新着情報

畜産科 NEWS

妊娠鑑定実習(畜産科)

 3月11日(月)午後、牛部門の実習で妊娠鑑定を実施しました。

 本日鑑定を行った乳牛は、1月26日に人工授精を実施し、授精後45日が経過した個体です。

 超音波装置を用いて子宮の様子を確認したところ、約4cm程度の大きさの胎児が確認でき、新しい命が誕生したことを皆で喜びました!!

オーストラリア(豪州)研修参加生徒による畜産アンバサダー(畜産大使)活動(畜産科)

 2月1日(木)ホテルニュープラザ久留米で開催された「令和5年度九州ブロック国際化対応営農研究会in福岡」へ参加し、昨年8月に参加した国際農業者交流協会主催「畜産ティーンプロジェクト・豪州研修」について報告しました!!

 

 畜産科2年井さんは、楽しかった豪州研修の思い出について発表し、同じく畜産科2年原田さんは、高校で経験している日本の畜産業と今回経験した豪州農業との比較や、海外での学びで将来の目標が明確になったなど、それぞれの想いを発表しました!!

 

黒毛和種「ひでこ号」「さつき号」登録検査受験!!(畜産科)

 1月29日(月)生後20ヵ月齢を過ぎた2頭の黒毛和種雌牛が登録検査を受検しました。

 登録検査とは、将来、子牛を産むにあたってその能力を点数化し、十分に満たしているか登録検査員の方に判断していただくものです。

 全国の黒毛和種雌牛の平均点が80点程度であるなか、「ひでこ号」「さつき号」とも平均を大きく上回る評価をいただきました。

 この2頭はこの春、初めての子牛をお産する予定ですので、大切に育てていきます!!

 

【畜産科】課題研究発表会

 1月19日(金)2~4限目、畜産科3年生課題研究発表会を実施しました。

 大家畜(ウシ)、食品製造(ブタ)、実験動物(トリ)の3部門から20テーマの発表があり、プレゼンを聴いた1,2年生からも活発な質問が挙がってました。

 今後、それぞれの内容は2年生に引き継がれ、そのうち数テーマが3月14日に予定されている校内プロジェクト発表会へ出場します。

 

「収穫感謝祭」当日にあらたな命が誕生!!(畜産科)

 11月10日(金)本校では実りの秋に収穫を得たことの喜びを共に分かち合い、いただく命に感謝する「収穫感謝祭」が実施されました。

 畜産科では屋内で1~3年が集まり、3年生による進行のもと畜産物を生産してくれる家畜への感謝や日頃の給餌(きゅうじ)や畜舎の清掃、搾乳実習の重要さをあらためて確認し、クラスの代表が調理してくれたカレーを会食しました。

 

 ちょうどその時間、牛舎では11月9日分娩予定の「つるひめ」が雌の子牛を出産!!

収穫感謝祭当日に生まれたのも何かの繋がりですね!!

 

「天草大王」(原種)がやってきた!!(畜産科)

 10月19日、県農業研究センター畜産研究所中小家畜研究室より、「天草大王」(原種)30羽が本校鶏舎へやってきました。

 この品種は、昭和初期頃に一度絶滅しましたが、平成4年から研究機関により復元に向けた取り組みが行われ、現在、県農業研究センター畜産研究所にて飼育されています。

 今回、本校にやって来た理由は、これからの冬の時期「高病原性鳥インフルエンザ」が発生する可能性があるため、一ヵ所で飼育していると全羽が病気に罹るリスクが高まります。そのため、数ヵ所で飼育場所しリスクを分散することを目的としています。

 本校に来た30羽は現在、元気に育っています!!

 

 

オーストラリア畜産研修体験記 Day9(畜産科)

 研修9日目を迎えた8月14日(水)はホストたちとお別れの日です。少しずつこのオーストラリア研修が終わりを迎えようとしていることに寂しさを感じました。 ランチの前、市長さんからこのオーストラリア研修を終えたことの賞状を1人づついただきました。その喜びをホストファミリーと分かち合うために写真撮影を行いました!

 ランチを食べ別れの時間となったとき、気持ちが溢れ泣き出してしまった友人もたくさんおり、皆それぞれがファームステイが有意義であったことが窺えました。

 午後は市内のホテルに移動し研修発表会の準備をスタート。ある程度発表資料ができた班から近くのショッピングセンターへ行き、最後の観光を楽しみました。やはり、日本では見慣れない食べ物やその大きさにワクワクが止まりませんでした!

オーストラリア畜産研修体験記 Day8(畜産科)

 8月14日、研修8日目の朝を迎えました。研修生は各ファームステイ先で1日を過ごすことになっています。

農作業の手伝いをしたり、買い物に行ったグループもあり、ホストファミリーとプロジェクトメンバーと楽しい週末を過ごすことができました。

 私のファームステイ先ではケアニーナという牛のステーキを夜ご飯で食べました。赤みがとても美味しかったです!

また、デザートに作ったガトーショコラは最高に美味しかったです!

オーストラリア畜産研修体験記 Day7(畜産科)

 今日と明日は休日のため、ファームステイのホストたちとそれぞれのファームごとに過ごしました! いつもより朝ゆっくり起床し、近隣にある湖で船に乗りました。また、湖に向かう途中には、カンガルーやワラビーを探しに行ったり、オーストラリアならではの体験ができました。

 ファームスティの方とショッピングに向かう途中、とある所に立ち寄られました。なんと、そこで首にヘビを巻き付けることに。もう二度と味わうことが無い経験でした。

 ステイ先に戻り、ホストとゆっくりとティータイムや農作業を手伝い一日が終わりました。

私たちはこの休日を通してさらにファームたちや一緒に泊まっているメンバーと仲良くなり、オーストラリアをより満喫しました。

 

オーストラリア畜産研修体験記 Day6(畜産科)

 今日は昨日に引き続きマランダ高校を訪問しました。1時間目は質問タイムが設けられ、オーストラリア全土の農業について教えていただきました。

 2・3時間目は牛の妊娠鑑定実習及び農場見学が組み込まれ、妊娠鑑定は負担をかけないため数人のみが実施しましたが、初めてきちんと見ることができたため学びが多かったです。

 4時間目はマランダ高校でお世話になった生徒や先生たちとティータイムの時間でした。ここで一人ひとりに2日間のマランダ高校研修を終了した証に賞状をいただきました。ティータイムでは、ここで出会ったお友達に日本のお菓子を渡したり、インスタグラムを交換したり…各々最後の時間を楽しみました。

オーストラリア畜産研修体験記 Day5(畜産科)

 研修5日目はマランダ高校を訪問し、現地の高校生と一緒に農業の授業を受けることからスタートしました。また、ヤギの飼育を見学し、子ヤギにミルクを与える体験もできて楽しかったです。本校にはヤギがいないため、とても新鮮に感じました! その後、マランダ高校で日本語を学ぶ生徒からのインタビューを受けました。友達が出来て楽しい国際交流をすることが出来ました!また、昼食は一緒にハンバーガーを食べ、お互いの国の紹介などをする機会もありネイティブの英語を聞き取る難しさを感じました。

 

 最後に、牛の耳標に機械をかざすだけでその牛の性別、1か月前の体重、子牛を何回産んだか、今まで罹った病名などの情報が得られるシステムが紹介され、こんな小さな耳標に多くの情報が詰まっていることにびっくりしたのを覚えています。本当に貴重な体験が出来て良かったです!

オーストラリア畜産研修体験記 Day4(畜産科)

 研修4日目! 午前中は有機農業をやられている酪農家の方を訪問しました。ここで作られているチーズとアイスを試食し、工場見学、そしてファーム見学も!チーズが美味しくてバクバク食べてしまいました笑。実際にやられている有機農業についてはまだまだ勉強不足で、話についていけず…それでも通訳の方や同行してくださいっている方々のお陰でザックリと知ることが出来ました☺

 

 

 午後はブティック(日本で言う6次産業化)をされている酪農家の方を訪問。ここでは60頭ほどの乳牛からチーズやチョコレートを生産されていました。私達はVRで搾乳体験&農場見学を行いました。

 私は初めて見るロータリーパーラーにワクワク!!でも、こんなにも広いオーストラリアでも抱える乳牛の課題は同じで、消費者の理解度を上げたいとおっしゃられてました。

 

 

 

オーストラリア畜産研修体験記 Day3(畜産科)

 研修3日目は75年の歴史ある競り市場見学からスタートしました。牛を買う時に意識していることは体重・角・長旅に耐えられる体力だそうです。この日で1番牛を買った人は200頭を超えていると聞きとても驚きました。

次に、肉牛農家のフィリップさんにお話を聞きました。アンガス種とマリーグレーの交雑種と見せていただきましたが、どこか日本の在来種である黒毛和種と似ていて、とても可愛かったです!

 1日の終わりは、天空の城ラピュタのモデルとなったイチジクの木を見に行きました。3つの木が合体した大きな木はとても迫力があり神秘的でした。

オーストラリア畜産研修体験記 Day1-2(畜産科)

 畜産科2年の井さん、原田さん2名は、8月6日から15日までの9日間、オーストラリアクイーンズランド州で畜産研修を体験しました。

 この研修は、公益社団法人国際農業者交流協会主催で、次世代の畜産業を担う人材育成を目的に実施されています。研修の参加者は、全国から選ばれた20名が参加し、海外に渡る前からオンラインによる事前研修を経てオーストラリアへ出発しました。

これから数回に分け、海外研修の様子をアップしていきます。

 

 畜産ティーン育成プロジェクトに参加している畜産科2年の私たち2人は、オーストラリア・クイーンズランド州での研修を受けてきました。事前研修をオンラインで行っていたために、全国から集まった高校生とも気兼ねなく話す事が出来ました。

 

  研修1日目は約 7時間のフライトに時間を費やし、オーストラリア入国後いよいよ2日目の研修が始まりました。午前中は牛・豚・鶏・ワニに加えて、ソーセージやハムを作られている加工場に行きました。案内してくれた経営者の印象的な言葉は「肉を食べると健康になる」というもので、健康=野菜のイメージが強い日本との感覚の違いを感じました。

 午後はパパイヤファー厶をメイン、サブで放牧という形で経営されている方を訪問。パパイヤを牛にあげる体験をしました。

 この後は、6班に分かれてファームステイ先へ移動し、慣れない土地にワクワクしながら1日目が終了しました。

ふれあい体験会&バター作り実施〔JA熊本市主催あぐりキッズスクール〕

9月2日(土)、ウシとのふれあいや乳加工体験をとおして、畜産や酪農への興味関心を高めていただく「あぐりキッズスクール」が開催され、小学生とその保護者の方が畜産科エリアに訪問されました。

 

小学生の皆さんを案内するのは、畜産科3年生の奥村さん、吉原さん。2名は「課題研究」の授業で「酪農体験によるウシや酪農業への意識の変化」をテーマに掲げ、調査を行っています。

 

 

 小学生の皆は時間が経つにつれウシとの距離もギューッと縮まり、楽しんでいる様子がうかがえました。また、アンケートにも沢山のコメント記入いただき、私たちにとっても有意義な機会になりました!!

小学生の皆さん、有り難うございました!!

黒毛和種「ひでこ」号、県大会への出場権獲得!!(畜産科)

9月1日(金)熊本県家畜市場にて、中央支所(菊池郡市・大津町・熊本市地域)畜産共進会が開催されました。

 

共進会とは、各農家が飼育する雌牛を一同に集め、その飼育管理技術や牛の体型の良さを競い、牛の改良やよりよい畜産経営へつなげることを目的としています。

 

 「かねりょう」号のハンドラーは畜産科2年江藤君     「ひでこ」号のハンドラーは畜産科3年宮﨑君

 本校から、「ひでこ」「かねりょう」2頭の雌牛を出品し、第4部(生後15ヶ月異常、23ヶ月未満)でそれぞれ3位、5位の結果でした!!

 

 3位に入賞した「ひでこ」号は、11月4日(土)同じく県家畜市場で行われる「ふれあい畜産祭り」への出場の権利を得ることができました。

 

 本校畜産科OBで現在、農林水産大臣政務官であら    県大会での上位入賞に向け、学校到着後さっそくミー   

 れる藤木眞也様から激励いただきました。         ティングを行い、今後やるべきことを確認しました。   

食味会!!!

7月19日に畜産科3学年合同の食味会が開催されました。

 

日頃から管理をしているブタを頂くことで、命の大切さと食材への感謝の気持ちを再確認できるとても良い時間でした。

 

3年生の養豚専攻が中心となり、本会の意義や育てているブタの説明等もありました。

お肉はとても柔らかくておいしくジューシーでした!!

みんなで楽しく頂く事ができました☺

課題研究テーマ発表会(畜産科2年)

 7月10日(月)5~6限目、畜産科2年生の「課題研究」の授業では、「農場の不便をカイゼンしよう!」テーマにした発表会を実施しました。

 生徒はグループに分かれ、日頃実践している家畜の飼育管理実習内で感じている「困った」や「不便」を挙げ、その要因を洗い出し、このようにカイゼンできるのでは?などのアイディアを発表しました。

・トリの餌箱から飼料がこぼれやすく、餌が無駄になっている。

・水槽に水を溜めていることを忘れて溢れることがよくある。

・餌の種類が多く、見分けが付きにくい。

 その発表に対して、他の生徒から疑問点やもう少し説明を聞きたいなどの質問が挙がりました。

 今日挙がった質問等を踏まえ、今後の授業ではカイゼンに向け実践を行い、より良い飼養管理実習の実現に向けた授業内容に移っていきます。

「まり」元気な雌子牛を出産!!(畜産科)

 6月21日、初めてのお産予定日だった「まり」が、本日2日遅れて元気な雌子牛をお産しました。

 午前9時に1回目の破水が起こり、いよいよお産が始まりましたが、一向に子牛の足が出てきません。そのため、人の介助が必要と判断し、午前11時より助産を始めました。

 

 

 初めてのお産を迎えた「まり」にとって、自分で産むのは難しかったようです。

 

 「まり」が力むタイミングに合わせ、少しずつ引き出すと前足や鼻が出てきました。そして助産から30分後に雌子牛が誕生!!

 

 すぐさま人工呼吸で酸素を送り込みます。

 

 その後産まれたばかりの子牛はしっかり頭を上げ、「まり」が優しく舐めあげていました!!

 

あか子牛の出荷!!!(畜産科3年生)

 畜産科3年生の牛専攻生は6/15(木)熊本県家畜市場にて開催された「褐毛和種子牛市場」へ本校産子牛を出荷しました。

市場に初めて足を運ぶ生徒ばかりで、300頭を越える子牛に圧倒されながらも、たくさんの農家さんが手塩にかけて育てたウシたちを見ながら「あれがいい、これがいい」と選牛眼を養っていました!

 また、現場実習でお世話になった農家さんから「家の牛を引いてくれ」と頼まれることもあり、横の繋がりの大切さと可愛がってもらえてる喜びを感じました

 

 自分たちのウシはというと体重336kgと平均よりも大きく、買い取り価格も622,000円と平均以上の価格で購入いただきました!

 

生徒たちももっと良い牛を生産したいと目を輝かせいていました!!!!

教育実習生から学科の後輩へ向けた講話(畜産科)

 6月13日(火)1限目は、畜産科1年~3年が体育館に集まり学科集会を実施しました。

 そこで、6月2日(金)から教育実習で来られている畜産科卒業2名の教育実習生に、自らの高校生活を振り返り教職を目指すきっかけを話していただきました。

 後輩の在学生は、身近な先輩たちからの話しに耳を傾け、今後の進路選択の参考になったようです。

2023 畜産ティーン育成プロジェクト事業 事前研修会スタート(畜産科)

 畜産科2年生の井さん、原田さんは、全国の畜産を学ぶ高校生を対象にした「2023 畜産ティーン育成プロジェクト事業」(国際農業者交流協会主催)へ応募し、見事採択されました。本事業は、①事前研修「日本の畜産を学ぶ」②現地研修「オーストラリアの畜産を学ぶ」③畜産アンバサダー活動「畜産の魅力を自分の言葉にし発信していく」の3つで構成され、8月6日から10日間の日程でオーストラリア研修が予定されています。

 

 本日6月12日(月)は事前研修の1日目で、自己紹介やオリエンテーション中心のオンライン研修でしたが、全国から集まった畜産を学ぶ高校生と積極的に交流を図っていました。

 

黒毛和種子牛市場出荷(畜産科)

 畜産科3年の牛専攻生は、6月8日(木)県家畜市場で行われた黒毛和種子牛市場へ本校産子牛を出荷しました。

 この子牛は、ミルクを与え育てる時期に体調を崩しましたが、出荷体重は334kgで本日行われた市場へ出荷された子牛の平均体重324kgを上回ることができました。

 昨年の8月に誕生し、生徒たちが毎日餌を与え、育ててきた子牛の価格は740,300円と平均価格より64,000円以上高値で購入いただきました。

 

 今後は長崎県の農家さんで肥育されますが、これからも元気に育ってくれることを願っています!!

 

 

「まり」登録検査受検

 令和2年5月2日生まれ、生後25ヶ月の「まり」は本日6月1日に登録検査を受けました!

 登録検査とは、牛の体型などを検査し、将来、子牛を産ませる母牛として十分な能力を持っているかを判断するものです。県畜産協会の登録委員の方や畜産農協職員の方が来校され、そのなかに令和4年3月に本校畜産科を卒業した卒業生の姿もありました。

 

 

 登録検査終了後、県畜産協会登録委員の方から牛の見方について「ミニ講座」を開いていただき、牛の審査についても勉強することができました。

農業鑑定競技会学科予選会実施(畜産科)

 5月24日(水)、畜産科1年から3年生の全員を対象に農業鑑定競技会学科予選会を実施しました。

 

 農業鑑定競技会とは、日頃の学習で習得した畜産(農業)に関する知識や技術の習熟度を競うものです。本日の競技会で優秀な成績を収めた生徒は、7月5日本校体育館で開催予定の農業鑑定競技会県大会へ出場します。

 

農業鑑定競技会ではこのような問題が出題されます。

 

鶏卵・生乳を使ったアイスクリーム製造実習

 畜産科では365日、家畜(採卵鶏、ブタ、ウシ)の飼育管理を行っています。本日、2年生の食品製造の授業では、今朝生産された鶏卵と生乳を使ってアイスクリームを製造しました。

乳牛のBCS⁇調査

 本日の大家畜専攻生(畜産科3年牛専攻生)の授業は乳牛(ホルスタイン種)のBCS調査でした。

 BCSとは、ボディー・コンディション・スコアの略で、体の栄養度を測定し痩せ気味、太り気味を評価するものです。

 なぜこのような調査が必要なのか。それは、人を含め動物は食べ物(牛は飼料)から栄養を摂取し、①自分自身の体の維持②お乳や肉の生産③妊娠や胎児の発育に必要な栄養の順番で栄養を利用していきます。そのため、過剰に栄養を摂取した場合、脂肪として体に蓄積していきます。牛を飼育していくうえで、家畜へ必要以上(家畜が必要な栄養以上)に飼料を与えることは経営的にマイナスになります。

 そのため、大家畜専攻生は牛のBSCを評価し、現在与えている餌の量が適正かどうか評価し、餌量の検討を実施しました。

 

 

採卵鶏の雛がやってきました!!

 畜産科実験動物(養鶏)部門では、常時800羽の採卵鶏(鶏卵を生産する鶏)を飼育し、規格外海苔を混ぜた餌を与え産んだ卵「海苔ノリたまご♥黄身に夢中♥®」を販売しています。

 本日、4月24日は800羽の雛たちが学校に到着し、さっそく3年養鶏専攻生が水や餌を与えました。

 今後、1年生の授業「農業と環境(飼育)」で飼育観察を行い、秋頃には初卵を産む予定です。

 

畜産科 学校農業クラブ「意見発表会」開催

 意見発表会とは、日頃の畜産関係科目の学習をとおして、学んだり考えたりしていることやそれらを発展・応用したいという生徒一人一人の意見を発表するものです。

 

 4月18日(水)、畜産科1年~3年から選出された代表者9名が学科生徒の前で自らの意見を述べてくれました。

 

 発表された内容は、現在取り組んでいる研究について自ら考えていることや、自らの将来の夢実現のため、畜産科で学びたいことなど、様々なテーマに亘ったものでした。

 今大会の上位2名が4月27日(木)実施予定の校内意見発表会へ畜産科代表として出場します!!

第10回全日本ブラックアンドホワイトショウ全日程終了

 4月14日(金)~15日(土)まで静岡県御殿場市で開催されたホルスタインショウに畜産科3年宮﨑君、同じく畜産科2年大手君、奥村さんが参加し、全国の酪農家や高校等から出品されたホルスタイン種の体型の良さを競い合いました。

 本校から出品した生後18ヶ月齢の未経産牛「ラン号」は上位入賞こそ叶わなかったものの、全国の優れた牛と競ったことで、生徒たちは今後の牛の改良や飼育技術の習得に向け意欲を高めることができました。

 

 本大会に参加するにあたり、熊本乳牛農協様をはじめ、同じ熊本県団として出品された県内酪農家の皆さんなど、多くの方から御支援いただいたことに、感謝申しあげます!!

 本校出品牛「ラン号」をリードする大手君

学校対抗の部で上位入賞を果たした菊池農業高校の牛を菊農生とともにリードさせていただいた宮﨑君

第10回全日本ブラックアンドホワイトショウ・2023セントラルジャパンホルスタインショウ出場

 4月14日(金)から15日(土)の2日間、静岡県御殿場市で開催されるホルスタインショウへ参加するために、4月12日(火)熊本を出発しました。

 現在のところ出品牛の「ラン」は体調の変化もなく食欲も旺盛で、明日の本番に向け生徒たちが毛刈り等の調整に励んでいます!!

4月12日(火)トラックに牛を積み込み静岡県に向け出発しました。

移動中はトラック内で餌やりを行います。

4月13日(木)明日の本番に向け毛刈りを行っています。

静岡県御殿場市は快晴です!

熊本乳牛農業協同組合(熊乳協)様より激励いただきました!!

 畜産科で飼育しているホルスタン牛(愛称:ラン)が、来たる4月14日(金)~15日(土)静岡県御殿場市で開催される第10回全国ブラックアンドホワイトショウへ出場いたします。

 そこで本日、本校畜産科OBでもあられる熊乳協 坂本組合長様より、金一封をお贈りいただきました!!

 5年に一度しか開催されない本大会へ参加できる生徒が、多くの経験や学びが得られるよう、有効に利用させていただきます。

 本当に有り難うございました!!


締め切り 卵販売について(畜産科)

畜産科では一般の方へ向けた卵の販売を行っています。

曜日:火~金

時間:9:00~

場所:畜産科鶏舎前

価格:1パック250円

 

また、豚肉(シンデレラネオポーク)は不定期で販売しています。

インスタグラムのcinderellaneoにて告知があります!

エコフィード優良事例発表会で特別賞!(畜産科)

11月25日(月)東京ガーデンパレスで「エコフィードを活用した畜産物生産の優良事例表彰式」に畜産科2年生5名が畜産科プロジェクトチームを代表して参加し、堂々と発表してきました。今年は台風等の自然災害の影響があり、全国から例年より少ない8件の応募があり、書類審査の結果4件の事例が本会場で発表されました。最優秀は山口県の養豚農家、優秀賞は群馬県の養豚農家、本校と大阪府立農芸高校が特別賞を受賞しました。講評では、特別賞の意味として熊本・大阪両校とも2度目の発表会参加であり、「産・学・官」の連携の中で農業高校が「学」の代表としてパワーを発揮して頑張っており今後の活躍に期待していますとの評価をいただきました。

かわいい子牛のために!(畜産科)

急に寒くなってきたこの頃、子牛たちも吹きさらしの牛舎で震えていました。そこで、生活科の先生のご協力で手作りのカーフジャケットを作ることになりました。まずは、試作をということで牛舎まで来ていただきサイズ合わせをしたりしながら作っていただいた作品がこのとおりです。とても素敵なかわいいジャケットができました。これから生まれてくる牛たちの分をみんなで作っていこうと思います。かわいい子牛たちのために。

ラクトコーダーで搾乳技術を検証!(畜産科)

現在、畜産科3年牛専攻生4名のグループで「酪農経営における乳房炎予防について」というテーマでプロジェクト学習に取り組んでいますが、その一環として11月14日(木)午後の搾乳でラクトコーダーによる搾乳技術の検証を行いました。トップの写真にある機械をミルカーに装着し、搾乳刺激をして何分でミルカーを取り付けたかとか、泌乳開始から何分でしぼり終わったか、乳頭孔スコアなどを測定されました。指導には、らくのうマザーズ営農指導課の3名の方にお世話になりました。多くの方の指導をあおぎながら、これからもより安全・安心な牛乳生産を目指して頑張っていきます。

黒毛和種の繁殖登録検査を受診!

11月11日に熊本県家畜市場において肉用牛(黒牛、赤牛)の繁殖登録検査が行われました。

本校からは、黒毛和種の「みねこ」号を連れて参加し審査してもらったところ、82点を獲得することができました。これからも肉牛の改良に向けて頑張っていきたいと思います。

代謝プロファイルテストに再チャレンジ!

11月5日(火)熊本県立農業大学校において、「繁殖成績改善プロジェクト」のために「代謝プロファイルテスト」を実施しました。8月26日に続き今回は2回目になり、本校で飼養する乳牛・肉牛の9・10・11月の血液データーについて総コレステロールやGOT、GPTなどの肝機能、CaやIPなどのミネラル成分についてその変化を分析しました。これらのデーターは12月の畜産科プロジェクト発表会でプレゼンして、さらに卒業論文にまとめていきます。

第12回ふれあい畜産祭りに参加しました!

11月2日(土)熊本空港隣の熊本県家畜市場で開催された畜産祭りに褐毛和種の「ひみ」号と参加しました。この日のために9月20日の中央支所予選会を経てこれまで牛洗いや調教、毛刈りなどを頑張ってきました。結果は、優秀賞でしたが、素晴らしい牛をたくさん見ることができ充実した秋の一日でした。来年こそは、上位入賞目指して調教や毛刈りを頑張っていきたいと思います。

第12回ふれあい畜産まつりへの出品を目指して!

11月2日(土)の熊本県ふれあい畜産まつり褐毛和種1部への出品を目指して放課後の時間にこれまで牛を洗ったり、調教を頑張ってきました。10月25日(金)の夕方は、畜産農協中央支所の方が毛刈りや角の手入れについて指導に来ていただきました。今回は、畜産科3・2年生4名で出品を目指して協力して取り組んでいますがさらに頑張りたいと思います。

かわいい子牛が生まれました!(畜産科)

10月23日(水)と24日(木)の連続で子牛が生まれました。23日は実習の授業中で3人の生徒と一緒にミント(母牛)号の分娩を介助して無事男の子が生まれました。24日は、夕方からユメ(母牛)号の様子がおかしかったので注意していたら7時くらいから分娩が始まりました。今回もお産がきつかったのでみんなで手伝って無事女の子が生まれました。1頭目は、交雑種で黒毛の男の子、2頭目はホルスタイン種で色白の女の子でした。みんなでしっかりかわいがっています。

畜産科1年生、先進地視察研修を実施!

食肉の衛生についての講義ミルク牧場の子牛たちも歓迎体験搾乳についての説明チーズ製造工程の説明

10月17日畜産科1年生40名は、熊本県食肉衛生検査所と阿蘇ミルク牧場で研修を行いました。

午前中食肉衛生検査所では、食肉の安全性についての説明を受けた後、畜産流通センター内の牛肉・豚肉のカット処理の工程や実際にこれから処理される豚が搬入される現場を見学させていただきました。本校で飼養されている乳牛や肉牛の一部もこの流通センターに出荷されており、動物たちの冥福を祈ると同時に私たちが普段食べている牛肉や豚肉への感謝の思いを再認識しました。

午後からは、阿蘇ミルク牧場での研修です。この牧場でしか見られないようなエアーシャー、ガンジーなど世界の5大乳牛品種を見学したり、体験搾乳やチーズ作りの工程などを説明していただきました。私たちも、当番制で365日毎日乳牛の搾乳をしたりお世話をしていますが、ミルク牧場の牛たちはとてもかわいくて、とてもきれいな環境で飼育されているのに感動しました。後半は自由見学で、ポニーやラット、犬さんたちと触れ合ったり、ミルク牧場の牛乳で作られたソフトクリームを食べたり食欲の秋を満喫しました。

熊本県乳牛共進会に参加!

9月29日に開催された令和元年初の熊本県乳牛共進会に乳牛1頭と畜産クラブの5人で参加しました。会場となった大津町の熊本県家畜市場には前日から牛を搬入して、牛を洗ったり、毛刈りや管理をしてベストの状態でショウリンクにでれるよう頑張りました。特に、最後の仕上げとなるトップラインの毛刈りはOBの酪農家さんのお陰でとても綺麗に仕上がりました。本校から出品した「マリーム」号は、会場でもしっかり歩いてリードマンと心を一つにして頑張り優秀賞2席に入賞しました。これからも、乳牛の改良を目指して頑張りたいとみんなで気持ちを新たにしました。

中央支所畜産共進会に参加!

9月20日(金)大津町の熊本県家畜市場で開催された畜産農協中央支所管轄の畜産共進会に熊農から生徒4名、職員2名、褐毛和種1頭で参加しました。

菊池郡市や熊本市から褐毛和種10頭、黒毛和種33頭、種馬7頭が参集し、素晴らしい家畜が出品されていました。今日の共進会は、11月に開催される熊本県畜産祭りの予選会を兼ねており、農家のみなさんも審査の始まるまでとても熱心に手入れされていました。熊農は褐毛和種1部に出品しました。せっかく共進会に参加したからと農家さんから出品された肉牛を共進会の会場で引く機会を与えていただき、4人とも頑張っていました。

また、飼料作物の品評会も同時開催で審査されており、熊農で今年4月に調整したイタリアンライグラスサイレージが名誉賞2席に入賞できました。熊農の褐毛和種「ひみ」号も、熊本県畜産祭りに出品できるようになったのであと1カ月半頑張って調教・管理をしていきます。開会式熊農の「ひみ」号

牛専攻生で人工授精の練習!

9月18日(水)の牛専攻の授業で「繁殖成績改善プロジェクト」の一環として、雌牛の生殖器を使った繁殖生理の実践学習を行いました。当日は、12名が2人1組でペアを組み、事前に頂いていた本物の子宮の観察を行いました。1頭1頭卵巣の状態や子宮の大きさも異なり、各部位の名称を付箋を貼って確認し、スケッチを行いました。さらに、後半は本物の精液注入器を使って子宮体まで注入器を挿入する人工授精の練習も行いました。授業の目標生殖器の観察生殖器のスケッチ人工授精の練習

乳牛の親子判別はDNA鑑定で!(畜産科)

ジャスパーとマリーム(母子)

2学期がスタートして間もない9月3日に熊本乳牛農協の担当者が来校され、「マリーム」号のお尻の毛を数本採取して親子鑑定のためのDNA検査に持っていかれました。この子は、熊農で飼養しているお母さんの「ジャスパー」号から経膣採卵法で採取した卵子を体外受精法で培養して作成した受精卵から生まれた試験管ベビーなのです。「マリーム」号は9月29日に開催される熊本県乳牛共進会出場を目指して毎日子供たちが牛洗いや調教に頑張っています。

遂にお披露目!シンデレラネオポーク(畜産科)

 8月31日(金)、シンデレラネオポークのお披露目会がありました!その様子をKKTとKABが取材に来てくださり、夕方の情報番組で放送されました!生徒たちが日々研究を続けてきた成果が遂に実を結びました!今後、定期に販売会が開催されますので、皆様もぜひ一度ご賞味ください!

乳牛の健康診断・代謝プロファイルテストを実施!(畜産科)

畜産科牛専攻生を中心に8月26日(月)、熊本県立農業大学校で代謝プロファイルテストを実施しました。農業大学校の獣医の山口教授の指導の下、15頭の成分分析を行いました。代謝プロファイルテストとは、人間の血液検査と同様で血液中の総コレステロール、肝機能をあらわすGOTやGPT、Ca、Pなどについて検査を行い、健康状態を確認しようというものです。「牛の繁殖成績改善」をテーマに取り組んでいるプロジェクト学習の一環として行いました。説明を受ける生徒たち

課題研究 チーズ作りに挑戦!(畜産科)

畜産科牛専攻の中の「酪農教育ファーム活動」に取り組んでいる4人でモッツアレラチーズとストリングチーズ作りに挑戦しました。牛乳を使ったチーズを中心にいろいろな加工品作りに取り組んで酪農の魅力を熊農から発信していきたいと考えています。

農業クラブ家畜審査競技会に参加!(畜産科)

7月12日(金)に開催された熊本県学校農業クラブ家畜審査競技会に参加しました。乳牛部門ではホルスタイン種の搾乳牛4頭を並べてその序列を競いました。肉牛部門では、黒毛和種の経産牛4頭で序列を競いました。熊本県内で畜産を勉強している5つの農業高校からのべ66名の生徒が参加して真剣に審査にチャレンジしていました。

本校からは、乳牛部門に出場した3年生の女子生徒が優秀賞を獲得することができました。これから秋に向けて肉牛共進会や乳牛の共進会が続くので熊農からも牛と一緒に参加してさらに頑張っていきたいと思います。

牛の削蹄にチャレンジ!(畜産科)

令和になって初めての牛の削蹄実習を5月28日に体験しました。2年畜産科の「畜産」の授業の一環で実際にプロの削蹄師の方に来ていただいて説明を受けて体験学習にチャレンジしました。乳牛は体重が700kg近くあり1本の足に280kgの体重がかかっていることになります。牛を健康に育てるためには、削蹄師さんをはじめ多くの方の協力があっていることを身をもって知ることができました。

アイスクリーム製造(畜産科)


 学校の牛乳を使用して、アイスクリーム製造実習を行いました。班で協力しながら、美味しいアイスクリームを作りました。今後も、学校の生産物を使用した製造実習に取り組んでいきます。

入雛・体重測定(畜産科)


 5月18日(金)に入雛を行いました。約800羽のヒナたちを私たち専攻生(14名)と1年生(42名)を中心に飼育管理を行っていきます。秋ごろには、産卵を始めますので、是非初卵を買いに来てください。

豚についての講演会(畜産科)


 プライフーズカンパニーの村上様を招き、豚の基礎知識や家畜とは何かなど多くのことを学習しました。今回の講演会で学んだことを、今後の学習に活かしていきたいと思います。

削蹄講習会(畜産科)


 本校0Bの削蹄師さんを招き、削蹄講習会を実施しました。削蹄師さんのご指導のもと挑戦をしましたが、難しく悪戦苦闘をしながら取り組んでいました。

豚肉の成分分析(畜産科)


 
 熊本県産業技術センター食品加工技術室様に協力して頂いて、本校で育てた豚肉の遊離アミノ酸含量の分析を行いました。この結果を今後のプロジェクト活動に活かしていきます。

校内プロジェクト Ⅰ類最優秀賞

校内プロジェクト発表会において、楢橋さん(Z2)他7名の研究『シンデレラポーク~エコフィードを活用し肉質の向上を目指す~』がⅠ類最優秀賞を受賞しました。平成30年6月に行われる県大会に学校代表として出場します。

エコフィードを活用した畜産物生産の優良事例表彰式


(社)中央畜産会主催のエコフィードを活用した畜産物生産の優良事例表彰式にて、本校のブランド卵の活動が評価され、優秀賞に選ばれました。表彰事業は今年で3回目。高校が選ばれたのは初めてです。学校を代表し、畜産科3年生の市本くん、佐藤さん、野田さんの3名が東京都港区の表彰会場を訪れ、これまでの経過を報告しました。焼却されていた規格外ノリや養殖で処分問題になるカキ殻を養鶏に利用した研究で、卵の栄養価を改善するなどの結果が評価されました。

※補足
エコフィード(ecofeed)とは、“環境にやさしい”(ecological)や“節約する”(economical)等を意味する“エコ”(eco)と“飼料”を意味する“フィード”(feed)を併せた造語です。売れ残りのパンやお弁当等、食品としての利用がされなかったものや野菜のカットくずや非可食部等、調理の際に発生するもの等を利用して製造された家畜用飼料を指します。