新着情報
【ASⅡ】時間との戦い / Against the clock
研究成果発表会まで約1か月となりました。限られた時間の中で可能な限りデータを追加しようと、どの班も実験などに必死な様子です。実験や調査結果の考察をするには、「信頼できる」かつ「ある程度の数の」データを集めることが必要です。さて、あと1か月で必要なデータを揃えることはできるのでしょうか? 時間との戦いです!
とはいえ、色々な道具を駆使して実験を行っているみなさんは、いつ見ても楽しそうです。イシクラゲの細胞を観察したり、発電量を調べたり、ドローンを飛ばしたり! 研究は一日にしてならず。仮説の検証に向けて、一歩一歩進んでいくしかありません。みんなの「コツコツ」の集大成を3月の発表会で多くの方々に見てもらえますように!
Students have about a month to go before the presentation at Amakusa Civic Center. All the groups have been working hard to add as much data as possible in the limited time, and they are struggling with their experiments and other activities. In order to discuss the results of experiments and surveys, it is necessary to collect a “sufficient” amount of "reliable" data. Now, will they be able to gather the necessary data in just one month? It is a race against the clock!
Although many of them are in a big hurry to collect more data, it is always fun to see everyone conducting experiments using a variety of tools. We can see a group observing the cells of a kind of cyanobacterium, another checking the amount of electricity generated, and another flying a drone outside. Needless to say, research is not done in a day - they have to go step by step to verify their hypotheses. We hope that many people will come and see the fruits of our labor at the presentation in March!
【ATⅠ】ポスターできるかな? / Poster Time!
本日のATⅠでは、3月14日に予定しているミニ「探究成果発表会」に向けて、各班で発表のためのポスター制作が始まりました。ポスターを作るのは昨年度の発表会以来となる生徒たち。10月に作った研究計画書を基に、その後の実験や調査で分かったことをグラフや表にしたり、考察をまとめていかなければなりません。データ数が足りないことに気づき、追加の調査(アンケート)を計画したり、そもそも仮説ができるのかについて班で話し合ったり、発表まであまり準備の時間が取れないこともあり、どの班も急ピッチでポスター作成に取り組んでいました。
ATⅠでは2年生4クラスの生徒が26の班に分かれてグループ研究を行っています。生徒たちは文・理問わずそれぞれの興味・関心に沿って研究テーマを選定しており、科学系や物理系の研究もあれば、観光や地域振興など、社会系のテーマで研究を進めている班もあります。週1時間と決して多い時間ではありませんが、各班計画的に研究を進めており、研究の完成と地域や世界への提言をするところまで2年間じっくり研究を行うこととなっています。
さて、ミニ発表会まで1ヶ月。他のグループの生徒たちや先生方にこれまでの研究の成果を分かりやすく伝えることはできるでしょうか。各班、担当の先生方の助言を活かしながら、がんばってください。
Today in AT I, each group began making posters for their presentations in preparation for the mini "Exploratory Results Presentation" scheduled for March 14. The students, who have not made posters since last year's presentation, must create graphs and tables based on the research proposal they made in October, and summarize their findings from the subsequent experiments and investigations. They realized that they did not have enough data, so they had to plan additional surveys (questionnaires), discuss whether they could formulate a hypothesis in the first place, and work on their posters at a rapid pace, as there was not much time for preparation before their presentations.
In ATi I, students in the four second-year classes are divided into 26 groups for group research. Students choose their research themes based on their interests, both in the humanities and the sciences. Some research is in the sciences or physics, while others are working on social themes such as tourism or regional development. Although one hour per week is not a lot of time, each group is systematically working on their research, and they will spend two years carefully completing their research and making recommendations to the local community and the world.
Now, we have one month until the mini presentation. Will they be able to present the results of their research to the other groups of students and teachers in an easy-to-understand manner? Each group should do their best, making use of the advice of their teachers.
【科学部】魚糞を活用したアマモ肥料の開発
魚糞を利用したアマモ肥料の開発が続いています。
現在はアマモの生育状況を測るためにクロロフィル測定器を使っています。
このクロロフィル測定器は水温によって誤差が生じる場合があります。
本日はその補正のために、サーモカメラを使ってアマモの温度等を測定していました。
上手く補正は出来るのでしょうか?今後が楽しみです。
【科学部】天草ゲンジボタルのDNA分析を進めています
ホタル班の3人が天草ゲンジボタルのDNA分析を進めています。
少し悪戦苦闘中ですが、少しずつ進めています。
今年度中には結果を報告できると思います。
続報を御期待下さい。
【ASⅡ】本評価を行いました / An Evaluation Day
本日はB2(数値データを収集する)、C1(数値データを処理する)、D4(D4:英語を活用する)の本評価でした。生徒は地学室で各自自己評価をシートに記入した後、一人ひとり別室で担当者との本評価に臨みます。生徒のみなさんは、これまでに行ってきた実験やその結果、海外研修代替研修などでどのように英語を活用することができたか等、時にはジェスチャーも交えつつ、一生懸命自分の言葉で説明しようと頑張っていました。
さて、本評価が終わった生徒から地学室に戻って研究の続きです。研究が進むごとに「インスタ映え」しそうな機器や手作り実験器具があちらこちらで見られるようになってきて、これぞAS!といった風景になっています。週に2時間、自分の好きなことを突き詰めることに授業時間を使えるなんて、なんて贅沢なんでしょうね。(と、大人になった私たちは思います。生徒はどうでしょう?) さて、各班の様子を見てみると、データをもう少し増やすために実験を重ねたり、検証のための追加実験を行うなどしながら、3月19日のAPR探究成果発表会に向けて準備を進めているようです。これまで順調に研究を進めてきているように見えた班がちょっと足踏みしていたり、熱心にディスカッションしていたり、急ピッチで実験を進めていたりなど、各班様々に頑張っています。
発表会では大学の先生方や外部機関の方々、本校を卒業して研究を続けている大学生など、学校外の研究者に研究を見ていただいたり、助言をいただいたりする機会もあります。発表・運営とも、2年ASクラスが主役となり、学校全体を引っ張っていく大事な発表会です。残された1ヶ月強の時間で、各班協力しながらしっかり準備を進めてほしいと思います。
Today was the main evaluation for B2 (Collecting Numerical Data), C1 (Processing Numerical Data), and D4 (D4: Using English). After filling out their own self-assessment sheets in the Earth Science room, each student went to a separate room for the interview with their supervisor. The students tried their best to explain in their own words, sometimes with gestures, about the experiments they had conducted so far and their results, and how they used English in the JICA study tour.
Now, after this evaluation, the students came back to continue their research. As the research progressed, various equipment and handmade experimental apparatuses were utilized here and there. What a luxury to be able to spend two hours a week of class time on figuring out what they love to do! The students are preparing for the APR (Amakusa Research Process) Presentation on March 19 by conducting additional experiments to add a little more data and to verify their findings. Some groups that had seemed to be making good progress until now are at a standstill, some are having heated discussions, and others are trying hard to obtain some more data.
At their presentation in March, students will have the opportunity to share what they have found with some university professors, researchers, and undergraduate students - those who they do not always have the opportunity to meet. These students’ AS class will play a leading role in both the presentation and management of the day. We hope that each group tries their best in every class so that they can make their presentations successful in March!
【SSH】SSH職員研修 ~結果と考察の指導について~
本日の午後、SSH職員研修が行われました。今年度最終回である今回の研修では、研究主任より研究結果と考察の指導のポイントについての講義があった後、グループに分かれて実際の指導について考えました。
生徒達はASやATの研究を進める中で実験や調査を複数回実施し、集めたデータを分析して考察を行っています。年々、データの集め方や見せ方が上達している一方、結果と考察が混在していたり、根拠が薄く推測の域を出ない考察も多いことが課題となっています。今回の職員研修では、実際の研究ポスターを見ながら、より良い考察を行うための追加実験や先行研究の活用について「生徒」と「指導者」に分かれてロールプレイを行いました。それぞれの立場から、対象や条件を変えた調査に関する提案や、仮説と結果が異なる場合の検証方法等、様々なアイデアや意見が出て、活発な話し合いをすることができました。
3月にはARP探究成果発表会が予定されています。限られた時間ではありますが、授業内外で生徒と対話を重ね、よりよい考察につなげられるように私たち職員も指導を工夫していきたいと思います。
【ASⅠ】分野別発表会
1月30日(火)、1年生のASⅠにおいて分野別予選会を行いました。
分野別予選会とは、3月に行われるARP探究成果発表会で、各分野から代表発表をする班を選出するための予選会です。
今年度は6分野に分かれてスライド発表を行い、これまでの研究の成果を発表しました。
生徒たちは役割分担をして発表を行い、中には目を見張るような研究成果を披露する班もありました。
この予選会から6つの班が3月にステージ上で発表を行い、その他の班は体育館でポスター発表を行う予定です。
3月のARP探究成果発表会にご期待ください。
【ATⅠ】本評価を行いました / Another Evaluation Day
本日はB2(数値データを収集する)の本評価でした。この評価は、研究の中での対照実験や調査、追加実験の実施回数や内容を問うものです。いつものように担当者との面談形式で行われ、生徒たちはこれまでの研究への取組を精一杯自分の言葉で説明しようと頑張っていました。
終了後は、各班、研究のデータを整理するなど、ポスター作成のための下準備をしていました。これは、3月に学年で実施する「ミニ探究成果発表会」に向けての活動です。2年生(ATⅠ)は3月19日に天草市民センターで行うARP探究成果発表会では発表を予定していませんが、その代わりに、この「ミニ発表会」で各班の成果を共有することにしています。学年の仲間に自分が研究していることについて知らせるだけでなく、他の班の研究の手法やプレゼン技術を学ぶ貴重な機会になると思います。週1時間と限られた時間ではありますが、時間の使い方を工夫して、計画的に進めていきましょう!
Today at ATⅠ, students had an evaluation called ‘B2’ (collecting numerical data). Students were asked how many times they had conducted controlled experiments or surveys, and what they were about. They also had a chance to talk about their additional experiments if they had any. As usual, students had an interview with teachers in which they tried their best to explain how their research had been going so far.
After the evaluation, each group organized data from their research in preparation for their poster. This was for their small presentation that will be held at the school in March. This will be a valuable opportunity to share what they have been researching, and to learn about other groups' research methods and presentation techniques. Good luck!
【ASⅡ】久々の研究活動 / Enjoying our research
海外研修の代替研修も無事終了し、今週のASⅡでは久々の研究活動が活発に行われています。何かを作ったり、機械や装置などを使ったりしている班も多く、みんな生き生きとしています! 中には、3月19日に行われるARP探究成果発表会に向けて、スライドを作り始めた班もあります。KSH、JICA研修など、学校外での発表経験も少しずつ増えてきています。これまでの経験を活かし、データに基づいた考察をしっかりと行うことで、発表会では各班、研究の成果をしっかり見せたいところです。
さて、今日は冬晴れの中、久々に汽水域班がウェーダー着用で川に出かけました。今日は汽水域以外のヘドロを求めて、海の方まで歩いてみるとのこと。塩分濃度計で川の水の塩分を計測しつつ、学校前の町山口川を、どんどん海に向かって歩いていきます。ちなみに、塩分0.05-3.0%が汽水域なんだそうです。
色鮮やかな鯉や、のんびり日向ぼっこをする鴨たちを見ながら歩くこと15分。わが町が誇る、国の重要文化財!祇園橋までやってきました。なかなか風情があって素敵な石橋です。でも、うーん、川底は石や砂ばかりで、お目当てのヘドロは見つからず。困って「ヘドロはどこ?」と検索したところ、検索結果の上位に来たのは人気ゲームの「くろいヘドロ」の入手方法でした... すみません。ちゃんと自分たちの足で探すことにします。
またしばらく歩くと、だんだん海の匂いがしてきました。塩分濃度を測り、水の流れが少ないところを探して、スコップを挿してみます。「黒いのあった!」「匂ってみて!」「くさい!やった!ヘドロだ!!」...うん、若者にこんなに喜んでもらえるなんて、ヘドロもきっと本望だと思います。バケツに「戦利品」を入れて、ついでにプラスチックゴミも拾いつつ、帰路についた2人。学校に帰ったら、このヘドロからの発電量を調べる作業が待っています。汽水域のヘドロと、それ以外の場所のヘドロの発電量はどう異なるのでしょうか? もしかしたら他にも違いがあるかも!? 気になる人は、是非3月の成果発表会で「汽水域班」の発表をお聞きください!
In AS II this week, Many of the groups are making something or doing some experiments, and it looks like everyone is enjoying their research! Some of the groups have started to make slides for the ARP presentation to be held on March 19. We hope that each group can make the best of their presentation experience, and of course, can share what they have been devoting themselves with the audience!
Today, the “Brackish-water” group went out to the river wearing waders. They were walking towards the ocean in search of sludge outside the brackish water area, as well as measuring the salinity of the river water. After 15 minutes of walking, they arrived at the Gion Bridge, which is a lovely and elegant stone bridge built in 1832. Searching around the bridge, the river bottom was full of stones and sand, and there was none of the sludge they had been longing for… feeling lost, they googled: "where is sludge?" Do you know what they got? - Well, the top result was how to get one of the Pokemon items, "Black Sludge"... looks like they have no other choice but to look for the “real” sludge by themselves.
After walking again for a while, they gradually began to smell the ocean. The students measured the salinity, looked for a place where the water flow was low, and inserted a shovel into the mud - “I can see the black stuff!” “It smells really bad!” “Hurray! We got it!” With their black "treasure" in the bucket, they headed back to school, picking up some plastic trash along the way. After returning to school, they will have to investigate the amount of electricity generated from this sludge. How does the amount of electricity generated from sludge in brackish water differ from that of sludge in other areas? Maybe there are other differences too! If you are interested, please come and listen to the presentation by the "Brackish Water Group" in March!
【ASⅡ】海外研修代替研修 その3 / JICA Study Tour Part 3
セルビアのお菓子でほっと一息ついた後は、ASの本領発揮! プレゼンテーションタイムです。今日の研修に参加しているのは合計12班あり、防音、電磁誘導、汽水域など様々な研究テーマについての発表です。はじめに、奇数班が発表します。慣れない英語での発表、自分たちなりに準備してはきたものの、ついつい原稿を読んでしまったり、10分のプレゼンなのにわずか4分で終わってしまった班も! しかし、プレゼン10分+質疑応答の5分、なんとかつながないといけません。(セルビアのみなさんの、身を乗り出したり、ジェスチャーを交えたりして、生徒たちのプレゼンを理解しようとしてくれる姿勢に感謝...! )早く終わった班も、質問があったところをもう一度違う言い方で説明してみたりと工夫して、なんとか15分の発表をやりきっていました。
後半は偶数班の発表です。前半の発表を見ていたからか、心なしか顔を上げてアイコンタクトをしっかり意識して発表できている班が増えたようにも感じます。ここでは研究に使っている精油の香りをかいでもらったり、防音の度合いを計測するために作った器具を実際に見せたり、複数の班に発表の工夫が見られました。とはいえ、大半の班が発表時間10分に大きく満たず、結果として質疑応答でたくさん質問を受けるという状況に陥ってしまい、苦戦(?)を強いられている様子...。やはり、質問を聞き取ることはできても、英語で説明をするのはかなり難しいようです。それでも、どの生徒も班の仲間と協力しながら、何とか自分たちの言いたいことを伝えようと精一杯がんばっていました。
プレゼンテーションが終了したのは3時半。名残惜しいですが、そろそろお別れの時間です。みんな笑顔で写真撮影をし、JICAをあとにしました。(研修員の方々には、セルビアの工芸品までいただきました。大事にします!)バスがJICA九州の玄関を出たその先の先まで、スタッフのみなさんはずっと手を振って見送ってくださいました。今回の研修にはJICAのスタッフの方々や研修員の方をはじめ、多くの方々にお世話になっています。温かく送り出してくださった保護者の方にも、感謝の気持ちが表せるといいですね。
さて、生徒たちは学校に無事8時ごろ到着し、それぞれの家路に着きました。どの生徒も今回の研修をやりきった充実感にあふれた、すがすがしい表情でした。今回の学びをこれからに活かし、明日からまた研究活動をがんばってください!
After enjoying Serbian sweets, it's time for presentations! There are 12 groups participating in today's training, presenting on various research topics such as soundproofing, electromagnetic induction, or power generation with sludge from brackish water soil. The first half of the groups had their presentations first. Although they had been preparing their presentations in English, some ended up staring at their drafts, and some finished their presentations in only 4 minutes instead of 10 minutes! However, thanks to the Serbian participants who leaned forward and made gestures to try to understand the students' presentations, students managed to complete their 15-minute presentation by asking questions or explaining more about their research.
Then the second of the groups had their presentations. After the first groups’ presentations, more students were able to make their presentations with their faces up and making more eye contact. Several groups tried to attract the audiences by having them smell the oil used in their experiments or showing the equipment they had made to measure the degree of soundproofing. However, most of the groups still finished their presentations very quickly. As a result, they were asked more questions than they had expected during the Q&A session, and they seemed to be struggling a lot. Nevertheless, all the students tried their best to convey what they wanted to say in English, cooperating with their group mates.
The presentation ended around 3:30 pm. and it was time to say goodbye. Everyone was taking pictures with smiles on their faces. The JICA participants even gave us a Serbian handicraft as a gift! The staff members waved us off until the very last minute, when our bus finally disappeared from sight. It was thanks to the JICA staff, JICA participants, and many other people who helped us on this program that we could make this study tour a success. We hope the students can also express their gratitude to their family who always support them.
We arrived safely at the school around 8:00 p.m. All the students looked satisfied after completing this long day. We hope that they will make the most of what they have learned through this study tour, and keep going on their research activities from tomorrow onward!
【ASⅡ】海外研修代替研修 その2 / JICA Study Tour Part 2
昼食後、いよいよ本格的に研修がスタートしました。まず最初に、九州海外協力協会の宮原様にJICAの事業説明をしていただきました。動画を交えた分かりやすいプレゼンテーションで、生徒たちは開発途上国の状況と、JICAがどのような方法で途上国に支援を行っているかを学びます。その後は、同じく九州海外協力協会の原口様のワークショップ「世界の観方をシフトする “Think globally, act locally”」。このワークショップでは、あるベストセラー本からのクイズ(「チンパンジークイズ」、聞いたことありますか?)や、数種類の世界地図を用いてその違いを考えたりする活動などを行いました。生徒たちだけでなく、私たち引率者も、今まで一方向からしか物事を見ていなかったことに気づかせてくれる、まさに「目からウロコ」の体験をさせていただきました。
その後、セルビアからの10名の研修員のみなさんといよいよご対面です。ちなみに、ここからの活動は司会も含めてすべて英語で行います。日本に到着してまだ3日目だという研修員のみなさん、素敵な笑顔で自己紹介してくださいました。その後、有志5名が天草の魅力と天草高校、ASクラスの活動についてスライド発表をしてくれました(トップバッター、本当にお疲れさま!)それから、生徒たちは小グループで研修員の方々との交流を行います。折り紙でかぶとや折り紙を作ったり、筆ペンを使って研修員の方のお名前を日本語で書いたり。最初はやや緊張していた様子の生徒たちでしたが、徐々に打ち解け、研修員の方々の笑顔につられて思わず笑顔になる生徒が増えてきました。セルビアの名所を教えていただいたり、中にはセルビアの「ピースサイン」の仕方(日本の「ピース」と違います!)を教えてもらっていたグループもありました。グループ交流後の休憩時間には、セルビアのおやつ(チョコレートやピーナッツ味のスナック、プレッツェルなど)までごちそうになりました!
記事「海外研修代替研修 その3」に続きます。
We had various activities after lunch. First, Ms. Miyahara from the Kyushu Overseas Cooperation Association explained what JICA is about and what they do to help people in developing countries. Through her presentation, which contained some videos, students gained an overview of JICA. This was followed by a workshop by Mr. Haraguchi called, "Think globally, act locally.” In this workshop, we first had a chance to see if we were any wiser than Chimpanzees! (Well, it’s a kind of joke - if you want to know in detail, you can look up “Chimpanzee quiz.”) We also had an activity using several different world maps and discussed the differences between them. His workshop truly gave us an eye-opening experience that made not only the students, but also us teachers, realize that we had been looking at things with a one-sided view.
After that, we finally met the 10 trainees from Serbia. After their self-introductions, five students gave presentations about our town and what we do at our school. Then all the students interacted with the Serbians in small groups. They made origami warrior helmets or wrote the names of the Serbian participants in Japanese using brush pens. At first, students seemed a little nervous, but they gradually became more relaxed as they learned more about each other through these activities. Some learned about beautiful places in Serbia, and some learned how to represent the Serbian "peace sign" (which is different from the Japanese way!). During the break time, we were even treated to Serbian snacks (chocolate, peanut-flavored snacks, pretzels, etc.)!
Want to know more about what we did? Please proceed to "JICA Study Tour Part 3.”
【ASⅡ】海外研修代替研修 その1 / JICA Study Tour Part 1
いよいよやってきました、JICA研修! ASⅡの生徒33名はまだ暗い朝6時半に学校を出発し、11時前に北九州市にあるJICA九州に到着しました。今回の研修で予定されている大まかな内容は以下のとおりです。
1.JICA九州事業説明・研修員制度についての紹介
2.JICAワークショップ「世界の観方をシフトする」
3.JICA Exchange Program(JICA研修員の方々との交流)
・天草および天草高校(ASクラス)の紹介
・班に分かれての自己紹介・文化交流(折り紙、日本語)
・ポスター・プレゼンテーション及び質疑応答
到着後、生徒たちは早速、スタッフの方々に様々な展示を案内していただきました。実際に触ったりして体験できるSDGsについての展示や、漂着ゴミで制作されたクジラのモニュメント、JICAのボランティアのことがよくわかる写真など、興味を引くものがそこここに展示してあります。特にSDGsは授業で扱った内容ということもあり、多くの生徒たちの興味を引いたようです。ホールにある世界地図で、今日お会いする研修員の方の出身国、セルビアの場所を確認している生徒もいました。(みなさんはセルビアがどこにあるか知っていますか?)
さて、少し早い昼食はJICAのカフェ、「JICAFe」でいただきます。天高生の一番人気は、ジンガマサラと呼ばれるエビがごろごろ入ったインドカレー。ちなみに、このメニューには「TFTランチ」という名前がついています。TFTは「Table for Two」の略。開発途上国の子どもたちの食事に貢献できる、20円の寄付が含まれたメニューです。美味しい食事を楽しみながら少しだけ世界に貢献できるって素敵ですね! また、「ジーローハン」という、台湾のメニューもなかなかの人気。ごはんに鶏肉や野菜がのっていて、こちらもとても美味しそうです。世界に目を向けたメニューに加え、唐揚げやミートパスタなどベーシックなものもあります。中には2食注文する食べ盛り男子も! みんな、4時間のバスの旅の疲れからもすっかり回復した様子です。
記事「海外研修代替研修 その2」に続きます。
Leaving school at 6:30 am in the dark, we 33 students and 4 teachers arrived at JICA Kyushu just before 11:00 am. The program they will join today will go as follows:
1. An Introduction to JICA Kyushu and its trainee system
2. JICA Workshop "Think Globally, Act Locally”
3. JICA Exchange Program (with JICA participants)
- Introduction of Amakusa and our School
- Self-introduction and cultural exchange in groups
- Poster presentations and Q&A sessions
Upon arrival, the students were guided through the various exhibits by the staff. In the hall, there were so many things they could see and experience - such as displays on SDGs, a whale made from debris of the sea, and photos of JICA volunteers. Some students are currently checking the location of Serbia on the map, the country where the JICA participants we will meet today are from. (BTW, do you know where Serbia is?)
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Now, we are just finishing lunch at JICAFe. The most popular dish for our students today was an Indian prawn curry called "Jhinga masala." This week they set this menu as "TFT" lunch, or "Table for Two” - which means the price includes a 20 yen donation to help children in developing countries. Isn’t it wonderful that we can contribute to the world over a delicious meal? Also, a Taiwanese dish called "鶏肉飯 (Chicken rice)" is also quite popular. There are also basic dishes such as fried chicken and meat pasta. They were all so delicious, and some students even ordered two meals!
You can read more in the next post "JICA Study Tour Part 2.”
【科学部】環境省の方々にアマモの研究について意見をいただきました
環境省九州地方環境事務局、九州大学、天草市役所から来校された方々にアマモ班の研究成果を説明しました。
その後の意見交換会では、研究内容に対する意見だけで無く、研究者としての姿勢や進路選択などについてもお話をいただきました。
また、多くの励ましの言葉をいただきました。
誠に有り難うございました。
【ATⅠ】地学室に潜入!AT at the Earth Science Room
今学期最初のATⅠが始まりました。実は、 考査や入試などの関係で、3学期はATⅠの研究時間はわずか5時間しかありません... 限られた授業時間ですが、今月末と来月には本評価(B2, C1) も予定されており、 計画的に研究を進めていく必要があります。各班、 班長を中心に先を見据えて動いてほしいものです。
さて、ATⅠでは教室、理科棟、 家庭科室など校内の色々な教室で活動を行っているのですが、 今日は、地学室におじゃましてみました。というのも、ここは、 毎週この時間にはASⅠ(1年生)とATⅠ(2年生) が同じ部屋で研究を進めているという、 とてもユニークな環境だからです。ここでは、1年生3班、 2年生3班が貝の粘着成分や自転車のスリップ軽減対策など、 それぞれ独自性のある研究に取り組んでいます。例えば、2 年生のある班は、身近な草花からの消毒液の作成について研究しており、現在は2種類の作成方法に取り組んでいるそうです。この班では1つ目の方法で作った消毒液を保存していたところ、残念ながら年末年始にカビが生えてしまったとのことで、今日の活動ではその消毒液の観察を行っていました。班のメンバーは上手く出来なかったので落ち込んでいるかと思いきや、カビの繁殖の違いから消毒効果が検証できないか協議していました。まさに「ピンチをチャンスに変える」です!
2年生ATⅠとしてはしばらく学校外での研究発表は予定されていませんが、 年度終わりに現段階での研究の成果を共有し合う「ミニ発表会」 のようなものができたらと考えています。 あっという間に終わってしまう3学期。 限られた時間を有効に使って、班の仲間だけでなく、 他の班や先生方、学校外の専門家や機関とも関わりをもちながら、 研究の質を高めていってくれることを期待しています。
It’s time for AT I again! In fact, we have only 5 AT I classes this term, due to examinations and entrance examinations. With this limited time, students are expected to plan very well for the two evaluation interviews scheduled later in the term.
We might have told you this already, but AT I is held in various classrooms in the school. Now we are in the Earth Science room, which is a very unique environment; AS I (first graders) and AT I (second graders) work together in one room. Here, at the moment, six groups are working on their own unique research projects, such as the adhesive components of shellfish and measures to reduce bicycle slips. One group in particular has been researching the creation of disinfectant solutions from familiar plants and flowers, and are currently working on two different methods. In today's activity, they observed the disinfectant solution made by the first method, which unfortunately grew mold during the holidays. At first they looked a little depressed, yet they soon started discussing whether the disinfection effect could be verified based on the difference in mold growth. We were amazed to see they were turning a crisis into an opportunity!
At the end of the school year, we are planning a "mini-presentation" at which students can share the results of their research with others. With the limited time, hopefully they can still find a way to improve the quality of their research - not only by having discussions with their group mates, but also with other groups, teachers, and specialists and institutions outside the school.
【SSH】肥後の水とみどりの愛護基金」の関係者が天草高校を訪問されました
1月16日に、公益財団法人「肥後の水とみどりの愛護基金」の関係者が、天草高校を訪問されました。肥後の水とみどりの愛護基金は、郷土における水資源の質・量両面の愛護並びに緑化推進・緑の保全に資するとともに、豊かな地域文化の創造を目的に、様々な啓発活動等を行っておられます。
本校科学部は「天草ブルーカーボンニュートラル構想」と称して、天草市との共催による環境シンポジウムにおける地域住民とのアマモの定植を通したアマモ場再生、廃校プールを活用したアマモと魚糞を使った肥料開発、アマモを活用したバイオ燃料の開発等の研究活動を行っています。この活動は2022年9月に「STI for SDGs」アワードで次世代賞を受賞しました。肥後の水とみどりの愛護基金のみなさまも、本校科学部の研究活動に興味を持たれ、本校地学教室に設置しているアマモの栽培水槽も見学していただきました。
今後の研究の充実・発展に向け、様々な外部との連携を深めながら、SSH活動に取り組んでいきます。
【科学部】DNA分析を開始しました
本日は崇城大学の田丸先生をお呼びして、科学部ホタル班がDNA分析を行いました。
分析は、最初に手順の最終確認をし、その後に先日抽出しておいたホタルのDNAについてPCR処理を行いました。
結果として、ホタルのDNA量の不足により、上手くいきませんでした。
今後は、この経験を生かして、より多量のDNAを抽出できるように実験を重ねます。
田丸先生、長時間にわたって御指導いただき、誠に有り難うございました。
【科学部】ホタル班の2024年の活動がスタートしています。
年末は全国高校生フォーラムや県立学校「学びの祭典」で英語の発表を頑張ったホタル班ですが、3学期は研究活動を頑張ります。
今日は今週末の実習に向けて、再確認をしていました。
ホワイトボードにまとめた実習手順を再確認し、必要な薬品や機材をまとめていました。
1年生でもあり、専門用語等について行けない部分もありましたが、解説動画等を活用して理解を進めていました。
【ASⅡ】オール・イングリッシュ! / AS in English!
今日のASⅡでは、1月18日にJICA九州で行う海外研修代替研修に向けて、William先生、Jennifer先生、英語科の中村先生をお招きし、英語でのポスタープレゼンテーションと質疑応答を行いました。
とはいえ、ほとんどの班の生徒にとって、英語でのポスター発表は初めての経験です。まだ練習を始めたばかりとあって、原稿をそのまま読むだけだったり、専門用語をうまく説明できなかったりと、どの班も悪戦苦闘しています。できたてほやほやのポスターも、まだまだ改善の余地がありそうです。William先生からは、クラス全体に向けて以下のようなアドバイスをいただきました。
1 自信がなさそうに発表する生徒が目立つ。心配な語はあらかじめ辞書などで正確な発音を確認し、自信をもって発表すること。
2 アイコンタクトが十分でない。完璧な英語でなくていいので、相手の反応を見ながら発表すること。
3 ポスターは要点をしぼって、見やすく。長々と文章を書いている班が多い。読む原稿とポスターに書く文章を同一にしてはいけない。
今回の研修では、海外からの研修員の方々にプレゼンテーションをするだけではなく、「世界の観方をシフトする」ワークショップでの活動や、英語での文化交流なども予定しています。この貴重な学びの機会を最大限に活かせるよう、あと一週間、精一杯準備をしてほしいです。期待しています!
In Today’s AS II, students gave a poster presentation in English to William-sensei, Jennifer-sensei, and Mr. Nakamura. They did this as a practice for their presentations in their StudyTour at JICA Kyushu next week, on January 18.
For most of the students in the group, however, it was their first experience giving a poster presentation in English. So, many students had a hard time explaining things in English, or asking questions. They also need some more improvement with their posters. Here is some advice William-sensei gave to the class:
1. Please check the pronunciation of the words beforehand with a dictionary so that you can be confident in your presentations.
2. Make more eye-contact. It is not necessary to use perfect English, but if you are looking down and just reading out what you had prepared, your presentation won’t succeed.
3. Do not write everything on your posters. Think of the main points you want to focus on, and your posters will be much better. What is on the poster should be different from what you speak.
In the upcoming study tour, students will not only give presentations to the JICA participants, but will also have workshops and cultural exchanges in English. We hope they will do their best in preparation so that they can make the most of this valuable learning opportunity.
【SSH】九州大学理学部付属天草臨海実験所における調査実習
本日は、苓北町にある九州大学理学部の臨海実験所にて調査実習を行いました。参加した生徒は来年度ASクラスを希望している生徒で、九州大学理学部准教授の新垣先生に講師を務めていただきました。
午前中の実習では、臨海実験所の説明と本日行われる実習について、プランクトンネットの使い方など採取に関する講義が行われ、実際に桟橋からプランクトンネットを海におろしてプランクトンの採取を行いました。
普段の授業では取り扱うことのないプランクトンネットに触れ、生徒たちはとても貴重な経験をしたようでした。
採取したプランクトンは、顕微鏡を用いて観察を行いました。
午後からは、午前中に採取を行ったプランクトンの同定作業を行いました。まず新垣先生からプランクトンに関する講義が行われ、それぞれでプレパラートを作成し、プランクトンの同定作業とスケッチを行いました。
スケッチと同定作業はとても難しく感じたようで、生物の特徴から、ある程度の分類までは分かっても、最終的にどの種類か分からないままになっている生徒も多く、同定作業の難しさを知ったようでした。
1日を通して、日頃の授業では体験することのできない経験をすることができ、今後の探究活動に活かすとともに、今回研修に参加した生徒が、他の生徒にこの経験を還元してほしいと感じました。
講師を担当してくださった新垣先生、研究室の学生の皆さん、本日はありがとうございました。
【科学部】卒業生がやってきました。
新年が明けて、活動が少しずつ再開したある日、卒業生がやってきました。
訪問理由は、新年の挨拶と韓国の学会に参加した際の活動報告だったのですが、活動していた在校生とのディスカッションもしていました。
このように長期休みとなると卒業生がやってきて、ディスカッションをしてくれます。
これも科学部の研究内容が深化する1つの方法なのでしょう。
有難い限りです。卒業生の皆さん、これからも待っています!
【ASⅡ/科学部】第10回サイエンスアカデミー
本日、本年度2回目のサイエンスアカデミーが行われ、のべ60名の子どもたちが参加して、科学の面白さを体験してくれました。今回、開催した講座は下記の4つです。
①ふわふわ巨大静電気クラゲ!
②カイロを作ろう!
③【検証】ルミノール反応の実験をしてみた!
④ドラえもんもびっくり?くうきほうのしくみ
空気砲の講座では、空気砲の仕組みや「粘性摩擦」についての説明があった後、子どもたちがグループに分かれて実際に空気砲を作りました。その後、ドライアイスで作った煙を空気砲に入れ、子どもたちが順番に叩いて煙の「輪っか」を作り出していました。叩き方にもコツがあるようで、強くても弱くてもきれいな輪になりません。やっときれいな煙の輪が「発射」されると、子どもたちは輪を捕まえようとしたり、食べてみようと口を開けたり、大興奮の様子でした。最初は丸の形に空いた穴から発射して丸の輪っかが出てきた空気砲。さて、今度は三角やハート、四角の穴の空気砲で実験をします。さて、発射される煙の形はどうなるでしょうか? そして、その形になる理由は何なのでしょうか。答えは、アカデミー参加者に聞いてみてください!
静電気クラゲの講座では、ストローなどを使った静電気の「じっけんタイム」の後に、どうしてそうなるのかを考える「なぞなぞタイム」、それからメインイベント、「くらげをうかせてみよう」という活動という流れでした。静電気の仕組みの説明では、頭にプラスとマイナスのお面をかぶった高校生たちが劇で静電気の仕組みを説明していました。ストローを使った実験では、ストロー同士をくっつけたり海の生物が描いてあるスポンジを釣ったりと色々な活動があり、子どもたちを飽きさせない工夫がされていました。最後の「くらげ」の実験では子どもたちがカラフルなバルーン用の風船を手に、すずらんテープのくらげを教室中をふわふわと泳がせていました。
その他、身近な材料を使って「カイロ」を作る講座もありました。講座ではカイロの材料に使われる鉄を粉状にする理由について考えたり、発熱させるためのコツをわかりやすく説明していました。ジッパー付きポリ袋に材料を入れ、袋をしっかり振ってできあがったカイロはちょうどいい温かさ。市販のものに比べて、定期的に袋を開けて酸素を入れないといけないという手間はあるものの、この季節ならではの楽しい講座となりました。また、色々なものを混ぜあわせ、混ざるかどうか試してみる実験を行う講座もありました。材料は、水、ごま油、洗剤、しょうゆ、それからバター。ものによっては混ぜると美味しそうな香りがしてきます。どの講座も子どもたちに分かりやすい説明や実験を工夫し、生徒同士協力しながら無事アカデミーを終了することができました。
今回で第10回を迎える「サイエンスアカデミー」は小中学生に科学の楽しさを体験してもらうために天草高校で年2回、毎年実施している活動です。来年も多くのみなさんの参加をお待ちしています。
【ASⅡ/科学部】KSH「学びの祭典」/ A big presetation opportunity!
本日、ASⅡ(2年ASクラス)と科学部の計29名の生徒がグランメッセ熊本で行われたKSH「学びの祭典」に参加しました。まだ暗い朝6時半に学校を出発し、無事8時半頃に会場に降り立った生徒たち。到着後、早速自分達のポスターを貼ったり学校紹介ブースを設営したりと、それぞれの準備を開始しました。
会場では300以上ものポスターが分野別に並び、また実業系の学校を中心に実習製品の販売や体験などのブースも数多くありました。ステージでは書道や歌などのオープニングセレモニーの他、興味深い研究発表が行われました(午後からはくまモン登場の場面も!)。
学校や地域の特産品を高校生が発売しているところもありました。ジビエ(鹿肉)を使ったポトフや特産のきくらげ販売、企業とコラボして作った和菓子や実習で作ったウインナーや缶詰など、バラエティー豊かな品揃えで会場はにぎやかな雰囲気でした。また、VR体験やバッジなどの制作体験など、高校生も楽しめるような工夫をしていたブースも多くありました。
大きな会場でのポスター発表は初めての生徒も多く、最初はお客さんがくるのをただ待っている生徒も多かったのですが、少しずつ、自分から声をかけて発表を聴いてもらったり、聴いている人の顔を見て発表をしたりできるようにになってきました。他校の発表を積極的に聞きに行って質問もできた生徒も多く、今後の研究のヒントを得ることができました。また、発表に関して、ポスターへの工夫の必要性や発表時に実物を見せたり、聴衆の様子を観察しながら臨機応変に発表することの必要性を学んだりと、多くの学びが得られた1日となりました。
Today, 29 students from AS II and Science Club participated in the KSH "Festival of Learning" held at Grand Messe Kumamoto. The students left the school at early dawn at 6:30 a.m. and arrived around 8:30 a.m. Then they started preparing by putting up their own posters or setting up a booth to introduce our school.
There were more than 300 posters, lined up by field of study. There were many booths selling practical training products, while some others were offering hands-on experience. On the stage, there was an opening ceremony with calligraphy and singing, as well as interesting research presentations (also a Kumamon visit in the afternoon!).
Some of the school’s and local specialty products were sold there: A soup using venison, curry with wood ear mushrooms. They all looked so delicious! There, many other products were sold, such as Japanese sweets made in collaboration with a company, sausages, and canned goods made through practical training. Many other high schools were making efforts to attract people by offering VR experiences, badge making, and other hands-on activities.
It was the first time for many of our students to have presentations at such a large venue. At first, many of them stood still waiting for the audience to arrive, but gradually they were able to speak up and have their presentations heard. With more and more presentations, they became able to look their audiences in the face during their presentations little by little. Many students also had a chance to listen to other schools’ presentations and ask questions. Many of the groups seemed to have gained hints for their future research. They also learned of the need to improve their posters, to show what they use in their research, and to be flexible in their presentations while observing the audience.
【科学部】九州生徒理科研究発表大会1日目
科学部化石班が九州生徒理科研究発表大会に参加しました。
1日目は開会式の後、研究発表と質疑応答がそれぞれ4分間行われました。
発表は4分ジャストで終了し、伝えたいことを練習通りに発表できました。
続く質疑では苦戦した質問もありましたが、全て答えることができました。
明日は再度質疑が行われます。
宿舎に戻ってからも、ディスカッションを続けて明日に備えていました。
明日も頑張りたいと思います。
【科学部】九州生徒理科研究発表大会に向けて
科学部化石斑が九州生徒理科研究発表大会熊本大会に出場します。
終業式が終わった午後に慌ただしく出発し、熊本市内の宿舎に到着しました。
夕食後に明日の大会に向けて、宿舎で最終練習をしました。
明日の大会では精一杯頑張ります。
【SSH】SSH台湾研修(4日目:日本に向けて)
台湾研修最終日は日本に向かっての移動日となります。
午前3時起床、4時前にホテルを出発しました。現地の運転手さんの御厚意により、ホテルから空港までは豪華車両での移動となりました。
空港に着き、現地ガイドの林(リン)さんに別れを告げ、いよいよ出国です。
林さん本当にお世話になりました。お陰様で大変充実した研修となりました。
日本に着いたらびっくり!雪が降っています。
日本と台湾の気候の違いを強く感じた出来事でした。
4日間の研修と通じて、多くのことを学ぶ機会となりました。
研修実施に際して御尽力いただいた全ての方々、大変お世話になりました。
お陰様で大変充実した研修となりました。
研修に参加した生徒たちは今後の生活の中で、この学びを生かして欲しいと思います。
台湾研修の報告につきましては、3月19日実施予定のARP探究成果発表会にて報告予定です。
お時間がありましたら、是非御覧いただければと思います。
【SSH】SSH台湾研修(3日目⑤:研修後のミーティング)
台湾研修も3日目の終了し、明日は早朝から天草へ帰ります。
宿舎に戻ってから、ミーティングを行いました。
その中で4名の生徒から出てきた意見を以下に示します。
上手くいかなかったこともあったようですが、これからの活動につながる学びが得られたようです。
①英語では上手く伝えられない場面もあったが、ジェスチャーを活用して会話することができた。自分から話しかけた方が相手も理解しようとしてくれて会話につながるので、次回も積極的に話しかけていきたい。
②発音が良くないことが分かった。今後は発音にもっと気を付けて英語の学習をしていきたい。干潟の観察から現在の這い跡がどのようにしてできるのか考察できたので、今後の地層の研究では現生のものとの対比からわかることがあるのではないかと思ったので、新たに取り組んでいく。
③干潟の観察では日頃気にしていなかった地面の形状と環境の関連を学べて、楽しかった。海外の人との会話では速さに苦戦した。速く話されても対応できるように多くの単語を覚え、リスニングをしっかり取り組んでいきたい。
④台湾では英語に加えて、中国語も多く話されていた。大学の先生によると学会でも中国語が多くなっているとのことなので、これからは中国語の学習も必要だと思った。英語については、アクセント一つで伝わるものも伝わらないので、気を付けて学んでいきたい。レストランでの夕食の際に気づいたが、多くの食べ残しが廃棄されていた。留学している先輩によれば台湾は外食が多いようなので、このことが研修前に調査した結果(日本よりも台湾の方が廃棄量が多い)につながる原因かもしれないと思った。
【SSH】SSH台湾研修(3日目④:タピオカミルクティー作成体験)
高美湿原の実習が悪天候のため短縮を余儀なくされたため、急遽夕食会場である「春水堂」でタピオカミルクティー作成体験を実施することになりました。
これは、実習に参加している生徒2名が課題研究として行っている「海外からの旅行者をターゲットとした天草の特産品を生かした商品開発及び砂糖入り茶の相性について」に関連する体験となります。
現在では広く普及しているタピオカミルクティーですが、体験を行った「春水堂」がその発祥となります。
やはり本家本元は茶葉やタピオカにもこだわっており、味が全く違って大変おいしかったです。
体験を行うことで、本家本元の作成法を習得できました。
生徒たちは分量等を細かくメモを取っていましたので、今後天草に戻って課題研究に活かせそうです。
予定外の体験となりましたが、学びの多い体験となりました。
【SSH】SSH台湾研修(3日目③:高美湿原実習)
午後は高美湿原での実習です。
この湿原は元々干潟だったところが堤防の設置により湿原となったものです。
湿原の広大な土地を利用して、風力発電や漁業などが行われていますが、本来あった生態系の保全にも取り組み、一部が自然保護区にも指定されています。
保護区に設置された桟橋や堤防から、自然と人間活動の両立について調査しました。
残念ながら、天候の悪化と強風(まっすぐ歩けませんでした)により予定よりも短縮した調査となりましたが、生徒たちは自然との両立だけでなく、自身の課題研究に関連した内容についても学びを深めていました。
【SSH】SSH台湾研修(3日目②:国立中科実験高級中学研修その2)
歓迎セレモニーの後は、実験中学の学生と合同で実験を行いました。
この実験は事前に実験中学の生徒たちが疑問に思った身近な現象について、解明するために行うものでした。
本校生徒は決められた班に入って、実験を共同で行いました。
先ず、実験の説明を受け、ディスカッションを行いながら実験を進めていました。
最後には実験結果を班を代表して説明し、簡単なものではありますが国際共同研究を行っていました。
また、実験の途中の待ち時間などには自身の研究を紹介し、ディスカッションを行っていました。
【SSH】SSH台湾研修(3日目①:国立中科実験高級中学研修その1)
台湾研修3日目はあいにくの曇り空です。
ですが、参加生徒の皆さんは朝から元気に朝食をとりました。
朝食後に国立中科実験高級中学に向かいました。
学校は中部科学園区に立地しています。
台湾で3番目の実験高級中学で、生徒数は中高合わせて850名程度で、今後小学部も新設されます。
昨日の静宜大学同様に熱烈な歓迎を受けました。
本日は熊本県立宇土高等学校も訪問されており、3校を交えて歓迎セレモニーが行われました。
セレモニーでは、3校の職員からの挨拶と3校の生徒による学校紹介が実施されました。
本校からは中川校長先生が挨拶をし、尾上さんが他の生徒と協力して学校紹介を行いました。
生徒たちは、昨日の反省や直前の中川校長先生の挨拶を参考にして、精一杯天草や天草高校の魅力を発信しました。
記念品も多数いただきました。
お心遣いいただき、誠にありがとうございました。
【ATⅠ】2学期最終日&本評価デイでした
今日のATⅠではA2「先人の知恵を活かす(先行研究調査)」についての本評価を実施しました。仮評価以後、ルーブリックを意識して研究を進めてきた結果、多くの生徒が先行研究を活かした調査や実験ができていたようです。評価の面談では、自分たちがこれまで取り組んできたことや、得た知識をどのように活かしてきたかについて、しっかり話すことができている姿を頼もしく感じました。
2学期のATⅠも今週で終わりです。みなさん、お疲れさまでした! 1月末には、B2「数値データを収集する」の本評価が予定されています。冬休み、班で協力して計画的にデータ収集を進めていってほしいと思っています。
In today's AT I, we had an evaluation to see if students could use knowledge and skills they learned from previous research. Since the provisional assessment, many of the students have been researching with the rubric in mind. As a result, many of them have been able to conduct investigations and experiments to support their idea. During the evaluation interview, we teachers were proud to see them speak confidently about what they have been working on and how they have applied the knowledge they have gained.
This week marks the end of AT I for term 2. At the end of January, they will have another evaluation for "B2" in which we check if they were successful in collecting reliable data. We hope that our students will work together in their groups during the winter break so that they can be confident for the next evaluation in the near future.
【SSH】SSH台湾研修(2日目④:番外編)
実習はそれぞれ別の校舎で行われたため、校舎間を移動する際に少し施設見学を行いました。
<学生寮>
とてもきれいで、設備も充実していました。
来年度には新館もできるそうです。
<教会>
大学がカトリック系の大学なので、構内にチャペルがありました。
【ATⅡ】3年間の探究活動を振り返って
本日でATⅡの授業は最後になります。
生徒たちは1年生からの3年間、地域課題解決に向けた課題研究や発表会、講演会など、SSH指定校ならではの諸活動をとおして探究力を高めてきました。
この時間では、平山先生からの総括のあと、生徒自身の振り返りアンケートを実施しました。
社会へ羽ばたく生徒の力をさらに伸ばせるよう、これからも本校の探究活動を充実させていきます。
【SSH】SSH台湾研修(2日目③:実習編)
研究発表後は、静宜大学の概要説明と実習が行われました。
実習は当初予定よりも増え、3つの実習を行いました。
<静宜大学概要説明>
中国語による概要説明は、現在静宜大学に在籍中で本校卒業生の福本さんの通訳によって行われました。
概要説明後には、福本さんの体験談を交えた質疑応答も行われ、海外の大学への進学について具体的なイメージを描くことができました。
<マスコミュニケーション学科実習>
実際に使われている専用の機材を用いて、様々な手法を用いた「伝える」技術についての実習が行われました。
研究発表で「伝える」ことの難しさを痛感していたこともあり、「伝える」ことを深く考える機会となりました。
【光の方向を考慮した画像を用いた伝える技術について】
【音声のみを用いての状況や心情を伝える技術について】
<化粧品科学学科実習>
林 教授の指導の下、実際にハンドソープを作る実習を通じて、混ぜ合わせる材料の細かな量の違いによって性質が大きく異なることを学び、実験の際には細かな分量の計算や正確な量の測定と混合が必要であることを自ら再確認する実習となりました。
<コンピュータ科学コミュニケーション工学学科実習>
実習では先ず、楊 教授の講義によるコンピュータで作成した映像を用いた「伝える」技術について学びました。
講義後は、昨今の発展が目覚ましいVR(ヴァーチャルリアリティ)を用いた、新しい「伝える」技術を体験しました。
今までにない体験に生徒たちは興奮しており、今後本校でも取り入れていきたい表現方法でした。
1日を通じて、課題研究(海外展開・貢献についての学び)や英語発表のスキル(アイコンタクト等)を深化させることができました。
成宜大学の皆さん、大変お世話になりました。
【SSH】SSH台湾研修(2日目②:研究発表編)
調印式の後は本校生徒による課題研究の発表でした。
3つの発表が行われ、発表した生徒たちは緊張していましたが、最後まで発表をすることができました。
その後、聞いていただいた静宜大学の林 博士と邱 様から講評をいただきました。
地域課題の解決に向けて参考にできる部分も多く、今後の研究の方向性が見えました。
また、発表スキルについての指摘もあり、海外で発表する際の課題点も見えました。
今後の参考とし、更なる課題研究の深化を進めていきます。
【SSH】SSH台湾研修(2日目①:連携調印式編)
2日目の研修は静宜大学で行われました。
成宜大学に到着すると、静宜大学の先生方や大学に在籍している本校卒業生たちからの歓迎をうけました。
その後、静宜大学との連携についての調印式が行われました。
連携には学術連携と共に、今後静宜大学に進学する本校生徒への学費等の優遇措置も含まれます。
天高生の皆さん、台湾で大学生活を送ってみませんか。とってもいいところですよ!
<プチ番外編:朝食の様子>
宿泊したホテルの朝食は、小籠包や肉まんなど台湾ならではのメニューもあり、1日では食べきれないくらい豊富なメニューでした。
【科学部】SSH台湾海外研修1日目(番外編)
SSH台湾海外研修には、2名の科学部員が参加しています。
この2人は、化石とホタルの研究をしています。
2人は1日目のミーティングの後、どうすればわかりやすく伝わるか試行錯誤しながら練習を行っていました。
明日の静宜大学の先生方に対する研究発表では、練習の成果を思う存分発揮してほしいと思います。
【SSH】SSH台湾研修(1日目)
9時に天草空港に集合、熊本空港〜桃園空港〜台中市への移動の1日でした。参加生徒、引率教員、みな元気です。
明日は静宜大学を訪問し、研究発表、大学での実習、日本からの留学生との意見交換会を行う予定です。
【科学部】WWL全国高校生フォーラムに参加しました
科学部ホタル班1年生の3名が全国高校生フォーラムに参加しました。
このフォーラムは毎年実施されており、全国の高校生が英語では研究発表を行います。
今年は久しぶりに東京渋谷の国立オリンピック記念青少年総合センターにて対面形式での実施となりました。
フォーラムは午前中に「多様性」について英語でディスカッションし、午後には研究発表を英語で行いました。
1年生3名は不慣れな英語による発表でしたが、身振りや手ぶりも活用し、相手に伝えていました。
これは本人たちの努力が一番大きいのですが、一部に先輩たちが海外発表で学んだことも生かされています。
このように科学部は先輩たちの学びを生かして、後輩が深化させていくことを続けています。
今後の科学部にもご期待ください。
<午前中のディスカッション>
<午後の発表の様子>
【ATⅡ】提言書が完成しました
本日のATⅡでは、他班からの評価をうけてリライトを行いました。
これで、天草市への提言書が完成しました。
ATⅡでは、文系や理系を問わず、地域課題解決に向けた課題研究に取り組んできました。
地域をあらゆる視点から考え、課題の解決策を模索していこうとする姿勢は、高校卒業後も持ち続けてほしいと思います。
【AS/AT】シュトーレン、はじめました! / Amataka-made Stollen!
你們好(中国語で「こんにちは」)! ドライフルーツ班です。私たちが参加する台湾研修までもう2週間を切りました。私たちはフードウェイストの削減を目指してドライフルーツを活用した商品開発を行っているのですが、その一環として、今日はクリスマスのお菓子、「シュトーレン」作りに挑戦しました。
今回使用したものは、温州みかん、きんかん、ミニトマト、柿、さつまいも、オリーブの6種類の天草産の天草産のドライフルーツ(&ベジタブル)、それにりんごとバナナをドライフルーツにしたものです。(ちなみに、オリーブは先日、本渡南小からいただいたものです!)他にも、果実を漬け込むのに熊本でお正月に飲まれる「赤酒」を使用したり、天草産の黒砂糖を混ぜ込んだり、少しずつ材料を変えた5種類を試作しました。
シュトーレンは、作るのはそう難しくはないのですが、発酵が何回も必要だったり、様々な材料を1つ1つ混ぜ込まなければならなかったりと、思ったより手間がかかります。実際に作ってみて、市販品の値段が張る理由が分かるような気がしました。3人がかりで仕込んだ5つのシュトーレン。焼き始めるとすぐにケーキとドライフルーツの「幸せな」香りが調理室いっぱいに広がります。完成を待つ間に、科学部のみなさんにも声をかけて、市販のシュトーレンと「オリーブ茶」を試食&試飲してみました。オリーブ茶は、摘み取ったオリーブの葉をオリーブ園のレシピを基に加工してみたものです。初めて飲んでみましたが、マイルドな薬草茶のような味がします。シュトーレンはレーズン、オレンジ、レモンが使われているベーシックなものでしたが、シナモンが効いていてとても美味しかったです。スパイス好きにはたまりません!
焼きあがったシュトーレンにはバターをたっぷり塗り、砂糖をまぶします。2、3日すると味がなじんでくるそうなので、それまでガマン、ガマン。地元のフルーツをたっぷり使ったシュトーレン。どんな味がするのかとても楽しみです!
Ni men Hao (“Hello” in Chinese)! It’s us, the group ”Dried Fruits” again! No less than two weeks away from our study tour in Taiwan - we’re so excited! We have been developing products using dried fruits, aiming to reduce food waste, and today we tried making "Stollen," a German Christmas Fruit Bread.
We used six kinds of dried fruits (& vegetables) from Amakusa: mandarin oranges, kumquats, tomatoes, persimmons, sweet potatoes, and olives, as well as home-made dried apples and bananas. We also tried "Red sake," which is drunk at New Year's in Kumamoto and brown sugar from Amakusa.
It took us longer than we had expected, mixing many ingredients and fermenting the dough many times. We now understand why commercial products are so expensive. As soon as we started baking, the "Happy" aroma of cake and dried fruits filled the cooking room. While waiting for the baking to finish, we tried some stollen we bought and home-made olive tea, inviting some Science Club students and teachers. Olive tea, made from picked olive leaves, tasted like a mild herbal tea. The stollen we tried was a basic one with raisins, oranges, and lemons, which was very tasty with cinnamon. It is a must for spice lovers!
After baking, the stollen was spread generously with butter and sprinkled with sugar. It takes a few days to make it even more delicious, so we have to wait until Wednesday at the earliest. The stollen made with lots of local fruit - we can't wait to see how they taste!
【ASⅡ】サンタがやってきた!? / Santa has brought us “presents”!
12月といえばクリスマス! 今日のASでは、ずっと欲しかったおもちゃ、ならぬ実験道具を手に入れてウキウキしている班がたくさんありました。汽水域班は塩分濃度計をついにゲット! これで汽水域がはっきり分かりますね。早速ウェーダーを身につけていつもの川へレッツゴー! ヘドロを発見してはしゃぐJK。これも青春ですね。
「走る」班が手に入れたのは「AI骨格検出システム」。こちらはかなり本格的です。動画の3D解析ができるツールらしく、英文の説明書もお手のもの! 早速パソコンにつないで、運動場で走ったときの体の動きを解析していました。実に楽しそうにしています! その頃、「音」班もやっとベニア板(T2ラワン合板というらしいです。さて、ラワンとは?)を手に入れ、どれくらい防音できるかを調べるための小さな「部屋」づくりに勤しんでいます。やっと「インスタ映え」する写真が撮れました!!
23日のKSHでは、各班ポスター発表を行うことになっていますが、班によっては1人での発表となる班も... 久しぶりにお越しいただいた崇城大学の田丸先生には、「ポスターの分かりづらいところを指摘し合い、より分かりやすいポスターで伝わる発表を目指す」ようご助言をいただきました。(また、継続している質疑応答練習についてもお褒めいただきました。ありがとうございます!)
今日で2学期のASⅡは終わりです。来週は修学旅行、その次は修学旅行の代休、そしてあっという間に終業式がやってきます。23日の発表会では、大人数の中で初めて会う人にも研究内容を伝えられるでしょうか。また、それが終わると28日のサイエンスアカデミー(小中学校の生徒にサイエンスの楽しさを伝えます)。更に更に、1月の研修では全班英語でのプレゼンが予定されています。忙しい冬になりそうですね。みんながんばって!
It’s December - that means Christmas is coming VERY soon! Today there were many groups who were excited to get a toy from Santa. Well, actually what they got were experimental tools that they had long wanted. The group “Brackish water” finally got a salinity meter they dreamed of! Wearing waders, they went to the river excitedly.
The group "Running" got the "AI Skeleton Detection System.” It seems to be a tool that can perform 3D analysis of videos. The students set it up and started analyzing their body movements they had shot. They really seemed to be enjoying themselves!
Meanwhile, the"Sound" group finally got their hands on a veneer board (called T2 Lauan Plywood. What is “Lauan” by the way?) They were working on building a small "room" to see how well it can be soundproofed. While the boys were quietly making posters for their presentations on the computer, the girls were assembling the boards with hammers in their hands. Finally, we could take some "instagrammable" photos of this group!
At the KSH presentation on the 23rd, each group will have a poster presentation. Dr. Tamaru of Sojo University came to today’s classes and gave some advice on making good and easy-to-understand posters. (He also complimented us on our ongoing Q&A practice. Thank you!)
Today is the last ASII in this term. We will have a closing ceremony in about two weeks, but they have presentations and “Science Academy (Science Day with Elementary and Junior High Students)” during the winter holiday. It is going to be a busy winter. Good luck everyone!
【ATⅠ】仮説の検証に向けて... / To verify the hypothesis…
再来週の本評価を控えた2年生、今日のATⅠでは実験やアンケートの結果を分析している班が多かったようです。その中で困っていた ある班を発見しました。天草特産のみかんを活かした特産品を開発すべく、先日試作品の調理を行ったものの、本評価で示せる数値データがありません。調理の際、数値を取らなかったのか尋ねてみたところ、「バタバタして記録を取っていません」とのこと...。
仮説の検証を常に頭において研究を進めていくことは、簡単そうで実は結構難しいのだと感じます。仮説の検証につながる信頼できるデータを確実にとっていくには、しっかりとグループ内でのディスカッションを行い、情報を共有することが必要です。その上で、班員でやるべきことを分担して計画的かつ論理的に研究を進めていかねばなりません。さて、各班、本評価までに結果を出せるのでしょうか。みんな頑張って!
今日は久しぶりに熊本大学と天草市役所から先生方が来られ、地域と関わる研究をしている各班に研究の助言をいただきました。また、次の実験に向けて器具を準備している班もありました(オリーブかすから化粧水に使うスクワランという成分を抽出するそうです)。ディスカッションや活動を重ね、それぞれの研究が少しずつ、少しずつ進んでいます。
In ATⅠ today, students are preparing for their evaluation coming in two weeks. We had some advisors from Kumamoto University and Amakusa City come and give advice. Meanwhile, a group was preparing equipment for their next experiment (they are trying to extract a component called squalane from olive pomace). Many others are analyzing the results of their experiments and surveys.
There we found one group in trouble. They have been developing a new product utilizing locally grown oranges, and they cooked some pies the other day. They enjoyed their cooking and it looked like a success. But now they have a problem - no numerical data to show in the evaluation. They say they were too busy to keep a record when cooking...
It looks like students sometimes forget the fact that they must verify the hypotheses. It is essential to keep discussing in groups and to share the same goal. No matter what research they do, every single group needs to obtain reliable data to verify the hypothesis. Well, there should be a way. Never give up! Gambatte!!
【ATⅡ】提言書の相互評価
本日のATⅡでは、他の班が作成した提言書を評価表を用いて評価しました。
どんな点が良く書けていて、どんな点が分かりにくかったのかを指摘し合います。
この相互評価を経て、次回はリライトを行い完成となります。完成度を高めるために最後まで頑張っています。
【科学部】御所浦島での生痕化石調査(R5.12)
今月末に行われる九州大会に出場が決まった科学部化石班が調査を行いました。
前回の調査よりも範囲を広げ、さらにデータを増やしました。
新たな調査結果も含めて、8500万年前の古環境を明らかにしていきたいと思います。
【ASⅡ】冬の予定もぎっしり! / Lots of plans for winter!
本日のASでは、冒頭にSSH主任の宮﨑先生より今後のスケジュールについて話がありました。12月には二つの外部発表会が予定されており、冬休みにはサイエンスアカデミー(小中学生対象の科学教室)、1月には海外研修代替研修が予定されています(英語の発表あり)。冬の予定もぎっしりですね!
さて、明日から12月。外もずいぶん寒くなってきました。久々に川に入ってヘドロを採取しようとした「汽水域」班... 川の水の冷たいこと! そして、そんな時に限って目的のものがなかなか手に入りません... 川底が堅かったり、石ばかりだったり... 手を真っ赤にしながらも、あきらめずに最後の最後まで川で格闘する二人でした。
質疑応答も頑張っています。4週目を迎え、各班2回ずつ質問または説明&応答を経験したことになります。少しずつ慣れてきたかな? 次回からは英語も使いつつこの活動を行おうと(ひそかに)計画しています。簡単なことではありませんが、きっとみんなならできるはず! 期待しています。
At the beginning of today’s ASⅡ, Mr. Miyazaki told his students about the upcoming schedule: two external presentations are scheduled for December, the “Science Academy” (science classes for elementary and junior high school students) is scheduled for winter break. And in January, a study tour is scheduled (where students have presentations in English). What a busy winter you all have!
Time flies, and it’s already December tomorrow. The group "Brackish Water" went outside in the cold to collect sludge... The water in the river was really really cold! To make matters worse, they had a very hard time getting what they wanted - the bottom of the river was hard, or there were only stones... The two were red handed, but never gave up, and struggled in the river until the very end of the classes.
They are also doing their best in the Q&A sessions. Now in the fourth week since we started this activity, each group has had two turns asking questions or explaining and answering questions. It looks like many of them are getting used to it little by little. Hopefully we will be doing this activity using English soon. We know it will not be so easy, but we are sure everyone will be able to do it! Keep on doing!
【AS/AT】はじめてのじっけん! / Our First Experiment
今日はドライフルーツ班、初めての実験! 実験といっても液体を混ぜて気体を発生させる...などというものではなく、5種類のお茶を飲んでもらい、それぞれの味やおいしさについてアンケートをとるというものです。
昨日放課後にせっせと作った「甘いお茶」5種類... 何のお茶かは知らせず飲んでもらい、アンケートを取りました。2年生の生徒約20名が昼休みの時間に被験者として協力してくれました。
「何これ!?」「意外といける!」「まずっ!」「おかわり!」と様々な感想が聞かれます。なんともにぎやかで楽しい実験となりました。ちなみに、5種類のお茶は緑茶、ほうじ茶、抹茶、麦茶、ウーロン茶の5種類に砂糖を入れたものです。さて、どのお茶がいちばん「アリ」の評価となるのでしょうか?
放課後には先生方にも協力をお願いする予定です。ぜひぜひ、宜しくお願いします!
Today we had our very first experiment! We had the students drink five kinds of tea and take a survey on the taste and deliciousness of each tea. About 20 students in the second grade cooperated with us during their lunch break.
”What is this?” “It tastes surprisingly good!” “Yuck!” “Can I have another sip?" It was a very lively and enjoyable experiment. Between you and us, the five teas were green tea, roasted green tea, matcha, barley tea, and oolong tea, with sugar added. Which one do you think will be the most popular?
We will also ask some teachers to help us as test subjects after school. We cannot wait to see the result of this interesting experiment!
【ASⅡ】イノベーションユースへの参加
ASⅡのメタンガス班が、日本科学振興協会が主催している「イノベーションユース」に参加しました。
これは、10代の研究マインドを応援する育成型プロジェクトで、全3回の発表で研究をブラッシュアップしていきます。
本日はセカンドラウンドが行われ、発表を行いました。
研究成果が上手く出ていないこともあり、課題の残る発表となりました。
来年3月のファイナルラウンドに向けて、研究を進めていきたいと思います。
【AS/AT】オリーブ収穫祭 / Harvesting Beautiful Olives
2日続けてこんにちは! ドライフルーツ班です。
写真を見てください! これは今日収穫したばかりのオリーブです。さて、突然ですが、ここで問題です。さて、このオリーブの入手先はどこでしょう?
1 オリーブ園の通信販売
2 天草の青果市場
3 小学校の運動場
正解は... 3! 天草高校のお隣(徒歩3分です)にある本渡南小学校の運動場にオリーブが実っているという情報をいただき、収穫におじゃましました。
丁度お昼休みだった南小。運動場でたわわに実った黒い実を収穫していると、黄色い帽子をかぶった元気のいい女の子たちが「おねーちゃん、何してるの?」と元気よく声をかけてくれました。それからどんどん小学生が増え... 最終的には高校生2人と小学生10人ほどでわいわい言いながら楽しく収穫することになりました。巨峰みたいに大きくてとっても立派なオリーブがたくさん収穫できました!
さて、収穫したオリーブはどうなったかというと... 元々は「オリーブのはちみつ漬け」を作るために分けていただいたのですが(うまくいけば最短2週間で渋が抜け始めるとのこと)、他にも、砂糖や塩で漬け込む方法も試してみようと思います。うまくいきますように!
収穫に協力してくれた元気なちびっこたち、快く収穫を許可していただいた本渡南小学校の福山教頭先生、本当にありがとうございました。研究活動、がんばります!
Hello again from the “dried fruit group!”
Please take a look at the picture! These are olives we got today, which were just harvested. Now, here is a sudden question. Where did you get these olives?
1 Mail order from olive orchards
2 Fruit and vegetable market in Amakusa
3. Elementary school playgrounds
The correct answer is... 3! We were informed that olives were growing on the playground of Hondo Minami Elementary School, located next to Amakusa High School (a 3-minute walk), so we went there to harvest them.
It was just lunch time at Minami Elementary School. While I was picking the black olives in the playground, a group of cheerful girls in yellow hats called out to me cheerfully, "What are you doing, girl? They called out to me cheerfully, "What are you doing? Then more and more elementary school students joined us... In the end, there were two high school students and about 10 elementary school students, and we had a lot of fun harvesting the fruit. We were able to harvest a lot of olives that were big and very fine, like grape grapes!
Now, what happened to the olives we harvested? Originally, we were given them to share to make "olives in honey" (hopefully the astringency will start to come off in as little as 2 weeks), but we are going to try other ways to pickle them with salt and 00. I hope it will work!
Thank you very much to the energetic little ones who helped us harvest, and to Mr. Fukuyama, the vice principal of Minami Elementary School, who graciously allowed us to harvest. We will do our best in our research activities!
【AT/AS】手作りドライフルーツ / Homemade Dried Fruits
はじめまして!ドライフルーツ班です。
私たち2名は、12月のSSH台湾研修でドライフルーツを使った食品ロス削減について発表をする予定になっています。私たちは所属学年は違うのですが、元々AS(1年)とAT(2年)で食品ロスの研究を計画しており、今回、共同で研究することになりました。現在は、地元の果物を活用したフレーバーティーの試作に向けて、先行研究を調べたり、お茶に関する実験を計画したりしているところです。
今日はランチの時間を活用して、手作りのドライフルーツ(&ベジタブル)を試食しました。使ったのは、天草産の温州みかん、レモン、ゆず、金柑、それにトマト。オーブンからは、柑橘系のいい香りがしてきます!120℃で60分ほど乾燥させたところで、1つずつ試食してみました。
まずは、ゆず...めちゃくちゃすっぱいです! 同じように乾燥させているのになぜか、ゆずだけすぐ茶色に焦げているのはなぜでしょう...。当たり前ですが、レモンもすっぱいです(予想通り)。みかんは一番パリッと綺麗にでき、見た目もかなりの自信作といえそうです! 皮ごとパリッと食べられます。意外と美味しかったのが、トマト! 今回、ドライトマトを食べたのは初めてですが、生でそのまま食べるより甘みが増していて、可能性を感じます。最後に金柑...す、すっぱい!ゆずよりはすっぱくないものの、生の金柑よりすっぱいと感じます。甘みが凝縮される果物と、そうでないものがあるのは面白いですね。
来週には、生徒のみなさんと先生方に「ある飲み物」を試飲していただく予定です。どうか御協力をお願いします!
Nice to meet you! We are a research group named “Dried Fruit.”
We are planning to make a presentation on food loss reduction using dried fruits at the SSH Taiwan study tour in December. Although we are in different grades, we both thought of the research on food loss in AS (1st year) and AT (2nd year) class. Now we have decided to collaborate on this project - currently in the process of researching previous studies and planning experiments related to tea. We are trying to create a “new” flavored tea utilizing local fruits.
During lunch today, we tasted samples of homemade dried fruits (& veggies). We used some Amakusa-grown mandarins, lemons, yuzu, kumquat, and tomatoes. when cooking, the sweet smell of the fruits and vegetables come out from the oven! After drying at 120°C for 60 minutes, we tasted them one by one.
First, the yuzu... It is very sour! Somehow the yuzu is the only fruit browning quickly even though they are dried in the same way as other fruits. Lemons are also sour as expected. The mandarin oranges are the crispiest and most beautiful. We can say that we are quite confident of their appearance - you can even enjoy their crispy peel! Surprisingly tasty were the tomatoes! This is the first time we've had dried tomatoes, but they are sweeter than fresh, and we can see their potential in cooking. Finally, kumquat... Soooo sour! It is not as sour as yuzu, but we feel it is more sour than fresh kumquat. It is interesting that some fruits have concentrated sweetness while some do not.
We plan to have our classmates and teachers sample our “special drink” next week. Thank you for your cooperation in advance!
【科学部】弘済会から助成金をいただきました。
本日、日本教育公務員弘済会熊本支部より科学部ホタル班に対して助成金をいただきました。
いただきました助成金を有効活用し、研究を深めていきたいと思います。
ありがとうございました。
【ATⅡ】本評価【E1】・【E2】
本日は、【E1:提案を創造する】及び【E2:地域を創造する】についての本評価を実施しました。
評価シートに入力した内容をもとに担当者と面談を実施し、探究活動を通して探究に関わる資質や能力がどのように高まったのか確認を行いました。
評価シートを用いての評価は今回で最後となります。高校三年間での探究の学びを通して、自ら学びに向かう探究の力をどれだけ伸ばすことができたでしょうか。探究はこれからも続いていきます。天草高校での探究活動で培った力を発揮してくれることを期待しています!
【ATⅠ】調理実習?... / Cooking in AT Class?
ATⅠが始まってしばらくして廊下を歩いていると、階下がにぎやかな様子... それに、なんだかいつもと違う香りもしてきます。そういえば、「天草の特産品になるようなパイを作ります」と言っていた班がいたな、と調理室を覗いてみると... なんと約30人ほどの生徒が調理室にひしめき合っていました。
その様子は、さながら「みかん工場」。半分以上の生徒がみかんの皮をむいたりすりつぶしたりしています。何をしているか聞いてみると、「みかんの香水」や「みかんの入浴剤」を作ろうとしている班、おからを使ったスコーンを焼いている班(ここだけみかんと無関係でした)、それに、みかんとかぼちゃを使ってパイを焼いている班... 限られた1時間という時間を有効活用し、考査前に何とか形になるものを作ってみよう!という各班の思惑を感じたところでした。
みんな楽しそうに作業&調理をしていましたが、この活動が単なる「調理実習」になってしまっては探究とは言えません。今日の活動を研究につなげられるか? 数値を分析して何らかの結果を導くことができるか? 各班、まだまだ工夫が必要なようです。今後の活動にも期待しています!
Walking down the hallway during AT class, we heard some bustling downstairs... from there also came a somewhat “citrusy” smell. We couldn’t help peeking into the cooking room, and found 30 students busy working there.
The room looked like an "in school orange factory.” (As you might know, our city, Amakusa, is famous for its orange production.) We wondered what each group was doing there. One group said that they were trying to make "orange perfume" and another said they were to make "orange bath salts." There was another group baking scones using soy pulp (this was the only group without oranges), and another group baking pies using oranges and pumpkins. Anyway, each group was trying to make the best use of their limited time to create something before the coming exams.
It’s not that the students were just enjoying their "cooking.” In this class, AT (“Amakusa Inquiry Study” in English), students are expected to do inquiry based learning. In other words, they need to use what they did today in their research: they need to have some kind of result and analyze it. However, you never know what you can do till you try. Don't be afraid of making mistakes, and keep trying!
【SSH】職員研修:人権教育・教科間連携授業
天草高校では「研修日課」が考査前1週間の週に設けられています。その2回目の研修日課である今日は、午後の時間を使って2つの研修が行われました。
始めに行われた人権教育に関する講話では、教育庁人権同和教育課より堤田様を講師としてお迎えし、主に同和問題(部落差別)、子どもの人権、更に性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性の理解を含む、様々な人権課題について研修を受けました。今年度施行された子ども基本法についてや、自分や他者の人権を守ろうとする意識や意欲を促進するための授業中の体験的な学習についても考えることができました。
その後、SSH研究部より教科間連携授業についての研修がありました。今日の研修では国語科と地学科、AS・ATの教科間連携の例について説明があった後、4つのグループに分かれて実際の教科間連携授業の内容について話し合うワークショップを行いました。あるグループでは地理×英語の教科間連携について話し合い、地理における資料読解力の向上を資料を利用した英文の理解力の向上につなげるという授業のアイデアが出ていました。また、あるグループでは国語×生物の教科間連携について話し合い、「読むこと・書くこと」を高めようとしている論理国語での学びを活かして、生物でも書いてまとめる場面を設定するという活動を模索していました。
天草高校では全ての科目で探究場面を設定して探究型授業の実践を行っています。生徒たちがより深く・主体的に学んでいくためには、1つの教科で得た学びをまた別の教科で実践・発展させていく必要があります。生徒たちの探究的な学びを効果的にサポートできるよう、私達教師も連携し、日々授業の改善に努めていきます。
【ASⅡ】「元」舞萩班の今... / The group “ex” Telegraph Plants
本日6時間目のASⅡでは、各班で対照実験の方法について考える時間を持ちました。多くの班が、少なくとも12月のKSHでの発表までに何らかの実験結果をデータ化し、分析しておかなければなりません。1回の実験に時間がかかったり、必要なものがなかなか入手できなかったり、被験者を集めるのが難しかったりと、実験に関して頭を悩ませている班も多そうです。
さて、7時間目にふと窓の外を見ると、資源ごみ置き場に集まる不良たち、いえ、善良な「電磁誘導」班の少年たちの姿が! 実験に使うペットボトルを物色(?)しているようです。そして、その横を優雅に散歩しているのは女子高生の集団...ではなく、「元」マイハギ班のみなさんでした。なぜ「元」がつくのか気になりますよね? 実は、先日の記事でもお伝えしたとおり、マイハギが某テレビ番組で紹介されてバズってしまったそうで、しばらく入手が難しそうとのこと... とにかく、「元」マイハギ班がなぜ外を歩いていたかというと、マイハギに代わる研究対象を求めて川辺の植物を物色していたからなのでした。池の鯉を観察したり、ヨモギやセイタカアワダチソウなどの植物を見たり... その中で、彼女たちの目に留まったのは... イシクラゲ!(※みなさん、イシクラゲって知っていますか?地面に生えているワカメ?みたいなやつです)何はともあれ、研究対象候補になりそうなイシクラゲを無事収穫(?)し、笑顔で帰路についた「元」マイハギ班でした。(早く新しいグループ名が決定しますように!)
質疑応答もがんばっています。写真を撮りながら気づいたのですが、自分たちの研究について説明するとき、みんな本当に素敵な笑顔です。研究が楽しいんでしょうね!
In the sixth period ASⅡ today, students had a chance to think about their control experiments. Many of the groups need to have a certain amount of reliable data before their presentation in December. We hear some groups are having difficulty in getting what they need for the experiments, and some are having a hard time getting enough people to be involved in their experiments. How can they solve these problems?
In the following period, we saw some groups outside. Look! There are suspicious boys in front of the garbage pit…! Oh, good, they are just our loving students trying to find PET bottles for their experiments. We can see another group of girls enjoying a walk by the river…who are from the group “ex” Telegraph Plants. You want to know why it’s “ex,” right? Well, as we told you before, the telegraph plants, which the students were planning to use for their experiments, were sold out all over Japan since they were featured in a TV program the other day. The students had no choice but to seek something else worth researching. That’s why they were walking outside looking around. While looking at wild plants such as mugwort or goldenrod, there was a fateful encounter… They found some blue-green algae called “Nostoc Commune” on the ground. (Do you know what they are? You can see some black things like dried-seaweed in the picture.) Anyway, the students went back to class proudly with a possibility in their hands. Good for you guys!
Students are enjoying Q&A sessions as you can see in the pictures. They look really happy talking about their research, which shows how much they love what they are doing!
【科学部】グローバルサイエンティストアワードに参加しました
鹿児島県の池田学園が主催して行われている「グローバルサイエンティストアワード”夢の翼”」に参加しました。
化石班が参加し、研究発表を行いました。
上手くいかないこともありましたが、貴重な経験となりました。
【SSH】科学の甲子園
11月12日(日)に「令和5年度科学の甲子園全国大会」熊本県出場校選考会が県庁防災センターで実施されました。
全国大会への出場を目指し、県内から11校が参加し、筆記試験(60分)と実技試験(60分)が行われました。本番に向けて選抜された本校2年生6名は約2か月前から、放課後を使って過去問を解いたり実技試験の練習をしたりしてきました。
実技試験の課題は、与えられた道具を用いて「粘土を約2m先の皿に入れるための発射装置を作る」というものでした。装置の強度と発射の正確性を高めるために試行錯誤しながらチームで協力して装置を作り上げました。
結果は後日発表されます。本大会に参加したメンバーは、これからも探究心を高め、天高を引っ張るリーダーになってくれることを期待しています。
↑作成した発射装置
↑実技試験の様子
↑本大会に参加した6名のメンバー
【SSH】突撃インタビュー! / Interviews with “Instagrammable” Groups
さて、今日も楽しいASⅡが始まりました♪ おっ!「魚糞班」がインスタ映えしそう(?)な、灯油ポンプを持って歩いています。これは、インタビューのチャンスですね!
Q 今、何をしているのですか?
A 水槽の土を焼くために、水槽の中の水を吸い出しているところです。
Q なるほど。何のために焼くのですか?
A 熱することで、土の中の微生物を除去するためです。ホットプレートで焼くので、少し時間がかかりますが...
Q 焼いた後の土は、どうするのですか?
A 水槽に戻して、焼いていない土の水槽との対照実験に使います。それぞれの水槽でアマモという海草を育て、一緒に入れた魚が排泄した糞がアマモの成長を助けるかどうかを調べようと思っています。
Q 面白そうですね!がんばってください。
休み時間が終わって廊下を歩いていたら、またインスタ映えしそうな班が!(いざ突撃!)
Q 何班の方ですか?何をしているのですか?
A テトラポット班です。砂場の砂をとって、乾かしています。
Q 何に使うのですか?
A テトラポットを積んだときのテトラポット間の面積を測ろうとしています。初めは水で測ろうとしていたのですが、3Dプリンターで作ったテトラポットは水に浮いてしまうのと、材質的に水を吸収する可能性が考えられるため、水ではなく砂で測ってみようと考えました。
Q なるほど!うまくいくといいですね。
本日も、最後の5分で質疑応答を練習しました。前回と逆の、偶数班が説明をして、奇数班が質問をする形式です。継続は力なり。「質問力」をみんなで上げていきましょう!
Look! A boy in group “Fish Waste” is walking with a siphon pump in his hand. It is so “instagrammable!” We must go interview him now!
Q What are you doing?
A I’m pumping water out of the water tank so that I can get the soil and bake it.
Q To bake? What are you baking it for?
A To remove microorganisms from the soil by heating it.
Q I see. What do you do with the soil after baking?
A I will put the soil back to the tank and use it for a control experiment with the tank of unburned soil. After that, I will grow eelgrass in each tank and see if the feces excreted by the fish in the tank helps the eelgrass grow.
Q Sounds interesting! Good luck!
Walking down the hallway after recess, I saw another “Instagrammable” group outside. (Why not run for an interview?)
Q What are you doing?
A We, the “Tetrapods” group, are taking some sand from that sandbox and drying it.
Q What do you do with it?
A We are trying to measure the area between tetrapods we pile up. Originally, we were planning to measure it with water, but since our tetrapods are 3D printer-made, they might be too light to stay in the bottom when water is added to the tank. Also, there is a possibility that they absorb some water, so we decided to measure it with sand instead of water.
Q I see. I hope you can make it!
In the last 5 minutes, we had Q&A session practice again. Today, even-numbered groups explained what they've been studying in just two minutes, and answered the questions in the following three minutes. Through this practice, we teachers are expecting students to realize where they need more explanation, and to get some pointers on what would make their experiment method even more effective.
【ATⅠ】アンケート&実験、準備中 / Preparing questionaaires and experiments
今日のAⅠは久々の研究活動でした。先日、A1「読み解く」の本評価を行いましたが、2学期中にA2「先人の知恵を活かす」の本評価を行います。先行研究をどのくらい研究に活かすことができたかをはかる評価です。これまで教室で色々と調べたりディスカッションを行ってきた班も、本評価を見据えて、そろそろ実験や調査を実施し、データをとっていかなければなりません。
本日の活動では、特に文系の研究を行っている班で、google formsを利用したアンケートを準備している班が多く見られました。アンケートをとる際は、自分たちが知りたいことがきちんと聞けるように、相手にきちんと伝わる内容にしたり、回答方法(自由記述?選択?複数回答可?)の選定など、様々な工夫が必要になってきます。また、そもそも、アンケートの対象者が天高生で良いのか、という点も議論する必要があります。研究結果に反映できるアンケートにするために、各班、担当の先生の助言を受けながら質問項目などを見直していました。
多くの班が活発にディスカッションをしている中、4階の教室から「カン、カン」という、何とも不思議な音がこだましてきます。気になって様子を見に行ってみると、「天草陶石」班が金属のすり鉢のようなものを使って陶石を砕いているところでした。このパウダーを使って、泥パック製作を予定しているものの、陶石中に含まれるガラス成分をどう取り除くかが課題だそうです。全国シェアの8割を占めるとも言われ、地元の陶磁器にはもちろん、有田焼や瀬戸焼にも使われている天草陶石がパックに変身できたら、面白そうですね! これからが楽しみです。
ATⅠでは、約30班のグループがそれぞれ興味深い研究に取り組んでいます。時間を計画的に使って、研究活動がんばってください!
Now that students are done with the assessment “Reading and Understanding,” the next assessment "Utilizing the Wisdom of Our Predecessors" will come in a month. This is to measure how well they have been able to apply prior research to theirs. Each group must start conducting experiments or surveys soon so that they can gather data to be analyzed in the future.
Today, many of the groups, especially those conducting non-scientific research, prepared questionnaires using google forms. When making questionnaires, it is important to make questions clear for everyone to get the answer they need. Also, it is necessary to decide which response method to use; free-text, multiple choice, or checkboxes. It is also necessary to discuss whether it is appropriate to set the target audience as high school students or not. Many groups are now reviewing the questions in the questionnaire with the advice of the teachers.
While many students were actively discussing in groups, a strange sound was coming from one classroom: "clang, clang.” Some students went there to find that the "Amakusa Ceramic Stone group" was using a metal mortar to crush ceramic stones. They said they were planning to use this powder to make mud masks, but the problem was how to remove the glass component in it. It would be fascinating if the Amakusa ceramic stone, which is said to account for 80% of the national market share, could be transformed into a pack! Can’t wait to see their mud masks ”on sale” in the near future!
In AT I, about 30 groups are working on their own interesting research. Keep doing your best in your research activities!
【ATⅡ】提言書完成
本日は、ATⅡでの活動成果を踏まえた提言書を完成させました。
担当者の添削を受けながら、各班最後まで修正を行っていました。
次回は「創造する力」の本評価を行います。
【科学部】ホタル班の新しい挑戦です!
ホタル班の研究を引き継いだ1年生が、何らやホワイトボードにまとめています。
これは先日の田丸先生とのディスカッションで教えていただいたDNA分析の過程です。
田丸先生に習ったことをどこまで理解できているのかまとめていました。
この努力が研究成果へ、そしてホタルの保護につながるように挑戦したいと思います。
【ASⅡ】質疑応答練習、スタート! / Our first Q&A practice in class
本日、授業の最後の5分間で、質疑応答の練習第1回目を行いました。今日は奇数班がそれぞれ2分間で研究の概要を説明し、その後の3分間で質疑応答を行う形式でやってみました。説明がとても早口になってしまう班もあれば、時間が足りない班も続出し、「はじめてらしい」質疑応答練習になりました。12班それぞれが自様々な研究しているため、「なぜ○○の項目を調べようと思ったのか」「これからどのようして仮説を検証していくのか」など、基本的な質問も多く聞かれ、発表班は1つ1つの質問にスライドや実物を見せながら丁寧に答えようとしていました。
もちろん、活動も意欲的に行っています。今日も暗室での実験や、巨大なメスシリンダーを使った実験、生物顕微鏡を使った観察など、面白そうな活動が盛りだくさんでした。みなさん、しっかり記録を残して次につなげていってくださいね。
Today, we had our first Q&A practice in the last 5 minutes of class. Today, the odd-numbered groups spent two minutes giving an overview of their research, followed by three minutes for the Q&A session. Since each of the 12 groups has been doing various research on their own, many basic questions were asked. They were like "Why did you decide to research this item?” or “How will you verify your hypothesis?” The presenting groups tried their best to answer each question by showing slides and actual items.
Of course, the students are also enthusiastic about their activities. Today we saw many interesting activities such as experiments in the darkroom, experiments using a giant cylinder, and observations using a biological microscope. Everyone, please make sure to keep a record of these activities for future use.
【ATⅠ】本評価 / Evaluation Day
Happy Halloween! 今日のATⅠは本評価の日でした(ハロウィンとは全く関係なく...)。今回は「A1:読み解く」の評価で、先日生徒がつけた自己評価を基に、一人ひとり担当者が面談をします。「A1」の項目では、生徒の研究に関連する専門知識や研究に関連するグラフや表についての評価です。これまで研究計画書の作成や研究活動で実践してきたことを、自分の言葉で説明できるかどうかがポイントとなります。
待機場所では、生徒が自分が呼ばれるのを待ちつつ今までの研究を振り返って準備しています。緊張しているのが伝わってくるようです。一方、評価の実施教室では、それぞれが自分たちの研究について一生懸命伝えようとしています。
評価を通じて自分たちの研究を振り返る機会になるだけでなく、自分たちの研究に足りないところや、今後やらなければならないことが見えてくるはずです。それぞれ、自分の言葉で研究についてしっかり伝えることができますように!
Happy Halloween! Today, in ATⅠ, is evaluation day (no treats,, just tricks!). This time, we teachers check on students’ understanding of expertise in their fields. They are required to explain what they have researched, using some data to support their idea.
In the waiting room, some students are looking back at what they have done with a nervous look. Meanwhile, in the evaluation room, other students are trying their best in answering questions and explaining what they are doing in their own words.
Being evaluated is never a fun thing, but it would give them an opportunity to look back on what they have done in their research. It also would help them in finding out what kind of data they need or what they should do in the future. Good luck, everyone!
【ATⅡ】提言書作成
3年生のATⅡで作成している天草市への提言書もいよいよ仕上げに入ってきました。
討論会を経て、さらに練られた提言を体裁が整った状態に作り上げていきます。
多くの人の目に留まるようにインパクトがあるタイトルを考えている班や、数値データを処理してより具体的な提案ができるように工夫している班がみられました。
【ASⅢ】論文の相互評価
本日のASⅢでは、作成した論文の相互評価を実施しました。
評価表を用いて、他班が作成した論文を読み、不足している情報や誤字脱字がないかを確認しました。
この活動を通じて、読み手の率直な感想を知ることができたようです。
2年間通して行ってきた研究活動の集大成として、より詳細な研究論文を仕上げてくれることを期待しています。
【ASⅡ】質疑応答を極めよう! / Practicing Questions and Answers from Next Week
本日のASⅡでは、冒頭に「質疑応答練習」についての説明がありました。来週から、授業の最後に違う班の人たちに研究内容を簡潔に伝え、質疑応答をする時間を取ります。将来的には英語でこの活動を行う予定です。練習を重ねて質疑応答がスムーズにできるようになるか、質疑応答の内容を今後の研究に活かせるか? 短時間ではありますが、なかなか重要な活動になりそうです。
さて、各班はそれぞれの研究に入ります。今日は実験の準備や計画を立てている班が多いようです。「電磁誘導」班は、サイフォンの原理を学ぶためにサイフォンの実験を終え、今後はペットボトルを使った「ししおどし」を作ろうとしています(すごく楽しそう!)。「汽水域」班は、ヘドロからの発電量を調べるために必要なカーボンクロスとニッケル線が届くまでの間、身近にあるものを使って実験キットを手作りしています。科学の実験に使うものですが、ホームセンターや100円均一、手芸屋さんなど、色々なお店を回って最適な材料を探します。汽水域を判断するための塩分濃度計も購入したところだそうです。
そうこうしている間に、電磁誘導班のししおどしができました!ペットボトルの筒に流す水の量を一定にして、その運動を利用した発電量をこれから計測していくのだそうです。並行して、体育職員室からホースをもらってきた班員たち。先日のサイフォンの実験で使ったホースですが、長さと口径を変えて実験をするとのこと。どの長さに切断すべきか、前回の経験を基に話し合っています。
12月23日にグランメッセで行われるKSH全体発表会「県立高校 学びの祭典」には、ASⅡの多くの班が参加予定です。あと2ヶ月あるとはいえ、複数回の実験から得たデータを分析し、発表の準備や練習をするには、余裕があるとはいえない期間です。どんなデータをどのような方法で集めるか、目指すゴールはどこなのか。各班、活発なディスカッションが続きます。
At the beginning of the class, students were told that they were going to start practicing questions and answers from the next class. In this 5-minute activity, students are expected to work in groups, telling another group about their research in two minutes, and then answering questions in three minutes. The students haven’t had enough practice for his “question-answer session,” which requires the understanding of the research and quick response based on the knowledge and data. It’s a short activity but hopefully helps them a lot.
After the talk, each group started their things again. Many students seem to be planning their experiments. A group called “Electromagnetic Induction” did a Siphon experiment the other day, and they are making “Shishi-odoshi,” which is a Japanese bamboo cylinder used to frighten harmful animals away. It looks like a lot of fun! Meanwhile, the “Blackish water” group is making something for their experiment using some carbon cloth and nickel wires. It is to check how much electricity can be generated from the sludge taken from the bottom of a nearby river. Like them, students create various equipment using common items bought at home improvement centers or hundred yen stores. They need to be creative even in preparing for experiments to achieve their goals!
Oh, now the students’ “Shishi-odoshi” is now ready to use. They used plastic bottles, instead of bamboo, and made the one that works perfectly! They are going to run water steadily through its pipes and see how much electricity it produces with their moves. Today they also got some hose so that they could do the Siphon experiment again in a different length or diameter. They are now discussing the proper length of the hose based on the data from their past experiment.
In late December many groups will take part in Kumamoto Super High School Presentations at Grandmesse Kumamoto. In two months, students need to conduct several experiments, analyze the data, and get ready for their presentation. Two months is not so long to do everything. Keep moving forward to accomplish your goals!
【ATⅡ】提言書の作成
ATⅡは今日から本格的に提言書作成が始まりました。
先週行った討論会では、自分たちの研究をよりわかりやすく提案するために考えを出し合いました。
他班から受けたアドバイスを受けて改善を加え、納得の行く提言書を完成させていきます。
どんな提言書が出来上がるか楽しみです。
【科学部】生徒理科研究発表会に参加しました
科学部のサンゴ班、海水準班、化石班が生徒理科研究発表会に参加しました。
各班が、今までの成果を精一杯発表しました。
結果として、化石班が地学部門で部会長賞(5位)となり、12月に行われる九州大会に進出しました。
優秀賞となったサンゴ班と海水準班も発表会での指摘を参考に、今後の研究で頑張ってくれると思います。
<化石班>
<海水準班>
<サンゴ班>
【科学部】生徒理科研究発表会に向けて
今週末に生徒理科研究発表会が行われます。
参加はサンゴ班、海水準班、化石班の3班が出場します。
それぞれの班がデータからの考察を進めていました。
研究成果を精一杯発表して欲しいと思います。
【SSH】科学の甲子園に向けて
来月、科学の甲子園の県予選が行われます。
本日は本校2年生から選抜された精鋭生徒6名が実技試験について議論を重ねていました。
高得点を目指して頑張って欲しいです。
【ASⅡ】実験、はじめました♪ / Time for an experiment!
暑くも寒くもなく、今日も秋空の過ごしやすい天気! 今日は「精油班」の第1回実験におじゃましました。精油のストレス緩和効果についての実験で、今日は4名(2名×2回)の被験者で実験をしていました。まず、ストレス負荷をかけるために、被験者は隣り合った数字の足し算を一定時間行います。インターバルをはさんでもう一度計算、その後、精油を嗅いでリラックスできたかどうかを調べるようです。今日はALTのWilliam先生にも実験に参加してもらいました。ストレス度合いは、被験者が指に装着したパルスオキシメーターで計測したデータ分析を試みるとのこと。結果が楽しみですね!(でも、久々の暗算でストレスがすごくたまりました...!by 被験者K)
さて、その頃「マイハギ班」の生徒たちは揃って困った顔をしていました。というのも、先日、あるテレビ番組でマイハギが特集されたことにより、全国の園芸店でマイハギが売り切れたんだとか!さて、マイハギ班はこのピンチをどう乗り越えるのでしょうか。
他の班ももちろん元気にやっています。アマモの水槽から分析のために土を採取したり、走るときの腕の動きについて考えたり、テトラポットを組んだり、汽水域の水の採取に適した潮汐について話し合ったり。それぞれ少しずつ研究が動き出しています。今後にご期待ください!
Another lovely autumn day! Today we were invited to the “Essential Oil” group as participants of their 1st experiment. They have been studying about the relaxing effect of essential oil, and today, they had us undergo stress, then observed how relaxed we would feel after smelling the oil. In the experiment, we were asked to continuously add pairs of numbers while wearing a pulse oximeter on our finger (it was so stressful!), then, after 15 minutes or so, we were then asked to smell the extract of hinoki, or a Japanese cypress. Well, it was a good smell, but we’ll see the results later!
Meanwhile, students in “Telegram Plant” had troubled faces. That’s because of the fact that telegram plants were on TV the other day, so their nursery trees were sold out at every garden store. Without the plants, what would the students do now?
Of course, other groups are also doing great. They are taking some soil out of the eelgrass water tank, discussing the movement of arms in running, building up tetrapods, or deciding the best time of tide to take water from the river for checking. Each research has been moving on little by little. Stay tuned for updates!
【ASⅢ】研究論文が完成しました!
2学期当初から作成を進めていた研究論文が完成しました。
作成を通じて、自分たちの研究に対して考察が深まったようです。
これらの論文は日本学生科学賞に出品します。
入選するかはわかりませんが、結果を待ちたいと思います。
【ATⅠ】中間発表会まであと1週間 / One Week to go…!
2年生の各教室と理科室を主な活動場所にしているATⅠですが、実は、毎週ATⅠとATⅡが同じ教室内で活動している部屋が1つだけあります。そう、地学室です!最近の地学室では、ATⅡ(3年生)の班が研究のまとめである「提言書」の作成を行っているすぐ横で、ATⅠ(2年生)が研究の土台である「研究計画書」を練り直しているという状態です。「1年後にどういった活動をしているのか」というビジョンが持てるという点で、2年生にとって学びの多い、恵まれた環境であるといえそうです。
さて、本日のATⅠでは12月に実施されるSSH台湾海外研修についての説明があり、その後、グループに分かれて各教室で研究計画書の仕上げを行いました。研究の背景に先行研究で調べたことがうまく入っていなかったり、検証が困難な仮説だったり... 一見仕上がっているようでも、細かく見ていくとまだまだ課題の残る計画書も多いです。SSH中間発表会まであと1週間。限られた時間で、計画書の練り直しだけではなく、発表練習も行わなければなりません。日々忙しい2年生ですが、去年度の研究を通した学びも活かして、より良い発表ができますように。また、発表や質疑応答を通して1年生とも学び合える、充実した発表会になりますように。あと1週間、班長を中心に協力して頑張ってくれると信じています。
In ATⅠ, students go to many different classrooms to meet in groups. However, there is only one room in which both 2nd and 3rd graders meet in the same period - the Earth Science room. 2nd graders can envision what they will be doing in the future through seeing what their seniors are doing now: writing proposals to Amakusa city with their research results. The result? A unique atmosphere that could help younger students a lot!
In today’s class, students listened to an explanation about the Taiwan Study Tour in December, and then went to each classroom to complete their study plans in groups. At first glance, all the study plans look well, but actually, most of them need revision- some don’t include what they learned from previous research, and others have hypotheses which seem almost impossible to be verified in a year. Now that they have a week to go before the “SSH Interim Presentation” on the 24th, they need to not only complete their study plans, but also prepare and practice their presentations. Well, we know how busy they are, but we believe they can. They should be able to use their research experiences last year and make the best use of this presentation opportunity with 1st graders. Go for it, our young researchers!
【SSH】SSH中間発表会 / SSH Interim Presentations
本日6、7限の時間でASⅠ、ATⅠのSSH中間発表会が行われました。5分の発表と3分の質疑応答が5回のセッションで行われ、1年生は2回、2年生は1回の発表をそれぞれ行いました。今日の発表会では質疑応答が活発に行われており、どの生徒も主体的に発表に臨んでいたようです。昨年度の形態から変更し、今回の発表会では2年生も発表を聞くだけではなく研究計画書を発表する時間を取りました。準備期間が短く直前まで発表に不安を抱えていた生徒も多くいましたが、計画書について発表し、質問や助言をいただく機会を得たことは、今後の研究の糧になるものと思います。
半面、課題もまだまだ多く見受けられました。発表に慣れておらず、声が小さくて聞き取りづらかったり、原稿を読んで発表していたりした班も多くありました。また、質疑応答で何とか返答していたものの、データに基づかない主観で答えていた場面や、答えにつまっていた場面もありました。班によっては、これからディスカッションを重ね、仮説の検証の仕方を見直すことも必要になりそうです。
最後に、教頭先生から講評をいただきました。研究の質を高めるためにも質疑応答を大切にしてほしいことや、データの質と量にこだわり、どのような数値が必要なのかをしっかり考えてデータをとっていってほしいということなどを話されました。今回の発表会の経験を今後の研究や発表に活かし、計画的に研究を進めていって欲しいと思います。
Today we had SSH Interim Presentations with students taking ASⅠ and ATⅠ. We had five sessions in total, each consisting of a 5-minute presentation and a 3-minute question and answer session. In today’s presentations, so many students asked questions during the session, which indicated great progress. We had this event last year too, but 2nd graders participated just as listeners that time. This year, both 1st and 2nd graders had opportunities to present. This experience will surely help them a lot when they plan and discuss their study in the future.
Meanwhile, we could see the students were struggling at some points. Some didn’t speak loud enough, or just read their notes with their faces down. Others tried to answer questions but ended up revealing they had no reliable data to support their answers. It seems that many groups need more discussions to find out how they can verify their hypothesis.
After all the presentations, the vice-president had a word to students. He encouraged them to keep asking good questions because that would help make the research better. Also, he emphasized the quality and quantity of the data; students need to consider what data they take so that they can make their research more reliable. We hope today’s presentations gave them wider perspectives that can help them in the future.
【ATⅡ】提言書作成に向けた討論会
2学期から始まっている提言書に作成に向けた取組も大詰めです。
本日は提言書の内容について、討論会を行いました。
討論会では各班が自身の提言内容を簡単に説明し、他の班が提言内容について質問しました。
「実際、どの程度の費用減になるの?」「天草のメリットは何?」など鋭いながらも今後の参考になる討論が行われていました。
次週より天草に向けての提言書作成に取りかかります。
さて、どんな提言をしてくれるのでしょうか?楽しみです。
【科学部】御所浦島での生痕化石調査(R5.10)
今週末の研究発表会に向けて、最後の調査に向かいました。
調査では、前回調査した部分の再調査等を行いました。
また、御所浦白亜紀資料館の黒須様にもアドバイスいただきました。
黒須様、有り難うございました。研究発表会頑張ってきます!
【科学部】砂月海岸でのサンゴ生態調査(R5.10)
22日の発表会に向けて、調査を行いました。
これまで苦戦していた同地点での定点観測を試行錯誤の末、ついに実現できました。
苦節1年半、調査方法を4~5つ考案しては失敗するの連続でしたが、努力が実りました。
ようやく手法を確立できたので、今後は継続的なデータ採取に取り組みます。
【ASⅡ】研究日和です! / Under the Beautiful Autumn Sky
本日のASでは、秋晴れのもと、外に出て活動する班も多く見られました。外で走ったり(理想的な走りのフォームを調べたいそうです)、川で調査をしたり(発電方法を研究しています)。早い班は少しずつデータも取れつつあります。
教室組は、テトラポット班が面白そうな動きをしていて、ちょっと話を聞かせてもらいました。3Dプリンターで作った小さなテトラポットを使って、よりよい組み方をシュミレーションしているんだそうです。テトラポットの間のすきま=「空隙率(くうげきりつ)」が小さいほど波を打ち消す効果が高いのですが、その隙間を少なくする組み方をあれこれ模索しているとのこと。海岸で目にするテトラポットは無作為に組んであるため、かなりの数が使用されているのですが、効率がよい組み方をすることで積む個数を削減することもできるのではないかということでした。実際にテトラポットを組んだり、高さなどを計測しながら、効率の良い組み方に加えて「空隙率」の測り方をどうするか、水で測るか、それとも...と活発な議論がなされていました。
2学期になり、外部の発表会の参加募集なども多くきています。研究を進めつつ、多くのことにチャレンジしていってくれたらと思います。
In today’s AS, the students went outdoors to continue their research. Under the beautiful autumn sky, the students were either shooting a video to check the movement of their bodies, or doing research in the river. Some groups have already succeeded in collecting useful data for their study.
Meanwhile, in the Earth Science room, a group called “Tetrapods” was doing something interesting. They were using mini-tetrapods made with a 3D printer to simulate the best way to assemble them. According to the students, the gaps between tetrapods is called “porosity.” The smaller the porosity between the tetrapods, the higher their ability to absorb the shock of the waves, thus, the students have been trying to achieve less porosity. The tetrapods we see along the seashore are usually assembled randomly using a lot of tetrapods, but, if they could be assembled in a better way, the amount of tetrapods used would be less. The students were trying different ways to assemble the tetrapods by measuring heights, and discussing the best way to measure the porosity at the same time.
There are many presentation contests available for the students to join. We hope they will make the best of these great learning opportunities.
【ATⅠ】研究計画書の壁 / Research Plan Checked!
本日のAT(天草探究)では、研究内容や専門知識について自己評価をした後、各班に分かれ、研究計画書の練り直しを行いました。先生方の添削がたくさん入った計画書を見た生徒たちは「うわぁ、めっちゃコメントしてある!」「あー、やっぱりここをつっこまれたかぁ!」となぜかちょっと嬉しそう(?)な様子も見られました。一方、時間をかけて取り組んだ計画書に書かれた大量のコメントを見て、戸惑いを感じた班もあったようです。それでも、1つ1つのコメントを丁寧に読みながら、「仮説、変えなんかも...」「アンケート、どうしよう?」と建設的な議論や先行研究の分析を各班行っていました。
10月24日には1・2年生合同で「SSH中間発表会」が予定されており、2年生は各班の研究計画書を発表することになります。あと2週間で、計画書の内容を練り直しつつ、発表の方法を考えていかなければなりません。週2時間の活動時間があった昨年度(ASⅠ)に対して、ATⅠは半分の週1時間。限られた時間で計画的に活動することが求められます。日々の学習、部活動、模試、生徒会活動、ボランティア、それに研究活動。何かと忙しい2年生ですが、スキマ時間も活用してがんばりましょう!
In today’s AT class, students evaluated themselves on their research, and then they met in groups. Today they got their research plans checked by some teachers, and they needed to make some changes. Looking at their research plans full of comments, students looked somewhat happy, saying “hey, look at these millions of comments we’ve got!” or “oh no! I knew teachers would find it a problem.” Students in each group were actively discussing how they should change their plans.
On October 24th, 1st and 2nd graders will have a presentation at the school gym together, telling people how they have been working on their research. It will come in two weeks! Now that they have only 1 period of ATⅠ a week, 2nd graders need to manage their time wisely and plan their research beforehand to have things done on time. Students do have a lot to do; homework, clubs, exams, volunteer activities, and research…. Busy, busy… but it’s a good learning opportunity on how to use their time efficiently. We hope they keep learning and make the best of their new found knowledge!
【ASⅠ】仮評価の実施
本日はASⅠの探究活動の仮評価を行いました。仮評価は、研究班毎にグループ評価を行い、その後担当教員が対面で質疑をし仮評価を行い手順で行われました。その後は、10月24日(火)に実施される「SSH中間発表会」のためのポスター作成を各班で行いました。
【ATⅡ】討論会に向けて
今回は、次回に迫った討論会の準備を行いました。
他班の提言を見て、疑問点や意見を洗い出しました。
次回の討論会では、お互いの考えを伝え合い、より良い提言書ができるよう活発な議論がなされることを期待しています。
【科学部】宇宙エレベーターロボット競技会に参加しました
科学部有志2名が宇宙エレベータロボット競技会(九州オープン)に参加しましました。
競技会では3mの高さに設置された宇宙ステーションに物資(ピンポン球)を運び、ステーションに置いてある物資(ピンポン球)を回収して帰還する一連の動作をレゴで作成したロボットで行い、運搬や回収したピンポン球に割り当てられた点数で順位を競うものです。
本校の2名は残念ながら全国大会には進めませんでした。
来年度の参加を目指して、改良を進めたいと思います。
会場では、天草が地元の方々に声援やアドバイスをいただき、学びを深めることも出来ました。
【科学部】宇宙エレベータロボット競技会に向けて
8日に行われる宇宙エレベータロボット競技会に向けての準備が佳境を迎えています。
本日はロボットがようやく完成し、本番でも使用されるエレベーターを使用してのテストを行いました。
アームがエレベーターに引っかかったり、そもそもロボットが上昇しなかったりと試行錯誤の連続でした。
明日の本番に向けて不安が残りますが、出来ることを一生懸命行いたいと思います。
【科学部】街なか高校生派出所に向けて
10月15日(日)に天草宝島国際交流会館ポルトにて、「街なか高校生派出所」というイベントが行われます。
このイベントは熊本県高等学校OneTeamプロジェクトの一環で、本校の他に天草拓心高校、天草工業高校、天草支援学校と合同で実施されます。
各学校が趣向凝らし、学校の魅力や学校の特色を生かした体験が出来るブースを設置しています。
科学部は夏と冬に本校で実施しているサイエンスアカデミーを出張開催します。
本日は実行委員長の尾上さん(1年生)からの説明がありました。
多くの方々に楽しんでもらえるブースにしておりますので、たくさんの御来場をお待ちしています。
【総合理科】ミニ課題研究(生物)を行いました
総合理科B(生物分野)の前期の締めくくりとして、ミニ課題研究を行いました。
研究テーマは「プランクトンの組成から見る町山口川」です。
日陰と日向の2カ所から採った川の水を顕微鏡で覗き、プランクトンを探しました。見つけるのに苦戦するかなと思っていましたが、生徒達は予想以上にたくさんのプランクトンを見つけてくれました。
その後、採水した場所の違いが、プランクトンの組成にどう影響するのかを考察していきます。
この段階で、実験方法の改善点を見出したり、新たな疑問が生まれてchromebookで調べたりする生徒もみられました。
総合理科での学びを、ASⅠの課題研究にもつなげてくれることを期待しています。
【ASⅡ】課題研究の評価を行いました
本日のASⅡはこれまでの研究活動を振り返る評価日でした。
まず、A1「読み解く」とA2「先人の知恵を活かす」の本評価(個別評価)が実施されました。
先日行った仮評価と比較して、2年ASクラス生徒全員に向上が見られました。
その後、B2「数値データを収集する」、C1「数値データを処理する」、D4「英語を活用する」についての仮評価(グループ面談)を実施しました。
これから取り組んでいく内容なので、仮評価の平均値はとても低かったですが、これから自分たちが何をすべきなのか明確になった仮評価となりました。
また、担当職員は昨日(9/27)の研修を生かしてアドバイスをしていました。
<本評価の様子> ※評価シート記入後、個別面談を実施。
<仮評価の様子>
【SSH】課題研究に係る職員研修
9月27日(水)午後から課題研究に係る職員研修を行いました。出張先の長崎からSSH研究主任のZoomによるオンライン講義から始まり、生徒の考えを引き出す問いかけの場面を想定したロールプレイを行いました。
ロールプレイの後には、動画等を用いてルーブリックを活用した課題研究の評価についての説明がありました。
今後も指導と評価の一体化を図り、課題研究の指導に取り組んでいきます。
【ATⅡ】仮評価【E1】・【E2】
本日は、【E1:提案を創造する】及び【E2:地域を創造する】の仮評価を行いました。
各班で探究活動の進捗状況を確認し、自分たちの現在の立ち位置と今後に向けて為すべきことの確認を行う機会となりました。
今後実施される本評価に向けて、仮評価を通して浮き彫りになった課題に各班及び生徒一人ひとりが向き合い、研究を深めていってくれることを期待します!
【ATⅠ】研究計画書締切日!
本日は、夏休みの課題として課されていたATⅠ「研究計画書」の提出日でした。
各班では夏休み中の班員それぞれの活動や先行研究の状況を確認したり、これからの研究の進め方について議論したりしていました。夏休みの期間を活用して地域の方と研究について話をしたり様々な先行研究から研究方法を練り直したりと、ある程度の活動ができた班もあれば、夏休み前とあまり状況が変わっていない班もあるようです。各班、担当の先生方に研究の方法や進め方についてアドバイスをもらいながら、これからの活動を組み立てていました。
あと1ヶ月ほどで中間発表会がやってきます。ここでは、研究の内容とその計画について、1・2年生や先生方、外部から来られる方々に発表と質疑応答を行います。仮説をふまえた実験や調査の具体的な方法について、班員一人ひとりがしっかりと発表できるように、班で協力しながら着実に準備を進めていってください。
【科学部】考査前最後の研究活動でした
来週から始まる中間考査に向けて、明日から部活動が休みになる科学部です。
考査前の活動最終日にも関わらず精力的に研究が行われていました。
<ホタル班>
保護施設に必要なグリーンカーテンを再度栽培するための準備をしていました。
その後、DNA調査に必要な英語の論文を翻訳していました。
<化石班>
御所浦島で産出されるスフェノスラムスという古生物(二枚貝)の生態を論文を活用して調査していました。
<サンゴ班>
先日の調査で撮影した画像を元に、サンゴの被覆度を計算していました。
<宇宙エレベーター班>
プログラミングできるレゴを活用して、宇宙エレベータロボット競技会に参加します。
今日は試行錯誤して本体を作成していました。
【科学部】楠浦町でのアマモ調査
アマモ班を中心とした科学部有志で楠浦町のアマモ調査を行いました。
この時期のアマモは葉が短く、探すのに苦労しましたが、順調に生育していることを確認できました。
冬に向けて、さらに調査を続けていきたいと思います。
【ASⅡ】そもそも...?!/ Looking back in the first place…
今日のASⅡでは、研究計画を練っていくうちに、「そもそも何が目的なのか?」「どうやって調べるのか?」という問題につきあたっている班がいくつも出てきて、頭を抱えながら班でディスカッションを重ねたり、先生に助言をもらったりしていました。
木の含水量に着目して、木の防音性の研究をしている「音」班は、そもそも「なぜ木なのか?」「含水量だけに着目すべきなのか?」という議論になり、活発にディスカッションしています。その頃、「汽水域班」は、学校にある機械ではヘドロに含まれる有機物の計測が難しいと気づき、仮説に入れる検証可能な数値について話し合うことになりました。一方、「マイハギ」班も似たような状況に直面していました。マイハギに含まれる物質を正確に検出するのが困難ということのようです。こちらは、生物の先生に助言をいただいた後、新たな手がかりを求めて図書館へ向かいました。
研究計画書が完成!と思っても、いざ研究を進め始めてから気づくことも多いものです。「そもそも」という原点も時々思い返しつつ、様々な知恵を出し合い、試行錯誤しながら目指す方向に一歩ずつ進んでいってくれると思います。
In today’s ASⅡ, many of the groups were facing the same problems; “Is this goal appropriate?” or “Is this the right way to obtain data?” The students were brainstorming once again in groups, utilizing advice from the teachers.
A group called “Sound,” which has been studying the sound insulation of wood, went back to their research’s roots, asking themselves “why does it need to be wood in insulting sound?” They are now not sure if they need to focus on only the water content of the wood or not. Meanwhile, one called “Brackish water” realized that they can’t measure organic substances with a machine at school. They are now discussing what kind of verifiable figure they should put in their hypothesis. There was another group facing a similar problem - one called “Telegraph plant.” They found that it was difficult to detect the substance in the plant. After a short discussion with a biology teacher, they headed for the school library.
Often, they find obstacles only after proceeding with their research. However, they can always look back to their starting point, have a discussion of some sort, then take another step forward with a different point of view. Trial and error is vital to progress. Good luck, everyone!
【ASⅢ】論文作成
ASⅢでは、2年生から続けてきた課題研究の集大成として、研究論文を作成しています。
この論文は、継続研究をしていく後輩の参考資料として読まれます。
実験手順や明らかになったことが具体的かつ分かりやすく伝わるように表現を工夫して作成しています。
出来上がった論文は「日本学生科学賞」へ出展する予定です。
【ATⅡ】提言書作成に向けて
本日の3年ATⅡでは天草市への提言書作成に向けて、これまでの研究成果を整理しました。
自分たちの研究を再度振り返り、明らかになったことをまとめたり自分たちのデータだけでは不足する内容を調べたりしていました。
今学期は研究内容をもとに地域への提案を創造し、発信することを目指して活動していきます。
【ATⅠ】研究計画書締切迫る!/ “Research without a plan is just a wish.”
先週のフィールドスタディを経て、班によっては2学期初めてのグループ活動となった今日のATⅠ(2年)です。
今日の活動ではまず、現時点での研究の深まりや、先行研究の調査がどれだけ進んでいるか、班で協働できているか等、12項目からなる自己評価を行いました。現段階で「数値データの処理」や「地域への提案」などを達成している班はもちろんほぼいないのですが、今後やるべきことを再確認する意味でも、今回の自己評価が指針となってくれることと思います。
さて、実は研究計画書が来週締切となっています。先行研究調べが夏期休暇中の課題となっていたのですが、取組状況はいかがでしょうか? 各自調べてきたことをグループで共有し、計画書にしっかり盛り込むことができるよう、限られた時間ではありますが各班知恵を出し合って頑張ってください!
At the beginning, students made a self-assessment, answering twelve questions to see how far they had come in their study. In the assessment, they were asked questions such as “Have you been responsible for working together in a group?” or “Have you learned from previous research and considered it in your own study?” As of today, of course, it is almost impossible for most of the students to achieve “collecting numeric data to support the study” or “suggesting something useful in the community.” However, those are some of the goals they need to achieve in the end, and the assessment today helps them to check what they need to consider in proceeding their research.
By the way, the research plans are due next week. It is never easy to share and discuss enough in the limited time, compared to what we had last year (100 minutes every week), but we can’t do anything but try our best. We are sure you can make it! We are looking forward to seeing your research plans full of brilliant ideas make this world a better place!
【科学部】ICAST2023(第18 回先端科学技術分野学生国際会議)に参加しました
科学部の4つの班(ホタル班、化石班、海水準班、サンゴ班)がICAST2023に参加しました。
ICAST(先端科学技術分野学生国際会議)とは熊本大学が海外の大学と連携して実施している研究発表会です。
今年はインドネシアの大学を会場に実施され、科学部はオンラインで発表を行いました。
英語の発表では反省点も多かったのですが、各自が出来る事を精一杯行いました。
この経験を次に繋げていきたいと思います。
【科学部】KSCと熊本大学の協定調印式のキックオフイベントでの発表
KSCと熊本大学の高大連携・高大接続に関する協定調印式が行われました。
今後、天高を含むKSC(熊本サイエンスコンソーシアム)と熊本大学は、さらに連携を強化していきます。
式後のキックオブイベントでは、ホタル班が発表を行いました。
多くの大学の先生方がおられる中でしたが、事前練習の甲斐もあって身振り手振りを交えて堂々と発表していました。
【ASⅡ】汽水域班に密着!/ With a group called “Brackish Water”
本日のASⅡでは、久々に各班の研究を進める時間がたっぷり取れました。この機会を活用すべく、地学室を飛び出して現地調査に出かけたのは、汽水域の研究をしている「汽水域」班です。天草高校ASクラス伝統の「ウェーダー」を着用し、温度計やスコップを手に、いざ、睦橋へ。「足がうまる!」「水圧がすごいです!」「ヘドロってすごい匂いがする!」と、初体験の様子を川岸まで臨場感たっぷりに伝えてくれました。
活動中、元気いっぱいの小学生グループが睦橋を通りかかりました。「何しているんですか?」と質問されたり、「川は危ないよ、気をつけて!」と励まされたりする場面も。その度に、「研究中です!」「ありがとう!」と丁寧に答えていた、律儀な(?)汽水域班の2人です。協力してヘドロを採取し、水深や水温などをてきぱきとメモしていました。(今日は、サンゴ班から助っ人が1人来てくれ、水温の測り方など貴重なアドバイスをくれました。頼りになります!)
教室で色々と調べたり議論したりするのも良いですが、現地に行って初めて気づくことも沢山あり、やっぱりフィールドワークは面白いですね! これから研究が進んでいくのが楽しみです。
In today’s ASⅡ class, students had plenty of time for their research. Taking advantage of that, one group called “Brackish Water” went outdoors. The group, consisting of two students, has been studying brackish water in the Machiyaguchi River, which flows right in front of our school.
Putting on Waders for the first time in their lives, students walked into the river bravely. They shouted, “It smells so bad!” “The water pressure is so high!” “Help! I’m stuck in the mud!”, telling us of their new experience in the river.
Whilst their research, many people were passing by, including some elementary school pupils. They were very interested in us in the river, so they asked what we were doing, and even kindly advised us to take care of ourselves in the river! Hopefully our fieldwork interests some people in the town. The students took some sludge and water in the river, and took some data such as the water temperature. Today we had a helper student from a group, “Corals,” and he gave some useful advice in the water. It’s great to have a friend like you indeed!
It’s fun to work indoors, but fieldwork is even more exciting! We can realize many things through first hand experience, and it’s worth doing. Good luck to the group “Brackish Water”, and we look forward to their study in the future!
【科学部】DNA分析事前講義
ホタル班の1年生3名が崇城大学の田丸先生からDNA分析に関する事前講義を受けました。
論文を読んでもわからなかった点を詳しく説明していただきました。
今後の研究活動に生かしていきたいと思います。
田丸先生、有り難うございました。
【科学部】砂月海岸でのサンゴ調査
サンゴ班が砂月海岸で調査を続けています。
この調査は、サンゴの生育状況を継続して観察し、温暖化等の影響を調べることを目的としています。
今後も調査状況を報告します。続報をお楽しみに。