学校全体でのあれこれ
修学旅行
12月1日(月)より1学年の生徒たちが3泊4日の日程で台湾修学旅行に出発しました。今年度は、学年をA,Bの二班に分け、出発日を1日ずらし熊本空港からの出発です。
修学旅行A班1日目。A班全員が集合時間にそろうことができました。ほとんどの生徒にとって初めての海外旅行ですが、パスポートの提示、国際線での搭乗、入国審査などスムーズに行うことができました。
台湾到着時、外の気温は24℃で驚くほど暑く、空港を出るとすぐ生徒達はジャケットを脱いだり袖をまくったりしました。忠烈祠、龍山寺での観光を楽しみ、夕食はホテル近くのレストランで鍋料理を堪能しました。
A班2日目、天候に恵まれ、十份ではランタン上げをし、九份ではレトロな街並みを散策しました。午後の故宮博物院ではガイドさんの解説を聞きながら歴代王朝の国宝品をじっくり鑑賞。民芸品店ではお菓子や工芸品等をたくさん買いました。
夕食時には1日違いで出発したB班と合流。1学年の参加者全員でにぎやかな夕食となりました。
A班3日目 B班2日目は、午前中は交流校である台北市にある私立開南高級中等学校を訪問しました。バスが着くとすぐに先方の生徒さん達や先生方から熱烈な歓迎を受けました。開南高級中等学校からは生徒による銃操演技を、本校からは少林寺拳法部員による演武及び有志による学校紹介プレゼンテーションを披露しました。
その後、各クラスが様々な学科で授業体験をしながら生徒同士で交流を持ちました。言葉が通じない中でも身振り手振りや英語を駆使して徐々に仲良くなり、最後にお土産を渡す頃にはすっかり仲良くなっていました。お弁当や手土産まで準備していただいた開南高校のおもてなしに心から感謝します。
午後は待ちに待った班別自主研修です。この日のために生徒たちは各班で台北市内の観光地やそこまでの行き方などを調べてきました。現地の大学生が各班に付き、生徒が行きたい場所まで安全に付き添って下さいました。研修が終わる頃にはお互いにすっかり打ち解け合い、最後は名残惜しそうにお別れしていました。
A班最終日。朝4時に起床し5時にホテルを出発、台湾桃園国際空港へ向かいました。その後、阿蘇くまもと空港に無事帰着。荷物を受け取り後、A班の解団式を行いました。
B班は3日目、十份へ行き、ランタン上げを行いました。自分たちの願いを記したランタンが空高く上る様子を嬉しそうに眺める姿が印象的でした。その後は九份に向かい、写真撮影や買い物をしながら散策しました。天気が心配されましたが、雨が降ることなく町の雰囲気を十分満喫できました。
B班は最終日、A班同様早朝起床し、空港へ向かいました。予定時刻から1時間ほど遅れましたが、お昼ごろには熊本空港へ到着、その後解団式を行いました。
今回の修学旅行は、生徒一人一人が意識を高く持ち、節度ある行動を心がけたため安心して旅を楽しむことができました。
台湾での観光や交流、異文化での生活を通して、生徒たちには変化や成長が見られました。学んだ事を今後の日常生活、学校生活等様々な場面に生かしてほしいと思います。
第22回熊本県公立高等学校理数科研究発表会
令和7年11月10日(月)にくまもと森都心プラザ、プラザホールにて熊本県の理数科・コースを有する、公立高等学校5校による第22回熊本県公立高等学校理数科研究発表会が開催されました。
今回の発表会は大津高校が会の運営を担当しました。理数科2年の生徒を中心に午前中から会場の準備や発表会の流れの確認を行い、本番での円滑な進行を心がけました。また本番で発表する生徒たちは隙間時間を活用し、練習を重ねてきました。
結果は優秀賞でした。各々が持つ力を最大限に発揮した素晴らしい発表ができました。当初の緊張を全く感じさせないほど、堂々と発表・質疑応答を行っていました。
また発表をしない生徒も他校の研究に耳を傾け、発表後の交流会では熱心に質問する姿が見られました。この興味関心を自身の探究活動に活かして、今後の学びの祭典に向けてのポスター制作もがんばってほしいと思います。
第22回熊本県公立高等学校理数科研究発表会の動画掲載
令和7年11月10日(月)、熊本県立高校One Teamプロジェクト事業の一環として、くまもと森都心プラザ、プラザホールにて第22回熊本県公立高等学校理数科研究発表会が開催されました。
本発表会は理数科のコースが設置してある5校で行われている課題研究等の成果を各校代表が発表する大会で、最優秀の学校は令和8年8月に沖縄県で実施される、第28回中国・四国・九州地区理数科高等学校課題研究発表大会におけるステージ発表の熊本県代表校となります。
美術コース中学生向け「第2回実技講習会」
11月22日(土)に美術コース中学生向け「第2回実技講習会」を行いました。
美術コースの特徴を紹介したり、令和7年度までの入試再現作品の公開やモチーフの説明などを行いました。今回は第2回ということで講習内容は「着彩」を主に行いました。専門的な内容でしたが、中学生の皆さんもしっかりとついてきてくれました。令和8年度の美術コースの入試では水彩画(静物)が実技検査として行われます。
詳しい入試情報につきましてはHPから要項などをご確認ください。
親の学びプログラム【次世代編】
11月21日(金)の午後は「親の学びプログラム【次世代編】」を実施しました。
毎年本校では、生徒のみならず保護者の方も一緒に学べる取り組みとして親の学びプログラムを行っています。
今回は、菊池教育事務所社会教育主事の松永武様と親の学びトレーナー「チーム大津」の方々にお世話になりました。
テーマは「正解のない時代を、自分色に輝かせるために「必要となる力」について考えよう!」ということでグループで対話をしながらお互いの考えを共有していきました。
各グループには保護者や教員も入り、幅の広い意見交換ができたのではと思います。
松永様、親の学びトレーナー「チーム大津」の皆様、参加してくださった保護者の皆様ありがとうございました!