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定時制ブログ

【定】後期始業式(2018/10/01)

 10月1日(月)、玉定では後期始業式を行いました。校長式辞では、校長先生が前期終業式から続くお話をされました。聖武天皇の妻である光明皇后が正倉院にしまった宝物は大切に保管されていたそうです。長い月日を経た今でも、私たちは見ることができます。この宝物は、戦時中空爆などの被害を逃れるために正倉院から出され、戦後また正倉院に戻されました。その時、「見せて欲しい」とお願いした一般の人たちが目にすることができるよう展覧会が開かれました。戦後、食べ物もなく貧しかった人々も、この宝物を見ることによって生きる力が湧き、戦後の復興を支えたとのことです。校長先生は、そのお話から「思い出の品を見ると悲しくてたまらないので正倉院に収めた光明皇后は死ぬ前に、思い出の品を手元に戻して、思い出に包まれて安らかに息を引き取ったのではないだろうか?そういうエンディングを私は望みたい。」と話され、大昔の人々の生き方や色々な話をきっかけに、好奇心を持つこと、想像を膨らませることの大切さを話されました。また、各部連絡では、教務部より福永先生が、自身の人間ドックの経験から「健康第一」「皆さんは健康ですから、毎日学校に来てください」と、また進路指導部の猿渡先生は、先日就職試験を終えた4年次浦田さんと共に就職試験に向けて今から取り組んで欲しいことを話されました。

 明日から4時間授業が始まります。生徒の皆さん、後期も様々なことに好奇心を持って、健康第一で、学校を休まず、それぞれ充実した生活を目指して取り組んでいきましょう!