学校生活

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人権教育LHR②

12月12日(金)、全学年合同で2回目の人権教育LHRを行いました。

今回は『水俣病の教訓を伝える』をテーマに、熊本県庁水俣病保健課の中島様、語り部の杉本様をお招きし、講話を聞きました。

 はじめに、中島様から水俣病についてその経緯や概要、その後の取り組みなどをご説明していただきました。

   

次に杉本様から、水俣病の家族や裁判の期間中の生活、大学生のボランティアの方からの支援など、実体験を語っていただきました。生徒は真剣な様子で当時の状況や心境について耳を傾けていました。

〈生徒の感想(一部抜粋)〉

・初めて水俣病を知ったときより詳しくその当時を知ることができて良かったです。

・水俣病が知られるようになるまで長い時間がかかったことに驚きました。差別がある中で、長い裁判期間を過ごしたこともすごいと思いました。

・小学5年生のときに水俣病のことを勉強しましたが、水俣病にかかった人の生活などは知らなかったので、聞くことができて良かった。

・今回聞かせていただいた講話で当時の緊迫感や気持ちを知ることができてひどく胸が痛むと同時に、まだある差別をなくすために行動しなければならないと思いました。

主権者教育

12月5日(金)、荒尾市選挙管理委員会の方にお越しいただき、主権者教育を実施しました。

 

はじめに、政治と選挙について講話がありました。

・国民が自分たちの意見を反映してもらうために選挙で代表者を決めること

・現在の投票率から、若者の意見が通りにくく、意見が反映しづらい現状であること

・投票日に理由があって選挙に行けなくても、事前に投票する制度があること

などをお話していただきました。

   

また、先生を候補者に見立てて、模擬投票を行っていきました。3人の先生が自身の政策を演説し、生徒は実際の選挙と同様の手順で投票を行いました。選挙管理委員の方の指示を聞き、スムーズに投票を行うことができました。

 

投票後は、開票作業も体験させていただきました。

まだ選挙権を持っていない生徒はもちろん、選挙権がある生徒にとっても、大変貴重な経験となりました。この経験を活かして、実際の選挙でも、投票を通して自らの意思を主体的に示していくことを願っています。

食育講座

11月28日(金)に、荒尾市すこやか未来課、荒尾市食生活改善推進員の方にお越しいただき、食育講座を実施しました。

 

 はじめに、食生活と栄養バランスについて講話をいただきました。

 

その後、調理室で「おにぎらず」を作りました。

ラップの上にのりを置き、その上に具材を乗せて折りたたんだら、ラップごと半分に切って完成です。

簡単に作ることができ、洗い物も少なくすむため、生徒たちからも好評でした。

 

完成後、みんなでおいしくいただきました。

また各班1人ずつ、今回の感想を発表しました。自分で料理を作ることができ、生徒たちも嬉しそうに話をしていました。

〈生徒の感想(一部抜粋)〉

・おにぎらずの調理方法がとても簡単で美味しく作れてよいなと思いました。具材を変えると、またいろいろな味を楽しむことができて楽しそうだと思いました。

・おにぎらずが、とても簡単にできることに驚きました。

・栄養素について考えたことがなかったので、考えようと思いました。

・自分は最近、野菜をとるようになって腸の調子が良くなってきたので、やはり食べるのは、何を食べるかが大事だなと思いました。また、改めて自分の食生活を見直していこうと思いました。

研修旅行

11月21日(金)、研修旅行がありました。今年は「阿蘇神社」「道の駅阿蘇」「阿蘇ファームランドふれあい動物王国」に行きました。

 

 阿蘇神社でお参りをした後は、商店街で食べ歩きを楽しみつつ、周辺の散策を行いました。

 

 

阿蘇ファームランドに向かう途中、道の駅阿蘇で昼食をとりました。

阿蘇ファームランドのふれあい動物王国では、柵の外を自由に歩き回っている動物もおり、野菜などのエサをあげながら、間近でふれあうことができました。

  

 

 先生や友達と観光を楽しみ、充実した1日を過ごすことができました。

 

〈生徒の感想(一部抜粋)〉

・初めて阿蘇に行ったので、とても楽しかった。みんなで食べた肉串や団子がとてもおいしかったので、また行きたいと思った。

・阿蘇神社を見ることができて良かった。

・カピバラが思ったより大きくて驚いたが、近くに来て触ることもでき、とても楽しかった。

岱定らしんばん「進路先等を知る」

11月14日(金)の進路指導LHRでは、卒業後の進路や、就労移行支援について学びました。

講師として、ウェルビー株式会社の山下様をお招きし、『働くための準備について』をテーマとして、働くために今できることや、働く理由、就労支援についてご講話いただきました。

  

 講話の中で、

・時間管理やコミュニケーション(挨拶)など、日常生活の積み重ねが、将来につながること。

・就労支援では、働くための知識を学ぶことができること。

・自分自身の強みを知り、得意なことを活かすことで、自分も楽しみながら働くことができ、社会全体の幸せにつながっていく。

といった話がありました。

   

また、講演の中で電話対応のロールプレイも行いました。トークフローを確認しながら、電話での応対や取り次ぎをスムーズに行うことができました。

 

 〈生徒の感想(一部抜粋)〉

・仕事のことや話し方のポイントなどをわかりやすく教えてもらいました。今後に活かしていきたいと思いました。

・将来働くことになり、自分に合った仕事を見つけるときにウェルビーのような会社があることを知りました。就職に困ったときには利用したいと思いました。

・電話の取り次ぎは今後社会に出たときまでに覚えて、活用していきたいと思いました。

第14回荒定祭

10月31日(金)に第14回荒定祭を開催しました。

表彰式や作品展示見学、生徒会企画や調理実習試食会を行いました。

 

荒定祭開催前に、生徒と先生方で協力してカレーを作りました。

 

開会式では、杉原校長先生がギターの演奏と歌を披露してくださいました。

  

観月会における優秀賞作品の表彰式の様子。このほか、前日の荒定祭前夜祭において活躍した選手や優勝したチームの表彰も行われました。

 

教室では、授業での創作作品や学校行事、定時制通信の展示がありました。また、先日の定時制・通信制文化大会での本校代表者による生活体験発表の上映会もありました。

 

生徒会企画のビンゴ大会では、参加者全員に景品が配られました。

 

調理実習試食会ではお昼に作ったカレーを食べました。

たくさん作った甲斐があり、おかわりする人も多く、見事に完食しました。

 

生徒や先生方との交流、学習成果の発表を通して、芸術の秋、食欲の秋、スポーツの秋を満喫した2日間となりました。

荒定祭(前夜祭)

10月30日(木)、本校定時制の文化祭にあたる「荒定祭」の前夜祭を行いました。今年の前夜祭では、バドミントン、借り物競走、しっぽとり、早押しイントロクイズを行いました。

先生と生徒が4つのチームに分かれ、対抗戦を行いました。

 

 バドミントンの様子です。チームごとの合計得点を競いました。

しっぽとり。周りに目を配りながら、チームの仲間との連携も見られました。

借り物競走は、パン食い競争やグルグルバット、バドミントンでのかご入れも含めたリレー方式で行われました。

イントロクイズの様子。曲の冒頭を聞いて、わかった人たちが走り、問題に答えていきました。

他学年の生徒や先生方との交流を通して、親睦を深めることができました。

前夜祭の後は、みんなで協力して荒定祭の準備を行いました。

 

定時制・通信制文化大会

10月19日 県立劇場で第73回熊本県高等学校定時制・通信制文化大会が開催されました。

ステージ部門では、各校の代表者による生活体験の発表や探究活動の発表、ダンス、歌唱などが行われました。

定時制・通信制での学校生活を通して得られた経験や感じたことを発表している姿からは、前向きな気持ちや自信が伝わってきました。

 

本校代表者による生活体験の発表の様子

 

また、展示部門では、各学校における授業の取組を作品として展示されていました。

販売ブースでは、生徒による販売実習が行われ、地域の食材を活かした商品が販売されていました。

各校の特色や魅力を感じることができ、充実した大会となりました。

最後に生徒職員で写真を撮りました。

認知症サポーター養成講座

10月16日(木)、4年生を対象に認知症サポーター養成講座を実施しました。

講師として荒尾市役所の道野様、元ケアマネージャーの小桺様をお招きし、はじめにアニメの視聴や先生方による寸劇を交えながら、認知症について分かりやすく説明していただきました。
認知症の症状、接するときの心構えや対応・支援の方法について学び、最後に買い物を想定したロールプレイを行いました。
認知症への理解を深め、思いやりの心をもって接する大切さを学ぶ貴重な機会となりました。