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2023年4月の記事一覧

乳牛のBCS⁇調査

 本日の大家畜専攻生(畜産科3年牛専攻生)の授業は乳牛(ホルスタイン種)のBCS調査でした。

 BCSとは、ボディー・コンディション・スコアの略で、体の栄養度を測定し痩せ気味、太り気味を評価するものです。

 なぜこのような調査が必要なのか。それは、人を含め動物は食べ物(牛は飼料)から栄養を摂取し、①自分自身の体の維持②お乳や肉の生産③妊娠や胎児の発育に必要な栄養の順番で栄養を利用していきます。そのため、過剰に栄養を摂取した場合、脂肪として体に蓄積していきます。牛を飼育していくうえで、家畜へ必要以上(家畜が必要な栄養以上)に飼料を与えることは経営的にマイナスになります。

 そのため、大家畜専攻生は牛のBSCを評価し、現在与えている餌の量が適正かどうか評価し、餌量の検討を実施しました。

 

 

採卵鶏の雛がやってきました!!

 畜産科実験動物(養鶏)部門では、常時800羽の採卵鶏(鶏卵を生産する鶏)を飼育し、規格外海苔を混ぜた餌を与え産んだ卵「海苔ノリたまご♥黄身に夢中♥®」を販売しています。

 本日、4月24日は800羽の雛たちが学校に到着し、さっそく3年養鶏専攻生が水や餌を与えました。

 今後、1年生の授業「農業と環境(飼育)」で飼育観察を行い、秋頃には初卵を産む予定です。

 

畜産科 学校農業クラブ「意見発表会」開催

 意見発表会とは、日頃の畜産関係科目の学習をとおして、学んだり考えたりしていることやそれらを発展・応用したいという生徒一人一人の意見を発表するものです。

 

 4月18日(水)、畜産科1年~3年から選出された代表者9名が学科生徒の前で自らの意見を述べてくれました。

 

 発表された内容は、現在取り組んでいる研究について自ら考えていることや、自らの将来の夢実現のため、畜産科で学びたいことなど、様々なテーマに亘ったものでした。

 今大会の上位2名が4月27日(木)実施予定の校内意見発表会へ畜産科代表として出場します!!

第10回全日本ブラックアンドホワイトショウ全日程終了

 4月14日(金)~15日(土)まで静岡県御殿場市で開催されたホルスタインショウに畜産科3年宮﨑君、同じく畜産科2年大手君、奥村さんが参加し、全国の酪農家や高校等から出品されたホルスタイン種の体型の良さを競い合いました。

 本校から出品した生後18ヶ月齢の未経産牛「ラン号」は上位入賞こそ叶わなかったものの、全国の優れた牛と競ったことで、生徒たちは今後の牛の改良や飼育技術の習得に向け意欲を高めることができました。

 

 本大会に参加するにあたり、熊本乳牛農協様をはじめ、同じ熊本県団として出品された県内酪農家の皆さんなど、多くの方から御支援いただいたことに、感謝申しあげます!!

 本校出品牛「ラン号」をリードする大手君

学校対抗の部で上位入賞を果たした菊池農業高校の牛を菊農生とともにリードさせていただいた宮﨑君

第10回全日本ブラックアンドホワイトショウ・2023セントラルジャパンホルスタインショウ出場

 4月14日(金)から15日(土)の2日間、静岡県御殿場市で開催されるホルスタインショウへ参加するために、4月12日(火)熊本を出発しました。

 現在のところ出品牛の「ラン」は体調の変化もなく食欲も旺盛で、明日の本番に向け生徒たちが毛刈り等の調整に励んでいます!!

4月12日(火)トラックに牛を積み込み静岡県に向け出発しました。

移動中はトラック内で餌やりを行います。

4月13日(木)明日の本番に向け毛刈りを行っています。

静岡県御殿場市は快晴です!

熊本乳牛農業協同組合(熊乳協)様より激励いただきました!!

 畜産科で飼育しているホルスタン牛(愛称:ラン)が、来たる4月14日(金)~15日(土)静岡県御殿場市で開催される第10回全国ブラックアンドホワイトショウへ出場いたします。

 そこで本日、本校畜産科OBでもあられる熊乳協 坂本組合長様より、金一封をお贈りいただきました!!

 5年に一度しか開催されない本大会へ参加できる生徒が、多くの経験や学びが得られるよう、有効に利用させていただきます。

 本当に有り難うございました!!