日誌

土木科紹介

締固めローラー特別教育

  2016年の夏は、締固めローラーの特別教育を実施しました。受講者は、2,3年生の希望者27名。ほとんどの特別教育が2日間実施され、1日目は学科講習と学科試験、2日目は実技講習となっています。小さいとはいえ、本物の建設機械を目の前にすると圧倒されます。緊張した面持ちで講習がスタートしましたが、すぐに慣れることができたようです。全員が、無事に講習を終えることができました。卒業後には、実際の現場で資格を役立ててほしいと思っています。




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土木科の授業(コンクリート実習)

  セメント、水、砂、砂利を混ぜ合わせて固まったものがコンクリートです。水が多いと弱いコンクリートになります。また、水が少ないと作業がしづらくなります。さらに、砂や砂利の良し悪しで強度が変わってきます。そのため、良質な砂や砂利を用いて、分量をきちんと守って混ぜ合わせなければなりません。
  コンクリート実習では、砂や砂利の密度を測ったり、どれだけ水を吸収するか調べます。また、セメント、水、砂、砂利をどれだけ混ぜ合わせるか計算(設計)して求めます。さらに、供試体を作成し、破壊をして、設計通りの強度であるかを調べます。こうした一連の作業を通して、コンクリートへの理解を深めます。


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土木科の授業(土木基礎力学)

  「土木基礎力学」では、「構造力学」および「土」や「水」の基礎について学びます。「構造力学」では、構造物に作用する力を計算によって求める方法を学習します。また、「土」や「水」については、その性質を理解し、構造設計に役立てます。
  「土」は土木構造物(盛土、河川堤防など)の材料となるため、特に重要です。そのため、2年次の実習で「土」の密度を求めたり、締固めて水分量と密度の関係を調べたり、引き裂いて強度を求めたりして、「土」の性質への理解を十分に深めます。




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土木科の授業(測量)

  土木技術者にとって、「測量」は最も重要な技術です。そこで、教室と実習で技術を身に付けます。教室では、測量器械や器具の名称、各種測量の考え方、測定したデータの処理方法について学びます。実習では、1年次に測量機器の基本操作を身に付け、測量の基本となる水準測量や基準点測量を身に付けます。2,3年次には、工事測量や路線測量など実際に役立つ技術を習得します。


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建設機械特別教育

  土木科では、毎年7月には、2,3年生の希望者に高所作業車や締固めローラの特別教育、3月には2年生全員を対象に小型車両系建設機械(バックホウ)の特別教育を実施しています。特別教育を受講すると、その機械の免許を取得することができます。
  このほかに移動式クレーンや玉掛け、溶接等の特別教育があり、生徒や保護者の要望を取り入れ随時実施していきたいと思います。建設機械を運転したい、建設機械の免許がほしいという中学生の皆さんを待っています。




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つまようじタワー耐震コンテスト

  土木科では、崇城大学で開催される「つまようじタワー耐震コンテスト」に挑戦しています。つまようじ、木工用ボンドを使って規定の大きさ、重量のタワー製作し、重りを乗せて起震装置で振動させます。最後まで壊れなければ良いわけです。重りは1kgずつ追加されるため、ダメージが蓄積し、突然「ドーン」という音とともに倒れます。そのため振動させている間は呼吸を忘れるくらい緊張します。
  カテゴリーⅠは、建築科以外の高校を対象とし、重りを1箇所、カテゴリーⅡは主に建築科を対象とし、重りを2箇所に乗せます。カテゴリーⅡはとても複雑な揺れ方をするためダメージが大きく、難易度が高くなります。なお、これまでの成績は、次のとおりです。
  ★平成26年度 カテゴリーⅠ準優勝(カテゴリーⅡは未出場)
  ★平成27年度 カテゴリーⅠ入賞、カテゴリーⅡ準優勝
今年は優勝を狙います。



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繁根木八幡宮秋期大祭

  土木科では、毎年10月28日に繁根木八幡宮(玉名市繁根木188)において開催される秋期大祭前夜祭に、竹燈籠を製作し展示しています。毎年9月より竹燈籠の製作にあたりますが、竹を切ったり孔を開ける作業はとても大変です。しかし、当日見物に訪れた皆さんから「きれい」という言葉を耳にすると、それまでの苦労を忘れ、頑張ってよかったという気持ちになります。また、作り終えるころには、ノコギリやノミ、ドリルの使い方が上手になります。「地域に貢献したい」、「竹加工の技術に興味がある」という中学生の皆さんを待っています。






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! 熊本県高校生ものづくりコンテスト金賞

  平成28年6月19日(日)に本校で開催された、第13回熊本県高校生ものづくりコンテスト測量部門において、土木科3年の島畑君(岱明中)、西田君(腹栄中)、坂田君(山鹿中)が見事金賞を受賞しました。7月10日(日)には九州大会(鹿児島工業高校)に出場しました。九州大会は、悪天候のため測量をすることができず、計算のみの競技となったため、実力を発揮することはできませんでした。とても残念です。
  県大会では、2年連続の金賞受賞ですが、九州大会では実力を発揮できていません。練習を積み重ねて、来年こそ良い報告ができるようにしたいと思います。



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