価を受けての研究計画の再検討
ATⅠでは先日実施した仮評価の結果を受けて、研究計画の再検討が行われました。
各班で、本評価までにどのような研究を行うか活発に議論が交わされていました。
また、今回は熊本大学から金岡先生、伊藤先生と天草市役所から嶋﨑様が来校され、活動を見学されました。
今後、連携を深めていきたいと思います。
先生方、よろしくお願いいたします。
【SSH】農業分野におけるDX活用についての連携事業
今年度は「くまもとDXグランドデザイン」ビジョン実現の方向性に資する実証事業に参加しています。
この事業は熊本県のデジタル戦略局が主導し、(株)スカイマティクス、天草市役所農業振興課、(株)岳と連携して行われています。
本日はドローンを活用した圃場での実証現場での実習が予定されていましたが、あいにくの雨のため変更となりました。
参加した生徒は、今回学んだドローンの操縦方法や自動操縦の設定方法についてASⅡやⅠでの活用を考えていました。
【科学部】サンゴ生態調査(砂月海岸5回目)
今回で5回目となった砂月海岸でのサンゴ生態調査です。
今回もコドラートを活用し、被覆度を調査しました。
これらの結果は10月23日(日)の生徒理科研究発表会で発表する予定です。
【ASⅢ】論文作成⑤
本日のASⅢも研究論文作成を進めています。
各班でデータからのグラフ作成も同時進行で進め、よりわかりやすく伝えるための論文を作成しています。
【総合的な探究の時間】提言書作成①
10月11日(火)3年生の総合的な探究の時間では、天草市への提言書作成を始めました。
2年次から取り組んでいた探究活動のまとめとして提言書を作成します。
「天草市SDGs推進計画」をもとに、よりよい天草市をつくるためにグループで探究活動を行い、ポスターで発表しました。その後、グループを混ぜて討論会を行い、批判的な意見を取り入れることで自分たちの研究を振り返りました。
この提言書の作成で2年間のまとめをし、一人一人がよりよい天草市の創造を提案します。
【ATⅠ】ルーブリック評価(仮評価)を実施しました。
先日のASⅠに続いて、ATⅠでもルーブリックを使った仮評価を実施しました。
今回は一人一台端末(ChromeBook)を活用して実施しました。
これは集計を効率化し、指導方法の検討を迅速に行うための工夫です。
今後は集計データを活用して、指導の改善に努めていきます。
【ASⅠ】思考ツールを使った研究内容の検討
1年生が研究活動を頑張っています。
本日は思考ツールを使って考えをまとめている班がありました。
さて、しっかりまとまったのでしょうか?
今後の活動が楽しみです。
【ASⅢ】論文作成④
9月29日(木)
2学期から取り組んでいる論文作成も4回目となりました。
googleの機能であるドキュメントの共同編集を活用することで、班員全員で一つの論文を同時に作り上げています。また、担当教員も同時に編集や提案ができるので、スムーズに論文作成ができているようです。
クロームブックとデスクトップPCを駆使して論文を作成している生徒もいました。
【ASⅡ】先行研究調査⑩+⑪・ポスター作成
9月29日(木)のASⅡです。
多くの班が、実験、検証の実施を始めています。
下の写真は、すりつぶしたアジやつぶ貝などをフィルターに包んで、
成分分析を行っている班の様子を写したものです。
SSH中間発表会までのASⅡの時間は残りわずか、しっかり準備をしていきましょう。
全ての班が精力的に活動しています。
【ATⅠ】忠清大学校(韓国)との交流事業
3週連続で行われている韓国の忠清大学校との交流事業も最終回です。
本日は、各自がATⅠで研究ーマにしている内容を韓国の方々に意見を聞いてみたり、活発に交流していました。
本事業では天草市役所国際交流員の李様をはじめ、多くの方々にお世話になりました。
ありがとうございました。
【総合的な探究の時間】討論会
9月27日(火)3年生の総合的な探究の時間では、これまで探究してきた内容を他者と討論する時間を設けました。
天草をもっと良くするための提案を提示する班とその内容について批判する班とに分かれて討論を行いました。
先週の練習ではなかなか活発な意見が出てきませんでしたが、今回は提案を分かりやすく説明することができたり、提案に対して批判的な意見を述べたりすることのできる班もあり、盛り上がっていました。
10月からは天草をもっと良くするための提言を作成することになっています。
【ATⅠ】研究活動を進めています。
二学期から本格的に自分たちができるSDGsへの貢献を目指して活動を進めています。
本日は海岸から集めた砂の中にどのくらいプラスチックが入っているか検証している班がいたり、活発に活動していました。
これらの活動は、1年生で実施したASⅠで培った科学的研究方法を駆使していました。
【ASⅠ】ルーブリック評価(仮評価)を実施しました。
二学期から研究活動を本格的に実施している1年生ですが、今日はルーブリックを活用した仮評価を行いました。
これは、指導と評価の一体化を図った本校独自の取組です。
各班に提示された評価シートを活用し、現時点での評価がどの段階であるか検討しました。
今後は3ヵ月後に行われる本評価で、仮評価より上の段階の評価となるように活動を進めていきます。
【数科学探究Ⅱ】レポート作成
3年生の理Ⅰ選択者は、2学期から数科学探究のレポート作成を進めています。
それぞれがテーマ設定を行い、研究の動機や目的、方法や内容、結果と考察、感想と今後の課題、参考文献をまとめ、レポート形式で提出します。
モンティ・ホール問題やケプラーの法則をテーマにして研究している生徒もいました。
【科学部】「ST for SDGs」アワードの面接選考
2019年度に次世代賞をいただいた「STI for SDGs」アワードに今年もアマモ班が参加しました。
7月に1次選考となる応募書類をだしており、本日は2次選考となる面接選考を受けました。
久しぶりの発表で緊張していた様子でしたが、発表と質疑応答を無事に終えることができました。
名だたる有識者の方々に研究成果を聞いていただき、少しでも自分たちの考えを広めることができて良かったと思います。
次はサイエンスアゴラです。さらに多くの人たちに研究成果を広め、地球温暖化対策を推進していきます。
【科学部】苓北町富岡の砂嘴の現地調査に行きました
9/23(金)に、科学部の珪藻班が
苓北町富岡の砂嘴(さし)の現地調査に行きました。
形も成り立ちも特徴的な調査地点ですが、
この砂嘴にあるハマジンチョウの群落地は、国の天然記念物に指定されています。
今回はこの特徴的な土地にどんな秘密が隠されているのか
ボーリング調査に行ってきました。どのようなデータが得られるのか
分析が楽しみです。
【科学部】サンゴ生態調査(砂月海岸4回目)
9/23(金)に、本年度4回目のサンゴ生態調査を牛深町の砂月海岸で行いました。
今回もコドラートを使用し、前回の調査の反省を生かしつつ、サンゴの被覆率を調べています。
今後は地点を変えつつ、定期的に調査を行っていきたいと思います。
【ASⅢ】論文作成③
9月22日(木)
前週に引き続き学術論文を作成しました。
班でディスカッションをして情報共有した後に論文作成をする班もありました。
また、DNA班は崇城大学田丸先生から指導を受けながら論文を作成しました。
【ASⅡ】研究調査⑧・⑨ポスター作成
9月22日(木)のASⅡです。
来る10月25日(火)のSSH中間発表会に向け、準備を進めています。
担当の先生と打ち合わせをしながら、検証の方法や、
研究テーマについての知識を深めています。
実際に検証に入っている班もあります。
【総合的な探究の時間】(3年生)討論会練習
9月20日(火)の総探では、討論会の練習を行いました。
A班とB班に分かれて、2年次から行ってきた研究を発表し、その内容について討論をし、批判的な意見を生み出すことが目的です。
A班の発表を聞き、B班は批判的な意見で反論し、A班はその意見に対しさらに反論しました。
根拠を持って主張したり反論したりすることができるようになることも目標の一つです。
【ATⅠ】先行事例研究
本日のATⅠは、まずはじめに、SSH研究部の方から「なぜ先行事例研究を行うのか」ということについての説明を行いました。先行事例研究を通して、自らの研究につながるヒントや方向性を見いだしていくということの確認を行いました。その後は、各班に分かれての活動を行い、様々な事例をお互いに探しその中から自分たちの研究に活かせそうな部分を見つけ出そうという姿が見られました。
【ASⅠ】研究活動講座(研究発表)
本日のASⅠは、冒頭に、課題研究アドバイザーから研究発表についての講義がありました。
講義の中では「情報Ⅰ」の内容も絡めて、情報デザインについて工夫できる点を学びました。
また、プレゼンテーションについて何を誰にどのように話すのか講義がありました。
この学びを生かして、来月の中間発表に挑みます。
講義後は各班で研究活動を行いました。
活動の中では、担当の先生とディスカッションしたり、思考をまとめるツールで考えをまとめている班がありました。
【ASⅡ】熊本保健科学大学での発表
ASⅡの化粧水班が、熊本保健科学大学で発表を行いました。
この発表イベントは、熊本サイエンスコンソーシアム(KSC)が熊本保健科学大学と高大連携や高大接続に関する協定調印式のキックホフイベントとして開催されました。
SSH5校(天草、鹿本、宇土、熊本北、第二)の発表が行われましたが、しっかりと発表することができました。
緊張したとは思いますが、この経験を次に生かしてくれると思います。
協定調印式では、北里柴三郎先生のひ孫であられる北里英郎先生による特別講演会も行われました。講演会の中では高校生へのメッセージとして、サイエンスの素晴らしさを伝えていただきました。
【ASⅡ】熊本保健科学大学での発表に向けて
明日、熊本サイエンスコンソーシアム(KSC)の関連で熊本保健科学大学で研究発表を行います。
発表するのは、ASⅡの化粧水班です。
初めての発表に緊張している人もいましたが、本番に向けてしっかりと準備をすることができました。
【科学部】生徒理科研究発表会に向けて
来月行われる生徒理科研究発表会で科学部が研究成果を発表します。
本日はホタル班が顧問とデータを見ながらディスカッションをしました。
ディスカッションの中で、過去の文献での研究結果との比較や昨年度のデータとの比較が検討されていました。
どんな研究発表になるのか楽しみです。
【総合的な探究の時間】(3年生)2学期の実施内容の確認と評価
9月13日(火)7限
2学期の総合的な探究の時間が始まりました。
2学期は前半で討論会、後半で提言書作成を予定しています。
本日は、2学期の流れの説明の後、生徒は班別の自己評価を行いました。
後半は来週からの討論に向けて各班で話し合いをしました。
【ASⅠ】(1年生)2学期の活動開始!
9/13(火) 6・7限目
2学期のASⅠが始まりました。
先週は台風で休校になってしまったので、今週からいよいよスタートです。
まず初めにSSH研究部の上中先生より、中間発表会までのスケジュールの説明がありました。
その後、課題研究アドバイザーの宮﨑先生から、テーマや仮説の設定の仕方、研究の進め方についての説明が行われました。
説明の後は、各教室に移動し、グループでの研究活動を行いました。
まず、夏休みの課題の先行研究調査の結果を持ち寄って自分たちのテーマに生かせる内容があるか班でディスカッションをし、テーマ・仮説の設定を行いました。
10/25(火)には中間発表会(ポスターセッション)が行われるので、まずはそれに向けて準備を進めていくようです。
【ATⅠ】忠清大学校(韓国)との交流事業(第1回)
本年度から新たに忠清大学校(韓国)との交流事業が始まります。
この交流は、天草市の国際交流推進員である李 賀恩(イ・ハウン)様の御尽力により実現しました。
初回の本日は自己紹介等を行いました。
今後、計3回の事業として進めていきます。
オンラインでの交流ではありますが、多くの韓国の友人を作ってほしいと思います。
【科学部】サイエンスアゴラ2022に向けて①
11月5日(土)、6日(日)に行われるサイエンスアゴラ2022に科学部が企画出展します。
企画の名称は「海から考える地球温暖化」です。
今日は実行委員長の石原くんを中心として、発表班、対話班にわかれることや、各班の仕事内容を確認しました。
今年のテーマである「まぜて、こえて、つくりだそう」を実現するため、企画を練り上げていきたいと思います。
また、アマモ場の現状を伝えるアニメーションに登場する「アマモちゃん」の完成披露も行われました。
アニメーションはアゴラにて披露します。
サイエンスアゴラ2022は11月5日(土)、6日(日)に東京(お台場)のテレコムセンタービルで行われます。
東京周辺の皆様、是非御来場下さい。
【ASⅢ】研究論文作成が始まりました!
今年度のASクラス3年生の研究論文作成が本格的に始まりました。
先日のARP探究成果発表会での指摘も参考に論文作成に当たります。
10月末の仮提出を経て、11月半ばの本提出まで作成を進めていきます。
【ASⅡ】研究活動について、研究調査⑦
9月8日(木)ASⅡです。
各班が、研究活動を再開しています。
今日は夏季休業中の課題としていた先行研究調査を班内で発表しあい、各自が得た情報を共有していました。
その情報をもとに、各班が研究テーマや仮説、研究計画を検討していました。
10月25日(火)の中間発表会が楽しみです。
【科学部】環境シンポジウム(アマプロ2022)を開催しました
今年度の環境シンポジウム(アマプロ2022)を天草市と共催で実施しました。
今年のテーマは「海洋ごみの削減」です。
先日参加したアジア・太平洋水サミットで宣言した「海ゴミゼロ宣言」から続く、海ゴミ削減の取組となっています。
多くの方々に参加いただき、地域の方々と海ゴミ削減に関して考える機会となりました。
【開会】
【講演:長崎大学水産学部 八木先生】
【研究発表】
【海ゴミ削減動画】 ※天草高校生が京都芸術大学及び天草市と作成した動画
【パネルディスカッション】
パネラー
・天草高校科学部 ・天草高校科学部OB・OG(古田さん、濱くん)
・天草市 馬場市長 ・天草市脱プラスチック推進協議会 明瀬会長
・天草青年会議所 吉田理事長
↑パネルディスカッションの司会進行も科学部員が行いました。
【展示発表】
実施に関して、天草市を始め多くの方々の御協力をいただきました。
誠にありがとうございました。
次年度開催も予定しております。
さらに良いシンポジウムとするべく部員一同頑張ります。
【ASⅡ】京都大学附属施設(熊本サンクチュアリ)研修
8月25日と26日に2年ASクラスを2班に分けて、京都大学付属施設である熊本サンクチュアリで研修を行いました。
宇城市にあるこの施設では、絶滅が危惧されているチンパンジーとボノボを飼育しながら、自然の生息地での暮らしを保全すること、生物多様性の維持を目的とした基礎研究が行われています。
初めは、チンパンジーやボノボが発する鳴き声や檻を叩く音に対して驚いていた生徒達でしたが、鳴き声の種類や行動の意味を教えていただくと次第に探究心が芽生え、彼らが直面している問題の深刻さを考えるようになっていました。
↑上の2枚の写真は、森村特定准教授から提供していただきました。
午後は京都大学の平田教授にリモートで講義をしていただきました。チンパンジーとボノボの違い、類人猿とヒトの違いなどを教えていただきました。チンパンジーやボノボの行動を観察すると、ヒトと似ている所もあれば決定的に違う所もある...。調べれば調べるほど新しい発見があり、非常に興味深い分野でした。
「人間が希少動物を動物園で飼育することは、全生物にとって幸せなことか?」
今を生きるすべての人で考えていかないといけない課題だと認識させられる研修となりました。
【SSH】2期の指定書が届きました。
4月から始まったSSHの2期目が始まっています。
今日はSSH2期の指定書が文部科学省から届きました。
2期の指定は令和9年3月31日までです。
この期間に世界の多くの人にSSHの成果を広げ、地域貢献に努めていきたいと思います。
多くの方々の御尽力を賜ることと思いますが、何卒よろしくお願いいたします。
【科学部】環境シンポジウム(アマプロ2022)に向けて
いよいよ間近に迫ってきたアマプロ2022です。
本日は実行委員長を含む3名の科学部員2年生が校長先生に挨拶の依頼を行いました。
校長先生からは「海洋プラスチック問題は世界的にも大きな問題である。若者から積極的に発信できるように頑張って欲しい。」との激励をいただきました。
至らぬ点もあるかもしれませんが、多くの方の参加をお待ちしております。
(現時点で、参加登録が少ないのが現状です。)
参加登録はこちらです。
https://sh.higo.ed.jp/amakusa/SSH/amapro
【科学部】SOLA2022 地球温暖化防止サミットで最優秀賞!
8月18日(木)に渋谷教育学園主催のSOLA2022 地球温暖化防止サミットに参加しました。
地球温暖化を防ぐために高校生にできることを考えるイベントで、
午前は京都大学の宇佐美誠教授の基調講演やオンライン研究発表、
午後はグループディスカッションと社会に対する提言の作成が行われました。
本校からは、研究発表の部で「アマモ・海水準」班の1年生が、
アマモを活用した地球温暖化対策について研究発表を行い、
見事最優秀賞を頂きました。
グループディスカッションでは、東京や岐阜の高校生と活発な意見交換が行われ、
高校生が考えたアイディアに対して、宇佐美教授や岩波書店の方からアドバイスをいただくことができました。
天草高校科学部では、8月27日(土)に開催される環境シンポジウムの企画・運営をしており、
今後の活動に活かすことのできる貴重な経験をすることができました。
【ASⅡ】熊本研修(最終日)
熊本研修最終日となる今日は「自分が持つ知識と結びつけながら研修を受けること」「浮かんだ疑問を解決すること」を意識して臨みました。
午前中は熊本博物館に行き、動物・植物・地質コースに別れて学芸員の方から説明をしていただきました。
説明を聞いたあとは、お互いに学んだ内容を教え合いながら博物館を観覧しました。
学芸員の方からの説明
学んだことの教え合い
自身の課題研究の相談
午後は上天草の水産研究センターを訪れ、私たちが住んでいる天草を取り巻く海の現状について学びました。
海洋環境調査を実際に体験させていただいたり、魚類の識別方法を教えていただいたりしました。
この3日間の熊本研修を終え、科学的な知識はもちろん、研究していく上で大切な心構えや聞く人に興味を持ってもらう説明の仕方など、生徒たちは様々な学びを得たようです。この学びを今後のASⅡでの課題研究にも生かしてくれることでしょう。
今回お世話になった施設及び先生方に感謝申し上げます。
【ASⅡ】熊本研修(2日目)
熊本研修2日目は熊本大学薬学部での研修です。
午前中は熊本大学特任准教授の和田先生から、「医薬品と健康食品ができるまで」という講義をしていただきました。
身近な医薬品が何に由来するのかや健康食品の分類など、ご自身の体験や学生が取り組んでいる研究内容を交えながら説明していただきました。
講義の合間に講義棟内の薬草の展示コーナーを見学しました。見たこともない薬草が多数展示してあり勉強になりました。
午後は和田先生の研究室の学生さんにも協力していただきながら、実験を行いました。
下の写真は、クスノキの葉から樟脳(しょうのう)を取り出す実験です。
下の写真は、ポリフェノールと抗酸化活性の測定をする実験です。お茶やジュースなどに含まれる成分を比較しました。
実験の合間には、自身の課題研究(ASⅡ)について相談する姿も見られました。
研修でより多くのことを学ぼうとする姿勢が見られました。
お世話になった方々との集合写真です。
そして夜は昨日と同様、ホテルでのリモート発表会で学んだ内容を共有しました。
明日はいよいよ研修最終日。熊本博物館と県水産研究センターにお邪魔します。
【ASⅡ】熊本研修(Ⅰ日目)
ASⅡの熊本研修がスタートしました。研修は2泊3日(8/17〜8/19)の予定です。
1日目の今日は阿蘇火山博物館を訪れ、火山の形成過程や火山がもたらす人への被害と恩恵について学びました。
その他にも、地震や生態系の破壊に関するお話も聞くことができ、自然を捉える上で大切な視点を獲得できました。
研修後は各自、ホテルの部屋で研修の内容をまとめたスライドを作成し、オンライン発表会を実施しました。
自分たちの課題研究に活かせるところはないかを考えながらしっかり研修を受けられたようです。
下の写真は作成したスライドの一部です。
明日は熊本大学薬学部での研修です。どんな学びができるか楽しみです。
【3年生総合的な探究の時間】海洋プラスチックごみ発生抑制動画のナレーション収録
8月8日(月)11:00から本校視聴覚室で、3年生総探の研究班(研究テーマ:「海洋ごみ削減のために」)の二人がナレーションの録音を行いました。
今回の動画作成は、この研究班が天草市役所に企画・提案後、京都芸術大学の吉田教授と共同で作成しているものです。動画の作成は、天草高校生のイメージを元に、主に京都芸術大学の先生と生徒たちが作成しています。動画は3種類作成されており、そのうちの2種類の動画のナレーションを吹き込みました。
初めてのナレーションの吹き込みでしたが、京都芸術大学の方からのアドバイスを受け、動画に合わせて音声を録音しました。この動画は8月27日(土)に開催されるSDGsシンポジウムでお披露目されます。
【ASⅢ】SSH生徒研究発表会レポート③(最終)
昨日に引き続き、SSH生徒研究発表会に参加しています。
午前中は代表校6校の発表でした。
本校代表の生徒たちは、代表校発表の前に午後に行うポスター発表の改善のための打合せをしていました。
「少しでも良い発表にしよう。」との思いが読み取れる一場面でした。
今回の発表会を通じて、多くのことを学んでいました。次の3点はオンラインミーティングで出てきた意見です。
・データ量を増やし、統計解析を行うことで結論の信頼度が上がる。
・自分の研究の新規性(オリジナリティ)をしっかり示さなければならない。
・1回目の実験や調査から生まれた疑問をもとに、2回目の実験や調査を行うことで最終的な結論に深みが出る。
この学びを同級生や後輩たちに伝えて、天草高校の研究活動のレベルアップに貢献してほしいと思います。
<打合せの様子>
<ポスター発表>
他校の発表も聞いて、参考にしました。
<大会の様子>
全体会会場(座席が指定してあり、椅子は1m以上離れています。)
ポスター発表会場(パーティションとチェーンで人との間隔を1m以上にしています。)
昼食会場(同じ方向を向き、黙食しました。)
【科学部】SSH生徒研究発表会の様子を視聴しました
地学室で活動をしている科学部を覗いてみると、神戸で行われているSSH生徒研究発表会のオンライン配信を視聴していました。
この大会には3年ASクラスの代表3名が参加しています。
全国の選び抜かれた研究発表や質疑応答の場面を見て、レベルの高さを痛感すると同時に、発表者が自分と同じ高校生だということを認識し、自分たちの研究ももっと高めたいと気持ちを新たにしたようでした。
この配信を家庭で視聴した生徒もいたと思います。内容だけでなく、話すスピードや目線の配り方など、発表者として大切な「伝え方」を学び取ってくれていたら嬉しいです。
【ASⅢ】SSH生徒研究発表会レポート<番外編>
SSH生徒研究発表会で思いがけない出会いがありました!
本校は数年前から沖縄県立向陽高等学校とオンラインで交流を続けています。
その向陽高校の発表を聞きに行ったところ、オンライン交流に参加した生徒さんと対面することができました。
思いがけない出会いに喜んだ後、両校の発表を聞きあい、対面での交流を深めました。
良い思い出ができた発表会となりました。
【ASⅢ】SSH生徒研究発表会レポート②
いよいよ発表会が始まりました!
本日は終日ポスター発表が行われました。
代表の3人は3時間半余りのポスター発表時間の間、ずっと立ったままで発表し続けました。
審査では厳しい質問も受けましたが、自分たちの考えを精一杯伝えることができました。
発表の合間には改善策を検討し、発表を重ねる度により伝わる発表へと進化させていました。
宿舎に帰ってからのオンラインミーティングでは、今後につながる反省点が多く出されました。
明日も行われるポスター発表での改善が楽しみです。
↑役割分担して、質問内容をメモして記録に残しています。
↑本来は3人で分担して発表していますが、1人でも発表できるようにして複数人に同時に発表しています。
↑ドローンやGoProを使って撮影した天草の海を、発表資料として動画で紹介しました!
【ASⅢ】SSH生徒研究発表会レポート①
ASクラス3年生の3人が学校代表として、神戸国際展示場で実施される「SSH生徒研究発表会」に参加します。
本日は移動日で8時に本渡バスセンターを出発し、熊本駅から新幹線で神戸に向かいました。
新幹線内でも研究発表に活かせる文献がないか探す様子が見られ、代表生徒の参加にかける意気込みが感じられました。
宿舎についてからは、感染対策のためオンラインでの最終打合せを行いました。
さぁ、明日は本番です。どんな発表を見せてくれるのでしょうか?楽しみです!
【ASⅢ】サイエンスインターハイ@SOJO
2022年度 RENS 企画 第12回公開セミナー サイエンスインターハイ@SOJO
主催:崇城大学 ナノ領域研究教育推進委員会
7月31日(日)に課題研究発表会が行われ、本校はオンラインによるポスター発表に参加しました。
午前中はポスター発表を行い、午後は口頭発表と講演会を視聴しました。
3年生のASクラス全班が参加する課題研究発表会は今回が最後となりました。これまでの研究の成果を発表し、今後の研究論文作成につながる良い機会となりました。
【ASⅢ】SSH生徒研究発表会に向けて
8月3,4日に行われるSSH生徒研究発表会での発表に向けて、学校代表の3人が練習をしていました。
今回の発表は感染対策を万全に取っており、ポスター見学者との距離が1.3m離れています。
今回の練習では、このことも考慮に入れて、「どうすれば相手に上手く伝わるか。」を協議しました。
【科学部】コドラート法を使ったサンゴ密度の解析
先日行った砂月海岸での調査で使用したコドラート法の解析作業が行われていました。
大型提示装置を活用し、サンゴの被覆面積を算出しようとしていました。
結果が楽しみです。
【科学部】サンゴ生態調査(砂月海岸3回目)
牛深の砂月海岸でのサンゴ調査も3回目となりました。
今回は調査場所を東海岸から西海岸に移して、サンゴの分布を調査しました。
調査では自作したコドラートを使用した方形区法 (コドラート 法)による 調査を行いました。
コドラートとは正方形の枠であり、枠内のサンゴの分布からサンゴの密度を調査しました。
コドラート法は陸上の植生調査に活用される方法ですが、サンゴ礁の調査にも応用されており、今回実施しました。
詳しい密度は数回調査を行ってみないとわかりませんが、密度は高いようでした。
今後の報告に御期待ください。
↑一番右の生徒が持っているのが、自作したコドラートです。
今回も調査後にゴミ拾いを行いました。
調査地点は人があまり来ない場所だったので、漂着ゴミが多く放置されていました。
少しは環境美化に貢献できたと思います。
【科学部】アマモ生態調査(楠浦2回目)
アマモの生態調査を行いました。
今の時期は水温が上昇してアマモが減少します。
今回の調査では、比較的深い部分にアマモが繁茂していることが観察できました。
水温の上昇が小さい深い部分で生き延びているようです。
アマモのしたたかな生存戦略を観察することができました。
【天草宝島起業塾高校生コース】前期
7月22日(金)より天草市民センターで「天草宝島起業塾高校生コース」が始まりました。
本校からは2年生3チーム、1年生1チームの計4チームが参加しています。
今日は開講式の後、「ビジネスアイデアの発想について」、「なぜ起業なのか」や「顧客への価値提案」について講義を受けたり、グループワークで自分たちのミッションや価値提案キャンバスについて考えました。
【ASⅡ】粘土鉱物を探して
2年ASクラスのある班が粘土鉱物を探して富岡の海岸を調査しました。
文献調査の結果、富岡の海岸にあることは分かっていたのですが、見つけることはできませんでした。
再度詳しく文献調査を行って、リトライしてみたいと思います。
この班は粘土鉱物を古代の奈良やローマで行われていた手法で何かに活用するようです。
さて、何に活用するのでしょうか?
続編をお楽しみに。
【総合的な探究の時間】海洋ごみの実地調査
海洋ごみの現状と削減について研究している3年生が実地調査を行いました。
今回の実地調査は京都芸術大学の吉田 准教授の御協力の下、実施されました。
吉田教授の研究室では、漁港に海洋ごみ自動回収機「シービン」を設置されており、このシービンが回収したゴミについて調査を行いました。
ゴミの種類が偏っていたことなど、多くの気づきがあったので今後の研究に生かしていきたいと思います。