馬術部 活動日誌

2022年3月の記事一覧

【馬術部】令和3年度熊本県馬術選手権大会結果報告

 3月19日(土)に菊池農業高校馬術競技場にて「令和3年度熊本県馬術選手権大会」が行われました。

コロナウイルスの影響で約2ヶ月弱も練習ができず不安の残る中での競技会でしたが、南稜馬と部員の頑張りにより予想を超える結果を残してくれました。

大会の様子をご覧下さい。

小障害飛越競技L級Bで優勝した2年総合農業科「黒木樹里×マジュリーN号」

黒木さんは現在馬術部のキャプテンを務めています。

樫山先生と雪菜号

馬の調整を行いました。見事でした。

1年生が2名表彰台に立ちました。おめでとうございます。

バーティカル障害飛越競技70cm

優勝 1年総合農業科 長田 玲暖 ウォーターマハロ号

3位 1年総合農業科 西田 莉音 トシスプリング号

永溝千陽選手と雪菜号

難易度の高い雪菜号で小障害飛越競技L級Bに挑戦しましたが9番障害で2反抗を取られ失権しました。

練習に励み次の競技会ではゴールを切れるよう頑張りましょう。

先日三重国体(代替)大会でも大活躍をした2名の卒業生もお手伝いに来てくれました。

競技会にも参加し小障害飛越競技L級Aの部で1位と3位に入賞しました。さすがでした。

4月から競技会シーズンが始まります。

日々の練習に励み良い結果が残せるよう頑張りましょう。

【馬術部】三重国体(代替)大会結果報告

三重とこわか馬術競技大会 IN SUZUKA(第76回国民体育大会代替大会)が3月11日(金)~13日(日)に実施され、本校の監督でもあり食品科学科職員が成年男子ダービー競技にて4位入賞(本校成年種目18年ぶりの入賞)を果たし、先日卒業を迎えた総合農業科3年の杉山仁美さんが少年ダービー競技にて6位入賞(本校少年種目10年ぶりの入賞)を果たしました。また、生活経営科3年の永溝歩華さんが少年スピード&ハンディネス競技にて入賞は逃しましたが、18位で日本のトップレベルの選手と肩を並べ堂々とした走行を見せてくれました。

大会の様子と大会を終えた選手の感想をご覧ください。

 

大会初日鈴鹿サーキットをモチーフにした障害物と選手、コーチで記念撮影

競技下見の様子

競技の開始15分前から10分程度行われます。馬は待機させ選手、監督、コーチで入念に行います。

競技の合間に馬取り扱いのプロ持田氏による講習会を熊本県チームにしていただきました。競技だけではなく様々な事を大会期間中学べました。

来場者や選手団には大会プログラムだけではなく、木製のコースターや缶バッチなど記念品をいただきました。おもてなしを存分に感じました。ありがとうございました。

表彰式の際には馬車にて表彰者が登場しました。ここでも選手、来場者を思いっきり楽しませてくれました。

ここからは、競技の様子に入ります。

少年二段階障害飛越競技に出場した翔陽高校3年羽田志誠選手とブリランテ号

おしくも一段階目で減点があり二段階に進めませんでしたが思い切りのある走行で会場からたくさんの拍手をいただきました。

少年標準障害飛越競技に出場した翔陽高校3年赤星宗虎選手とブリランテ号

熊本県選手団のトップバッターとして走行しました。入賞は逃しましたが競技内容はすばらしくチームに多大なる勇気を与えてくれました。

本校生活経営科3年の永溝歩華選手とピックヴィジョン号

少年スピード&ハンディネス競技の様子

大会を終えて永溝選手の感想
「今回行われた三重国体代替試合で私はスピード&ハンディネス競技に出場しました。県代表として出場させて頂けたこと、とても感謝しています。保護者や先生方、その他にも多くの方から応援など、支えていただき、この大会に参加することが出来ました。結果としては、1反抗があり馬のいつもと違う雰囲気に呑まれ、自分が思うような走行ができませんでしが、今まで出場した大会で1番走行中楽しいと思えた大会でした。代替試合少年種目は盟友の杉山さん、翔陽高校の赤星君羽田君と私の4人の参加でしたが、とても楽しく良い思い出にもなりました。
南稜高校Jrクラブから馬術をしてきて、多くの方に出会い、沢山の指導など、ありがとうございました。南稜高校の馬術部でよかったと心の底から思います。このコロナ禍のなか練習など、思うようにできなかったにも関わらず、私達の大会に行きたいという思いを叶えて下さりありがとうございました。
そして、5日間厩舎管理をしてくれた後輩4人にはとても感謝しています。2月から部活に行ける時間が少なくなり、練習など見て欲しいと頼まれても見れることが少なくなっていました。それでも、部活に顔出した時は駆け寄って来てくれたり、ワイワイしてるみんなを見てとても嬉しくなります。1.2年生計4人と少ないですが、毎日の管理、練習に、真面目に取り組み、それぞれがしっかりとした目標に向けて頑張っている姿とてもかっこいいです。皆の成長が早く、毎日驚かされています。きつい言葉も言ったりして、傷つけていたかもしれないけれど、これまでついてきてくれてありがとうございました。みんなそれぞれのペースがあると思うので、それぞれのペースで頑張ってください。皆が1年後、2年後どんな姿になってるかがすごく楽しみです。これからもずっと応援しています。
校長先生や、保護者の方、南稜馬術部後援会、OB.OGの方ここまで支えて下さりありがとうございました。樫山先生、浜崎先生、指導や応援ありがとうございました。沢山の方から支えてもらったことに感謝し、これから乗馬インストラクターとして、6年間の学びを活かしていきたいです」

少年ダービー競技に出場し6位入賞を果たした本校3年総合農業科の杉山仁美選手とピックヴィジョン号

杉山選手の感想です。

「今回の国体では、目標としていた県代表の選手として出場させていただきました。馬場馬術だけでなく、本国体では障害馬術の方もチャンスをいただき新しい挑戦をすることができました。国体は代替え試合という形になりましたが、普段の熊本の大会とは雰囲気も違ったり、ダービー競技という経験がない種目に出場し、とてもいい経験になったと感じています。今回の大会はすごく不安でいつも以上に緊張しました。しかし、今までとは違い緊張を緩和させる方法や、プラス思考に考えるなど工夫もでき、気持ちの面でも少し成長できたと思います。
このような経験ができたのは、南稜馬術部でジュニアの頃から先生方に指導していただき沢山練習ができたことや、他の県が出場できない中、出場を許可してくださったからです。
この大会で感じた事や経験した事を今後の大学馬術でも生かしていきたいと思います。
最後になりますが、後輩達にも沢山ありがとうを言いたいです。そして、自分のペースでいいので楽しく馬術を続けて欲しいです。目標が高ければいいというものではないと私は思います。まずは目の前の課題を1個ずつクリアして前に進んで下さい。焦りすぎると前に進むことは出来ません。楽しくするのがbestだと8年間を通してわかりました。高校生活で応援してもらった分私もずっと応援してます!!
終わりに南稜馬術部後援会、支えていただいた両親をはじめ保護者の方々、地域の方々、熊本県馬術連盟の方々、これまで関わっていただいた先生方、今までありがとうございました」

 

この大会は「2年連続国体を無くすことはさせられない」という強い思いが詰まった素晴らしい大会でした。開催していただいた三重県、三重県馬術連盟の方々に深く感謝します。

熊本県の代表として少年の部に出場した本校生徒2名は小学生、中学生から本校の馬術部にてジュニアチームとして活動していた2名です。長い間たくさんの結果を南稜高校に残してくれました。

2人は今週末の19日に菊地農業高校馬場競技場にて行われる令和三年度熊本県馬術選手権大会にも後輩のサポートをしにきてくれます。最後の最後までありがとうございます。

2人の今後の活躍を心より応援しています。

【馬術部】三重国体(代替)大会の参加について

今大会は今年度開催予定であった第76回国民体育大会馬術競技の代替大会として三重県の鈴鹿市鈴鹿ホースパークにて行われます。参加資格は今年度国体への出場が確定していた選手です。本県の代表として少年種目に4名、成年種目に1名出場しますが、本校からは先日卒業を迎えた3年生の2名と職員1名が出場します。

皆様応援よろしくお願いします

【馬術部】馬の人工授精へ向けて

馬の人工授精へ向けて取組みを行っています。

この日は、お忙しいなか城南家畜保健衛生所より山口寛二先生が講師として本校所有馬の卵巣の状態を見ていただきました。大変ありがとうございました。

実際にエコーを使い確実に卵巣の状態を確認します。

今後も山口先生のご指導のもと馬の人工授精へ挑戦します。

ご期待ください!!

 

【馬術部】卒業生との涙のお別れ会

3年生5名との送別会を行いました。3学年揃っての最後の写真です

今年も後輩部員を始め、保護者会、南稜高校馬術部後援会の方々、ジュニア会員、顧問が卒業生1人1人へ両手で抱えきれないほどの記念品とお別れの言葉を卒業生へ贈りました。

ご参加いただいた皆様ありがとうございました。

 初めは現キャプテンの黒木樹里さんが作成した動画を卒業生へ送りました。

約14分にも及ぶ傑作です。在校生も卒業生もすでに涙です。

 次に在校生より卒業生1人1人に向けてお礼の言葉と記念品を贈りました。

 ジュニア会員、後援会の方々からもお別れの言葉と記念品をいただきました。いつもありがとうございます。

 保護者会と顧問からです。

 最後は卒業生が感謝の思いや今後の目標を涙ながらに語ってくれました。

 

後輩からのお別れの言葉は終わったはずですが、もう一つ大きな箱がでてきました。

黒木さんの指示により1人1台のテーブルに箱を置きます。

箱を開けると、びっくり箱!!!

大量の写真が吹き出しました!!!

黒木さんからのサプライズのプレゼントでした。

牛乳パックと輪ゴムを使い写真が飛び出る仕組みでした。会場にいる全員が歓声をあげました。

 

また、卒業生から後輩部員へ競技で使用する鞭と時計を後輩へ贈りました。ありがとうございました。

 

 

卒業生のみなさん。3年間の部活動生活お疲れ様でした。よく頑張りました。

皆様からいただいた「ご恩」を忘れず、新天地で精一杯頑張って下さい。

また、今後は南稜馬術部後援会会員として今後も続く後輩部員を支えていただけたら幸いです。

 

卒業生5名の活躍を願っています。

【馬術部】神殿原賞授賞者「内田陽紀君」3年間を振り返っての感想

本日、卒業式に先立ち神殿原賞授与式が行われました。

本日の受賞の様子と本人より3年間を振り返って感想をいただきましたのでご覧ください。

カレイカルロッタ号と内田陽記君

受賞の様子

本校の馬術部出身でもあり、今回の受賞を受けて本人より感想をいただきましたのでご覧下さい。

「私は中学校一年生から続けていた馬術をするために、南稜高校へ進学しました。これまで乗馬クラブの会員だったため、馬の乗る部分しか知りませんでした。しかし、南稜高校の馬術部では馬の管理はもちろんのこと、装蹄の技術や繁殖の知識などを学ぶことができ、幅広く馬について学ぶ機会がありました。このようにさまざまな経験を通して、私の目標は現在の帯広畜産大学へ進学し、畜産はもちろんのこと馬についても深く学びたいと思うようになりました。この3年間を有意義に過ごせたのも南稜高校へ入学できたからです。また、馬術部では頼れる後輩ができ、一人一人が真剣に馬と向き合っているため、安心して卒業後も任せられます。後輩部員の更なる活躍を期待しています。大学進学後はより知識を深め、海外でも活躍できるような人材を目指して努力していきます。3年間関わっていただいた南稜高校の先生方本当にありがとうございました」

                                  令和3年度 総合農業科卒 内田 陽紀

 

世界での活躍を期待しています。