新着情報

畜産科 NEWS

【畜産科】褐毛和種(あか牛)を子牛市場へ出荷しました

 11月13日(木)熊本県家畜市場で開催された褐毛和種(通称あか牛)子牛市場へ、本校で生まれたメスの子牛を出荷しました。

 

 当日は、県内一円から335頭のあか牛が集まり、会場内は活気溢れる雰囲気でした。

 セリ前には、当日集まったウシの品評会(体型の良さが評価される大会)があり、本校から出荷したウシがメス全体の3位に入賞し、推奨牛(おすすめのウシ印)に選出されました。

 そしてセリでは、体重333kgと発育の良さも評価され、平均価格以上の金額で購入いただきました。また、販売したウシは本校畜産科OBの農家さんに購入していただき、引き続きウシの成長を見に行きたいと思います!!

【畜産科】農場HACCP認証に向けたキックオフミーティング開催

畜産科の肉用牛部門では、将来的に農場HACCP認証を目指し活動を開始しました。

農場HACCPとは、畜産農場が取り組む、家畜や畜産物の安全を確保するための衛生管理の手法のことです。例えば、飼料の受け入れ・保管、投薬、消毒方法など、農場内の様々な工程で危害要因となりうるものを洗い出し、作業手順の見直しや改善策を行い、衛生管理システムを継続的に進化させていくものです。

10月30日(木)熊本県畜産会館で第1回目の会議を開き、畜産科3年生2名が参加しました。

なお、この会議は、県家畜保健衛生所や農業普及指導課などの畜産専門の県職員の方や県畜産協会職員のサポートを受けながら実施しています。

 

【畜産科】開放講座_小中学生対象「乳牛とのふれあい体験」

少し前の出来事ですが…10月11日(土)に本校開放講座を畜産科で実施しました。

今年は、乳牛へのエサやりや搾乳体験、そして最後にバター作りに挑戦していただき、最後は試食まで行っていただきました。

参加された4家族9人の小中学生とその保護者の方は、楽しみながらウシのことについて多くの質問を出してくれました!!

 

また来年も実施しますので、本校畜産科やウシに興味がある小中学生の参加をお待ちしています!!

【畜産科】世界相撲_ジュニア男子重量級世界一をクラスで報告!!

 アマチュア相撲の世界ジュニア選手権が9月13日、タイ国バンコクで行われ男子重量級(100キロ以上)で、畜産科2年尾川君が出場しました。

 初戦から準決勝まで順当に勝ち上がり、決勝の相手はモンゴル代表の選手との勝負でした。 相手は日本の高校に在籍し、全国高校選抜大会3位の実績がある相手でしたが、決まり手「押し出し」で個人世界一を勝ち取りました!!

 また、団体の選手としても出場し、日本ジュニア代表19連覇に貢献。見事個人、団体での2冠を達成しました!

 

 9月16日(火)に帰国し、翌日学校に登校した尾川君。朝からクラスのみんなに優勝の報告をしてくれました。

【畜産科】2年課題研究_課題解決に向けたアイディア創出学習

畜産科2年では、週2時間「課題研究」の授業を行っています。

その内容は、農場内や畜産全体、さらには地域の課題に対してその解決方法を見出し、実践していくものです。

 

2学期初回の授業は漫画「サザエさん」のひとコマを取り上げ、そこから気になる点や、気付いたことを書き出し、その後個人の気付きを皆で共有し合う学習活動を行いました。

【畜産科】小学生の畜産体験会実施

7月12日(土)JA熊本市主催の「あぐりキッズスクール」が本校で開催され、畜産科にも約30名の小学生がやってきました!

体験会では、乳牛や肉牛を学んでいる高校3年生が先生役として活動し、小学生と一緒に楽しみながら牛の可愛さを伝えることができたようです。

【畜産科】年次大会へ出発!!

明日6月20日(木)、熊本市植木文化センターを会場に熊本県学校農業クラブ連盟主催年次大会プロジェクト発表会が開催されます。プロジェクト学習とは、地域の農業生産や環境問題について課題を見つけ、それを解決するために調査や研究を行い、その成果を発表するものです。

本日6月19日(木)は受付及びリハーサルのため、本校代表として畜産科から出場する2チームが本校を出発しました。

出発前には、米村校長先生より激励の言葉をいただき、良い緊張感を持ってバスに乗り込みました。

 

「私たちの手で肥後五鶏を守る~肥後五鶏完全復活への道~」養鶏プロジェクト班

 

「持続可能な養豚経営を目指して」~「くまもとの赤」による地方創生プロジェクト~ 養豚プロジェクト班

【畜産科】ウシの胃の動きを確認し個体の健康状態をつかむ

 畜産科では、2年生になるとウシ(乳用牛・肉用牛)の専門的な学びがはじまります。

 本日、6月18日(水)はお産予定20日前の「まり」ちゃんと5日前にお産した「かねりょう」。ウシが食べた草を消化する胃(第1胃)の動く音をそれぞれ確認し、現在の健康状態を比較しました。

     お産予定20日前の「まり」ちゃん

5日前にお産を終えた「かねりょう」。体力が十分回復しておらず、やや胃内の音が小さかったです。これから食欲が上がるよう、飼育していきます。

 

【畜産科】ブタの赤ちゃんが連日誕生

畜産科では、6月11日(水)12日(木)の2日間続けて、計26頭の子豚が誕生しました!!この赤ちゃんたちは、デュロック種と言う品種で、本校畜産科では「熊本の赤ぶた」としてブランド展開しており、今後大きくなるまで育てていきます。

【畜産科】畜産科3年課題研究テーマ発表会・知的財産学習セミナー開催

畜産科3年生39名は、今年度1年間に亘って地域課題や畜産に関する課題解決を目標に取り組む科目「課題研究」のテーマ発表会を実施しました。この発表会には畜産科1~2年生も参加し、3年生の課題に対する着眼点やその解決に向けた実施計画などを学ぶ機会になりました。

また発表会終了後、山口大学から講師として来ていただいた陳内先生より農業に関わる「知的財産」やアイディア創出に重要な心構えについての講義がありました。この機会をとおして、新しい知や価値を創造するためには日々考えながら生活することの大切さや観察によって身に付く力について学ぶことができました。

 

【畜産科】第57回肥後チャボ展に出品とお手伝いに行ってきました!

令和7年6月7日〜8日、養鶏プロジェクト生で第57回肥後チャボ展に参加してきました。

達磨(だるま)チャボ、大冠桂(たいかんかつら)チャボの2品種の品評会と久連子鶏(くれこどり)・熊本種・地すりの展示のお手伝いをしてきました。本校も1番(つがい)出品し「全国天然記念物日本鶏保護協会」より、優秀賞をいただくことができました。

ひよこの触れ合い会では、特に子供に大人気で好評でした!

地域の伝統やそれを守っていく大切さを学べるとても良い機会でした。

【畜産科】you + you くまもと「新茶まつり」へ畜産科ブランド品(生産した畜産物)販売

 5月24日(土)熊本市南区高平にある「you+youくまもと農畜産物市場」にて毎年恒例の「新茶まつり」が開催され、畜産科の「鶏卵」及び「豚肉の精肉」、「ソーセージ」の販売実習を実施しました!!

 1年生にとっては初めての販売会参加で、最初は恥ずかしがりながらも時間が経つごとに商品の説明やお客様への声掛けする姿が見られ、午前中から完売する商品が出るほど盛況でした。

 

 畜産科では、家畜の飼育に関する学習から畜産物の「加工」「販売」までの学習をとおして、より良い畜産物の生産につなげる学習活動を展開しています!!

【畜産科】「課題研究(2年)」アイディアをカタチにしよう!!

 畜産科2年生は週に2時間「課題研究」の授業があり、身の回りの課題発見やその解決に向けたアイディア発想、そしてその学習成果をさらなる改善へとつなげる「思考の方法」を学んでいます。

 

 5月19日(月)の授業では、10㎝四方の工作用紙とハサミのみを使ってどれだけ高いタワーを作れるかにチャレンジしました!!

① まずは、頭の中で考えたタワーのカタチをワークシートに書き込んでいきます。

② 設計図を完成させた後は、ハサミを使って工作用紙をカットしていきます。

③ それぞれ思い思いのタワーが作られていきましたが、最初に頭の中で考えた設計図どおりにはいかないようです。ここで、やってみる(体験する)ことで新たなアイディアが生まれることを体感しています。

④ タワーが完成した人から高さを計測します。

本日、クラスの中で最も高いタワーを作った生徒の記録は51㎝でした!!

この授業をとおして、生まれたアイディアはその人の財産(知的財産)であり、尊重しなければいけないことや、少しでも高いタワーを作りたいという意識(課題意識)と体験(知識や技術の習得)を掛け合わせてアイディアは生まれることを実感できたようです!!

【畜産科】畜産科での生産物(鶏卵・生乳)を使った食品製造の授業

 畜産科2年生では、食品の製造に必要な知識と技術や食品の安全・安定製造に求められる能力を養うために「食品製造」の授業を取り入れています。

 これは、畜産科での学びを家畜の生産学習だけではなく、その先の食品製造や畜産物の販売学習へとつなげるためです。

 5月15日(木)の授業では、朝の実習で集めた「鶏卵」と殺菌処理した搾りたての牛のミルクを使い、アイスミルクの製造実習を行いました!!

 

【畜産科】ウシの妊娠鑑定実習

 5月10日(土)開催予定でした体育大会が明日11日(日)へ順延になったため、今日は通常の授業日でした。

 畜産科3年の大家畜(ウシ)専攻生にとっては絶好のチャンス!!妊娠鑑定を先延ばしにしていたホルスタイン種の受胎確認をエコー(超音波診断装置)を使って実施しました!

結果は…推定6cmの胎児を発見!!足や脊椎(せきつい)がはっきり見え、胎児が動く様子も確認できました!!

【畜産科】春休み期間も家畜のお世話に励みました!!

 本日、4月8日(火)から新学期がスタートし、新しい学年での学校生活を送り始めます。本校では、3月25日(火)から約2週間春休み期間として、生徒たちは新学期の準備を進めてきました。その間、畜産科の生徒は、当番生で家畜の管理を行ってきました!

  

  

 実習に取り組むなかで、3年の生徒が2月に生まれたくろ牛の子牛を観て、あることに気付いていました。それは…お腹の下に生えている下が伸びていることです。

   

 人間も含めて、お腹が冷えると体調を崩しやすくなり、結果、風邪をひくことがあります。そのため、この子牛は自己防衛機能が働き、自然と毛が長くなったと考えられます。

 このように牛の状態を見て飼育方法の改善を図ることは、畜産を学ぶうえで大変重要です。

【畜産科】粗飼料を多く与えた「あか牛肉」の試食会開催

 2月19日(水)放課後、熊本市中央区新屋敷にあるイタリアンレストラン「アンティーカ・ロカンダ・ミヤモト」にて本校産あか牛の試食会を開きました。

 この活動は令和5年からの取り組みで、できる限り地域産の餌を牛に与え、資源の循環を目指してきました。

 試食会に先立ち、畜産科3年生から活動の紹介を行い、その後、本会の開催に御協力いただいた宮本シェフよりお肉の特徴について説明がありました。

 

 試食会では「あか牛」のステーキやローストビーフなど肉の部位毎に調理いただき、赤身主体のお肉のおいしさに引き込まれる感覚でした。

 私たちが生産した牛をと畜・解体を経て熟成肉へ仕上げていただき、今回お肉の特徴を見極めながら調理されるまでの過程はまるでバトンリレーのように感じました。そして、あらためて畜産物の生産から消費されるまでの流れを認識でき、これまで以上により良いお肉の生産学習に励んでいきたいと強く思った会になりました。

【畜産科】農業鑑定競技会実施

 2月18日(火)、畜産専門授業の中で「農業鑑定競技会(畜産の部)」を実施しました。この競技は、家畜の品種や飼料作物から飼育管理に必要な器具や農業機械など、幅広い分野の名称や使用目的などを制限時間内に答えるものです。

 畜産科1年生は2限目の時間に競技に臨み、日頃学習してきたことを思い出しながら回答していました。

★地方創生担当大臣賞受賞★「地方創生☆政策アイデアコンテスト」2024 最終審査会(畜産科・養豚プロジェクト)

12月7日(土)地方創生☆政策アイデアコンテスト最終審査会が内閣府本府庁舎・中央合同庁舎で開催され、九州ブロック代表として本校養豚プロジェクトチームが出場しました!!

「地方創生☆政策アイデアコンテスト」は、RESASやRAIDA等を活用した地域課題の分析を踏まえた、地域を元気にする政策アイデアを募集するコンテストです。

 

「養豚ガールズによる地方創生プロジェクト」と題した発表では、県内において養豚農家が減少している現状をどうにかできないか...。そのために「くまもとの赤ブランド」としてエコフィードを与え赤豚の飼育体系を確立し、新ブランドを立ち上げ地域活性化につなげたい思いをまとめたものです。

 

 最終審査会では、高校生・中学生以下の部、大学生以上一般の部からそれぞれ地方審査(第一次・第二次審査)を勝ち上がった9グループがプレゼンテーションを行いました。視聴者アンケート結果では、アイディアが面白い25%、実現性が高い31.3%、プレゼンがすごい37.5%などの評価をいただき、審査員の方からも「地方創生のカギはまずは現状を知ってもらうことが大切。注目されることで活動の輪が広がると思います」と心強いコメントをいただきました。

今後もこの活動を続け、さらに畜産業の発展へつなげていきたいと思います!!

 

地方創生☆政策アイデアコンテスト2024 最終審査会公式HP

https://www.youtube.com/live/Wp56wgGncMw【2:12:40から本校発表場面】

 

 

 

ホルスタイン種の雌牛から褐毛和種(あか牛)の元気な子牛が誕生!!(畜産科)

 本日(10月31日)早朝、お産の予定日が過ぎた母牛が落ち着かない様子が分娩カメラに映っていました。

 この様子から、いよいよお産が始まるようです。この母牛は、10月19日お産予定日でしたが、12日遅れでのお産。無事に産んでくれるのか心配です。

 行動の変化が現れた時間から一時間余りが過ぎ、母牛は横になると胎児が少しずつ姿が見えてきました。

 朝から家畜の管理に励んでいた生徒たち立ち会いの下、午前8時10分過ぎ元気な雌の子牛が誕生しました!!

 そして誕生から約50分で子牛は立ち上がり、母牛のお乳を飲む姿が確認できました!!

待ちに待った雛(ヒナ)の飼養管理実習〔畜産科〕

 畜産科1年生では、農業と環境(飼育)の授業内で採卵鶏の一生について学んでいきます。

 今日4月26日(金)、産まれたばかりの雛約800羽が本校にやってきました。

 これから朝夕の当番実習や授業の中で雛の成長や飼育管理の方法について学んでいきます。

 

 

また、牛部門では、午前10時前に4月25日お産予定の牛から元気なオス子牛が誕生しました。

新しい命が誕生し、畜産科の農場はさらに活気に満ち溢れています♫

妊娠鑑定実習(畜産科)

 3月11日(月)午後、牛部門の実習で妊娠鑑定を実施しました。

 本日鑑定を行った乳牛は、1月26日に人工授精を実施し、授精後45日が経過した個体です。

 超音波装置を用いて子宮の様子を確認したところ、約4cm程度の大きさの胎児が確認でき、新しい命が誕生したことを皆で喜びました!!

オーストラリア(豪州)研修参加生徒による畜産アンバサダー(畜産大使)活動(畜産科)

 2月1日(木)ホテルニュープラザ久留米で開催された「令和5年度九州ブロック国際化対応営農研究会in福岡」へ参加し、昨年8月に参加した国際農業者交流協会主催「畜産ティーンプロジェクト・豪州研修」について報告しました!!

 

 畜産科2年井さんは、楽しかった豪州研修の思い出について発表し、同じく畜産科2年原田さんは、高校で経験している日本の畜産業と今回経験した豪州農業との比較や、海外での学びで将来の目標が明確になったなど、それぞれの想いを発表しました!!

 

黒毛和種「ひでこ号」「さつき号」登録検査受験!!(畜産科)

 1月29日(月)生後20ヵ月齢を過ぎた2頭の黒毛和種雌牛が登録検査を受検しました。

 登録検査とは、将来、子牛を産むにあたってその能力を点数化し、十分に満たしているか登録検査員の方に判断していただくものです。

 全国の黒毛和種雌牛の平均点が80点程度であるなか、「ひでこ号」「さつき号」とも平均を大きく上回る評価をいただきました。

 この2頭はこの春、初めての子牛をお産する予定ですので、大切に育てていきます!!

 

【畜産科】課題研究発表会

 1月19日(金)2~4限目、畜産科3年生課題研究発表会を実施しました。

 大家畜(ウシ)、食品製造(ブタ)、実験動物(トリ)の3部門から20テーマの発表があり、プレゼンを聴いた1,2年生からも活発な質問が挙がってました。

 今後、それぞれの内容は2年生に引き継がれ、そのうち数テーマが3月14日に予定されている校内プロジェクト発表会へ出場します。

 

「収穫感謝祭」当日にあらたな命が誕生!!(畜産科)

 11月10日(金)本校では実りの秋に収穫を得たことの喜びを共に分かち合い、いただく命に感謝する「収穫感謝祭」が実施されました。

 畜産科では屋内で1~3年が集まり、3年生による進行のもと畜産物を生産してくれる家畜への感謝や日頃の給餌(きゅうじ)や畜舎の清掃、搾乳実習の重要さをあらためて確認し、クラスの代表が調理してくれたカレーを会食しました。

 

 ちょうどその時間、牛舎では11月9日分娩予定の「つるひめ」が雌の子牛を出産!!

収穫感謝祭当日に生まれたのも何かの繋がりですね!!

 

「天草大王」(原種)がやってきた!!(畜産科)

 10月19日、県農業研究センター畜産研究所中小家畜研究室より、「天草大王」(原種)30羽が本校鶏舎へやってきました。

 この品種は、昭和初期頃に一度絶滅しましたが、平成4年から研究機関により復元に向けた取り組みが行われ、現在、県農業研究センター畜産研究所にて飼育されています。

 今回、本校にやって来た理由は、これからの冬の時期「高病原性鳥インフルエンザ」が発生する可能性があるため、一ヵ所で飼育していると全羽が病気に罹るリスクが高まります。そのため、数ヵ所で飼育場所しリスクを分散することを目的としています。

 本校に来た30羽は現在、元気に育っています!!

 

 

オーストラリア畜産研修体験記 Day9(畜産科)

 研修9日目を迎えた8月14日(水)はホストたちとお別れの日です。少しずつこのオーストラリア研修が終わりを迎えようとしていることに寂しさを感じました。 ランチの前、市長さんからこのオーストラリア研修を終えたことの賞状を1人づついただきました。その喜びをホストファミリーと分かち合うために写真撮影を行いました!

 ランチを食べ別れの時間となったとき、気持ちが溢れ泣き出してしまった友人もたくさんおり、皆それぞれがファームステイが有意義であったことが窺えました。

 午後は市内のホテルに移動し研修発表会の準備をスタート。ある程度発表資料ができた班から近くのショッピングセンターへ行き、最後の観光を楽しみました。やはり、日本では見慣れない食べ物やその大きさにワクワクが止まりませんでした!

オーストラリア畜産研修体験記 Day8(畜産科)

 8月14日、研修8日目の朝を迎えました。研修生は各ファームステイ先で1日を過ごすことになっています。

農作業の手伝いをしたり、買い物に行ったグループもあり、ホストファミリーとプロジェクトメンバーと楽しい週末を過ごすことができました。

 私のファームステイ先ではケアニーナという牛のステーキを夜ご飯で食べました。赤みがとても美味しかったです!

また、デザートに作ったガトーショコラは最高に美味しかったです!

オーストラリア畜産研修体験記 Day7(畜産科)

 今日と明日は休日のため、ファームステイのホストたちとそれぞれのファームごとに過ごしました! いつもより朝ゆっくり起床し、近隣にある湖で船に乗りました。また、湖に向かう途中には、カンガルーやワラビーを探しに行ったり、オーストラリアならではの体験ができました。

 ファームスティの方とショッピングに向かう途中、とある所に立ち寄られました。なんと、そこで首にヘビを巻き付けることに。もう二度と味わうことが無い経験でした。

 ステイ先に戻り、ホストとゆっくりとティータイムや農作業を手伝い一日が終わりました。

私たちはこの休日を通してさらにファームたちや一緒に泊まっているメンバーと仲良くなり、オーストラリアをより満喫しました。

 

オーストラリア畜産研修体験記 Day6(畜産科)

 今日は昨日に引き続きマランダ高校を訪問しました。1時間目は質問タイムが設けられ、オーストラリア全土の農業について教えていただきました。

 2・3時間目は牛の妊娠鑑定実習及び農場見学が組み込まれ、妊娠鑑定は負担をかけないため数人のみが実施しましたが、初めてきちんと見ることができたため学びが多かったです。

 4時間目はマランダ高校でお世話になった生徒や先生たちとティータイムの時間でした。ここで一人ひとりに2日間のマランダ高校研修を終了した証に賞状をいただきました。ティータイムでは、ここで出会ったお友達に日本のお菓子を渡したり、インスタグラムを交換したり…各々最後の時間を楽しみました。

オーストラリア畜産研修体験記 Day5(畜産科)

 研修5日目はマランダ高校を訪問し、現地の高校生と一緒に農業の授業を受けることからスタートしました。また、ヤギの飼育を見学し、子ヤギにミルクを与える体験もできて楽しかったです。本校にはヤギがいないため、とても新鮮に感じました! その後、マランダ高校で日本語を学ぶ生徒からのインタビューを受けました。友達が出来て楽しい国際交流をすることが出来ました!また、昼食は一緒にハンバーガーを食べ、お互いの国の紹介などをする機会もありネイティブの英語を聞き取る難しさを感じました。

 

 最後に、牛の耳標に機械をかざすだけでその牛の性別、1か月前の体重、子牛を何回産んだか、今まで罹った病名などの情報が得られるシステムが紹介され、こんな小さな耳標に多くの情報が詰まっていることにびっくりしたのを覚えています。本当に貴重な体験が出来て良かったです!

オーストラリア畜産研修体験記 Day4(畜産科)

 研修4日目! 午前中は有機農業をやられている酪農家の方を訪問しました。ここで作られているチーズとアイスを試食し、工場見学、そしてファーム見学も!チーズが美味しくてバクバク食べてしまいました笑。実際にやられている有機農業についてはまだまだ勉強不足で、話についていけず…それでも通訳の方や同行してくださいっている方々のお陰でザックリと知ることが出来ました☺

 

 

 午後はブティック(日本で言う6次産業化)をされている酪農家の方を訪問。ここでは60頭ほどの乳牛からチーズやチョコレートを生産されていました。私達はVRで搾乳体験&農場見学を行いました。

 私は初めて見るロータリーパーラーにワクワク!!でも、こんなにも広いオーストラリアでも抱える乳牛の課題は同じで、消費者の理解度を上げたいとおっしゃられてました。

 

 

 

オーストラリア畜産研修体験記 Day3(畜産科)

 研修3日目は75年の歴史ある競り市場見学からスタートしました。牛を買う時に意識していることは体重・角・長旅に耐えられる体力だそうです。この日で1番牛を買った人は200頭を超えていると聞きとても驚きました。

次に、肉牛農家のフィリップさんにお話を聞きました。アンガス種とマリーグレーの交雑種と見せていただきましたが、どこか日本の在来種である黒毛和種と似ていて、とても可愛かったです!

 1日の終わりは、天空の城ラピュタのモデルとなったイチジクの木を見に行きました。3つの木が合体した大きな木はとても迫力があり神秘的でした。

オーストラリア畜産研修体験記 Day1-2(畜産科)

 畜産科2年の井さん、原田さん2名は、8月6日から15日までの9日間、オーストラリアクイーンズランド州で畜産研修を体験しました。

 この研修は、公益社団法人国際農業者交流協会主催で、次世代の畜産業を担う人材育成を目的に実施されています。研修の参加者は、全国から選ばれた20名が参加し、海外に渡る前からオンラインによる事前研修を経てオーストラリアへ出発しました。

これから数回に分け、海外研修の様子をアップしていきます。

 

 畜産ティーン育成プロジェクトに参加している畜産科2年の私たち2人は、オーストラリア・クイーンズランド州での研修を受けてきました。事前研修をオンラインで行っていたために、全国から集まった高校生とも気兼ねなく話す事が出来ました。

 

  研修1日目は約 7時間のフライトに時間を費やし、オーストラリア入国後いよいよ2日目の研修が始まりました。午前中は牛・豚・鶏・ワニに加えて、ソーセージやハムを作られている加工場に行きました。案内してくれた経営者の印象的な言葉は「肉を食べると健康になる」というもので、健康=野菜のイメージが強い日本との感覚の違いを感じました。

 午後はパパイヤファー厶をメイン、サブで放牧という形で経営されている方を訪問。パパイヤを牛にあげる体験をしました。

 この後は、6班に分かれてファームステイ先へ移動し、慣れない土地にワクワクしながら1日目が終了しました。

ふれあい体験会&バター作り実施〔JA熊本市主催あぐりキッズスクール〕

9月2日(土)、ウシとのふれあいや乳加工体験をとおして、畜産や酪農への興味関心を高めていただく「あぐりキッズスクール」が開催され、小学生とその保護者の方が畜産科エリアに訪問されました。

 

小学生の皆さんを案内するのは、畜産科3年生の奥村さん、吉原さん。2名は「課題研究」の授業で「酪農体験によるウシや酪農業への意識の変化」をテーマに掲げ、調査を行っています。

 

 

 小学生の皆は時間が経つにつれウシとの距離もギューッと縮まり、楽しんでいる様子がうかがえました。また、アンケートにも沢山のコメント記入いただき、私たちにとっても有意義な機会になりました!!

小学生の皆さん、有り難うございました!!

黒毛和種「ひでこ」号、県大会への出場権獲得!!(畜産科)

9月1日(金)熊本県家畜市場にて、中央支所(菊池郡市・大津町・熊本市地域)畜産共進会が開催されました。

 

共進会とは、各農家が飼育する雌牛を一同に集め、その飼育管理技術や牛の体型の良さを競い、牛の改良やよりよい畜産経営へつなげることを目的としています。

 

 「かねりょう」号のハンドラーは畜産科2年江藤君     「ひでこ」号のハンドラーは畜産科3年宮﨑君

 本校から、「ひでこ」「かねりょう」2頭の雌牛を出品し、第4部(生後15ヶ月異常、23ヶ月未満)でそれぞれ3位、5位の結果でした!!

 

 3位に入賞した「ひでこ」号は、11月4日(土)同じく県家畜市場で行われる「ふれあい畜産祭り」への出場の権利を得ることができました。

 

 本校畜産科OBで現在、農林水産大臣政務官であら    県大会での上位入賞に向け、学校到着後さっそくミー   

 れる藤木眞也様から激励いただきました。         ティングを行い、今後やるべきことを確認しました。   

食味会!!!

7月19日に畜産科3学年合同の食味会が開催されました。

 

日頃から管理をしているブタを頂くことで、命の大切さと食材への感謝の気持ちを再確認できるとても良い時間でした。

 

3年生の養豚専攻が中心となり、本会の意義や育てているブタの説明等もありました。

お肉はとても柔らかくておいしくジューシーでした!!

みんなで楽しく頂く事ができました☺

課題研究テーマ発表会(畜産科2年)

 7月10日(月)5~6限目、畜産科2年生の「課題研究」の授業では、「農場の不便をカイゼンしよう!」テーマにした発表会を実施しました。

 生徒はグループに分かれ、日頃実践している家畜の飼育管理実習内で感じている「困った」や「不便」を挙げ、その要因を洗い出し、このようにカイゼンできるのでは?などのアイディアを発表しました。

・トリの餌箱から飼料がこぼれやすく、餌が無駄になっている。

・水槽に水を溜めていることを忘れて溢れることがよくある。

・餌の種類が多く、見分けが付きにくい。

 その発表に対して、他の生徒から疑問点やもう少し説明を聞きたいなどの質問が挙がりました。

 今日挙がった質問等を踏まえ、今後の授業ではカイゼンに向け実践を行い、より良い飼養管理実習の実現に向けた授業内容に移っていきます。

「まり」元気な雌子牛を出産!!(畜産科)

 6月21日、初めてのお産予定日だった「まり」が、本日2日遅れて元気な雌子牛をお産しました。

 午前9時に1回目の破水が起こり、いよいよお産が始まりましたが、一向に子牛の足が出てきません。そのため、人の介助が必要と判断し、午前11時より助産を始めました。

 

 

 初めてのお産を迎えた「まり」にとって、自分で産むのは難しかったようです。

 

 「まり」が力むタイミングに合わせ、少しずつ引き出すと前足や鼻が出てきました。そして助産から30分後に雌子牛が誕生!!

 

 すぐさま人工呼吸で酸素を送り込みます。

 

 その後産まれたばかりの子牛はしっかり頭を上げ、「まり」が優しく舐めあげていました!!

 

あか子牛の出荷!!!(畜産科3年生)

 畜産科3年生の牛専攻生は6/15(木)熊本県家畜市場にて開催された「褐毛和種子牛市場」へ本校産子牛を出荷しました。

市場に初めて足を運ぶ生徒ばかりで、300頭を越える子牛に圧倒されながらも、たくさんの農家さんが手塩にかけて育てたウシたちを見ながら「あれがいい、これがいい」と選牛眼を養っていました!

 また、現場実習でお世話になった農家さんから「家の牛を引いてくれ」と頼まれることもあり、横の繋がりの大切さと可愛がってもらえてる喜びを感じました

 

 自分たちのウシはというと体重336kgと平均よりも大きく、買い取り価格も622,000円と平均以上の価格で購入いただきました!

 

生徒たちももっと良い牛を生産したいと目を輝かせいていました!!!!

教育実習生から学科の後輩へ向けた講話(畜産科)

 6月13日(火)1限目は、畜産科1年~3年が体育館に集まり学科集会を実施しました。

 そこで、6月2日(金)から教育実習で来られている畜産科卒業2名の教育実習生に、自らの高校生活を振り返り教職を目指すきっかけを話していただきました。

 後輩の在学生は、身近な先輩たちからの話しに耳を傾け、今後の進路選択の参考になったようです。

2023 畜産ティーン育成プロジェクト事業 事前研修会スタート(畜産科)

 畜産科2年生の井さん、原田さんは、全国の畜産を学ぶ高校生を対象にした「2023 畜産ティーン育成プロジェクト事業」(国際農業者交流協会主催)へ応募し、見事採択されました。本事業は、①事前研修「日本の畜産を学ぶ」②現地研修「オーストラリアの畜産を学ぶ」③畜産アンバサダー活動「畜産の魅力を自分の言葉にし発信していく」の3つで構成され、8月6日から10日間の日程でオーストラリア研修が予定されています。

 

 本日6月12日(月)は事前研修の1日目で、自己紹介やオリエンテーション中心のオンライン研修でしたが、全国から集まった畜産を学ぶ高校生と積極的に交流を図っていました。

 

黒毛和種子牛市場出荷(畜産科)

 畜産科3年の牛専攻生は、6月8日(木)県家畜市場で行われた黒毛和種子牛市場へ本校産子牛を出荷しました。

 この子牛は、ミルクを与え育てる時期に体調を崩しましたが、出荷体重は334kgで本日行われた市場へ出荷された子牛の平均体重324kgを上回ることができました。

 昨年の8月に誕生し、生徒たちが毎日餌を与え、育ててきた子牛の価格は740,300円と平均価格より64,000円以上高値で購入いただきました。

 

 今後は長崎県の農家さんで肥育されますが、これからも元気に育ってくれることを願っています!!

 

 

「まり」登録検査受検

 令和2年5月2日生まれ、生後25ヶ月の「まり」は本日6月1日に登録検査を受けました!

 登録検査とは、牛の体型などを検査し、将来、子牛を産ませる母牛として十分な能力を持っているかを判断するものです。県畜産協会の登録委員の方や畜産農協職員の方が来校され、そのなかに令和4年3月に本校畜産科を卒業した卒業生の姿もありました。

 

 

 登録検査終了後、県畜産協会登録委員の方から牛の見方について「ミニ講座」を開いていただき、牛の審査についても勉強することができました。

農業鑑定競技会学科予選会実施(畜産科)

 5月24日(水)、畜産科1年から3年生の全員を対象に農業鑑定競技会学科予選会を実施しました。

 

 農業鑑定競技会とは、日頃の学習で習得した畜産(農業)に関する知識や技術の習熟度を競うものです。本日の競技会で優秀な成績を収めた生徒は、7月5日本校体育館で開催予定の農業鑑定競技会県大会へ出場します。

 

農業鑑定競技会ではこのような問題が出題されます。

 

鶏卵・生乳を使ったアイスクリーム製造実習

 畜産科では365日、家畜(採卵鶏、ブタ、ウシ)の飼育管理を行っています。本日、2年生の食品製造の授業では、今朝生産された鶏卵と生乳を使ってアイスクリームを製造しました。

乳牛のBCS⁇調査

 本日の大家畜専攻生(畜産科3年牛専攻生)の授業は乳牛(ホルスタイン種)のBCS調査でした。

 BCSとは、ボディー・コンディション・スコアの略で、体の栄養度を測定し痩せ気味、太り気味を評価するものです。

 なぜこのような調査が必要なのか。それは、人を含め動物は食べ物(牛は飼料)から栄養を摂取し、①自分自身の体の維持②お乳や肉の生産③妊娠や胎児の発育に必要な栄養の順番で栄養を利用していきます。そのため、過剰に栄養を摂取した場合、脂肪として体に蓄積していきます。牛を飼育していくうえで、家畜へ必要以上(家畜が必要な栄養以上)に飼料を与えることは経営的にマイナスになります。

 そのため、大家畜専攻生は牛のBSCを評価し、現在与えている餌の量が適正かどうか評価し、餌量の検討を実施しました。

 

 

採卵鶏の雛がやってきました!!

 畜産科実験動物(養鶏)部門では、常時800羽の採卵鶏(鶏卵を生産する鶏)を飼育し、規格外海苔を混ぜた餌を与え産んだ卵「海苔ノリたまご♥黄身に夢中♥®」を販売しています。

 本日、4月24日は800羽の雛たちが学校に到着し、さっそく3年養鶏専攻生が水や餌を与えました。

 今後、1年生の授業「農業と環境(飼育)」で飼育観察を行い、秋頃には初卵を産む予定です。