校長ブログ

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いよいよ3学期が始まります!

明日からいよいよ3学期が始まります。今日は3学期に向けた主任主事による運営委員会、職員会議、各部・学年の会議等を行いました。職員会議の冒頭では新年、新学期にあって私から先生方に話をさせていただきました。

『昨年は年度早々からコロナウイル感染症拡大による全国的な臨時休校、豪雨、台風による臨時休校、また極め付けは年末の本校におけるコロナウイルス感染による10日間の臨時休校とコロナに翻弄された9か月だった。先生方の適切な対応により、どうにか乗り越えることができたが、これは長期化することを覚悟しなければならない。

これらはどちらかと言うとデフェンシブな対応であり「守」の1年だった。今年は本校の課題や新しいことにチャレンジし、変えるべきところは変えるという気概を持ったオフェンシブな1年にしたい。そこで、今年の1文字を「攻」とした。前例踏襲、これまで通りを打破し、果敢に攻めどんどん皿を割っていく1年にして欲しいと思う。』という話をしました。

昨年から取組んでいることで、何とか形にしたいと思っている課題も多く、遣り甲斐のある1年になると思っています。明日は初日から寒さが厳しく、積雪等の心配もありますが、全校生徒が元気に登校してくれることを心待ちにしているところです。

 

今年もよろしくお願いします!

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。皆様方も素晴らしい新年をお迎えになられたことと思います。本校でも3日からすでに初練習や必勝祈願のお参り、受験のための自学自習などの活動が動き出しています。昨年はコロナウイルスに翻弄された1年でしたが、1日も早くコロナが収束し、何の制約もなしに心おきなく教育活動できる日常が戻ることを願うばかりです。しかしながら、年末年始を通して収束の兆しはなく、1都3県では緊急事態宣言が発出される状況となっています。本当に先行き不透明な状況のまま新学期を迎えなければなりません。

1年延期となった東京オリンピック・パラリンピックもどうなることか、これを目指して頑張ってきた選手を始め関係者のことを思うと心が痛みます。私も前の職場で事前のキャンプ地誘致や聖火リレーに関わっていましたので何とも言えない心境でいます。

学校においても3学期は年度の締め括りと新年度に向けた準備で極めて重要な学期です。高校入試や卒業式なども控えています。このコロナ禍の中で適切に判断し様々な事柄を進めて行かなければなりません。生徒たちの安全・安心を最優先にしながら、学びの保障も確保する必要があります。

これまで以上に教職員が一致団結して「チーム菊高」で全力で事に当たりたいと思っていますので、今年1年よろしくお願い申し上げます!

皆さん、良い年をお迎え下さい!

今日は12月30日ですが、部活動、受験対策、なんだかんだで本日まで学校での教育活動が行われました。28日で仕事納めであるにも関わらず、先生方の頑張りには頭が下がります。「働き方改革」が叫ばれている中、校長としてはあまり推奨できることではありませんが、学校教育を先生方のこのような活動に負うところが大きく申し訳ないと思う同時に、本当にありがたく、感謝の気持ちで一杯です。ライフワークバランスをしっかりと保ち、家庭での団欒の年末、年始もしっかり楽しみ、来年への英気を養って欲しいと思います。

4月の着任以来、コロナウイルスに翻弄されながらも、菊池高校に勤務することができた喜び、菊池地域の素晴らしさ、地域の最高学府、拠点校としての責任の重さなども十分に認識することができた9か月でした。教育活動ではこれまで当たり前にできていたことができないという、これまで学校教育で経験したことがないような事態で生徒たちには十分な教育や経験をさせることができず、大変申し訳なく思っています。

また、最後の最後には本校においてコロナウイルス感染症まで発生し、学校関係者や地域の皆様方にはご心配とご迷惑をお掛けしました。来年はこのコロナウイルスが収束し、この困難を乗り越えたことによって、これまで以上に強い思いでみんなが大きく前進できればと思います。私にとっては担当の先生に背中を押してもらい、このブログを始めたことが今年の大きな収穫でした。

皆さん、良い年をお迎えください。来る令和3年が皆さんにとって素晴らしい年であることを心から祈念しています!

コロナ禍にどうにか終業式を終えることができました!

本日、どうにか2学期の終業式を終えることができました。今週月曜日に10日ぶりに学校を再開したばかりでしたが、今日は終業式でした。8月24日の始業式から丸々4か月の長丁場でした。最後の最後にコロナウイルスに見舞われ何とも言えない学期末、年末でした。まだまだ、感染拡大やコロナ不安は完全に収束、払拭できていませんが、これも与えられた試練だと思い、菊池高校関係者みんなで乗り越えて行かなければならないと思っています。

2学期を振り返ってみると、コロナ禍にも菊翔祭文化の部を育友会の全面協力のもと実施することができました。生徒にとっては良き思い出になったと思います。また、このような状況の中で心配していた3年生の進路も順調に決定しています。最も残念だったことは2年生の修学旅行を実施できなかったことです。2年生のみんなには本当に申し訳なく思っています。何か代替になる思い出づくりができればと考えています。

生徒指導においても育友会の後押しをいただき、今一度、教職員が一致団結して取組を進めようと動きだしました。生徒一人ひとりが可能性を最大限に発揮できる学校にしたいと思っています。そのためにはその基盤となる基本的な生活習慣、規範意識等がしっかりしていないといけないと思います。

長いようで、短い2学期でしたが、各生徒、教職員一人ひとりがしっかり振り返り、課題を認識し改めるべきところは改め、次に向かって前進しまければならないと思います。終業式と言えども、年明けの共通テストに向け、年末年始返上で頑張っている生徒もいます。みんなで応援して下さい。全ての生徒、保護者、教職員に素晴らしい2021年を迎えられることを願っています!

 

 

昨日感染10例目が判明しました!

本日、県教育委員会から本校におけるコロナウイルス感染10例目の発生が報道機関へ発表されました。感染した生徒は濃厚接触者として検査を受け陰性となり、現在自宅待機中でしたが昨日の検査で陽性が判明しました。この生徒は本校が臨時休校となった12月11日(金)以降自宅で待機しており、生徒や教職員との接触はありませんでした。そのため学校は通常どおり、教育活動を行っています。

本生徒は保健所から24日(木)まで自宅待機の指示を受けており、その間に発熱し陽転しました。本人が一番つらかったと思います。改めてコロナウイルスの恐ろしさと最後の接触から2週間の自宅待機の重要性を痛感しました。今回は濃厚接触者、接触者がいなかったことが何よりでした。

本校は月曜日から10日ぶりに学校を再開しましたが、私自身が予想していた以上に生徒、保護者に対し今回の感染発生による後遺症としての登校不安が大きいという現実に直面しています。学校としては検査した全員が陰性になるまで検査を繰り返し、校内施設の消毒も完全に実施しました。

保健所、学校医・学校薬剤師の先生、県教育委員会など専門機関とも協議し、学校再開についての安全を十分に確認した上で学校の機能としての「学びの保障」に進んだつもりです。しかしながら、生徒や保護者の不安はなかなか払拭することができず、本当に申し訳なく思っています。

いよいよ明日が2学期の終業式です。令和2年最後の登校日となりますが、このコロナ危機が1日も早く終息することを願うばかりです。