馬術部 活動日誌

馬術部 活動日誌

【馬術部】頑張った3年生を送る会

2月24日(土)に恒例の送別試合と3年間頑張った3年生を囲んで送別会を行いました。

当日の送別試合・送別会の様子と3年生の思い溢れる「3年間の馬術部生活を振り返って」の感想も掲載しています。ぜひ最後までご覧ください。

今回は1年生から3年生までクロス・ジムカーナ競技にて真剣勝負をしました。見ごたえがありました。

 送別試合後は送別会を行いました。頑張った3年生を讃え、後輩ひとりひとりが感謝の思いを伝え記念品が贈られました。

生徒のみならず保護者会や顧問からも記念品がたくさん贈られていました。涙、涙でとても良い送別会でした。

 最後に卒業生ひとりひとりから3年間を振り返って感想をいただきました。ぜひご覧ください。

3年総合農業科 キャプテン 西田さん「3年間を振り返って」 

この3年間は長いようで短く、あっという間でした。私は南稜高校に入学する前から馬術部に入部すると決めていました。元々は馬に乗って競技に出る選手としてではなく、馬たちのお世話や選手たちのサポートをするマネージャーとして馬術部に入部しました。でも、顧問の先生方に勧められ実際に馬に乗ってみると、少し恐怖があったけどとても楽しかったのを今でも覚えています。入部してすぐの頃は朝の作業をサボり気味になってしまい、何度も休んでいました。でも、朝早くから1番早い電車に乗って朝の作業開始よりも前から部活に来る先輩、寮生活で限られた時間の中でも部活に来る先輩方を見て「自分も先輩方のようになりたい!」と思い、朝の作業も休まず行くようになりました。しかし、3年生の先輩方が引退され、部員数が4人に対して、愛馬は10頭近くいました。学校終わりはあまり練習することができず、4人で馬たちの手入れをして少ない練習の中で、大会に出場していました。練習時間が少ない分、あまり良い成績を残せず、とても悔しい気持ちでした。
私はとても落馬が多く、特に一緒に大会に出場していたマジュリーN号から落馬したときにはよく怪我もして、馬に乗れない期間がありました。作業のほとんどできず、唯一できるのは馬の体をブラッシングすることだけでした。でも、顧問の先生が「怪我をしてしまって馬に乗れなくても他の人の練習を見て技術を盗むことはできる!」と言ってくださり、とても嬉しかったです。その日から私は先生の練習はもちろん、部員の練習を見て次に自分が馬に乗る時に実践してみようと思いながら練習を見ていて、観察力を学ぶことができました。
また2年生では出場することができなかった全国大会の予選会を3年生で出場権を獲得することができて、1年間の練習の成果を発揮できたんだと思います。7月に静岡県で行われた全国大会では、初めて会う馬に乗って障害を飛ぶのはとても不安だったけど、一緒に全国大会に来た部員が「緊張せずに楽しんで!」と言ってくれてとても嬉しかったです。その言葉のおかげで、落馬せず完走することができ、馬術の難しさ、仲間の大切さを学ぶことができました。この3年間で学んだことは、これからの社会人として生かすことができるように頑張っていきたいと思います。
私は4月から本社が広島県呉市にある中国木材株式会社への就職が決まっています。しかし、私が働くのは地元の事務所なので、卒業しても顧問の先生方や部員たちに会いに行きたいと思います。また新人戦や高校総体などの大会も応援に行きたいです。新キャプテンの田爪くんを中心に部員全員が協力して、全国大会出場、また、私たちができなかった全国大会優勝できるよう頑張ってほしいです!
最後に、新1年生の皆さん、馬術部はとてもやりがいのある部活です。馬たちは言葉が話せない分、私たちが馬たちの気持ちを理解してあげないといけません。でも、最初は覚えることがたくさんで、特に馬たちの名前や馬に乗る時の道具は覚えるのがほんとに大変です!でも、馬たちと関わっていくうちに馬の可愛さ、かっこよさを知ることができます。それを知ることができるのも私はやりがいだと思います。興味がある人はぜひ、馬術部に見学に行って見てください。(大きい馬が怖い人はポニーも1頭いるので見てみてください!)
顧問の先生方、後援会の方々、部員のみんな、愛馬たち、3年間本当にありがとうございました!これからも南稜高校馬術部を応援しています!

 3年総合農業科 副キャプテン 永溝さん「3年間を振り返って」 

私は小学6年生から南稜ジュニアクラブに所属し馬術をしてきました。同級生の2人よりも馬術の知識や技術があり、2人にも教えることが多く、その分ぶつかることもあったけれど、気が付けば大切な2人になっていきました。3年間部活を辞めることなく続けてこれたのは、2人の存在が大きかったと思います。私たちが1年の時の冬の間は部員が4人しかおらず、練習時間がなかなか取れず、大会などでも良い成績が残せない時期がありましたが、1年の時にフランキーバローズ号で出た新人戦の馬場馬術にチャレンジし、馬場の楽しさをそこで知り、2年生の高校総体ではJr.の時からずっと乗ってた雪菜号で初めてのL1課目に出場、新人戦ではA3課目に出場し、馬場馬術と障害飛越競技の難しさや違い、楽しさ、馬との会話がどれほど大切かを学び、馬場馬術を好きになり、ハマったきっかけになったこの2頭には感謝してもしきれません。
3年の時にはもっと上に挑戦したいと思うようになり、国体への挑戦を決めました。国体予選では乗ったことがないファイアウィンド号に乗らなくてはいけなかったので、週に1回熊本農業高校に行き、乗せてもらい貴重な練習時間を過ごすことが出来ました。予選では今までしたことがなかった経路違反をしてしまい、とても悔しく、乗せてくれたファイアウィンド号には申し訳ない気持ちでいっぱいでした。国体選手には選ばれなかったけれど、自分の技量を知ることが出来たいい経験になりました。遅くまで練習を見てくださった浜崎先生、樫山先生、乗せてくれたファイアウィンド号ほんとにありがとうございました。
馬術を初めて7年経ちましたが、この3年間は、自分が本当にしたいことをとことん行い、とても成長できた3年間だったと思います。
私は宮崎県にある株式会社ガブレスという養豚場に4月から務めることが決まっています。宮崎は熊本からも近いので今後も後輩たちの応援に駆けつけたいと思います!新チームで高校総体、九州地区予選、新人戦の団体と総合1位を目指して頑張って欲しいです!
新1年生の皆さんは馬術とゆう言葉を聞いたら大体難しそうとか大変そうって思うかもしれませんが、全くそんなことはありません!動物が好き、競馬が好き、新しくチャレンジしたい、と思う人なら必ず楽しくて最高の部活になると思います!なので1度見学に行ってみて馬の可愛さを知って欲しいです!
7年間ほんとに馬術部にはお世話になりました。最高の仲間と出会えて、最高のパートナーと出会えてほんとに幸せでした。これからの南稜高校馬術部の活躍を期待してます!    

3年総合農業科 長田さん「3年間を振り返って」

この三年間を振り返って沢山の思い出を部活で作ることができました。私は、高校から馬術を始めました。最初の頃は慣れないことばかりで大変でしたが馬たちのことを思うと頑張ることができました。また、練習や試合では沢山落馬をしました。馬に乗って障害を飛ぶことが怖くなったりすることがありましたが諦めず頑張った結果いろんな試合で入賞することができました。三年生の時には全国にも行くことができとても貴重な経験をすることができました。
私は、高校卒業後も馬に携わりたいと思ったので北海道で競走馬の生産の仕事に就きます。自分が育てた馬がレースで活躍できるよう大変なこともありますが全力で頑張りたいです。
1・2年生へ三年間あっという間なので悔いのないよう頑張ってください。応援しています!
顧問の先生、馬、部員、保護者の方々への感謝の気持ちを忘れずに頑張ります。
三年間本当にありがとうございました。